JP6667888B1 - 歯状移動式係止構造と収納ユニットとその製造方法 - Google Patents

歯状移動式係止構造と収納ユニットとその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6667888B1
JP6667888B1 JP2019208724A JP2019208724A JP6667888B1 JP 6667888 B1 JP6667888 B1 JP 6667888B1 JP 2019208724 A JP2019208724 A JP 2019208724A JP 2019208724 A JP2019208724 A JP 2019208724A JP 6667888 B1 JP6667888 B1 JP 6667888B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
tooth
tape
locking structure
movable locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019208724A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021078733A (ja
Inventor
那須正和
Original Assignee
那須 正和
那須 正和
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 那須 正和, 那須 正和 filed Critical 那須 正和
Priority to JP2019208724A priority Critical patent/JP6667888B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6667888B1 publication Critical patent/JP6667888B1/ja
Publication of JP2021078733A publication Critical patent/JP2021078733A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

【課題】係止、保持、収納位置、数量、サイズを自由に調整でき、壁への穴等の損傷や汚れを最小限にすることが可能な自由度の高い係止、保持、収納構造物を提供する。【解決手段】エレメントと複数のスライダーとテープからなり、前記エレメントは、複数の歯部がテープの端部の、歯設置部に並んで1列に設けられており、前記歯部は、抜防止部を備え、前記スライダーは、前記抜防止部を跨ぎ掛部にて、跨いで設けられて、前記エレメントにスライド可能に設けられ、前記抜防止部は、前記歯部に跨いで設けられた、前記スライダーの抜け防止機能を備えた部分であり、前記テープの端部に並んで1列に設けられた前記エレメントと、複数の前記スライダーを1つのセットとして構成されて設置アイテムを自由な位置に係止または保持可能であるという手段を取った。【選択図】図1

Description

本発明は、物の係止、保持、収納についての自由度の高い保持、係止構造の技術に関する。
従来から、物の壁面への係止や保持、収納には、壁に吊り具をねじ止めや画鋲やリベット等で留めて、必要な係止具や保持具や収納具を設置するのが一般的である。
また、突っ張り棒などを利用して、壁際にそうした係止具や保持具を取り付けるという方法も存在する。
また、壁に係止具や保持具を備えたレールをネジ等で設置して、レール上で移動可能な保持具として、ちょっとした絵などを掲示する方法も存在する。
また、壁等への損傷を気にせず、自由な場所に係止や保持、収納できるような自由度の高い係止、保持構造は、本願発明者による特許文献3の構成が存在するが、更なる改善点もあり、より自由度が高く、容易で、コスト的にもメリットの高い移動式の係止構造が求められている。
また、看板等の案内表示物においても、木製や金属製といった平坦な表面に社名や広告等を表示する方法があり、また、壁等に係止具を設置してシート状の看板を設けるような方法も存在する。しかし、更に看板のサイズや数等の変更が容易で、自由度の高い案内表示が可能な係止構造技術が求められている。
このような現状に鑑み、本発明者以外にも従来から種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、発明の名称を「壁面取付具」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献1参照)。
具体的には、パネル上部に取り付ける左右調整具と下部に取り付ける上下調整具とからなり、左右調整具は水平方向に突出するア−ムからなり、該ア−ムは前記保持部内部を左右方向に移動可能に挿通され先端部にパネルを引っ掛けるためのフックが設けられた構成からなる、パネルの取付具であるが、看板のサイズや数等の変更が容易で、自由度の高い案内表示が可能とする係止をするという課題を解決するものではない。
また、特許文献2には、発明の名称を「移動式係止構造」とする技術が本願発明者によって提案されており、特許取得済みである(特許文献3参照)。係る提案内容においては、スライダーを二つ一組で係止ペアとして、係止部材または保持部材とする構成であるが、係る構成だと、スライダーを二つ単位で必要であったり、コスト面や使用シーンがやや狭くなる等の課題が残るものである。
また、係る発明の提案者である本願発明者は、更により広く、深い応用、活用範囲、また、よりシンプルあるいは多彩な部材、構造、及び、より発展的な部材、構造、より低いコストと利便性について、その製造方法や構成を開発するといった課題も追及すべきといえる。
特開2005−95517号 特許第6343087号
係止、保持、収納位置、数量、サイズを自由に調整でき、壁への穴等の損傷や汚れを最小限にすることが可能な自由度の高い係止、保持、収納構造物を提供する。
本発明においては、歯状移動式係止構造(1)は、エレメント(70)と複数のスライダー(71)とテープ(9)からなり、
複数の歯部(8)をテープ(9)の端部に並んで1列に設けて、前記エレメント(70)とし、前記歯部(8)は、抜防止部(6)を備え、
前記スライダー(71)を、前記エレメント(70)に、前記抜防止部(6)と跨ぎ掛部(7)にて抜けないように、スライド可能に設け、
前記抜防止部(6)は、前記歯部(8)に跨いで設けられた前記スライダー(71)の抜け防止機能を備えた部分であり、
