JP6663962B2 - 充填機 - Google Patents

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Description

本発明は、内容物が無菌充填されたスパウト付きパウチを製造する充填機に関する。
レトルトパウチは、食品等を長期保存する包装容器として一般に用いられている。
レトルトパウチにおいては、通常、内容物を充填した包装容器を密封後、高温で加熱殺菌することによって包装容器内部の食品を殺菌する「レトルト殺菌処理」により、長期保存を可能としている。
しかし、レトルト殺菌処理においては、充分な殺菌を行うため、食品をより高温でより長時間曝すことが多いことから、熱履歴による食品の触感や風味の低下が否めない。
一方、最近、飲みやすさ、注ぎやすさ、簡便さ等の点から、スパウトが取付けられたパウチ(以下、「スパウト付きパウチ」という。)が食品用包装容器として用いられている(例えば、特許文献1)。スパウト付きパウチにおいても、食品等を長期保存するためには、食品等を無菌状態に保つ必要がある。
スパウト付きパウチにおいては、必ずしもレトルト殺菌処理を必要としない、食品等を無菌で充填する方法が開発されてきている。例えば、特許文献2には、密封した状態で、予めパウチ容器を放射線滅菌処理したスパウト付きパウチを充填機内で外面殺菌処理を施し、密封を解除して予め殺菌処理を施した内容物を充填した後、別工程で殺菌処理を施したキャップを用いて、前記パウチ容器を密封することによって、レトルト殺菌処理を必要としないスパウト付きパウチの無菌充填方法が開示されている。
特開2006−206159号公報 特開2003−237742号公報
しかしながら、特許文献2に記載された無菌充填方法は、キャップを滅菌処理する別工程を有するため、煩雑である。また、前記無菌充填方法に用いられる無菌充填装置は、前記別工程のための装置を有するため、複雑な構造になり、小型化が図りにくい。さらに、前記別工程のための装置の内部を滅菌状態に維持しなければならないため、装置のメンテナンスが煩雑になる。
しかも、近年、キャップには、開封状態か未開封状態かの判別が可能な改ざん防止(タンパープルーフ)機能が付与されているため、構造が複雑化している。複雑な構造を有するキャップを滅菌しようとする場合、過酸化水素の噴霧が行き届かない部分が生じるため、滅菌が不充分になりやすい。そのため、複雑な構造を有するキャップの滅菌は、あらゆる方向から過酸化水素の噴霧を行わなければならない等、綿密に行わなければならない。
したがって、複雑な構造を有するキャップを用いる場合、これまでのスパウト付きパウチへの無菌充填方法では、工程がさらに煩雑になり、また、装置がさらに複雑化、大型化している。
そこで、本発明は、簡便にスパウト付きパウチに食品等の内容物を無菌充填でき、改ざん防止機能を有する複雑な構造のキャップを用いたとしても、小型でメンテナンスが容易な充填機を提供することを目的とする。
本発明は、スパウト付きパウチに内容物を無菌充填して栓により密栓する充填機である。
この充填機は、栓が取り付けられたスパウト付きパウチのスパウトの一部を収容可能な無菌チャンバーと、無菌チャンバー内に設けられ、スパウトの表面の一部及び栓の表面を滅菌可能な滅菌部と、無菌チャンバー内に設けられ、栓をスパウトから取外す開栓部と、無菌チャンバー内に設けられ、スパウト付きパウチ内に滅菌された内容物を充填する充填部と、無菌チャンバー内に設けられ、滅菌された栓をスパウトに取付ける再密栓部と、無菌チャンバー内でスパウト付きパウチを移動させる搬送プレートと、再密栓部の下流に設けられ、栓を覆うようにスパウトにキャップを装着して栓をキャップの内部に嵌め込むことにより、キャップをスパウトから取外した際に、栓がスパウト側に残ることなくキャップの内部に嵌った状態で外れるように栓とキャップとを一体化するキャッピング部とを備える。
本発明の充填機は、簡便にスパウト付きパウチに食品等の内容物を無菌充填でき、改ざん防止機能を有する複雑な構造のキャップを用いたとしても、小型かつメンテナンス容易に構成できる。
