JP6662224B2 - 投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法 - Google Patents

投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法 Download PDF

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本発明は、投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法に関する。
投射型表示装置は、光源から発せられた照明光を表示素子に照射し、表示素子が照明光を映像信号に応じて変調し、変調光をスクリーンに投射することによってスクリーンに映像を表示させる。
特開2003−36063号公報
投射型表示装置は、光源を高寿命化することが求められている。また、投射型表示装置は、映像信号が示す映像の明るさを忠実に再現することが求められることがある。
本発明は、光源を高寿命化し、映像信号が示す映像の明るさを忠実に再現することができる投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、照明光を射出する光源と、前記光源を駆動する光源駆動部と、前記照明光が照射され、照射された前記照明光を映像信号に応じて変調して変調光を射出する表示素子と、前記照明光または前記変調光の光量を調節するアイリスと、アイリス設定値に応じて前記アイリスを駆動するアイリス駆動部と、入力映像信号を所定の時間ごとに解析して、前記所定の時間ごとの最小映像レベルを検出する映像解析部と、前記映像解析部が前記所定の時間内における最小映像レベルが0であることを検出したとき、前記変調光によって表示される表示映像のコントラスト比を第1のコントラスト比とする第1のアイリス設定値を前記アイリス駆動部に設定するよう制御するアイリス制御部と、前記アイリス制御部が前記アイリス駆動部に前記第1のアイリス設定値を設定するよう制御しているとき、前記照明光が第1の明るさとなるよう前記光源駆動部を制御する光源制御部とを備え、前記アイリス制御部は、前記映像解析部が前記所定の時間内における最小映像レベルが0を超えることを検出したとき、前記第1のコントラスト比を有する前記表示映像の映像レベルと明るさとがなす第1のガンマ特性に基づき、前記最小映像レベルに対応する最小の明るさを検出し、前記最小の明るさを表現することができる前記第1のコントラスト比より小さい第2のコントラスト比を求めて、前記表示映像のコントラスト比を前記第2のコントラスト比とする第2のアイリス設定値を前記アイリス駆動部に設定するよう制御し、前記光源制御部は、前記アイリス制御部が前記アイリス駆動部に前記第2のアイリス設定値を設定するよう制御しているとき、前記表示映像の白ピークの明るさを、前記アイリス駆動部に前記第1のアイリス設定値が設定されていて前記照明光が前記第1の明るさであるときの前記表示映像の白ピークの明るさと等しくするよう、前記照明光が第1の明るさよりも暗い第2の明るさとなるよう前記光源駆動部を制御することを特徴とする投射型表示装置を提供する。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、光源より射出された照明光を表示素子に照射し、前記表示素子によって、照射された前記照明光を映像信号に応じて変調して映像を表示するための変調光とし、前記照明光または前記変調光の光量をアイリスによって調節し、入力映像信号を所定の時間ごとに解析して、前記所定の時間ごとの最小映像レベルを検出し、前記所定の時間内における最小映像レベルが0であることが検出されたとき、前記変調光によって表示される表示映像のコントラスト比を第1のコントラスト比とする第1のアイリス設定値を、前記アイリスを駆動するアイリス駆動部に設定し、前記アイリス駆動部に前記第1のアイリス設定値を設定しているとき、前記照明光が第1の明るさとなるよう前記光源を制御し、前記所定の時間内における最小映像レベルが0を超えることが検出されたとき、前記第1のコントラスト比を有する前記表示映像の映像レベルと明るさとがなす第1のガンマ特性に基づき、前記最小映像レベルに対応する最小の明るさを検出して、前記最小の明るさを表現することができる前記第1のコントラスト比より小さい第2のコントラスト比を求め、前記所定の時間内における最小映像レベルが0を超えることが検出されたとき、前記表示映像のコントラスト比を前記第2のコントラスト比とする第2のアイリス設定値を前記アイリス駆動部に設定し、前記アイリス駆動部に前記第2のアイリス設定値を設定しているとき、前記表示映像の白ピークの明るさを、前記アイリス駆動部に前記第1のアイリス設定値が設定されていて前記照明光が前記第1の明るさであるときの前記表示映像の白ピークの明るさと等しくするよう、前記照明光を前記第1の明るさよりも暗い第2の明るさとするように前記光源を制御することを特徴とする投射型表示装置の制御方法を提供する。
