JP6664156B2 - 電力管理方法、電力管理システム及びサーバ装置 - Google Patents

電力管理方法、電力管理システム及びサーバ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6664156B2
JP6664156B2 JP2015129181A JP2015129181A JP6664156B2 JP 6664156 B2 JP6664156 B2 JP 6664156B2 JP 2015129181 A JP2015129181 A JP 2015129181A JP 2015129181 A JP2015129181 A JP 2015129181A JP 6664156 B2 JP6664156 B2 JP 6664156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
server
receiving device
information
customer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015129181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017016199A (ja
Inventor
寛之 日▲高▼
寛之 日▲高▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2015129181A priority Critical patent/JP6664156B2/ja
Priority to PCT/JP2016/003074 priority patent/WO2016208206A1/ja
Publication of JP2017016199A publication Critical patent/JP2017016199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6664156B2 publication Critical patent/JP6664156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、電力管理方法、電力管理システム及びサーバ装置に関する。
以前より、電力会社と電力の受給を契約する需要家は、主に需要家施設内での電力受給のサービスを提供されることが多かった。また、近年では、需要家施設の外部でも電力の受給をするニーズが存在する。
例えば特許文献1には、利用者が屋外受電スポットにおいて認証用のカードを挿入することで、屋外においても電力供給サービスが受けられ、料金は利用者の口座から自動的に引き落とされる技術が開示されている。
特開2006−136045号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、電力網の電力品質(例えば、周波数や電圧)を維持することには配慮がなされていなかった。
上記のような課題に鑑みてなされた本発明の目的は、電力網の電力品質を維持することができる電力管理方法、電力管理システム及びサーバ装置を提供することにある。
上記した諸課題を解決すべく、本発明に係る電力管理方法は、
需要家の需要家施設外に設けた電力受給装置を管理する受給装置管理サーバと、電力網の電力品質を維持するためのアンシラリー情報を取得する送配電サーバとを含む電力管理システムに用いる電力管理方法であって、
前記需要家の機器が、前記電力受給装置を経由した受電又は給電の開始を申請するステップと、
前記送配電サーバが、前記受電又は給電の開始の申請を、前記アンシラリー情報に基づいて承認又は却下するステップと、
を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る電力管理方法において、
前記電力管理システムは、前記需要家の前記需要家施設に対して前記電力網を介して電力を受給する複数の電力会社がそれぞれ保有する複数の電力会社内サーバと、電力供給予測、供給、及日演算を行う幹事サーバとを更に含み、
前記受給装置管理サーバが、前記電力受給装置を用いて受電又は給電した前記機器を保有する前記需要家と、当該機器が受電又は給電した電力量とを関連付けて施設外使用情報として記憶するステップと、
前記受給装置管理サーバが、前記施設外使用情報を前記需要家が契約する電力会社毎に分類し、前記電力会社内サーバに対する施設外請求情報を生成して前記幹事サーバに送信するステップと、
前記幹事サーバが、前記需要家施設で受電又は給電した電力量に基づく請求情報の請求額と、前記施設外請求情報の請求額とを合算して合算請求額の情報を生成するステップと、
前記幹事サーバが、前記合算請求額の情報を前記電力会社内サーバに送信するステップと、
を含むことが好ましい。
また、本発明に係る電力管理方法において、
前記電力管理システムが備える前記幹事サーバは、前記電力網に電力を供給する各電力会社の電力受給計画を記憶し、
前記幹事サーバが、前記合算請求額を、前記電力受給計画に基づく想定請求額に近づけるように調整した調整後請求額の情報を生成するステップを更に含み、
前記幹事サーバが前記合算請求額の情報を前記電力会社内サーバに送信するステップは、前記合算請求額の情報に代えて前記調整後請求額を送信するステップである、
ことが好ましい。
また、上述した諸課題を解決すべく、本発明に係る電力管理システムは、
需要家の施設外に設けた電力受給装置を管理する受給装置管理サーバと、
電力網の電力品質を維持するためのアンシラリー情報を取得する送配電サーバと、
前記電力受給装置を経由した受電又は給電の開始を申請する前記需要家の機器と、
を含み、
前記送配電サーバは、前記機器による前記受電又は給電の開始の申請を、前記アンシラリー情報に基づいて承認又は却下することを特徴とする。
さらに、上述した諸課題を解決すべく、本発明に係るサーバ装置は、
