JP6662248B2 - 描画データの作成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、描画データの作成方法に関する。
LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスの回路線幅は年々微細化されてきている。半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、縮小投影型露光装置を用いて、石英上に形成された高精度の原画パターン(マスク、或いは特にステッパやスキャナで用いられるものはレチクルともいう。)をウェーハ上に縮小転写する手法が採用されている。高精度の原画パターンは、電子ビーム描画装置によって描画され、所謂、電子ビームリソグラフィ技術が用いられている。
電子ビーム描画を行うにあたり、まず半導体集積回路のレイアウトが設計され、レイアウトデータ(設計データ)が生成される。そして、レイアウトデータを描画データに変換し、電子ビーム描画装置に入力する。電子ビーム描画装置は描画データに基づいて描画を行う。
一方、スループットを向上させるために、マルチビームを使った描画装置の開発が進められている。マルチビームを用いることで、1本の電子ビームで描画する場合に比べて、一度(1回のショット)に多くのビームを照射できるので、スループットを大幅に向上させることができる。マルチビーム方式の描画装置では、例えば、電子銃から放出された電子ビームを複数の穴を持ったアパーチャ部材に通してマルチビームを形成し、ブランキングプレートで各ビームのブランキング制御を行い、遮蔽されなかったビームが光学系で縮小され、移動可能なステージ上に載置された基板に照射される。
例えば、このようなマルチビームを用いた描画や、シングルビームのラスター描画においては、ピクセル毎にグレイビームの描画データ(ピクセルデータ)が作成される。
しかし、例えば10nmサイズのピクセル毎に照射量データを作成する必要があるため、データ量が大きくなり、データ転送を効率良く行うことができなかった。
特開平11−102853号公報 特開平5−121303号公報 特表2012−527764号公報 特開平5−236283号公報 特開平8−50470号公報
本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、特に被覆率の比較的低いパターンにおいて有効なデータ圧縮を行い、データ転送効率を向上させることができる描画データの作成方法を提供することを課題とする。
本発明の一態様による描画データの作成方法は、荷電粒子ビーム描画装置により描画される対象物上の描画領域をメッシュ状に分割したピクセル毎のドーズ量情報を含むピクセルマップを作成する工程と、前記ピクセルマップから、前記ドーズ量情報がゼロでない複数のピクセルからなる一塊の島状ピクセルマップを抽出する工程と、前記島状ピクセルマップ内の各ピクセルの前記ドーズ量情報の定義順を決定する工程と、前記ピクセルのサイズ、前記定義順を示す情報、前記島状ピクセルマップ内で定義順が1番目のピクセルの座標、及び前記定義順に基づいて連続して定義された前記島状ピクセルマップ内の各ピクセルの前記ドーズ量情報を含む圧縮ピクセルマップを生成する工程と、を備えるものである。
本発明の一態様による描画データの作成方法において、前記ピクセルマップは、前記対象物に描画されるレイアウトに基づく設計データと補正条件パラメータに基づいて生成される。
本発明の一態様による描画データの作成方法は、前記島状ピクセルマップにおいて、n番目の列(nは1以上の整数)のピクセルを第1方向に沿って順に定義し、n+1番目の列のピクセルを前記第1方向とは反対の第2方向に沿って順に定義する。
本発明の一態様による描画データの作成方法において、前記n+1番目の列で定義順が最初のピクセルを変曲点ピクセルとし、前記圧縮ピクセルマップの各ピクセルの前記ドーズ量情報は、当該ピクセルが変曲点ピクセルであるか否かを示すヘッダ部を含む。
