JP6662062B2 - マルチキャリア変調信号のビット割り当て方法、装置及びシステム - Google Patents

マルチキャリア変調信号のビット割り当て方法、装置及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6662062B2
JP6662062B2 JP2016013107A JP2016013107A JP6662062B2 JP 6662062 B2 JP6662062 B2 JP 6662062B2 JP 2016013107 A JP2016013107 A JP 2016013107A JP 2016013107 A JP2016013107 A JP 2016013107A JP 6662062 B2 JP6662062 B2 JP 6662062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snr
subcarrier
power
clipping noise
new
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016013107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016144209A5 (ja
JP2016144209A (ja
Inventor
チェヌ・ハオ
磊 李
磊 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JP2016144209A publication Critical patent/JP2016144209A/ja
Publication of JP2016144209A5 publication Critical patent/JP2016144209A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6662062B2 publication Critical patent/JP6662062B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • H04J11/0023Interference mitigation or co-ordination
    • H04J11/0026Interference mitigation or co-ordination of multi-user interference
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2614Peak power aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0044Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path allocation of payload
    • H04L5/0046Determination of how many bits are transmitted on different sub-channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
    • H04W52/241TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters taking into account channel quality metrics, e.g. SIR, SNR, CIR, Eb/lo
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/34TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading
    • H04W52/346TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading distributing total power among users or channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2614Peak power aspects
    • H04L27/2623Reduction thereof by clipping

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

本発明は、通信技術分野に関し、特にマルチキャリア変調信号のビット割り当て方法、装置及びシステムに関する。
マルチキャリア変調は、複数のサブキャリア信号を採用する。データストリームをいくつかのサブデータストリームに分解し、サブデータストリームを遥かに低い伝送速度を持たせ、これらのデータを利用していくつかのサブキャリアを変調する。マルチキャリア変調信号は、サブキャリアデータの伝送速度が相対的に低く、コード要素の周期が長いという特徴を有する。マルチキャリア変調は、多種の技術、例えば離散マルチトーン(DMT:Discrete Multi−tone)、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等により実現されてもよい。高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)はマルチキャリア変調を実現するための有効な方法の1つである。
マルチキャリア変調信号は、ピーク対平均電力比(PAPR:Peak to Average Power Ratio)が高いという問題がある。実際の応用では、送信機の出力信号のピーク値は通常制限されている。よって、信号の平均電力を増大させるために、信号のPAPRを低下させる必要がある。最も頻繁に使用される方法の1つは、マルチキャリア変調信号を直接にクリッピングする(Clipping)。クリッピング方法は、PAPRを低下させ、信号平均電力を増大させるが、信号歪みをもたらしてしまう。一方、マルチキャリア変調信号は複数のサブキャリア信号を重畳することによって形成されるため、特殊のビットパターンに極めて高いPAPRが現れる場合がある。これらの極めて高いPAPRのシンボルに対してクリッピング操作を行うと、大きな信号歪みが生じ、該シンボルにバーストエラーが発生してしまう。このようなバーストエラーの発生確率が高くなく、平均ビット誤り率への影響が非常に小さいが、このようなバーストエラーが前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)復号の無効化に繋がり、通信障害になってしまう。
