JP2011109428A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】イベントにおいて撮像された数多くの画像の中から、イベントの全体的な流れを把握し得る画像を選抜する。
【解決手段】ステップS11で、全ての画像の数に応じて、サブイベントの目標数snが決定される。ステップS12で、各画像の撮像日時に基づく第1のクラスタリング処理が実行される。ステップS13で、各画像の撮像位置に基づく第2のクラスタリング処理が実行される。ステップS14で、第1のクラスタリング処理により決定されたサブイベントの区切りの位置と、第2のクラスタリング処理により決定されたサブイベントの区切りの位置とが論理和により合成されて、イベントにおいて撮像された全ての画像がいずれかのサブイベントに分類される。本発明は、例えばデジタルスチルカメラにおけるスライドショー機能に適用することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、例えば、旅行中に撮像した数多くの画像の中から、旅行の道中を把握し得る画像を自動的に選択させてスライドショーを実行する場合に用いて好適な情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、デジタルスチルカメラには、いわゆるスライドショーと称する機能が設けられているものが多い。このスライドショー機能は、撮像して保存した画像を、例えば撮影順に順次再生したり、ランダムな順序で再生したりしてディスプレイに表示するものである(例えば、特許文献1参照)。
ところで、デジタルスチルカメラのユーザが旅行などのイベントにおいて、数多くの画像を撮像し、それらを従来のスライドショー機能によって再生、表示させた場合、画像の枚数が多過ぎて全てを見終わるまでに多くの時間を要してしまう。これを防ぐためには、撮像された数多くの画像のうち、所定の枚数を選択し、それらを対象としてスライドショーを実行するようにすればよい。
特開2005−110088号公報
撮像された数多くの画像の中から所定の割合で画像を選択するためには、例えば、ランダムに画像を選択したり、撮影した各画像に対して所定の評価基準に基づいて評価値を算出し、この評価値に基づいて選択したりすることが考えられる。
しかしながら、このようにした場合、ユーザが見たいと思っている画像が表示されないことがある。また、評価基準によっては画像の選択に偏りが生じ、このスライドショーにより表示される画像を全て見てもイベントの全体的な流れを把握できないものとなってしまうことが起こり得る。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、イベントにおいて撮像された数多くの画像の中から、イベントの全体的な流れを把握し得る画像を選抜できるようにするものである。
本発明の一側面である情報処理装置は、イベントにおいて撮像された複数の画像の中から所定数の画像を選抜する情報処理装置において、前記複数の画像を解析し、前記画像それぞれの評価値を算出する画像解析手段と、前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像日時の差を示す時間差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第1の境界群を決定する第1のクラスタリング手段と、前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像位置の差を示す距離差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第2の境界群を決定する第2のクラスタリング手段と、決定された前記第1および第2の境界群に従い、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を前記複数のサブイベントに分類する分類手段と、前記サブイベント毎に分類された画像のうち、前記評価値が小さいものを除外することにより選抜する画像を決定する画像選抜手段とを含む。
前記分類手段は、決定された前記第1の境界群と前記第2の境界群の論理和を境界として、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を前記複数のサブイベントに分類するようにすることができる。
前記画像選抜手段は、前記サブイベント毎に分類された画像のうち、前記評価値が小さい方から所定割合だけ除外することにより選抜する画像を決定するようにすることができる。
本発明の一側面である情報処理装置は、前記画像選抜手段における画像選抜の方針として、人物画像優先、風景画像優先、またはノーマルの少なくとも1つを含む選択肢をユーザに指定させる指定手段をさらに含むことができる。
本発明の一側面である情報処理装置は、前記複数の画像の中で類似画像群を検出し、前記類似画像群に属する画像のうちの前記評価値が最大のもの以外を除外する類似画像検出手段をさらに含むことができる。
前記画像解析手段は、前記複数の画像それぞれに対し、類似画像の数、被写体となる人物の顔のサイズ、前記人物の数、前記人物の表情、前記人物の配置、前記人物が属するグループ、または被写体となる風景の構図のうちの少なくとも1つを評価する評価値を算出するようにすることができる。