本発明の一態様による描画データの作成方法は、前記ドーズ量情報を、定義順が1つ前のピクセルのドーズ量情報からの差分表現に変換して前記圧縮ピクセルマップを生成する。
本発明によれば、特に被覆率の比較的低いパターンにおいて有効なデータ圧縮を行い、データ転送効率を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態による描画データの作成方法を説明するフローチャートである 同第1の実施形態による電子ビーム描画システムの概略構成図である。 同第1の実施形態による変換装置のブロック図である。 ピクセルマップの一例を示す図である。 島状ピクセルマップのデータフォーマットの一例を示す図である。 (a)(b)は順方向番号を説明する図である。 ピクセルマップの一例を示す図である。 島状ピクセルマップのデータフォーマットの一例を示す図である。 (a)(b)は変曲点ピクセルの例を示す図である。 (a)(b)はヌルピクセルの追加例を示す図である。 (a)(b)はヌルピクセルの追加例を示す図である。 ピクセルマップの一例を示す図である。 (a)〜(h)は順方向番号の例を説明する図である。 (a)(b)はピクセルの塊を複数の島状ピクセルマップに分割する例を示す図である。 コンテナを用いたデータフォーマットの一例を示す図である。 第4の実施形態による島状ピクセルマップの例を示す図である。 比較例による島状ピクセルマップを示す図である。 比較例による島状ピクセルマップを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、描画データが持つドーズ量情報を、そのデータサイズを圧縮して出力する描画データの作成方法を説明するフローチャートである。図1に示すように、この方法は、設計データD1及び補正条件パラメータの入力工程(ステップS102)と、マップ形式のドーズ量情報を持つピクセルマップの作成工程(ステップS104)と、ピクセルマップを圧縮する工程(ステップS106)と、圧縮ピクセルマップを出力する工程(ステップS108)と、を備える。
図2は、電子ビーム描画システムの概略構成図である。図2に示すように、電子ビーム描画システムは、制御部1及び描画部2を有する描画装置と、変換装置10と、を備える。
描画部2は、電子鏡筒20と描画室30を備えている。電子鏡筒20内には、電子銃21、照明レンズ22、アパーチャ部材23、ブランキングプレート24、縮小レンズ25、制限アパーチャ部材26、対物レンズ27、及び偏向器28が配置されている。縮小レンズ25及び対物レンズ27は共に電磁レンズで構成され、縮小レンズ25及び対物レンズ27によって縮小光学系が構成される。
描画室30内には、XYステージ32が配置される。XYステージ32上には、描画対象の基板40が載置される。基板40は、半導体装置を製造する際の露光用マスク、半導体装置が製造される半導体基板(シリコンウェハ)、レジストが塗布された、まだ何も描画されていないマスクブランクス等である。
アパーチャ部材23には、縦(y方向)m列×横(x方向)n列(m,n≧2)の穴(開口部)が所定の配列ピッチでマトリクス状に形成されている。例えば、512×512の穴が形成される。各穴は、共に同じ寸法形状の矩形又は円形で形成される。
電子銃21から放出された電子ビームBは、照明レンズ22によりほぼ垂直にアパーチャ部材23全体を照明する。電子ビームBがアパーチャ部材23の複数の穴を通過することによって、例えば矩形形状の複数の電子ビーム(マルチビーム)MBが形成される。
ブランキングプレート24には、アパーチャ部材23の各穴の配置位置に合わせて通過孔が形成されている。各通過孔には、対となる2つの電極の組(ブランカ:ブランキング偏向器)が、それぞれ配置される。各ビーム用の2つの電極の一方には、電圧を印加するアンプが配置され、他方は接地される。各通過孔を通過する電子ビームは、それぞれ独立に、対となる2つの電極に印加される電圧によって偏向される。この電子ビームの偏向によって、ブランキング制御される。