本発明における、内容物が無菌充填されたスパウト付きパウチの製造方法の一例の各工程を示す概略図である。 栓でスパウトを密栓した状態を示す斜視図である。 栓でスパウトを密栓した状態を示す正面断面図である。 栓がキャップと一体化した状態の一例を示す正面断面図である。 栓がキャップと一体化した状態の他の例を示す正面断面図である。 栓がキャップと一体化した状態の他の例を示す正面断面図である。 本発明に係る集積物の斜視図である。 スパウト付きパウチが、集積物から無菌チャンバー内に供給される態様を示す概略図である。
<内容物が無菌充填されたスパウト付きパウチの製造方法>
図1〜3を用いて、本発明の内容物が無菌充填されたスパウト付きパウチの製造方法(以下、単に「本法」ともいう。)の一実施形態について説明する。
図1は、本法の一実施形態の各工程を示す概略図である。
本実施形態は、供給工程と、滅菌工程と、開栓工程と、充填工程と、再密栓工程と、キャッピング工程と、を有する。本実施形態において、スパウト付きパウチ10は、図1の右方向に移動しながら、装置(充填機)1により連続的に処理される。本実施形態では、滅菌工程、開栓工程、充填工程及び再密栓工程は、装置1の無菌チャンバー30内で行われ、キャッピング工程は、装置1の無菌チャンバー30外で行われる。
以下、本実施形態の各構成について説明する。
(スパウト付きパウチ)
図1に示されるスパウト付きパウチ10は、栓11により密栓されたスパウト12が取付けられ、密封状態で内部が滅菌されたものである。
図2は、本実施形態の、栓11でスパウト12を密栓した状態を示す斜視図である。図3は、本実施形態の、栓11でスパウト12を密栓した状態を示す正面断面図である。
本実施形態のパウチ20は、袋状であり、パウチとして用いられる公知の構造であれば特に限定されない。パウチ20には、水等を大量に充填するなどの場合に持ち運びやすくするため、取っ手を取り付けてもよい。
パウチ20の材質は、食品等の内容物を充填するために用いられる樹脂であれば特に限定されず、例えば、ポリエチレン系樹脂フィルム、ポリプロピレン系樹脂フィルム等が挙げられる。また、パウチ20の材質をポリエチレン系樹脂フィルム、ポリプロピレン系樹脂フィルム等のオレフィン系樹脂フィルムとすれば、パウチ20とスパウト12との接着性をより高めることができる。
また、パウチ20の材質は、外部から透過する酸素により内容物が酸化することを防止するため、ガス透過性が抑えられた樹脂フィルムであることが好ましく、中でも、積層フィルムがより好ましい。
積層フィルムの構成としては、例えば、基材層と熱融着層とからなる積層フィルム、バリア層と熱融着層とからなる積層フィルム、基材層とバリア層と熱融着層とからなる積層フィルム、基材層とバリア層と機能層と熱融着層とからなる積層フィルム等が挙げられる。
基材層は、パウチ20の表面側に位置するように設計され、印刷適性に優れ、さらに突刺し耐性、剛性、耐衝撃性等を備えたフィルムが好ましい。基材層の材質としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等の延伸フィルムが挙げられる。基材層の厚みは、5〜50μmが好ましい。
熱融着層は、パウチ20の最内面層に位置するように設計され、パウチ20の周縁部同士、及び、パウチ20とスパウト12の間、をより接着しやすくする。熱融着層の材質は、パウチに通常用いられるものであれば特に限定されず、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンが、パウチ20とスパウト12との接着性を高める点から好ましい。パウチ20とスパウト12との接着性をより高めるには、パウチ20の材質は、スパウト12と同種の材質(例えば、ポリエチレンに対してポリエチレン、ポリプロピレンに対してポリプロピレン等)を用いることが好ましい。熱融着層の厚さは、20〜150μmが好ましい。
バリア層は、ガス透過性をさらに抑えるために設けられる。バリア層の材質としては、アルミニウム、銅、マグネシウム等の金属箔の他、上述の基材層に、アルミニウム、アルミナ、シリカ等の金属や金属酸化物を蒸着して形成した無機蒸着フィルムが挙げられる。バリア層と熱融着層とからなる積層フィルム等、バリア層がパウチ20のより外側に位置する場合には、剥離防止の観点から、バリア層は無機蒸着フィルムとすることが好ましい。バリア層の厚みは、5〜30μmが好ましい。
