JP6667224B2 - 画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラムに関する。
近年、デジタルカメラが普及し、保存メディアの大容量化、低価格化により画像を撮影する機会が増加し、画像の保存量も増加している。保持する画像の中から一定の範囲の画像群を指定し、自動的に画像を選択し、フォトブックやムービーを作成するサービスが開始されている。例えば、旅行や結婚式、誕生会といったイベント毎にページを割り当て、そのイベントに含まれる画像に写る人物の関係性を解析し、人物の関係性を用いて画像を選択することが行われている。
特許文献1では、同一の画像に一緒に写った回数を用いて、人物相関グラフを作成し、作成したグラフを用いて相互にリンクのある人物グループを見つける方法を開示している。特許文献2では、人物が複数の画像集合に属する場合には家族、画像集合内に複数回登場する場合には友人、それ以外の人物を他人と、人物が属するグループを判定する方法を開示している。
特許第5136819号公報 特許第5469181号公報
しかしながら、特許文献1の様に一緒に写った画像数を用いる場合、同じイベントに参加していても、一緒に写った画像がないと同じグループとならない。また、たまたま写り込んだ通行人がいる場合、同じ人物グループに属すると判定される可能性がある。一方、特許文献2の様に複数の画像集合に登場する回数によってグループの属性を判定する場合、例えば、複数の画像集合に登場する友人が家族のグループに属すると判定される可能性がある。また、会社や学生時代の友人など交友範囲が異なる友人であっても、同じ友人グループに判定される可能性がある。
本発明は上述した問題を鑑み、人物グループをより正確に抽出することを目的とする。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、画像処理装置であって、複数の画像のうち、第一の人物と第二の人物とが同時に登場する画像の数を取得する第一の取得手段と、前記複数の画像それぞれが分類された複数の画像グループのうち、前記第一の人物が登場する画像と前記第二の人物が登場する画像をともに含む画像グループの数を取得する第二の取得手段と、前記第一の取得手段にて取得した画像の数と前記第二の取得手段にて取得した画像グループの数とに基づいて、前記第一の人物と前記第二の人物との関係の強度を特定する特定手段と、前記特定手段にて特定された強度に基づいて、前記複数の画像に登場する複数の人物の相関関係の情報を生成する生成手段と、前記生成手段にて生成された人物の相関関係の情報に基づいて、前記複数の人物それぞれが属する数の人物グループを抽出する抽出手段と、前記複数の画像から画像を選択して配置することにより、フォトブックデータを生成するフォトブックデータ生成手段とを備え、前記フォトブックデータ生成手段は、前記抽出手段により抽出された複数の人物グループのうち、人物の重要度に関する情報に基づいて重要度が高いと特定された人物が属する人物グループの画像を、他の人物グループの画像よりも優先的に配置する。
本発明によれば、複数の画像に登場する各人物に対し、正確に人物グループを抽出することができる。
本発明に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 本発明に係るフォトブック作成アプリケーションの画面の例を示す図。 本発明に係るアルバム作成アプリケーションの構成例を示す図。 本発明に係る画像管理テーブルの構成例を示す図。 本発明に係る人物グループテーブルの構成例を示す図。 本発明に係るテンプレートの一例を示す図。 本発明に係るフォトブック作成情報テーブルの構成例を示す図。 第一の実施形態に係るフォトブック作成処理のフローチャート。 第一の実施形態に係る人物グループ抽出処理のフローチャート。 本発明に係る人物ペアの人物関係テーブルの構成例を示す図。 本発明に係るイベント登場人物テーブルの構成例を示す図。 本発明に係る人物ペアのリストの一例を示す図。 本発明に係る相関グラフの一例を示す図。 第二の実施形態に係るフォトブック作成処理を示すフローチャート。 第二の実施形態に係る重要人物のグループ抽出処理を示すフローチャート。 第二の実施形態に係る人物重要度テーブルの構成例を示す図。 第二の実施形態に係る人物関係テーブルの構成例を示す図。 第二の実施形態に係る人物グループテーブルの構成例を示す図。 第三の実施形態に係るフォトブック作成処理のフローチャート。 第三の実施形態に係るサブグループの抽出処理のフローチャート。 第三の実施形態に係る人物グループの例を示すテーブルの構成例を示す図。 第三の実施形態に係るサブグループテーブルの構成例を示す図。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<第一の実施形態>
本実施形態では、入力された画像群から人物グループを抽出し、抽出された人物グループを元に使用する画像を自動的に選択し、フォトブックを作成する画像処理装置を例に説明する。本発明に係る画像処理装置の一形態として、パーソナルコンピュータ(PC)で動作するフォトブック作成アプリケーションを例にとって説明する。
[装置構成]
図1は、本実施形態に係る画像処理装置100の構成例を示す図である。CPU101は、各構成の処理全てに関わり、記憶領域であるROM102やRAM103に格納された命令(プログラム)を順に読み込んで解釈し、その結果に従って処理を実行して各種制御を行う。記憶装置104は、HDDやSSDなど、大規模な容量のデータを保存するものであり、入力画像や作成結果、および画像処理を実行するためのプログラムを保存するために使用される。本実施形態では、記憶装置104は、後述するフォトブック作成のためのアプリケーションプログラムを記憶する。