本発明の投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法によれば、光源を高寿命化し、映像信号が示す映像の明るさを忠実に再現することができる。
第1実施形態の投射型表示装置を示すブロック図である。 アイリス設定値と照明光の明るさ及び表示映像のコントラスト比との関係を示す特性図である。 光源の供給電流値と照明光の明るさとの関係を示す特性図である。 コントラスト比が10,000:1のときの映像レベルと表示映像の明るさとの関係を示す特性図である。 図4の部分拡大図である。 コントラスト比が10,000:1と5,000:1と2,000:1のときの像レベルと表示映像の明るさとの関係を示す特性の部分拡大図である。 第1実施形態の投射型表示装置の動作及び第1実施形態の投射型表示装置の制御方法による処理を示すフローチャートである。 図1における映像レベル変換部320の動作を説明するための特性図である。 コントラスト比の変更前のガンマ特性と、コントラスト比を変更し、映像レベル変換部320によって映像レベルを変換した後のガンマ特性を示す特性図である。 第1及び第2実施形態の投射型表示装置の動作及び第1及び第2実施形態の投射型表示装置の制御方法による処理を示す図である。 第2実施形態の投射型表示装置を示すブロック図である。 第2実施形態の投射型表示装置の動作及び第2実施形態の投射型表示装置の制御方法による処理を示すフローチャートである。
以下、各実施形態の投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法について、添付図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1において、光源11は照明光を射出し、アイリス12は照明光の光量を調節して表示素子13に照射する。光源11は、高圧水銀ランプ、発光ダイオード、レーザ光源等であり、出力(明るさ)可変の任意の光源でよい。
表示素子13は、照明光を後述する映像信号に応じて変調する。表示素子13としては、例えば、LCOS(Liquid Crystal On Silicon)と称される反射型液晶表示素子、または、透過型液晶表示素子を用いることができる。投射レンズ14は、表示素子13より射出された変調光をスクリーン15に投射し、スクリーン15に映像信号に応じた映像を表示させる。
投射型表示装置がカラーの映像をスクリーン15に投射する場合、投射型表示装置は、赤、緑、青用の3つの表示素子13と、3つの表示素子13より射出された変調光を合成する合成光学系とを備える構成とされる。
図1においては、光源11と表示素子13との間に照明光の光量を調節するアイリス12を設けているが、表示素子13と投射レンズ14との間に変調光を調節するアイリスを設けてもよい。
光源駆動部21は、照明光が所定の明るさとなるよう光源11を駆動する。制御部30の光源制御部301は、光源11が射出する照明光が所定の明るさとなるよう光源駆動部21を制御する。
アイリス駆動部22は、後述するアイリス設定値に応じて、アイリス12を開放する方向または閉塞する方向にアイリス12を駆動する。制御部30のアイリス制御部302は、アイリス12の絞りの程度を決める所定のアイリス設定値をアイリス駆動部22に設定する。表示素子駆動部23は、後述する映像信号処理部32より出力された映像信号に応じて照明光を変調するよう、表示素子13を駆動する。
映像解析部31及び映像信号処理部32には、映像信号が入力される。映像解析部31は、入力映像信号の映像レベルを、例えば1または複数フレームである所定の時間ごとに解析する。以降、所定の時間を検出単位と称する。映像レベルとは、入力映像信号の個々の画素の輝度レベル(画素レベル)である。映像解析部31は、検出単位ごとに入力映像信号の映像レベルの分布を示すヒストグラムを解析するヒストグラム解析部であってもよい。