機能層は、突刺し強度や落下強度等、パウチ20に強靭性を付与するために設けられる。機能層の材質としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等の延伸フィルムが挙げられる。機能層の厚みは、5〜50μmが好ましい。
パウチ20の容量は、特に限定されず、用途に合わせて設定され、例えば、内容物として食品を充填する場合には、30〜2000mLの範囲で適宜設定することができる。
パウチ20は、公知の包装材の製造方法により製造することができる。
図2に示すように、本実施形態のスパウト12は、パウチ20に取付けられるプラスチック樹脂からなる成形品であって、パウチ20の内部と外部を連通させる管状体である。パウチ20におけるスパウト12の取り付け箇所は、特に限定されないが、開封時に内容物が吹出さないようにするため、通常、パウチ20の上部である。
本実施形態のスパウト12は、後述するキャップ42がネジ式で嵌められるため、外側面上にネジ山17が形成されている。
また、本実施形態のスパウト12には、外側面から外方向に突き出たフランジ18が形成されている。スパウト付きパウチ10は、フランジ18で搬送プレート34に吊り下げられて装置1内を搬送される。また、装置1内において、スパウト付きパウチ10の搬送間隔はフランジ18を利用して維持され、さらに、各工程における処理が的確に施されるように、フランジ18を利用してスパウト付きパウチ10の位置が制御される。また、フランジ18は、後述するホルダー50の吊下げ部51に引っ掛ける際にも利用される。
また、本実施形態のスパウト12には、フランジ18の下方に、パウチ取付け部19が形成されている。パウチ20は、熱融着により、パウチ取付け部19に隙間無く固定される。
スパウト12の内径は、特に限定されず、5〜30mmが好ましい。スパウト12の内径が5mm以上であれば、内容物を取り出しやすくなり、一方、30mm以下であれば、スパウト付きパウチ10を保管又は搬送する際に後述する栓11が外れにくい。
スパウト12の壁の厚さは、特に限定されず、0.5〜5mmが好ましい。スパウト12の壁の厚さが0.5mm以上であれば、充分な硬さが得られるためスパウト12の形状が円筒状に保たれやすくなり、一方、5mm以下であれば、材料コストの低下及びスパウト12の軽量化が図れる。
スパウト12の材質は、特に限定されないが、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン等が挙げられる。内容物が食品等の場合には、飲食の際に破損しにくく、内服しても生体への影響が小さいことを考慮して、スパウト12の材質は、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、ポリプロピレンが好ましく、さらに、ガス透過性が低い点から、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンがより好ましい。
スパウト12は、公知の成形方法により製造することができる。成形方法としては、例えば、射出成形、圧縮成形等が挙げられる。
本実施形態の栓11は、たらい型であり、上方から見ると円形状である。図3に示すとおり、栓11の底部21がスパウト12の開口部13に挿入される。栓11の縁部14は、外側に広がっており、その広がった部分の下面22が該スパウト12の口部15に密着している。また、栓11の外側面23も、該スパウト12の内壁上部に密着している。栓11は、このようにスパウト12と密着することにより、該スパウト12を密栓している。
栓11の外側面23における外径は、スパウト12の内径よりも0.05〜0.5mm大きいことが好ましく、0.1〜0.3mmがより好ましい。栓11の外側面23における外径がスパウト12の内径よりもこの範囲で大きいことにより、密栓がより確実になり、さらに、栓11がスパウト12から外れにくくなる。また、この範囲で大きければ、栓11を圧縮してスパウト12に嵌め込むことができる。
