JP2009239541A - 通信方法およびそれを利用した無線装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】MAPの通信品質を向上したい。
【解決手段】共通生成部30は、複数のバーストの割当に関する割当情報を生成する。共通挿入部32は、生成した割当情報をフレームに挿入する。RF部20等は、フレームに挿入した割当情報を報知した後、割当情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する。個別生成部34は、既に報知した割当情報に含まれた通信対象の無線装置に対して、バーストの割当に関する個別情報を生成する。個別挿入部36は、生成した個別情報を当該通信対象の無線装置宛のバーストに挿入する。RF部20等は、個別情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する。
【選択図】図4
【解決手段】共通生成部30は、複数のバーストの割当に関する割当情報を生成する。共通挿入部32は、生成した割当情報をフレームに挿入する。RF部20等は、フレームに挿入した割当情報を報知した後、割当情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する。個別生成部34は、既に報知した割当情報に含まれた通信対象の無線装置に対して、バーストの割当に関する個別情報を生成する。個別挿入部36は、生成した個別情報を当該通信対象の無線装置宛のバーストに挿入する。RF部20等は、個別情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する。
【選択図】図4
Description
本発明は、通信技術に関し、特に端末装置にバーストを割り当てる通信方法およびそれを利用した無線装置に関する。
次世代の無線通信システムでは、高速な伝送速度を実現し、かつ多様なサービス品質を提供することを目標とする。このような無線通信システムのひとつが、IEEE802.16規格に準拠した無線MAN(Metropolitan Area Network)システムである。これでは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)やOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)が採用されている。
また、無線MANシステムでは、フレームの中に複数のバーストを規定し、バーストを端末装置に割り当てることによって、端末装置と基地局装置との通信を実現する。多様なサービス品質を提供するためには、バーストの割当を柔軟に変更する必要がある。それを実現するために、バーストの先頭部分に、共通制御情報が配置される。共通制御情報とは、複数の端末装置に共通的に受信されなければならない情報であり、DL(Down Link) MAP、UP(Up Link) MAPが含まれる。例えば、DL MAPには、割り当てたバーストの位置情報が含まれる(例えば、特許文献1参照)。
特表2007−511975号公報
各バーストは、所定の端末装置へ送信されるので、基地局装置は、バーストに対してビームフォーミングを実行できる。ビームフォーミングによって、アレイ利得を取得でき、通信品質が向上される。一方、DL MAPやUP MAP(以下、「MAP」と総称する)は、複数の端末装置へ送信されるので、無指向性で送信される方が好ましい。そのため、MAPの送信では、アレイ利得が取得できない。ここで、端末装置において、MAPが正確に受信されないと、データが送信されない。そのため、MAPの方が、データよりも重要な情報といえる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、MAPの通信品質を向上する通信技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の無線装置は、複数のバーストによって形成されたフレームの連続を規定する無線装置であって、複数のバーストの割当に関する割当情報を生成する生成部と、生成部において生成した割当情報をフレームに挿入する挿入部と、挿入部においてフレームに挿入した割当情報を報知した後、割当情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する通信部とを備える。生成部は、通信部から既に報知した割当情報に含まれた通信対象の無線装置に対して、バーストの割当に関する個別情報を生成し、挿入部は、生成部において生成した個別情報を当該通信対象の無線装置宛のバーストに挿入し、通信部は、個別情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する。
本発明の別の態様は、通信方法である。この方法は、複数のバーストによって形成されたフレームの連続を規定しており、複数のバーストの割当に関する割当情報をフレームに挿入してから報知した後、割当情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する通信方法であって、既に報知した割当情報に含まれた通信対象の無線装置に対して、バーストの割当に関する個別情報を当該通信対象の無線装置宛のバーストに挿入し、個別情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、MAPの通信品質を向上できる。
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例は、基地局装置と、少なくともひとつの端末装置によって構成される通信システムに関する。ここで、通信システムは、IEEE802.16規格に準拠した無線MANシステムをもとにする。つまり、通信システムでは、複数のフレームが連続しており、各フレームには、複数のバーストが含まれている。また、複数のバーストに対して、OFDMAが適用されることもある。端末装置に対するバーストの割当は任意になされるので、各フレームの先頭部分にMAPが配置されており、複数のバーストの割当情報がMAPに含まれている。前述のごとく、基地局装置は、各バーストにビームフォーミングを適用できるが、MAPにビームフォーミングを適用できない。そのため、MAPの通信品質がバーストの通信品質よりも悪化するおそれがある。これに対応するために、本発明の実施例に係る通信システムは、次の処理を実行する。
基地局装置は、新規の端末装置、つまりバーストを割り当てていない端末装置に対して、バーストの割当をMAPにて通知する。つまり、これまでと同様の処理が実行される(以下、「MAPモード」という)。また、基地局装置は、バーストを割り当てた端末装置に対して、当該端末装置に割り当てたバーストに、次フレーム以後のバーストの割当情報を含める。以下、このようなバーストの割当情報を「個別MAP」といい、MAPモードでのMAPを「共通MAP」ということがある。以上の処理の結果、個別MAPに対してもビームフォーミングが実行される。一方、基地局装置は、個別MAPに含めた情報を共通MAPから削減することによって、伝送効率の悪化を抑制する(以下、このような処理を「削減モード」という)。
図1は、本発明の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、基地局装置10、端末装置12と総称される第1端末装置12a、第2端末装置12b、第N端末装置12nを含む。
