JP6664404B2 - リソース指示方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信分野に関し、詳細には、リソース指示方法および装置に関する。
現在、無線ローカルエリアネットワークの開発において、マルチユーザ伝送、例えば、MU−MIMO(Multi−User Multiple Input Multiple Output、マルチユーザマルチ入力マルチ出力)システムおよびOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、直交周波数分割多元接続)システムがホットスポットとなってきている。マルチユーザ伝送方式が導入されたことから、特定のリソースブロックを使用することによって、アクセスポイント(AP、Access Point)と複数のステーションとの間で有効な通信が確実に行われるようにするために、アクセスポイントがリソースを各ステーションに示すためのオーバーヘッドが、急激に増加している。
例えば、図1に示すように、アクセスポイントは、ステーションが、アクセスポイントにMAC(Media Access Control、媒体アクセス制御)フレームを送信する、またはアクセスポイントによって送信されたMACフレームを受信する場合に使用されるリソースブロックに関する情報を示すために、ステーションにおける複数のユーザ/ユーザグループに対して1つずつリソースを示す。シングルユーザ(SU、single−user)のためのリソース指示子としては、ステーションを識別するために使用されるPAID(Partial Association ID、部分アソシエーション識別子)、リソースブロックが下りリンクフレームに属するか上りリンクフレームに属するかを示すために使用されるDL(Downlink、下りリンク)/UL(Uplink、上りリンク)type(タイプ)、変調符号化方式を示すために使用されるMCS(Modulation and Coding Scheme、変調符号化方式)、使用される時空間ストリームの数を示すために使用されるNSTS(Number of Space−Time Stream、時空間ストリームの数)、LDPC符号化方式が使用されているかどうかを示すために使用されるLDPC(Low−Density−Parity−Check、低密度パリティチェックコード)、STBCが使用されているかどうかを示すために使用されるSTBC(Space Time Block Coding、時空間ブロックコード)などが挙げられる。同様に、マルチユーザ(MU、multi−user)グループのためのリソース指示子では、ユーザグループの識別子を示すために使用されるPAIDは、GID(Group ID)であり得る。
アクセスポイントは、シングルユーザにリソースを示すために60ビット(bit)を使う必要があり、ユーザグループにリソースを示すために84bitを使う必要がある。しかしながら、BA(Block Acknowledge、ブロック肯定応答)フレームまたはACK(Acknowledge、肯定応答)フレームなどの応答フレームのサイズは、10から30バイト(byte、1 byte=8 bit)に過ぎない。応答フレームの実際のサイズと比較して、アクセスポイントがそのような応答フレームに対してリソースを示す場合、オーバーヘッドが極めて大きいことがわかる。したがって、従来技術では、アクセスポイントがリソースをステーションに示す場合のリソース利用が高くない。
本発明の実施形態は、アクセスポイントがリソースを各ステーションに示す場合にオーバーヘッドが極めて大きいという問題を解決し、リソース指示におけるリソース利用を改善するために、リソース指示方法および装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態において、以下の技術的な解決策が使用される。
第1の実施態様によれば、本発明の一実施形態は、
アクセスポイントによって、リソースマッピング情報を生成するステップであって、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、ステップと、
アクセスポイントによって、リソースマッピング情報を送信するステップと、
を含む、リソース指示方法を提供する。
第1の実施態様に関連して、第1の実施態様の第1の可能な実施方式では、各マッピングセグメントが、マッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームを送信する必要があるステーションの数を示すためにさらに使用される。
第1の実施態様または第1の実施態様の第1の可能な実施方式に関連して、第1の実施態様の第2の可能な実施方式では、各リソース指示子が、伝送パラメータを示すためにさらに使用される。
第2の実施態様によれば、本発明は、
アクセスポイントによって、リソースマッピング情報を生成するステップであって、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、ステップと、
アクセスポイントによって、リソースマッピング情報を送信するステップと、
を含む、リソース指示方法を提供する。
第3の実施態様によれば、本発明は、
ステーションによって、アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するステップであって、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、ステップと、
ステーションによって、リソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するステップと、
を含む、リソース指示方法を提供する。
第4の実施態様によれば、本発明は、
ステーションによって、アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するステップであって、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、ステップと、
ステーションによって、リソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するステップと、
を含む、リソース指示方法を提供する。
第5の実施態様によれば、本発明は、
リソースマッピング情報を生成するように構成される第1のリソース割り当てユニットであって、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、第1のリソース割り当てユニットと、
第1のリソース割り当てユニットが生成したリソースマッピング情報を送信するように構成される第1のリソース送信ユニットと、
を備える、アクセスポイントを提供する。
第5の実施態様に関連して、第5の実施態様の第1の可能な実施方式では、第1のリソース割り当てユニットに含まれる各マッピングセグメントが、マッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームを送信する必要があるステーションの数を示すためにさらに使用される。
第5の実施態様または第5の実施態様の第1の可能な実施方式に関連して、第5の実施態様の第2の可能な実施方式では、第1のリソース割り当てユニットに含まれる各リソース指示子が、伝送パラメータを示すためにさらに使用される。
第6の実施態様によれば、本発明は、
リソースマッピング情報を生成するように構成される第2のリソース割り当てユニットであって、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、第2のリソース割り当てユニットと、
第2のリソース割り当てユニットが生成したリソースマッピング情報を送信するように構成される第2のリソース送信ユニットと、
を備える、アクセスポイントを提供する。
第7の実施態様によれば、本発明は、
アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するように構成される第1のリソース受信ユニットであって、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、第1のリソース受信ユニットと、
第1のリソース受信ユニットが受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するように構成される第1のリソース判定ユニットと、
を備える、ステーションを提供する。
第8の実施態様によれば、本発明は、
アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するように構成される第2のリソース受信ユニットであって、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、第2のリソース受信ユニットと、
第2のリソース受信ユニットが受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するように構成される第2のリソース判定ユニットと、
を備える、ステーションを提供する。
第9の実施態様によれば、本発明は、アクセスポイントを提供し、アクセスポイントが、プロセッサと、プロセッサに接続された通信インターフェースと、を備え、
プロセッサが、リソースマッピング情報を生成するように構成され、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、
通信インターフェースが、プロセッサが生成したリソースマッピング情報を送信するように構成される。
第9の実施態様に関連して、第9の実施態様の第1の可能な実施方式では、プロセッサが生成したリソースマッピング情報における各マッピングセグメントが、マッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームを送信する必要があるステーションの数を示すためにさらに使用される。
第9の実施態様または第9の実施態様の第1の可能な実施方式に関連して、第9の実施態様の第2の可能な実施方式では、プロセッサが生成したリソースマッピング情報における各リソース指示子が、伝送パラメータを示すためにさらに使用される。
第10の実施態様によれば、本発明は、アクセスポイントを提供し、アクセスポイントが、プロセッサと、プロセッサに接続された通信インターフェースとを備え、
プロセッサが、リソースマッピング情報を生成するように構成され、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、
通信インターフェースが、プロセッサが生成したリソースマッピング情報を送信するように構成される。
第11の実施態様によれば、本発明は、ステーションを提供し、ステーションが、プロセッサと、プロセッサに接続された通信インターフェースとを備え、
通信インターフェースが、アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するように構成され、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、
プロセッサが、通信インターフェースが受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するように構成される。
第12の実施態様によれば、本発明は、ステーションを提供し、ステーションが、プロセッサと、プロセッサに接続された通信インターフェースとを備え、
通信インターフェースが、アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するように構成され、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、
プロセッサが、通信インターフェースが受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するように構成される。
本発明の実施形態は、リソース指示方法および装置を提供する。アクセスポイントは、複数のステーションのリソースマッピング情報を生成する。リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。このようにして、アクセスポイントは、複数のタイプのフレームのリソース指示子を複数のステーションに同時に伝達でき、アクセスポイントは、各タイプの下りリンクフレームのために対応するリソース指示子を判定する。したがって、アクセスポイントがフレームタイプを区別せずにリソースを各ステーションに示すことによって引き起こされた、極めて大きいオーバーヘッドの問題が解決され、リソース指示の伝送効率が改善される。
本発明の実施形態における技術的な解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態または従来技術を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。
本発明の一実施形態による、リソース指示方法の概略的な流れ図1である。 本発明の一実施形態による、リソース指示方法の概略的な流れ図2である。 本発明の一実施形態による、リソース指示方法の概略的な流れ図3である。 本発明の一実施形態による、リソース指示方法の概略的な流れ図4である。 本発明の一実施形態による、リソース指示方法の概略的な流れ図5である。 本発明の一実施形態による、リソース指示方法の概略的な流れ図6である。 本発明の一実施形態による、リソース指示方法の概略的な流れ図7である。 本発明の一実施形態によるアクセスポイントの概略的な構造図1である。 本発明の一実施形態によるアクセスポイントの概略的な構造図2である。 本発明の一実施形態によるステーションの概略的な構造図1である。 本発明の一実施形態によるステーションの概略的な構造図2である。 本発明の一実施形態によるアクセスポイントの概略的なハードウェア図である。 本発明の一実施形態によるステーションの概略的なハードウェア図である。
以下、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的な解決策を明確に説明する。当然のことながら、説明される実施形態は、単に本発明の実施形態の一部に過ぎず、すべてではない。
本発明の実施形態では、アクセスポイントがステーションに送信したデータフレームを、下りリンクフレームと呼び、ステーションがアクセスポイントに送信したデータフレームを上りリンクフレームと呼ぶ場合がある。
具体的には、下りリンクフレームをステーションに送信する前に、アクセスポイントは、アクセスポイントが送信した下りリンクフレームを受信するために、示されたリソースを具体的にどのように使用するかをステーションに知らせるように、リソース指示子をステーションにさらに送信する必要がある。このようにして、ステーションは、リソース指示子が示す下りリンクフレーム受信規則に従って、かつリソース指示子が示すリソース位置において、アクセスポイントが送信した下りリンクフレームを受信する。
同様に、上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する前に、ステーションもまた、リソース指示子に従って、ステーションが上りリンクフレームをアクセスポイントに具体的に送信する規則と、ステーションが上りリンクフレームをアクセスポイントに具体的に送信するリソース位置とを知るために、アクセスポイントが送信したリソース指示子を受信する必要がある。このようにして、ステーションは、リソース指示子に従って、上りリンクフレームをアクセスポイントに送信し、アクセスポイントは、リソース指示子が示す上りリンクフレーム受信規則に従って、かつリソース指示子が示すリソース位置において、ステーションが送信した上りリンクフレームを受信する。
アクセスポイントとステーションとの間における上りリンクフレームの相互作用またはアクセスポイントとステーションとの間における下りリンクフレームの相互作用とは関係なく、リソース指示子は、アクセスポイントが、上りリンクフレームを受信する、および/もしくは下りリンクフレームを送信する、またはステーションが、下りリンクフレームを受信する、および/もしくは上りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースに関する情報を示す必要があることがわかる。しかしながら、様々な上りリンクフレームおよび/または下りリンクフレームがあることから、特定のリソースブロックを使用することによって、アクセスポイントと複数のステーションとの間で有効な通信が確実に行われるようにするために、アクセスポイントによって各ステーションに対するリソースを示すためのオーバーヘッドが、マルチユーザ伝送方式が導入されてからは特に、急激に増加している。
例えば、表1に示すように、MACフレームが例として使用され(アクセスポイントがMACフレームをステーションに送信する場合、MACフレームは下りリンクフレームであり、ステーションがMACフレームをアクセスポイントに送信する場合、MACフレームは上りリンクフレームである)、MACフレームは、タイプ識別子に従って、管理フレーム、制御フレーム、およびデータフレームに分類でき、各タイプのフレームは、サブタイプ識別子に従って、サブタイプの複数のフレームにさらに分類される。
従来技術では、アクセスポイントによって、あるステーションにおけるユーザ/ユーザグループに、様々な上りリンクフレームおよび/または下りリンクフレームに関して、リソースを1つずつ示すための方法のオーバーヘッドが極めて大きいことがわかる。したがって、本発明の実施形態で提供されるリソース指示方法および装置によれば、アクセスポイントによって各ステーションリソースを示す際の極めて大きいオーバーヘッドの問題は、ある程度解決でき、リソース指示の伝送効率が改善される。
実施形態1
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。図1に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
100.アクセスポイントは、リソースマッピング情報を生成する。
リソースマッピング情報は、MAP情報であり得、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。
具体的には、MAP情報に含まれる複数のマッピングセグメントは、所定のシーケンスに従って、MAP情報に配置され、ステーションもまたそれぞれ、所定のシーケンスに従って、MAP情報に含まれる複数のマッピングセグメントを読み取り得る。このようにして、アクセスポイントは、各マッピングセグメントに対応するフレームタイプをステーションに示すのに、余分なオーバーヘッドを必要としない。例えば、表2に示すように、下りリンクMAP情報は、BAフレームマッピングセグメントと、データフレームマッピングセグメントと、を含み、上りリンクMAP情報は、BAフレームマッピングセグメントと、RARフレームマッピングセグメントと、データフレームマッピングセグメントと、を含む。各マッピングセグメントは、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントは、複数のリソース指示子を含む。例えば、BAフレームマッピングセグメントは、ステーション識別子フィールド(またはステーショングループ識別子フィールド)と、伝送パラメータフィールドと、を含み、伝送パラメータフィールドは、リソースブロック位置、LDPC、STBC、BF(Beamforming、ビームフォーミング)、MCS、またはNSTSのうちの1つ以上を示すために使用される。
BAフレームマッピングセグメントの内容は、複数のステーションが受信する必要があるBAフレームに関連付けられる。具体的には、BAフレームマッピングセグメントは、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子は、ステーションに関連付けられ、各リソース指示子は、LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS、または関連付けられたステーションがBAフレームを受信するリソースブロック位置のうちの1つ以上を関連付けられたステーションに示すために使用され得る。
例えば、表2に示す下りリンクMAP情報におけるBAフレームマッピングセグメントの具体的な内容は、以下のとおりである。
−BAフレームマッピングセグメント:
BAフレーム(3ビット)を受信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:
{−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーション1の識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
...