電力網の電力品質を維持するためのアンシラリー情報を取得するサーバ装置と、需要家の需要家施設外に設けた電力受給装置と、前記電力受給装置を経由した受電又は給電の開始を申請する前記需要家の機器と、を含む電力管理システムにおけるサーバ装置であって、
前記機器による前記受電又は給電の開始の申請を、前記アンシラリー情報に基づいて承認又は却下することを特徴とする。
本発明に係る電力管理方法、電力管理システム及び送配電サーバによれば、電力網の電力品質を維持することができる。
本発明の第1実施形態に係る電力管理システムのブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る電力供給開始方法を説明するシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係る電力供給終了方法(規定手順)を説明するシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係る電力供給終了方法(タイムアウト)を説明するシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係る電力料金精算方法を説明するシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係る電力需給調整方法を説明するシーケンス図(その1)である。 本発明の第1実施形態に係る電力需給調整方法を説明するシーケンス図(その2)である。 本発明の第1実施形態に係る需給調整機器リスト更新方法を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電力管理システムのブロック図である。
以下、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電力管理システム1の概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係る電力管理システム1は、電力網10と、第1電力量計11と、第2電力量計と、施設内電力量計13と、施設外電力量計14と、電力系統監視装置と、第1発電所20と、第2発電所30と、送配電サーバ40と、第1電力会社内サーバ50と、第2電力会社内サーバ60と、需要家施設70と、電力受給装置80と、幹事サーバ91と、受給装置管理サーバ92と、認証記憶部100と、アグリゲータサーバ110と、インターネット等の通信網120とを備える。ここで、需要家施設70は、第1機器71と、第2機器72と、電力管理装置73とを備える。幹事サーバ91及び受給装置管理サーバ92は、1つの組織体である管理サーバ90であってもよい。
電力網10は、接続される各構成部に電力を供給・配送する電力網である。電力網10は、第1電力量計11、第2電力量計12、施設内電力量計13、施設外電力量計14、及び電力系統監視装置15と、それぞれ接続される。
第1電力量計11、第2電力量計12、施設内電力量計13、及び施設外電力量計14は、それぞれ記憶部11aから14a、制御部11bから14b、及び通信部11cから14cを備える。第1電力量計11は第1発電所20で発電した電力を、第2電力量計12は第2発電所30で発電した電力を、施設内電力量計13は需要家施設70で消費・発生した電力を、施設外電力量計14は電力受給装置80で消費・発生した電力を、それぞれ制御部11bから14bを用いて計測し、記憶部11aから14aに記憶する。また、は、第1電力量計11、第2電力量計12、施設内電力量計13、及び施設外電力量計14の記憶部11aから14aは、それぞれ固有の識別情報(電力量計ID)を記憶する。
電力系統監視装置15は、記憶部15a、制御部15b、及び通信部15cを備え、制御部15bを用いて電力網10の状態を監視し、電力網10の状態に関する情報を通信部15cを用いて送配電サーバ40に送信する。ここで、電力系統監視装置15が送配電サーバ40に送信する電力網10の状態に関する情報は、電力網10の電力品質(例えば、周波数や電圧)を維持するための情報(アンシラリー情報)である。
第1発電所20及び第2発電所30は、それぞれ第1電力会社及び第2電力会社が保有する発電所であり、発電した電力を電力網10に供給する。
送配電サーバ(サーバ装置)40は、記憶部40a、制御部40b、及び通信部40cを備え、第1電力量計11、第2電力量計12、施設内電力量計13、及び施設外電力量計14と、通信部40cを用いて通信可能に接続される。送配電サーバ40は、電力系統監視装置15から通信部40cを用いて取得するアンシラリー情報を記憶部40aに記憶し、このアンシラリー情報に基づいて、制御部40bを用いて電力網10の状態を監視し、電力網10の安定化のために、必要に応じて、電力の供給側や需要側に命令を送信する。送配電サーバ40と各構成部との接続には、有線による通信を用いても無線による通信を用いてもよい。
第1電力会社内サーバ50及び第2電力会社内サーバ60は、それぞれ記憶部50a,60a、制御部50b,60b、及び通信部50c,60cを備え、それぞれ電力の販売事業を行う第1電力会社及び第2電力会社が保有するサーバである。第1電力会社内サーバ50及び第2電力会社内サーバ60は、各電力会社の契約需要家に対する電力受給を制御部50b、60bを用いて制御する。電力管理システム1は、更に他の電力会社が保有するサーバを備えてもよい。
需要家施設70は、第1電力会社と電力受給契約を結んだ需要家が、契約に基づいて第1電力会社から電力供給を受け、また発電した電力を第1電力会社に供給する施設である。需要家施設70は電力管理システム1が備える需要家施設の一例であり、電力管理システム1は、第2電力会社と契約した需要家を含む他の需要家の需要家施設も備える。需要家施設70は、第1機器71と、第2機器72と、電力管理装置73とを備える。