なお、上述した技術背景の説明は、本発明の技術案を明確、完全に理解させるための説明であり、当業者を理解させるために記述されているものである。これらの技術案は、単なる本発明の背景技術部分として説明されたものであり、当業者により公知されたものではない。
本願の実施例は、上記背景技術の問題点を鑑み、マルチキャリア変調信号のバーストエラーを低減させるマルチキャリア変調信号のビット割り当て方法、装置及びシステムを提供する。
本願の実施例の第1の態様では、マルチキャリア通信システムにおけるビット割り当て方法であって、予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、信号対雑音比(SNR:Signal to Noise Ratio)マージンを決定する決定ステップと、前記SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当てる割り当てステップと、を含む、ビット割り当て方法を提供する。
本願の実施例の第2の態様では、マルチキャリア通信システムにおけるビット割り当て装置であって、予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、SNRマージンを決定する決定手段と、前記SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当てる割り当て手段と、を含む、ビット割り当て装置を提供する。
本願の実施例の第3の態様では、マルチキャリア通信システムにおける送信機であって、前記送信機は上記のビット割り当て装置を含む、送信機を提供する。
本願の実施例の第4の態様では、マルチキャリア通信システムにおける受信機であって、前記受信機は上記のビット割り当て装置を含む、受信機を提供する。
本願の実施例の第5の態様では、上記のビット割り当て装置を含むマルチキャリア通信システムを提供する。
本願の実施例の他の態様では、マルチキャリア変調信号のビット割り当て装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、前記ビット割り当て装置において上記の第1の態様に記載の方法を実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
本発明の実施例の他の態様は、コンピュータに、マルチキャリア変調信号のビット割り当て装置において上記の第1の態様に記載の方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体を提供する。
本発明の効果としては、クリッピングノイズのためにSNRマージンを予め設定することで、信号のクリッピングノイズに対する許容度を増大させ、バーストエラーを低減させ、FEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)復号の成功を確保する。
本発明の特定の実施形態は、後述の説明及び図面に示すように、詳細に開示され、本発明の原理を採用されることが可能な方式を示している。なお、本発明の実施形態は、範囲上には限定されるものではない。本発明の実施形態は、添付されている特許請求の範囲の主旨及び内容の範囲内、各種の改変、修正、及び同等的なものが含まれる。
ある一つの実施形態に説明及び又は示されている特徴は、同一又は類似の方式で一つ又は多くの他の実施形態に使用されてもよく、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよく、他の実施形態における特徴を代替してもよい。
なお、用語「包括/含む」は、本文に使用される際に、特徴、要素、ステップ又は構成要件の存在を意味し、一つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ又は構成要件の存在又は追加を排除するものではない。
ここで含まれる図面は、本発明の実施例を理解させるためのものであり、本明細書の一部を構成し、本発明の実施例を例示するためのものであり、文言の記載と合わせて本発明の原理を説明する。なお、ここに説明される図面は、単なる本発明の実施例を説明するためのものであり、当業者にとって、これらの図面に基づいて他の図面を容易に得ることができる。
実施例1の1つの態様のマルチキャリア変調信号のビット割り当て方法のフローチャートである。 実施例1のもう1つの態様のマルチキャリア変調信号のビット割り当て方法のフローチャートである。 実施例1に係る異なるノイズ電力のCCDF分布を示す図である。 実施例1に係る各サブキャリアにおける原SNRと新SNRとの対比を示す図である。 実施例1に係る原SNRと新SNRを用いてビット割り当てを行った後のビット誤り率の対比を示す図である。 実施例2の1つの態様のマルチキャリア変調信号のビット割り当て装置の構成を示す図である。 実施例2の1つの態様のビット割り当て装置の決定部の構成を示す図である。 実施例2の1つの態様のビット割り当て装置の割り当て部の構成を示す図である。 実施例3の送信機の構成を示す図である。 実施例4の受信機の構成を示す図である。 実施例5のマルチキャリア通信システムの構成を示す図である。
本発明の上記及びその他の特徴は、図面及び下記の説明により理解できるものである。明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態、即ち本発明の原則に従う一部の実施形態を表すものを公開している。なお、本発明は説明される実施形態に限定されず、本発明は、特許請求の範囲内の全ての修正、変更されたもの、及び均等なものを含む。
本願の実施例はマルチキャリア変調信号のビット割り当て方法を提供する。従来のビット割り当てアルゴリズムによると、特別なビット及び電力の割り当てパターンでは、バーストエラーが生じ、FEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)復号の失敗をもたらす可能性がある。本願は、クリッピングノイズのためにSNRマージンを予め設定することで、ビット及び電力の割り当てパターンを変更し、強いクリッピングノイズが発生しても、大量のバーストエラーが生じることないため、マルチキャリア通信システムにおけるバーストエラーを低減させることができ、FEC復号の成功を確保できる。