ブランキングプレート24を通過したマルチビームMBは、縮小レンズ25によって縮小され、制限アパーチャ部材26に形成された中心の穴に向かって進む。ブランキングプレート24のブランカによって偏向された電子ビームは、制限アパーチャ部材26の中心の穴から位置がはずれ、制限アパーチャ部材26によって遮蔽される。一方、ブランカによって偏向されなかった電子ビームは、制限アパーチャ部材26の中心の穴を通過する。
このように、制限アパーチャ部材26は、個別ブランキング機構によってビームOFFの状態になるように偏向された各ビームを遮蔽する。そして、ビームONになってからビームOFFになるまでに形成された、制限アパーチャ部材26を通過したビームにより1回分のショットのビームが形成される。
制限アパーチャ部材26を通過したマルチビームMBは、対物レンズ27により焦点が合わされ、所望の縮小率のパターン像となり、偏向器28によってまとめて偏向され、基板40に照射される。例えば、XYステージ32が連続移動している時、ビームの照射位置がXYステージ32の移動に追従するように偏向器28によって制御される。
一度に照射されるマルチビームMBは、理想的にはアパーチャ部材23の複数の穴の配列ピッチに上述した所望の縮小率を乗じたピッチで並ぶことになる。描画装置は、ショットビームを連続して順に照射していくラスタースキャン方式で描画動作を行い、所望のパターンを描画する際、パターンに応じて必要なビームがブランキング制御によりビームONに制御される。
変換装置10は、設計データD1及び補正条件パラメータを用いて、ピクセルマップを生成する。設計データD1は、半導体集積回路のレイアウトに基づくレイアウトデータである。ピクセルマップは補正条件パラメータに基づいて設定され、1ファイル又は複数のファイルで構成されている。圧縮ピクセルマップは、このピクセルマップを圧縮し、データ量を削減したものである。
制御部1は、圧縮ピクセルマップを展開し、所定サイズのメッシュ領域毎のドーズ量を算出する。制御部1は、算出したドーズ量に基づいて描画部2を制御し、描画対象となる基板40に所望の図形パターンを描画する。
図3は変換装置10のブロック構成図である。変換装置10は、設計データD1及び補正条件パラメータを用いてピクセルマップを作成するマップ作成部12と、ピクセルマップを圧縮して圧縮ピクセルマップを生成し出力する圧縮部14とを備える。
設計データ(レイアウトデータ)では、チップ上に複数のセルが配置され、そして、各セルには図形が配置される。
ピクセルマップは、描画領域をメッシュ状に分割したピクセル(メッシュ領域)毎に、ドーズ量情報(ドーズ量又はドーズ変調率)が定義されており、ピクセル数に応じたデータサイズとなる。ここで、被覆率の低いパターンのピクセルマップについて考える。図4は、被覆率の低いパターンのピクセルマップの例を示す。例えば、1ピクセルのサイズが、マルチビームMBを構成する各ビームのビームサイズ(例えば10nm)に対応するようなピクセルマップが、マップ作成部12により作成される。図4では、ドーズ量情報がゼロのピクセルを白抜き、ドーズ量情報がゼロでないピクセルをドットハッチングで示している。被覆率の低いパターンのピクセルマップでは、ピクセル#1〜#40の全てについてドーズ量情報を定義するよりも、ドーズ量情報がゼロでないピクセル#13、#14、#17、#18、#19、#22、#23、#27、#28のみドーズ量情報を定義する方が、データサイズを削減できる。
本実施形態では、領域的に偏在する一塊のピクセルに対してドーズ量情報を定義し、その周辺のピクセルのドーズ量情報を省略することで、ピクセルマップのデータサイズを圧縮する。以下、ドーズ量情報を定義する一塊のピクセルマップを島状ピクセルマップと記載する場合がある。