−第Nのリソース指示子:
{−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーションNの識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
対応して、データフレームマッピングセグメントの内容は、上述のBAフレームマッピングセグメントの内容と同様である。違うのは、データフレームマッピングセグメントが、データフレームを受信する必要がある複数のステーションにリソースを示すために使用されることである。データフレームマッピングセグメントはまた、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子は、ステーションに関連付けられ、各リソース指示子は、LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS、または関連付けられたステーションがデータフレームを受信するリソースブロック位置のうちの1つ以上を関連付けられたステーションに示すために使用され得る。
例えば、上りリンクMAP情報におけるデータフレームマッピングセグメントの具体的な内容は、以下のとおりである。
−データフレームマッピングセグメント:
データフレーム(3ビット)を送信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:
{−SU(シングルユーザ)またはMU(マルチユーザ)伝送モード
−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーション1の識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
...
−第Nのリソース指示子:
{−SUまたはMU伝送モード
−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーションNの識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
同様に、下りリンクMAP情報におけるデータフレームマッピングセグメントは、上りリンクMAP情報におけるデータフレームマッピングセグメントと同様である。さらに、ステーションが、下りリンクデータフレームを受信した後、BAフレームをアクセスポイントに返す必要があることから、下りリンクMAP情報におけるデータフレームマッピングセグメントは、上りリンクBAフレームのBAフレームマッピングセグメントをさらに含む。このようにして、アクセスポイントは、上りリンクBAフレームのリソース指示子をステーションに再送信する必要がない。例えば、下りリンクMAP情報におけるデータフレームマッピングセグメントに含まれるBAフレームマッピングセグメントの具体的な内容は、以下のとおりである。
−データフレームマッピングセグメント(下りリンク):

データフレーム(3ビット)を受信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:
{−SUまたはMU伝送モード
−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーション1の識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
...
−第Nのリソース指示子:
{−SUまたはMU伝送モード
−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーションNの識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
BAフレームマッピングセグメント(上りリンク):
−第1のリソース指示子:
{−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーション1の識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
...
−第Nのリソース指示子:
{−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーションNの識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
場合により、上りリンクMAP情報におけるRARフレームマッピングセグメントの具体的な内容は、以下のとおりである。
−RARフレームマッピングセグメント:
RARフレーム(3ビット)を送信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:
{−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーション1の識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
...
−第Nのリソース指示子:
{−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーションNの識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
MAP情報における別のタイプの上りリンクフレームマッピングセグメントまたは下りリンクフレーム(ACKフレームまたはBARフレームなど)マッピングセグメントの具体的な内容については、BAフレームマッピングセグメント、データフレームマッピングセグメント、またはRARフレームマッピングセグメントも参照できることに留意されたい。このことは、本発明において限定されるものではない。
さらに、MAP情報における各マッピングセグメントは、マッピングセグメントに対応するフレームタイプ情報をさらに含み得る。例えば、フレームタイプ情報が01である場合、フィールドがBAフレームマッピングセグメントであることを示し、フレームタイプ情報が11である場合、フィールドがデータフレームマッピングセグメントであることを示す。このようにして、MAP情報を生成する場合、アクセスポイントは、所定のフレームタイプシーケンスに従って複数のマッピングセグメントを生成する必要がない。その代わりに、アクセスポイントは、フレームタイプ情報を使用して、MAP情報における各マッピングセグメントの位置を柔軟に示す。
加えて、本発明の本実施形態は、リソースマッピング情報を生成するための別の方法をさらに提供する。具体的には、アクセスポイントは、アクセスポイントが生成したリソースマッピング情報をマッピングセグメントに分割しない。対応して、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され得る。
例えば、表3に示すように、各ステーションに対応するフレームの各タイプのリソース指示子は、上述のリソースマッピング情報において柔軟に構成され得る。各リソース指示子は、リソース指示子に対応する、フレームタイプ情報、ステーション識別子フィールド(またはステーショングループ識別子フィールド)、および伝送パラメータフィールドを含む。
例えば、表3に示すリソースマッピング情報の具体的な内容は、以下のとおりである。
−第1のリソース指示子:
{−BAフレームタイプ情報
−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーション1の識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
−第2のリソース指示子:
{−データフレームタイプ情報
−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーション1の識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
−第3のリソース指示子:
{−BAフレームタイプ情報
−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーション2の識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
−第4のリソース指示子:
{−RARフレームタイプ情報
−リソースブロックための初期ガイダンス
−リソースブロックサイズ
−ステーション1の識別子
−LDPC、STBC、BF、MCS、NSTS}
このケースでは、アクセスポイントは、リソースマッピング情報を生成し、リソースマッピング情報は、複数のステーションまたはステーショングループのフレームの各タイプのリソース指示子を含む。
加えて、次の実施形態2から実施形態4において、アクセスポイントが送信する下りリンクフレームのリソースをステーションに示す場合のリソースマッピング情報を生成するための方法と、アクセスポイントがアクセスポイントによって受信される上りリンクフレームをステーションに示す場合のリソースマッピング情報を生成するための方法と、を具体的説明する。したがって、ここでは細部を説明しない。
200.アクセスポイントは、リソースマッピング情報を送信する。
具体的には、アクセスポイントがリソースマッピング情報を生成した後、アクセスポイントは、リソースマッピング情報に従って、別個の下りリンクフレームを生成し、下りリンクフレームを各ステーションに送信し、その結果、各ステーションは、リソースマッピング情報における各マッピングセグメントにおけるリソース指示子に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定し得る。
あるいは、アクセスポイントは、リソースマッピング情報を、各ステーションに送信される下りリンクデータフレームのシグナリングフィールドまたは下りリンクデータフレームの媒体アクセス制御層に追加できる。このようにして、各ステーションは、ステーションのシグナリングオーバーヘッドを減らすために、リソースマッピング情報を、下りリンクデータフレームの受信と同時に受信する。
ステップ100およびステップ200を行った後、第1のステーションは、アクセスポイントが第1のステーションに割り当てたリソースを判定するために、以下のステップ300およびステップ400を行うことができる。第1のステーションは、上述の複数のステーションのいずれか1つであり得る。
300.第1のステーションは、アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信する。
400.第1のステーションは、受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントが第1のステーションに割り当てたリソースを判定する。
例えば、第1のステーションは、下りリンクリソースマッピング情報を受信する。第1のステーションが、第1のマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子における第1のステーションのステーション識別子を読み取った場合、第1のステーションは、第1のリソース指示子の内容に従って、アクセスポイントが送信した第1のタイプの下りリンクフレームを受信する。例えば、第1のステーションは、第1のリソース指示子の内容に従って、第1のタイプの下りリンクフレームを受信するために使用されるリソースブロックのための初期ガイダンス、リソースブロックサイズ、LDPC、STBC、BF、MCS、またはNSTSなどの伝送パラメータを判定する。
第1のタイプの下りリンクフレームは、第1のマッピングセグメントに対応するフレームタイプの下りリンクフレームであり、第1のリソース指示子は、アクセスポイントが、第1のタイプの下りリンクフレームを第1のステーションに送信する場合に使用されるリソースに関する情報を示すために使用される。