前記テープ(9)の端部に並んで1列に設けられた前記エレメント(70)と、複数の前記スライダー(71)を1つのセットとして構成された歯状移動式係止構造(1)とし、
可撓性を有するシート部材である可撓性シート部材(10)に、前記歯状移動式係止構造(1)を設け、
前記歯状移動式係止構造(1)に備えられた前記スライダー(71)が単独にて、係止部材または保持部材(19)を設けて保持機能を備えさせて、設置アイテム(18)を自由な位置に係止または保持可能である手段を採用する。
また、本発明においては、歯状移動式係止構造(1)は、可撓性を有するシート部材である可撓性シート部材(10)に設けられて使用可能な、移動式係止構造であって、
エレメント(70)と複数のスライダー(71)とテープ(9)からなり、
前記エレメント(70)は、複数の歯部(8)がテープ(9)の端部の、歯設置部(5)に並んで1列に設けられており、前記歯部(8)は、抜防止部(6)を備え、前記スライダー(71)は、前記抜防止部(6)を跨ぎ掛部(7)にて、跨いで設けられて、前記エレメント(70)にスライド可能に設けられ、前記抜防止部(6)は、前記歯部(8)に跨いで設けられた、前記スライダー(71)の抜け防止機能を備えた部分であり、前記テープ(9)の端部に並んで1列に設けられた前記エレメント(70)と、複数の前記スライダー(71)を1つのセットとして構成された構成を採用する。
また、本発明に係る歯状移動式係止構造(1)は、前記スライダー(71)に設けられたつまみ(59)が、前記跨ぎ掛部(7)の対向する側である跨ぎ掛対向部(4)に設けられた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記スライダー(71)が、歯部(8)が挿通されたレール穴A(47)と、前記レール穴A(47)の跨ぎ掛対向部(4)側に設けられたレール穴B(48)を備え、前記レール穴B(48)に、つまみ(59)、または係止部材または保持部材(19)、または収納構造物(30)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記スライダー(71)に設けられたつまみ(59)が、跨ぎ掛対向部(4)から、テープ(9)の面と略同方向の面にスライドして移動可能な、つまみスライド部(49)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明に係る収納ユニットは、可撓性を有するシート部材である可撓性シート部材(10)は歯状移動式係止構造(1)を備え、
前記歯状移動式係止構造(1)は、エレメント(70)と複数のスライダー(71)とテープ(9)からなり、
前記エレメント(70)に、複数の歯部(8)をテープ(9)の端部に並んで1列に設け、前記歯部(8)は、抜防止部(6)を備え、
前記スライダー(71)を、複数の前記抜防止部(6)を跨ぎ掛部(7)にて、跨いで設け、前記エレメント(70)にスライド可能に設け、
前記抜防止部(6)は、前記歯部(8)に跨いで設けられた、前記スライダー(71)の抜け防止機能を備えた部分であり、
前記テープ(9)の端部に並んで1列に設けられた前記エレメント(70)と、複数の前記スライダー(71)を1つのセットとして構成された歯状移動式係止構造(1)であり、前記可撓性シート部材(10)は、シート設置具(29)を備え、壁や吊設可能な支持材に設置可能に様々な設置アイテム(18)を保持可能に、前記歯状移動式係止構造(1)を備えた構成を採用する。
また、本発明は、前記設置アイテム(18)が収納構造物(30)である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記収納構造物(30)が、ポケットまたは容器である
構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記、可撓性シート部材(10)がカーテンである構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記設置アイテム(18)が案内表示物(120)である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記テープ(9)が、着脱テープ係止部を備えた構成を採用することもできる。
本発明に係る移動式係止構造によれば、係止、保持、収納位置が自由であるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る歯状移動式係止構造によれば、素材が可撓性を有する素材で構成されていることから、多様な物品の形状に対応して係止、保持、収納できるという優れた効果を発揮するものである。
また、本発明に係る歯状移動式係止構造によれば、係止、保持、収納物を、巻いてまとめて移動可能であるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る歯状移動式係止構造によれば、壁に穴等の損傷をより少なく、且つ、汚れ無く係止、保持、収納できるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る歯状移動式係止構造によれば、省スペースな収納が可能であるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る歯状移動式係止構造によれば、自由度の高い案内表示の掲示が可能であるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る歯状移動式係止構造によれば、自由度の高い収納が可能であるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る歯状移動式係止構造によれば、素材の略すべてが可撓性を有する素材で構成されていることから、多様な物品の形状に対応して装着できるという優れた効果を発揮するものである。
本発明に係る基本構成を説明する構成説明図 本発明に係る実際の使用実施例説明図 本発明に係るポケットを設けた構成の例説明図 本発明に係るスライダーのバリエーションの構成の例説明図 本発明に係る案内表示物係止の構成の例説明図 本発明に係る着脱テープ係止部の構成の例説明図