本発明の一側面である情報処理装置は、画像を撮像する撮像手段と、前記画像の撮像日時および撮像位置を示す情報を取得する取得手段とをさらに含むことができる。
本発明の一側面である情報処理方法は、イベントにおいて撮像された複数の画像の中から所定数の画像を選抜する情報処理装置の情報処理方法において、前記情報処理装置による、前記複数の画像を解析し、前記画像それぞれの評価値を算出する画像解析ステップと、前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像日時の差を示す時間差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第1の境界群を決定する第1のクラスタリングステップと、前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像位置の差を示す距離差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第2の境界群を決定する第2のクラスタリングステップと、決定された前記第1および第2の境界群に従い、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を前記複数のサブイベントに分類する分類ステップと、前記サブイベント毎に分類された画像のうち、前記評価値が小さいものを除外することにより選抜する画像を決定する画像選抜ステップとを含む。
本発明の一側面であるプログラムは、イベントにおいて撮像された複数の画像の中から所定数の画像を選抜する情報処理装置の制御用のプログラムであって、前記複数の画像を解析し、前記画像それぞれの評価値を算出する画像解析ステップと、前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像日時の差を示す時間差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第1の境界群を決定する第1のクラスタリングステップと、前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像位置の差を示す距離差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第2の境界群を決定する第2のクラスタリングステップと、決定された前記第1および第2の境界群に従い、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を前記複数のサブイベントに分類する分類ステップと、前記サブイベント毎に分類された画像のうち、前記評価値が小さいものを除外することにより選抜する画像を決定する画像選抜ステップとを含む処理を情報処理装置のコンピュータに実行させる。
本発明の一側面においては、複数の画像が解析されて画像それぞれの評価値が算出され、複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像日時の差を示す時間差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第1の境界群が決定され、複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像位置の差を示す距離差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第2の境界群が決定される。さらに、決定された第1および第2の境界群に従い、撮像日時の順序で並び替えた複数の画像が複数のサブイベントに分類され、サブイベント毎に分類された画像のうち、評価値が小さいものを除外することにより選抜する画像が決定される。
本発明の一側面によれば、イベントにおいて撮像された数多くの画像の中から、イベントの全体的な流れを把握し得る画像を選抜することができる。
本発明の概要を説明するための図である。 本発明を適用したデジタルスチルカメラの構成例を示すブロック図である。 制御部により実現される機能ブロックの構成例を示す図である。 スライド画像選抜処理を説明するフローチャートである。 サブイベント分類処理を説明するフローチャートである。 第1のクラスタリング処理を説明するフローチャートである。 サブイベントの区切りを説明するための図である。 第2のクラスタリング処理を説明するフローチャートである。 画像削減処理を説明するフローチャートである。 画像削減処理を説明するフローチャートである。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称する)について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行なう。
1.本発明の概要
2.第1の実施の形態
3.第2の実施の形態
4.変形例
<1.本発明の概要>
図1は、本発明の概要を説明するための図である。本願発明においては、例えば、旅行などのイベントにおいて撮像された全ての画像をその撮像日時と撮影場所に応じて複数のサブイベントに分類し、各サブイベントに属する画像の中から画像を選抜し、イベントの全体的な流れを把握し得る画像を選択するようにしたものである。
<2.第1の実施の形態>
[デジタルスチルカメラの構成例]
