JP6668665B2 - ロボット装置 - Google Patents

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本発明は、ロボットアームを有するロボット装置に関する。
特許文献1には、外力を計測する力覚センサを有し、重力補償動作するロボットアームを備えるロボット装置が記載されている。このロボット装置は、例えば加工用の工具でワークを加工する前に、ワークからわずかに離間した位置で工具を加工軌道に沿って移動させる計測運転をする。これにより、各姿勢において工具に作用する外力を力覚センサで計測する。実際に工具で加工を行う際は、力覚センサの計測結果から、計測運転で取得した外力を差し引くことで、加工面への工具の押し付け力を把握することができる。
特開2012−115912号公報
ここで、ロボット装置において、ロボットアームに取り付けられる取付物には、ケーブルが接続されている。従来のロボット装置では、重力補償動作中に、ロボットアームの動きに基づいてケーブルが動くことによって、ケーブルの重力や張力の変動が生じ、当該変動を力覚センサが検出する場合があった。従って、重力補償の精度に影響が及ぼされる場合があった。
そこで、本発明は、重力補償の精度を向上できるロボット装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るロボット装置は、外力を計測する力覚センサを有し、重力補償を行って動作するロボットアームと、ロボットアームの先端側に交換可能に取り付けられる取付物及び当該取付物に接続されるケーブルと、ロボットアームに設けられ、ケーブルをロボットアームに固定する固定部と、を備え、固定部は、力覚センサとロボットアームの端部との間に設けられる。
このロボット装置においては、ロボットアームには、取付物に接続されるケーブルを固定するための固定部が設けられている。また、固定部は、力覚センサとロボットアームの端部との間に設けられる。このような構成により、重力補償動作中にロボットアームの動きに基づいて生じるケーブルの重力や張力の変動は、固定部よりも端部側にしか作用しない。従って、重力補償動作時に力覚センサがケーブルの重力や張力の変動に基づく外力の変動を検出することを抑制できる。従って、ケーブルが動く事による重力補償への影響を低減することで、重力補償の精度を向上できる。
また、本発明の一側面に係るロボット装置は、取付物、ケーブル及び取付物を制御する取付物制御部を複数備えてよい。これにより、ロボットアームは、先端側に取り付けられる取付物を必要に応じて交換することができる。また、このように取付物が複数のものに交換可能である場合、ケーブルが動く事による重力補償への影響を低減することで、重力補償の精度を向上するという効果が一層顕著となる。
また、本発明の一側面に係るロボット装置は、ロボットアームを制御するロボットアーム制御部を備え、ロボットアーム制御部は、ロボットアームの動作によって、固定部に対するケーブルの着脱を制御してよい。これにより、ロボットアームの動作を制御することで、全自動で固定部に対するケーブルの着脱を行うことができる。
本発明によれば、重力補償の精度を向上できる。
図1は、本実施形態に係るロボット装置の構成を示す概略構成図である。 図2は、本実施形態に係るロボット装置のブロック構成を示すブロック図である。 図3は、重力補償を説明するためのロボットアーム先端の動きを示す図である。 図4は、力覚センサ周辺の構成を示す概略構成図である。 図5(a)は、図4(a)のVa−Va線に沿った断面図であり、図5(b)は、図4(a)のVb−Vb線に沿った断面図である。 固定部の具体例を示す図である。
以下、本発明に係るロボット装置の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一の要素同士、或いは相当する要素同士には、互いに同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
