JP6666507B1 - コンピュータシステム、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】出発地から目的地までの移動経路を適切に管理すること。【解決手段】一実施形態に係るコンピュータシステムは少なくとも一つのプロセッサを備える。少なくとも一つのプロセッサは、複数の事業者の間で共有される地図データを記憶する地図データベースを参照して、ユーザにより指定された出発地および目的地を少なくとも示す検索条件に対応する1以上の移動経路を検索し、検索された1以上の移動経路のうちの少なくとも一つの移動経路のそれぞれについて、ユーザおよび該移動経路の組合せと、該組合せに対応する移動IDとが関連付けられた移動データを生成し、生成された移動データを複数の事業者が共有できるように該移動データを移動データベースに格納する。【選択図】図6

Description

本開示の一側面はコンピュータシステムおよび/またはプログラムに関する。
従来から、出発地から目的地までの移動経路をユーザに提供する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5357092号公報
本開示の一側面は、出発地から目的地までの移動経路を適切に管理することを目的とする。
本開示の一側面にかかるコンピュータシステムはユーザが移動するために地図データを用いて計画された計画経路を示す経路情報及び該経路情報を識別する第一のID及び前記ユーザを一意に特定する第二のIDを関連づけた関連データを、前記経路情報から前記計画経路を再現可能な地図データを利用する複数の事業者に、前記複数の事業者が前記計画経路を移動する前記第二のIDが示す特定の前記ユーザに前記計画経路の移動に関連したサービス又は情報を提供可能となるよう、利用可能にする制御部を備える。また、本開示の一側面にかかるコンピュータシステムはユーザが移動するために地図データを用いて計画された計画経路を示す経路情報及び該経路情報を識別する第一のID及び前記ユーザを一意に特定する第二のIDを関連づけた関連データを、前記経路情報から前記計画経路を再現可能な地図データを利用する複数の事業者に、前記計画経路を移動する前記第二のIDが示す特定の前記ユーザの前記計画経路移動完了前に、利用可能にする制御部を備える。
実施形態に係る情報共有システムの適用の一例を示す図である。 実施形態に係るプラットフォーマサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 移動データのデータ構造の例を示す図である。 移動データのデータ構造の例を示す図である。 移動データのデータ構造の例を示す図である。 実施形態に係るプラットフォーマサーバの機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報共有システムの動作の一例を示すフローチャートである。 経路検索の結果の一例を示す図である。 図8に示す検索結果に対応する移動データの一例を示す図である。 経路検索の一例を示す図である。 ユーザにより選択された移動経路の利用の一例を示す図である。 ユーザにより利用された移動経路に関する決済の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本開示での実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一または同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[システムの概要]
実施形態に係る情報共有システム1は、ユーザにより指定された出発地から目的地までの移動経路を検索してユーザにその移動経路を提供するコンピュータシステムである。ユーザとは、情報共有システム1を利用して移動経路を入手する人のことをいう。ユーザは個人でもよいし複数人から成るグループでもよい。出発地とは、移動経路を検索するための始点として設定される場所のことをいい、目的地とはその検索のための終点として設定される場所のことをいう。出発地および目的地はいずれも経路検索の基準点である。移動経路とは、或る地点から別の地点までの移動に関する情報のことをいう。一例では、移動経路は、出発地から目的地までの経路だけでなく、その経路の属性(以下では「経路属性」という)も示すことができる。経路属性とは、経路の性質、特徴、または状況を表す任意の情報である。例えば、経路属性は、交通機関などの移動手段と、経路を移動するための所要時間または費用と、経路の状況(例えば交通情報)と、経路に関連する地物(すなわち地物情報)と、経路に関連する事業者(すなわち事業者情報)と、経路に関連するサービス情報(例えば広告情報、クーポン情報など)とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
地物とは、地上に存在する任意の有体物または無体物である。地物は自然物でも人工物でもよい。例えば、地物は、山地、農地、住宅地、更地、河川、湖、海、観光地、道路、鉄道、建物、公園、塔、信号機、踏切、横断歩道、歩道橋、浮標などを含み得る。無体物である地物の例として、任意の目的で設定された区域(例えば、撮影禁止区域、一時的な進入禁止区域など)、イベントが開催される区域、集合場所、撮影スポットなどが挙げられる。当然ながら、地物の種類はこれらに限定されない。