栓11の高さh(図3参照)は、後述する開栓工程で栓11を取外しやすい範囲で適宜設定できるが、スパウト12を充分に密栓でき、かつ、後述する栓脱着機38によるスパウト12からの取外しや、再密栓が行える範囲であることが好ましい。具体的な好適例としては、栓11の高さhは1.5〜10mmであることが好ましく、2.5〜5.5mmであることがより好ましい。
栓11は、以上に説明した構造を有することにより、スパウト付きパウチ10の内圧を上げてもスパウト12から外れにくくなり、スパウト付きパウチ10の内部の滅菌状態を維持できる。
図2,3に示すとおり、栓11の中心部には、突起16が、栓11によりスパウト12を密栓した状態での外方向に形成されている。なお、栓11の内方向とは、内容物が充填されたスパウト付きパウチ10における栓11の内容物側方向のことであり、栓11の外方向とは、栓11の内方向とは反対の方向のことであり、本実施形態においては上方向のことである。該突起16は、先端部24が基部25よりも太い構造を有する。該突起16がこの構造を有することにより、栓11が、後述する開栓工程でスパウト12から取外しやすくなり、さらに、後述する再密栓工程までの間に、後述する栓脱着機38から落下しにくくなる。
栓11の材質は、スパウト12との密着性が高い材質であれば特に限定されず、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン等の樹脂が挙げられる。中でも、スパウト12との密着性をより高くし、密栓状態をより確実にする点から、低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンが好ましい。
樹脂製の栓11は、公知の成形方法により製造することができる。成形方法としては、例えば、射出成形、圧縮成形等が挙げられる。
スパウト付きパウチ10は、その内部が予め滅菌された状態で後述の供給工程に供される。
スパウト付きパウチ10の内部を予め滅菌する方法は、特に限定されないが、例えば、放射線照射が挙げられる。放射線としては、例えば、γ線、電子線、X線等が挙げられる。照射する放射線の線量は、通常、滅菌操作で行われる程度でよく、例えば、スパウト付きパウチ10の内部を充分に滅菌でき、栓11、スパウト12及びパウチ20の品質を劣化させない程度が好ましい。
(供給工程)
図1に示すように、本実施形態の供給工程においては、スパウト付きパウチ10のうち、スパウト12の一部及び栓11(以下、「無菌チャンバー供給部位」とも称する。)は、供給部31を通じて、無菌チャンバー30内に供給される。無菌チャンバー供給部位の無菌チャンバー30内への供給は、フランジ18(図2,3参照)を搬送プレート34上に乗せてスパウト付きパウチ10を吊り下げることによって行われる。したがって、本実施形態では、スパウト12のうち、フランジ18よりも上部が「スパウト12の一部」に相当する。
搬送治具によって、搬送プレート34上に吊り下げられたスパウト付きパウチ10が図1の右方向へと搬送されることにより、無菌チャンバー供給部位が、供給部31を通じて無菌チャンバー30内に供給され、後の工程により処理される。無菌チャンバー30内は、滅菌室32と充填室33の2室により構成されている。無菌チャンバー30内を無菌に保つため、無菌チャンバー30内に外気が入り込まないよう、いずれの空間も陽圧に保たれている。
(滅菌工程)
本実施形態の滅菌工程においては、無菌チャンバー30内に供給された無菌チャンバー供給部位の表面が、該無菌チャンバー30内の滅菌室32にて、滅菌される。
本実施形態の滅菌方法の手順としては、まず、スプレー装置35により、過酸化水素が無菌チャンバー供給部位の表面に向けて噴霧される。噴霧された過酸化水素は、無菌チャンバー供給部位の表面で液化して付着したり、滅菌室32内で蒸気化過酸化水素となったりすることにより、滅菌作用を発揮する。
次いで、UV照射器36により、無菌チャンバー供給部位の表面に紫外線が照射される。