入力インターフェース(I/F)105は、入出力機器との接続のために必要なインターフェースであり、ディスプレイ106、キーボード107、およびマウス108を接続する。ディスプレイ106は、操作画面を表示するための出力装置である。キーボード107およびマウス108は、ユーザーによる操作入力を検出するための装置である。ネットワークインターフェース109は、ネットワークを通じて、外部機器との接続するためのインターフェースである。
なお、装置のハードウェア構成は上記に限られるものではない。例えば、ディスプレイ106はタッチセンサを有し、入力を検出する機器等であってもよい。また、クラウドサービスの様に外部ネットワーク上に存在するサーバで処理が動作し、入出力を手元の機器で操作する構成であってもよい。本実施形態では素材(例えば、画像ファイル)の保管先を記憶装置104にしているが、ネットワークインターフェース109を介し、画像処理装置100の外部に記憶装置があってもよい。外部の記憶装置としては、LAN(不図示)上のネットワークストレージや、クラウド上のストレージサービスなどが挙げられる。
[フォトブック作成アプリケーション]
図2は、フォトブック作成アプリケーションの操作画面の一例を示す図である。本実施形態では、記憶装置104に保存されたフォトブック作成アプリケーションは、ディスプレイ106に表示されているアプリケーションのアイコンがユーザーによりダブルクリック等にされることにより起動する。具体的には、記憶装置104に保存されているフォトブック作成アプリケーションのプログラムがROM102にロードされ、ROM102のプログラムがCPU101によって実行されて、アルバム作成アプリケーションが起動し、図2に示す操作画面を表示する。
操作画面201は、画像入力ボタン202、ページ数選択ボタン203、作成ボタン204、プレビュー領域205、出力ボタン206、および終了ボタン207を含んで構成される。画像入力ボタン202は、押下されると、図示しない画像選択画面が表示され、フォトブックの作成対象となる画像を選択することにより、画像(画像データ)を入力することができる。選択対象は画像ファイルだけでなく、画像を格納しているフォルダも含まれる。ページ数選択ボタン203は、作成するフォトブックの総ページ数を選択するものであり、予め定義された複数のページ数の候補から1つをユーザーが選択することができる。画像が入力される前には選択が有効にならない処理や、入力された画像数が少ない場合にページ数の選択が有効にならない処理があってもよい。更には、画像の追加入力を促す画面を表示するようにしてもよい。
作成ボタン204は、入力した画像数とページ数選択ボタン203で選択されたページ数を条件として、フォトブックの作成を開始するボタンである。プレビュー領域205は、作成するフォトブックを表示する領域である。なお、ページ数選択ボタン203のユーザー選択に応じて、表示が変わる。出力ボタン206は、押下されるとフォトブックの条件を記載したフォトブック作成情報テーブルを任意の場所に出力する。フォトブック作成情報テーブルの詳細については後述する。終了ボタン207は、フォトブック作成アプリケーションを終了するためのボタンである。
図3は、フォトブック作成アプリケーションの構成例を示す図であり、後述する各処理部(301、303〜305)は、画像処理装置100のCPU101で実行され、各DB(302、306)を記憶装置104に保管する。画像解析部301は、入力された画像データを解析し、解析した結果を画像DB302に図4にて一例を示す画像管理テーブル400として保管する。
図4に示す画像管理テーブル400は、画像を識別する画像ID401、画像の保管場所を示すパス名402、撮影日時403、イベントを識別するイベントID404、人物を識別する人物ID405、および、画質を点数化したスコア406を含んで構成される。イベントに関しては、画像群を誕生会や旅行といったイベント単位で分割して画像グループを生成し、分割した画像グループに対してイベント毎に一意に識別するためのID(識別情報)を付与する。分割方法は、画像解析部301で画像データに付加された撮影時刻に基づいて、撮影時刻で順に並べ、撮影時刻の差が所定の閾値(例えば、4時間)以上に大きくなった場合に分割する。撮影情報として撮影時刻だけでなく、画像データに含まれる位置情報を用いて、画像データ間の距離が所定の閾値以上離れた場合に分割してもよい。また、ユーザーが予めイベント毎に格納フォルダを生成し、画像を分類している場合、時刻や位置による分割は行わず、フォルダ単位をイベントとしてもよい。また、ユーザーが設定した属性情報に基づいて、画像を分類するようにしてもよい。
人物IDは、顔認識処理を行い、認識された人物毎に一意に識別したIDを付与する。顔認識処理は、既知の方法で良く、人物を識別できれば、特に限定するものでは無い。スコアの点数算出処理に関しても、既知の方法で良く、例えば、特開2005−31769号公報に記載のある方法の様に空間周波数成分を用いて算出してもよい。本実施形態ではスコアを0〜1の間で点数化する。なお、顔認識処理では、画像データが表す画像に写っている(含まれている)人物の顔を認識する。
なお、画像の解析処理は、画像が画像処理装置100に入力されたタイミングで開始する。既に解析済みの画像が入力された場合は、既存の情報を用いることで解析処理を省力してもよい。また、解析に必要な情報が予め抽出され、画像と共に入力された場合は、入力された情報を用いることにより解析処理を省略してもよい。
人物グループ抽出部303は、入力した画像群から図13(b)で示す様に互いに関連のある人物同士で構成されるグループを抽出する。抽出した人物グループは、図5に示す人物グループテーブル500にて管理される。人物グループテーブル500は、グループID501、そのグループの構成メンバのリストであるグループメンバー502、および、そのグループメンバーが登場するイベントのリストである登場イベントID503を含んで構成される。このイベントID503は、図4のID404で割り振られたIDと同じである。