図1は、本実施形態に係るロボット装置の構成を示す概略構成図である。図1に示すように、ロボット装置100は、ロボットアーム1と、固定部2と、取付物3と、ケーブル4と、を備える。なお、本実施形態では、ロボット装置100として、加工面に対して仕上げ加工を行う仕上げ装置を採用した場合を例にして説明する。ただし、ロボット装置100の構成は、仕上げ装置のみならず、加工プローブを加工面に沿わせて動かして形状を計測する、接触プローブによる加工面形状計測装置等に採用してもよい。
ロボットアーム1は、先端に取り付けられた取付物3を三次元空間内で位置と姿勢を移動させるものである。ロボットアーム1は、外力を計測する力覚センサ17を有するものであって、重力補償を行って動作する。なお、重力補償の詳細な説明は、後述する。本実施形態に係るロボットアーム1は、制御部等が収容されているベース部11と、複数のリンク12,13,14と、ベース部11及びリンク12,13,14間を連結するジョイント16b,16c,16eと、ロボットアーム1を構成する部材の一部を回転可能に連結するジョイント16a,16d,16fと、を備える多関節ロボットである。ベース部11と最も基端側のリンク12は、ジョイント16bを介して連結されている。リンク12とリンク13は、ジョイント16cを介して連結されている。リンク13と最も先端側のリンク14は、ジョイント16eを介して連結されている。ベース部11の先端側の一部はジョイント16aにて回転可能に構成されている。リンク13の先端側の一部はジョイント16dにて回転可能に構成されている。リンク14の先端側の一部はジョイント16fにて回転可能に構成されている。リンク14には、先端側へ向かって順に、ケーブル4を固定するための固定部2、力覚センサ17、取付物3を交換可能に接続するハンドチェンジャ18、取付物3が取り付けられている。なお、リンク14の先端の端部1aが、「ロボットアームの端部」に該当するものとする。
力覚センサ17は、取付物3の工具に作用する外力を計測するセンサである。力覚センサ17は、当該力覚センサ17よりも先端側の部分に作用する外力を計測する。力覚センサ17は直交3軸方向の力(Fx、Fy、Fz)と各軸周りのトルク(Tx、Ty、Tz)を計測可能な6軸センサであり、3次元的に移動可能なロボットアーム1に取り付けられ、これに作用する6自由度の外力(3方向の力Fx、Fy、Fzと、3軸周りのトルクTx、Ty、Tz)を計測するようになっている。なお、外力を計測する力覚センサは、取付物3に作用する外力が計測できるものであれば、その他の力覚センサであってもよい。
ロボット装置100は、取付物3、ケーブル4、及び取付物3を制御する駆動装置(取付物制御部)6を複数備える。本実施形態に係るロボット装置100は、仕上げ装置を例として採用している。従って、取付物3として、交換可能な各種工具やグリッパが採用される。取付物3からはケーブル4が引き出されており、対応する駆動装置6と接続される。複数の取付物3、ケーブル4及び駆動装置6は、ロボットアーム1の外側に整列して配置されている。なお、一つの取付物3に対して一つの駆動装置6が設けられてもよいが、図1の「工具駆動装置A」のように、一つの駆動装置6に対して複数の取付物3が取り付けられる。ケーブル4は、コードリール等の収容部7内に収容されている。なお、ケーブル4は、スプリング等で天井から吊るしてもよい。
次に、図2を参照して、ロボット装置100のブロック構成について説明する。図2に示すように、ロボット装置100は、当該ロボット装置100の全体の動作を制御する全体制御装置21と、力覚センサ17から測定結果を取得して力制御に関する演算を行う力制御演算装置22と、ロボットアーム1の動作を制御するロボットコントローラ23と、ロボットアーム1の周辺機器の制御を行う周辺機器制御装置24と、各工具やグリッパ等の取付物3の駆動を制御する駆動装置6と、を備えている。全体制御装置21は、力制御演算装置22、ロボットコントローラ23及び周辺機器制御装置24と電気的に接続されており、これらに制御信号を送信する。力制御演算装置22は、力覚センサ17と電気的に接続されており、力覚センサ17から情報を取得し、全体制御装置21へ演算結果を送信する。ロボットコントローラ23は、ロボットアーム1と電気的に接続されており、制御信号をロボットアーム1に送信する。周辺機器制御装置24は、各駆動装置6へ制御信号を送信する。