本発明に係る歯状移動式係止構造1は、エレメント70と複数のスライダー71とテープ9からなり、係るエレメント70は、複数の歯部8をテープ9の端部に並んで1列に設けられて構成し、係る歯部8は、抜防止部6を備え、係るスライダー71を、係るエレメント70にスライド可能に設け、係る抜防止部6は、係る歯部8に跨いで設けられた係るスライダー71の抜け防止機能を備えた部分であり、係るテープ9の端部に並んで1列に設けられた係るエレメント70と、複数の係るスライダー71によって構成された構造を備え、スライドして移動可能で、自由度が高く、係止、保持可能である構造を備えて、スペースを取らない収納に大きな効果を備えたことを最大の特徴とするものである。
以下、図面に基づいて本発明について説明する。但し、各図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも例示であり、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することを可能であり、また、それぞれの図の例示の構成は、それぞれお互いの図面の構成の例において、応用可能とする。
図1は、本発明に係る歯状移動式係止構造1の基本的な構成の例を示しており、図1(a)の構成の例は、係る歯状移動式係止構造1の横断面図の構成の例、図1(b)の構成の例は縦断面図の構成の例、図1(c)は、係る歯状移動式係止構造1を可撓性シート部材10に設けられた構成の例を示している。
図1(a)の構成の例は、エレメント70と、3つのスライダー71とテープ9からなり、スライダー71を横方向にカットした断面図である。
係る構成の例のエレメント70は、テープ9に設けられた12本分の歯部8が一列に並んで示されており、係るテープ9と歯部8は、歯設置部5において、互いに係止されて設けられている。
尚、係るテープ9の左右側には更に複数の歯部8が設けられたテープ9が省略されており、係る12本の歯部8は、その一部を示しているものである。
スライダー71は、係る歯部8を跨ぐ様にして係る列状の歯部8によって構成されるエレメント70に沿ってスライド可能に設けられ、係る歯部8とテープ9の境目の凸部を抜防止部6として、係るスライダー71の跨ぎ掛部7にて係る抜防止部6に引掛けるようにして係る歯部8から外れないように設けられている構成の例である。
また、係るスライダー71を移動する際の引手となるつまみ59は、本構成の例においては、係るスライダー71の、歯設置部5の対向した位置、つまり跨ぎ掛部7の対向した位置である跨ぎ掛対向部4に設けられた構成の例である。
尚、係るつまみ59の位置について、図1(b)の構成の例におけるつまみ59の位置は、スライダー71において、テープ9の面と略同方向の面であるテープ面同方向部3に設けられた構成の例となっており、係る歯状移動式係止構造1を可撓性シート部材10の面に合わせて設けた際に、係るつまみ59が、係る可撓性シート部材10の面に対して、略面直方向に向くので、正面から引手としてつまみ易いという有用性を備えている一方、係るつまみ59に、係止部材または保持部材19または設置アイテム18を設けた構成とした際に、係る重量で、係るつまみ59が下を向き、係るテープ9が捻じられてしまい、重量によっては、スライダー71がスライドし難くなるというマイナスな面もある構成である。しかし、いわゆる、通常は向かい合った2列の歯部8を噛合せて開閉させる構成である、ファスナーのエレメント70を、一列だけ用い、係る1列のエレメント70に、複数のファスナースライダー71を挿入して設けることによって、本構成における歯状移動式係止構造1の代用とする構成としても良く、既存の設備でより低いコストで製作することが可能でもあり、有用である。
一方、図1(a)の構成の例のつまみ59は、歯設置部5の対向した位置、つまり跨ぎ掛部7の対向した位置に設けられている為、係るつまみ59に、係止部材または保持部材19または設置アイテム18を設けた構成とした際に、係るテープ9の面の方向と、係るつまみ59を介して重力により引っ張られる方向がほぼ一致する為、係るテープ9が捻じれ難く、有用である。
また、本発明に示される様に、設置アイテム18等を設置する設置部であるスライダー71が、係る複数の歯部8を、スライドする構成とすることによって、また、テープ9を必要に応じて丈夫な生地等である構成とすることによって、柔軟で丈夫な移動係止構造となり、例えば、係る移動係止構造を、可撓性を有するシート部材である可撓性シート部材10に、係る移動係止構造である歯状移動式係止構造1のテープ9部にて設けることによって、係る可撓性シート部材10の柔軟性を損なわず、取り付けも比較的容易で、係るスライダー71を自由に移動することによって、収納位置も自由に変更可能で、また、係る歯状移動式係止構造1の長さも自由に切断可能に、係る可撓性シート部材10に設置可能な収納ユニット2を構成することが可能で、大変有用である。
図1(b)の構成の例は、図1(a)の構成の例における歯状移動式係止構造1と略同等の構成において、つまみ59の位置は、スライダー71において、テープ9の面と略同方向の面に設けられた構成の例の縦断面図であり、係る効果等は、上記に記載された通りである。
図1(c)の構成の例は、図1(b)の構成の例と同等の歯状移動式係止構造1が、可撓性シート部材10に設けられた構成の収納ユニット2の例である。
可撓性シート部材10に設けられた歯状移動式係止構造1は、テープ9部にて、係る可撓性シート部材10に係止して設けられており、係る、スライダー71が8個設けられた構成の例であり、係るスライダー71に、リングの保持部材19が設けられており、最左の係止ペア17には、係るリングに更に保持部材19として紐状体が2本設けられている構成の例である。
係る構成とすることによって、係る可撓性シート部材10にて構成された収納ユニット2が、可撓性を備えた歯状移動式係止構造1を備えることが可能となり、また、係るスライダー71を移動させても、例えば、ファスナーであれば開閉してしまうが、係る構成とすることによって、開閉することなく、1つのスライダー71に保持部材19を備えて移動することが可能となり、有用である。
尚、係るテープ9部と可撓性シート部材10との係止方法は、縫製でも良いし、溶着でも、接着でも、面ファスナーでも、ファスナーでも、ステープラーでも、マグネットでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
係る構成によって、可撓性シート部材10に、保持部材19を設け、設置アイテム18を吊設したり、係止したり、保持させることが容易になり、且つ、係る保持部材19はその位置を自由に移動可能となり、係る設置アイテム18のサイズ等によって、設置位置を自由に変更できるものである。