第1機器71及び第2機器72は、需要家施設70が備える電力受給を行う機器の一例である。第1機器71及び第2機器72は、それぞれ記憶部71a,72a、制御部71b,72b、及び通信部71c,72cを備え、共に需要家の識別情報である需要家IDを記憶部71a,72bに記憶する、電子機器や蓄電池等の機器である。また、第2機器72は、需要家施設70の外部に持ち出して使用することができ、需要家施設70外においては、電力受給装置80を介して電力網10への電力の受給が可能であり、通信部72cを用いて通信網120を介した通信が可能である。
電力管理装置73は、記憶部73a、制御部73b、及び通信部73cを備え、アグリゲータサーバ110の指示を受けて需要家施設70内の電力の需給調整を行う、例えばエネルギー管理システム(EMS)の機能を有する装置である。電力管理装置73は、需要家施設70で管理する機器を登録した管理機器リストと、電力の需給調整に使用可能な機器を登録した需給調整機器リストとを記憶部73aに記憶する。また、電力管理装置73は、通信部73cを用いて、施設内における通信である施設内通信と、通信網120を介した外部通信とが可能である。
電力受給装置80は、記憶部80a、制御部80b、及び通信部80cを備え、受給装置管理サーバ92により管理され、需要家施設70の外部に設置される。電力受給装置80は、電力網10と系統連系しており、接続された第2機器72等の外部機器に電力を供給したり、逆潮流により電力網10に電力を供給したりすることができる。電力受給装置80は、複数設置されていてもよい。
幹事サーバ91は、記憶部91a、制御部91b、及び通信部91cを備え、バランシンググループである幹事事業者が運用するサーバである。幹事サーバ91は、受給装置管理サーバ92、第1電力会社内サーバ50、及び第2電力会社内サーバ60と協働して、電力供給予測、電力供給、及び電気料金の清算等を行うサーバである。幹事サーバ91は、電力網10に電力を供給する第1電力会社や第2電力会社等の電力会社の電力受給計画の情報を、記憶部91aに記憶する。
受給装置管理サーバ92は、記憶部92a、制御部92b、及び通信部92cを備え、受給装置管理事業者が運用し、電力受給装置80を管理し、電力受給装置80を介して電力サービスを提供するサーバである。受給装置管理サーバ92は、通信部92cを用いて認証記憶部100を参照することができる。ここで、認証記憶部100は、需要家識別情報である需要家IDと、契約している電力会社との対応情報を記憶し、また、各電力量計11〜14の識別情報を記憶するデータベースである。認証記憶部100の記憶内容は、受給装置管理サーバ92の記憶部92aが記憶してもよい。
アグリゲータサーバ110は、記憶部110a、制御部110b、及び通信部110cを備え、需要家施設70を含む各需要家施設の電力需給を監視し、第1電力会社内サーバ50の要請を受けて需要家施設70を含む各需要家施設に通信網120経由で需給調整要請を送信するサーバである。また、アグリゲータサーバ110は、需要家施設70を含む各需要家施設が所有する機器や発電装置、蓄電池等の情報を記憶部110aに記憶し、どの程度電力需給調整が可能かという電力需給調整範囲情報を記憶部110aに記憶している。更に、アグリゲータサーバ110と同様のアグリゲータサーバが、通信網120を介して第2電力会社内サーバ60と接続されていてもよい。
ここで、需要家が第2機器72を需要家施設70から外部に持ち出し、移動先である電力受給装置80から電気供給を受けるための方法について説明する。図2は、本実施形態に係る電力管理システム1における、電力受給装置80から第2機器72への電力供給開始方法を説明するシーケンス図である。
ここで、第2機器72と受給装置管理サーバ92との間での情報伝達は通信網120を介した通信を用い、受給装置管理サーバ92と施設外電力量計14との間での情報伝達は送配電サーバ40を介した通信を用い、第2機器72と電力受給装置80又は施設外電力量計14との情報伝達は、有線又は無線による通信を用いる。
需要家は、第2機器72を持って移動し、移動先で受給装置管理サーバ92の管理する電力受給装置80からの電力供給を要求する(ステップS111)。具体的には、例えば、需要家は、第2機器72を電力受給装置80と接続し、電力供給を受けるための所定の操作を第2機器72に入力する。
第2機器72は、要求に応じて、施設外電力量計14の識別情報を取得する(ステップS112)。具体的には、第2機器72は、施設外電力量計14に施設外電力量計14の識別情報の要求を通信部72cを用いて送信し、施設外電力量計14は、要求を受信すると第2機器72に施設外電力量計14の識別情報である電力量計IDを通信部14cを用いて送信する。
第2機器72は、電力量計IDを受信すると、受電開始の申請を、記憶部72aに記憶された需要家識別番号である需要家ID及び取得した施設外電力量計14の識別情報である電力量計IDと共に、通信部72cを用いて受給装置管理サーバ92に送信する(ステップS113)。
受給装置管理サーバ92は、受信した需要家IDと電力量計IDとを認証記憶部100を用いて認証し、認証が成功すると、申請が承認された旨の通知を通信部92cを用いて送配電サーバ40に送信する(ステップS114)。具体的には、受給装置管理サーバ92は、需要家IDが認証記憶部100に記憶された電力会社の契約者識別情報と一致し、かつ、電力量計IDが認証記憶部100に記憶された受給装置管理サーバ92の管理する電力量計の識別情報と一致するとき、認証が成功したと判定し、それ以外のときは認証が失敗したと判定する。認証が失敗したと判定したときは、申請が却下された旨の通知を通信部92cを用いて第2機器72に送信し、処理を終了する。
ここで、送配電サーバ40は、電力系統監視装置15から取得するアンシラリー情報に基づいて、第2機器72に電力供給して良いか否かを判定し、電力供給して良いと判定したとき、申請が承認された旨の通知を第2機器72に送信する(ステップS115)。電力供給できないと判定したときは、申請が却下された旨の通知を通信部40cを用いて第2機器72に送信し、処理を終了する。