図5は、島状ピクセルマップのデータフォーマットの一例を示している。図5に示すデータフォーマットでは、1バイトの表現コード(Codeipm1)、1バイトのピクセルサイズ(Spix)、ドーズ量情報の定義順を示す1バイトの順方向番号(DForward)、基準となるピクセルの各3バイトの座標(X,Y)等のピクセル情報が定義される。基準となるピクセルは、ドーズ量情報の定義順が1番目のピクセルである。
ピクセル情報が定義される前又は後に、ヘッダ部及び値部からなる各ピクセルのドーズ量情報が連続して定義(配置)される。図5の例では、ピクセル情報が定義された後に各ピクセルのドーズ量情報が連続して定義される。
ピクセル情報とドーズ量情報との間には、全ドーズ量情報の3バイトのデータ長(L)が定義される。ドーズ量情報はビット単位のデータ長となっている。コンピュータ上で処理されるデータはバイト(8ビット)の整数倍となっていることが好ましいため、ドーズ量情報の後にパディングデータが追加される。
図6(a)、(b)を用いて、ドーズ量情報の定義順を示す順方向番号について説明する。図6(a)に示す順方向番号1(DForward=1)は、まず、基準となるピクセルからy方向に向かって1列目のピクセルを順に定義する。1列目の最後のピクセルから隣接する2列目で定義順が最初のピクセルである変曲点ピクセルIP1に移動し、その後は、定義順方向を反転して−y方向に向かって順に定義する。
さらに2列目の最後のピクセルから隣接する3列目で定義順が最初のピクセルである変曲点ピクセルIP2に移動し、その後は、定義順方向を反転してy方向に向かって順に定義する。このように、y方向に対してジグザグに進みながら、x方向に向かって順に各ピクセルのドーズ量情報が定義される。このような定義順を水平方向サーペンタインと称する。
図6(b)に示す順方向番号2(DForward=2)は、まず、基準となるピクセルからx方向に向かって順に定義する。1行目の最後のピクセルからy方向に隣接する2行目目で定義順が最初のピクセルである変曲点ピクセルIP3に移動し、その後は、定義順方向を反転して−x方向に向かって順に定義する。2行目の最後のピクセルからy方向に隣接する3行目で定義順が最初のピクセルである変曲点ピクセルIP4に移動し、その後は、定義順方向を反転してx方向に向かって順に定義する。このように、x方向に対してジグザグに進みながら、y方向に向かって順に各ピクセルのドーズ量情報が定義される。このような定義順を垂直方向サーペンタインと称する。
圧縮部14は、ドーズ量情報がゼロでない一塊のピクセル群(島状ピクセルマップ)を抽出し、この島状ピクセルマップの形状から、水平方向サーペンタインと垂直方向サーペンタインのいずれか一方を選択し、島状ピクセルマップ内の各ピクセルのドーズ量情報の定義順、基準となるピクセル、及び変曲点ピクセルを決定する。
また、圧縮部14は、ドーズ量情報をヘッダ部及び値部からなるデータ構造に変換する。ヘッダ部及び値部の例を以下の表1に示す。ヘッダ部は、ピクセルが変曲点であるか否かを示す1ビットの値である。値部は、ドーズ量又はドーズ変調率を示し、表1の例では、10ビットとしている。
Figure 0006662248
ピクセルマップのデータ圧縮処理の例を図7及び図8を用いて説明する。図7は、被覆率の低いパターンのピクセルマップの例を示し、100個(x方向10個、y方向10個)のピクセルのうち、17個のピクセルP1〜P17にドーズ量情報が定義され、その他のピクセルのドーズ量情報はゼロである。ドーズ量情報の定義順は水平方向サーペンタインとし、ピクセルP1、P2、・・・、P17の順で定義されるものとする。
図8は、図7に示すピクセルマップに対しデータ圧縮処理を施した圧縮ピクセルマップのデータ構造の例を示す。順方向番号DForwardには、水平方向サーペンタインを示す“1”が定義される。座標X,Yには、ピクセルP1の座標が定義される。
ピクセル情報の後に、ピクセルP1〜P17のドーズ量情報が連続して定義される。図7に示すように、ピクセルP5、P8、P11、P14が変曲点になる。変曲点のピクセルP5、P8、P11、P14のドーズ量情報のヘッダ部は“1”となり、それ以外のピクセルのドーズ量情報のヘッダ部は“0”となる。