画像選択部304は、抽出された人物グループの情報に基づいて、画像を選択する。画像配置部305は、テンプレートDB306に保管されたテンプレートに記載の座標に基づき、見開きページを表す「スプレッド」毎に画像を配置する。本実施形態では、図2の操作画面201のページ数選択ボタン203にて選択されたページ数を2で割った数がスプレッド数となる。
図6は、本実施形態に係るテンプレートの画像配置テーブルの一例を示す。ここでは、1つのテンプレートに5つのスロットがある場合を例に挙げて説明する。スロットとは、画像を配置する枠である。テンプレートの画像配置テーブル600は、配置ID601と座標602とを含んで構成される。各配置IDに対応して、スプレッド上の座標が示される。座標602は、スプレッドの左上を基準として、表示画像毎に表示領域の左上の座標と右下の座標が設定され、表示画像の大きさと位置が指定できる。各テンプレートは、一意に識別するためのテンプレートIDが割り当てられ、テンプレートDB306に格納されている。また、テンプレートの画像配置テーブルは、スプレッド単位で座標のパターンを複数有する。スプレッド毎に選択された画像データを配置させ、図7で示す様なフォトブック作成情報テーブル700の形で出力する。図7は、本実施形態に係るフォトブック作成情報テーブルの一例を示す。フォトブック作成情報テーブル700は、スプレッド番号701、テンプレートID702、各配置位置(L_00〜L_04)に配置する各画像の画像ID703〜707を含んで構成される。各スプレッドに対応するテンプレートIDと、各配置IDに対応する画像IDが配置される。なお、図6、図7において、1のテンプレートに対して、5つの画像が配置される例を示しているがこれに限定するものではなく、画像のサイズなどを考慮して、これ以上、もしくはこれ以下の数の画像が配置されるテンプレートが用いられてもよい。
[処理フロー]
フォトブック作成アプリケーションのメイン処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。本処理フローは、画像処理装置100のCPU101が記憶装置104等に記憶された本実施形態に係るプログラムを読み出して実行することにより実現される。本メイン処理は図2に示す操作画面201の作成ボタン204がユーザーにより押下された時に開始される。
S801にて、画像解析部301は、画像入力ボタン202で入力された画像データ群の各画像データの情報を画像DB302から取得する。取得する情報は、図4の画像管理テーブル400で示す情報である。入力された画像データ群が、イベント単位に分割されていない場合や、人物認識処理が完了していない場合は、それらの画像データ群に対する分割処理および認識処理が行われた上で、次のステップへと進む。
S802にて、人物グループ抽出部303は、画像管理テーブル400の情報を用いて、人物グループを抽出し、図5に示す人物グループテーブル500を出力する。人物グループの抽出処理の詳細に関しては、図9のフローチャートを用いて後述する。
S803にて、人物グループ抽出部303は、S802で抽出した複数の人物グループに対して、人物グループテーブル500を用いて、イベントの登場回数が一番多い人物グループを、重要な人物グループとして抽出する。
S804にて、画像選択部304は、ページ数選択ボタン203で選択されたページ数の情報を取得する。また、画像選択部304は、取得したページ数を半分にし、フォトブック全体のスプレッド数とする。画像選択部304は、画像管理テーブル400を用いて、イベント毎に画像枚数を取得し、画像枚数の多い順にスプレッド数分、イベントを選択する。例えば、イベント数が50でスプレッド数が12であれば、画像枚数が上位のイベント12個を選択する。本実施形態では、1スプレッドに1イベントを割り当てる。しかし、これに限定するものではなく、例えば、1イベントを複数ページに割り当ててもよく、1スプレッドに複数のイベントを割り当ててもよい。
S805にて、画像配置部305は、S804で抽出した各イベントに対し、撮影時刻の時系列順にイベントをスプレッドへ割り当てる。画像配置部305は、各スプレッドに対し、テンプレートDB306からそれぞれテンプレートを割り当てる。画像配置部305、各テンプレートに記載されたスロット数(配置される数)分の画像を選択する。画像の選択の際には、画像配置部305は、スコアを用いて、スコアが高い画像から順にテンプレートに記載された数だけ画像を選択する。この際、例えば、一度選択した画像に含まれる人物が写る他の画像の点数を下げることにより、特定の人物が映った画像が選択されることの偏りを無くすことしてもよい。
S806にて、画像配置部305は、S805で選択した画像の配置を決定し、図7で示すフォトブック作成情報テーブル700を出力する。そして、本処理フローを終了する。
出力されたフォトブック作成情報テーブル700とテンプレートと画像データを、フォトブック出力業者に出力することでフォトブックの作成が可能となる。
(人物グループ抽出処理)
次に図9のフローチャートを用いて、人物グループ抽出処理について説明する。本処理フローは、図8のS802に相当する。
S901にて、人物グループ抽出部303は、S801で取得した画像管理テーブル400の情報を用いて、フォトブック作成対象となる全画像から、登場する人物数を算出する。更に、人物グループ抽出部303は、人物関係テーブルT、Tを作成する。人物関係テーブルは、人物間の関係を表すものであり、本実施形態では、算出人物数×算出人物数で構成する。人物関係テーブルは、図10の様に縦軸と横軸に登場人物の人物IDを配置させ、初期値を0に設定する。ここでは、図10(a)に示す人物関係テーブル1001を人物関係テーブルTとし、図10(b)に示す人物関係テーブル1002を人物関係テーブルTの例として扱う。人物関係テーブルTは、同一画像内に同時に登場した人物ペアの数をカウントするためのテーブルである。一方、人物関係テーブルTは、同一イベント内に登場した人物ぺアの数をカウントするためのテーブルである。すなわち、人物関係テーブルTについては、人物ペアの2人の人物が同じ画像に登場していない場合でも、同じイベント(同じ画像グループ)のいずれかに登場していれば、カウントされる。