受電開始の申請が承認されると、受給装置管理サーバ92は第2機器72への電力供給の開始手続きに入る。まず、受給装置管理サーバ92は、施設外電力量計14の現在の状態を確認する(ステップS116)。具体的には、受給装置管理サーバ92は、施設外電力量計14に現在の状態の問い合わせを通信部92cを用いて送信し、施設外電力量計14は、問い合わせの受信に応じて通信部14cを用いて受給装置管理サーバ92に現在の状態を送信する。ここで、本発明において、施設外電力量計14の現在の状態には、施設外電力量計14の供給電力量の計測値、ブレーカーの開閉状態、ブレーカーが開状態であるときは電力量計ID及び電力供給先の機器の需要家IDが含まれる。本発明において、ブレーカーの開状態とは、施設外電力量計14内のブレーカーが電路を開放し開通している状態を意味し、ブレーカーの閉状態とは、施設外電力量計14内のブレーカーが電路を遮断し閉鎖している状態を意味する。
受給装置管理サーバ92は、施設外電力量計14の現在の状態に基づき、電力供給の可否を判断して、第2機器72に電力供給を行う為の開通指示を通信部92cを用いて施設外電力量計14に送信する(ステップS117)。具体的には、受給装置管理サーバ92は、施設外電力量計14の現在の状態として、ブレーカーが閉状態であるときは、電力供給が可であると判断して、開通指示を施設外電力量計14に送信する。一方、受給装置管理サーバ92は、施設外電力量計14の現在の状態として、ブレーカーが開状態であるときは、ステップS116で受信した需要家IDと電力量計IDとを確認し、ステップS113で受信した需要家IDと電力量計IDとがこの組み合わせの申請である場合は既に電力供給がされていると判断して、開通指示を送信しない。受信した需要家IDと電力量計IDとの組み合わせが異なる場合は、施設外電力量計14に閉鎖指示を送信した後、改めて開通指示を送信する。
施設外電力量計14は、開通指示を受信すると、ブレーカーを開状態に変更し、第2機器72への電力供給及び供給電力量の計測を開始すると共に、開通が完了した旨の報告を通信部14cを用いて受給装置管理サーバ92に送信する(ステップS118)。
次に第2機器72への電力供給を終了するための方法について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、本実施形態に係る電力管理システム1における、予め決められた手順に従った、電力受給装置80から第2機器72への電力供給終了方法を説明するシーケンス図である。
上述の電力供給開始方法による電力供給の開始後、第2機器72は、例えば需要家等の使用者の操作により、受電終了指示を受け付ける(ステップS121)。すると、第2機器72は、受電終了の申請を、需要家ID及び電力量計IDと共に、通信部72cを用いて受給装置管理サーバ92に送信する(ステップS122)。
受給装置管理サーバ92は、受信した需要家IDと電力量計IDとを認証記憶部100を用いて認証し、認証が成功すると、申請が承認された旨の通知を通信部92cを用いて第2機器72に送信する(ステップS123)。具体的には、図2で示した電力供給開始方法におけるステップS114と同様に、受給装置管理サーバ92は、需要家IDが認証記憶部100に記憶された電力会社の契約者識別情報と一致し、かつ、電力量計IDが認証記憶部100に記憶された受給装置管理サーバ92の管理する電力量計の識別情報と一致するとき、認証が成功したと判定し、それ以外のときは認証が失敗したと判定する。
認証が成功すると、受給装置管理サーバ92は、第2機器72への電力供給の終了手続きに入る。まず、受給装置管理サーバ92は、施設外電力量計14の現在の供給電力量の計測値を確認する(ステップS124)。具体的には、受給装置管理サーバ92は、通信部92cを用いて施設外電力量計14に現在の供給電力量の計測値の問い合わせを送信し、施設外電力量計14は、問い合わせの受信に応じて受給装置管理サーバ92に通信部14cを用いて現在の供給電力量の計測値を送信する。
受給装置管理サーバ92は、受信した現在の供給電力量の計測値と、電力供給開始方法におけるステップS114において取得した電力供給開始時における供給電力量の計測値とに基づいて、需要家が第2機器72を用いて電力受給装置80から供給を受けた電力量を需要家IDと関連付けて、施設外使用情報として記憶部92aに記憶する(ステップS125)。そして、受給装置管理サーバ92は、ブレーカーの閉鎖指示を通信部92cを用いて施設外電力量計14に送信する(ステップS126)。
施設外電力量計14は、閉鎖指示を受信すると、ブレーカーを閉状態に変更し、第2機器72への電力供給を終了すると共に、閉鎖が完了した旨の報告を通信部14cを用いて受給装置管理サーバ92に送信する(ステップS127)。
図4は、本実施形態に係る電力管理システム1における、タイムアウトによる、電力受給装置80から第2機器72への電力供給終了方法を説明するシーケンス図である。
上述の電力供給開始方法による電力供給の開始後、受給装置管理サーバ92は、一定頻度で施設外電力量計14の現在の供給電力量の計測値を確認する(ステップS131)。具体的には、受給装置管理サーバ92は、一定頻度で施設外電力量計14に通信部92cを用いて現在の供給電力量の計測値の問い合わせを送信し、施設外電力量計14は、問い合わせの受信の度に受給装置管理サーバ92に通信部14cを用いて現在の供給電力量の計測値を送信する。
ここで、例えば、第2機器72が電力受給装置80から取り外される、又は第2機器72の充電が完了する等により、電力受給装置80からの電力供給が停止する(ステップS132)。