基地局装置10は、一端に無線ネットワークを介して端末装置12を接続し、他端に図示しないネットワークを接続する。基地局装置10は、複数のバーストが含まれた下りサブフレームと、複数のバーストが含まれた上りサブフレームとによって形成されたフレームを規定する。フレームの構成の詳細は後述するが、フレームは、繰り返し配置される。基地局装置10は、下りサブフレームおよび上りサブフレームに含まれたバーストを端末装置12に割り当てることによって、端末装置12と通信する。ここで、新たな端末装置12にバーストを割り当てるための動作は、ネットワークエントリ処理と呼ばれる。具体的には、基地局装置10は、共通制御情報を報知しており、端末装置12は、共通制御情報を受信することによって、基地局装置10の存在を認識する。
その後、端末装置12が基地局装置10に対して、レンジングの要求信号および登録の要求信号を送信し、基地局装置10は、受信した要求信号に応答して、端末装置12にバーストを割り当てる。また、基地局装置10は、端末装置12に割り当てたバーストに関する情報を送信し、端末装置12は、割り当てられたバーストを使用しながら、基地局装置10との通信を実行する。その結果、端末装置12は、データが含まれたバースト(以下、「データ信号」という)を送信し、当該データ信号は、基地局装置10を介して、図示しないネットワークに出力され、最終的にネットワークに接続された図示しない通信装置に受信される。また、通信装置から端末装置12への方向にもデータ信号は伝送される。
図2は、通信システム100におけるフレーム構成を示す。図2の縦軸は周波数に相当し、横軸は時間に相当する。また、前述のごとく、OFDMAが使用されているので、縦軸の周波数はサブキャリアに対応する。図2に示されるように、ひとつのフレームは、下りサブフレーム、TTG(Transmit/Receive Transition Gap)、上りサブフレーム、RTG(Receive/Transmit Transition Gap)によって形成される。下りサブフレームは、プリアンブル、つまり既知信号によって開始される。プリアンブルに続いて、FCH(Frame Control Header)が配置される。FCHには、プロファイル情報として、DLFP(Downlink Frame Prefix)、DL−MAPのMCS(Modulation and Coding Scheme)レベル、DL−MAPの長さが含まれる。
DL−MAPには、当該下りサブフレームに含まれた各下りバーストの位置情報および変調方式などのマップ情報が含まれている。ここで、バーストとは、周波数および時間の組合せによって特定されるデータ領域であり、端末装置12等に割り当てる帯域の単位である。そのため、下りバーストの位置情報は、周波数および時間の組合せによって示される。また、UL−MAPには、当該上りサブフレームに含まれた各上りバーストの位置情報および変調方式などのマップ情報が含まれている。これらに続いて、下りサブフレームには、複数の下りバーストが含まれている。複数の下りバーストの配置は、DL−MAPにしたがっている。DL−MAPおよびUL−MAPが前述の共通MAPに相当する。各下りバーストは、端末装置12に割り当てられ、基地局装置10から端末装置12へのユニキャスト通信が実現される。
上りサブフレームも、下りサブフレームと同様に、複数の上りバーストが含まれている。また、レンジング領域が配置されており、レンジング領域において、端末装置12は、基地局装置10にレンジングの要求を送信する。ここで、各下りバーストおよび各上りバーストでは、アダプティブアレイ信号処理、つまりビームフォーミングがなされいるものとする。そのため、基地局装置10は、AAS(Adaptive Array Antenna System)に対応する。なお、その場合、フレーム中にAAS領域が別途設けられてもよいが、ここでは説明を省略する。
図3は、通信システム100におけるネットワークエントリ手順を示すシーケンス図である。まず、下りリンクおよび上りリンクでのパラメータの取得処理がなされる。基地局装置10は、DL MAPとDCD(Downlink Channel Descriptor)を報知する(S200)。DCDは、下りシンクの物理レイヤ特性を規定するMACメッセージであり、基地局装置10がサポートする物理レイヤのプロファイル情報を格納する。このようなDCDは、基地局装置10から定期的にブロードキャスト送信される。また、基地局装置10は、UL MAPとUCD(Uplink Channel Descriptor)を報知する(S202)。UCDは、DCDと同様に規定される。
次に、初期レンジング処理がなされる。端末装置12は、基地局装置10にRNG−REQ(Ranging Request)を送信する(S204)。ここで、RNG−REQは、図2でのレンジング領域にて送信される。基地局装置10は、端末装置12にRNG−RSP(Ranging Response)を送信する(S206)。このような初期レンジング処理によって、端末装置12の送信タイミングの調節や送信電力の調節がなされる。なお、送信タイミングの調節や送信電力の調節を実行するための処理として、公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。次に、基本機能確認処理がなされる。端末装置12は、基地局装置10にSBC−REQ(SS Basic Capability Request)を送信する(S208)。基地局装置10は、端末装置12にSBC−RSP(SS Basic Capability Response)を送信する(S210)。
次に、端末認証および鍵交換処理がなされる。端末装置12は、基地局装置10にPKM−REQ(Privacy Key Management Request)を送信する(S212)。基地局装置10は、端末装置12にPKM−RSP(Privacy Key Management Response)を送信する(S214)。次に、登録処理がなされる。端末装置12は、基地局装置10にREG−REQ(Registration Request)を送信する(S216)。基地局装置10は、端末装置12にREG−RSP(Registration Response)を送信する(S218)。次に、IP設定処理がなされる。基地局装置10と端末装置12は、IP(Internet Protocol)設定に関する情報を交換する(S220)。時刻情報設定、追加機能パラメータ取得がなされた後に、基地局装置10と端末装置12とは、データ通信を実行する(S222)。
図4は、基地局装置10の構成を示す。基地局装置10は、RF部20と総称される第1RF部20a、第2RF部20b、第NRF部20n、処理部40、変復調部22、IF部24、制御部26を含む。制御部26は、割当部28、共通生成部30、共通挿入部32、個別生成部34、個別挿入部36を含む。
RF部20は、受信処理として、図示しない端末装置12から受信した無線周波数のマルチキャリア信号に対して周波数変換および直交検波を実行し、ベースバンドのマルチキャリア信号を生成する。ここで、マルチキャリア信号は、図2の上りサブフレームに相当する。さらに、RF部20は、ベースバンドのマルチキャリア信号を処理部40に出力する。一般的に、ベースバンドのマルチキャリア信号は、同相成分と直交成分によって形成されるので、ふたつの信号線によって伝送されるべきであるが、ここでは、図を明瞭にするためにひとつの信号線だけを示すものとする。また、RF部20には、図示しないLNA(Low Noise Amplifier)やA/D(Analog/Digital)変換部も含まれる。