S902にて、人物グループ抽出部303は、画像管理テーブル400の中から画像IDを抽出し、全画像数をnとして取得する。更に、人物グループ抽出部303は、画像IDのID順に、各画像をI、I、I、...、In−1とする。そして、人物グループ抽出部303は、最初の画像Iを着目画像Iとして設定する。
S903にて、人物グループ抽出部303は、着目画像Iに一緒に写っている人物のペアを取得して、人物関係テーブルTに人物ペアの交点するマスの値に1を加点する。ここで画像内に人物A、人物B、人物Cの3人が写っている場合、人物Aと人物B、人物Aと人物C、人物Bと人物Cの3つの人物ペアが取得できる。これにより、1つの画像で3つのマスの値がそれぞれ1加算される。このようにして、同一の画像に一緒に写った画像数が人物関係テーブルTに記録される。
S904にて、人物グループ抽出部303は、全画像に対してS903の処理が終了しているか、すなわち着目画像IがIn−1か否かを判定する。全画像に対し処理が終了している場合(S904にてYes)は、S906へ進む。一方、処理が終了していない場合(S904にてNo)は、S905へ進む。
S905にて、人物グループ抽出部303は、処理対象となる着目画像Iを次の未処理の画像に変更し、S903に戻り、処理を繰り返す。
S906にて、人物グループ抽出部303は、画像管理テーブル400の中から、イベントIDを抽出し、全イベント数をnとして取得する。イベントIDのID順に、各イベントをE、E、E、...、En−1とする。そして、人物グループ抽出部303は、最初のイベントEを着目イベントEとして設定する。
S907にて、人物グループ抽出部303は、着目イベントEに登場した人物を抽出する。抽出した人物は、図11で示すイベント登場人物テーブル1100の様にイベント毎に登場する人物の人物IDを羅列する。イベント登場人物テーブル1100は、イベントID1101と登場人物ID1102とが対応づけられて構成される。ここでは、1のイベントに対して、1または複数の登場人物が登場しているものとする。
S908にて、人物グループ抽出部303は、各イベントEにおいてS907で取得した登場人物に対する人物ペアを抽出する。図12は、抽出した人物ペアのリストを示す。図12(a)は、イベントE_000から抽出した人物ペアのリスト1201を示し、図12(b)は、イベントE_001から抽出した人物ペアのリスト1202を示す。
S909にて、人物グループ抽出部303は、S908で抽出した人物ペアを人物関係テーブルTに記録する。抽出された人物ペアの各人物が1つのイベントに対応する1つの画像グループに一回でも登場していれば、その人物ペアの値として1を加える。ここでは、イベント毎に加算する。これにより、各人物ペアが、一緒に参加したイベント数がテーブルTに記録される。
S910にて、人物グループ抽出部303は、全イベントに対してS907〜S909の処理が終了している、すなわち、着目イベントEがイベントEn−1か否かを判定する。終了している場合(S910にてYes)はS912へ進む。一方、終了していない場合(S910にてNo)はS911に進む。
S911にて、人物グループ抽出部303は、処理対象となる着目イベントEを次の未処理のイベントEに変更し、S907へ戻り、処理を繰り返す
S912にて、人物グループ抽出部303は、人物関係テーブルTの値と人物関係テーブルTの値を加算する。図10(c)は、人物関係テーブルTと人物関係テーブルTの値を加算した結果として得られた人物関係テーブル1003を示す。ここでは、加算した値を各人物ペアの相関の強度とする。なお、本実施形態では人物関係テーブルTと人物関係テーブルTを単純に加算しているが、人物関係テーブルTの値、および、人物関係テーブルTの値にそれぞれ重みをつけてから加算してもよい。
S913にて、人物グループ抽出部303は、S912で算出した強度が閾値を超えているか否かを判定する。閾値を超えている場合(S913にてYes)はS914に進み、超えていない場合(S913にてNo)はS915に進む。この閾値は、相関関係の強度の閾値であり、ここでの閾値は、固定値とし、本例では「5」を用いることとする。しかし、これに限定するものでは無く、ユーザーが任意の値に設定できるようにしてもよい。その他にも、例えば、入力された画像数、イベント数、登場人物数などにより、閾値を可変値としてもよい。例えば、全人物ペアの強度を抽出し、強度の平均と分散を求め、平均よりも所定量小さい値を強度の閾値としてもよい。
S914にて、人物グループ抽出部303は、得られた強度の値を用いて、相関グラフを形成する。図13(a)に、相関グラフの例を示す。
S915にて、人物グループ抽出部303は、S914にて生成した相関グラフからお互いにリンクを持つ人物同士(関連する人物同士)で構成される人物グループを抽出する。図13(b)に抽出される人物グループの例を示す。図13の例では、3つの人物グループが抽出されることとなる。人物グループ抽出部303は、抽出した人物グループを人物グループテーブル500に追加する。そして、本処理フローを終了する。
以上、本実施形態ではフォトブックを作成する際に、画像データ群から人物グループを抽出する。抽出した人物グループは、自動画像選択の基準として用いることができる。人物グループの抽出には、画像に一緒に写った情報、および一緒にイベントに参加した情報を用いることにより、より正確に人物グループを抽出ことができる。例えば、撮影者(例えば、家族における父親)は他の人と一緒に写る写真の枚数が少なくなってしまう可能性があるが、複数のイベントに存在することで関係性の強い人物グループに所属させることができる。