受給装置管理サーバ92は、施設外電力量計14の供給電力量の計測値が一定期間変化しないことを確認すると(ステップS133、S134)、タイムアウトとなり、第2機器72の電力使用が終了したと判断する(ステップS135)。その後、受信した現在の供給電力量の計測値と、電力供給開始方法におけるステップS114において取得した電力供給開始時における供給電力量の計測値とに基づいて、需要家が第2機器72を用いて電力受給装置80から供給を受けた電力量を需要家IDと関連付けて、施設外使用情報として記憶部92aに記憶する(ステップS136)。そして、受給装置管理サーバ92は、ブレーカーの閉鎖指示を施設外電力量計14に通信部92cを用いて送信する(ステップS136)。
施設外電力量計14は、閉鎖指示を受信すると、ブレーカーを閉状態に変更し、第2機器72への電力供給を終了すると共に、閉鎖が完了した旨の報告を受給装置管理サーバ92に通信部14cを用いて送信する(ステップS137)。
以上、図2から図4を用いて、電力受給の開始方法及び終了方法を説明したが、同様の手順で第2機器72から電力網10に電力を供給する給電も、同様に可能である。
次に各会社、事業者間における電力料金の精算方法について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る電力管理システム1における、電力料金精算方法を説明するシーケンス図である。
送配電サーバ40は、所定の周期、例えば月1回の頻度で、送配電網を流れた電力の請求情報を作成し、通信部40cを用いて幹事サーバ91に送信する(ステップS141)。具体的には、送配電サーバ40は、第1電力会社内サーバ50、第2電力会社内サーバ60及び受給装置管理サーバ92それぞれに対する料金支払いの請求情報を作成し、まとめて幹事サーバ91に送信する。ここで、第1電力会社内サーバ50及び第2電力会社内サーバ60に対する請求情報は、第1電力会社及び第2電力会社それぞれの契約需要家が需要家施設70で受電又は給電した電力量の情報(施設内使用情報)に基づく。また受給装置管理サーバ92に対する請求情報は、第1電力会社及び第2電力会社それぞれの契約需要家が電力受給装置80等の需要家施設外の需給装置で受電または給電した電力用の情報に基づく。
幹事サーバ91は、請求情報を受信すると、第1電力会社及び第2電力会社それぞれの契約需要家が需要家施設外で使用した電力量に基づく清算情報を作成する為に、受給装置管理サーバ92に対して請求情報通知を通信部91cを用いて送信する(ステップS142)。また、幹事サーバ91は、受信した各サーバに対する請求情報の精算額の支払いを、まとめて送配電サーバ40に対して行う(ステップS143)。
受給装置管理サーバ92は、請求情報通知を受信すると、施設外使用情報を、需要家識別情報に対応する電力会社毎に分類し、各電力会社の契約需要家に対する需要家施設70の外部での電力使用についての請求情報(以下、適宜「施設外請求情報」と略記する)を生成する(ステップS144)。そして、受給装置管理サーバ92は、この各電力会社内サーバに対する施設外請求情報を、通信部92cを用いて幹事サーバ91に送信する(ステップS145)。
幹事サーバ91は、送配電サーバ40から受信した各電力会社内サーバに対する請求情報と、受給装置管理サーバ92から受信した各電力会社の契約需要家に対する施設外請求情報とに基づいて、各電力会社に対する各請求情報の請求額を合算した合算請求額の情報を生成する。そして、この合算請求額を、記憶部91aに記憶された各電力会社の電力受給計画に基づく想定請求額と比較し、電力網10に接続される電力会社内サーバに対する請求額間の調整を行い、調整後請求額の情報を生成する(ステップS146)。具体的には、合算請求額を想定請求額に近づけた調整後請求額を生成する、例えば、第1電力会社内サーバ50に対する合算請求額が想定請求額を上回り、第2電力会社に対する合算請求額が想定請求額を下回る場合、第1電力会社の超過分を第2電力会社が補填しているとみなし、第1電力会社への合算請求額の超過分を第2電力会社内の合算請求額の減額とするよう請求額の総額は変わらないようにして調整を行う。
幹事サーバ91は、調整後請求額を請求情報として、通信部91cを用いて、第1電力会社内サーバ50、第2電力会社内サーバ60及び受給装置管理サーバ92に送信する(ステップS147)。
このように、本実施形態に係る電気料金精算方法を用いれば、需要家施設70外での電力供給に特化した電力受給装置80を用いて、需要家施設70外での電力需給設備を持たない第1電力会社、第2電力会社があたかも自社サービスのように需要家と契約した電力需給サービスを場所の制約を受けずに提供可能になる。また、各電力会社の電力需給の実績に電力受給計画と差異が生じた場合でも、電力会社内サーバに対する請求額間で調整を行い、電力受給計画に近い実績とすることができる。
図6及び図7は、本実施形態に係る電力管理システム1における、電力需給調整方法を説明するシーケンス図である。ここでは、第2機器72は需要家施設70から外部に持ちだされ、電力受給装置80から電気供給を受けていると仮定する。
送配電サーバ40は、電力系統監視装置15を用いて電力網10の運転状況を監視する(ステップS151)。送配電サーバ40は、電力網10の需給調整が必要と判断すると、通信部40cを用いて需給調整要請を第1電力会社内サーバ50に送信し、第1電力会社内サーバ50は、需給調整要請を受信すると、通信部50cを用いてアグリゲータサーバ110に調整要請を送信する(ステップS152)。ここで需給調整が必要と判断するのは、例えば、電力の需要と供給に著しく差異が発生したとき、又は発生が予測されるときや、電力品質を示す電圧や周波数(アンシラリー情報)が既定の範囲を超えたとき、又は超えることが予測されるときである。
アグリゲータサーバ110は第1電力会社内サーバ50から需給調整指示を受けると、電力需給調整範囲情報に基づき、どの需要家にどの程度の需給調整を依頼するかの全体調整計画を策定し(ステップS153)、需要家施設70に設置された電力管理装置73に、通信部110cを用いて全体調整計画に基づく需給調整要請を送信する(ステップS154)。
電力管理装置73は、第1機器71及び第2機器72の過去の稼働状況に基づき個別調整計画を策定し、個別調整計画が規定する調整時刻になると、調整を開始する(ステップS155)。