映像解析部31は、入力映像信号の解析によって、検出単位ごとの最小映像レベルを検出する。映像解析部31は、最小映像レベルの検出値を制御部30に供給する。
上記のように、制御部30は、光源制御部301及びアイリス制御部302を有する。制御部30は、マイクロプロセッサで構成することができる。光源制御部301及びアイリス制御部302はソフトウェア(コンピュータプログラム)で構成されていてもよい。映像信号処理部32は、映像レベル変換部320を有する。
制御部30には、記憶部33が接続されている。制御部30及び記憶部33は、マイクロコンピュータで構成されていてもよい。映像解析部31が制御部30に内蔵されていてもよい。映像解析部31は、ソフトウェア(コンピュータプログラム)で構成されていてもよい。制御部30と映像解析部31と記憶部33との全体がマイクロコンピュータで構成されていてもよい。
光源制御部301は、最小映像レベルの検出値に応じて、光源駆動部21を制御する。アイリス制御部302は、最小映像レベルの検出値に応じて、アイリス駆動部22を制御する。制御部30は、投射レンズ14よって投射されたスクリーン15上の表示映像のコントラスト比に応じて、映像レベル変換部320を制御することがある。
記憶部33は、光源制御部301が光源駆動部21を制御するのに必要なデータ、アイリス制御部302がアイリス駆動部22を制御するのに必要なデータを記憶している。光源制御部301及びアイリス制御部302は、記憶部33に記憶されているデータを用いて、それぞれ、光源駆動部21及びアイリス駆動部22を制御する。
次に、光源11を高寿命化し、映像信号が示す映像の明るさを忠実に再現するための具体的な制御方法を説明する。
図2は、アイリス駆動部22に設定するアイリス設定値を変化させると、照明光(または変調光)の明るさ、及び、投射型表示装置による表示映像のコントラスト比がどのように変化するかを示している。図2の縦軸の明るさ及びコントラスト比はそれぞれの最大値を100%としたときの相対値を示している。横軸のアイリス設定値は、数値が大きくなるほどアイリス12の絞りの程度を大きくすることを意味し、アイリス設定値0はアイリス12を開放した状態、アイリス設定値15はアイリス12を最大に絞った状態を意味する。
図2に示すように、アイリス12を閉じるほど、照明光の明るさは実線で示すように減少し、逆に、投射型表示装置で表現できるコントラスト比は破線で示すように増大する。記憶部33は、図2に示すアイリス設定値と照明光の明るさとの関係を示す特性データと、アイリス設定値とコントラスト比との関係を示す特性データとを記憶している。
図3は、光源11をレーザ光源としたとき、光源11に供給する電流と光源11より射出される照明光の明るさとの関係を示している。光源11に供給する電流を増加させれば、照明光の明るさが増大し、電流を減少させれば照明光の明るさが低下する。記憶部33は、図3に示す光源11の供給電流値と照明光の明るさとの関係を示す特性データを記憶している。
図4は、映像信号のビット数を8ビット、ガンマ特性をいわゆるガンマ2.2とし、映像レベルが255であるときの映像の明るさを100%としたときの、映像レベルと表示映像の明るさとの関係を示している。投射型表示装置においては、映像レベルが0(黒)であったとしても、厳密には、表示映像の明るさは0%とはならない。
図5は、図4に示す特性の映像レベル0〜10の部分の拡大図である。投射型表示装置で表現できる最大のコントラスト比を10,000:1とすると、図5に示すように、映像レベルが0のときの表示映像の明るさは0.01%となる。即ち、投射型表示装置のコントラスト比が10,000:1であれば、明るさ0.01%以上が表示可能範囲となり、映像レベル0〜255の映像信号は、表示映像の明るさが0.01〜100%の範囲で表現される。
投射型表示装置で表現できる最大のコントラスト比を、基準のコントラスト比とすることができる。投射型表示装置で表現できるコントラスト比は、10,000:1に限定されない。
図6は、コントラスト比10,000:1に加えて、コントラスト比5,000:1と2,000:1の特性を示している。図5と同様、図6は映像レベル0〜10の部分の拡大図である。
コントラスト比が5,000:1であれば、表示映像の明るさ0.02%以上が表示可能範囲となり、映像レベル0〜255の映像信号は、表示映像の明るさが0.02〜100%の範囲で表現される。コントラスト比が2000:1あれば、表示映像の明るさ0.05%以上が表示可能範囲となり、映像レベル0〜255の映像信号は、表示映像の明るさが0.05〜100%の範囲で表現される。