このケースでは、アクセスポイントは、複数のステーションのためのリソースマッピング情報を生成する。リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。したがって、ステーションは、受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てた具体的なリソースを判定する。このようにして、アクセスポイントは、複数のタイプのフレームのリソース指示子を複数のステーションに同時に伝達でき、アクセスポイントは、各タイプのフレームのために対応するリソース指示子を判定する。したがって、アクセスポイントがフレームタイプを区別せずにリソースを各ステーションに示すことによって引き起こされた、極めて大きいオーバーヘッドの問題が解決され、リソース指示の伝送効率が改善される。
実施形態2
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。例えば、アクセスポイントは、送信する下りリンクフレームのリソースをステーションに示す。図2に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
101.アクセスポイントは、N個のステーションに送信する第1のタイプの下りリンクフレームの数に関する統計値を収集し、第1のタイプの下りリンクフレームは、M個のタイプの下りリンクフレームのうちの1つであり、M個のタイプの下りリンクフレームは、少なくとも応答フレームを含み、N>0、かつM>0である。
102.アクセスポイントは、第1のタイプの下りリンクフレームの数に従って、第1のタイプの下りリンクフレームのマッピングセグメントを判定し、マッピングセグメントは、アクセスポイントが第1のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースを示すために使用される。
103.アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームに対応するM個のマッピングセグメントを取得するまで、ステップ101およびステップ102を繰り返し行い、次いで、M個のマッピングセグメントに従って、下りリンクリソースマッピング情報(すなわち、下りリンクMAP情報)を生成し、下りリンクMAP情報が、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースを示すために使用される。
104.アクセスポイントは、下りリンクMAP情報をN個のステーションに送信し、下りリンクMAP情報に従って、下りリンクフレームをN個のステーションに送信し、その結果、N個のステーションにおける各ステーションが、下りリンクMAP情報に従って、アクセスポイントが送信した下りリンクフレームを受信する。
ステップ101において、アクセスポイントは、N個のステーションに送信する第1のタイプの下りリンクフレームの数に関する統計値を収集する。第1のタイプの下りリンクフレームは、M個のタイプの下りリンクフレームのうちの1つであり、M個のタイプの下りリンクフレームは、少なくとも応答フレームを含み、N>0、かつM>0である。
M個のタイプの下りリンクフレームを判定するための複数の方式があり得る。例えば、N個のステーションに送信するすべての下りリンクフレームを、管理フレーム、制御フレーム、およびデータフレームに分類でき、第1のタイプの下りリンクフレームは、管理フレーム、制御フレーム、またはデータフレームのいずれか1つである。あるいは、N個のステーションに送信するすべての下りリンクフレームを、応答フレーム(BAフレームまたはACKフレームなど)およびデータフレームに分類でき、第1のタイプの下りリンクフレームは、応答フレームまたはデータフレームのいずれか1つである。
例えば、アクセスポイントは、4つの下りリンクフレームを3つのステーションに送信する必要がある。アクセスポイントは、BAフレームをステーション1に送信する必要があり、データ(Data)フレームをステーション2に送信する必要があり、BAフレームおよびdataフレームをステーション3に送信する必要がある。第1のタイプの下りリンクフレームがBAフレームである場合、アクセスポイントは、統計値の収集によって、3つのステーションに送信する必要がある4つの下りリンクフレームに2つのBAフレームがあることを知る。
ステップ102において、アクセスポイントが、統計値の収集によって、第1のタイプの下りリンクフレームの数を知った後、アクセスポイントは、第1のタイプの下りリンクフレームの数に従って、第1のタイプの下りリンクフレームに対応するマッピングセグメントにおける各リソース指示子を判定し得る。例として第1のリソース指示子を使用する。第1のリソース指示子は、アクセスポイントが、第1のタイプの下りリンクフレームを第1のステーションに送信する場合に使用されるリソースに関する情報を示すために使用され、第1のステーションは、N個のステーションのいずれか1つである。
上述のステップ101における例を引き続き用いる。第1のタイプの下りリンクフレームがBAフレームであり、2つのBAフレームがある場合、アクセスポイントは、BAフレームの数に従って、BAフレームマッピングセグメントを判定し得る。つまり、2つのBAフレームのために特定の下りリンクMAP情報が設計され、その結果、3つのステーションは、BAフレームマッピングセグメントに従って、アクセスポイントが送信したBAフレームを続けて受信する。
具体的には、第1のリソース指示子を生成する場合、アクセスポイントは、第1のタイプの下りリンクフレームを要求するステーション(第1のステーション)のステーション識別子(PBAID、Partial BA ID)を判定し、第1のステーションが第1のタイプの下りリンクフレームを受信する場合に使用される伝送パラメータを判定する必要がある。伝送パラメータは、リソースブロック位置、LDPC、STBC、BF、MCS、またはNSTSのうちの少なくとも1つ以上を含む。このようにして、アクセスポイントは、第1のタイプの下りリンクフレームのための第1のリソース指示子を生成して、アクセスポイントが第1のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースを示し得る。
例えば、第1のタイプの下りリンクフレームが2つのBAフレームである例を引き続き使用する。BAフレームマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子は、具体的には、以下のとおりである。
−BAフレームマッピングセグメント:
BAフレーム(3ビット)を受信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:

−リソースブロックのための初期ガイダンス(初期ガイダンスが連続するリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは0ビットであり、初期ガイダンスが不連続なリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは、4/5/6ビットである)
−リソースブロックサイズ(BAリソースブロックサイズが固定の場合、リソースブロックサイズのフィールドは0ビットであり、BAリソースブロックサイズが固定ではない場合、リソースブロックサイズは1ビットである)
−PBAID(1から3ビット)
−LDPC(0/1ビット)、STBC(0/1ビット)、BF(0/1ビット)、MCS(0/1/2/3/4ビット)、NSTS(0/1/2/3ビット)

...
第Nのリソース指示子(第1のリソース指示子の具体的な内容を参照されたく、ここでは細部を説明しない)
PBAIDでは、BAフレームを伝送するN個のステーションがある場合、BAフレームを伝送する必要があるステーションのステーション識別子にlog2Nビットの指数を提供するだけでよい。具体的には、BAフレームを伝送する4つのステーションがあり、4つのステーションが、2つのシングルユーザステーションと、2つのステーションを含むMUグループと、を特に含む場合、BAフレームを要求する4つのステーションのステーション識別子は、別々に、シングルユーザSTA2(00)、MUグループにおける第1のユーザSTA3(01)、MUグループにおける第2のユーザSTA4(10)、およびシングルユーザSTA1(11)である。アクセスポイントが、BAフレームを要求する4つのステーションを識別するために必要とするのは2ビットだけであることがわかる。
加えて、リソースブロック位置、LDPC、STBC、BF、MCS、またはNSTSなどの伝送パラメータでは、アクセスポイントは、デフォルト値(0ビットなど)を使用して、リソースを示し得る。例えば、ステーションがBAフレームマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子を読み取った場合、第1のリソース指示子がリソースブロック位置、LDPC、STBC、BF、MCS、またはNSTSの値を明確に示していなければ、ステーションは、下りリンクフレームを受信または送信するために使用される、デフォルトパラメータおよびデフォルト規則に従って、アクセスポイントが送信した下りリンクフレームを受信する。
加えて、例としてMCSを使用する。従来技術では、アクセスポイントは、送信する下りリンクフレームのタイプを区別しないため、アクセスポイントは、あらゆるタイプの下りリンクフレームに4ビットのリソース指示子を提供する。しかしながら、本発明では、例として上述のBAフレームを使用し、BAフレームが比較的ロバストな伝送モードを要求することから、BAフレームは、一般的に、低度のMCSを使用して伝送される必要がある。したがって、アクセスポイントは、デフォルト値(すなわち、0ビット)を使用して、第1のリソース指示子において、MCSをステーションに示し得る。例えば、BAフレームは、MCS=0を用いて、アクセスポイントとステーションとの間で常に伝送される、またはアクセスポイントは、1から2ビットのみを提供して、比較的ロバストな方式でMCSを示す。例えば、アクセスポイントが1ビットのMCSを提供する場合、ステーションは、MCS=0またはMCS=1を選択して、BAを伝送し得る。当然のことながら、アクセスポイントは、0ビットのデフォルト値を使用して、かつBAフレームのMCSと必要な応答フレーム(データフレームなど)のMCSとの間の対応を使用して、BAを伝送し得る。例えば、BAフレーム伝送におけるMCSは、MCSBA=max(MCSData−2,0)であり、ここで、MCSDataは、データフレームのMCSであり、max(A,B)は、AとBとのうちより大きい値を指す。
ステップ101およびステップ102の例が引き続き使用され、第1のタイプの下りリンクフレームがBAフレームであることがわかる。アクセスポイントが、デフォルト値の伝送パラメータを使用してリソースを示す場合、アクセスポイントが生成した第1のリソース指示子は、わずか3+3ビットに減らされ得る。リソースをシングルユーザに示すために60ビットを要する従来技術と比較すると、アクセスポイントがリソースを示す際のオーバーヘッドは著しく低減される。
加えて、第1のタイプの下りリンクフレームがdata(データ)フレームである場合、アクセスポイントが生成した第1のリソース指示子は、ステーションがdataフレームを受信した後で返される必要があるBAフレームの上りリンクリソース指示子をさらに運び得る。例えば、第1のリソース指示子は、具体的には、以下のとおりである。
−データフレームマッピングセグメント:
Dataフレーム(3ビット)を受信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:

データフレームのリソース指示子:
−SU/MU伝送モード
−リソースブロックのための初期ガイダンス(初期ガイダンスが連続するリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは0ビットであり、初期ガイダンスが不連続なリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは、4/5/6ビットである)
−リソースブロックサイズ(4/5/6ビット)
−ステーションID(1から14ビット)
−LDPC(1ビット)、STBC(1ビット)、BF(1ビット)、MCS(4ビット)、NSTS(3ビット)
...