電力管理装置73は、第1機器71及び/又は第2機器72に、通信部73cを用いて需給調整の指示を送信し、第1機器71及び第2機器72は、調整指示を受信した旨の通知をそれぞれ通信部71c及び通信部72cを用いて電力管理装置73に返信する(ステップS156)。具体的には、例えば、電力管理装置73は、需給調整対象リストに登録された機器に対して施設内通信によって調整指示を送信し、送信できない機器がある場合には、外部通信によって調整指示を送信する。または、例えば、個別調整計画の策定後、調整時刻になる前に、機器が施設内通信によって通信可能である間に調整指示を予め送信する。調整指示を受信すると、例えば第2機器72は、ここでは施設外にあるので、要請された調整指示による調整を全て実施する旨の応答をしてもよいし、施設外利用で必要となる容量を残す旨を応答してもよい。ここで需給調整とは、節電動作、発電動作又は蓄電池の充放電動作等である。
第2機器72は、電力供給を受ける電力受給装置80又は施設外電力量計14と通信して、調整を開始する前の現在の電力、周波数、及び電圧の各測定値を取得し、需要家施設70内に設置された電力管理装置73に通信部72cを用いて送信する(ステップS157)。そして、第1機器71及び第2機器72は、需給調整を実行する(ステップS158)。
指定された調整時刻が終了すると(ステップS159)、電力管理装置73は、第1機器71及び第2機器72に対し、通信部73cを用いて需給調整の終了指示を送信する(ステップS160)。第2機器72は、電力受給装置80又は施設外電力量計14と通信し、調整終了時の現在の電力、周波数、及び電圧の測定値を取得する(ステップS161)。
その後、電力管理装置73は、第2機器72の調整結果を確認し(ステップS162)、需要家施設70内の第2機器72等の調整結果と合算することで集計し(ステップS163)、結果を通信部73cを用いてアグリゲータサーバ110に送信する(ステップS164)。
アグリゲータサーバ110は、各需要家からの調整結果を集計し(ステップS165)、通信部110cを用いて第1電力会社内サーバ50に送信し(ステップS166)、第1電力会社内サーバ50はその結果を通信部50cを用いて送配電サーバ40に送信する(ステップS167)。
このように、本実施形態に係る電力需給調整方法を用いれば、需要家が第2機器72を用いて需要家施設70外の電力受給装置80を利用しながら需給調整を行うことで、需要家が電力網の電力品質の維持に協力し、電力系統の安定化に寄与することができる。
図8は、本実施形態に係る電力管理装置73における、需給調整機器リスト更新方法を説明するフローチャートである。
電力管理装置73は、管理機器リストを読み出し、管理機器リストに登録された機器である第1機器71及び第2機器72の所在を確認する(ステップS201)。具体的には、電力管理装置73は、それぞれの機器に応じて、手動操作により又は自動で確認してもよいし、有線通信又は無線通信の接続状況で確認してもよい。また、この確認は需要家施設70内、需要家施設70外それぞれ別々の方法で同時に行ってもよい。
電力管理装置73は、管理機器リストに登録された第1機器71又は第2機器72のうち、所在が確認できないもの、又は需給調整に使えないもの等、除外対象機器があれば(ステップS202のYes)、その機器を除いた需給調整機器リストを生成・更新する(ステップS203)。一方、電力管理装置73は、除外対象機器が無ければ(ステップS202のNo)、処理を終了する。
需給管理装置は一定周期毎にこの確認を行うことで、常に第1機器71及び第2機器72の所在を把握することができる。
図6から図8において、需要家施設70外で受給装置管理サーバ92が提供する電力受給装置80を使っているときに電力系統の安定化に用いられる需給調整技術の動作方法について説明したが、この調整技術が動作している間、受給装置管理サーバ92は何も行わなくてもよい。即ち、第1電力会社は需給調整サービスを提供し、第2電力会社は需給調整サービスを提供しなくても、この受給装置管理サーバ92が構築する電力接続サービスには影響しない。
このように、本実施形態によれば、電力管理システム1は、需要家の施設外に設けた電力受給装置を管理する受給装置管理サーバ92と、電力網10の電力品質を維持するためのアンシラリー情報を取得する送配電サーバ40と、電力受給装置80を経由した受電又は給電の開始を申請する需要家の第2機器72と、を備え、送配電サーバ40は、第2機器72による受電又は開始の申請を、アンシラリー情報に基づいて承認又は却下する。従って、電力網の電力品質を維持することができる。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態に係る電力管理システム1’の概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係る電力管理システム1’は、電力網10と、第1電力量計11と、第2電力量計12と、施設内電力量計13と、施設外電力量計14と、電力系統監視装置と、第1発電所20と、第2発電所30と、送配電サーバ40と、第1電力会社内サーバ50と、第2電力会社内サーバ60と、需要家施設70と、電力受給装置80と、アグリゲータサーバ110と、インターネット等の通信網120とを備える。ここで、需要家施設70は、第1機器71と、第2機器72と、電力管理装置73とを備える。
第1電力会社内サーバ50及び第2電力会社内サーバ60は、第1実施形態に係る電力管理システム1が備える認証記憶部100と同様の記憶部を備える。第1電力会社内サーバ50及び第2電力会社内サーバ60以外の構成部については、第1実施形態における各構成部と同一であるので、説明を省略する。