また、人物グループの抽出に同じイベントに参加した数を用いることにより、友人同士で参加したイベント内でたまたま一緒の写真に写りこんだ通行人をイベント参加者の友人で構成される人物グループに加えることを抑制することができる。その結果、画像を自動的に選択する際に、通行人の画像が選択されることを抑えられる。一方、同じイベントに参加した数だけでは、子供の友人の家族と一緒にバーベキューへ参加した場合、同じ人物グループとなってしまう可能性がある。これに対し、人物グループの抽出に一緒に写る画像の数を用いることで、それぞれの家族で一緒に写る画像が多くなり、所定の閾値を超える関係の強さとならず、同じ人物グループになることを抑制することができる。
また、1人の人物に対し、例えば、家族のグループ、友人グループ、会社のグループ等のように複数の人物グループを抽出することができる。1スプレッド(見開きページ)に複数のイベントを割り当てる場合、スプレッドの左右ページ毎に同じ人物グループで揃えた場合、統一感を持たせることができる。逆に異なる人物グループを選択することで、スプレッド内に多様性を持たせることができる。
なお、本実施形態では、画像(静止画)を用いてフォトブックを作成しているが、映像ファイル(動画)を対象としても良く、動画から抽出した静止画を用いてもよい。また、本実施形態では、フォトブックを作成する例を説明したが、ムービーを自動作成してもよい。作成するフォトブックのページ数が、生成するムービーの時間長の秒数に、表示領域の大小がムービーの表示秒数に、配置位置の順番がムービーの表示順序に、それぞれ対応してもよい。
<第二の実施形態>
第一の実施形態では、抽出人物グループの中でイベントに登場した回数に基づき、1の重要な人物グループを選択する例を説明した。これに対し、本実施形態では、登場する人物の重要度を用いて、人物グループの重要度を算出する例を説明する。
本実施形態では、第一の実施形態における図8のフォトブック作成フローチャートを図14のフローチャートに置き換える。画像処理装置100の構成については第一の実施形態と同様であるため、説明は省略する。以下、図14を参照して、本実施形態に係る人物グループの重要度を算出する処理について説明する。なお、S801〜802及びS804〜806は、第一の実施形態と同様であるため説明を省略する。
S1401にて、人物グループ抽出部303は、S802で抽出した人物グループから重要な人物グループを抽出する。図15のフローチャートを用いて、重要な人物グループを抽出する処理について説明する。
S1501にて、人物グループ抽出部303は、S802で抽出した人物グループテーブル500を取得する。
S1502にて、人物グループ抽出部303は、人物重要度のテーブルを取得する。図16に本実施形態に係る人物重要度テーブル1600の例を示す。人物重要度テーブル1600は、人物ID1601と各人物の重要度1602を含んで構成される。本実施形態において、各人物の重要度は0〜1の間で点数化されており、値が高いほど重要度が高いものとする。重要度は、画像の人物の登場回数に基づいて算出してもよいし、外部から与えられてもよい。外部から与える場合の例として、撮影機器で人物認識を行い、認識した人物に対し、ランクを付けることにより人物の重要度を設定する方法やユーザーが設定する方法がある。
S1503にて、人物グループ抽出部303は、各人物ペアの強度を、全ての人物ペアの強度の中で最大の値となる強度で割ることで正規化する。強度は、S912にて得られた人物関係テーブル1003の値(図10(c))を用いて算出する。図17は、正規化した強度を算出した例としての人物関係テーブル1700を示す。
S1504にて、人物グループ抽出部303は、人物グループテーブル500の中からグループIDを抽出し、全グループ数をnとして取得する。グループIDのID順に、各人物グループをG、G、G、...、Gn−1とする。そして、人物グループ抽出部303は、最初の人物グループGを着目人物グループGとして設定する。
S1505にて、人物グループ抽出部303は、着目人物グループGのグループ重要度を算出する。グループ重要度の算出式は、グループを構成する人物ペアそれぞれの人物の人物重要度と人物間の強度を掛け、グループ内の全人物ペア分加算し、全人物ペア数で割る。例えば、人物Aと人物Bと人物Cの3人で構成されるグループの場合、人物Aの人物重要度をI、人物Bの人物重要度をI、人物Cの人物重要度をIとする。人物Aと人物Bの強度をRab、人物Aと人物Cの強度をRac、人物Bと人物Cの強度をRbcとする。このグループ重要度のスコアは、
(I*I*Rab+I*I*Rac+I*I*Rbc)/3
で表現できる。抽出したグループ重要度のスコアは、図18で示すグループ重要度テーブル1800に記載する。グループ重要度テーブル1800は、第一の実施形態の人物グループテーブル500の項目に加え、スコア1801と重要判定1802の項目が追加されている。スコア1801と重要判定1802の項目は、いずれも初期値は0に設定される。
S1506にて、人物グループ抽出部303は、S1505で算出されたグループ重要度のスコアが所定の閾値以上であるか否かを判定する。閾値以上の場合(S1506にてYes)はS1507に進み、閾値未満の場合(S1506にてNo)はS1508に進む。ここでの閾値は固定値とし、本例では「0.2」を用いることとする。しかし、これに限定するものでは無く、ユーザーが任意の値に設定できるようにしてもよい。その他にも、算出したグループ重要度のスコアによって閾値を変更してもよい。例えば、グループ重要度のスコアの平均を算出し、平均よりも所定量大きい値を閾値としてもよい。