係る可撓性シート部材10に、移動可能な保持部材として、一般的に壁等に用いられるレール状の保持部材を設けた場合、シートの表面に貼付することになり、係る可撓性の為比較的剥がれ易く、強度的な懸念もあり、一般的では無く、また、係るレールがリブの様な効果を持つことにより、シートの可撓性を失わせることになり、例えば使わない時は畳みたい場合などは、適切ではなく、そうした点の対策においても、本図の構成は有用である。
係る構成によって、可撓性シート部材10において、自由に移動可能な係止構造の構成となり、有用である。
また、係る係止部材または保持部材19は、他に、面ファスナーでも、磁石でも、クリップでも、ネジ止めでも、フックでも良く、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、可撓性シート部材10の設置方法は、吊り下げでも、周囲を枠体に係止でも、端部を筒状に縫製した係る筒状に棒を通してもよく、その他、その設置方法は特に限定するものではない。
エレメント70を構成する歯部8は、真鍮や鉄等の金属でも良いし、ポリアミドやポリエステル等の樹脂でも、木でも、カーボンでも、陶磁器でもよく、形状も、中空でも良いし中空でなくても良いし、コイル状でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
エレメント70を構成するテープ9は、ポリエステルやポリアミドの樹脂でも良いし、綿や麻の自然素材の生地でも良いし、ガラスクロスでも、カーボンクロスでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係るテープ9と歯部8の歯設置部5における係止方法は、融着でも良いし、挟持でも、係るテープ9に、溶融した樹脂を型材にて成形して設けても良いし、縫製でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係るエレメント70は、一般に衣服等に使用されている金属製又は樹脂製の開閉部材として用いられているものを利用しても良く、特に種類や構造等について限定されるものではなく、スライダー71を移動することで布状の部材を、対向する歯部8が対になって互いに噛み合わさって分割・結合・部分開口等できるエレメント70を、対ではなく、単独で設けて代用する構成としてもよく、また、係るスライダー71も同様に、係るファスナーのスライダー71を代用する構成としても良い。
抜防止部6は、図1(a)、図1(b)の構成の例においては、歯部8がテープ9と係止されている歯部8の端部を凸部として、係るスライダー71がエレメント70から抜けるのを防止する構成となっているが、歯部8自体に凹凸部を備えて、係る凹凸部に跨ぎ掛部7が引っ掛かることによって抜け防止とする構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
スライダー71は、鉄や真鍮等の金属でも良いし、ポリアミドやポリアセタール等の樹脂でも良いし、陶磁器でも、カーボンでも、木でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、図面には示されていないが、スライダー71には、係るスライダー71が必要に応じてスライドするのを止める為のストッパーを備えたロック機構を備えた構成としても良く、係るロック機構によって設置アイテム18を係るスライダー71に設けた際に、勝手に係るスライダー71がスライドして動いてしまわず、有用であり、また、係るスライダー71に備えられたつまみ59が起きた時、つまり、例えば、係るつまみが、スライダーに対して略直角になった際に、係るつまみ59と連動して動くストッパーが歯部8の間に引っかかって、係るロック機構が機能する構成とすることによって、係る設置アイテム18が設けられたスライダー71が移動し難く、有用である。
図1(c)の収納ユニット2の製造方法は、歯状移動式係止構造1として、テープ9の略端部の歯設置部5に、一列に複数の歯部8を設けてエレメント70を構成させ、複数のスライダー71を係るエレメント70の端から歯部8を挿通して係るスライダー71の跨ぎ掛部7と、係る歯部8の抜防止部6にて、係るスライダー71が係る歯部8から抜けないように設け、係る歯状移動式係止構造1を、可撓性シート部材10に設けて、収納ユニット2とし、係る歯状移動式係止構造1に備えられた、単独のスライダー71に係止部材または保持部材19、あるいは、係止部材または保持部材19が備えられた設置アイテム18を備えて、係る設置アイテム18が収納された、収納ユニット2とするものである。
また、係る収納ユニット2の製造方法において、収納ユニット2を構成する部材を設ける順番は、その他、必要に応じて変更可能であるものとする。
図2は、本発明に係る歯状移動式係止構造1の実施の構成の例を示しており、可撓性シート部材10に、係る可撓性シート部材10を設置する為のシート設置具29が13個最上部に設けられている。
係る可撓性シート面には2段のエレメント70が設けられており、それぞれのエレメント70に、複数のスライダー71が設けられており、それぞれのスライダー71に、係止部材または保持部材19を設けており、最上段のエレメント70には、リング状の係止部材または保持部材19が設けられており、何かを吊設して収納する等の使用が可能であり、更に、収納構造物30である二つのポケットが係るスライダー71に設けられており、係るポケットに収納可能な構成となっている。
2段目には、スライダー71に設けられたリング状の係止部材または保持部材19の1つに、設置アイテム18として、箒が保持されており、その他のリング状の係止部材または保持部材19にも、図面には示されていないが、例えば、帽子や衣類、タオル、ホワイトボード等、様々な設置アイテム18を引掛けたり、保持して、係る可撓性シート部材10を収納ユニット2とすることが可能となり、有用である。
尚、図2においては、エレメント70は2段に設けられているが、3段でもそれ以上の構成でも良いし、水平方向に設けても、斜め方向に設けても、波状に設けても良く、限定しない。
尚、係るポケットは、容器でもよく、その他収納する収納構造物30であれば、その形態は綿や麻等その他天然繊維や、ナイロンやポリエステルやビニール等樹脂系やその他素材のシートによる袋状でも、樹脂や金属や木等その他素材の硬質系の容器でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