次に、重力補償について説明する。重力補償とは、加工用の工具でワークを加工する前に、ワークからわずかに離間した位置で工具を加工軌道に沿って移動させる計測運転をし、実際に工具で加工を行う際は、力覚センサ17の計測結果から、計測運転で取得した外力を差し引くことである。
ロボット装置100による仕上げ加工は、軌道生成ステップ、重力補償運転ステップ、加工運転ステップからなる。軌道生成ステップでは、ワーク加工前に、例えばワークの3DCADモデルから加工軌道を自動生成する。
上記加工軌道は、例えば、単位時間毎(t[sec])にロボット目標位置姿勢及び押付方向ベクトルを記憶した複数の加工軌道データからなる。ロボット目標位置姿勢は、例えば、各軸方向の座標(X[mm],Y[mm],Z[mm])、各軸周回りの回転角度(A[deg],B[deg],C[deg])からなる。
重力補償運転ステップでは、加工軌道を一定量シフトさせた計測軌道を使用し、工具を加工時の回転速度及び姿勢で操作させ、その際の力覚センサ17の計測値(Fx[N],Fy[N],Fz[N],Tx[Nm],Ty[Nm],Tz[Nm])をオフセット値として記憶する。
計測軌道は、加工軌道データテーブルを元に、加工軌道から一定距離平行にシフトさせた位置に設定する(例えば、図3(b)を参照)。加工軌道から平行にシフトさせるため、工具姿勢は加工時と同じであり、力覚センサ17は加工反力を除いた力だけを計測することになる。重力方向に対する工具姿勢は一定に保たれるため、後の加工時に、同姿勢での計測データとの比較によって、高精度に加工反力を算出できる。
加工運転ステップでは、押付方向ベクトルで定めた方向に工具をワークに押し付けながら加工を行う。押付方向ベクトルは、各時間において工具を押付ける方向を表すベクトルであり、例えば、X軸方向の押付方向ベクトルを表すvx、Y軸方向の押付方向ベクトルを表すvy、Z軸方向の押付方向ベクトルを表すvzからなる。加工運転ステップでは、ワークの加工面SFの加工時に、加工軌道上(例えば、図3(a)を参照)において重力補償動作における回転速度及び姿勢におけるオフセット値を、加工中の力覚センサ17の計測値から差し引いて、加工反力を算出する。また、このステップでは、同時に算出した加工反力を用いて、工具の押付力を制御しながらワークに倣って加工する。この場合、押付け方向について工具の押付力が目標値になるように力制御し、目標軌道の接線方向には位置制御を行う。これにより、押付け方向の力が目標値になるように押付けながら、目標軌道に沿って倣うことができる。
次に、図4、図5及び図6を参照し、固定部2周辺の構造についてより詳細に説明する。図4(a)は、ロボットアーム1が取付物3を交換しているときの様子を示した図である。図4(b)は、交換後、固定部2がケーブル4を固定した状態でロボットアーム1が移動する様子を示した図である。図4(a)に示すように、工具置き台31に上に、取付物3の工具固定金具20が載置されている。工具固定金具20の一方の端部側には工具3aが配置されている。また、工具3aの上端からケーブル4が上方へ延びている。なお、このケーブル4は、張力を保ち確実に爪部2aでケーブル4を把持できるように収容部7から少し引き出した状態にされている。工具固定金具20の他方の端部側にはハンドチェンジャ18aが配置されている(図5(b)参照)。
一方、ロボットアーム1側では、先端側へ向かって固定部2、力覚センサ17、取付治具19、ハンドチェンジャ18bがこの順で設けられている。これらは、工具固定金具20の他方の端部側に配置されている。従って、ロボットアーム1側のハンドチェンジャ18bと取付物3側のハンドチェンジャ18aとが連結される。