情報共有システム1は、人の移動に関連する情報を統括的に制御または管理する役割を担う。一例では、情報共有システム1は様々な交通機関または交通手段を含む選択肢から適切な1以上の移動経路を検索してその移動経路をユーザに提供する。情報共有システム1はユーザおよび移動経路の組合せと、この組合せに対応する識別子である移動IDとを含む移動データを生成し、この移動データを所与のデータベースに格納する。この移動データは様々な目的で用いることができる。
一例では、情報共有システム1は、様々なユーザおよび様々な事業者の間で提供または利用され得る移動経路、または該移動経路に関連する各種の情報を統括的に制御または管理するプラットフォームとしての役割を果たし得る。これに関連して、情報共有システム1の管理者または運営者はプラットフォーマであり得る。一例では、情報共有システム1は、移動に関する任意のサービスを提供する任意の数の事業者にその移動データを提供することができる。事業者はその移動データに基づいてユーザにサービスまたは情報を提供でき、ユーザはそのサービスまたは情報を得ることができる。言い換えると、情報共有システム1は、移動データに基づいてユーザに、交通情報、広告、クーポン、施設案内などの様々な情報を提供することができる。別の例では、事業者はその移動データに基づいて各種の統計または解析を実行し、得られた結果に基づいて提案、評価、計画などの様々な処理を行うことができる。
情報共有システム1と関係する事業者は限定されない。事業者の例として、鉄道、バス、タクシー、飛行機、船舶などの各種の交通機関の事業者と、自動車、自転車などの各種の移動手段のレンタル事業者と、配車サービスの事業者と、ショッピング、レストラン、駐車場などの各種施設を運営する事業者と、広告、クーポンなどの各種情報を提供する事業者と、決済事業者と、国または自治体の各種の組織とが挙げられる。
事業者が限定されないことに対応して、ユーザに提供されるサービスまたは情報も限定されない。サービスまたは情報の例として、経路案内、時刻表、予約、レンタル、配車、施設情報、広告、決済、クーポン、不動産情報、統計情報、マーケティング情報が挙げられる。
情報共有システム1はMaaS、すなわち“サービスとしての移動”(Mobility as a Service)のために用いられ得る。しかし、情報共有システム1の利用はこれに限定されず、情報共有システム1は様々な目的で利用され得る。
[システムの構成]
図1は情報共有システム1の適用の一例を示す図である。情報共有システム1は、移動経路をユーザに提供するコンピュータであるプラットフォーマサーバ10を備える。一例では、プラットフォーマサーバ10は通信ネットワークNWを介してデータベース群20、1以上のユーザ端末30、および1以上の事業者サーバ40と接続する。
プラットフォーマサーバ10は情報共有システム1の主要な機能を実行するコンピュータである。プラットフォーマサーバ10として機能するコンピュータは限定されない。一例では、プラットフォーマサーバ10は業務用サーバなどの大型のコンピュータによって構成される。
図2は、プラットフォーマサーバ10のハードウェア構成の一例を示す。例えば、プラットフォーマサーバ10は制御回路100を有する。一例では、制御回路100は、一つまたは複数のプロセッサ101と、メモリ102と、ストレージ103と、通信ポート104と、入出力ポート105とを有する。プロセッサ101はオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを実行する。ストレージ103はハードディスク、不揮発性の半導体メモリ、または取り出し可能な媒体(例えば、磁気ディスク、光ディスクなど)の記憶媒体で構成され、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶する。メモリ102は、ストレージ103からロードされたプログラム、またはプロセッサ101による演算結果を一時的に記憶する。一例では、プロセッサ101は、メモリ102と協働してプログラムを実行することで、上記の各機能モジュールとして機能する。通信ポート104は、プロセッサ101からの指令に従って、通信ネットワークNWを介して他の装置との間でデータ通信を行う。入出力ポート105は、プロセッサ101からの指令に従って、キーボード、マウス、モニタなどの入出力装置(ユーザインタフェース)との間で電気信号の入出力を実行する。
プラットフォーマサーバ10は一つまたは複数のコンピュータにより構成され得る。複数のコンピュータが用いられる場合には、通信ネットワークを介してこれらのコンピュータが互いに接続されることで論理的に一つのプラットフォーマサーバ10が構成される。