ドーズ量情報の値部には、ドーズ量又はドーズ変調率が符号無し10ビットで表現される。図8では、説明の便宜上、値部を10進表現にしているが、実際は2進表現となる。ヘッダ部と値部とからなる1つのピクセルのドーズ量情報は11ビットである。ピクセル数が17個であるため、データ長Lは187(=11×17)[ビット]となる。
このとき、データをバイト単位とするため、ドーズ量情報の後に、5ビットのパディングデータが追加される。
表現コード(Codeipm1)、ピクセルサイズ(Spix)、順方向番号(DForward)、座標(X,Y)、データ長(L)のデータサイズは96ビットである。ピクセルP1〜P17のドーズ量情報及びパディングデータのデータサイズは192ビットとなる。図8に示すデータ構造のデータサイズは288ビットとなる。
図7に示す100個のピクセル全てについて10ビットのドーズ量情報を定義した場合、データサイズは1000ビットとなる。一方、圧縮後は288ビットであり、データサイズを削減できることが確認できた。
描画装置の制御部1は、圧縮ピクセルマップを取得すると、順方向番号DForward、基準となるピクセルの座標X,Y、ドーズ量情報のヘッダ部の値から、ドーズ量情報が定義されたピクセル及びドーズ量情報の定義順を求め、ドーズ量情報の値部を各ピクセルに割り当てて、圧縮ピクセルマップを展開する。
このように、本実施形態では、パターンに対応する部分にのみピクセルマップを発生させることで、ピクセルマップのデータサイズを削減することができる。そのため、描画装置の制御部1へのデータ転送効率を向上させることができる。
設計データD1及び補正条件パラメータを変換装置10に入力し、圧縮補正マップ付き描画データを生成してもよい。ここでいう描画データとは、変換装置10にて、設計データD1から変換される図形の形状及び位置が定義されたデータであり、ドーズ量の情報は持たない。補正ドーズ量の情報は補正マップに定義される。この補正マップは補正条件パラメータに基づいて補正計算された情報を元に設定され、1又は複数ファイルで構成される。圧縮補正マップは、この補正マップを上記実施形態と同様の手法で圧縮したものである。なお、この場合、補正マップのメッシュサイズは、マルチビームを構成する各ビームの径より大きくてよい。例として、影響半径が1μm以下、例えば300nm〜400nm程度と極めて短いEUVマスク特有の近接効果による寸法変動を抑制するための補正マップでは、メッシュサイズは影響範囲の1/10の30nm程度である。このような構成とする場合、制御部1は、描画データをマルチビームのビーム径に相当するピクセルサイズを持つピクセルマップへ変換する機能を有する。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、変曲点となるピクセルは、1つ前のピクセルとx方向(又はy方向)の位置が同じであった。例えば、図6(a)の例では、変曲点ピクセルIP1、IP2は、1つ前のピクセルとy方向の位置が同じである。また、図6(b)の例では、変曲点ピクセルIP3、IP4は、1つ前のピクセルとx方向の位置が同じである。
以下の表2に示すように、ドーズ量情報のヘッダ部を2ビットとし、図9(a)、(b)に示すように、変曲点ピクセルのx方向(又はy方向)の位置を、1つ前のピクセルからピクセル1つ分ずらすことができるようにしてもよい。ヘッダ部を2ビットとすることで、変曲点ピクセルの、1つ前のピクセルからの移動方向を表現することができる。
Figure 0006662248
例えば、変曲点ピクセルが1つ前のピクセルに隣接し、順方向の位置が同じである場合、ヘッダ部は10となる。変曲点ピクセルが、1つ前のピクセルから見て、順方向の位置がピクセル1つ分ずれている場合、ずれている方向に応じてヘッダ部は01又は11となる。
ヘッダ部を2ビットで表現する場合、データフォーマットの表現コードは、図8に示す上記第1の実施形態とは異なるものとなり、例えばCodeipm2と定義される。