その他、例えば、スキーを立てかけたり、壁に直接複数の保持部材19を設けることができない場合や、設置アイテム18や壁を傷つけたり汚したくない時や、立てかけて保持しているものを、そのまま、まとめて巻いてどこかに持っていくこともできる。また、保持したい設置アイテム18の保管位置に応じて、係止ペア17を移動して保持でき、有用である。
なお、係る可撓性シート部材10は、カーテンとしても良く、係る構成によって、カーテンの好きな場所に、好きなサイズのポケット等の収納構造物30や、係止部材または保持部材19を設けることが可能な構成となり、例えば係る保持部材19をフックにして、帽子をかけても良いし、病院のベッドを囲うカーテン等でも、狭い場所で作業をしたり、収納スペースとしても、係る係止部材または保持部材19の活用が可能となり、その有用性の幅は広い。
尚、係るシート設置具29の形態は、カーテンを吊るす構成であれば、その他どのような形態でもよく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定せず、材質も同様に、ポリプロピレン、ナイロン、ポリカーボネート等の樹脂、紐状体、鉄、真鍮等の金属、その他、限定せず、必要な強度を満足していることが必要である。
また、カーテンの素材、色、サイズ、形状も、可撓性シート部材10同様に限定しない。
また、係る可撓性シート部材10を、巻いて留めることが可能な構成とすることによって、係る収納ユニット2を、必要のない時は小さくまとめて保管できるし、係る設置アイテム18をまとめて巻いた状態運んだり、保管することも可能であり、有用である。
また、係る着脱テープ係止部69は、歯状移動式係止構造1のスライダー71に、収納物でもある設置アイテム18の重量に耐えられるだけの強度を満足している構成とすることが望ましく、その為に、係るテープ9の強度を備えるか、あるいは、図面には示されていないが、係るテープ9に補強布等の補強材を備える構成とすることが望ましい。
図3は、歯状移動式係止構造1を係る可撓性シート部材10に設けた構成の例の断面図である。
図3(a)の構成の例は、図1(b)の構成の例の様に、テープ9の面と略同方向の面に、つまみ59が設けられた構成の例を示している。係る歯状移動式係止構造1は、係る歯状移動式係止構造1のテープ9部において可撓性シート部材10に係止して設けられており、係る一列に並んだ歯部8によって構成されるエレメント70に、スライダー71が設けられ、係るスライダー71に、収納構造物30であるポケットが吊設された収納ユニット2の構成の例である。
係る、テープ9の面と略同方向の面に設けられた構成においては、係るつまみ59に吊設されたポケット等の設置アイテム18や係止部材または保持部材19の重量によっては、係るテープ9が捻じれて係る歯部8の列の並びが捻じれて、スライダー71の動きが悪くなる可能性があるという課題がある一方、係るつまみ59が正面にあるので人がつまんでスライドさせ易い点や、一般的なファスナーのエレメント70とスライダー71を代用することも可能な構成である為、コストとバリエーションにおいても、有用性のある構成の例である。
図3(b)の構成の例は、図3(a)の構成の例において、図1(a)の構成の例の様に、係るつまみ59が、スライダー71の、跨ぎ掛部7と対向する位置である跨ぎ掛対向部4に設けられた構成の例であり、係るつまみ59に設けられたポケット等の設置アイテム18や係止部材または保持部材19の重量に関わらず、係るテープ9が捻じれず真直ぐ下に係るテープ9を引っ張ることになるので、歯部8の列が略乱れず、よりスムーズなスライダー71のスライドが可能で、有用である。
また、図3(a)あるいは図3(b)の構成の例においては、歯状移動式係止構造1のスライダー71が丸見えであり、外観的に好ましくないようであれば、図面には示されていないが、係る可撓性シート部材10をプリーツ加工して係る歯状移動式係止構造1を覆う様に、設けても良いし、また、可撓性シート部材10と同等の模様の可撓性シート10を、係る歯状移動式係止構造1を覆う様に、設けた構成とすることによって、外観的にも見映えが良くなり、有用である。
また、係るテープ9は、係る可撓性シート部材10に着脱可能に係止してもよく、係る着脱可能な係止手段は、ホック、ボタン、面ファスナー、フック、磁石、紐、ファスナー等、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその係止手段を限定せず、係るテープ9を着脱可能な構成とすることにより、必要に応じて係るテープ9を自由に着脱可能に係止可能となり、サイズや材質やデザインを選択可能となり、有用である。
図4は、、本発明に係る歯状移動式係止構造1の、スライダー71のバリエーションの構成の例を示した断面図である。
図4(a)の構成の例におけるスライダー71は、図3(a)と図3(b)の構成の例のスライダー71のつまみ59が設けられた位置を、スライド可能なつまみスライド部49において、スライド可能に位置変更可能な構成の例である。
係るつまみ59は、穴を備えており、また、係るスライダー71のテープ面同方向部3と、跨ぎ掛対向部4を橋架するように設けられた棒または板によるつまみスライド部49に沿って、係るつまみ59の穴に係る橋架された棒または板を挿通させて、スライドして移動可能な構成の例である。
係る構成によって、図3(a)の構成の例で示されるつまみ59の位置であるテープ面同方向部3と、図3(b)の構成の例で示されるつまみ59の位置である跨ぎ掛対向部4も、係るつまみ59の位置は自由に移動可能であり、それぞれのつまみ59の位置の有用性を備え、有用である。
尚、係るつまみスライド部49は、本構成の例においては、橋架された棒または板によって構成された例であるが、レール状の略T字型の凸部でも、凹部でも良いし、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
図4(b)の構成の例におけるスライダー71は、歯部8が構成するエレメント70が挿通されたレール穴A47と、跨ぎ掛部7の対向する側に、レール穴B48を備えた構成の例である。
尚、係るレール穴A47と、レール穴B48は、一部が繋がっている構成としても良い。
図4(c)は、係る図4(b)の構成のスライダー71のレール穴B48に、係止部材または保持部材19を介して、収納構造物30として、ポケットが設けられている構成である。
尚、図4(b)と図4(c)のレール穴B48には、レール穴A47と同様に、跨ぎ掛部7の間に設けられたスリットが設けられているが、係るスリットは無い構成としても良い。