ロボットアーム1側において、工具固定金具20の一方の端部側に対応する位置、すなわち工具3a及びケーブル4が配置される位置には、固定部2の本体部2cから横方向へ突出する爪部2aが配置されている。爪部2aは、互いに隙間を開けて延びる一対の部材である(図5(a)参照)。従って、爪部2aの間の隙間には、ケーブル4が配置される。爪部2aは幅方向にスライド可能であり、隙間に配置されたケーブル4を挟持することができる。ケーブル4が爪部2aで支持されることによって、ケーブル4が固定部2に固定される。これによって、図4(b)に示すように、工具の交換が完了することで、ロボットアーム1が工具置き台31から離れると、ケーブル4が固定部2に固定されたままの状態で引っ張られる。
固定部2によるケーブル4の固定方法は特に限定されず、固定部2がケーブル4に力を付与することで固定してもよい。あるいは、磁石による磁力や、粘着剤の粘着力等を用いてもよい。図6を参照して、固定部2にケーブル4を固定するための構造の一例について説明する。図6(a)に示す例では、図5の例と同様に、ケーブル4を挟持可能な一対の爪部2aを有している。更に、爪部2aの端部が屈曲している一方、ケーブル4には径を大きくするためのストッパ36が設けられている。このような構成により、ストッパ36が爪部2aと干渉することにより、上方向へのケーブル4の抜けが規制される。また、ストッパ36と爪部2aの先端の屈曲部が干渉することで、横方向へのケーブル4の抜けが規制される。
あるいは、固定部2として、図6(b)〜(d)に示す構成を採用してもよい。図6(b)〜(d)に示すように、ケーブル4に円錐状の磁石ストッパ37が設けられ、爪部2aには、当該磁石ストッパ37の形状に対応する形状の溝部2bが形成されている。このような構造により、爪部2aを半開きとした状態にて、ケーブル4の磁石ストッパ37の傾斜面が、爪部2aの溝部2bの傾斜面にガイドされることによって、磁石ストッパ37が溝部2bに入り込む。その後、爪部2aを閉じると共に、磁石ストッパ37が、磁力によって磁性体で形成された爪部2aと固定される。なお、爪部2a側に磁石が設けられてケーブル4側に磁性体が設けられてもよい。あるいは、爪部2aとケーブル4の両方に磁石が設けられてもよい。
なお、固定部2は、上述のように爪部2aを駆動させてケーブル4を挟み込む構成でなくともよく、ケーブル4を固定できる構造であればあらゆる構造を採用してよい。
上述のように構成されたロボットアーム1において、取付物3を交換すると共に固定部2がケーブル4の着脱を行う際の動作について説明する。この場合、ロボットコントローラ23は、ロボットアーム1の動作によって、固定部2に対するケーブル4の着脱を制御するための制御プログラムを有している。まず、取付物3を交換するとき、ロボットアーム1は、既設の取付物3を当該取付物3の設置場所へ移動させる。例えば、図4(a)に示すような状態となるように取付物3を工具置き台31に設置する。そして、ハンドチェンジャ18a,18bを互いに取り外す。これによって、ロボットアーム1から取付物3を外す。このとき、ロボットアーム1が固定部2を移動させることで、固定部2からケーブル4を外す。
次に、新たな取付物3を取り付けるとき、ロボットアーム1は、新たな取付物3が設置されている設置場所へロボットアーム1の先端を移動させる。例えば、図4(a)に示すような状態となるようにロボットアーム1の先端を取付物3に接触させる。そして、ハンドチェンジャ18a,18bを互いに固定する。これによって、ロボットアーム1に取付物3を取り付ける。このとき、当該動作によって、ロボットアーム1の固定部2が新たな取付物3のケーブル4に近づく。従って、ハンドチェンジャ18a,18bの固定後、固定部2の爪部2aをケーブル4と接触させて挟持することで固定する。このとき、爪部2aと爪部2aの間隔を基に把持判定を行う。
なお、ロボット装置100が、ロボットアーム1の移動によって自動的に取付物3を交換可能なプログラムを有していなくとも、作業者が手作業で取付物3の交換、及び固定部2へのケーブル4の着脱を行ってもよい。
次に、本実施形態に係るロボット装置100の作用・効果について説明する。