以下は、図面及び具体的な実施形態を参照しながら本発明の実施例の方法、装置及びシステムを説明する。
<実施例1>
本発明の実施例はマルチキャリア変調信号のビット割り当て方法を提供し、図1は該方法のフローチャートであり、図1に示すように、該方法は下記のステップを含む。
ステップS101:予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定する。
ステップS102:SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当てる。
ステップS101において、システムが許容できる最大クリッピングノイズの確率は、システムで現れることが許容できる最大クリッピングノイズ(クリッピング歪み)に対応する発生確率を指す。該確率の値は、予め設定されてもよいが、本実施例はこれに限定されない。
1つの態様では、ステップS101は図2に示す方法により実現されてもよく、図2に示すように、該方法は下記のステップを含む。
ステップS201:マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行う。
ステップS202:予め設定された時間ウィンドウ内に、時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の確率分布を計数する。
ステップS203:予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、確率分布から、最大クリッピングノイズの確率に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、SNRマージンとする。
図2の方法により、SNRマージンを決定できる。従って、ステップS102において、SNRマージン(読み取られたクリッピングノイズの電力)及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定し、各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当ててもよい。
本実施例では、クリッピングノイズの確率分布を算出し、ある確率のクリッピングノイズの影響を考慮した上で、SNRマージンを設定し、チャネルにより直接に測定されたオリジナルのSNRを調整し、調整後のSNRに基づいてビット割り当てを行うことで、サブキャリアのビット及び電力の割り当てパターンを変更し、マルチキャリア変調信号のクリッピング歪みに対する許容度を増大させる。このように、強いクリッピングノイズが発生しても、大量のバーストエラーが生じることない。このため、マルチキャリア通信システムにおけるバーストエラーを低減させることができ、FEC復号の成功を確保できる。
ステップS201において、各サブキャリアの変調ビット数及び電力は、従来のビット割り当てアルゴリズム、例えばChowのビット割り当てアルゴリズム[P. S. Chow et. al., 「A Practical Discrete
Multitone Transceiver Loading Algorithm for Data Transmission over Spectrally
Shaped Channels」, Trans. Comm., vol. 43, no 2, pp 773
(1995)]に基づいて割り当てられてもよいし、他のビット割り当て方法であってもよい。
ビット割り当てアルゴリズムは、各サブキャリアチャネルのSNR(各サブキャリアチャネルの原SNR)をパラメータとして用いる必要がある。現在の各サブキャリアチャネルにおいて直接に測定して得られたSNRを用いて割り当ててもよいし、例えば各サブキャリアチャネルのSNRの過去の平均値を用いて割り当ててもよい。SNRの測定は、サウンディング信号の送信などの方式により実現されてもよい。なお、本実施例は上記の具体的な実現方法に限定されない。
ビット数及び電力を割り当てた後に、時間領域信号の波形を取得でき、この際に、時間領域信号の波形に対して、ピーク値をクリッピングするクリッピング操作を行う。
ステップ202において、時間ウィンドウは、所定の原則又はルールに基づいて設定されてもよく、通常、取得された結果が統計的な意義を有するように、十分に長い時間ウィンドウを設定する必要がある。時間ウィンドウを設定した後に、時間ウィンドウ内に、時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、算出されたクリッピングノイズの電力についてクリッピングノイズの電力の確率分布の統計を取ってもよい。
計数された確率分布は、具体的にCCDF(Complementary Cumulative Distribution Function:相補累積分布関数)、例えば図3に示すCCDFの分布図であってもよく、ここで、信号電力は1であり、横軸はノイズ電力の二乗平均平方根値を表し、縦軸は計数された対応するCCDFの値を表す。
ステップS203において、予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率値に基づいて、確率分布から対応するノイズ電力を読み取って、SNRマージンとする。具体的には、図3の例で、例えば予め設定された確率値が1E−3であり、この場合は、CCDF値1E−3に対応するノイズ電力の二乗平均平方根値は0.07であるため、Pclip=0.07をSNRマージンとする。
SNRマージンを決定した後に、該SNRマージンに基づいて各サブキャリアの原SNRを調整し、調整後の新SNRを取得してもよい。ここで、各サブキャリアチャネルの原SNRはステップS201に記載された方法により取得されてもよい。
各サブキャリアの新しいSNRは、下記の式(1)により取得されてもよい。
Figure 0006662062
(1)
ここで、iはサブキャリアの番号であり、マルチキャリア通信システムに合計k個のサブキャリアがあると仮定し、i=1,2,…,k、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新SNRであり、SNRo,i及びSNRm,iの単位は共に線形単位(非dB)であり、αはSNRマージンの補正係数である。SNRマージンの補正係数αはシステムの実際の需要に応じて設定されてもよい。