RF部20は、送信処理として、処理部40から入力したベースバンドのマルチキャリア信号に対して直交変調および周波数変換を実行し、無線周波数のマルチキャリア信号を生成する。さらに、RF部20は、無線周波数のマルチキャリア信号を送信する。なお、RF部20は、受信したマルチキャリア信号と同一の無線周波数帯を使用しながら、マルチキャリア信号を送信する。つまり、図2のごとく、TDDが使用されているものとする。また、RF部20には、PA(Power Amplifier)、D/A(Digital/Analog)変換部も含まれる。
処理部40は、受信処理として、複数のRF部20のそれぞれからベースバンドのマルチキャリア信号を入力する。ベースバンドのマルチキャリア信号は、時間領域の信号であるので、処理部40は、FFT(Fast Fourier Transform)によって、時間領域の信号を周波数領域に変換し、周波数領域の信号に対してアダプティブアレイ信号処理を実行する。ここで、アダプティブアレイ信号処理は、端末装置12単位、つまり上りバースト単位に実行される。なお、アダプティブアレイ信号処理として、公知の技術が使用されればよいので、ここでは詳細な説明を省略するが、処理部40は、ウエイトベクトルを導出し、ウエイトベクトルをもとにアダプティブアレイ信号処理を実行する。処理部40は、アダプティブアレイ信号処理の結果を変復調部22へ出力する。
処理部40は、送信処理として、変復調部22から、周波数領域のマルチキャリア信号を入力し、ウエイトベクトルによる分散処理を実行する。当該分散処理が、前述のビームフォーミングに相当する。処理部40は、分散処理の結果に対して、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)によって、周波数領域の信号を時間領域に変換し、変換した時間領域の信号をRF部20へ出力する。図を明瞭にするために、周波数領域の信号は、サブキャリア番号の順に並べられて、シリアル信号を形成しているものとする。
変復調部22は、受信処理として、処理部40からの周波数領域のマルチキャリア信号に対して、復調を実行する。周波数領域に変換したマルチキャリア信号は、複数のサブキャリアのそれぞれに対応した成分を有する。また、復調は、サブキャリア単位でなされる。変復調部22は、復調した信号をIF部24に出力する。また、変復調部22は、送信処理として、変調を実行する。変復調部22は、変調した信号を周波数領域のマルチキャリア信号として処理部40に出力する。
IF部24は、受信処理として、変復調部22から復調結果を受けつけ、復調結果を端末装置12単位に分離する。つまり、復調結果は、図2のごとく、複数のバーストによって構成されている。そのため、ひとつのバーストがひとつの端末装置12に割り当てられている場合、復調結果には、複数の端末装置12からの信号が含まれている。IF部24は、このような復調結果を端末装置12単位に分離する。IF部24は、分離した復調結果を図示しない有線ネットワークに出力する。その際、IF部24は、宛先を識別するための情報、例えば、IP(Internet Protocol)アドレスにしたがって送信を実行する。
また、IF部24は、送信処理として、図示しない有線ネットワークから複数の端末装置12に対するデータを入力する。IF部24は、データをバーストに割り当て、複数のバーストからマルチキャリア信号を形成する。つまり、IF部24は、図2のごとく、複数のバーストによって構成されるマルチキャリア信号を形成する。なお、データが割り当てられるべきバーストに関する指示は、制御部26から受けつけるものとする。IF部24は、マルチキャリア信号を変復調部22に出力する。
制御部26は、通信システム100全体の動作を制御する。制御部26は、図2のごとく、複数のバーストによって形成されたフレームの連続を規定する。また、制御部26は、下りサブフレームの先頭部分に、プリアンブル、FCH、DL MAP、UL MAPを配置するとともに、これらに続いて、複数の下りバーストを配置する。さらに、制御部26は、上りサブフレームにおいて、複数の上りバーストとレンジング・サブチャネルを配置する。
割当部28は、図示しない端末装置12に対してバーストを割り当てる。なお、新規の端末装置12に対して、割当部28は、RF部20、処理部40、変復調部22、IF部24を介して、ネットワークエントリ処理を実行する。ネットワークエントリ処理は、図3に示した手順によって実行されればよいので、ここでは説明を省略する。また、割当部28は、ネットワークエントリ処理の終了後、端末装置12との間の通信に必要とされる通信速度を取得し、取得した通信速度に応じてバーストの割当を決定する。ここで、バーストの割当は、フレーム単位に実行される。割当部28は、割当結果からMAPを生成させるために、割当結果を共通生成部30あるいは個別生成部34に出力する。前者は、共通MAPを生成させるための出力であり、後者は、個別MAPを生成するための出力である。
制御部26では、MAP生成として、3種類のモードが規定されている。ひとつ目が「MAPモード」であり、ふたつ目が「削減モード」であり、3つ目が「ネゴシエーションモード」である。MAPモードは、図2の用に示されたMAP、つまり共通MAPを生成するモードに相当する。削減モードおよびネゴシエーションモードは、共通MAPの代わりに、個別MAPを生成するモードに相当する。ここで、削減モードとネゴシエーションモードとは、個別モードを生成する点において同一であるが、処理のアルゴリズムが相違する。それについては、後述する。
なお、削減モードやネゴシエーションモードであっても、初期の段階、つまりバーストが割り当てられていない端末装置12に対しては、MAPモードが実行される。また、制御部26あるいは割当部28が、3種類のモードのうちのいずれかを選択し、選択したモードを使用する。また、モードの選択は、端末装置12単位になされる。例えば、第1端末装置12aに対してはMAPモードが使用され、第2端末装置12bに対しては削減モードが使用され、第3端末装置12cに対してはネゴシエーションモードが使用されることもありえる。
なお、MAPモードから削減モードへ移行するか、あるいはMAPモードからネゴシエーションモードへ移行するかは、制御部26において決定される。例えば、制御部26は、上位のレイヤからの指示にしたがって、いずれかを選択する。また、削減モードの場合、次フレームのバースト位置が今回と同一であれば、「Mode」が「0b00」に設定され、次フレームのバースト位置が今回と異なれば、「Mode」が「0b01」に設定される。一方、ネゴシエーションモードの場合、「Mode」が「0b10」に設定される。このような「Mode」は、後述の共通MAPや個別MAPに含まれる。以下では、(1)MAPモード、(2)削減モード、(3)ネゴシエーションモードの順に説明する。
1.MAPモード
共通生成部30は、割当部28から、複数の端末装置12に対する複数のバーストの割当結果を受けつける。共通生成部30は、受けつけた割当結果から、共通MAPと同一フレームの下りバースト割当結果と、次フレームの上りバースト割当結果を端末装置12単位に抽出する。また、共通生成部30は、抽出した割当結果のうち、既に通知した割当結果があれば、当該割当結果を除外する。共通生成部30は、割当結果をもとに、共通MAPを生成する。なお、共通MAPには、割り当てられたバーストの位置情報の他に、MCSの情報等も含まれる。また、共通MAPは、前述のごとく、DL MAPとUP MAPとによって形成される。