図6に示すように、投射型表示装置は、例えば、映像レベルが8以上の映像信号であれば、コントラスト比2,000:1であっても、コントラスト比10,000:1と同じ明るさの映像を表示することができる。また、投射型表示装置は、例えば、映像レベルが4以上の映像信号であれば、コントラスト比5,000:1であっても、コントラスト比10,000:1と同じ明るさの映像を表示することができる。
即ち、投射型表示装置は、入力映像信号の最小映像レベルが0を超えるとき、コントラスト比10,000:1よりも小さいコントラスト比で、コントラスト比10,000:1で表示した場合と同じ明るさの映像を表示することができる。入力映像信号の最小映像レベルが1以上であれば、基準のコントラスト比よりも小さいコントラスト比で基準のコントラスト比で表示した場合と同じ明るさで入力映像信号を表示することができる。
図6より分かるように、最小映像レベルが8のとき、コントラスト比5,000:1とコントラスト比2,000:1とのいずれでも、コントラスト比10,000:1で表示した場合と同じ明るさで入力映像信号を表示することができる。最小映像レベルを表現できる最小のコントラスト比を選択することが好ましい。最小映像レベルを表現できる最小のコントラスト比は最小映像レベルに応じて決まる。
表示可能な最大の明るさ(映像レベルが255のときの明るさ)を1、表示可能な最小の明るさ(映像レベルが0のときの明るさ)をB0とすると、B0は式(1)で表される。式(1)におけるRはコントラスト比における白の明るさを黒の明るさで除算した値であり、コントラスト比が10,000:1であれば10,000、コントラスト比が5,000:1であれば5,000、コントラスト比が2,000:1であれば2,000である。
Figure 0006662224
入力映像信号の映像レベルをLin、最大映像レベルをLmax、γをガンマ特性のガンマ値とすると、任意の映像レベルの明るさBは式(2)で表される。最大映像レベルLmaxは映像信号が8ビットであれば255である。ガンマ値γは、ガンマ特性がガンマ2.2であれば2.2である。
Figure 0006662224
式(2)に式(1)を代入すると、任意の映像レベルの明るさBは式(3)で表される。
Figure 0006662224
コントラスト比が10,000:1で、入力映像信号の最小映像レベルが0を超えるとき、最小映像レベルの明るさBは式(3)より算出できる。このときの明るさBを表現できる最小のコントラスト比も式(3)より算出できる。記憶部33は、制御部30(アイリス制御部302)が式(3)に示す計算式に基づいて明るさB及び最小のコントラスト比を算出するために必要なパラメータを記憶している。
制御部30が式(3)を用いて最小のコントラスト比を算出する代わりに、記憶部33に変換テーブルを記憶しておき、制御部30が変換テーブルに基づいて入力映像信号の最小映像レベルに応じた最小のコントラスト比を求めるように構成してもよい。
以上を踏まえて、図7に示すフローチャートを用いて、第1実施形態の投射型表示装置の動作及び第1実施形態の投射型表示装置の制御方法による処理を説明する。
映像解析部31に映像信号が入力されたら、映像解析部31は、ステップS1にて、検出単位ごとに入力映像信号を解析して最小映像レベルを検出する。例えば、映像解析部31が5フレームを検出単位として入力映像信号を解析する場合、5フレーム分の全画素のうちの最も小さい画素レベルを最小映像レベルとすればよい。
制御部30は、ステップS2にて、最小映像レベルが0であるか否かを判定する。最小映像レベルが0であれば(YES)、制御部30(アイリス制御部302)は、ステップS3にて、基準のコントラスト比(第1のコントラスト比)に対応する第1のアイリス設定値をアイリス駆動部22に設定する。
制御部30(光源制御部301)は、ステップS4にて、光源11より射出される照明光の明るさが基準のコントラスト比に対応する明るさ(第1の明るさ)となるよう光源駆動部21を制御する。
ステップS2にて最小映像レベルが0でなければ(NO)、制御部30(アイリス制御部302)は、ステップS5にて、式(3)に基づいて、入力映像信号の最小映像レベルを表現できる最小コントラスト比(第2のコントラスト比)を算出する。図6を用いて説明したように、最小映像レベルが例えば8であるとき、制御部30は、コントラスト比2,000:1が最小映像レベル8を表現できる最小コントラスト比であると算出する。