データフレームに対応するBAフレームのリソース指示子:
−リソースブロックのための初期ガイダンス(初期ガイダンスが連続するリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは0ビットであり、初期ガイダンスが不連続なリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは、4/5/6ビットである)
−リソースブロックサイズ(BAリソースブロックサイズが固定の場合、リソースブロックサイズは0ビットであり、BAリソースブロックサイズが固定ではない場合、リソースブロックサイズは1ビットである)
−PBAID(1から3ビット)
−LDPC(0/1ビット)、STBC(0/1ビット)、BF(0/1ビット)、MCS(0/1/2/3/4ビット)、NSTS(0/1/2/3ビット)
下りリンクdataフレームのリソースを示すのと同時に、アクセスポイントは、リソースを各ステーションにさらに示して、dataフレームに従って、BAフレームをどのように送信するかを示すことがわかる。このことにより、アクセスポイントによってリソースをステーションに示す際のリソースオーバーヘッドがさらに低減され、リソース指示の伝送効率が改善される。
ステップ103において、アクセスポイントがN個のステーションに送信するM個のタイプの下りリンクフレームがあり得、かつステップ101およびステップ102の説明のための例として第1のタイプの下りリンクフレームのみを使用することから、アクセスポイントは、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームに1対1で対応するM個のマッピングセグメントを取得するまで、ステップ101およびステップ102を繰り返し行い得る。
ステップ101およびステップ102を繰り返し行う場合、アクセスポイントは、ステップ101をまず繰り返し行って、N個のステーションに送信するM個のタイプの下りリンクフレームの数に関する統計値をそれぞれ収集し、次いで、ステップ102を繰り返し行って、M個のタイプの下りリンクフレームに1対1で対応するM個のマッピングセグメントをそれぞれ判定することに留意されたい。あるいは、アクセスポイントは、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームに1対1で対応するM個のマッピングセグメントを取得するまで、ステップ101およびステップ102を循環方式で繰り返し行ってもよい。このことは、本発明において限定されるものではない。
アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームのM個のマッピングセグメントを取得した後、アクセスポイントは、M個のマッピングセグメントに従って、下りリンクMAP情報を生成し、下りリンクMAP情報が、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースの情報を示すために使用される。
場合により、表4に示すように、アクセスポイントは、下りリンクMAP情報におけるM個のマッピングセグメントの所定のシーケンスに従って、取得したM個のマッピングセグメントを下りリンクMAP情報に結合し得る。このようにして、下りリンクMAP情報は、N個のステーションにおける各ステーションのM個のマッピングセグメントを含み、各ステーションは、下りリンクMAP情報におけるM個のマッピングセグメントの所定のシーケンスに従って、下りリンクMAP情報を読み取り得る。加えて、1つまたはいくつかのタイプのリソース指示子がM個のマッピングセグメントにおいて空であり得ることに留意されたい。
あるいは、表5に示すように、アクセスポイントは、N個のステーションに送信するK個の(K≦M)マッピングセグメントのフレームタイプ情報を別々に判定してもよく、K個のマッピングセグメントは、M個のマッピングセグメントにおける空ではない情報である。アクセスポイントは、K個のマッピングセグメントのフレームタイプ情報とK個のマッピングセグメントとに従って、表5に示す下りリンクMAP情報を生成し得る。このようにして、アクセスポイントもステーションも、M個のタイプの下りリンクフレームの所定のリソース指示シーケンスに従って下りリンクMAP情報を送信または読み取る必要がなく、アクセスポイントは、K個のマッピングセグメントの指示シーケンスを柔軟に構成でき、ステーションは、各タイプの下りリンクフレームのフレームタイプ情報に従って、対応するマッピングセグメントを読み取り得る。
あるいは、表6に示すように、アクセスポイントは、N個のステーションにおける各ステーション(グループ)が受信する必要があるリソースをJ個の(J≦M)タイプの下りリンクフレームに別々に柔軟に示し、リソースを各ステーションまたはステーショングループに示す前に、アクセスポイントは、アクセスポイントの下りリンクフレームの各タイプのフレームタイプをまず示す必要がある。NSUシングルユーザステーションとNMUマルチユーザステーショングループとがある場合、第iのシングルユーザステーションは、MSU,iタイプのフレームを伝送し、第jのマルチユーザステーショングループは、MMU,jタイプのフレームを伝送し、すべてのリソース指示子の数NMAPは、下記の式の通りである。
このようにして、アクセスポイントは、すべてのステーションのためのNMAP個のリソース指示子をすべて生成でき、さらにアクセスポイントは、NMAP個のリソース指示子および各リソース指示子対応するフレームタイプ情報に従って、表6に示す下りリンクMAP情報を生成する。すべてのステーションのリソース指示子のすべてのタイプの位置およびシーケンスは固定ではなく、全部でNMAP個のリソース指示子がある。
加えて、下りリンクMAP情報では、アクセスポイントはまた、複数のステーションに送信する必要がある情報をいくつかのBAフレームに結合して、M−BA(Multiple user BA)フレームを形成し得る。アクセスポイントは、M−BAフレームを、BAフレームを受信する必要がある複数のステーションにブロードキャストし、M−BA MAP情報を使用して、M−BAフレームのリソースを示す。表7に示すように、表7は、M−BA MAP情報を含む下りリンクMAP情報を示し、ここではM−BA MAP情報は、M−BAフレームシナリオにおける表4または表5における第1のマッピングセグメントの特別な例として使用され得る。
M−BA情報が、複数のステーションが受信するいくつかのBAフレームにおける情報を含むため、M−BAフレームのリソースが示される場合、ステーションの識別子情報は、示される必要がない(各ユーザの識別子情報は、アクセスポイントが送信したM−BAフレームのフィールドにある)。例えば、M−BA MAP情報の具体的な内容は、以下のとおりである。
−M−BAフレーム(1ビット)が存在するかどうか、またはM−BAフレーム(3ビット)を受信する必要があるステーションの数
第1のリソース指示子:

−リソースブロックのための初期ガイダンス(初期ガイダンスが連続するリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは0ビットであり、初期ガイダンスが不連続なリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは、4/5/6ビットである)
−リソースブロックサイズ(M−BAフレームのリソースブロックサイズがステーション数に縛られている場合、リソースブロックサイズは0ビットである、または比較的柔軟なサイズ、例えば、4/5/6ビットが示すために使用され得る)
−LDPC(0/1ビット)、STBC(0/1ビット)、BF(0/1ビット)、MCS(0/1/2/3/4ビット)、NSTS(0/1/2/3ビット)
このケースでは、アクセスポイントは、M個のマッピングセグメントに従って、下りリンクMAP情報を生成し、下りリンクMAP情報が、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースの情報を示すために使用される。
ステップ104において、アクセスポイントは、ステップ103で生成された下りリンクMAP情報をN個のステーションに送信し、下りリンクMAP情報に従って、M個のタイプの下りリンクフレームをN個のステーションに送信し、その結果、N個のステーションにおける各ステーションが、下りリンクMAP情報に従って、アクセスポイントが送信したM個のタイプの下りリンクフレームを受信する。
例えば、下りリンクMAP情報が表4に示される場合、アクセスポイントは、下りリンクMAP情報をN個のステーションに送信し、アクセスポイントは、下りリンクMAP情報に従って、M個のタイプの下りリンクフレームをN個のステーションに送信する。対応して、N個のステーションにおける各ステーションは、下りリンクMAP情報におけるM個タイプの下りリンクフレームの所定のシーケンスに従って、下りリンクMAP情報を読み取る。つまり、各ステーションは、第1のマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子をまず読み取る(第1のリソース指示子が第1のステーションがBAフレームを受信する場合に使用されるリソース指示子であると仮定される)。第1のリソース指示子が第1のステーションの識別子を含むことから、第1のリソース指示子を読み取った後、第1のステーションは、第1のリソース指示子における伝送パラメータに従って、アクセスポイントが送信したBAフレームを受信し、次いで残りのM−1マッピングセグメントにおける複数のリソース指示子を読み取り、対応するリソース指示子に従って、アクセスポイントが送信した、異なるタイプの下りリンクフレームを受信する。
場合により、下りリンクMAP情報に従って、アクセスポイントが下りリンクMAP情報をN個のステーションに送信する場合、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームをN個のステーションに送信する場合、伝送は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、直交周波数分割多元接続)方式で行われてもMU−MIMO(Multi−User Multiple−Input Multiple−Output、マルチユーザマルチ入力マルチ出力)方式で行われてもよい。このことは、本発明において限定されるものではない。
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。例えば、アクセスポイントは、受信する上りリンクフレームのリソースをステーションに示す。図3に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
201.アクセスポイントは、N個のステーションが送信する必要がある第1のタイプの上りリンクフレームの数に関する統計値を収集し、第1のタイプの上りリンクフレームは、M個のタイプの上りリンクフレームのうちの1つであり、M個のタイプの上りリンクフレームは、少なくとも応答フレームおよび/または要求フレームを含み、要求フレームは、アクセスポイントがN個のステーションにおける少なくとも1つのステーションから情報を要求する上りリンクフレームであり、N>0、かつM>0である。
202.アクセスポイントは、第1のタイプの上りリンクフレームの数に従って、第1のタイプの上りリンクフレームのマッピングセグメントを判定し、マッピングセグメントは、N個のステーションが第1のタイプの上りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースを示すために使用される。
203.アクセスポイントがM個のタイプの上りリンクフレームに対応するM個のマッピングセグメントを取得するまで、ステップ201およびステップ202を繰り返し行い、次いで、M個のマッピングセグメントに従って、リソースマッピング情報(すなわち、上りリンクMAP情報)を生成し、上りリンクMAP情報が、N個のステーションがM個のタイプの上りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースを示すために使用される。
204.アクセスポイントは、上りリンクMAP情報をN個のステーションに送信し、その結果、N個のステーションにおける各ステーションが、上りリンクMAP情報に従って、上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する。
ステップ201において、ステップ101と同様に、アクセスポイントは、N個のステーションが送信する必要がある第1のタイプの上りリンクフレームの数に関する統計値を収集し、第1のタイプの上りリンクフレームは、M個のタイプの上りリンクフレームのうちの1つであり、M個のタイプの上りリンクフレームは、少なくとも応答フレームおよび/または要求フレームを含み、要求フレームは、アクセスポイントがN個のステーションにおける少なくとも1つのステーションから情報を要求する上りリンクフレームであり、N>0、かつM>0である。
ステップ101と違うのは、ステップ201におけるM個のタイプの上りリンクフレームが、N個のステーションが送信し、かつアクセスポイントが受信する異なるタイプの上りリンクフレームを指すことである。M個のタイプの上りリンクフレームを判定するための方法については、ステップ101を参照されたく、したがって、ここでは細部を説明しない。
加えて、M個のタイプの上りリンクフレームは、応答フレームに加えて要求フレームをさらに含み、要求フレームは、アクセスポイントがN個のステーションにおける少なくとも1つのステーションから情報を要求する上りリンクフレーム、例えば、RAR(Resource Allocation Request、リソース割り当て要求)フレーム、BAR(Block Acknowledge Request、ブロック肯定応答要求)フレームなどであり得る。
ステップ202において、アクセスポイントが、第1のタイプの上りリンクフレームの数に関する統計値を収集した後、アクセスポイントは、第1のタイプの上りリンクフレームの数に従って、第1のタイプの上りリンクフレームに対応するマッピングセグメントにおける複数のリソース指示子を判定し得る。例として第1のリソース指示子を使用する。第1のリソース指示子は、第1のステーションが、第1のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する場合に使用されるリソースを示すために使用される。
ステップ102と同様に、第1のリソース指示子を生成する場合、アクセスポイントは、第1のタイプの上りリンクフレームを送信するステーション(第1のステーション)のステーション識別子を判定し、第1のステーションが第1のタイプの上りリンクフレームを送信する場合に使用される伝送パラメータを判定する必要がある。伝送パラメータは、リソースブロック位置、LDPC、STBC、BF、MCS、またはNSTSのうちの少なくとも1つ以上を含む。このようにして、アクセスポイントは、第1のタイプの上りリンクフレームのための複数のリソース指示子を生成でき、複数のリソース指示子は、第1のタイプの上りリンクフレームに対応するマッピングセグメントを形成する。
例えば、第1のタイプの上りリンクフレームは、RARフレームである。RARフレームマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子は、具体的には、以下のとおりである。
−RARフレームマッピングセグメント:
RARフレーム(3ビット)を送信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:

−リソースブロックのための初期ガイダンス(初期ガイダンスが連続するリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは0ビットであり、初期ガイダンスが不連続なリソースブロックのための指示子である場合、初期ガイダンスは、4/5/6ビットである)
−リソースブロックサイズ(RARリソースブロックサイズが固定の場合、リソースブロックサイズは0ビットであり、RARリソースブロックサイズが固定ではない場合、リソースブロックサイズは1ビットである)
−ステーション識別子(14ビット以下)
−LDPC(0/1ビット)、STBC(0/1ビット)、BF(0/1ビット)、MCS(0/1/2/3/4ビット)、NSTS(0/1/2/3ビット)

...