共通生成部30は、割当部28から、複数の端末装置12に対する複数のバーストの割当結果を受けつける。共通生成部30は、受けつけた割当結果から、共通MAPと同一フレームの下りバースト割当結果と、次フレームの上りバースト割当結果を端末装置12単位に抽出する。また、共通生成部30は、抽出した割当結果のうち、既に通知した割当結果があれば、当該割当結果を除外する。共通生成部30は、割当結果をもとに、共通MAPを生成する。なお、共通MAPには、割り当てられたバーストの位置情報の他に、MCSの情報等も含まれる。また、共通MAPは、前述のごとく、DL MAPとUP MAPとによって形成される。
ここで、共通生成部30において生成された共通MAPは、端末装置12単位の情報によって形成されている。図5は、共通生成部30において生成されるMAPのデータ構造を示す。共通MAPは、図示のごとく、第1端末装置割当バースト情報、第2端末装置割当バースト情報、第N端末装置割当バースト情報とを含む。第1端末装置割当バースト情報には、図示しない第1端末装置12aに対する同一フレームでの下りバーストの位置情報、次バーストでの上りバーストの位置情報、下りバーストにおいて使用すべきMCS、上りバーストにおいて使用すべきMCS等が含まれる。また、第2端末装置割当バースト情報等も同様に構成される。図4に戻る。
共通挿入部32は、共通挿入部32から共通MAPを受けつける。共通挿入部32は、受けつけた共通MAPをフレームに挿入する。具体的に説明すると、共通挿入部32は、図2のごとく、DL MAPおよびUL MAPを下りサブフレームの先頭部分に挿入する。制御部26は、IF部24、変復調部22、処理部40、RF部20を介して、共通MAPが挿入された下りサブフレームを送信する。ここで、共通MAPは、報知される。RF部20、処理部40、変復調部22、IF部24は、共通MAPにしたがって、バーストを使用しながら、図示しない端末装置12と通信する。
2.削減モード
個別生成部34は、割当部28から、複数の端末装置12に対する複数のバーストの割当結果を受けつける。個別生成部34は、受けつけた割当結果から、共通MAPと同一フレームの下りバーストを割り当てている端末装置12に対する割当結果を抽出する。なお、当該割当結果は、次フレームの下りバースト割当結果と上りバースト割当結果とに相当する。つまり、個別生成部34は、現在のバーストの割当結果は既に通知しており、次のフレームの割当結果を通知すべき端末装置12を処理の対象とする。
個別生成部34は、割当部28から、複数の端末装置12に対する複数のバーストの割当結果を受けつける。個別生成部34は、受けつけた割当結果から、共通MAPと同一フレームの下りバーストを割り当てている端末装置12に対する割当結果を抽出する。なお、当該割当結果は、次フレームの下りバースト割当結果と上りバースト割当結果とに相当する。つまり、個別生成部34は、現在のバーストの割当結果は既に通知しており、次のフレームの割当結果を通知すべき端末装置12を処理の対象とする。
個別生成部34は、抽出した割当結果をもとに、個別MAPを生成する。個別MAPは、共通MAPのうち、ひとつの端末装置12に対する割当結果が選択された構成に相当する。これは、既に報知したMAPに含まれた端末装置12に対して、次フレームでのバーストの割当に関する個別MAPを生成することに相当する。このような個別MAPは、端末装置12ごとに生成される。個別生成部34は、生成した個別MAPを個別挿入部36へ出力する。
個別挿入部36は、個別生成部34から個別MAPを受けつける。個別挿入部36は、個別MAPの宛先となる端末装置12を特定するとともに、特定した端末装置12への下りバーストも特定する。個別挿入部36は、特定した下りバーストに当該個別MAPを挿入する。図6は、個別挿入部36において個別MAPが挿入された下りバーストのフォーマットを示す。図6の上段は、図2に示された複数のバーストのうちのひとつに相当する。図6の下段は、図6の上段に示された下りバーストの構成に相当する。図示のごとく、先頭部分に「個別MAP」が配置され、それに続いて「データ」が配置される。
ここで、個別MAPの部分だけに誤り訂正符号化が施されてもよいし、個別MAPとデータとの組合せ、つまりバースト全体に対して誤り訂正符号化が施されてもよい。前者であれば、個別MAPとデータとに対して異なった符号化率および変調方式を適用できる。その結果、個別MAPの信頼性をデータの信頼性よりも高くできる。後者であれば、特にCTCの場合に、データ長を長くでき、誤り訂正の効果が大きくなる。また、個別MAPのサイズを可変に設定できる。図4に戻る。
制御部26は、IF部24、変復調部22、処理部40、RF部20を介して、個別MAPが挿入されたバーストを送信する。RF部20、処理部40、変復調部22、IF部24は、個別MAPにしたがって、バーストを使用しながら、図示しない端末装置12と通信する。なお、個別挿入部36がバーストに個別MAPを挿入した場合、共通生成部30は、共通MAPから、個別MAPに対応した部分を除外する。つまり、端末装置12に対するバーストの割当情報は、共通MAPおよび個別MAPのうちのいずれかによって通知される。
なお、削減モードが選択されているときに、RF部20、処理部40、変復調部22、IF部24における端末装置12との通信に誤りが生じた場合、個別生成部34は、当該端末装置12に対する個別MAPの生成を中止する。さらに、そのような場合に、共通生成部30は、個別MAPに対応すべき部分を共通MAPに含める。つまり、割当部28は、削減モードからMAPモードへモードを変更する。
3.ネゴシエーションモード
個別生成部34は、ネゴシエーションモードの場合、削減モードの場合と同様に個別MAPを生成する。削減モードの場合、個別生成部34は、次のフレームにおける下りバーストおよび上りバーストの割当情報をもとに個別MAPを生成する。一方、ネゴシエーションモードの場合、個別生成部34は、ふたつ先のフレームにおける下りバーストおよび上りバーストの割当情報をもとに個別MAPを生成する。ここで、ふたつ先のフレームにおける下りバーストおよび上りバーストは、現在のフレームおける下りバーストおよび上りバーストと異なっていてもよい。個別挿入部36は、削減モードの場合と同様に、個別MAPを下りバーストに挿入する。
個別生成部34は、ネゴシエーションモードの場合、削減モードの場合と同様に個別MAPを生成する。削減モードの場合、個別生成部34は、次のフレームにおける下りバーストおよび上りバーストの割当情報をもとに個別MAPを生成する。一方、ネゴシエーションモードの場合、個別生成部34は、ふたつ先のフレームにおける下りバーストおよび上りバーストの割当情報をもとに個別MAPを生成する。ここで、ふたつ先のフレームにおける下りバーストおよび上りバーストは、現在のフレームおける下りバーストおよび上りバーストと異なっていてもよい。個別挿入部36は、削減モードの場合と同様に、個別MAPを下りバーストに挿入する。