データベース群20は、情報共有システム1において必要なデータを記憶するデータベースの集合である。本実施形態では、データベース群20は地図データベース21、ユーザデータベース22、および移動データベース23を含む。それぞれのデータベースは情報共有システム1の一部として構築されてもよいし、情報共有システム1とは別のコンピュータシステムに設けられてもよい。プラットフォーマサーバ10は個々のデータベースにアクセスしてデータを読み取ったり書き込んだりすることができる。
地図データベース21は、地図を構成する地図要素を示す地図データを永続的に記憶する非一時的な記憶媒体または記憶装置である。地図要素の例としてノードおよびリンクが挙げられる。ノードとは、移動体の移動を制御するために設定される位置のことをいい、より具体的には、移動体の移動方法(例えば方向、速度など)を変えることができる位置のことをいう。ノードの少なくとも一部は交通結節点であり得る。交通結節点とは、複数の同種あるいは異種の交通手段の接続が行われる場所のことをいう。リンクとは、経路を示すために設定される仮想的な線のことをいい、隣接するノード間を結ぶ。リンクの形状は直線でも曲線でもよく、あるいは、直線と曲線との組合せでもよい。地上においては、リンクの形状は道路の形状に依存し得る。ノードおよびリンクが設定される位置は限定されず、例えば、ノードおよびリンクは地上、地下、空中、水上、または水中に設定され得る。二つのノードを結ぶリンクが複数個存在してもよい。例えば、二つのノードが鉄道に関するリンクと道路に関するリンクとの双方によって結ばれる場合が考えられる。
一例では、地図データは、複数のノードを示すノードデータと、複数のリンクを示すリンクデータとを含んで構成されてもよい。
一例では、ノードデータはデータ項目としてノードID、座標、およびノード属性を含む。ノードIDは個々のノードを一意に特定する識別子である。座標はノードの2次元または3次元の地理的位置を示す値である。座標の設定方法は限定されず、例えば、座標は緯度および経度を用いて表現されてもよいし、他の任意の座標系に従って設定されてもよい。ノード属性とは、ノードの性質、特徴、または状況を表す任意の情報である。例えば、ノード属性は、ノードが交通結節点であるか否かを示す二値である結節点フラグを含んでもよい。あるいは、ノード属性は、ノードに関連する地物に関する地物情報を含んでもよいし、ノードに関連する事業者に関する事業者情報を含んでもよい。
一例では、リンクデータはデータ項目としてリンクID、第1ノードID、第2ノードID、およびリンク属性を含む。リンクIDは個々のリンクを一意に特定する識別子である。第1ノードIDおよび第2ノードIDはいずれも、リンクの端に位置するノードを特定するノードIDである。リンク属性とは、リンクの性質、特徴、または状況を表す任意の情報である。例えば、リンク属性は、交通機関などの移動手段と、リンクを移動するための所要時間または費用と、リンクの状況(例えば交通情報)と、リンクに関連する地物(すなわち地物情報)と、リンクに関連する事業者(すなわち事業者情報)と、リンクに関連するサービス情報(例えば広告情報、クーポン情報など)のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
ユーザデータベース22は、ユーザに関するユーザデータを永続的に記憶する非一時的な記憶媒体または記憶装置である。一例では、ユーザデータはデータ項目としてユーザIDおよびユーザ属性を含む。ユーザIDは個々のユーザを一意に特定する識別子である。ユーザ属性とは、ユーザの性質、特徴、または状況を表す任意の情報である。例えば、ユーザ属性は、名前、性別、年齢、保有する移動手段、バリア情報などの各種の情報を含んでもよい。バリア情報とは、ユーザの移動時に考慮すべきまたはされることが望ましい事項のことをいう。例えば、バリア情報は車椅子の要否、妊娠、高齢などの事項を示してもよい。
移動データベース23は移動データを永続的に記憶する非一時的な記憶媒体または記憶装置である。一例では、移動データはデータ項目として移動ID、ユーザID、および少なくとも一つの移動経路を含む。移動IDの設定方法は限定されない。例えば、ユーザIDと1回の検索処理で抽出された1以上の移動経路との組合せに対応して一つの識別子が移動IDとして設定されてもよい。この場合には、ユーザIDと1以上の移動経路の集合との組合せに対して一つの固有の移動IDが設定される。あるいは、1回の検索処理で抽出された1以上の移動経路のそれぞれについて、ユーザIDおよび該移動経路の組合せを一意に特定する移動IDが設定されてもよい。この場合には、ユーザIDと一つの移動経路との組合せに対して一つの固有の移動IDが設定される。
移動データのデータ構造は任意の方針で設計されてよい。例えば、情報共有システム1は複数のノードIDおよび複数のリンクIDによって移動経路を示す移動データを生成してもよい。移動経路を構成するノードIDおよびリンクIDは、特定のノードのノードIDと、該特定のノード間を結ぶリンクのリンクIDのみでもよい。例えば、その特定のノードは交通結節点のノードであってもよい。