図2は、第1の実施の形態であるデジタルスチルカメラの構成例を示している。このデジタルスチルカメラ10は、制御部11、メモリ12、操作入力部13、位置情報取得部14、バス15、撮像部16、画像処理部17、符号化復号部18、記録部19、および表示部20から構成される。
制御部11は、操作入力部13から入力されるユーザの操作に応じた操作信号に従い、デジタルスチルカメラ10に各部を制御する。また、制御部11は、メモリ12に記録されている制御用プログラムを実行することにより、図3に示す機能ブロックを実現し、後述するスライド画像選抜処理などを実行する。
メモリ12には、制御用プログラムが予め記録されている。また、メモリ12は、スライド画像選抜処理の過程における各種の情報が保持される。
操作入力部13は、デジタルスチルカメラ10の筺体に設けられるボタンや表示部20に積層されるタッチパネルなどのユーザインタフェースからなり、ユーザからの操作に応じた操作信号を発生して制御部11に出力する。
位置情報取得部14は、撮像タイミングにおいて、GPS(Global Positioning System)信号を受信して解析することにより、撮像日時(年月日、時刻)および位置(緯度、経度、高度)を示す情報を取得する。ここで得られた撮像日時および位置を示す情報は、撮像された画像に対応付けて記録されるexif情報に採用される。なお、撮像日時については、制御部11に内蔵される時計の時刻情報を利用するようにしてもよい。
撮像部16は、レンズ群とCCD、CMOSなどの光電変換素子を内蔵しており、レンズ群を介して入射される被写体の光学像を光電変換素子により画像信号に変換して画像処理部17に出力する。
画像処理部17は、撮像部16から入力される画像信号に所定の画像処理を施して符号化復号部18に出力する。また、画像処理部17は、撮像時においては撮像部16から、再生時においては符号化復号部18から入力される画像信号の画素を間引くなどして表示用の画像信号を生成して表示部20に出力する。
符号化復号部18は、撮像時において、画像処理部17から入力される画像信号をJPEG方式などに従って符号化し、その結果得られる画像符号化信号を記録部19に出力する。また、符号化復号部18は、再生時において、記録部19から入力される画像符号化信号を復号し、その結果得られる画像信号を画像処理部17に出力する。
記録部19は、撮像時において、符号化復号部18から入力される画像符号化信号を記録メディア(不図示)に記録する。また、記録部19は、画像符号化信号に対応付けたexif情報も記録メディアに記録する。さらに、記録部19は、再生時において、記録メディアに記録されている画像符号化信号を読み出して符号化復号部18に出力する。
表示部20は、液晶ディスプレイなどから成り、画像処理部17から入力される画像信号の画像を表示する。
次に、図3は、制御部11が制御用プログラムを実行することにより実現される機能ブロックの構成例を示している。これらの機能ブロックがそれぞれ動作することによりスライド画像選抜処理が実現される。ただし、図3に示す各機能ブロックをICチップなどのハードウェアにより構成するようにしてもよい。
統制部31は、図3の各機能ブロックの動作を統制する。画像解析部32は、顔検出部41、グループ判別部42、風景検出部43、構図検出部44、表情検出部45、および類似画像群検出部46を含み、記録メディアに記録されている全ての画像を順次処理対象として、その画像解析を行う。
顔検出部41は、入力される画像内に存在する人物の顔を検出し、被写体の人数を特定する。また、検出した顔の特徴量を算出する。
グループ判別部42は、検出された顔の特徴量をクラスタリングすることにより、同一人物が被写体として撮像されている画像を特定する。また、グループ判別部42は、同一の画像内に存在している頻度やその顔の距離、位置などに応じて、被写体の人物が属するグループ(例えば、カップル、親子、家族、その他複数の人物からなる集団を指す)を推定する。また、グループ判別部42は、全ての画像における各グループの出現頻度に応じて重要グループを決定する。さらに、グループ判別部42は、全ての画像における各人物の出現頻度に応じて重要人物を決定する。
風景検出部43は、入力される画像が自然や街並みを被写体とした風景画像であるか否かを判別し、風景画像と判別した画像に対して風景画像としての評価値を算出する。評価値の算出には、良い風景画像を教師データとして予め学習しているSVM(Support Vector Machine)を用いることができる。
構図検出部44は、入力される画像内から検出された人物の顔の数、各顔の大きさと位置に基づいて、人物画像としての構図の良さを示す評価値を算出する。
表情検出部45は、入力される画像内から検出された人物の顔の特徴量に基づいて各顔の表情(笑っている、怒っている、カメラを正視しているなど)を示す評価値を算出する。
類似画像群検出部46は、順次入力される画像をその特徴量の類似性に応じて類似画像群に分類し、類似画像群の中から最も総合評価値が大きい画像を代表画像に選出し、その他の画像をスライド画像の候補から除外する。なお、類似画像が多いということは、ユーザ(撮像者)がその被写体に関心を持って重視している証しであると考えられるので、類似画像群に属する画像の数に応じて代表画像の総合評価値をさらに増加させるようにしてもよい。
サブイベント分類部33は、第1クラスタリング処理部51、第2クラスタリング処理部52、および合成部53を含み、イベントにおいて撮像された全ての画像を、その撮像日時と撮影位置に基づいて複数のサブイベントに分類する。