IF部24、変復調部22、処理部40、RF部20は、下りバーストを端末装置12において送信した後、次のフレームの上りバーストにおいて、当該端末装置12からのACK信号あるいはNACK信号を受信する。なお、ACK信号あるいはNACK信号は、前述の下りバーストに対する受信結果に相当する。制御部26は、ACK信号あるいはNACK信号を受けつける。ACK信号を受けつけた場合、割当部28は、既に生成した個別MAPにしたがって、端末装置12に対する下りバーストおよび上りバーストを割り当てる。RF部20、処理部40、変復調部22、IF部24は、個別MAPにて指定したバーストによって、端末装置12との通信を実行する。その結果、下りバーストおよび上りバーストがそれまで使用していたものと変更されることもある。
一方、NACK信号を受けつけた場合、割当部28は、既に生成した個別MAPの内容にかかわらず、端末装置12に対して、それまで使用していた下りバーストおよび上りバーストを割り当てる。ここで、それまで使用していた下りバーストおよび上りバーストとは、フレーム内の相対的な位置がそれまで使用した下りバーストおよび上りバーストと同一であるということである。そのため、個別MAPにおける割当と、実際の割当とが、相違することもある。つまり、割当部28は、端末装置12へ送信した下りバーストに対するACK信号を受信するまで、当該端末装置12に対して、フレーム内の相対的な位置が同一のバーストを使用する。このように、ネゴシエーションモードでは、個別MAPによって仮の割当を端末装置12へ通知した後、ACK信号あるいはNACK信号にしたがって、実際の割当を最終決定する。このような処理遅延を考慮して、ネゴシエーションモードでは、ふたつ先のフレームにおけるバーストの割当情報を含める。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた通信機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図7は、通信システム100によるMAPモードでの動作を示す図である。ここでは、基地局装置10とひとつの端末装置12との間の処理を示す。図2と同様に、横軸が時間に相当するが、図2と異なり、縦軸は省略される。また、上段の「DL」が図2の下りサブフレームに相当し、下段の「UL」が図2の上りサブフレームに相当する。「M」は、共通MAPを示し、「D」は下りバーストを示し、「U」は上りバーストを示す。図示のごとく、第1フレームから第4フレームまでの4つのフレームが連続して配置されている。
基地局装置10は、第1フレームの「M1」において、「D1」の位置および「U2」の位置を指定する。また、基地局装置10は、「D1」において端末装置12へデータ信号を送信し、端末装置12は、「U2」において基地局装置10へデータ信号を送信する。つまり、基地局装置10は、共通MAPにおいて、同一フレームでの下りバーストの位置を指定し、次フレームでの上りバーストの位置を指定する。基地局装置10は、第2フレームの「M2」において、「D2」の位置および「U3」の位置を指定する。また、基地局装置10は、「D2」において端末装置12へデータ信号を送信し、端末装置12は、「U3」において基地局装置10へデータ信号を送信する。第3フレーム以後のフレームでも同様の処理が繰り返し実行される。
図8は、通信システム100でのMAPモードにおいてMAPを受信できなかった場合の再送動作を示す図である。図8での表記は、図7と同様である。また、図8において、「M1」、「D1」、「M2」、「D2」、「U2」、「M3」、「D3」、「U3」、「M4」、「D4」、「U4」のそれぞれを配置したタイミングが、「T1」から「T11」と示される。T1において、基地局装置10は、M1を送信するが、端末装置12は、M1の受信に失敗する。その結果、端末装置12は、D1およびU2の位置を取得できない。T2において、基地局装置10は、端末装置12へD1を送信するが、端末装置12は、D1を受信できない。
T3において、基地局装置10は、M2を送信するが、端末装置12は、M2の受信に再び失敗する。その結果、端末装置12は、D2およびU3の位置を取得できない。T4において、基地局装置10は、端末装置12へD2を送信するが、端末装置12は、D2を受信できない。T5において、端末装置12は、基地局装置10へU2を送信できず、基地局装置10は、端末装置12からのU2を受信しない。
T6において、基地局装置10は、M3を送信し、端末装置12は、M3を受信する。その結果、端末装置12は、D3およびU4の位置を取得する。T7において、基地局装置10は、端末装置12へD3を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD3を受信する。T8において、端末装置12は、基地局装置10へU3を送信できず、基地局装置10は、端末装置12からのU3を受信しない。
T9において、基地局装置10は、M4を送信し、端末装置12は、M4を受信する。その結果、端末装置12は、D4およびU5の位置を取得する。T10において、基地局装置10は、端末装置12へD4を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD4を受信する。T11において、端末装置12は、基地局装置10へU4を送信し、基地局
装置10は、端末装置12からのU4を受信する。ここで、U4には、D3に対するACK信号が含まれる。
装置10は、端末装置12からのU4を受信する。ここで、U4には、D3に対するACK信号が含まれる。
図9は、通信システム100でのMAPモードにおいてMAPを受信できるがデータに誤りがあった場合の再送動作を示す図である。図9での表記は、図8と同様である。T1において、基地局装置10は、M1を送信し、端末装置12は、M1を受信する。その結果、端末装置12は、D1およびU2の位置を取得する。T2において、基地局装置10は、端末装置12へD1を送信し、端末装置12は、D1を受信するが、受信したD1に誤りが生じる。
T3において、基地局装置10は、M2を送信し、端末装置12は、M2を受信する。その結果、端末装置12は、D2およびU3の位置を取得する。T4において、基地局装置10は、端末装置12へD2を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD2を受信する。T5において、端末装置12は、基地局装置10へU2を送信し、基地局装置10は、端末装置12からのU2を受信する。ここで、U2には、D1に対するNACK信号が含まれる。
T6において、基地局装置10は、M3を送信し、端末装置12は、M3を受信する。その結果、端末装置12は、D3およびU4の位置を取得する。T7において、基地局装置10は、端末装置12へD3を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD3を
受信する。ここで、D3の内容は、D1の内容と同等であり、D3は、D1の再送といえる。
受信する。ここで、D3の内容は、D1の内容と同等であり、D3は、D1の再送といえる。
図10は、通信システム100による削減モードでの動作を示す図である。図10での表記は、図7と同様である。基地局装置10は、第1フレームの「M1」において、「D1」の位置および「U2」の位置を指定する。基地局装置10は、「D1」において端末装置12へデータ信号を送信する。ここで、「D1」には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D2」の位置が指定される。