ここで、本実施形態に係る電力管理システム1’における、電力受給装置80から第2機器72への電力供給開始方法及び電力供給終了方法は、図2から図4における第1電力会社内サーバ50における処理と受給装置管理サーバ92における処理とを、第1電力会社内サーバ50がまとめて実行することで、実施することができる。
また、本実施形態に係る電力管理システム1’における、電力需給調整方法及び需給調整機器リスト更新方法は、図6から図8の各ステップの処理を実行することで、実施することができる。
このように、本実施形態によれば、電力管理システム1’は、電力網10の電力品質を維持するためのアンシラリー情報を取得する送配電サーバ40と、電力受給装置80を経由した受電又は給電の開始を申請する需要家の第2機器72と、を備え、送配電サーバ40は、第2機器72による受電又は開始の申請を、アンシラリー情報に基づいて承認又は却下する。従って、電力網の電力品質を維持することができる。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
具体的には、各実施形態における、送配電サーバ40、第1電力会社内サーバ50、第2電力会社内サーバ60、幹事サーバ91、受給装置管理サーバ92、及びアグリゲータサーバ110は、これらの機能の一部又は全てが統合されたサーバ装置としてもよいし、または更に細分化されたサーバ装置としてもよい。また、これらサーバ装置は、いわゆるクラウドコンピューティングサービスの形態で提供されてもよい。
1,1’ 電力管理システム
10 電力網
11 第1電力量計
12 第2電力量計
13 施設内電力量計
14 施設外電力量計
15 電力系統監視装置
20 第1発電所
30 第2発電所
40 送配電サーバ(サーバ装置)
50 第1電力会社内サーバ
60 第2電力会社内サーバ
70 需要家施設
71 第1機器
72 第2機器
73 電力管理装置
80 電力受給装置
90 管理サーバ
91 幹事サーバ
92 受給装置管理サーバ
100 認証記憶部
110 アグリゲータサーバ
120 通信網

Claims (5)

  1. 需要家の需要家施設外に設けた電力受給装置を管理する受給装置管理サーバと、電力網の電力品質を維持するためのアンシラリー情報を取得する送配電サーバとを含む電力管理システムに用いる電力管理方法であって、
    前記受給装置管理サーバが、前記電力受給装置に接続された前記需要家の機器から、前記電力受給装置を経由した受電又は給電の開始の申請を受信した場合に、前記機器を保有する前記需要家を判定するステップと、
    前記送配電サーバが、前記受電又は給電の開始の申請を、前記アンシラリー情報に基づいて承認又は却下するステップと、
    を含む電力管理方法。
  2. 前記電力管理システムは、前記需要家の前記需要家施設に対して前記電力網を介して電力を受給する複数の電力会社がそれぞれ保有する複数の電力会社内サーバと、電力供給予測、供給、及び演算を行う幹事サーバとを更に含み、
    前記受給装置管理サーバが、前記電力受給装置を用いて受電又は給電した前記機器を保有する前記需要家と、当該機器が受電又は給電した電力量とを関連付けて施設外使用情報として記憶するステップと、
    前記受給装置管理サーバが、前記施設外使用情報を前記需要家が契約する電力会社毎に分類し、前記電力会社内サーバに対する施設外請求情報を生成して前記幹事サーバに送信するステップと、
    前記幹事サーバが、前記需要家施設で受電又は給電した電力量に基づく請求情報の請求額と、前記施設外請求情報の請求額とを合算して合算請求額の情報を生成するステップと、
    前記幹事サーバが、前記合算請求額の情報を前記電力会社内サーバに送信するステップと、
    を含む、請求項1に記載の電力管理方法。
  3. 前記電力管理システムが備える前記幹事サーバは、前記電力網に電力を供給する各電力会社の電力受給計画を記憶し、
    前記幹事サーバが、前記合算請求額を、前記電力受給計画に基づく想定請求額に近づけるように調整した調整後請求額の情報を生成するステップを更に含み、
    前記幹事サーバが前記合算請求額の情報を前記電力会社内サーバに送信するステップは、前記合算請求額の情報に代えて前記調整後請求額を送信するステップである、
    請求項2に記載の電力管理方法。
  4. 需要家の需要家施設外に設けた電力受給装置を管理する受給装置管理サーバと、
    電力網の電力品質を維持するためのアンシラリー情報を取得する送配電サーバと
    含み、
    前記受給装置管理サーバが、前記電力受給装置に接続された前記需要家の機器から、前記電力受給装置を経由した受電又は給電の開始の申請を受信した場合に、前記機器を保有する前記需要家を判定し、
    前記送配電サーバは、前記機器による前記受電又は給電の開始の申請を、前記アンシラリー情報に基づいて承認又は却下する、
    電力管理システム。
  5. 需要家の需要家施設外に設けた電力受給装置を管理する受給装置管理サーバと、電力網の電力品質を維持するためのアンシラリー情報を取得する送配電サーバ、を含む電力管理システムにおける受給装置管理サーバであるサーバ装置であって、
    前記電力受給装置に接続された前記需要家の機器から、前記電力受給装置を経由した受電又は給電の開始の申請を受信した場合に、前記機器を保有する前記需要家を判定し、
    前記送配電サーバに、前記機器による前記受電又は給電の開始の申請を、前記アンシラリー情報に基づいて承認又は却下させる
    サーバ装置。
JP2015129181A 2015-06-26 2015-06-26 電力管理方法、電力管理システム及びサーバ装置 Active JP6664156B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129181A JP6664156B2 (ja) 2015-06-26 2015-06-26 電力管理方法、電力管理システム及びサーバ装置