第1クラスタリング処理部51は、イベントにおいて撮像された全ての画像の撮像日時に基づいて、全ての画像を撮像日時順に並べた時のサブイベントの区切りの位置を決定する。第2クラスタリング処理部52は、イベントにおいて撮像された全ての画像の撮影位置に基づいて、全ての画像を撮像日時順に並べた時のサブイベントの区切りの位置を決定する。
合成部53は、第1クラスタリング処理部51により決定されたサブイベントの区切りの位置と、第2クラスタリング処理部52により決定されたサブイベントの区切りの位置とを論理和により合成して、イベントにおいて撮像された全ての画像をいずれかのサブイベントに分類する。
スライド画像選抜部34は、サブイベント毎に分類されている画像を、その評価値が低いものから順にスライド画像の候補から除外することによりスライド画像を選抜する。
表示制御部35は、イベントにおいて撮像された全ての画像の中から選抜されたスライド画像を対象としたスライドショーの実行を制御する。すなわち、記録部19を制御して、スライド画像に選抜された画像に対応する画像符号化信号を記録メディアから順次読み出させ、符号化復号部18に復号させてその結果得られる画像信号に対応する画像を表示部20に表示させる。
[動作説明]
次に、デジタルスチルカメラ10の動作について説明する。図4は、スライド画像選抜処理を説明するフローチャートである。
このスライド画像選抜処理は、例えば、旅行などのイベントにおいて撮像された数多くの画像が記録メディアに保存されている状態において、ユーザから当該処理の開始が指示されたときに実行される。
ステップS1において、統制部31は、イベントにおいて撮像された全ての画像のうち、スライド画像として選抜する枚数(以下、選抜枚数と称する)を決定する。この決定方法は、例えば、イベントにおいて撮像された全ての画像の枚数に応じた所定の割合を乗算して算出したり、スライドショーと同時に再生する楽曲の再生時間とスライド画像の表示間隔に応じて決定したりする。なお、ユーザに選抜枚数を指定させるようにしてもよい。
ステップS2において、統制部31は、スライド画像の選抜方針として、ノーマル、人物画像優先、または風景画像優先のいずれかをユーザに指定させる。ここで、ノーマルが指定された場合、人物画像と風景画像がほぼ均等に選抜される。人物画像優先が指定された場合、人物画像が優先的に選抜される。風景画像優先が指定された場合、風景画像が優先的に選抜される。このように、ユーザに選抜方針を指定させることにより、ユーザの意図や目的に沿った画像を優先的に選抜させることができる。
ステップS3において、画像解析部32は、イベントにおいて撮像された全ての画像を順次取得して解析し、各画像に対して様々な観点の評価値f1乃至f5を算出して、それらを重み付け加算することにより、各画像の総合評価値Fを決定する。
具体的には、各類似画像群の代表画像に対して類似画像群に属する画像の枚数に応じた評価値f1を算出する。また、各画像から検出された顔の大きさ、位置、表情、被写体の人数と構図などに応じた評価値f2を算出する。さらに、各画像から検出された複数の顔の大きさ、隣接具合、並び位置に応じた評価値f3を算出する。またさらに、重要グループに属する人物が一人で被写体となっている場合には評価値f4を追加する。さらに、風景画像としての評価を示す評価値f5を算出する。
そして、次式に示すように、算出された評価値f1,f2,f3,f4,f5に対して、それぞれ所定の重み付け係数k1,k2,k3,k4,k5を乗算し、それらを積算して総合評価値Fを算出する。
F=k1×f1+k2×f2+k3×f3+k4×f4+k5×f5
さらに、ステップS3において、画像解析部32は、所定の画像に対してマーキング(スライド画像の候補から除外しないことを意味する)を行う。具体的には、重要人物が被写体となっている画像のうち、総合評価値Fが最も高い画像に対してマーキングを行う。また、重要グループに属する人物が全員写っている画像のうち、総合評価値Fが高い画像に対してマーキングを行う。
ステップS4において、サブイベント分類部33は、全ての画像をその撮像日時と撮影位置に基づいて複数のサブイベントに分類するサブイベント分類処理を実行する。
このサブイベント分類処理について、図5乃至図8を参照して詳述する。
図5は、サブイベント分類処理を詳述するフローチャートである。ステップS11において、統制部31は、全ての画像の数に応じて、サブイベントの目標数snを決定する。以下、仮にサブイベントの目標数sn=5とする。
ステップS12において、第1クラスタリング処理部51は、各画像の撮像日時に基づく第1のクラスタリング処理を実行する。ステップS13において、第2クラスタリング処理部52は、各画像の撮像位置に基づく第2のクラスタリング処理を実行する。なお、ステップS12の第1のクラスタリング処理と、ステップS13の第2のクラスタリング処理とは、並行して実行することができる。
図6は、第1のクラスタリング処理を説明するフローチャートである。ステップS21において、第1クラスタリング処理部51は、全ての画像を撮像日時順に並び替える。ステップS22において、第1クラスタリング処理部51は、隣り合う画像間の撮像日時の差分値(以下、時間差分値と称する)を算出する。