図10(a)に示すように、変曲点となるピクセルの位置が、1つ前のピクセルからピクセル2つ分以上ずれている場合は、図10(b)に示すように、ずれがピクセル1つ分となるように、圧縮部14は、ドーズ量がゼロのヌルピクセルを追加する。
また、図11(a)に示すように、順方向の途中のピクセルが抜けている場合は、図11(b)に示すように、抜けている部分を埋めるように、圧縮部14はヌルピクセルを追加する。
ピクセルマップのデータ圧縮処理の例を、図12を用いて説明する。図12は、被覆率の低いパターンのピクセルマップの例を示し、1750個(x方向50個、y方向35個)のピクセルのうち、ドットハッチングで示す535個のピクセルにドーズ量情報が定義され、その他のピクセルのドーズ量情報はゼロである。
このピクセルマップに対し、本実施形態によるデータ圧縮処理を施す。データフォーマットは、表現コードがCodeipm2となることと、ドーズ量情報のヘッダ部が2ビットであること以外は、図5に示すものと同様である。ピクセルSを基準ピクセルとし、ドーズ量情報の定義順は水平方向サーペンタインとした。
変曲点ピクセルの位置が、1つ前のピクセルからピクセル2つ分以上ずれている箇所では、ヌルピクセルを追加した。図中、↑マーク又は↓マークが付されたピクセルが追加したヌルピクセルである。この例では3個のヌルピクセルを追加した。
2ビットのヘッダ部と10ビットの値部とからなる1つのピクセルのドーズ量情報は12ビットである。追加ヌルピクセルを含むドーズ量情報が定義されたピクセル数が538個であるため、データ長Lは6456ビットとなる。このとき、データ長Lは8の倍数であるため、パディングはない(ゼロビット)。
表現コード(Codeipm2)、ピクセルサイズ(Spix)、順方向番号(DForward)、座標(X,Y)、データ長(L)のデータサイズは96ビットである。圧縮後の島状ピクセルマップのデータサイズは6552ビットとなる。
図12に示す1750個のピクセル全てについて10ビットのドーズ量情報を定義した場合、データサイズは17500ビットとなる。一方、圧縮後は6552ビットであり、データサイズを削減できることが確認できた。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、各ピクセルのドーズ量情報をフルビット(符号なし10ビット)で表現していたが、ドーズ量情報を、隣接するピクセル(1つ前のピクセル)のドーズ量情報からの差分で表現して、データをさらに圧縮してもよい。この場合、ヘッダ部は、変曲点となるピクセルの、1つ前のピクセルからの移動方向を示す2ビットの第1ヘッダ部と、値部がフルビット表現であるか、又は差分表現であるかを示す1ビットの第2ヘッダ部との3ビットで構成される。
ヘッダ部及び値部の例を以下の表3に示す。表3の例では、フルビット表現を符号なし10ビットとし、差分表現を符号付き6ビット(符号1ビット+5ビット)としている。差分表現は、符号付き6ビットに限定されず、フルビットよりもビット数が少なければよい。
Figure 0006662248
圧縮部14は、あるピクセルのドーズ量情報が、1つ前のピクセルのドーズ量情報との差分が32階調以下である場合、このドーズ量情報を、変曲点に関する2ビットの第1ヘッダ部と、値部が差分表現であることを示す1ビットの第2ヘッダ部と、1つ前のピクセルのドーズ量情報との差分を示す符号付き6ビットの値部とで表現する。1つ前のピクセルのドーズ量情報との差分が32階調より大きい場合、値部はフルビット(符号なし10ビット)で表現される。
表3に示すように3ビットのヘッダ部(2ビットの第1ヘッダ部及び1ビットの第2ヘッダ部)を用いる場合、データフォーマットの表現コードは上記第1、第2の実施形態とは異なるものとなり、例えばCodeipm3と定義される。
図12に示すピクセルマップの535個のピクセル及び3個のヌルピクセルのドーズ量情報を、上述の差分表現を用いて圧縮する場合について説明する。各ピクセルのドーズ量情報は、1つ前のピクセルのドーズ量情報との差分が32階調以下であるとする。