情報共有システム1は、経路属性さらに含む移動データを生成してもよい。経路属性とは、経路の性質、特徴、または状況を表す任意の情報である。例えば、経路属性は、移動経路が候補として検索されたものであるか、あるいはユーザにより選択されたものであるか、あるいはユーザにより実際に利用されたものであるかを示してもよい。本実施形態では、候補として検索された移動経路を「候補経路」といい、ユーザにより選択された移動経路を「計画経路」といい、ユーザにより実際に利用された移動経路を「実績経路」という。また、一の移動経路がユーザによって選択および利用された移動経路を「計画/実績経路」ともいう。この例に示すように、経路属性は、候補として検索された経路と、ユーザにより選択された経路と、ユーザにより実際に利用された経路とのうちの少なくとも一つを示す。
図3〜図5はいずれも、移動データのデータ構造の例を示す図である。図3に示す移動データ231では、検索された複数の移動経路について一つの固有の移動ID「M1001」が割り当てられている。図4に示す移動データ232では、検索された3個の移動経路のそれぞれに一つの固有の移動IDが割り当てられている。具体的には、3個の移動経路に対応する移動データ232a,232b,232cが生成され、これらの移動データの移動IDがそれぞれ「M1001」、「M1002」、「M1003」と設定されている。図3および図4の例で示すように、情報共有システム1は、検索された1以上の移動経路のそれぞれについて移動データを生成してもよい。これに対して、図5に示す移動データ233では、検索された1以上の移動経路のうちユーザにより選択または利用された移動経路についてのみ固有の移動ID「M1001」が割り当てられている。図5の例のように、情報共有システム1は、検索された1以上の移動経路のうちユーザによって選択されなかった移動経路について移動データを生成することなく、検索された1以上の移動経路のうちユーザによって選択または利用された移動経路について移動データを生成してもよい。あるいは、移動データは他の任意のデータ構造を有してもよい。
コンピュータは移動データを参照することで、ユーザIDに対応するユーザデータと、移動経路を構成する個々のノードおよび個々のリンクに対応するノードデータおよびリンクデータを参照することができる。具体的には、コンピュータは移動IDを参照することで、該移動IDに関連付けられたユーザIDを特定し、このユーザIDに関連付けられたユーザ属性(すなわち、ユーザの属性情報)を参照することができる。さらに、コンピュータは移動IDを参照することで、該移動IDに関連付けられたノードIDを特定し、このノードIDに関連付けられたノード属性(すなわち、ノードの属性情報)を参照することができる。加えて、コンピュータは移動IDを参照することで、該移動IDに関連付けられたリンクIDを特定し、このリンクIDに関連付けられたリンク属性(すなわち、リンクの属性情報)を参照することができる。
移動データはユーザID、ノードID、およびリンクIDを含むので、コンピュータはこれらのIDに基づいて地図データベース21およびユーザデータベース22にアクセスして各種の属性情報を取得できる。あるいは、移動データは、少なくとも一部のユーザ属性、少なくとも一部のノード属性、および少なくとも一部のリンク属性のうちの少なくとも一つを含んでもよい。これは、属性情報の少なくとも一部がデータベース群20内で非正規化されて保持されることを意味する。
個々のデータの個々のデータ項目は静的に設定されてもよいし動的に設定されてもよい。「静的に設定される」とは、値が予め設定され、人手の介入がない限りはその設定が変更されないことをいう。一方、「動的に設定される」とは、値が任意の事象に応じて人手の介入無しに変更され得ることをいう。動的な設定は、所与のデータ項目を制御するプログラムが所定のコンピュータ上で実行されることで実現される。動的な設定は情報共有システム1により実行されてもよいし、別のコンピュータシステムにより実行されてもよい。
個々のデータの構造は限定されず、任意の方針でデータ構造が設計されてよい。例えば、地図データ、ユーザデータ、および移動データの少なくとも一つが任意の方針で正規化または非正規化されて一または複数のデータテーブル上に記憶されてもよい。
一例では、地図データ、ユーザデータ、および移動データは複数の事業者の間で共有される。したがって、それぞれの事業者はユーザの移動に関する情報を情報共有システム1から効率的に入手してその情報を利用することができる。例えば、事業者はユーザの移動に関連した様々なサービスまたは情報を提供したり、ユーザの移動に関連する情報を任意の手法で処理したりすることができる。プラットフォーマは複数の交通事業者を跨いだ横断的なサービスまたは情報をユーザに提供することができ、ユーザはそのサービスまたは情報を享受することができる。加えて、これらのデータが共有されることで、情報共有システム1の全体におけるデータベースの個数およびデータ容量を節約することができる
ノード属性およびリンク属性のそれぞれについて、少なくとも一部の情報は事業者によって提供されてもよく、例えば、個々の事業者のデータベースから提供されてもよい。あるいは、個々の事業者のデータベースが地図データベース21の役割の少なくとも一部を担ってもよい。