S1507にて、人物グループ抽出部303は、グループ重要度のスコアが閾値以上だったグループは重要人物グループとし、グループ重要度テーブル1800の重要判定1802の値に「1」を設定する。
S1508にて、人物グループ抽出部303は、全人物グループに対して、S1505〜S1507の処理が終了したか否かを判定する。全人物グループの処理が終了している場合(S1508にてYes)は、本処理フローを終了する。全人物グループの処理が終了していない場合(S1508にてNo)は、S1509に進む。
S1509にて、人物グループ抽出部303は、処理対象となる着目人物グループGを次の未処理の人物グループに変更し、S1505に戻り、処理を繰り返す。
以上、本実施形態では、抽出した人物グループに人物重要度を用いることで、人物グループの重要度を算出する。第一の実施形態では、イベント登場数の最も多い1の人物グループを重要としていたが、本実施形態では、イベント登場数が少ない人物グループであっても、重要な人物が含まれる人物グループを重要な人物グループとすることができる。これにより人物グループが複数抽出された場合に、グループの重要度を用いることで重要な人物グループが重要度の低いグループに埋もれず、抽出することが可能となる。例えば、遠方に住む祖父や祖母は登場回数が少なくなってしまうが、人物重要度が高く設定されることにより、重要度が高い人物グループとすることができる。
これにより、スプレッド(見開きページ)に割り当てたイベント(画像グループ)から画像データを選択する際に重要な人物グループの情報を用いることができ、重要でない人物グループが写る画像データが選択されることを防ぐことができる。また、1スプレッドに複数のイベントを割り当てる場合、重要な人物グループの画像の表示領域を他の人物グループより大きくすることができる。
<第三の実施形態>
第二の実施形態では、抽出した人物グループの選択に関して、グループの人物重要度を用いて、人物グループの重要度を算出する例を説明した。これに対し、本実施形態では、多人数で構成される人物グループから、より結び付きの強いサブグループを抽出する例を説明する。
本実施形態は、第二の実施形態における図14のフォトブック作成フローチャートを図19のフローチャートに置き換える。画像処理装置100の構成については第一の実施形態と同様であるため、説明は省略する。また、図14と同様の部分の説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。以下、図19を参照して、本実施形態に係るフォトブック作成処理の詳細について説明する。
S1901にて、人物グループ抽出部303は、S802で抽出した人物グループテーブル500を取得し、各人物グループからサブグループを抽出する。図20のフローチャートを用いて、サブグループを抽出する処理を説明する。
S2001にて、人物グループ抽出部303は、S802で抽出した人物グループテーブル500を取得する。
S2002にて、人物グループ抽出部303は、人物グループテーブル500の中からグループIDを抽出し、全グループ数をnとして取得する。グループIDのID順に、各人物グループをG、G、G、...、Gn−1とする。そして、人物グループ抽出部303は、最初の人物グループGを着目人物グループGとして設定する。
S2003にて、人物グループ抽出部303は、着目人物グループGのグループの構成人物数を算出し、閾値として設定された人物数より多いか否かを判定する。閾値より多い場合(S2003にてYes)はS2004へ進み、閾値より少ない場合(S2003にてNo)はS2013へ進む。ここでの閾値は固定値とし、本例では「4人」を用いることとする。しかし、これに限定するものでは無く、ユーザーが任意の値に設定できるようにしてもよい。
S2004にて、人物グループ抽出部303は、着目人物グループGの強度の平均値を算出する。具体的に説明すると、着目人物グループGが図21(a)で示す様な6人で構成される場合、人物ペア数が15対として算出できる(6C2)。更に、S912に示した方法で、人物グループGに関わる人物の人物ペアの強度を抽出する。ここで抽出した例を図21(b)に示す。そして、抽出した人物ペアの強度の総和を人物ペア数で割ることで、人物グループGの強度の平均値が算出される。図21(b)の例であれば、人物グループGの強度の平均値は、
(70+50+48+24+26+34+30+46+52+42+14+14+16+16+38)/15=34.6
として算出される。
S2005にて、人物グループ抽出部303は、着目人物グループGから、全ての組み合わせのサブグループを作成する。着目人物グループGが6人で構成される場合について具体的に説明する。この場合、グループを構成する人数ごとの組み合わせとして、2人のサブグループが15個、3人のサブグループが20個、4人のサブグループが15個、5人のサブグループが6個作成され、合計56個が作成される。図22は、作成したサブグループのサブグループテーブル2200を示す。サブグループテーブル2200は、サブグループID2201、人物IDの記載されるグループメンバー2202、強度の平均値2203、および抽出対象2204を含んで構成される。また、サブグループテーブル2200は、人物グループのグループ数だけ作成される。強度の平均値2203および抽出対象2204は、初期値に「0」が設定され、以降の処理により順次、値が更新される。
S2006にて、人物グループ抽出部303は、サブグループテーブル2200の中からグループIDを抽出し、全グループ数をnとして取得する。グループIDのID順に、各サブグループをSG、SG、SG、...、SGn−1とする。そして、人物グループ抽出部303は、最初のサブグループSGを着目サブグループSGとして設定する。