−第Nのリソース指示子(第1のリソース指示子の具体的な内容を参照されたく、ここでは細部を説明しない)
同様に、リソースブロック位置、LDPC、STBC、BF、MCS、またはNSTSなどの伝送パラメータでは、アクセスポイントは、デフォルト値(0ビット)を使用して、リソースを示し得る。例えば、ステーションがRARフレームの第1のリソース指示子を読み取った場合、第1のリソース指示子がLDPC、STBC、BF、MCS、またはNSTSの値を明確に示していなければ、ステーションは、デフォルト上りリンク送信規則に従って、上りリンクフレームを送信する。
アクセスポイントが、RARフレームマッピングセグメントを生成することによって、ステーションに対して暗黙的RARフレームポーリングを行うことがわかる。ステーションが、RARフレームのための第1のリソース指示子を読み取った場合、ステーションは、第1のリソース指示子が示す伝送パラメータに従って、要求情報をさらに送信し得る。
加えて、RARフレームのマッピングセグメントでは、ステーション識別子のために、ワイルドカードを設計できる。例えば、すべてのステーション識別子が0であり、このケースでは、ステーション識別子は、特定のステーションを表さないが、すべてのステーションまたはステーショングループが、コンテンション方式で伝送を行うことができる。例えば、アクセスポイントは、[5,10]などの間隔をステーションに示し、すべてのステーションは、そのような指示子を受信した後、ランダム数を生成する。ステーションが生成したランダム番号が、間隔内に含まれる場合、ステーションは、RARフレームを送信するために、ステーション識別子がRARフレームのマッピングセグメントにおいてすべて0であるリソースブロックのいずれか1つを選択し得る。
ステップ103と同様に、ステップ203において、N個のステーションがアクセスポイントに送信するM個のタイプの上りリンクフレームがあり得、かつステップ201およびステップ202の説明のための例として第1のタイプの上りリンクフレームのみを使用することから、アクセスポイントは、アクセスポイントがM個のタイプの上りリンクフレームに対応するM個のマッピングセグメントを取得するまで、ステップ201およびステップ202を繰り返し行い得る。
具体的には、表4、表5、および表6を参照すると、アクセスポイントによって、M個のタイプの上りリンクフレームに1対1に対応するM個のマッピングセグメントを取得するための方法は、ステップ103と同様である。ステップ103との違いは、本実施形態におけるM個のマッピングセグメントが、要求フレームのマッピングセグメントを含み得ることである。
加えて、ステップ101から103およびステップ201から203から、下りリンク(上りリンク)フレームの各タイプのマッピングセグメントを生成する場合、アクセスポイントは、ステーションの数を示すために3ビットを必要とし、多くのタイプの下りリンク(上りリンク)フレームがある場合(つまり、Mの値が比較的大きい場合)、極めて大きいオーバーヘッドが引き起こされることがわかる。したがって、アクセスポイントは、bitmap(ビットマップ)アルゴリズムを使用して、N個のステーションに送信する下りリンク(上りリンク)フレームの各タイプの数に関する統計値を収集し、ステーションの数をN個のステーションに示し得る。このようにして、アクセスポイントは、下りリンク(上りリンク)フレームの各タイプにおけるリソースを示すために、ステーションの数を示すために3ビットを必要としない。
例えば、スケジューリングされたステーションの最大数が8であり、かつ全部で3つのタイプの上りリンクフレームをステーションで送信する必要があり、3つのタイプの上りリンクフレームが、別々に、BAフレーム、RARフレーム、およびデータフレームである場合、アクセスポイントは、1から0または0から1への変換を用いて、フレームタイプ変更を示し得る。例えば、アクセスポイントは、8つのステーションに、上りリンクフレームに送信する必要があるステーションの数が11101111であることを示し、ここで、最初の3つ数字111は、3つのステーションがBAフレームを送信することを示し、第4番目の数字0は、1つのステーションがRARフレームを送信することを示し、最後の4つの数字1111は、4つのステーションがDataフレームを送信することを示す。
あるいは、アクセスポイントは、0を用いて、フレームタイプ変更を表し、1を用いてステーションの数を表してもよい。例えば、アクセスポイントは、8つのステーションに、上りリンクフレームに送信する必要があるステーションの数が1110101111であることを示し、ここで、最初の3つ数字111は、3つのステーションがBAフレームを送信することを示し、第4番目の数字0は、フレームタイプ変更を示し、第5番目の数字1は、1つのステーションがRARフレームを送信することを示し、第6番目の数字0は、フレームタイプ変更を示し、最後の4つの数字1111は、4つのステーションがDataフレームを送信することを示す。
ステップ204では、アクセスポイントは、ステップ203で生成された上りリンクMAP情報をN個のステーションに送信し、その結果、N個のステーションにおける各ステーションが、上りリンクMAP情報に従って、M個のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する。加えて、アクセスポイントはまた、上りリンクMAP情報が示す伝送パラメータに従って、N個のステーションが送信したM個のタイプの上りリンクフレームを受信して、アクセスポイントがM個のタイプの上りリンクフレームを適切に受信することを確実にする。
同様に、アクセスポイントが、上りリンクMAP情報をN個のステーションに送信した場合、またはステーションが、上りリンクMAP情報に従って、M個のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する場合、伝送は、OFDMA方式またはMU−MIMO方式で行われ得る。このことは、本発明において限定されるものではない。
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。例えば、第1のステーションは、アクセスポイントが送信したMAP情報に従って、下りリンクフレームを受信する。図4に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
301.第1のステーションは、アクセスポイントが送信した下りリンクMAP情報を受信し、下りリンクMAP情報が、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースを示すために使用され、M個のタイプの下りリンクフレームが、少なくとも応答フレームを含み、N>0、M>0である。
302.第1のステーションが、第1のマッピングセグメントにあり、かつ第1のステーションの識別子を含む、リソース指示子を読み取った場合、第1のステーションは、リソース指示子に従って、アクセスポイントが送信した第1のタイプの下りリンクフレームを受信し、第1のタイプの下りリンクフレームは、M個のタイプの下りリンクフレームのうちの1つであり、リソース指示子は、アクセスポイントが第1のタイプの下りリンクフレームを第1のステーションに送信する場合に使用されるリソースを示すために使用される。
ステップ301において、第1のステーションは、ステップ104においてアクセスポイントが送信した下りリンクMAP情報と同様の下りリンクMAP情報を受信する。下りリンクMAP情報は、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースに関する情報を示すために使用され、M個のタイプの下りリンクフレームが、少なくとも応答フレームを含み、N>0、M>0である。
ステップ302では、第1のステーションがアクセスポイントによって送信された下りリンクMAP情報を受信した後、第1のステーションが、読み取りによって、下りリンクMAP情報における第1のマッピングセグメントが、第1のステーションの識別子を含むこと、例えば、第1のリソース指示子が第1のステーションの識別子を含むことを知った場合、第1のステーションは、第1のリソース指示子に従って、アクセスポイントが送信した第1のタイプの下りリンクフレームを受信する。
例えば、下りリンクMAP情報が表4に示される場合、マッピングセグメントが下りリンクMAP情報において所定のシーケンスにあることから、また第1のマッピングセグメントがBAフレームのリソース指示子を含むと仮定され、第1のステーションは、第1のリソース指示子を読み取り、第1のステーションが、第1のリソース指示子が第1のステーションの識別子を含むことを知った場合、第1のステーションが、第1のリソース指示子が示す伝送パラメータに従って、アクセスポイントが送信したBAフレームを受信する。
あるいは、下りリンクMAP情報が表5に示される場合、下りリンクMAP情報が各マッピングセグメントのフレームタイプ情報を含むことから、第1のステーションは、第1のマッピングセグメントのフレームタイプ情報(フレームタイプ情報は、BAフレームタイプを示すと仮定される)をまず読み取る。さらに、第1のステーションが、第1のマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子が第1のステーションの識別子を含むと知った場合、第1のステーションは、第1のリソース指示子が示す伝送パラメータに従って、アクセスポイントが送信したBAフレームを受信する。
このケースでは、第1のステーションは、下りリンクMAP情報におけるM個のマッピングセグメントを読み取ることによって、アクセスポイントが送信した、各タイプの下りリンクフレームを受信する。
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。例えば、第1のステーションは、アクセスポイントが送信したMAP情報に従って、上りリンクフレームを送信する。図5に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
401.第1のステーションは、アクセスポイントが送信した上りリンクMAP情報を受信し、上りリンクMAP情報が、N個のステーションがM個のタイプの上りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースを示すために使用され、M個のタイプの上りリンクフレームが、少なくとも応答フレームを含み、N>0、M>0である。
402.第1のステーションが、第1のマッピングセグメントにあり、かつ第1のステーションの識別子を含む、リソース指示子を読み取った場合、第1のステーションは、リソース指示子に従って、第1のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信し、第1のタイプの上りリンクフレームは、M個のタイプの上りリンクフレームのうちの1つであり、リソース指示子は、第1のステーションが第1のタイプの上りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースを示すために使用される。
ステップ401において、第1のステーションは、ステップ204においてアクセスポイントが送信した上りリンクMAP情報と同様の上りリンクMAP情報を受信し、上りリンクMAP情報が、N個のステーションがM個のタイプの上りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースに関する情報を示すために使用され、M個のタイプの上りリンクフレームが、少なくとも応答フレームを含み、N>0、M>0である。
ステップ302と同様に、ステップ402では、第1のステーションがアクセスポイントによって送信された上りリンクMAP情報を受信した後、第1のステーションが、読み取りによって、上りリンクMAP情報における第1のマッピングセグメントにおけるリソース指示子が、第1のステーションの識別子を含むことを知った場合、第1のステーションは、リソース指示子に従って、第1のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する。
ステップ302と同様に、上りリンクMAP情報を表4、表5、または表6に示す。第1のステーションが第1のリソース指示子に従って第1のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントにどのように送信するかについては、ステップ302を参照されたく、したがって、ここでは細部を説明しない。
ステップ302との違いは、第1のリソース指示子が要求フレームのリソース指示子である場合、第1のステーションが、第1のリソース指示子に従って、要求フレームの要求情報をアクセスポイントに送信することである。要求フレームは、少なくともRARフレームおよび/またはBARフレームを含み、第1のリソース指示子は、第1のステーションの識別子を含む。
例えば、上述の要求フレームがRARフレームである場合、第1のステーションが、第1のリソース指示子に従って、第1のステーションのキャッシュデータおよび/またはキャッシュ情報をアクセスポイントに送信することである。キャッシュ情報は、キャッシュデータのサイズ、キャッシュデータの位置、またはその他の情報などのキャッシュデータの属性情報を示すために使用される。
このケースでは、第1のステーションは、上りリンクMAP情報におけるM個のマッピングセグメントを読み取ることによって、各タイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する。
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。アクセスポイントは、複数のステーションのリソースマッピング情報を生成する。リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。このようにして、アクセスポイントは、複数のタイプのフレームのリソース指示子を複数のステーションに同時に伝達でき、アクセスポイントは、各タイプのフレームのために対応するリソース指示子を判定する。したがって、アクセスポイントがフレームタイプを区別せずにリソースを各ステーションに示すことによって引き起こされた、極めて大きいオーバーヘッドの問題が解決され、リソース指示の伝送効率が改善される。
実施形態3
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。図6に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
501.アクセスポイントは、N個のステーションに送信する第1のタイプの下りリンクフレームの数に関する統計値を収集し、第1のタイプの下りリンクフレームは、M個のタイプの下りリンクフレームのうちの1つであり、M個のタイプの下りリンクフレームは、少なくとも応答フレームを含み、N>0、かつM>0である。
502.アクセスポイントは、第1のタイプの下りリンクフレームの数に従って、第1のタイプの下りリンクフレームのマッピングセグメントを判定し、マッピングセグメントは、アクセスポイントが第1のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースに関する情報を示すために使用される。
503.アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームに対応するM個のマッピングセグメントを取得するまで、ステップ501およびステップ502を繰り返し行い、次いで、M個のマッピングセグメントに従って、下りリンクMAP情報を生成し、下りリンクMAP情報が、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースに関する情報を示すために使用される。
504.アクセスポイントは、下りリンクMAP情報をN個のステーションに送信し、下りリンクMAP情報に従って、下りリンクフレームをN個のステーションに送信する。
505.第1のステーションは、アクセスポイントが送信した下りリンクMAP情報を受信し、第1のステーションは、N個のステーションのいずれか1つである。
506.第1のステーションが、読み取りによって、下りリンクMAP情報における第1のマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子が、第1のステーションの識別子を含むことを知った場合、第1のステーションは、第1のリソース指示子に従って、アクセスポイントが送信した第1のタイプの下りリンクフレームを受信する。
ステップ501において、アクセスポイントは、N個のステーションに送信する第1のタイプの下りリンクフレームの数に関する統計値を収集する。第1のタイプの下りリンクフレームは、M個のタイプの下りリンクフレームのうちの1つであり、M個のタイプの下りリンクフレームは、少なくとも応答フレームを含み、N>0、かつM>0である。
具体的には、M個のタイプの下りリンクフレームを判定するための方式については、ステップ101を参照されたく、ここでは細部を説明しない。例えば、本発明の本実施形態では、発明を実施するための形態のための例において、アクセスポイントは、4つの下りリンクフレームを3つのステーションに送信する必要がある。