本実施形態では、滅菌室32と充填室33の間には、シャッター40が設けられている。シャッター40は、無菌チャンバー供給部位が通過する際に開閉するようになっている。シャッター40の開閉方向は、上下方向でもよく、横方向でもよい。シャッター40が閉まっている間は、滅菌室32内を蒸気化過酸化水素で充満又は飽和させることができ、これにより滅菌作用がより高まる。滅菌室32内に蒸気化過酸化水素を充満又は飽和させた上で、さらに、UV照射器36による紫外線照射を同時に行うことにより、蒸気化過酸化水素処理及び紫外線照射をそれぞれ単独で連続的に行った場合に比べ、滅菌作用が相乗的に向上する。
次いで、乾燥機37により、熱風が、無菌チャンバー供給部位の表面に吹付けられ、栓11の表面及びスパウト12の表面が充分に乾燥される。該熱風は、無菌チャンバー30の外部から取込んだ空気を利用したものでもよく、無菌チャンバー30内を循環させたものでもよいが、いずれの場合も、HEPAフィルター等の滅菌フィルター等により無菌化されている。
滅菌工程後、スパウト付きパウチ10は、充填室33に移される。
本実施形態では、充填室33に移された無菌チャンバー供給部位の表面には、乾燥機39により、さらに熱風が吹付けられ、無菌チャンバー供給部位の表面が完全に乾燥される。
(開栓工程)
本実施形態の開栓工程においては、表面が完全に乾燥された後、無菌チャンバー30内の充填室33にて、栓脱着機38により、栓11がスパウト12から取外される。
取外しの操作では、栓11は、上述の突起16が利用されて、摘み上げられる。上述したように、該突起16は先端部24が基部25よりも太い構造を有しているため、栓11は、本開栓工程でスパウト12から摘み上げて取外しやすく、また、後述する再密栓工程までの間に、栓脱着機38から落下しにくい。
(充填工程)
本実施形態の充填工程においては、無菌チャンバー30内の充填室33にて、スパウト12からスパウト付きパウチ10内に内容物が充填される。内容物は、充填前に滅菌処理が施され、滅菌状態で充填される。
内容物は、長期に保存した場合に、雑菌等の増殖により腐敗させたくないものであり、例えば、食品、飲料、内服薬、医薬部外品等が挙げられる。内容物の性状は、液状物、ゼリー状物が好ましい。
内容物の滅菌方法は、その内容物の滅菌に用いられる公知の方法であれば、特に限定されず、例えば、超高温加熱処理(UHT)プレート殺菌、チューブラー殺菌、スピンジェクション殺菌、ジュール殺菌、フィルター滅菌等が挙げられる。ミルク等の液体を内容物とする場合は、超高温加熱処理(UHT)プレート殺菌が好ましい。果肉入りジュース等の固形物が混在する内容物とする場合には、チューブラー殺菌が好ましい。
(再密栓工程)
本実施形態の再密栓工程においては、無菌チャンバー30内の充填室33にて、上述の開栓工程で取外した何れかの栓11が、スパウト12に取付けられ、密栓される。栓11は、上述の栓脱着機38により運ばれ、スパウト12に取り付けられる。
したがって、上述の開栓工程から再密栓工程まで、スパウト付きパウチ10の内部及び上述の無菌チャンバー供給部位の表面は、滅菌状態が維持される。
栓11は、開栓工程で該栓11が取外された元のスパウト12に取付けられてもよく、又は、開栓工程で該栓11とは別の栓11が取外されたスパウト12に取付けられてもよい。すなわち、開栓工程で取外した何れかの栓11が何れかのスパウト12に取付けられればよい。
本実施形態では、再密栓工程後、スパウト付きパウチ10がさらに図1の右方向へと搬送されることにより、無菌チャンバー供給部位は無菌チャンバー30外へと移される。
(キャッピング工程)
本実施形態のキャッピング工程においては、無菌チャンバー30外で、まず、キャップ42が栓11を覆うようにして装着され、次いで、キャップ巻締機41によりスパウト12に巻締められる。
キャップ42は、品質上清潔にされたものであればよく、内容物を腐敗させないという観点から、必ずしも完全滅菌されたものでなくてよい。キャップ42の構造は、スパウト12に組合せて取付けられる公知のものでよいが、通常、片側端が開口した円筒状である。本実施形態では、スパウト12にネジ式で嵌められるため、内側面上に、スパウト12のネジ山17に対応するネジ山が設けられている。
キャップ42の内径及び長さは、スパウト12が嵌るように設定されればよい。