まず、従来のロボット装置においては、本実施形態のように、力覚センサ17と端部1aとの間に、ケーブル4を固定する固定部が設けられていなかった。従って、測定運転中は、ロボットアームの動きに基づいて揺れなどでケーブルが動くことによって、ケーブルの重力や張力の変動が生じ、当該変動によって生じる外力の変動を力覚センサ17が検出する場合があった。従って、重力補償の精度に影響が及ぼされる場合があった。
本実施形態に係るロボット装置100において、ロボットアーム1には、取付物3に接続されるケーブル4を固定するための固定部2が設けられている。また、固定部2は、力覚センサ17とロボットアーム1の端部1aとの間に設けられる。このような構成により、重力補償動作中にロボットアーム1の動きに基づいて生じるケーブル4の重力や張力の変動は固定部2よりも端部1a側にしか作用しない。従って、重力補償動作時に力覚センサ17がケーブル4の重力や張力の変動に基づく外力の変動を検出することを抑制できる。従って、ケーブル4が動く事による重力補償への影響を低減することで、重力補償の精度を向上できる。
また、本実施形態に係るロボット装置100は、取付物3、ケーブル4及び取付物3を制御する駆動装置6を複数備えている。これにより、ロボットアーム1は、先端側に取り付けられる取付物3を必要に応じて交換することができる。また、このように取付物が複数のものに交換可能である場合、ケーブル4をロボットアーム1に予め複雑な構造で固定しておくことでケーブルが動かないようにする等の方法を採用することが出来ず、簡易に着脱可能な構成としておかなくてはならない。従って、取付物3、ケーブル4及び駆動装置6が複数存在する構成では、ケーブル4が動く事による重力補償への影響を低減することで、重力補償の精度を向上することによる効果が一層顕著となる。
また、本実施形態に係るロボット装置100は、ロボットアーム1を制御するロボットコントローラ23を備え、ロボットコントローラ23は、ロボットアーム1の動作によって、固定部2に対するケーブル4の着脱を制御する。これにより、ロボットアーム1の動作を制御することで、全自動で固定部2に対するケーブル4の着脱を行うことができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、ロボットアームの構造は上述の実施形態に限定されるものではなく、更に多関節のロボットアームを適用してもよい。
上述の実施形態では、少なくとも力覚センサとロボットアームの端部との間に設けられる固定部を一つ備える例について説明した。ただし、このような固定部は複数設けられていてもよい。例えば、端部1aよりも基端側に固定部を追加で設けてもよい。また、力覚センサよりも先端側に、補助的にケーブルを支持する固定部を追加で設けてもよい。
また、上述の実施形態では、ロボット装置100は、取付物3、ケーブル4、及び取付物3を制御する駆動装置(取付物制御部)6を複数備えていたが、一組であってもよい。
1 ロボットアーム
2 固定部
3 取付物
4 ケーブル
6 駆動装置(取付物制御部)
12,13,14 リンク
16a,16b,16c,16d,16e,16f ジョイント
17 力覚センサ
23 ロボットコントローラ
100 ロボット装置

Claims (3)

  1. 外力を計測する力覚センサを有し、重力補償を行って動作するロボットアームと、
    前記ロボットアームの先端側に交換可能に取り付けられる取付物及び当該取付物に接続されるケーブルと、
    前記ロボットアームに設けられ、前記ケーブルを前記ロボットアームに固定する固定部と、を備え、
    前記固定部は、前記力覚センサと前記ロボットアームの端部との間に設けられ
    前記固定部は、爪部を駆動させて前記ケーブルを挟み込む、ロボット装置。
  2. 前記取付物、前記ケーブル及び前記取付物を制御する取付物制御部を複数備える、請求項1に記載のロボット装置。
  3. 前記ロボットアームを制御するロボットアーム制御部を備え、
    前記ロボットアーム制御部は、前記ロボットアームの動作によって、前記固定部に対する前記ケーブルの着脱を制御する請求項1又は2に記載のロボット装置。
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