追加ヌルピクセルはフルビット表現とする。また、追加ヌルピクセルの次のピクセル(変曲点ピクセル)もフルビット表現とする。
1番目の基準ピクセルのドーズ量情報のデータサイズは、3ビットのヘッダ部と、10ビットのフルビット表現の値部とで、13ビットとなる。3個の追加ヌルピクセルと、3個の追加ヌルピクセルの次の3個の変曲点ピクセルのドーズ量情報のデータサイズも、同様に13ビットとなる。
それ以外の531個のピクセルのドーズ量情報のデータサイズは、3ビットのヘッダ部と、6ビットの差分表現の値部とで、9ビットとなる。
535個のピクセル及び3個のヌルピクセルのドーズ量情報のデータサイズは、4870(=13×7+9×531)ビットとなる。データをバイト単位とするため、ドーズ量情報の後に、2ビットのパディングデータが追加される。表現コード(Codeipm3)、ピクセルサイズ(Spix)、順方向番号(DForward)、座標(X,Y)、データ長(L)のデータサイズは96ビットである。差分表現を用いた圧縮後の島状ピクセルマップのデータサイズは4968ビットとなり、データサイズをさらに削減できることが確認できた。
ドーズ量情報の定義順を示す順方向番号は、図6(a)、(b)に示すものに限定されない。例えば、図13(a)〜(h)に示すように、水平方向サーペンタイン、垂直方向サーペンタイン、45度方向サーペンタイン等を定義してもよい。図13(a)〜(h)に示す例では、IP11〜IP34が変曲点ピクセルである。
[第4の実施形態]
上記第1〜第3の実施形態では1つのピクセルの塊を1つの島状ピクセルマップで表現していたが、ピクセルの塊の形状によっては、塊を分割し、複数の島状ピクセルマップで表現した方が効率良くデータサイズを圧縮できる。
例えば、ピクセルの塊が図14(a)に示すような略L字形状の場合、図14(b)に示すように2つの島状ピクセルマップPM1、PM2に分割して取り扱うことが好ましい。
図15に、ピクセルの塊を複数の島状ピクセルマップに分割する場合のデータフォーマットの一例を示す。図15に示すデータフォーマットは、複数の島状ピクセルマップのデータが連続して定義されるコンテナと、グローバル変数とを含む。
グローバル変数には、ピクセルサイズ(Spix)、コンテナで最初の島状ピクセルマップの最初のピクセルの座標のバイト数(Vfirst−x,y)、及び2番目以降の島状ピクセルマップについて、1つ前の島状ピクセルマップの最後のピクセルから、当該島状ピクセルマップの最初のピクセルまでの相対座標のバイト数(Voffset−x,y)が、それぞれ1バイトで定義されている。
コンテナには、1バイトの表現コード(CODEcont)及び1バイトの島状ピクセルマップ数(Nipm)からなるコンテナヘッダ部の後に、複数の島状ピクセルマップのデータが連続して定義される。
島状ピクセルマップのデータフォーマットは、上述の第1〜第3の実施形態とほぼ同様であり、ピクセルサイズ(Spix)がグローバル変数に定義されることで省略される点と、2番目以降の島状ピクセルマップについて、開始ピクセル座標(X,Y)が、1つ前の島状ピクセルマップの最後のピクセルからの相対座標(変位)となっている点とが異なる。
例えば、図16に示すように、ピクセルの塊を島状ピクセルマップPM1、PM2に分割し、島状ピクセルマップPM1をピクセルPS1から−x方向の水平方向サーペンタイン(図13(b)参照)で定義し、島状ピクセルマップPM2をピクセルPS2から−y方向の垂直方向サーペンタイン(図13(d)参照)で定義する。
島状ピクセルマップPM2の開始ピクセル座標(X,Y)には、島状ピクセルマップPM1の最後のピクセルPE1からピクセルPS2までの相対座標を定義する。
