JP6662235B2 - 端子 - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、端子に関する。
従来、触指対策として端子本体の先端に絶縁性の先端絶縁部を設けた端子として、特開2014−63687号公報に記載のものが知られている。端子本体には、軸方向に貫通するロッド貫通孔を有する端子接触部が設けられている。先端絶縁部は、ロッド貫通孔を貫通する貫通ロッド部を有する絶縁部材の一部として形成されている。貫通ロッド部をロッド貫通孔に前方から挿入すると、貫通ロッド部の後端部がロッド貫通孔の後方に突出し、この突出した部分を熱溶着することによって拡径部に係止させるようにしている。拡径部は、端子本体に絞り加工を施すことによってロッド貫通孔よりも大径に形成されている。
特開2014−63687号公報
しかしながら、上記の端子では、貫通ロッド部の後端部を拡径部で溶着する必要があるため、拡径部の形状がばらつくことで溶着強度(保持力)にもばらつきが発生する可能性がある。また、貫通ロッド部の後端部を溶着させる熱溶着工程が必要になるため、端子全体としてのコストアップが課題となる。
本明細書によって開示される端子は、筒状をなす端子本体と、前記端子本体の内部に差し込まれる軸部を有する絶縁部材とを備えた端子であって、前記軸部には、係止位置と前記係止位置よりも前記軸部の軸心側に位置する非係止位置との間で変位可能な係止部が設けられ、前記端子本体には、前記非係止位置から前記係止位置に弾性的に復帰した前記係止部が係止することで前記軸部を前記端子本体の内部に保持させる係止凹部が設けられている構成とした。
このような構成によると、係止部を係止位置から非係止位置に変位させて軸部を端子本体の内部に挿入し、軸部が正規の挿入位置に至ると係止部が非係止位置から係止位置に弾性的に復帰することで係止部を被係止部に係止させる。これにより、軸部を端子本体の内部に保持させることができる。このような係止部は、絶縁部材を樹脂成形する際に軸部と一体に成形することができるため、コストアップの要因にはならない。したがって、絶縁部材を端子本体に保持させるための溶着工程を廃止することができ、コストダウンを図ることができる。
本明細書によって開示される端子は、以下の構成としてもよい。
前記係止部は、片持ち状に延びる形態をなすロック片の自由端部に設けられた突起である構成としてもよい。
このような構成によると、ロック片を撓み変形させることで突起を変位させることができる。
前記突起は、前記端子本体の一部を貫通して設けられたロック孔に内側から嵌まり込むものとされ、前記係止凹部は、前記ロック孔の内壁のうち前記突起が係止する部分である構成としてもよい。
このような構成によると、突起をロック孔に向けて内側から嵌め込んでロック孔の内壁に係止させることで軸部を端子本体の内部に保持させることができる。また、端子本体の一部を貫通してロック孔を設けているから、ロック孔の形状を安定させることができ、突起がロック孔の内壁に係止することで生じる保持力を安定させることができる。
前記端子本体は、円筒状をなす端子接続部を有し、前記軸部の外面には、前記絶縁部材の前記端子本体に対する装着方向に延びるガイドリブが設けられ、前記端子接続部には、前記ガイドリブが進入する溝部が設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、ガイドリブを溝部に進入させることで、軸部を端子接続部に対して周方向に位置決めすることができる。
本明細書によって開示される端子によれば、溶着工程を廃止することでコストダウンを図ることができる。
端子の側面図 端子の平面図 図1におけるA−A線断面図 図1におけるB−B線断面図 端子の正面図 端子本体の平面図 端子本体の側面図 図7におけるC−C線断面図 端子本体の正面図 絶縁部材の側面図 絶縁部材の平面図
<実施形態>
実施形態を図1から図11の図面を参照しながら説明する。端子10は、図1に示すように、絶縁性の絶縁部材20と、導電性の端子本体30とを備えて構成されている。
絶縁部材20は、触指対策用の樹脂材である。絶縁部材20は、図10および図11に示すように、頭部21と、頭部21から後方に延びる軸部22と、軸部22の後端部22Aから後方に突出して設けられた一対のロック片23と、軸部22の上面において頭部21から後方に延びるガイドリブ24とを備えて構成されている。
頭部21は、前端部が丸みを帯びた丸棒状をなし、絶縁部材20が端子本体30に装着された状態では、図1および図2に示すように、端子本体30の前方に配置されている。一方、軸部22は、図4に示すように、上下面が平行な平面で構成された平板状をなしている。なお、軸部22は、頭部21と同軸に配置されている。