ステップS23において、第1クラスタリング処理部51は、算出した時間差分値をその値が大きい順に並び替える。ステップS24において、第1クラスタリング処理部51は、1番目(最大の時間差分値)から目標値sn−1番目までの時間差分値に対応する画像間をサブイベントの区切りの位置に決定する。
例えば、図7Aに示す画像間の時間差分値が大きい方から順に時間差分値1、時間差分値2、時間差分値3、時間差分値4であった場合、目標値sn=5なので、時間差分値1から時間差分値4までに対応する画像間がサブイベントの区切りの位置に決定される。この結果、同図Bに示すように、目標値sn=5と同数のサブイベントが生成されたことになる。
ステップS25において、第1クラスタリング処理部51は、目標値sn−1番目の時間差分値が予め設定されている時間閾値よりも小さいか否かを判定し、小さいと判定した場合、処理をステップS26に進める。
ステップS26において、第1クラスタリング処理部51は、ステップS24で決定したサブイベントの区切りの位置を取り消して、1番目(最大の時間差分値)から目標値sn−1番目までの時間差分値のうち、時間閾値以上の時間差分値に対応する画像間だけを再びサブイベントの区切りの位置に決定する。
例えば、同図Cに示すように、時間差分値1から時間差分値3までが時間閾値以上であり、時間差分値4だけが時間閾値よりも小さい場合、時間差分値1、時間差分値2、時間差分値3にそれぞれ対応する画像間がサブイベントの区切りの位置に決定される。この結果、目標値sn=5よりも少ない4個のサブイベントが生成される。
また例えば、同図Dに示すように、時間差分値1と時間差分値2が時間閾値以上であり、時間差分値3と時間差分値4が時間閾値よりも小さい場合、時間差分値1、時間差分値2にそれぞれ対応する画像間がサブイベントの区切りの位置に決定される。この結果、目標値sn=5よりも少ない3個のサブイベントが生成される。
なお、ステップS25において、目標値sn−1番目の時間差分値が予め設定されている時間閾値よりも小さくないと判定された場合、ステップS26はスキップされる。従ってこの場合、同図Bに示されたように、目標値snと同数のサブイベントが生成されたまま維持される。以上で第1のクラスタリング処理が終了される。
図8は、第2のクラスタリング処理を説明するフローチャートである。ステップS31において、第2クラスタリング処理部52は、全ての画像を撮像日時順に並び替える。ステップS32において、第2クラスタリング処理部52は、隣り合う画像間の撮像位置の差分値(以下、距離差分値と称する)を算出する。
ステップS33において、第2クラスタリング処理部51は、算出した距離差分をその値が大きい順に並び替える。ステップS34において、第2クラスタリング処理部52は、1番目(最大の距離差分値)から目標値sn−1番目までの距離差分値に対応する画像間をサブイベントの区切りの位置に決定する。この結果、目標値snと同数のサブイベントが生成されたことになる。
ステップS35において、第2クラスタリング処理部52は、目標値sn−1番目の距離差分値が予め設定されている距離閾値よりも小さいか否かを判定し、小さいと判定した場合、処理をステップS36に進める。
ステップS36において、第2クラスタリング処理部52は、ステップS34で決定したサブイベントの区切りの位置を取り消して、1番目(最大の距離差分値)から目標値sn−1番目までの距離差分値のうち、距離閾値以上の距離差分値に対応する画像間だけを再びサブイベントの区切りの位置に決定する。この結果、目標値snよりも少ない数のサブイベントが生成される。
なお、ステップS35において、目標値sn−1番目の距離差分値が予め設定されている距離閾値よりも小さくないと判定された場合、ステップS36はスキップされる。従ってこの場合、目標値snと同数のサブイベントが生成されたまま維持される。以上で第2のクラスタリング処理が終了される。
以上説明したように、第1のクラスタリング処理においては撮像時間に基づいて、第2のクラスタリング処理においては撮像位置に基づいて、それぞれ最大で目標値snと同数のサブイベントが生成されたことになる。
図5に戻り、ステップS14において、合成部53は、第1クラスタリング処理部51により決定されたサブイベントの区切りの位置と、第2クラスタリング処理部52により決定されたサブイベントの区切りの位置とを論理和により合成して、イベントにおいて撮像された全ての画像をいずれかのサブイベントに分類する。
以上説明したサブイベント分類処理によれば、最大で目標値snの2倍の数のサブイベントのいずれかに全ての画像が分類される。ただし、第1のクラスタリング処理において決定されたサブイベントの区切りの位置と、第2のクラスタリング処理において決定されたサブイベントの区切りの位置とが一致することも多く、サブイベントの数がむやみに増加してしまうことはないと考えられる。一方で、例えば、旅行の往路と復路で同じ場所に2度立ち寄ったりした場合にも、往路で撮影された画像と復路で撮影された画像とが同一のサブイベントに分類されることなく、異なるサブイベントに分類することができる。
図4に戻る。ステップS5において、画像解析部32の類似画像群検出部46は、各画像をその特徴量の類似性に応じて類似画像群に分類する。具体的には、各画像の特徴得量を得るためにHSV(色相、彩度、明度)変換を行い、これを粗く量子化した後にヒストグラム処理を行い、撮影日時が隣接している画像間でヒストグラムを比較し、その差分値が所定の閾値以下である場合に類似画像群に属すると判断する。また、構図の類似性にも基づいて類似画像群を判断する。