係る構成とすることによって、図3(b)の構成と略同等の有用性を発揮し、また、係るスライダー71に、一般的なファスナーのスライダー71を代用することもでき、それによって、つまみ59がテープ面同方向部3に備えられているので、係るスライダー71のスライド移動も係るつまみ59を引くことが可能であるので容易であり、つまり、係るつまみ59と係止部材または保持部材19が兼用しておらず、且つ、係るつまみ59が、係る可撓性シート部材10の正面に立った人から見て、正面にあるので引き手としてスライドし易く、有用である。
図5は、本発明に係る設置アイテム18が案内表示物120である構成の説明図であり、可撓性シート部材10に設けられた水平方向の2本のエレメント70にそれぞれ複数のスライダー71が設けられており、係る上下4つスライダー71に、2枚の案内表示物120が係止部材または保持部材19を介して設けられている構成の例である。
係る構成の例の様に、2枚の案内表示物120はそれぞれ違うサイズであるが、係る構成の様に、様々なサイズの案内表示物120に合わせて係止部材または保持部材19の位置を変更することによって、テント生地や帆布等の店頭前や特設イベント会場の特設テントなど、スペースの無いところ、期間限定で撤去する予定の会場等で、場所とコストを取らず、様々なサイズや数の案内表示の自由度が広がり、有用である。
図6は、本発明に係る歯状移動式係止構造1の、テープ9が、着脱可能な着脱テープ係止部69を備えた構成の例である。
図6(a)の構成の例における歯状移動式係止構造1においては、3つのスライダー71がリング状の係止部材または保持部材19を備えてエレメント70に設けられており、係る歯状移動式係止構造1のテープ9に、3つの逆U字状に設けられた紐状の着脱テープ係止部69に設けられた構成の例であり、係る着脱テープ係止部69にて、係止して係る歯状移動式係止構造1を設けることが可能となり、係るスライドして移動可能なスライダー71によって、スライドして移動可能な歯状移動式係止構造1を構成する例である。
係る構成とすることによって、より、自由度が高く係る歯状移動式係止構造1を設置してスペースを取らず、収容物によって、自由にスライドして移動可能な収納部を構成することが可能で、有用である。
図6(b)の構成の例における収納ユニットは、図6(a)の構成の例における歯状移動式係止構造1を可撓性シート部材10に設けた構成の例であり、係る歯状移動式係止構造1のテープ9に設けられた3つの逆U字状の着脱テープ係止部69を備え、係る着脱テープ係止部69にて、係る歯状移動式係止構造1が可撓性シート部材10に設けられ、係る歯状移動式係止構造1には、1つあたりの歯状移動式係止構造1には、8つのスライダー71と係るスライダー71に設けられ、係る歯状移動式係止構造1が、3段可撓性シート部材10に設けられた構成の例である。
また、係る1番上の歯状移動式係止構造1には、左から2番目のスライダー71には設置アイテム18としてホワイトボードが設けられており、また、右から3番目のスライダー71には、帽子が設けられており、係る上から2番目の歯状移動式係止構造1には、右から4番目のスライダー71に、設置アイテム18としてバッグが設けられている構成の例となっている。
尚、係る歯状移動式係止構造1においては、係る着脱テープ係止部69が、1つの歯状移動式係止構造1あたり、3つである構成であるので、設置アイテム18の重量によって、一番その側の着脱テープ係止部69によって可撓性シート部材10が内側に引っ張られるので、係る可撓性シート部材10の左右にもシート設置具29を設け、係る可撓性シート部材10が内側に引っ張られるのを抑えた構成の例である。
係る着脱テープ係止部69は、係る構成の例の様に3か所の着脱テープ係止部69だと内側に引っ張られ易い構成となるので、係る着脱テープ係止部69の数は、多い方が望ましく、また、例えば、係るテープ9部全面にて着脱可能に係止可能な、面ファスナーとする構成とすることによって、係る設置アイテム18の重量が、真っ直ぐ上にもかかり、真っ直ぐ上の可撓性シート部材10とシート設置具29でも係る設置アイテム18の重量を受けることとなるので、係る可撓性シート部材10が内側に引っ張られる力が分散され、有用である。
係る着脱可能な着脱テープ係止部69は、紐状でも、面ファスナーでも、その他、ホック、ボタン、フック、磁石、ファスナー等、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその係止手段を限定せず、また、係るテープ9を着脱可能な構成とすることにより、必要に応じて可撓性シート部材やテープを自由に着脱可能に係止可能となり、特に、係るテープを着脱可能なシート係止部とすることは、必要に応じてサイズや材質やデザインを選択可能となり、有用である。
尚、上記一連の本図内容において、可撓性シート部材10は、可撓性を有する略シートであればその素材を特に限定するものではなく、例えば、ポリエステルやナイロンなどの合成樹脂、ビニール、ゴム、ガラス繊維、綿や麻の天然素材でもよく、その色についても透明であっても不透明であっても蛍光色でも特に限定せず、また厚さやサイズについても特に限定するものではない。使用場所や想定される係止、保持、収納物によっては、耐水性や強度に優れた素材が望ましい。
係るポケットはその他形態の容器でもよく、係る収納構造物30の形態は本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係るシート設置具29の形態は、係るシート部材を設置する形態であればよく、その他、穴でも、紐でも、ワイヤーでも、棒でも良く、その形態は本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る係止部材または保持部材19は、様々な設置アイテム18に合わせた形態、構造で良く、紐、面ファスナー、ボルトナット、磁石、リング、フック、筒状部材、針金、鎖、粘着テープ、ゴム、棒、ベルト等、その他その形態を本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、それぞれの図において、本発明の説明は、可撓性シート部材10の片面だけに歯部8移動式係止構造が備えられた構成であるが、両面に設けても良い。