図11に示すように、一対のロック片23は、並列に並んで配置されている。一対のロック片23の間には、各ロック片23の撓み空間25が形成されている。各ロック片23は、軸部22の軸心26側に弾性的に撓み可能とされている。
ロック片23の自由端部には、突起27が側方に突出して設けられている。各突起27は、互いに反対方向を向いて突出する形態とされている。一対の突起27は、自然状態では係止位置に位置しているものの、一対のロック片23が互いに近づく方向に撓み変形した状態では非係止位置に位置するものとされている。
端子本体30は、図6に示すように、相手端子に接続される端子接続部31と、図示しない電線に接続される電線接続部32と、端子接続部31と電線接続部32をつなぐ首部33とを備えて構成されている。端子本体30は、金属平板に打ち抜き加工、曲げ加工などを施すことによって形成されている。このため、端子本体30の形状は、絞り加工を伴う場合に比べて安定している。
首部33は、端子接続部31と等幅で構成された前側部分と、電線接続部32に向けて拡径された後側部分とからなり、前側部分の上縁には、一対のフランジ部34が設けられている。一方のフランジ部34は、抜け止め用のフランジ部とされ、図示しないハウジングに設けられたランスが係止可能とされている。他方のフランジ部34は、ガイド用のフランジ部とされ、図示しないハウジングに設けられたガイド溝に進入可能とされている。
端子接続部31は、図9に示すように、略円筒状をなしている。詳細には端子接続部31は、略C字状をなし、端子接続部31の上部において上方に開口する形態をなしている。端子接続部31の両端部31Aは、左右方向に対向する配置とされている。両端部31Aによって囲まれた空間は溝部35とされている。図4に示すように、軸部22の左右両側面は、端子接続部31の内周面に沿う円弧状とされている。
また、図7に示すように、端子接続部31の側壁36には、ロック孔37が側方に開口して設けられている。ロック孔37は、打ち抜き加工によって形成された貫通孔であって、各側壁36に一つずつ設けられている。
次に、本実施形態の作用を説明する。絶縁部材20を端子本体30に対して前方から装着すると、一対の突起27が端子接続部31の前端開口部に摺接し、一対のロック片23が係止位置から非係止位置へと互いに接近する方向に撓み変形する。一対の突起27が非係止位置にある状態で一対のロック片23を端子接続部31の内部に挿入していくと、ガイドリブ24が溝部35の前端入口に至る。ガイドリブ24が溝部35に進入すると、絶縁部材20が端子本体30に対して周方向に位置決めされる。このようにして絶縁部材20を周方向に位置決めした状態で絶縁部材20の軸部22を端子接続部31の内部に挿入していく。
絶縁部材20の軸部22が正規の挿入位置に至ると、一対の突起27が一対のロック孔37に至る。すると、一対の突起27が一対のロック孔37に対して勢いよく内側から嵌まり込むとともに、一対のロック片23が非係止位置から係止位置へと弾性的に復帰する。この結果、一対の突起27が一対のロック孔37の内壁37Aに対して後方から係止可能となる。この状態では、絶縁部材20の頭部21が端子接続部31の前側に隣り合って配され、図1および図2に示すように、頭部21の外周面と端子接続部31の外周面とが前後方向に連続し、面一に並んで配される。
仮に、端子10に対して前方から指が近づくと、指が頭部21に接触するものの、端子接続部31には接触しにくいようになっている。また、頭部21が前方に引っ張られた場合には、突起27がロック孔37の内壁37Aに後方から係止することで、絶縁部材20が端子接続部31に対して抜け止めされる。なお、一対の突起27は、図2に示すように、ロック孔37の内部に位置しており、ロック孔37の外部に飛び出していないため、一対の突起27が外部から押し込まれるなどして、ロック孔37の内壁37Aとの係止が解除されることはないものとされている。
以上のように本実施形態では、係止部を係止位置から非係止位置に変位させて軸部22を端子本体30の内部に挿入し、軸部22が正規の挿入位置に至ると係止部が非係止位置から係止位置に弾性的に復帰することで係止部を被係止部に係止させる。これにより、軸部22を端子本体30の内部に保持させることができる。このような係止部は、絶縁部材20を樹脂成形する際に軸部22と一体に成形することができるため、コストアップの要因にはならない。したがって、絶縁部材を端子本体に保持させるための溶着工程を廃止することができ、コストダウンを図ることができる。