基地局装置10は、「D2」において端末装置12へデータ信号を送信する。ここで、「D2」にも、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D3」および「U3」の位置が指定される。端末装置12は、「U2」において基地局装置10へデータ信号を送信する。つまり、基地局装置10は、個別MAPにおいて、次フレームでの下りバーストの位置および上りバーストの位置を指定する。なお、第2フレームの「M2」では、端末装置12に対する下りバーストおよび上りバーストの位置が指定されない。第3フレーム以後のフレームでも同様の処理が繰り返し実行される。
図11は、通信システム100での削減モードにおいてMAPを受信できるがデータに誤りがあった場合の再送動作を示す図である。図11での表記は、図8と同様である。T1において、基地局装置10は、M1を送信し、端末装置12は、M1を受信する。その結果、端末装置12は、D1およびU2の位置を取得する。T2において、基地局装置10は、端末装置12へD1を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD1を受信するが、受信したD1に誤りが生じる。ここで、D1には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D2」の位置が指定される。
T3において、基地局装置10は、M2を送信する。しかしながら、M2によって、端末装置12に対する下りバーストおよび上りバーストの位置は指定されない。T4において、基地局装置10は、端末装置12へD2を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD2を受信する。また、D2には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D3」および「U3」の位置が指定される。ここで、端末装置12は、D1に含まれた個別MAPの受信に失敗しているので、D2の位置を取得できていない。しかしながら、D2の第2フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と同一であるので、端末装置12は、D2を受信できる。T5において、端末装置12は、基地局装置10へU2を送信し、基地局装置10は、端末装置12からのU2を受信する。ここで、U2には、D1に対するNACK信号が含まれる。
T6において、基地局装置10は、M3を送信し、端末装置12は、M3を受信する。その結果、端末装置12は、D3およびU4の位置を取得する。T7において、基地局装置10は、端末装置12へD3を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD3を受信する。ここで、D3の内容は、D1の内容と同等であり、D3は、D1の再送といえる。また、D3には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D4」および「U4」の位置が指定される。T8において、端末装置12は、基地局装置10へU3を送信し、基地局装置10は、端末装置12からのU3を受信する。ここで、U3には、D2に対するACK信号が含まれる。
T9において、基地局装置10は、M4を送信する。しかしながら、M4によって、端末装置12に対する下りバーストおよび上りバーストの位置は指定されない。T10において、基地局装置10は、端末装置12へD4を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD4を受信する。また、D4には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D5」および「U5」の位置が指定される。T11において、端末装置12は、基地局装置10へU4を送信し、基地局装置10は、端末装置12からのU4を受信する。ここで、U4には、D3に対するACK信号が含まれる。
図12は、通信システム100での削減モードにおいてMAPを受信できるがデータに誤りがあった場合の別の再送動作を示す図である。図12での表記は、図8と同様である。T1において、基地局装置10は、M1を送信し、端末装置12は、M1を受信する。その結果、端末装置12は、D1およびU2の位置を取得する。T2において、基地局装置10は、端末装置12へD1を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD1を受信するが、受信したD1に誤りが生じる。ここで、D1には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D2」の位置が指定される。なお、D2の第2フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と異なっている。
T3において、基地局装置10は、M2を送信する。しかしながら、M2によって、端末装置12に対する下りバーストおよび上りバーストの位置は指定されない。T4において、基地局装置10は、端末装置12へD2を送信するが、端末装置12は、基地局装置10からのD2を受信できない。前述のごとく、図11の場合と異なり、D2の第2フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と異なっている。端末装置12は、D1に含まれた個別MAPの受信に失敗しているので、このようなD2の位置を取得できていない。T5において、端末装置12は、基地局装置10へU2を送信し、基地局装置10は、端末装置12からのU2を受信する。ここで、U2には、D1に対するNACK信号が含まれる。
T6において、基地局装置10は、M3を送信し、端末装置12は、M3を受信する。その結果、端末装置12は、D3およびU4の位置を取得する。T7において、基地局装置10は、端末装置12へD3を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD3を受信する。ここで、D3の内容は、D1の内容と同等であり、D3は、D1の再送といえる。また、D3には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D4」および「U4」の位置が指定される。なお、D3の第3フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と異なっている。T8において、端末装置12は、基地局装置10へU3を送信できず、基地局装置10は、端末装置12からのU3を受信しない。
T9において、基地局装置10は、M4を送信する。しかしながら、M4によって、端末装置12に対する下りバーストおよび上りバーストの位置は指定されない。T10において、基地局装置10は、端末装置12へD4を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD4を受信する。ここで、D4の内容は、D2の内容と同等であり、D4は、D2の再送といえる。また、D4には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D5」および「U5」の位置が指定される。T11において、端末装置12は、基地局装置10へU4を送信し、基地局装置10は、端末装置12からのU4を受信する。ここで、U4には、D3に対するACK信号が含まれる。