S2007にて、人物グループ抽出部303は、着目サブグループSGの強度の平均値を算出する。算出処理は、S2004と同様に、着目サブグループSGの全人物ペア数の強度の総和を算出し、人物ペア数で割ることで行う。例えば、図22のサブグループテーブル2200のSG_031−16の場合、F_100とF_101の強度(70)、F_100とF_110の強度(50)、F_101とF_110の強度(34)を合計(154)し(図21(b)参照)、人物ペア数(3)で割ることで、強度の平均値として51.3が算出される。算出した平均値は、サブグループテーブル2200の強度の平均値2203に入力される。
S2008にて、人物グループ抽出部303は、S2007で算出した着目サブグループSGの強度の平均値が、S2004で算出した着目グループGの強度の平均値の所定倍数の値より大きいか否かを判定する。大きい場合(S2008にてYes)はS2009に進み、そうでない場合(S2008にてNo)はS2010へ進む。すなわち、この場合は、着目サブグループSGは抽出対象としない。ここでの所定倍数は、本例では「1.5倍」を用いることとする。しかし、これに限定するものでは無く、ユーザーが任意の値に設定できるようにしてもよいし、倍数ではなく固定値を用いてもよい。
S2009にて、人物グループ抽出部303は、着目サブグループSGを抽出対象とする。このとき、人物グループ抽出部303は、サブグループテーブル2200の着目サブグループSGとしているサブグループの抽出対象2204に「1」を入力する。
S2010にて、人物グループ抽出部303は、全サブグループに対して、S2007〜S2009の処理が終了したか否かを判定する。全サブグループの処理が終了している場合(S2010にてYes)、S2012に進む。全人物グループの処理が終了していない場合(S2010にてNo)、S2011に進む。
S2011にて、人物グループ抽出部303は、処理対象となる着目サブグループSGを次の未処理のサブグループへ変更し、S2007に戻り、処理を繰り返す。
S2012にて、人物グループ抽出部303は、全人物グループに対して、S2003〜S2010の処理が終了したか否かを判定する。全人物グループの処理が終了している場合(S2012にてYes)は、S2014に進む。全人物グループの処理が終了していない場合(S2012にてNo)はS2013に進む。
S2013にて、人物グループ抽出部303は、処理対象となる着目人物グループGを次の未処理の人物グループへ変更し、S2003に戻り、処理を繰り返す。
S2014にて、人物グループ抽出部303は、作成した全てのサブグループテーブル2200から抽出対象と判定されたサブグループを抽出し、人物グループテーブル500に追加する。人物グループテーブル500に追加の際に不足の項目となる登場イベントは、画像管理テーブル400を用いてサブグループが登場したイベントを抽出することで補完される。そして、本処理フローを終了する。
以上、本実施形態では、多人数で構成される人物グループから、その人物グループに含まれる少人数のサブグループを作成する。作成したサブグループの内、サブグループの強度が元の人物グループの強度より大きい強度を持つサブグループを新たな人物グループとして採用(抽出)する。これにより例えば、新郎新婦、新婦の父母、新郎の父母の6人で人物グループが形成された場合、結び付き(相関関係)の強い新郎新婦のグループを抽出することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201:アプリケーション操作画面、202:画像入力ボタン、203:ページ数選択ボタン、204:作成開始ボタン、205:プレビュー領域、206:出力ボタン、207:終了ボタン、301:画像解析部、302:画像DB、303:人物グループ抽出部、304:画像選択部、305:画像配置部、306:テンプレートDB

Claims (15)

  1. 複数の画像のうち、第一の人物と第二の人物とが同時に登場する画像の数を取得する第一の取得手段と、
    前記複数の画像が分類された複数の画像グループのうち、前記第一の人物が登場する画像と前記第二の人物が登場する画像をともに含む画像グループの数を取得する第二の取得手段と、
    前記第一の取得手段にて取得した画像の数と前記第二の取得手段にて取得した画像グループの数とに基づいて、前記第一の人物と前記第二の人物との関係の強度を特定する特定手段と、
    前記特定手段にて特定された強度に基づいて、前記複数の画像に登場する複数の人物の相関関係の情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段にて生成された人物の相関関係の情報に基づいて、前記複数の人物それぞれが属する数の人物グループを抽出する抽出手段と
    前記複数の画像から画像を選択して配置することにより、フォトブックデータを生成するフォトブックデータ生成手段と
    を備え
    前記フォトブックデータ生成手段は、前記抽出手段により抽出された複数の人物グループのうち、人物の重要度に関する情報に基づいて重要度が高いと特定された人物が属する人物グループの画像を、他の人物グループの画像よりも優先的に配置することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記抽出手段は、人物間の関係の強度が所定の閾値よりも大きい人物同士で構成される人物グループを抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 撮影情報及び属性情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記複数の画像は複数の画像グループに分類されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記フォトブックデータ生成手段は、所定の閾値よりも大きい重要度を有する人物を重要度が高いと特定し、前記重要度が高いと特定された人物が属する人物グループの画像を、前記他の人物グループの画像よりも優先的に選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記フォトブックデータ生成手段は、人物が画像に登場する数に基づき、当該人物の重要度を特定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  6. 