制御部30(アイリス制御部302)は、ステップS6にて、図2に示すアイリス設定値とコントラスト比との関係を示す特性データに基づき、最小コントラスト比に対応するアイリス設定値を算出して、アイリス駆動部22に設定する。最小映像レベルが例えば8であるとき、制御部30(アイリス制御部302)は、コントラスト比2,000:1に対応する第2のアイリス設定値をアイリス駆動部22に設定する。
これによって、アイリス駆動部22が、最小映像レベルに基づくコントラスト比になるようにアイリス12を制御して駆動させることで、アイリス12は通過する光量を調整できる。
例えば、1検出単位前における入力映像信号の解析結果が8よりも小さな値だった場合は、アイリス駆動部22はアイリス12を開放する方向に駆動させ、アイリス12を通過する光量を増加させる。
アイリス12が開放する方向に駆動されると、照明光の光量の増加によって映像信号の白ピークの明るさが増大してしまう。そこで、制御部30(光源制御部301)は、ステップS7にて、白ピークの明るさがアイリス12の調整がされない場合の明るさと等しくなるよう、図3に示す光源11の供給電流値と明るさとの関係を示す特性データに基づき、光源11より射出される照明光の明るさを低減させるよう光源駆動部21を制御する。
また、例えば、1検出単位前における入力映像信号の解析結果が8よりも大きな値だった場合は、アイリス駆動部22はアイリス12を閉塞する方向に駆動させ、アイリス12を通過する光量を減少させる。
アイリス12が閉塞する方向に駆動されると、照明光の光量の減少によって映像信号の白ピークの明るさが減少してしまう。そこで、制御部30(光源制御部301)は、ステップS7にて、白ピークの明るさがアイリス12の調整がされない場合の明るさと等しくなるよう、図3に示す光源11の供給電流値と明るさとの関係を示す特性データに基づき、光源11より射出される照明光の明るさを増加させるよう光源駆動部21を制御する。
以上のように、検出単位ごとに入力映像信号の最小映像レベルを検出して、検出単位で入力映像信号の最小映像レベルが0を超えるとき、アイリス12は、入力映像信号の最小映像レベルを表現できる最小コントラスト比に対応するアイリス設定値に応じて開放する方向に調整される。アイリス12が開放する方向に調整されることにより、光源11への供給電流値が減少して、光源11より射出される照明光は第1の明るさよりも暗い最小コントラスト比に対応する第2の明るさとされる。
従って、第1実施形態の投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法によれば、検出単位で入力映像信号の最小映像レベルが0を超えるとき、光源11への供給電流値が減少することにより光源11を高寿命化することができる。また、光源11への供給電流値が減少することにより、消費電力を低減させることができる。
ステップS7にて白ピークの明るさがアイリス12の調整がされない場合の明るさと等しくなるように照明光の明るさを低減させると、映像信号の明部の明るさはほぼ等しくなる。従って、アイリス12を調整してコントラスト比を変更しても、入力映像信号が示す映像の明るさを忠実に再現することができる。
厳密には、最小映像レベルが0を超えるとコントラスト比を低下させているため、暗部の明るさがわずかに浮き、暗部で明るさにずれが生じる。入力映像信号が示す映像の明るさをさらに忠実に再現するために、次のように構成することが好ましい。
制御部30は、ステップS8にて、コントラスト比変更後のガンマ特性(第2のガンマ特性)がコントラスト比変更前のガンマ特性(第1のガンマ特性)と等しくなるよう、映像レベル変換部320が入力映像信号の映像レベルを変換するよう映像レベル変換部320を制御する。
映像レベル変換部320が、入力映像信号のレベルをどのように変換するかについて具体的に説明する。映像レベル変換部320によって映像レベルを変換する前の映像レベルをL1、映像レベルを変換した後の映像レベルをL2、変更前のコントラスト比のRをR1、変更後のコントラスト比のRをR2、映像レベルを変換する前の映像レベルの明るさをB1、映像レベルを変換した後の映像レベルの明るさをB2とする。明るさをB1及びB2は、式(3)より、式(4)及び(5)で表される。
Figure 0006662224