キャップ42の壁の厚さは、特に限定されず、0.5〜5mmが好ましい。キャップ42の壁の厚さが0.5mm以上であれば、充分な硬さが得られるためキャップ42の形状が円筒状に保たれやすくなり、一方、5mm以下であれば、材料コストの低下及びキャップ42の軽量化が図れる。
キャップ42の材質は、特に限定されないが、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン等が挙げられる。中でも、スパウト12との密着性が高く、ガス透過性が低い点から、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンが好ましい。
(他の態様)
栓11の突起16の形状は、開栓工程において、栓脱着機38による、スパウト12に対する栓11の脱着が可能であれば、自由に設計できる。
供給工程において、無菌チャンバー30内に供給されるのは、上述の無菌チャンバー供給部位のみでなくてもよく、例えば、スパウト付きパウチ10全体が無菌チャンバー30内に供給されてもよい。しかし、滅菌処理の手間及びコストをより抑える点から、無菌チャンバー供給部位のみが好ましく、無菌チャンバー供給部位がより狭い範囲であることがより好ましい。
滅菌工程において、滅菌室32と充填室33の間にシャッター40が設けられていなくてもよく、シャッター40の代わりに、固定式の仕切りが設けられていてもよい。固定式の仕切りが設けられる場合には、該仕切りには、栓10とスパウト12が通過できる、最小限の通過孔が形成される。通過孔が最小限であることにより、滅菌室32内に蒸気化過酸化水素を充満又は飽和させやすくなるため、滅菌がより確実になる。
また、滅菌室32内を蒸気化過酸化水素で充満又は飽和させて滅菌を行う代わりに、滅菌室32内をスチーム(高温の水蒸気)で充満又は飽和させて滅菌を行ってもよい。スチームを用いる場合には、高圧蒸気滅菌するため、シャッター40が設けられ、滅菌中、シャッター40により滅菌室32が密閉状態にされることが好ましい。
滅菌室32と充填室33の設計は、シャッター40の取付け箇所を変更することにより、変更することができる。例えば、シャッター40は、スプレー装置35とUV照射器36の間、UV照射器36と乾燥機37の間、乾燥機37と乾燥機39の間に取付けることができる。滅菌室32内の容積をより小さくすることにより過酸化水素の使用量をより減らして、製造コストをより下げる点から、シャッター40の取付け箇所は、スプレー装置35とUV照射器36の間、UV照射器36と乾燥機37の間が好ましい。さらに、より高い滅菌効果を得る点から、シャッター40の取付け箇所は、UV照射器36と乾燥機37の間がより好ましい。
また、開栓工程において、栓11に突起16が形成されていなくても、栓脱着機38による、スパウト12に対する栓11の脱着が可能であれば、栓11に突起16が形成されていなくてもよい。栓11に突起16が形成されていない場合の、栓脱着機38によるスパウト12からの栓11の取外し方法としては、栓11の中心部を真空吸引して持ち上げる方法や、栓11の縁部14の端部を3本以上の爪により持ち上げる方法等が挙げられる。
キャッピング工程は、再密栓工程後、充填室33内で行われてもよく、キャップを取り付けるために、充填室33とは別に設けられた空間で行われてもよい。
キャップ42は、開封状態と未開封状態が判別可能な改ざん防止(タンパープルーフ)機能が付与されていることが好ましい。
キャッピング工程により、栓11は、キャップ42と一体化してもよく、キャップ42と一体化しなくてもよい。ここでいう「一体化する」とは、栓11がキャップ42内部に嵌め込まれることにより、キャップ42をスパウト12から取外した際に、栓11がスパウト12側に残ることなくキャップ42内部に嵌った状態で外れることを意味する。図4〜6に、栓11がキャップ42と一体化した状態の例の正面断面図を示す。
図4では、栓11の縁部14の端部がキャップ42の内壁に密着し、栓11はキャップ42から外れにくくなっている。栓11の材質とキャップ42の材質を摩擦係数が高い組合せにする等により、栓11はキャップ42からより外れにくくなる。