アクセスポイントは、BAフレームをステーション1に送信する必要があり、データフレームをステーション2に送信する必要があり、BAフレームおよびデータフレームをステーション3に送信する必要がある。第1のタイプの下りリンクフレームがBAフレームである場合、アクセスポイントは、統計値の収集によって、3つのステーションに送信する必要がある4つの下りリンクフレームに2つのBAフレームがあることを知る。第1のタイプの下りリンクフレームがデータフレームである場合、アクセスポイントは、統計値の収集によって、3つのステーションに送信する必要がある4つの下りリンクフレームに2つのデータフレームがあることを知る。
ステップ502において、アクセスポイントが、第1のタイプの下りリンクフレームの数に関する統計値を収集した後、アクセスポイントは、第1のタイプの下りリンクフレームの数に従って、第1のタイプの下りリンクフレームに対応するマッピングセグメントにおける複数のリソース指示子を判定し得る。例として第1のリソース指示子を使用する。第1のリソース指示子は、アクセスポイントが、第1のタイプの下りリンクフレームを第1のステーションに送信する場合に使用されるリソースを示すために使用される。
上述のステップ501における例を引き続き用いる。第1のタイプの下りリンクフレームがBAフレームであり、2つのBAフレームがある場合、アクセスポイントは、BAフレームの数に従って、BAフレームマッピングセグメントを判定し得る。つまり、2つのBAフレームのために特定の下りリンクMAP情報が設計され、その結果、ステーションは、BAマッピングセグメントに従って、アクセスポイントが送信したBAフレームを続けて受信する。
具体的には、BAマッピングセグメントにおいて第1のリソース指示子を生成する場合、アクセスポイントは、第1のタイプの下りリンクフレームを要求するステーション(第1のステーション)のステーション識別子を判定し、第1のステーションが第1のタイプの下りリンクフレームを受信する場合に使用される伝送パラメータを判定する必要がある。伝送パラメータは、リソースブロック位置、LDPC、STBC、BF、MCS、またはNSTSのうちの少なくとも1つ以上を含む。このようにして、アクセスポイントは、第1のタイプの下りリンクフレームのための第1のリソース指示子を生成して、アクセスポイントが第1のタイプの下りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースに関する情報を示し得る。
例えば、ステップ501およびステップ502の例が引き続き使用され、第1のタイプの下りリンクフレームが2つのBAフレームであり、BAフレームのPBAIDが、1(log22=1)ビットである。2つのBAフレームを伝送するためのリソースブロックのサイズが固定であり、リソースブロックが連続するリソースであり、BAフレームを伝送する場合にデフォルト値が使用される(すなわち、LDPC、STBC、BF、MCS、およびNSTSがすべて0ビットである)場合、BAマッピングセグメントは、具体的には、以下のとおりである。
−BAマッピングセグメント:
BAフレーム(3ビット)を受信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:
ステーション1:
−PBAID(1ビット)
−第2のリソース指示子:
ステーション3:
−PBAID(1ビット)
第1のタイプの下りリンクフレームがBAフレームである場合、アクセスポイントがマッピングセグメントを生成する際のオーバーヘッドは、3+NBA×1=3+2×1=5ビットに過ぎないことがわかる(NBAは、BAフレームを受信する必要があるステーションの数である)。リソースをシングルユーザに示すために60ビットのオーバーヘッドを要する従来技術と比較すると、アクセスポイントのリソース指示オーバーヘッドは著しく低減される。
あるいは、例えば、第1のタイプの下りリンクフレームが2つのBAフレームであり、BAフレームのPBAIDが、1ビットである。2つのBAフレームを伝送するためのリソースブロックのサイズが固定であり、リソースブロックが連続するリソースであり、2つのBAフレームを伝送する場合にNSTSが1から4の時空間ストリームに制限される、すなわち、NSTSのためのリソースを示すために、2(log24=2)ビットが使用され、デフォルト値が別の伝送パラメータのために使用される(すなわち、LDPC、STBC、BF、およびMCSがすべて0ビットである)場合、BAマッピングセグメントは、具体的には、以下のとおりである。
−BAマッピングセグメント:
BAフレーム(3ビット)を受信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:
ステーション1:
−PBAID(1ビット)
−NSTS(2ビット)
−第2のリソース指示子:
ステーション3:
−PBAID(1ビット)
−NSTS(2ビット)
上記は、BAマッピングセグメントの特定の内容の一例に過ぎない。異なるマッピングセグメントの具体的な内容は、アクセスポイントおよびステーションための所定の規則に従って、対応して変わり得ることに留意されたい。本発明の本実施形態は、これに対してなんら限定を課すものではない。
ステップ503において、アクセスポイントがN個のステーションに送信するM個のタイプの下りリンクフレームがあり得ることから、アクセスポイントは、アクセスポイントがM個のタイプの下りリンクフレームに1対1で対応するM個のマッピングセグメントを取得するまで、ステップ501およびステップ502を繰り返し行い得る。
上述のステップ501およびステップ502における例を引き続き用いる。アクセスポイントは、3つのステーションが受信するBAフレームの数と、3つのステーションが受信するデータフレームの数とに関する統計値を別々に収集し、BAフレームの第1のマッピングセグメントとデータフレームの第2のマッピングセグメントとを別々に生成する。このケースでは、アクセスポイントは、2つのマッピングセグメントについて、マッピングセグメントの所定のシーケンスに従って、表8に示す下りリンクMAP情報を生成し、下りリンクMAP情報が、アクセスポイントが2つのタイプの下りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースに関する情報を示すために使用される。
当然のことながら、アクセスポイントは、複数の方法を使用して複数のリソース指示子に従って、下りリンクMAP情報を生成する。詳細については、実施形態1のステップ103を参照されたく、ここでは細部を説明しない。
ステップ504において、アクセスポイントは、ステップ503で生成された下りリンクMAP情報をN個のステーションに送信し、下りリンクMAP情報に従って、複数の下りリンクフレームをN個のステーションに送信し、その結果、N個のステーションにおける各ステーションが、下りリンクMAP情報に従って、アクセスポイントが送信した複数の下りリンクフレームを受信する。
ステップ505において、第1のステーションは、アクセスポイントが送信した下りリンクMAP情報を受信し、ステップ504において、第1のステーションは、N個のステーションのいずれか1つである。
ステップ506では、第1のステーションがアクセスポイントによって送信された下りリンクMAP情報を受信した後、第1のステーションが、読み取りによって、下りリンクMAP情報における第1のマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子が、第1のステーションの識別子を含むことを知った場合、第1のステーションは、第1のリソース指示子に従って、アクセスポイントが送信した第1のタイプの下りリンクフレームを受信する。
例えば、上述のステップ501から505の例が引き続き使用され、下りリンクMAP情報が表8に示される場合、マッピングセグメントが下りリンクMAP情報において所定のシーケンスにあることから、第1のステーションは、第1のマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子をまず読み取り、第1のステーションが、第1のリソース指示子が第1のステーションの識別子を含むことを知った場合、第1のステーションが、第1のリソース指示子が示す伝送パラメータに従って、アクセスポイントが送信したBAフレームを受信する。第1のステーションが、読み取りによって、第2のマッピングセグメントにおける第2のリソース指示子が第1のステーションの識別子を含むと知った場合、第1のステーションは、第2のリソース指示子が示す伝送パラメータに従って、アクセスポイントが送信したDataフレームを受信する。
このケースでは、第1のステーションは、アクセスポイントが送信した下りリンクMAP情報に従って、BAフレームおよびdataフレームの全部で2つのマッピングセグメントを取得し、2つのマッピングセグメントに従って、アクセスポイントが送信したBAフレームおよびdataフレームをそれぞれ受信する。同様に、N個のステーションにおける各ステーションは、上述の方法を使用して、アクセスポイントが送信した下りリンクMAP情報を受信し、下りリンクMAP情報に従って、アクセスポイントが送信した下りリンクフレームを受信し得る。
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。アクセスポイントは、複数のステーションのリソースマッピング情報を生成する。リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。このようにして、アクセスポイントは、複数のタイプのフレームのリソース指示子を複数のステーションに同時に伝達でき、アクセスポイントは、各タイプのフレームのために対応するリソース指示子を判定する。したがって、アクセスポイントがフレームタイプを区別せずにリソースを各ステーションに示すことによって引き起こされた、極めて大きいオーバーヘッドの問題が解決され、リソース指示の伝送効率が改善される。
実施形態4
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。図7に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
601.アクセスポイントは、N個のステーションが送信する必要がある第1のタイプの上りリンクフレームの数に関する統計値を収集し、第1のタイプの上りリンクフレームは、M個のタイプの上りリンクフレームのうちの1つであり、M個のタイプの上りリンクフレームは、少なくとも応答フレームおよび/または要求フレームを含み、N>0、かつM>0である。
602.アクセスポイントは、第1のタイプの上りリンクフレームの数に従って、第1のタイプの上りリンクフレームのマッピングセグメントを判定し、マッピングセグメントは、N個のステーションが第1のタイプの上りリンクフレームを送信する場合に使用されるリソースに関する情報を示すために使用される。
603.アクセスポイントがM個のタイプの上りリンクフレームに対応するM個のマッピングセグメントを取得するまで、ステップ601およびステップ602を繰り返し行い、次いで、M個のマッピングセグメントに従って上りリンクMAP情報を生成し、上りリンクMAP情報が、N個のステーションが上りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースを示すために使用される。
604.アクセスポイントは、上りリンクMAP情報をN個のステーションに送信し、その結果、N個のステーションにおける各ステーションが、上りリンクMAP情報に従って、上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する。
605.第1のステーションは、アクセスポイントが送信した上りリンクMAP情報を受信し、第1のステーションは、N個のステーションのいずれか1つである。
606.第1のステーションが、読み取りによって、上りリンクMAP情報における第1のマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子が、第1のステーションの識別子を含むことを知った場合、第1のステーションは、第1のリソース指示子に従って、第1のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する。
607.アクセスポイントは、上りリンクMAP情報に従って、第1のステーションが送信した第1のタイプの上りリンクフレームを受信する。
ステップ501と同様に、ステップ601において、アクセスポイントは、N個のステーションが送信する必要がある第1のタイプの上りリンクフレームの数に関する統計値を収集する。第1のタイプの上りリンクフレームは、M個のタイプの上りリンクフレームのうちの1つであり、M個のタイプの上りリンクフレームは、少なくとも応答フレームおよび/または要求フレームを含み、要求フレームは、アクセスポイントがN個のステーションにおける少なくとも1つのステーションから情報を要求する上りリンクフレームであり、N>0、かつM>0である。
ステップ501と違うのは、ステップ601におけるM個のタイプの上りリンクフレームが、N個のステーションが送信し、かつアクセスポイントが受信する異なるタイプの上りリンクフレームを指すことである。加えて、M個のタイプの上りリンクフレームは、応答フレームに加えて要求フレームをさらに含み、要求フレームは、アクセスポイントがN個のステーションにおける少なくとも1つのステーションから情報を要求する上りリンクフレーム、例えば、RARフレーム、BARフレームなどであり得る。
ステップ602において、アクセスポイントが、第1のタイプの上りリンクフレームの数に関する統計値を収集した後、アクセスポイントは、第1のタイプの上りリンクフレームの数に従って、第1のタイプの上りリンクフレームに対応するマッピングセグメントにおける複数のリソース指示子を判定し得る。例として第1のリソース指示子を使用し、第1のリソース指示子は、第1のステーションが、第1のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する場合に使用されるリソースを示すために使用される。
ステップ502と同様に、第1のリソース指示子を生成する場合、アクセスポイントは、第1のタイプの上りリンクフレームを送信する第1のステーションのステーション識別子を判定し、第1のステーションが第1のタイプの上りリンクフレームを送信する場合に使用される伝送パラメータを判定する必要がある。伝送パラメータは、リソースブロック位置、LDPC、STBC、BF、MCS、またはNSTSのうちの少なくとも1つ以上を含む。
例えば、アクセスポイントは、ステーション1が送信したBAフレームおよびRARフレームと、ステーション2が送信したBAフレームと、ステーション3が送信したRARフレームと、を受信すると仮定される。加えて、3つステーションが、上りリンクフレームをアクセスポイントに伝送する場合、デフォルト伝送パラメータを使用して、上りリンク送信を行うと仮定される。したがって、第1のタイプの上りリンクフレームがBAフレームである場合、2つの第1のタイプの上りリンクフレームがある。第2のタイプの上りリンクフレームがRARフレームである場合、同様に、2つの第1のタイプの上りリンクフレームがある。
RARフレームマッピングセグメントの具体的な内容は以下のとおりである。
−RARフレームマッピングセグメント
RARフレームマッピングセグメント(3ビット)を送信する必要があるステーションの数
−第1のリソース指示子:
ステーション1:
−ステーション識別子(14ビット以下)
−第2のリソース指示子:
ステーション3:
−ステーション識別子(14ビット以下)
アクセスポイントが、RARフレームマッピングセグメントを生成することによって、ステーションに対して暗黙的RARフレームポーリングを行うことがわかる。対応するステーションが、RARフレームのためのリソース指示子を読み取った場合、ステーションは、リソース指示子が示す伝送パラメータに従って、要求情報をさらに送信し得る。同様に、BAフレームマッピングセグメントについては、上述のRARフレームマッピングセグメントを参照されたく、したがって、ここでは細部を説明しない。
ステップ503と同様に、ステップ603において、N個のステーションがアクセスポイントに送信するM個のタイプの上りリンクフレームがあり得ることから、アクセスポイントは、アクセスポイントがM個のタイプの上りリンクフレームに1対1で対応するM個のマッピングセグメントを取得するまで、ステップ601およびステップ602を繰り返し行い得る。
上述のステップ602における例を引き続き用いる。アクセスポイントは、3つのステーションが送信するRARフレームの数と、3つのステーションが送信するBAフレームの数とに関する統計値を別々に収集し、RARフレームおよびBAフレームのマッピングセグメントを別々に生成する。このケースでは、アクセスポイントは、2つのマッピングセグメントについて、各タイプの上りリンクフレームのフレームタイプ情報(例えば、0はRARフレームを表し、1はBAフレームを表すことが仮定される)に従って、表9に示す上りリンクMAP情報を生成し、上りリンクMAP情報が、3つのステーションが2つのタイプの上りリンクフレームを送信する場合に別々に使用されるリソースを示すために使用される。