Figure 0006662224
コントラスト比変更前のガンマ特性とコントラスト比変更後のガンマ特性とを等しくするには、式(4)の明るさをB1と式(5)の明るさをB2とを等しくすればよい。そこで、映像レベルを変換した後の映像レベルL2は式(6)で表すことができる。映像レベル変換部320は、式(6)に基づき、入力映像信号の映像レベルL1を映像レベルL2に変換する。
Figure 0006662224
最小映像レベルが8であり、コントラスト比10,000:1をコントラスト比2,000:1に変更した場合を例とする。映像レベル変換部320が式(6)に基づき映像レベルL1を映像レベルL2に変換すると、映像レベルL1と映像レベルL2との関係は、図8に示すとおりとなる。図8において、(b)は(a)の破線で示す円で囲んだ部分の拡大図である。
図9は、コントラスト比を10,000:1として照明光の明るさを低減させる前(実線にて図示)と、コントラスト比を2,000:1に変更して照明光の明るさを低減させ、式(6)に基づき映像レベルを変換した後(破線にて図示)との、映像レベルと表示映像の明るさとがなすガンマ特性を示している。図9において、(b)は(a)の破線で示す円で囲んだ部分の拡大図である。なお、図9においては、実線と破線とはほぼ重なるが、両者を認識しやすいようにわずかにずらした状態で図示している。
図9に示すように、映像レベル変換部320が入力映像信号の映像レベルを変換することにより、コントラスト比の変更の前後で、ガンマ特性をほぼ一致させることができ、暗部から明部までの全体で表示映像の明るさにずれはほとんど生じない。
第1実施形態の投射型表示装置の動作及び第1実施形態の投射型表示装置の制御方法による処理をまとめると、図10に示すようになる。映像解析部31は、例えば5フレームを検出単位として、入力映像信号の最小映像レベルを検出する。図10の(a)に示すように、最小映像レベルは5フレームごとに0、4、8…と変化したとする。入力映像信号の白ピークは例えば255で一定であるとする。
図10の(b)に示すように、アイリス駆動部22は、制御部30による制御によって、最小映像レベルが0、4、8…と変化するのに合わせてアイリス12を調整して、コントラスト比を10,000:1、5,000:1、2,000:1…と変化させる。
制御部30は、アイリス12の調整に合わせて、白ピークの明るさを変化させないように光源駆動部21を制御する。図10の(c)に示すように、光源駆動部21は光源11への供給電流値を低減させる。従って、第1実施形態の投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法によれば、光源11を高寿命化することができ、消費電力を低減させることができる。
図10の(d)に示すように、コントラスト比を10,000:1、5,000:1、2,000:1…と変化させても、白ピークは変化せず、ダイナミックレンジの黒側の値が最小映像レベルに応じて変化するのみである。従って、第1実施形態の投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法によれば、映像信号が示す映像の明るさを忠実に再現することができる。
比較例として、映像レベルの平均値(APL)に応じて、ダイナミックレンジを黒側または白側に動的に変化させる制御方法がある。比較例によれば、暗い映像と明るい映像それぞれに適した状態の映像とすることができるものの、黒レベル及び白レベルが変化するので、映像信号が示す映像の明るさを忠実に再現することはできない。
ところで、通常、アイリス12は、絞りの程度を1フレーム単位で変更することが難しく、数フレームの時間を要する。映像解析部31が入力映像信号を解析する検出単位の時間範囲は、アイリス12が絞りの程度を変更するのに要する時間に合わせて設定すればよい。
図1において、ある時間を時間の検出単位として、映像解析部31によって最小映像レベルが0を超えることが検出されたとき、その時間の検出単位に含まれるフレームにおいて光源11とアイリス12と映像レベル変換部320とが制御されるよう、図示していない遅延器によってタイミングが調整されている。
<第2実施形態>