ユーザ端末30はユーザによって操作されるコンピュータである。ユーザ端末30は固定端末でもよいし携帯端末でもよい。ユーザ端末30の例として、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末、またはパーソナルコンピュータが挙げられるが、端末の種類はこれらに限定されない。情報共有システム1にアクセスするユーザ端末30の台数は限定されない。
事業者サーバ40は事業者によって管理または運用されるコンピュータである。事業者サーバ40として機能するコンピュータは限定されない。例えば、事業者サーバ40は業務用サーバなどの大型のコンピュータによって構成されてもよいし、パーソナルコンピュータによって構成されてもよい。情報共有システム1にアクセスする事業者サーバ40の台数は限定されない。
図6はプラットフォーマサーバ10の機能構成の一例を示す図である。プラットフォーマサーバ10は機能モジュールとして通信部11、検索部12、および生成部13を備える。通信部11は他のコンピュータとの間でデータを送受信する機能モジュールである。検索部12は移動経路を検索する機能モジュールである。生成部13は移動データを生成および格納する機能モジュールである。
[システムでの処理手順]
図7を参照しながら、情報共有システム1の動作を説明するとともに本実施形態に係る情報共有方法を説明する。図7は情報共有システム1の動作の一例を処理フローS1として示すフローチャートである。
ステップS11では、通信部11がユーザ端末30から検索条件を受信する。ユーザはユーザ端末30を操作して、経路検索に必要な情報を入力し、その情報の送信を指示する。ユーザ端末30はその操作に応答して検索条件を生成し、この検索条件をプラットフォーマサーバ10に向けて送信する。通信部11はその検索条件を受信する。検索条件は、ユーザにより指定された出発地および目的地を少なくとも示すデータ信号である。検索条件は出発日時および到着日時のうちの少なくとも一つ、少なくとも一つの経由地などの、他のデータ項目をさらに含んでもよい。検索条件はユーザに関するデータ項目を含んでもよく、例えば、ユーザIDを含んでもよいし、ユーザ属性に関する少なくとも一つのデータ項目をさらに含んでもよい。
ステップS12では、検索部12がその検索条件を満たす移動経路を検索する。検索部12は検索条件に基づいて地図データベース21内の地図データを検索することで移動経路を抽出する。検索条件がユーザに関するデータ項目を含む場合には、検索部12は地図データベース21に加えてユーザデータベース22内のユーザデータを参照してもよい。検索部12は複数の移動経路を検索してもよく、例えば、道筋が互いに異なる複数の移動経路、道筋は同じだが交通手段または移動日時が互いに異なる複数の移動経路、あるいはこれらの移動経路の双方を検索してもよい。一例では、地図データは様々な事業者の情報と関連付けられるので、検索部12は様々な事業者から提供される様々な移動方法に対応する複数の移動経路を抽出し得る。すなわち、検索部12は複数の交通事業者を横断するかたちで複数の移動経路を一括して検索することができ、これはMaaSの一例であるといえる。
ステップS13では、通信部11が検索結果をユーザ端末30に向けて送信する。検索結果は、検索された1以上の移動経路を示すデータ信号である。ユーザ端末30はその検索結果を受信および表示し、これによりユーザはその検索結果を確認することができる。
ステップS14では、通信部11が、ユーザより選択された移動経路をユーザ端末30から受信する。ユーザはユーザ端末30を操作して所望の移動経路を選択する。ユーザ端末30はその操作に応答して、その選択された移動経路を示す情報をプラットフォーマサーバ10に向けて送信する。通信部11はその情報を受信する。
ステップS15では、生成部13が移動データを生成する。生成部13はユーザおよび選択された移動経路の組合せと、この組合せに対応する移動IDとを含む移動データを生成する。上述したように移動データのデータ構造が限定されないことに応じて、移動データの具体的な生成方法も限定されない。
一例では、生成部13はユーザIDと、ユーザによって選択された移動経路と、移動IDとを互いに関連付けることで移動データを生成する。この生成において、生成部13はその移動経路が計画経路であることを示すように経路属性を設定してもよい。
生成部13は、候補としてユーザに提示されたが該ユーザにより選択されなかった移動経路を示す移動データを生成してもよい。生成部13は検索結果を検索部12から取得することでその移動経路を特定することができる。
例えば、生成部13はユーザIDと、検索結果に対応する複数の移動経路と、一つの移動IDとを互いに関連付けることで移動データを生成する。この生成において、生成部13は複数の移動経路の経路属性を設定する。具体的には、生成部13は、ユーザにより選択された移動経路の経路属性を「計画」に設定し、ユーザにより選択されなかった移動経路の経路属性を「候補」に設定してもよい。