このようなコンテナを用いた場合のデータ圧縮について説明する。コンテナで最初の島状ピクセルマップの最初のピクセルの座標のバイト数(Vfirst−x,y)を3バイト、オフセットの座標のバイト数(Voffset−x,y)を1バイトとする。また、各ピクセルのドーズ量情報は、1つ前のピクセルのドーズ量情報との差分が32階調以下であるとし、上記第3の実施形態で説明した差分表現を用いる。
図16に示す島状ピクセルマップPM1のデータサイズは936ビットとなり、島状ピクセルマップPM2のデータサイズは1080ビットとなる。コンテナヘッダ部を含めたコンテナのデータサイズは2032ビットとなる。
一方、図17に示すように、ピクセルの塊を分割せず、1つの島状ピクセルマップとして取り扱い、ピクセルPS3から+y方向の垂直方向サーペンタイン(図13(c)参照)で定義した場合、図中矢印→で示す12個のヌルピクセルが追加され、データサイズは2088ビットとなる。
また、図18に示すように、ピクセルの塊を分割せず、1つの島状ピクセルマップとして取り扱い、ピクセルPS4から−x方向の水平方向サーペンタイン(図13(b)参照)で定義した場合、図中矢印↓又は↑で示す79個のヌルピクセルが追加され、データサイズは2712ビットとなる。
コンテナを使い、ピクセルの塊を複数の島状ピクセルマップに分割することで、データサイズを削減できることが確認できた。
上記実施形態ではマルチビームを用いた描画装置について説明したが、シングルビームを用いたガウシアンビーム描画方式、可変成形ビーム描画方式の描画装置であってもよい。上記実施形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明したが、荷電粒子ビームは電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の他の荷電粒子ビームでもよい。
上記実施形態で説明した変換装置10の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、変換装置10の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、変換装置10の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 制御部
2 描画部
10 変換装置
12 マップ作成部
14 圧縮部

Claims (4)

  1. 荷電粒子ビーム描画装置により描画される対象物上の描画領域をメッシュ状に分割したピクセル毎のドーズ量情報を含むピクセルマップを作成する工程と、
    前記ピクセルマップから、前記ドーズ量情報がゼロでない複数のピクセルからなる一塊の島状ピクセルマップを抽出する工程と、
    前記島状ピクセルマップ内の各ピクセルの前記ドーズ量情報の定義順を決定する工程と、
    前記ピクセルのサイズ、前記定義順を示す情報、前記島状ピクセルマップ内で定義順が1番目のピクセルの座標、及び前記定義順に基づいて連続して定義された前記島状ピクセルマップ内の各ピクセルの前記ドーズ量情報を含む圧縮ピクセルマップを生成する工程と、
    を備える描画データの作成方法。
  2. 前記島状ピクセルマップにおいて、n番目の列(nは1以上の整数)のピクセルの定義順方向を反転した定義順方向で、n+1番目の列のピクセルを順に定義することを特徴とする請求項1に記載の描画データの作成方法。
  3. 前記n+1番目の列で定義順が最初のピクセルを変曲点ピクセルとし、
    前記圧縮ピクセルマップの各ピクセルの前記ドーズ量情報は、当該ピクセルが変曲点ピクセルであるか否かを示すヘッダ部を含むことを特徴とする請求項に記載の描画データの作成方法。
  4. 前記ドーズ量情報を、定義順が1つ前のピクセルのドーズ量情報からの差分表現に変換して前記圧縮ピクセルマップを生成することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の描画データの作成方法。
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