図11に示す第2実施形態の投射型表示装置において、図1に示す第1実施形態の投射型表示装置と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図11に示すように、第2実施形態の投射型表示装置は、アイリス12より射出された照明光の明るさを検出する光センサ16を備える。光センサ16は漏れ光を検出することによって、照明光の明るさを検出することができる。光センサ16によって検出された明るさの検出値は、制御部30に供給される。
図12に示すフローチャートを用いて、第2実施形態の投射型表示装置の動作及び第2実施形態の投射型表示装置の制御方法による処理を説明する。図12において、図7と同一ステップには同一符号を付し、その説明を省略する。
制御部30は、ステップS6に続けて、ステップS9にて、光センサ16による照明光の明るさの検出値を取り込む。制御部30は、ステップS10にて、照明光の明るさはアイリス12の調整前と同じであるか否かを判定する。同じでなければ(NO)、制御部30(光源制御部301)は、ステップS11にて、光源駆動部21を制御して、光源11への供給電流値を調整することにより出力を調整する。
制御部30は、照明光の明るさがアイリス12の調整前と同じ明るさとなるまでステップS9〜S11を繰り返す。制御部30は、照明光の明るさがアイリス12の調整前と同じであれば(YES)、処理をステップS8に移行させる。
第2実施形態の投射型表示装置の動作及び第2実施形態の投射型表示装置の制御方法による処理においては、図7のステップS7の代わりに図12に示すステップS9〜S11を設けている。これにより、第2実施形態の投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法によれば、アイリス駆動部22に第2のアイリス設定値を設定しているときの表示映像の白ピークの明るさを、アイリス駆動部22に第1のアイリス設定値を設定しているときの表示映像の白ピークの明るさと等しくすることができる。
第2実施形態の投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法においては、図2に実線にて示すアイリス設定値と照明光の明るさとの関係を示す特性データと、図3に示す光源11の供給電流値と照明光の明るさとの関係を示す特性データが不要となる。
第2実施形態の投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法によれば、経時変化により光源11の供給電流値と照明光の明るさとの関係の特性が変化しても、アイリス12の調整前後で表示映像の白ピークの明るさを一定とすることができる。
第1実施形態と第2実施形態とは表示映像の白ピークの明るさを一定とするための方法が異なるのみであり、第2実施形態の投射型表示装置の動作及び第2実施形態の投射型表示装置の制御方法による処理は図10と同様である。
第1及び第2実施形態の投射型表示装置及び投射型表示装置の制御方法によれば、映像信号が示す映像の明るさを忠実に再現することができるので、第1及び第2実施形態は映像信号が示す映像の明るさを忠実に再現することが求められるシミュレータ等に用いることができる。
本発明は以上説明した第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
11 光源
12 アイリス
13 表示素子
14 投射レンズ
15 スクリーン
16 光センサ
21 光源駆動部
22 アイリス駆動部
23 表示素子駆動部
30 制御部
31 映像解析部
32 映像信号処理部
33 記憶部
301 光源制御部
302 アイリス制御部
320 映像レベル変換部

Claims (5)

  1. 照明光を射出する光源と、
    前記光源を駆動する光源駆動部と、
    前記照明光が照射され、照射された前記照明光を映像信号に応じて変調して変調光を射出する表示素子と、
    前記照明光または前記変調光の光量を調節するアイリスと、
    アイリス設定値に応じて前記アイリスを駆動するアイリス駆動部と、
    入力映像信号を所定の時間ごとに解析して、前記所定の時間ごとの最小映像レベルを検出する映像解析部と、
    前記映像解析部が前記所定の時間内における最小映像レベルが0であることを検出したとき、前記変調光によって表示される表示映像のコントラスト比を第1のコントラスト比とする第1のアイリス設定値を前記アイリス駆動部に設定するよう制御するアイリス制御部と、
    前記アイリス制御部が前記アイリス駆動部に前記第1のアイリス設定値を設定するよう制御しているとき、前記照明光が第1の明るさとなるよう前記光源駆動部を制御する光源制御部と、