ステップ604では、アクセスポイントは、ステップ603で生成された上りリンクMAP情報をN個のステーションに送信し、その結果、N個のステーションにおける各ステーションが、上りリンクMAP情報に従って、上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する。
ステップ605において、第1のステーションは、アクセスポイントが送信した上りリンクMAP情報を受信し、ステップ604において、第1のステーションは、N個のステーションのいずれか1つである。
ステップ606では、第1のステーションがアクセスポイントによって送信された上りリンクMAP情報を受信した後、第1のステーションが、読み取りによって、上りリンクMAP情報における第1のマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子が、第1のステーションの識別子を含むことを知った場合、第1のステーションは、第1のリソース指示子に従って、第1のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信する。
例えば、上述のステップ601およびステップ605における例を引き続き用いる。上りリンクMAP情報を表9に示す。第1のステーションは、第1のマッピングセグメントのフレームタイプ情報をまず読み取り、第1のマッピングセグメントのフレームタイプがRARフレームであることを判定し、RARフレームの第1のマッピングセグメントをさらに読み取る。第1のマッピングセグメントにおける第1のリソース指示子が第1のステーションの識別子を含む場合、第1のステーションは、第1のリソース指示子における伝送パラメータに従って、第1のステーションのキャッシュデータ(すなわち、要求情報)をアクセスポイントに送信する。さらに、第1のステーションは、第2のマッピングセグメントのフレームタイプ情報を読み取り、第2のマッピングセグメントのフレームタイプがBARフレームであることを判定する。第2のマッピングセグメントにおける第2のリソース指示子が第1のステーションの識別子を含む場合、第1のステーションは、第2のリソース指示子による伝送パラメータに従って、BAフレームをアクセスポイントに送信する。
BAフレームは、異なる送信時点に従って、即時BAフレームおよび遅延BAフレームに分割されてよく、上りリンクMAP情報は、BAフレームのリソース指示子とBARフレームのリソース指示子との両方を含み得ることに留意されたい。2つのタイプのリソース指示子を受信した後、ステーションは、BAフレームをアクセスポイントに送信する。違いは、BAフレームのリソース指示子では、即時BAフレームがステーションから要求されること、すなわち、BAフレームが、データフレームを送信した後、即座に要求されることであり、BARフレームでは、遅延BAフレームがステーションから要求されること、すなわち、データフレームを送信した後、一時的になんらフレームが要求されず、一定時間の後、アクセスポイントが、BARフレームのリソース指示子を使用して、ステーションからBAフレームを集中的に要求することである。
さらに、第1のステーションが上りリンクMAP情報における要求フレームのリソース指示子を読み取った場合、第1のステーションが、特定のタイプの要求フレームに従って、要求情報をアクセスポイントに送信する。例えば、要求フレームがBARフレームである場合、第1のステーションは、BARフレームのリソース指示子に従って、BAフレーム(すなわち、遅延BAフレーム)をアクセスポイントに送信する、または要求フレームがRARフレームである場合、第1のステーションは、RARフレームのリソース指示子に従って、キャッシュデータをアクセスポイントに送信する、もしくはRARフレームのリソース指示子に従って、第1のステーションのキャッシュ情報をアクセスポイントに送信する。例えば、キャッシュ情報は、キャッシュデータサイズなどの属性を示すために使用される。当然のことながら、第1のステーションはまた、RARフレームのリソース指示子に従って、キャッシュデータおよびキャッシュ情報の両方をアクセスポイントに送信する。このことは、本発明において限定されるものではない。
ステップ607において、ステップ606と同様に、上りリンクMAP情報を送信した後、アクセスポイントは、上りリンクMAP情報におけるM個のマッピングセグメントにおける各リソース指示子が示す伝送パラメータに従って、第1のステーションが送信した各タイプの上りリンクフレームを受信する。
このケースでは、第1のステーションは、アクセスポイントが送信した上りリンクMAP情報に従って、BAフレームおよびRARフレームの全部で2つのマッピングセグメントを取得し、2つのマッピングセグメントに従って、BAフレームおよびキャッシュデータをアクセスポイントにそれぞれ送信する。アクセスポイントはまた、上りリンクMAP情報における2つのマッピングセグメントに従って、第1のステーションが送信したBAフレームおよびキャッシュデータを受信する。同様に、N個のステーションにおける各ステーションは、上述の方法を使用して、アクセスポイントが送信した上りリンクMAP情報を受信し、上りリンクMAP情報に従って、M個のタイプの上りリンクフレームをアクセスポイントに送信し得る。
本発明の本実施形態は、リソース指示方法を提供する。アクセスポイントは、複数のステーションのリソースマッピング情報を生成する。リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。このようにして、アクセスポイントは、複数のタイプのフレームのリソース指示子を複数のステーションに同時に伝達でき、アクセスポイントは、各タイプのフレームのために対応するリソース指示子を判定する。したがって、アクセスポイントがフレームタイプを区別せずにリソースを各ステーションに示すことによって引き起こされた、極めて大きいオーバーヘッドの問題が解決され、リソース指示の伝送効率が改善される。
実施形態5
本発明の本実施形態は、アクセスポイントを提供する。図8に示すように、アクセスポイントは、
リソースマッピング情報を生成するように構成される第1のリソース割り当てユニット11であって、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、第1のリソース割り当てユニット11と、
第1のリソース割り当てユニット11が生成したリソースマッピング情報を送信するように構成される第1のリソース送信ユニット12と、
を備える。
具体的には、第1のリソース割り当てユニット11に含まれる各マッピングセグメントが、マッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームを送信する必要があるステーションの数を示すためにさらに使用される。
具体的には、第1のリソース割り当てユニット11に含まれる各リソース指示子が、伝送パラメータを示すためにさらに使用される。
本発明の本実施形態は、アクセスポイントを提供する。図9に示すように、アクセスポイントは、
リソースマッピング情報を生成するように構成される第2のリソース割り当てユニット21であって、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、第2のリソース割り当てユニット21と、
第2のリソース割り当てユニット21が生成したリソースマッピング情報を送信するように構成される第2のリソース送信ユニット22と、
を備える。
本発明の本実施形態は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、複数のステーションのリソースマッピング情報を生成する。リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。このようにして、アクセスポイントは、複数のタイプのフレームのリソース指示子を複数のステーションに同時に伝達でき、アクセスポイントは、各タイプの下りリンクフレームのために対応するリソース指示子を判定する。したがって、アクセスポイントがフレームタイプを区別せずにリソースを各ステーションに示すことによって引き起こされた、極めて大きいオーバーヘッドの問題が解決され、リソース指示の伝送効率が改善される。
実施形態6
本発明の本実施形態は、ステーションを提供する。図10に示すように、ステーションは、
アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するように構成される第1のリソース受信ユニット31であって、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、第1のリソース受信ユニット31と、
第1のリソース受信ユニット31が受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するように構成される第1のリソース判定ユニット32と、
を備える。
本発明の本実施形態は、ステーションを提供する。図11に示すように、ステーションは、
アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するように構成される第2のリソース受信ユニット41であって、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される、第2のリソース受信ユニット41と、
第2のリソース受信ユニット41が受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するように構成される第2のリソース判定ユニット42と、
を備える。
本発明の本実施形態は、ステーションを提供する。アクセスポイントは、複数のステーションのリソースマッピング情報を生成し、リソースマッピング情報をステーションに送信する。リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。このようにして、アクセスポイントは、複数のタイプのフレームのリソース指示子を複数のステーションに同時に伝達でき、アクセスポイントは、各タイプの下りリンクフレームのために対応するリソース指示子を判定する。したがって、アクセスポイントがフレームタイプを区別せずにリソースを各ステーションに示すことによって引き起こされた、極めて大きいオーバーヘッドの問題が解決され、リソース指示の伝送効率が改善される。
実施形態7
図12は、本発明によるアクセスポイントの概略的なハードウェア図である。
図12に示すように、アクセスポイントは、プロセッサ51と、通信インターフェース52と、バス53と、を備える。
プロセッサ51は、バス53を使用して、通信インターフェース52と通信し、接続される。
プロセッサ51は、アクセスポイントのコントロールセンターであり、プロセッサ51は、通信インターフェース12で受信したデータを処理し、記憶されたソフトウェアまたは記憶されたプログラムを呼び出すことによって、アクセスポイントの様々な機能を行う。
通信インターフェース52は、光通信インターフェース、電気通信インターフェース、無線通信インターフェース、またはこれらの任意の組み合わせを使用することによって実装され得る。例えば、光通信インターフェースは、スモールフォームファクタプラガブル(英語:small form−factor pluggable transceiver、略称SFP)通信インターフェース(英語:transceiver)、拡張スモールフォームファクタプラガブル(英語:enhanced small form−factor pluggable、略称SFP+)通信インターフェース、または10ギガビットスモールフォームファクタプラガブル(英語:10 Gigabit small form−factor pluggable、略称XFP)通信インターフェースであり得る。電気通信インターフェースは、イーサネット(登録商標)(英語:Ethernet)ネットワークインターフェースコントローラ(英語:network interface controller、略称NIC)であり得る。無線通信インターフェースは、無線ネットワークインターフェースコントローラ(英語:wireless network interface controller、略称WNIC)であり得る。アクセスポイントは、複数の通信インターフェース52を有し得る。
本発明の一実施形態では、プロセッサ51が、リソースマッピング情報を生成するように構成され、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。通信インターフェース52が、プロセッサ51が生成したリソースマッピング情報を送信するように構成される。
さらに、プロセッサ51が生成したリソースマッピング情報における各マッピングセグメントが、マッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームを送信する必要があるステーションの数を示すためにさらに使用される。
さらに、プロセッサ51が生成したリソースマッピング情報における各リソース指示子が、伝送パラメータを示すためにさらに使用される。
本発明の別の実施形態では、プロセッサ51が、リソースマッピング情報を生成するように構成され、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。通信インターフェース52が、プロセッサ51が生成したリソースマッピング情報を送信するように構成される。
本発明の本実施形態は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、複数のステーションのリソースマッピング情報を生成する。リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。このようにして、アクセスポイントは、複数のタイプのフレームのリソース指示子を複数のステーションに同時に伝達でき、アクセスポイントは、各タイプの下りリンクフレームのために対応するリソース指示子を判定する。したがって、アクセスポイントがフレームタイプを区別せずにリソースを各ステーションに示すことによって引き起こされた、極めて大きいオーバーヘッドの問題が解決され、リソース指示の伝送効率が改善される。
実施形態8
図13は、本発明によるステーションの概略的なハードウェア図である。
図13に示すように、ステーションは、プロセッサ61と、通信インターフェース62と、バス63と、を備える。
プロセッサ61は、バス63を使用して、通信インターフェース62と通信し、接続される。
プロセッサ61は、ステーションのコントロールセンターであり、プロセッサ61は、通信インターフェース62で受信したデータを処理し、記憶されたソフトウェアまたは記憶されたプログラムを呼び出すことによって、ステーションの様々な機能を行う。
通信インターフェース62は、光通信インターフェース、電気通信インターフェース、無線通信インターフェース、またはこれらの任意の組み合わせを使用することによって実装され得る。例えば、光通信インターフェースは、スモールフォームファクタプラガブル(英語:small form−factor pluggable transceiver、略称SFP)通信インターフェース(英語:transceiver)、拡張スモールフォームファクタプラガブル(英語:enhanced small form−factor pluggable、略称SFP+)通信インターフェース、または10ギガビットスモールフォームファクタプラガブル(英語:10 Gigabit small form−factor pluggable、略称XFP)通信インターフェースであり得る。電気通信インターフェースは、イーサネット(登録商標)(英語:Ethernet)ネットワークインターフェースコントローラ(英語:network interface controller、略称NIC)であり得る。無線通信インターフェースは、無線ネットワークインターフェースコントローラ(英語:wireless network interface controller、略称WNIC)であり得る。ステーションは、複数の通信インターフェース62を有し得る。
本発明の一実施形態では、通信インターフェース62が、アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するように構成され、リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。プロセッサ61が、通信インターフェース62が受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するように構成される。
本発明の別の実施形態では、通信インターフェース62が、アクセスポイントからのリソースマッピング情報を受信するように構成され、リソースマッピング情報が、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。プロセッサ61が、通信インターフェース62が受信したリソースマッピング情報に従って、アクセスポイントがステーションに割り当てたリソースを判定するように構成される。