図13は、通信システム100によるネゴシエーションモードでの動作を示す図である。図13での表記は、図7と同様である。基地局装置10は、第1フレームの「M1」において、「D1」の位置および「U2」の位置を指定する。基地局装置10は、「D1」において端末装置12へデータ信号を送信する。ここで、「D1」には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D3」の位置が指定される。
基地局装置10は、「D2」において端末装置12へデータ信号を送信する。なお、D2の第2フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と同一である。ここで、「D2」にも、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D4」および「U4」の位置が指定される。つまり、基地局装置10は、個別MAPにおいて、ふたつ先のフレームでの下りバーストの位置および上りバーストの位置を指定する。端末装置12は、「U2」において基地局装置10へデータ信号を送信する。ここで、データ信号には、端末装置12は、「D1」に対するACK信号が含まれる。
基地局装置10は、「D3」において端末装置12へデータ信号を送信する。ここで、「D3」にも、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D5」および「U5」の位置が指定される。なお、「U2」においてNACK信号を受信していれば、基地局装置10は、「D3」および「U3」の位置として、これまでと同一の位置を使用する。一方、「U2」においてACK信号を受信していれば、基地局装置10は、「D3」および「U3」の位置として、これまでの位置を変更してもよい。
図14は、通信システム100でのネゴシエーションモードにおいてMAPを受信できるがデータに誤りがあった場合の再送動作を示す図である。図14での表記は、図8と同様である。T1において、基地局装置10は、M1を送信し、端末装置12は、M1を受信する。その結果、端末装置12は、D1およびU2の位置を取得する。T2において、基地局装置10は、端末装置12へD1を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD1を受信するが、受信したD1に誤りが生じる。ここで、D1には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D3」の位置が指定される。なお、D3の第3フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と異なっている。
T3において、基地局装置10は、M2を送信する。しかしながら、M2によって、端末装置12に対する下りバーストおよび上りバーストの位置は指定されない。T4において、基地局装置10は、端末装置12へD2を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD2を受信する。また、D2には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D4」および「U4」の位置が指定される。なお、D2の第2フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と同一であるが、D4の第4フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と異なっている。T5において、端末装置12は、基地局装置10へU2を送信し、基地局装置10は、端末装置12からのU2を受信する。ここで、U2には、D1に対するNACK信号が含まれる。
T6において、基地局装置10は、M3を送信する。しかしながら、M3によって、端末装置12に対する下りバーストおよび上りバーストの位置は指定されない。T7において、基地局装置10は、端末装置12へD3を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD3を受信する。ここで、D3の内容は、D1の内容と同等であり、D3は、D1の再送といえる。また、D3には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D5」および「U5」の位置が指定される。なお、D3の第3フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と同一であるが、D5の第5フレーム中の位置は、D1の第1フレーム中の位置と異なっている。T8において、端末装置12は、基地局装置10へU3を送信し、基地局装置10は、端末装置12からのU3を受信する。ここで、U3には、D2に対するACK信号が含まれる。
T9において、基地局装置10は、M4を送信する。しかしながら、M4によって、端末装置12に対する下りバーストおよび上りバーストの位置は指定されない。T10において、基地局装置10は、端末装置12へD4を送信し、端末装置12は、基地局装置10からのD4を受信する。また、D4には、個別MAPが含まれており、個別MAPによって、「D6」および「U6」の位置が指定される。なお、D4の第4フレーム中の位置は、T8においてACK信号を受信したので、D1の第1フレーム中の位置と異なっている。T11において、端末装置12は、基地局装置10へU5を送信し、基地局装置10は、端末装置12からのU5を受信する。ここで、U5には、D3に対するACK信号が含まれる。
図15は、基地局装置10における通信手順を示すフローチャートである。割当部28は、端末番号mmを0に設定する(S10)。端末番号mmが最大値maxMSでなく(S12のN)、帯域要求があり(S14のY)、初回の割当であれば(S16のY)、割当部28は、n+1フレームの上りバーストを割り当て、共通生成部30は、UL MAPを生成する(S22)。また、初回の割当でなく(S16のN)、ネゴシエーションモードでなく(S18のN)、削減モードでなくても(S20のN)、割当部28は、n+1フレームの上りバーストを割り当て、共通生成部30は、UL MAPを生成する(S22)。
削減モードであれば(S20のY)、割当部28は、n+1フレームの上りバーストを割り当て、個別生成部34は、個別MAPを生成する(S24)。ネゴシエーションモードであれば(S18のY)、割当部28は、n+2フレームの上りバーストを割り当て、個別生成部34は、個別MAPを生成する(S26)。一方、帯域要求がなければ(S14のN)、ステップ16からステップ26をスキップする。ネットワークからのデータがあり(S28のY)、初回の割当であれば(S32のY)、割当部28は、nフレームの下りバーストを割り当て、共通生成部30は、DL MAPを生成する(S38)。
一方、ネットワークからのデータがなく(S28のN)、UL用に個別MAPを作成した場合(S30のY)、あるいは初回の割当でない場合(S32のN)、ネゴシエーションモードでなく(S34のN)、削減モードでなくても(S36のN)、割当部28は、nフレームの下りバーストを割り当て、共通生成部30は、DL MAPを生成する(S38)。削減モードであれば(S36のY)、割当部28は、n+1フレームの下りバーストを割り当て、個別生成部34は、個別MAPを生成する(S40)。ネゴシエーションモードであれば(S34のY)、割当部28は、n+2フレームの下りバーストを割り当て、個別生成部34は、個別MAPを生成する(S42)。