また、図5に示すアンダーカット43や図6に示すアンダーカット44を設ければ、栓11はキャップ42とより一体化しやすくなる。
本発明により無菌充填された内容物を使用するためキャップ42を開けた際に、栓11を開ける手間を省ける点から、キャッピング工程により、栓11は、キャップ42と一体化することが好ましい。
(作用効果)
本実施形態によれば、内容物が無菌充填されたスパウト付きパウチの製造方法において、キャップを滅菌する必要がないため、改ざん防止機能を有する複雑な構造のキャップを用いたとしても、工程がより簡便になり、装置の単純化、小型化が図れる。また、装置の単純化、小型化が図れるため、例えば、分解洗浄など、装置のメンテナンスが容易になる。
また、本実施形態では、栓は予めスパウト付きパウチに取付けられているため、無菌チャンバー内のスペースで栓及びスパウトの表面を滅菌するだけでよく、無菌チャンバーの外部に別の装置を設ける必要はない。したがって、装置の小型化が図れる。
さらに、無菌チャンバー内で栓及びスパウトの表面を滅菌する際も、栓の構造が複雑でないため、滅菌が容易かつ充分にできる。さらに、栓及びスパウトの表面の滅菌は、装置内の小さなスペースでできるため、装置の小型化が図れる。
<集積物>
図7を用いて、本発明の集積物の一実施形態を説明する。
図7は、本実施形態の集積物2の斜視図である。なお、図7中、図1〜3と同じ箇所については同じ符号を付している。
本実施形態の集積物2は、10個のスパウト付きパウチ10と、1個のホルダー50とからなる。
スパウト付きパウチ10は、上述の「内容物が無菌充填されたスパウト付きパウチの製造方法」で説明したものと同様であり、栓11により密栓されたスパウト12が取付けられ、密封状態で内部が滅菌されたものである。
(ホルダー)
本実施形態のホルダー50は、カーテンレール状であり、スパウト12のフランジ18から該スパウト12を密栓している栓11までを、ホルダー50内部に収めている。集積物2を持ち運ぶ際、ホルダー50を持てば、フランジ18が吊り下げ部51に引っ掛かり、スパウト付きパウチ10が吊り下げられた状態になる。この状態で、栓11の頭部の先端とホルダー50の内壁との間には、0.1〜3mmの隙間があるようにするのが好ましい。この隙間があることにより、スパウト付きパウチ10をホルダー50に出し入れする際、栓11の表面が傷つきにくくなる。また、ホルダー50を用いなくても栓11はスパウト12から充分外れにくいが、ホルダー50を用いた場合に隙間がこの範囲であれば、集積物2の保管又は搬送時に、圧力や衝撃により栓11がスパウト12から浮き上がりそうになっても、ホルダー50の内壁により栓11の頭部が抑え込まれるため、栓11がスパウト12から外れることをより確実に防止できる。そして、スパウト付きパウチ10の内部の滅菌状態をより確実に維持できる。
また、本実施形態において、10個のスパウト付きパウチ10は、1個のホルダー50により、整列された状態で一纏めに集積されている。集積物2は、この状態で、保管又は搬送される。
集積物2が上述の内容物が無菌充填されたスパウト付きパウチ10の製造方法に用いられる際、スパウト付きパウチ10は、供給工程で、ホルダー50から連続的に、搬送プレート34上に吊り下げられ、無菌チャンバー30内に供給される(図8参照)。
ホルダー50の材質は、特に限定されないが、例えば、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等が挙げられる。
ホルダー50は、公知の成形方法により製造することができる。成形方法としては、例えば、異形押出成形等が挙げられる。
スパウト付きパウチ10の内部の滅菌方法は、上述の「内容物が無菌充填されたスパウト付きパウチの製造方法」で説明したものと同様である。滅菌は、スパウト付きパウチ10が、栓11により密栓されたスパウト12が取付けられ、密封された後、上述の内容物が無菌充填されたスパウト付きパウチ10の製造方法に用いられる前であれば、いつなされてもよい。
(他の態様)
集積物中のスパウト付きパウチ10の数は、10個に限定されず、2個以上の範囲で適宜設定される。