本発明の本実施形態は、ステーションを提供する。アクセスポイントは、複数のステーションのリソースマッピング情報を生成し、リソースマッピング情報をステーションに送信する。リソースマッピング情報が、複数のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、複数のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用される。このようにして、アクセスポイントは、複数のタイプのフレームのリソース指示子を複数のステーションに同時に伝達でき、アクセスポイントは、各タイプの下りリンクフレームのために対応するリソース指示子を判定する。したがって、アクセスポイントがフレームタイプを区別せずにリソースを各ステーションに示すことによって引き起こされた、極めて大きいオーバーヘッドの問題が解決され、リソース指示の伝送効率が改善される。
上記の説明は、単に本発明の具体的な実施方式に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明において開示された技術的範囲内にあり、当業者によって容易に想到される、あらゆる変形や置き換えは、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に属する。
11 第1のリソース割り当てユニット
12 第1のリソース送信ユニット
21 第2のリソース割り当てユニット
22 第2のリソース送信ユニット
31 第1のリソース受信ユニット
32 第1のリソース判定ユニット
41 第2のリソース受信ユニット
42 第2のリソース判定ユニット
51 プロセッサ
52 通信インターフェース
53 バス
61 プロセッサ
62 通信インターフェース
63 バス

Claims (19)

  1. アクセスポイントによって、アップリンクリソースマッピング情報を生成するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、M個のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、前記リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、M=1,N>0であマッピングセグメントが、BAフレームを要求するためのマッピングセグメントであり、前記BAフレームを要求するためのマッピングセグメントが、BAフレームを要求するためのフレームタイプに関連付けられ、前記BAフレームを要求するためのマッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、BAフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってBAフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記アクセスポイントによって、前記アップリンクリソースマッピング情報を送信するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  2. ステーションによって、アクセスポイントからのアップリンクリソースマッピング情報を受信するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、M個のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、前記リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、M=1,N>0であマッピングセグメントが、BAフレームを要求するためのマッピングセグメントであり、前記BAフレームを要求するためのマッピングセグメントが、BAフレームを要求するためのフレームタイプに関連付けられ、前記BAフレームを要求するためのマッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、BAフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってBAフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記ステーションによって、前記アップリンクリソースマッピング情報に従って、前記アクセスポイントが前記ステーションに割り当てた前記リソースを判定するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  3. アクセスポイントによって、アップリンクリソースマッピング情報を生成するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、M個のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、前記リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、M=1,N>0であマッピングセグメントが、RARフレームを要求するためのマッピングセグメントであり、前記RARフレームを要求するためのマッピングセグメントが、RARフレームを要求するためのフレームタイプに関連付けられ、前記RARフレームを要求するためのマッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、RARフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってRARフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記アクセスポイントによって、前記アップリンクリソースマッピング情報を送信するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  4. ステーションによって、アクセスポイントからのアップリンクリソースマッピング情報を受信するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、M個のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、前記リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、M=1,N>0であマッピングセグメントが、RARフレームを要求するためのマッピングセグメントであり、前記RARフレームを要求するためのマッピングセグメントが、RARフレームを要求するためのフレームタイプに関連付けられ、前記RARフレームを要求するためのマッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、RARフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってRARフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記ステーションによって、前記アップリンクリソースマッピング情報に従って、前記アクセスポイントが前記ステーションに割り当てた前記リソースを判定するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  5. アクセスポイントによって、アップリンクリソースマッピング情報を生成するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、M個のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、前記リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、M=1,N>0であマッピングセグメントが、Dataフレームを要求するためのマッピングセグメントであり、前記Dataフレームを要求するためのマッピングセグメントが、Dataフレームを要求するためのフレームタイプに関連付けられ、前記Dataフレームを要求するためのマッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、Dataフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってDataフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記アクセスポイントによって、前記アップリンクリソースマッピング情報を送信するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  6. ステーションによって、アクセスポイントからのアップリンクリソースマッピング情報を受信するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、M個のマッピングセグメントを含み、各マッピングセグメントが、フレームタイプに関連付けられ、各マッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、前記リソース指示子が属するマッピングセグメントに関連付けられたフレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、M=1,N>0であマッピングセグメントが、Dataフレームを要求するためのマッピングセグメントであり、前記Dataフレームを要求するためのマッピングセグメントが、Dataフレームを要求するためのフレームタイプに関連付けられ、前記Dataフレームを要求するためのマッピングセグメントが、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、Dataフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってDataフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記ステーションによって、前記アップリンクリソースマッピング情報に従って、前記アクセスポイントが前記ステーションに割り当てた前記リソースを判定するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  7. 各リソース指示子は、リソース、ステーションID、MCSを割り当てるための情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記リソースを割り当てるための情報は、リソースブロック、リソースブロックサイズのための初期ガイダンスのうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  9. アクセスポイントによって、アップリンクリソースマッピング情報を生成するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、N>0であ前記フレームタイプが、BAフレームを要求するためのフレームタイプであり、各リソース指示子が、BAフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってBAフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記アクセスポイントによって、前記アップリンクリソースマッピング情報を送信するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  10. ステーションによって、アクセスポイントからのアップリンクリソースマッピング情報を受信するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、N>0であ前記フレームタイプが、BAフレームを要求するためのフレームタイプであり、各リソース指示子が、BAフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってBAフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記ステーションによって、前記アップリンクリソースマッピング情報に従って、前記アクセスポイントが前記ステーションに割り当てたリソースを判定するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  11. アクセスポイントによって、アップリンクリソースマッピング情報を生成するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、N>0であ前記フレームタイプが、RARフレームを要求するためのフレームタイプであり、各リソース指示子が、RARフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってRARフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記アクセスポイントによって、前記アップリンクリソースマッピング情報を送信するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  12. ステーションによって、アクセスポイントからのアップリンクリソースマッピング情報を受信するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、N>0であ前記フレームタイプが、RARフレームを要求するためのフレームタイプであり、各リソース指示子が、RARフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってRARフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記ステーションによって、前記アップリンクリソースマッピング情報に従って、前記アクセスポイントが前記ステーションに割り当てたリソースを判定するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  13. アクセスポイントによって、アップリンクリソースマッピング情報を生成するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、N>0であ前記フレームタイプが、Dataフレームを要求するためのフレームタイプであり、各リソース指示子が、Dataフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってDataフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記アクセスポイントによって、前記アップリンクリソースマッピング情報を送信するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  14. ステーションによって、アクセスポイントからのアップリンクリソースマッピング情報を受信するステップであって、前記アップリンクリソースマッピング情報が、N個のリソース指示子を含み、各リソース指示子が、フレームタイプに対応するフレームにおいて、ステーションに割り当てられたリソースを示すために使用され、N>0であ前記フレームタイプが、Dataフレームを要求するためのフレームタイプであり、各リソース指示子が、Dataフレームを要求するためのフレームタイプに対応するフレームにおいて、リソースを示すために使用され、前記リソースは、ステーションに割り当てられ、かつステーションによってDataフレームを送信するために使用される、ステップと、
    前記ステーションによって、前記アップリンクリソースマッピング情報に従って、前記アクセスポイントが前記ステーションに割り当てたリソースを判定するステップと、
    を含む、リソース指示方法。
  15. 各リソース指示子は、リソース、ステーションID、MCSを割り当てるための情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項9から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記リソースを割り当てるための情報は、リソースブロック、リソースブロックサイズのための初期ガイダンスのうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された装置。
  18. コンピュータに請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を実行させるプログラム。
  19. プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムは、実行された時、コンピュータが請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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