あるいは、生成部13は、検索結果に対応する複数の移動経路のそれぞれについて移動データを生成してもよい。生成部13は複数の移動経路のそれぞれについて、ユーザIDと、該移動経路と、移動IDとを互いに関連付けることで移動データを生成する。この場合も、生成部13はそれぞれの移動経路について経路属性を設定する。具体的には、生成部13は、ユーザにより選択された移動経路が計画経路であることを示し、ユーザにより選択されなかった経路が候補経路であることを示すように、それぞれの移動データにおいて経路属性を設定する。
ステップS16では、生成部13が移動データを移動データベース23に格納する。この処理によって、その移動データが複数の事業者によって共有可能になる。
図8および図9を参照しながら経路検索の一例を説明する。図8は経路検索の結果の一例を示す図である。図9はその検索結果に対応する移動データの一例を示す図である。図8に示すように、検索部12が出発地Sから目的地Gまでの移動経路として、ノードA,B,Eを順に経由する移動経路301と、ノードA,F,H,Dを順に経由する移動経路302と、ノードA,B,C,Dを順に経由する移動経路303とを抽出したとする。その後、ユーザID「U2101」を有するユーザが移動経路303を選択したとする。この場合、生成部13は例えば図9に示す移動データ234を生成してもよい。この移動データ234の移動ID「M1101」は、ユーザIDおよび移動経路301の組合せと、ユーザIDおよび移動経路302の組合せと、ユーザIDおよび移動経路303の組合せとに対応する。ユーザは移動経路303を選択したので、生成部13は移動経路303の経路属性を「計画」に設定し、移動経路301,302の経路属性を「候補」に設定する。
[システムおよび移動データの利用]
図10は経路検索の一例を示す図である。上述したように、情報共有システム1は複数の交通事業者を横断するかたちで複数の移動経路を一括して検索することができる。図10の例では、情報共有システム1は出発地Sから目的地Gまでの移動経路として、事業者Pから提供される交通手段61と、事業者Qから提供される交通手段62と、事業者Rから提供される交通手段63との組合せに基づく検索結果を提供する。ユーザ51はこの検索結果から所望の移動経路を選択することができる。
図11は、ユーザ52により選択された移動経路の利用の一例を示す図である。この例では、ユーザ52が車椅子を利用する人であるとする。ユーザ52はユーザ端末30を用いて、これから進む経路に関する様々なサービス情報、例えば交通情報、周辺施設の情報、天気予報、広告、クーポンなどを得ることができる。あるいは、ユーザ52はユーザ端末30を用いて各種の予約、例えば座席の予約、補助員の手配などを行うこともできる。それぞれの事業者は、ユーザIDに対応する移動データおよびユーザデータを参照することで、どのような人が交通機関を利用するかを事前に把握して、必要な対応を取ることができる。例えば、交通手段61,63に対応する事業者P,Rはそれぞれ、車椅子で移動するユーザ52のために、乗降を補助するためのスタッフを配置させることができる。
図12は、ユーザ53により利用された移動経路に関する決済の一例を示す図である。例えば、移動データによって示される移動経路とユーザ端末30の位置情報の履歴から特定可能なユーザ53の移動の実績とに基づく自動決済を実現することができる。利用料が自動的に決済されるので、ユーザ53は交通機関を利用する度に支払う必要がない。プラットフォーマは、このような便利な仕組みをユーザ53に提供する対価としてユーザ53から利用料を得ることができ、この利用料も自動的に決済されてよい。
移動データベース23に蓄積された移動データは様々な処理を可能にする。また、その移動データは、人の移動に関する様々な事象の可視化に貢献する。以下に、移動データの利用についての様々な例を示す。
経路検索に関しては、上述したように、複数種類の交通機関を任意に組み合わせることで得られる複数の移動経路を提供することが可能になる。これは、マルチモーダルな移動手段の提示の一例であるといえる。移動経路は、駐車場に関する情報を含んでもよく、例えば、駐車場の位置、空き状況、または料金を含んでもよい。あるいは、移動経路は相乗りに関する情報提供または提案を含んでもよい。
選択された移動経路に関してユーザに提供されるサービス情報の例として、交通機関または施設に関する広告またはクーポン、乗換を考慮した最適な乗車位置の案内、同額での迂回路の案内、代替の移動手段の案内、最適な改札口の案内、観光情報、相乗りの案内、駐車場の案内、旅行の案内、電子的な遅延証明の発行などが挙げられる。選択された移動経路に関連する予約も実現し得る。その予約の例として、交通機関の座席、駐車場、各種施設の利用、補助員などについての予約が挙げられる。選択された移動経路に関連する決済も実現し得る。その決済の例として、定期券との差額の決済、改札機を用いない自動決済、割り勘による決済、割引の提案、企業の交通費精算の自動化などが挙げられる。
蓄積された移動データが各種の統計または解析に用いられてもよい。例えば、移動データは、混雑度の算出、新しい経路の提案、需要予測、選択された移動経路と選択されなかった移動経路との差異の検証、マーケティングまたは広告に関する提案、不動産価格の評価または決定、都市計画または交通計画、施設の評価、待ち時間の予測、人流解析、在庫の適正化、交通機関の時刻表の最適化、サイネージなどによる案内の適正化などに用いられ得る。