係止部は、片持ち状に延びる形態をなすロック片23の自由端部に設けられた突起27である構成としてもよい。
このような構成によると、ロック片23を撓み変形させることで突起27を変位させることができる。
突起27は、端子本体30の一部を貫通して設けられたロック孔37に内側から嵌まり込むものとされ、係止凹部は、ロック孔37の内壁37Aのうち突起27が係止する部分である構成としてもよい。
このような構成によると、突起27をロック孔37に向けて内側から嵌め込んでロック孔37の内壁37Aに係止させることで軸部22を端子本体30の内部に保持させることができる。また、端子本体30の一部を貫通してロック孔37を設けているから、ロック孔37の形状を安定させることができ、突起27がロック孔37の内壁37Aに係止することで生じる保持力を安定させることができる。
端子本体30は、円筒状をなす端子接続部31を有し、軸部22は丸棒状とされ、軸部22の外周面には、絶縁部材20の端子本体30に対する装着方向に延びるガイドリブ24が設けられ、端子接続部31には、ガイドリブ24が進入する溝部35が設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、ガイドリブ24を溝部35に進入させることで、軸部22を端子接続部31に対して周方向に位置決めすることができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態ではロック片23が撓み変形することで突起27が変位するものを例示しているものの、突起自体が撓み変形することで突起が変位するものとしてもよい。
(2)上記実施形態ではロック片23が片持ち状をなすものを例示しているものの、ロック片が両持ち状をなすものとしてもよい。
(3)上記実施形態では係止凹部として貫通孔(ロック孔37)の内壁37Aを例示しているものの、端子接続部31の内周面を凹設することで有底の凹部を設けてもよい。
(4)上記実施形態ではガイドリブ24が溝部35に進入することで軸部22を周方向に位置決めしているものの、端子接続部を角筒状とし、絶縁部材の軸部を角棒状とすることで、軸部を端子接続部に対して位置決めしてもよい。
10…端子
20…絶縁部材
22…軸部
23…ロック片
24…ガイドリブ
26…軸心
27…突起(係止部)
30…端子本体
31…端子接続部
35…溝部
37…ロック孔
37A…内壁(係止凹部)

Claims (6)

  1. 筒状をなす端子本体と、
    前記端子本体の内部に差し込まれる軸部を有し、前記軸部は上面と下面とが平行な平面で構成された平板状をなす絶縁部材とを備えた端子であって、
    前記軸部には、係止位置と前記係止位置よりも前記軸部の軸心側に位置する非係止位置との間で変位可能な係止部が設けられ、前記端子本体には、前記非係止位置から前記係止位置に弾性的に復帰した前記係止部が係止することで前記軸部を前記端子本体の内部に保持させる係止凹部が設けられている端子。
  2. 前記軸部の後端部には、後方に突出するとともに上下方向と直交する左右方向に並んで一対のロック片が設けられ、前記一対のロック片のうち互いに対向する面を内側面とし、前記内側面と反対側の面を外側面とし、前記軸部の外面のうち前記上面と前記下面との間に配された面を一対の側面とした場合に、前記ロック片の前記外側面と前記軸部の前記側面とが前後方向に連続し、面一に並んで配され、前記係止部は前記ロック片に設けられている請求項1に記載の端子。
  3. 前記端子本体は、円筒状をなす端子接続部を有し、前記軸部の前記一対の側面は、前記端子接続部の内周面に沿う円弧状とされている請求項2に記載の端子。
  4. 前記係止部は、片持ち状に延びる形態をなすロック片の自由端部に設けられた突起である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端子。
  5. 前記突起は、前記端子本体の一部を貫通して設けられたロック孔に内側から嵌まり込むものとされ、前記係止凹部は、前記ロック孔の内壁のうち前記突起が係止する部分である請求項に記載の端子。
  6. 前記端子本体は、円筒状をなす端子接続部を有し、前記軸部の前記上面には、前記絶縁部材の前記端子本体に対する装着方向に延びるガイドリブが設けられ、前記端子接続部には、前記ガイドリブが進入する溝部が設けられている請求項1から請求項のいずれか一項に記載の端子。
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