さらに、ステップS5において、類似画像群検出部46は、各類似画像群の中から最も総合評価値Fの値が大きい画像を代表画像に選出し、その他の画像をスライド画像の候補から除外する。
ステップS6において、スライド画像選抜部34は、サブイベント毎に分類されている各画像を、その総合評価値Fが小さい方から順にスライド画像の候補から除外することによりスライド画像を選抜する画像除外処理を実行する。この画像除外処理について詳述する。
図9および図10は、画像除外処理を説明するフローチャートである。ステップS51において、統制部31は、全画像の数と、ステップS1で決定した選抜枚数と、各サブイベントに分類された画像の枚数とに基づいて、各サブイベントに最終的に残す画像の目標数(以下、最終目標枚数と称する)を決定する。具体的には、例えば、全画像の数に対する選抜枚数の割合を、各サブイベントに分類された画像の枚数に乗算した値を、各サブイベントの最終目標枚数に決定する。
ステップS52において、統制部31は、ステップS51で決定した各サブイベントの最終目標枚数に基づき、各サブイベントに対して最終目標枚数よりも大きな値を目標枚数に設定する。例えば、最終目標枚数の2割増しなどの値を目標枚数に設定する。なお、この目標枚数が以降のステップS53以降の処理が繰り返される毎に徐々に最終目標枚数に近い値が設定される。
ステップS53において、スライド画像選抜部34は、画像解析部32の解析結果に基づいて人物画像と風景画像の枚数を取得した後、ステップS2で指定された選抜方針(ノーマル、人物画像優先、または風景画像優先)に応じ、以降の処理において人物画像と風景画像のどちらを除外対象(除外する画像)とするかを決定する。
ステップS54において、スライド画像選抜部34は、撮影日時順に1つのサブイベントを処理対象に指定する。
ステップS55において、スライド画像選抜部34は、処理対象のサブイベントに分類されている画像のうち、除外対象(人物画像または風景画像のどちらか)であって、マーキングされていないものを、その総合評価値Fが小さいものから順にスライド画像の候補から除外する。そして、除外されずに残った枚数(選抜された枚数)をステップS52で設定した目標値に近づける。ただし、サブイベントに属する画像のうち、除外されずに残っている画像が1枚だけである場合にはその画像を除外しない。すなわち、この段階においては、各サブイベントにおいて、最低1枚は画像を残す(選抜する)ようにする。ただし、以降のステップS61の処理において、当該サブイベント自体が削除される場合がある。
ステップS56において、スライド画像選抜部34は、直前のステップS55の処理で、処理対象のサブイベントに分類されている画像を1枚以上スライド画像の候補から除外できたか否かを判断し、1枚も除外できていない場合には、処理をステップS57に進める。ステップS57において、スライド画像選抜部34は、除外対象を切り替える。具体的には、現在、人物画像が除外対象とされている場合には風景画像を除外対象とする。反対に、現在、風景画像が除外対象とされている場合には人物画像を除外対象とする。この後、処理はステップS55に戻されて、それ以降が繰り返される。
なお、ステップS56において、直前のステップS55の処理で、処理対象のサブイベントに分類されている画像が1枚以上スライド画像の候補から除外できた場合、処理はステップS58に進められる。
ステップS58において、スライド画像選抜部34は、全てのサブイベントを処理対象に指定したか否かを判定し、全てのサブイベントを処理対象に指定したと判定するまで、処理をステップS54に戻し、それ以降を繰り返す。そして、ステップS58において、全てのサブイベントを処理対象に指定したと判定された場合、処理はステップS59に進められる。
ステップS59において、スライド画像選抜部34は、各サブイベントに属している画像のうち、スライド画像の候補から除外されずに残っている(選抜されている)ものの数の合計が、ステップS1で決定した選抜枚数に達したか否かを判定する。達していないと判定された場合、処理は図10のステップS60に進められる。
ステップS60において、スライド画像選抜部34は、全てのサブイベントのうち、属している画像の中でスライド画像の候補から除外されずに残っている(選抜されている)画像の数が1枚だけのサブイベントの数を特定する。さらに、スライド画像選抜部34は、当該サブイベントの数が所定の閾値以上であるか否かを判定し、当該サブイベントの数が所定の閾値以上であると判定した場合、処理をステップS61に進める。反対に、否と判定された場合、ステップS61の処理はスキップされる。
ステップS61において、スライド画像選抜部34は、当該各サブイベントで1枚だけ残っている(選抜されている)画像の数の総合評価値を比較して、その値が最低の画像が属するサブイベントを削除する。
ステップS62において、スライド画像選抜部34は、全てのサブイベントを合わせて除外可能な画像(すなわち、マーキングされていない画像)が1枚以上あるか否かを判定し、1枚もないと判定した場合のみ、処理をステップS63に進める。反対に、1枚以上あると判定された場合、ステップS63の処理はスキップされる。