前記フォトブックデータ生成手段は、前記重要度が高いと特定された人物が属する人物グループの画像を、前記他の人物グループの画像よりも大きい領域に配置することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記抽出手段にて抽出された人物グループに属する人物の数が所定の閾値よりも多い場合、当該人物グループに属する人物間の関係の強度に基づいて当該人物グループを分割し、新たなグループを生成する手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 複数の画像のうち、第一の人物と第二の人物とが同時に登場する画像の数を取得する第一の取得工程と、
    前記複数の画像それぞれが分類された複数の画像グループのうち、前記第一の人物が登場する画像と前記第二の人物が登場する画像をともに含む画像グループの数を取得する第二の取得工程と、
    前記第一の取得工程にて取得した画像の数と前記第二の取得工程にて取得した画像グループの数とに基づいて、前記第一の人物と前記第二の人物との関係の強度を特定する特定工程と、
    前記特定工程にて特定された強度に基づいて、前記複数の画像に登場する複数の人物の相関関係の情報を生成する生成工程と、
    前記生成工程にて生成された人物の相関関係の情報に基づいて、前記複数の人物それぞれが属する数の人物グループを抽出する抽出工程と
    前記複数の画像から画像を選択して配置することにより、フォトブックデータを生成するフォトブックデータ生成工程と
    を有し、
    前記フォトブックデータ生成工程において、前記抽出工程にて抽出された複数の人物グループのうち、人物の重要度に関する情報に基づいて重要度が高いと特定された人物が属する人物グループの画像を、他の人物グループの画像よりも優先的に配置することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. コンピュータを、
    複数の画像のうち、第一の人物と第二の人物とが同時に登場する画像の数を取得する第一の取得手段、
    前記複数の画像それぞれが分類された複数の画像グループのうち、前記第一の人物が登場する画像と前記第二の人物が登場する画像をともに含む画像グループの数を取得する第二の取得手段、
    前記第一の取得手段にて取得した画像の数と前記第二の取得手段にて取得した画像グループの数とに基づいて、前記第一の人物と前記第二の人物との関係の強度を特定する特定手段、
    前記特定手段にて特定された強度に基づいて、前記複数の画像に登場する複数の人物の相関関係の情報を生成する生成手段、
    前記生成手段にて生成された人物の相関関係の情報に基づいて、前記複数の人物それぞれが属する数の人物グループを抽出する抽出手段
    前記複数の画像から画像を選択して配置することにより、フォトブックデータを生成するフォトブックデータ生成手段
    として機能させ
    前記フォトブックデータ生成手段は、前記抽出手段により抽出された複数の人物グループのうち、人物の重要度に関する情報に基づいて重要度が高いと特定された人物が属する人物グループの画像を、他の人物グループの画像よりも優先的に配置するためのプログラム。
  10. 前記抽出手段は、人物間の関係の強度が所定の閾値よりも大きい人物同士で構成される人物グループを抽出することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 撮影情報及び属性情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記複数の画像は複数の画像グループに分類されることを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 前記フォトブックデータ生成手段は、所定の閾値よりも大きい重要度を有する人物を重要度が高いと特定し、前記重要度が高いと特定された人物が属する人物グループの画像を、前記他の人物グループの画像よりも優先的に選択することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載のプログラム。
  13. 前記フォトブックデータ生成手段は、人物が画像に登場する数に基づき、当該人物の重要度を特定することを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記フォトブックデータ生成手段は、前記重要度が高いと特定された人物が属する人物グループの画像を、前記他の人物グループの画像よりも大きい領域に配置することを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一項に記載のプログラム。
  15. 前記コンピュータを、
    前記抽出手段にて抽出された人物グループに属する人物の数が所定の閾値よりも多い場合、当該人物グループに属する人物間の関係の強度に基づいて当該人物グループを分割し、新たなグループを生成する手段として更に機能させることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか一項に記載のプログラム。
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