設置アイテム18は、係止部材または保持部材19を介して係るスライダー71に設置されるアイテムであり、例えばポケットや、袋、籠、網等の収納構造物30でも良いし、収納あるいは保持される収納物である、例えば、帽子や衣類、タオル、ホワイトボード等の物品でもよく、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、本願発明に係る収納ユニット2あるいは歯状移動式係止構造1は、壁に設ける構成としても良いし、天井に設ける構成としても良い。
特に、係る収納ユニット2あるいは歯状移動式係止構造1を、天井に設けることによって、容易に天井を収納スペースを備えることが可能となり、また、壁に係る収納ユニット2あるいは歯状移動式係止構造1によって構成される設置アイテム18を設けることによって、例えば、壁の1平方メートルあたりに収納可能なバッグ等の設置アイテム18と比較して、天井から吊設して収納可能なバッグ等の設置アイテム18の方が、多く収納可能で、有用な構成である。
本発明は、壁への穴等、損傷や汚れを抑制し、簡単で、自由度が高い係止、保持、収納が可能とすることで、スペースを取らない収納、保管、自由度の高い案内表示の掲示を可能にすることなど、応用、活用の範囲が広く、利用できる魅力的な発明品となり、産業上利用可能性は極めて高いと思慮されるものである。
1 歯状移動式係止構造
2 収納ユニット
3 テープ面同方向部
4 跨ぎ掛対向部
5 歯設置部
6 抜防止部
7 跨ぎ掛部
8 歯部
9 テープ
10 可撓性シート部材
18 設置アイテム
19 係止部材または保持部材
29 シート設置具
30 収納構造物(ポケット、容器類)
47 レール穴A
48 レール穴B
49 つまみスライド部
59 つまみ
69着脱テープ係止部
70 エレメント
71 スライダー
89 カーテン
120 案内表示物

Claims (12)

  1. 収納ユニット(2)の製造方法であって、
    歯状移動式係止構造(1)は、エレメント(70)と複数のスライダー(71)とテープ(9)からなり、
    複数の歯部(8)をテープ(9)の端部に並んで1列に設けて、前記エレメント(70)とし、前記歯部(8)は、抜防止部(6)を備え、
    前記スライダー(71)を、前記エレメント(70)に、前記抜防止部(6)と跨ぎ掛部(7)にて抜けないように、スライド可能に設け、
    前記抜防止部(6)は、前記歯部(8)に跨いで設けられた前記スライダー(71)の抜け防止機能を備えた部分であり、
    前記スライダー(71)に備えられた前記跨ぎ掛部(7)が、前記抜防止部(6)に引っ掛かることによって、前記スライダー(71)が前記歯部(8)から抜けて脱落することを防止し、
    前記テープ(9)の端部に前記歯部(8)が並んで1列に設けられた前記エレメント(70)と、複数の前記スライダー(71)を1つのセットとして構成された歯状移動式係止構造(1)とし、可撓性を有するシート部材である可撓性シート部材(10)に、前記歯状移動式係止構造(1)を設け、
    前記歯状移動式係止構造(1)に備えられた前記スライダー(71)が単独にて、係止部材または保持部材(19)を設けて保持機能を備えさせて、設置アイテム(18)を自由な位置に係止または保持可能であることを特徴とする収納ユニット(2)の製造方法。
  2. 歯状移動式係止構造(1)は、可撓性を有するシート部材である可撓性シート部材(10)に設けられて使用可能な、移動式係止構造であって、
    エレメント(70)と複数のスライダー(71)とテープ(9)からなり、
    前記エレメント(70)は、複数の歯部(8)がテープ(9)の端部の、歯設置部(5)に並んで1列に設けられており、前記歯部(8)は、抜防止部(6)を備え、
    前記スライダー(71)は、前記エレメント(70)に、前記抜防止部(6)と跨ぎ掛部(7)にて抜けないように、スライド可能に設けられ、
    前記抜防止部(6)は、前記歯部(8)に跨いで設けられた前記スライダー(71)の抜け防止機能を備えた部分であり、
    前記スライダー(71)に備えられた前記跨ぎ掛部(7)が、前記抜防止部(6)に引っ掛かることによって、前記スライダー(71)が前記歯部(8)から抜けて脱落することを防止し、
    前記テープ(9)の端部に前記歯部(8)が並んで1列に設けられた前記エレメント(70)と、複数の前記スライダー(71)を1つのセットとして構成されたことを特徴とする歯状移動式係止構造(1)。
  3. 前記スライダー(71)に設けられたつまみ(59)が、前記跨ぎ掛部(7)の対向する側である跨ぎ掛対向部(4)に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の歯状移動式係止構造(1)。
  4. 前記スライダー(71)が、歯部(8)が挿通されたレール穴A(47)と、前記レール穴A(47)の跨ぎ掛対向部(4)側に設けられたレール穴B(48)を備え、前記レール穴B(48)に、つまみ(59)、または係止部材または保持部材(19)、または収納構造物(30)を備えたことを特徴とする請求項2に記載の歯状移動式係止構造(1)。
  5. 前記スライダー(71)に設けられたつまみ(59)が、跨ぎ掛対向部(4)から、テープ(9)の面と略同方向の面にスライドして移動可能な、つまみスライド部(49)を備えたことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の歯状移動式係止構造(1)。
  6. 前記テープ(9)が、着脱テープ係止部を備えたことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の歯状移動式係止構造(1)。
  7. 可撓性を有するシート部材である可撓性シート部材(10)は歯状移動式係止構造(1)を備え、
    前記歯状移動式係止構造(1)は、エレメント(70)と複数のスライダー(71)とテープ(9)からなり、
    前記エレメント(70)、複数の歯部(8)をテープ(9)の端部に並んで1列に設けた構成であり
    前記歯部(8)は、抜防止部(6)を備え、
    前記スライダー(71)を、前記エレメント(70)に、前記抜防止部(6)と跨ぎ掛部(7)にて抜けないように、スライド可能に設け、
    前記抜防止部(6)は、前記歯部(8)に跨いで設けられた前記スライダー(71)の抜け防止機能を備えた部分であり、
    前記スライダー(71)に備えられた前記跨ぎ掛部(7)が、前記抜防止部(6)に引っ掛かることによって、前記スライダー(71)が前記歯部(8)から抜けて脱落することを防止し、