ステップS63において、スライド画像選抜部34は、マーキングされている画像に対して、そのマーキングを取り消す。これにより、残っている全ての画像が除外可能とされる。
ステップS64において、統制部31は、ステップS51で決定した各サブイベントの最終目標枚数に基づき、各サブイベントに対して、現在の目標枚数よりも最終目標枚数に近い値を目標枚数に設定する。この後、処理は図9のステップS53に戻されて、それ以降が繰り返される。
そして、ステップS59において、各サブイベントに属している画像のうち、スライド画像の候補から除外されずに残っている(選抜されている)ものの数の合計が、ステップS1で決定した選抜枚数に達したと判定された場合、当該画像除外処理が終了される。
なお、各サブイベントに属している画像のうち、スライド画像の候補から除外されずに残っている(選抜されている)ものの数の合計が、ステップS1で決定した選抜枚数に達したものの除外し過ぎて選抜された画像の枚数が選抜枚数に不足してしまう場合には、除外した画像のうち、総合評価値Fが大きいものから順に除外を解除する(選抜に加える)ようにする。
反対に、上述したステップS53以降の処理を所定の回数繰り返しても、残っている枚数が多く選抜枚数に到達できない場合には、サブイベントの残り枚数やマーキングに拘わらず、残っている画像のうち、総合評価値Fが小さいものから順に除外するようにする。
以上で、画像除外処理の説明を終了するとともに、スライド画像選抜処理の説明を終了する。
以上に説明したスライド画像選抜処理によれば、旅行などのイベントの全体を偏りなく、その流れを掴み易く、且つ、見所を集めた画像を選抜することが可能となる。
<3.第2の実施の形態>
[コンピュータの構成例]
上述した第1の実施の形態であるデジタルスチルカメラ10においては、自らが画像の撮像も行ったが、第2の実施の形態であるコンピュータは、外部から入力される複数の画像(イベントにおいて撮像されたもの)を対象として、スライド画像選抜処理を実行する。
図11は、第2の実施の形態であるコンピュータの構成例を示している。このコンピュータ100において、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部108、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部109、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動するドライブ110が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述したスライド画像選抜処理が行われる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
なお、本発明を、スライドショーにおいて表示させる画像を選抜する場合だけでなく、例えば、写真集に載せる画像を選抜するような場合にも適用することができる。
<4.変形例>
なお、上述した第1および第2の実施の形態は、上述した内容に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。また、以下のように拡張することが考えられる。
ユーザに対してサブイベント(削除されたサブイベントも含む)の一覧を提示し、ユーザの指示に応じて、削除したサブイベントの中から重要な画像を復活して選抜する機能、逆に、ユーザが不要なサブイベントを指定して削除させる機能を追加してもよい。
画像の撮像位置の情報に基づき、所定のデータベースを検索してその撮像位置のランドマーク名を特定し、サブイベントのタイトルとして付与するようにしてもよい。また、各サブタイトルに対してユーザが任意のタイトルやコメントを付与できるようにしてもよい。
さらに、各画像の撮像日時および撮像位置の情報に基づき、イベント実行時におけるユーザのタイムスケジュール表や行程記録などを自動的に作成する機能を追加してもよい。
さらに、地図を表示させるアプリケーションと連携し、地図上にサブイベントの位置や移動経路を表示する機能を追加するようにしてもよい。
10 デジタルスチルカメラ, 11 制御部, 12 メモリ, 13 操作入力部,14 位置情報取得部, 16 撮像部, 31 統制部, 32 画像解析部, 33 サブイベント分類部, 34 スライド画像選抜部, 35 表示制御部, 41 顔検出部, 42 グループ判別部, 43 風景検出部, 44 構図検出部, 45 表情検出部, 46 類似画像群検出部, 51 第1クラスタリング処理部, 52 第2クラスタリング処理部, 53 合成部, 100 コンピュータ, 101 CPU

Claims (9)

  1. イベントにおいて撮像された複数の画像の中から所定数の画像を選抜する情報処理装置において、
    前記複数の画像を解析し、前記画像それぞれの評価値を算出する画像解析手段と、
    前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像日時の差を示す時間差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第1の境界群を決定する第1のクラスタリング手段と、
    前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像位置の差を示す距離差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第2の境界群を決定する第2のクラスタリング手段と、