[プログラム]
コンピュータをプラットフォーマサーバ10として機能させるためのプログラムは、該コンピュータを通信部11、検索部12、および生成部13として機能させるためのプログラムコードを含む。このプログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリなどの非一時的な記録媒体に固定的に記録された上で提供されてもよい。あるいは、プログラムは、搬送波に重畳されたデータ信号として通信ネットワークを介して提供されてもよい。提供されたプログラムはストレージ103に記憶され、プロセッサ101がメモリ102と協働してそのプログラムを実行することで上記の各機能モジュールが実現する。
[効果]
以上説明したように、本開示の一側面に係るコンピュータシステムは少なくとも一つのプロセッサを備える。少なくとも一つのプロセッサは、複数の事業者の間で共有される地図データを記憶する地図データベースを参照して、ユーザにより指定された出発地および目的地を少なくとも示す検索条件に対応する1以上の移動経路を検索し、検索された1以上の移動経路のうちの少なくとも一つの移動経路のそれぞれについて、ユーザおよび該移動経路の組合せと、該組合せに対応する移動IDとが関連付けられた移動データを生成し、生成された移動データを複数の事業者が共有できるように該移動データを移動データベースに格納する。
本開示の一側面に係るプログラムは、複数の事業者の間で共有される地図データを記憶する地図データベースを参照して、ユーザにより指定された出発地および目的地を少なくとも示す検索条件に対応する1以上の移動経路を検索するステップと、検索された1以上の移動経路のうちの少なくとも一つの移動経路のそれぞれについて、ユーザおよび該移動経路の組合せと、該組合せに対応する移動IDとが関連付けられた移動データを生成するステップと、生成された移動データを複数の事業者が共有できるように該移動データを移動データベースに格納するステップとをコンピュータに実行させる。
このような側面においては、ユーザおよび移動経路の組合せに移動IDが関連付けられた移動データがデータベースに登録される。この移動データによってユーザと移動経路との個々の対応関係を把握できるので、出発地から目的地までの移動経路を適切に管理することが可能になる。
他の側面に係るコンピュータシステムでは、移動IDが、組合せを一意に特定する識別子であってもよい。この場合には、ユーザと移動経路との個々の対応関係を移動IDのみを用いて識別することができる。
他の側面に係るコンピュータシステムでは、少なくとも一つのプロセッサが、検索された1以上の移動経路のそれぞれについて移動データを生成してもよい。この場合には、ユーザに選択されたか否かにかかわらず、検索された移動経路のすべてについて、ユーザとの対応関係を移動IDを用いて管理することができる。
他の側面に係るコンピュータシステムでは、少なくとも一つのプロセッサが、検索された1以上の移動経路のうちユーザによって選択されなかった移動経路について移動データを生成することなく、検索された1以上の移動経路のうちユーザによって選択または利用された移動経路について移動データを生成してもよい。このように、移動データベースに格納する移動データを限定することで、このデータベースの記憶容量と、用いられる移動IDの個数とを節約することができる。
他の側面に係るコンピュータシステムでは、少なくとも一つのプロセッサが、複数のノードIDおよび複数のリンクIDによって移動経路を示す移動データを生成してもよい。ノードIDは、地図を構成するノードを一意に特定する識別子であり、かつ該ノードの属性情報と関連付けられる。リンクIDは、隣接するノード間を結ぶリンクを一意に特定する識別子であり、且つ該リンクの属性情報と関連付けられる。このようなデータ構造によって、移動経路を構成する個々のノードおよび個々のリンクの詳細を移動データから得ることが可能になるので、移動経路を適切に管理することができる。
他の側面に係るコンピュータシステムでは、ノードが交通結節点であってもよい。移動経路において重要な場所である交通結節点にノードを限定することで、個々の移動経路の特徴を的確に移動データによって表現することができる。加えて、移動経路を表現するために用いられるノードIDの個数が抑えられるので、個々の移動データのデータサイズを抑制できる。
他の側面に係るコンピュータシステムでは、少なくとも一つのプロセッサが、候補として検索された経路と、ユーザにより選択された経路と、ユーザにより実際に利用された経路とのうちの少なくとも一つを示す経路属性を含む移動データを生成してもよい。このような経路属性を移動データに埋め込むことで、ユーザと移動経路との関係を移動データから特定することが可能になる。
[変形例]
以上、本開示をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本開示は上記実施形態に限定されるものではない。本開示は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