PCT/JP2016/003074 WO2016208206A1 (ja) 2015-06-26 2016-06-24 サーバ、電力管理システム、及び電力管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129181A JP6664156B2 (ja) 2015-06-26 2015-06-26 電力管理方法、電力管理システム及びサーバ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017016199A JP2017016199A (ja) 2017-01-19
JP6664156B2 true JP6664156B2 (ja) 2020-03-13

Family

ID=57829202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015129181A Active JP6664156B2 (ja) 2015-06-26 2015-06-26 電力管理方法、電力管理システム及びサーバ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6664156B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002123578A (ja) * 2000-08-10 2002-04-26 Osaka Gas Co Ltd 電力小売システム
JP2002345149A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Ennet Corp 余剰電力管理システム
JP4050021B2 (ja) * 2001-07-21 2008-02-20 株式会社東芝 電力託送制御システムおよび電力取引方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017016199A (ja) 2017-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107240002B (zh) 一种电力交易方法、装置及微电网系统
US11150271B2 (en) Method or system for management of a device for energy consumption by applying blockchain protocol
EP4287441A2 (en) Systems for machine learning, optimising and managing local multi-asset flexibility of distributed energy storage resources
CN110383689A (zh) 用于跨时间电能产品的不确定性-灵活性匹配引擎
JP5936320B2 (ja) 電力授受システム、蓄電情報管理装置、制御方法、及びプログラム
WO2020231288A1 (ru) Информационная система купли-продажи электроэнергии
JPWO2020122039A1 (ja) データ管理方法、データ管理システム及びプログラム
JP6109971B2 (ja) 電力授受システム、蓄電情報管理装置、制御方法、プログラム及び電気自動車
GB2598495A (en) Systems for machine learning, optimising and managing local multi-asset flexibility of distributed energy storage resources
JP6664156B2 (ja) 電力管理方法、電力管理システム及びサーバ装置
JP2004274915A (ja) 給電計画システム
CN114026591A (zh) 用于与电网约束交易以确保电网稳定性的分布式账本
US20150340865A1 (en) Power control
US20210359542A1 (en) Power supply method and energy management system
Mohan et al. Multi‐stage energy‐risk adjustments using practical byzantine fault tolerance consensus for blockchain‐powered peer‐to‐peer transactive markets
JP6391190B2 (ja) 受電情報管理装置
JP6738380B2 (ja) 充電インフラ
EP4050548A1 (en) Transaction assistance system and transaction assistance method
WO2018181732A1 (ja) 電源制御方法、第2事業者サーバ及び制御装置
JP7456218B2 (ja) 管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム
JP2020091871A (ja) 電力取引履歴生成システム
JP7486653B1 (ja) 装置、方法およびプログラム
EP4050547A1 (en) Bidding assistance system and bidding assistance method
US20230123959A1 (en) Systems and methods for an energy monitoring and transfer
US20230394602A1 (en) Systems and methods for managing electricity supply from demand

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6664156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150