集積物は、全体が外装により包装されていてもよい。スパウト付きパウチ10内部の滅菌状態がより確実に維持されるため、包装は密封されていることが好ましい。この場合、スパウト付きパウチ10の内部の滅菌は、包装前に行われてもよく、包装後に行われてもよい。
(作用効果)
本実施形態によれば、複数のスパウト付きパウチがホルダーにより整列された状態で一纏めに集積されているため、スパウト付きパウチの保管及び搬送が容易になる。
また、本実施形態によれば、本法の供給工程において、スパウト付きパウチを、搬送プレート上に連続的に吊り下げやすくなるため、無菌チャンバー供給部位を簡便に無菌チャンバー内に供給しやすくなり、本法の製造効率が向上する。
さらに、本実施形態によれば、スパウトのフランジから該スパウトを密栓している栓までがホルダー内部に閉じ込めているため、栓がスパウトからより外れにくくなっている。
1 装置;
2 集積物;
10 スパウト付きパウチ;
11 栓;
12 スパウト;
13 開口部;
14 縁部;
15 口部;
16 突起;
17 ネジ山;
18 フランジ;
19 パウチ取付け部;
20 パウチ;
21 底部;
22 下面;
23 外側面;
24 先端部;
25 基部;
30 無菌チャンバー;
31 供給部;
32 滅菌室;
33 充填室;
34 搬送プレート;
35 スプレー装置;
36 UV照射器;
37 乾燥機;
38 栓脱着機;
39 乾燥機;
40 シャッター;
41 キャップ巻締機;
42 キャップ;
43,44 アンダーカット;
50 ホルダー;
51 吊下げ部

Claims (8)

  1. スパウト付きパウチに内容物を無菌充填して栓により密栓する充填機であって、
    前記栓が取り付けられた前記スパウト付きパウチのスパウトの一部を収容可能な無菌チャンバーと、
    前記無菌チャンバー内に設けられ、前記スパウトの表面の一部及び前記栓の表面を滅菌可能な滅菌部と、
    前記無菌チャンバー内に設けられ、前記栓を前記スパウトから取外す開栓部と、
    前記無菌チャンバー内に設けられ、前記スパウト付きパウチ内に滅菌された内容物を充填する充填部と、
    前記無菌チャンバー内に設けられ、滅菌された前記栓を前記スパウトに取付ける再密栓部と、
    前記無菌チャンバー内で前記スパウト付きパウチを移動させる搬送プレートと、
    前記再密栓部の下流に設けられ、前記栓を覆うように前記スパウトにキャップを装着して前記栓を前記キャップの内部に嵌め込むことにより、前記キャップを前記スパウトから取外した際に、前記栓が前記スパウト側に残ることなく前記キャップの内部に嵌った状態で外れるように前記栓と前記キャップとを一体化するキャッピング部と、
    を備える、
    充填機。
  2. 前記無菌チャンバーは、前記栓が取り付けられた前記スパウトの一部のみを収容可能である、請求項1に記載の充填機。
  3. 前記無菌チャンバーは、
    前記滅菌部が設けられた滅菌室と、
    前記開栓部、前記充填部、および前記再密栓部が設けられた充填室と、を有する、
    請求項1に記載の充填機。
  4. 前記滅菌室は、前記スパウト付きパウチ全体を収容可能であり、前記スパウト付きパウチ全体を滅菌可能に構成されている、
    請求項3に記載の充填機
  5. 前記滅菌室と前記充填室との間に設けられ、前記栓が取り付けられた前記スパウトが通過できる通過孔を有する仕切りをさらに備える、請求項4に記載の充填機。
  6. 前記滅菌室と前記充填室との間に設けられた開閉式のシャッターをさらに備える、請求項4に記載の充填機。
  7. 前記滅菌部は、過酸化水素を噴霧するスプレー装置と、紫外線を照射するUV照射器と、を有し、
    前記スプレー装置と前記UV照射器との間に開閉可能なシャッターが設けられている、
    請求項4に記載の充填機。
  8. 前記キャッピング部は、前記キャップを前記スパウトにネジ嵌合することにより、前記キャップを装着するように構成されている、請求項1に記載の充填機。
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