上記実施形態ではデータベース群20を示すが、各データベースのコピーがプラットフォーマおよび複数の事業者のそれぞれに配置されてもよい。この場合には、プラットフォーマおよび複数の事業者の間でデータベースの同期が実行され、これにより各種のデータの整合性が保証される。
本開示において、「少なくとも一つのプロセッサが、第1の処理を実行し、第2の処理を実行し、…第nの処理を実行する。」との表現、またはこれに対応する表現は、第1の処理から第nの処理までのn個の処理の実行主体(すなわちプロセッサ)が途中で変わる場合を含む概念を示す。すなわち、この表現は、n個の処理のすべてが同じプロセッサで実行される場合と、n個の処理においてプロセッサが任意の方針で変わる場合との双方を含む概念を示す。
コンピュータシステム内で二つの数値の大小関係を比較する際には、「以上」および「よりも大きい」という二つの基準のどちらを用いてもよく、「以下」および「未満」の二つの基準のうちのどちらを用いてもよい。このような基準の選択は、二つの数値の大小関係を比較する処理についての技術的意義を変更するものではない。
少なくとも一つのプロセッサにより実行される方法の処理手順は上記実施形態での例に限定されない。例えば、上述したステップ(処理)の一部が省略されてもよいし、別の順序で各ステップが実行されてもよい。また、上述したステップのうちの任意の2以上のステップが組み合わされてもよいし、ステップの一部が修正または削除されてもよい。あるいは、上記の各ステップに加えて他のステップが実行されてもよい。
以上の実施形態の全部または一部に記載された態様は、移動経路に関する制御、処理速度の向上、処理精度の向上、使い勝手の向上、データを利用した機能の向上または適切な機能の提供その他の機能向上または適切な機能の提供、データおよび/またはプログラムの容量の削減、装置および/またはシステムの小型化等の適切なデータ、プログラム、記録媒体、装置および/またはシステムの提供、並びにデータ、プログラム、装置またはシステムの制作・製造コストの削減、制作・製造の容易化、制作・製造時間の短縮等のデータ、プログラム、記録媒体、装置および/またはシステムの制作・製造の適切化のいずれか一つの課題を解決する。
1…情報共有システム、10…プラットフォーマサーバ、20…データベース群、21…地図データベース、22…ユーザデータベース、23…移動データベース、30…ユーザ端末、40…事業者サーバ、11…通信部、12…検索部、13…生成部、231〜233…移動データ。

Claims (6)

  1. ユーザが移動するために地図データを用いて計画された計画経路を示す経路情報及び該経路情報を識別する第一のID及び前記ユーザを一意に特定する第二のIDを関連づけた関連データを、前記経路情報から前記計画経路を再現可能な地図データを利用する複数の事業者に、前記複数の事業者が前記計画経路を移動する前記第二のIDが示す特定の前記ユーザに前記計画経路の移動に関連したサービス又は情報を提供可能となるよう、利用可能にする制御部を備えたコンピュータシステム。
  2. ユーザが移動するために地図データを用いて計画された計画経路を示す経路情報及び該経路情報を識別する第一のID及び前記ユーザを一意に特定する第二のIDを関連づけた関連データを、前記経路情報から前記計画経路を再現可能な地図データを利用する複数の事業者に、前記計画経路を移動する前記第二のIDが示す特定の前記ユーザの前記計画経路移動完了前に、利用可能にする制御部を備えたコンピュータシステム。
  3. 前記計画経路は、複数の異なる交通機関を利用するものであり、
    前記複数の事業者は、前記複数の異なる交通機関を営む事業者を含む
    請求項1又は2に記載のコンピュータシステム
  4. 前記ユーザは、移動に際して補助を必要とする者であり、
    前記第二のIDは、前記移動に際して補助を必要とするユーザに関する情報であり、
    前記複数の事業者は、前記移動に際して補助を必要とするユーザに関する情報を共有する
    請求項3記載のコンピュータシステム。
  5. ユーザが移動するために地図データを用いて計画された計画経路を示す経路情報及び該経路情報を識別する第一のID及び前記ユーザを一意に特定する第二のIDを関連づけた関連データを、前記経路情報から前記計画経路を再現可能な地図データを利用する複数の事業者に、前記複数の事業者が前記計画経路を移動する前記第二のIDが示す特定の前記ユーザに前記計画経路の移動に関連したサービス又は情報を提供可能となるよう、利用可能とする制御コンピュータに実行させるプログラム。
  6. ユーザが移動するために地図データを用いて計画された計画経路を示す経路情報及び該経路情報を識別する第一のID及び前記ユーザを一意に特定する第二のIDを関連づけた関連データを、前記経路情報から前記計画経路を再現可能な地図データを利用する複数の事業者に、前記計画経路を移動する前記第二のIDが示す特定の前記ユーザの前記計画経路移動完了前に、利用可能とする制御コンピュータに実行させるプログラム。
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