    決定された前記第1および第2の境界群に従い、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を前記複数のサブイベントに分類する分類手段と、
    前記サブイベント毎に分類された画像のうち、前記評価値が小さいものを除外することにより選抜する画像を決定する画像選抜手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記分類手段は、決定された前記第1の境界群と前記第2の境界群の論理和を境界として、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を前記複数のサブイベントに分類する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記画像選抜手段は、前記サブイベント毎に分類された画像のうち、前記評価値が小さい方から所定割合だけ除外することにより選抜する画像を決定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像選抜手段における画像選抜の方針として、人物画像優先、風景画像優先、またはノーマルの少なくとも1つを含む選択肢をユーザに指定させる指定手段を
    さらに含む請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数の画像の中で類似画像群を検出し、前記類似画像群に属する画像のうちの前記評価値が最大のもの以外を除外する類似画像検出手段を
    さらに含む請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記画像解析手段は、前記複数の画像それぞれに対し、類似画像の数、被写体となる人物の顔のサイズ、前記人物の数、前記人物の表情、前記人物の配置、前記人物が属するグループ、または被写体となる風景の構図のうちの少なくとも1つを評価する評価値を算出する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 画像を撮像する撮像手段と、
    前記画像の撮像日時および撮像位置を示す情報を取得する取得手段と
    をさらに含む請求項2に記載の情報処理装置。
  8. イベントにおいて撮像された複数の画像の中から所定数の画像を選抜する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記情報処理装置による、
    前記複数の画像を解析し、前記画像それぞれの評価値を算出する画像解析ステップと、
    前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像日時の差を示す時間差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第1の境界群を決定する第1のクラスタリングステップと、
    前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像位置の差を示す距離差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第2の境界群を決定する第2のクラスタリングステップと、
    決定された前記第1および第2の境界群に従い、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を前記複数のサブイベントに分類する分類ステップと、
    前記サブイベント毎に分類された画像のうち、前記評価値が小さいものを除外することにより選抜する画像を決定する画像選抜ステップと
    を含む情報処理方法。
  9. イベントにおいて撮像された複数の画像の中から所定数の画像を選抜する情報処理装置の制御用のプログラムであって、
    前記複数の画像を解析し、前記画像それぞれの評価値を算出する画像解析ステップと、
    前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像日時の差を示す時間差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第1の境界群を決定する第1のクラスタリングステップと、
    前記複数の画像を撮像日時の順序で並び替えたときに隣り合う画像間の撮像位置の差を示す距離差分値に基づき、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を複数のサブイベントに分類するための複数の境界からなる第2の境界群を決定する第2のクラスタリングステップと、
    決定された前記第1および第2の境界群に従い、撮像日時の順序で並び替えた前記複数の画像を前記複数のサブイベントに分類する分類ステップと、
    前記サブイベント毎に分類された画像のうち、前記評価値が小さいものを除外することにより選抜する画像を決定する画像選抜ステップと
    を含む処理を情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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