    を備え、
    前記アイリス制御部は、前記映像解析部が前記所定の時間内における最小映像レベルが0を超えることを検出したとき、前記第1のコントラスト比を有する前記表示映像の映像レベルと明るさとがなす第1のガンマ特性に基づき、前記最小映像レベルに対応する最小の明るさを検出し、前記最小の明るさを表現することができる前記第1のコントラスト比より小さい第2のコントラスト比を求めて、前記表示映像のコントラスト比を前記第2のコントラスト比とする第2のアイリス設定値を前記アイリス駆動部に設定するよう制御し、
    前記光源制御部は、前記アイリス制御部が前記アイリス駆動部に前記第2のアイリス設定値を設定するよう制御しているとき、前記表示映像の白ピークの明るさを、前記アイリス駆動部に前記第1のアイリス設定値が設定されていて前記照明光が前記第1の明るさであるときの前記表示映像の白ピークの明るさと等しくするよう、前記照明光が第1の明るさよりも暗い第2の明るさとなるよう前記光源駆動部を制御する
    ことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記第2のコントラスト比を有する前記表示映像の映像レベルと明るさとがなす第2のガンマ特性を前記第1のガンマ特性と等しくするよう、前記入力映像信号の映像レベルを変換する映像レベル変換部をさらに備え、
    前記表示素子は、前記映像レベル変換部によって映像レベルが変換された映像信号に応じて前記照明光を変調する
    ことを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記アイリスより射出された前記照明光または前記変調光の明るさを検出する光センサをさらに備え、
    前記光源制御部は、前記アイリス駆動部に前記第2のアイリス設定値を設定しているときに前記光センサによって検出された明るさの検出値を、前記アイリス駆動部に前記第1のアイリス設定値を設定しているときに前記光センサによって検出された明るさの検出値と等しくするよう前記光源駆動部を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の投射型表示装置。
  4. 前記アイリス制御部は、前記第2のコントラスト比として、前記最小の明るさを表現することができる最小のコントラスト比を求めることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
  5. 光源より射出された照明光を表示素子に照射し、
    前記表示素子によって、照射された前記照明光を映像信号に応じて変調して映像を表示するための変調光とし、
    前記照明光または前記変調光の光量をアイリスによって調節し、
    入力映像信号を所定の時間ごとに解析して、前記所定の時間ごとの最小映像レベルを検出し、
    前記所定の時間内における最小映像レベルが0であることが検出されたとき、前記変調光によって表示される表示映像のコントラスト比を第1のコントラスト比とする第1のアイリス設定値を、前記アイリスを駆動するアイリス駆動部に設定し、
    前記アイリス駆動部に前記第1のアイリス設定値を設定しているとき、前記照明光が第1の明るさとなるよう前記光源を制御し、
    前記所定の時間内における最小映像レベルが0を超えることが検出されたとき、前記第1のコントラスト比を有する前記表示映像の映像レベルと明るさとがなす第1のガンマ特性に基づき、前記最小映像レベルに対応する最小の明るさを検出して、前記最小の明るさを表現することができる前記第1のコントラスト比より小さい第2のコントラスト比を求め、
    前記所定の時間内における最小映像レベルが0を超えることが検出されたとき、前記表示映像のコントラスト比を前記第2のコントラスト比とする第2のアイリス設定値を前記アイリス駆動部に設定し、
    前記アイリス駆動部に前記第2のアイリス設定値を設定しているとき、前記表示映像の白ピークの明るさを、前記アイリス駆動部に前記第1のアイリス設定値が設定されていて前記照明光が前記第1の明るさであるときの前記表示映像の白ピークの明るさと等しくするよう、前記照明光を前記第1の明るさよりも暗い第2の明るさとするように前記光源を制御する
    ことを特徴とする投射型表示装置の制御方法。
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