また、UL用に個別MAPを作成していない場合(S30のN)、ステップ32からステップ42をスキップする。割当部28は、端末番号mmに1を加算し(S44)、ステップ12へ戻る。端末番号mmが最大値maxMSであり(S12のY)、UL MAPの使用があれば(S46のY)、共通生成部30は、nフレームでのUL MAP割当を通知するために、DL MAPを作成する(S48)。一方、UL MAPの使用がなければ(S46のN)、ステップ48をスキップして、処理が終了される。
図16は、端末装置12における通信手順を示すフローチャートである。端末装置12は、初割当でなく(S100のN)、バースト位置の記録がなければ(S102のN)、端末装置12は、DL MAPを受信する(S104)。また、初割当であっても(S100のY)、端末装置12は、DL MAPを受信する(S104)。UL MAPがあれば(S106のY)、端末装置12は、UL MAPを受信する(S108)。一方、UL MAPがなければ(S106のN)、ステップ108はスキップされる。下りバーストがあれば(S110のY)、端末装置12は、下りバーストを受信する(S112)。
なお、バースト位置が記録されている場合(S102のY)、端末装置12は、記録内容にしたがって下りバーストを受信する(S112)。個別MAPがあり(S114のY)、Modeが0b10であれば(S116のY)、端末装置12は、現在の下りバースト位置をn+1フレームのバースト位置として記録する(S118)。端末装置12は、個別MAPのバースト位置をn+2フレームのバースト位置として記録する(S122)。Modeが0b10でなく(S116のN)、Modeが0b00であれば(S118のY)、端末装置12は、個別MAPのバースト位置をn+1フレームのバースト位置として記録する(S124)。
Modeが0b00でなければ(S118のN)、端末装置12は、現在の下りバースト位置をn+1フレームのバースト位置として記録する(S126)。個別MAPがなければ(S114のN)、ステップ116からステップ126はスキップされる。UL割当があれば(S128のY)、端末装置12は、上りバーストを送信する(S130)。下りバーストがなければ(S110のN)、ステップ130へスキップする。UL割当がなければ(S128のN)、処理が終了される。
本発明の実施例によれば、共通MAPとは別に個別MAPを生成し、個別MAPをバーストに挿入するので、個別MAPに対してもビームフォーミングを実行できる。また、個別MAPに対してもビームフォーミングが実行されるので、個別MAPの通信品質が向上できる。また、個別MAPの通信品質が向上するので、データ信号の品質を向上できる。また、共通MAPが端末装置単位の情報によって形成されているので、個別MAPと共通MAPとの切替を容易に実行できる。また、個別MAPと共通MAPとが容易に切りかえられるので、通信システムの柔軟性を向上できる。また、共通MAPから、個別MAPに対応した部分を除外するので、伝送効率の低下を抑制できる。
また、個別MAPを使用していても、データ信号での誤りの発生を検出すれば、共通MAPに戻すので、バースト位置が不明である状況の期間を短縮できる。また、ACK信号を受信するまで、フレーム内の相対的な位置が同一のバーストを使用するので、バーストに誤りが生じることによって、個別MAPが正確に通知できなくても、バースト位置を通知できる。また、バースト位置を通知するので、個別MAPが正確に通知できなくても、通信品質の悪化を抑制できる。また、ACK信号を受信すると、個別MAPで通知したとおりに、バースト位置を変更するので、バースト割当の自由度を向上できる。
また、共通MAP領域のサイズを削減できる。また、共通MAP領域のサイズを削減することによって、セルエッジでの共通MAP部分の衝突確率を低減できる。また、セルエッジでの共通MAP部分の衝突確率が低減されるので、通信のカバレッジを拡大できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例において、個別生成部34は、バースト位置に関する情報を個別MAPに含めている。しかしながらこれに限らず例えば、連続したフレームにおいて、バースト位置が変更しない場合、個別生成部34は、バースト位置に関する情報の代わりに、その旨を個別MAPに含めてもよい。本変形例によれば、個別MAPのサイズを低減できる。
10 基地局装置、 12 端末装置、 20 RF部、 22 変復調部、 24 IF部、 26 制御部、 28 割当部、 30 共通生成部、 32 共通挿入部、 34 個別生成部、 36 個別挿入部、 40 処理部、 100 通信システム。
Claims (6)
- 複数のバーストによって形成されたフレームの連続を規定する無線装置であって、
複数のバーストの割当に関する割当情報を生成する生成部と、
前記生成部において生成した割当情報をフレームに挿入する挿入部と、
前記挿入部においてフレームに挿入した割当情報を報知した後、割当情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する通信部とを備え、
前記生成部は、前記通信部から既に報知した割当情報に含まれた通信対象の無線装置に対して、バーストの割当に関する個別情報を生成し、
前記挿入部は、前記生成部において生成した個別情報を当該通信対象の無線装置宛のバーストに挿入し、
前記通信部は、個別情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信することを特徴とする無線装置。 - 前記生成部において生成された割当情報は、通信対象の無線装置単位の情報によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
- 前記生成部は、割当情報から、個別情報に対応した部分を除外することを特徴とする請求項1または2に記載の無線装置。
- 前記生成部は、前記通信部が通信対象の無線装置との通信に誤りを検出した場合、個別情報の生成を中止し、個別情報に対応すべき部分を割当情報に含めることを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
- 前記通信部は、通信対象の無線装置へ送信したバーストに対するACK信号を受信するまで、当該通信対象の無線装置に対して、フレーム内の相対的な位置が同一のバーストを使用することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の無線装置。
- 複数のバーストによって形成されたフレームの連続を規定しており、複数のバーストの割当に関する割当情報をフレームに挿入してから報知した後、割当情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信する通信方法であって、
既に報知した割当情報に含まれた通信対象の無線装置に対して、バーストの割当に関する個別情報を当該通信対象の無線装置宛のバーストに挿入し、個別情報にしたがって、バーストを使用しながら、通信対象の無線装置と通信することを特徴とする通信方法。
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- 2008-03-26 JP JP2008081929A patent/JP2009239541A/ja active Pending
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