    前記歯状移動式係止構造(1)は、前記テープ(9)の端部に並んで前記歯部(8)が1列に設けられた前記エレメント(70)と、複数の前記スライダー(71)を1つのセットとして構成され
    前記可撓性シート部材(10)は、シート設置具(29)を備え、該シート設置具(29)によって、
    壁や支持材に設置可能であり、前記歯状移動式係止構造(1)に設けられたスライダー(71)を単独で移動可能で、設置アイテム(18)を前記スライダー(71)に保持可能に、
    前記歯状移動式係止構造(1)を備えたことを特徴とする収納ユニット(2)。
  8. 前記テープ(9)と前記可撓性シート部材(10)が、着脱可能に係止可能であることを特徴とする請求項7に記載の収納ユニット(2)。
  9. 前記設置アイテム(18)が収納構造物(30)であることを特徴とする請求項7から請求項8のいずれかに記載の収納ユニット(2)。
  10. 前記収納構造物(30)が、ポケットまたは容器であることを特徴とする請求項9に記載の収納ユニット(2)。
  11. 前記、可撓性シート部材(10)がカーテンであることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれかに記載の収納ユニット(2)。
  12. 前記設置アイテム(18)が案内表示物(120)であることを特徴とする請求項7または請求項8のいずれかに記載の収納ユニット(2)。
JP2019208724A 2019-11-19 2019-11-19 歯状移動式係止構造と収納ユニットとその製造方法 Active JP6667888B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019208724A JP6667888B1 (ja) 2019-11-19 2019-11-19 歯状移動式係止構造と収納ユニットとその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019208724A JP6667888B1 (ja) 2019-11-19 2019-11-19 歯状移動式係止構造と収納ユニットとその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6667888B1 true JP6667888B1 (ja) 2020-03-18
JP2021078733A JP2021078733A (ja) 2021-05-27

Family

ID=70000656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019208724A Active JP6667888B1 (ja) 2019-11-19 2019-11-19 歯状移動式係止構造と収納ユニットとその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6667888B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6951606B1 (ja) * 2021-06-22 2021-10-20 那須 正和 ファスナー面係止ユニット
KR102665830B1 (ko) * 2023-07-18 2024-05-13 주식회사 바인코리아플러스 발열조끼

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021078733A (ja) 2021-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6477751B2 (en) Swag tether and method of securing the same
JP6667888B1 (ja) 歯状移動式係止構造と収納ユニットとその製造方法
CA2577860C (en) Window shade liner method and apparatus
US8047256B2 (en) Window origami panels and the like
US20130068919A1 (en) Universal object retention system and method thereof
US20070215493A1 (en) Article holder
US5238044A (en) Window treatment support device
US20090044920A1 (en) Magnetic drapery valance ties
JP6667889B1 (ja) 移動式単テープ係止構造と収納ユニットとその製造方法
JP6951606B1 (ja) ファスナー面係止ユニット
JP6343087B1 (ja) 移動式係止構造
US9517655B2 (en) Display frame
US5375644A (en) Window treatment support device
KR101322684B1 (ko) 와이어를 이용한 행잉 고리 및 그 제조방법
JP3142186U (ja) カーテン幅規制用飾り具
US20210040792A1 (en) Modular locking curtain partitions
US20070227678A1 (en) Double drawstring curtain assembly
JP2012075460A (ja) パネル型カーテン
US20240156228A1 (en) Accessory organizing system
US20120216969A1 (en) Decorative curtain tie
JP2011087655A (ja) ハンガー
JP3142582U (ja) 窓用カーテン
JP3174428U (ja) 装飾品の壁掛け収納布体
CA2695261C (en) Roman curtain
JP5768196B1 (ja) 物品吊り具

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20191119

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20191217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6667888

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250