図4は各サブキャリアにおける原SNRと新SNRの分布を示し、横軸はサブキャリア番号を表し、縦軸はSNR値(単位はdBである)を表し、図中の2つの曲線は、クリッピングノイズの確率が1e−3の場合の各サブキャリアにおける原SNRと調整後の新SNRをそれぞれ表す。これから分かるように、SNRマージンを用いて原SNRを調整して、新SNRを取得する。
図5は、原SNRと新SNRに対してビット割り当てを行った後のBER(Bit Error Rate:ビット誤り率)の対比を示す図である。図5から分かるように、新SNRを用いてビット割り当てを行った後のBERは、原SNRを用いてビット割り当てを行った後のBERよりも遥かに低い。
本実施例のビット割り当て方法によれば、強いクリッピングノイズが発生しても、大量のバーストエラーが生じることないため、マルチキャリア通信システムにおけるバーストエラーを低減させることができ、FEC復号の成功を確保できる。
<実施例2>
本発明の実施例はマルチキャリア変調信号のビット割り当て装置をさらに提供し、該装置の問題解決の原理は実施例1の方法と類似するため、その具体的な実施は実施例1の方法の実施を参照してもよく、重複する内容の説明が省略される。
図6は本実施例のマルチキャリア変調信号のビット割り当て装置の構成を示す図である。図6に示すように、該装置600は、決定部601及び割り当て部602を含む。決定部601は、予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定する。割り当て部602は、SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当てる。
1つの態様では、図7に示すように、決定部601は、波形処理モジュール701、計数モジュール702及び読み取りモジュール703を含む。
波形処理モジュール701は、マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行う。計数モジュール702は、予め設定された時間ウィンドウ内に、時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の確率分布を計数する。読み取りモジュール703は、予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、確率分布から最大クリッピングノイズの確率に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、SNRマージンとする。
1つの態様では、図8に示すように、割り当て部602は、決定モジュール801及び割り当てモジュール802を含む。
決定モジュール801は、読み取られたクリッピングノイズの電力及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定する。割り当てモジュール802は、各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当てる。
各サブキャリアの新しいSNRは、
Figure 0006662062
であってもよい。
ここで、iはサブキャリアの番号であり、マルチキャリア通信システムに合計k個のサブキャリアがあると仮定し、i=1,2,…,k、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新SNRであり、SNRo,i及びSNRm,iの単位は共に線形単位(非dB)であり、αはSNRマージンの補正係数である。
本実施例のビット割り当て装置によれば、強いクリッピングノイズが発生しても、大量のバーストエラーが生じることないため、マルチキャリア通信システムにおけるバーストエラーを低減させることができ、FEC復号の成功を確保できる。
<実施例3>
本願の実施例は送信機、例えばマルチキャリア通信システムにおける基地局をさらに提供し、該送信機は、実施例2に記載のマルチキャリア変調信号のビット割り当て装置を含んでもよい。
図9は本実施例の送信機の構成を示す図である。図9に示すように、送信機900は、中央処理装置(CPU)901及びメモリ902を含んでもよく、メモリ902は中央処理装置901に接続される。メモリ902は、各種のデータを記憶し、情報処理のプログラムをさらに記憶し、中央処理装置901の制御により該プログラムを実行してもよい。
1つの態様では、実施例2に記載のビット割り当て装置の機能は中央処理装置901に統合されてもよい。ここで、中央処理装置901は、予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定し、SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当ててもよい。
好ましくは、中央処理装置901は、マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行い、予め設定された時間ウィンドウ内に、時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の確率分布を計数し、予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、確率分布から最大クリッピングノイズの確率に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、SNRマージンとし、読み取られたクリッピングノイズの電力及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定し、各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当ててもよい。
ここで、各サブキャリアの新しいSNRは、
Figure 0006662062
であってもよい。
ここで、iはサブキャリアの番号であり、マルチキャリア通信システムに合計k個のサブキャリアがあると仮定し、i=1,2,…,k、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新SNRであり、SNRo,i及びSNRm,iの単位は共に線形単位(非dB)であり、αはSNRマージンの補正係数である。
もう1つの態様では、実施例2に記載のビット割り当て装置は中央処理装置901とそれぞれ構成されてもよく、例えばビット割り当て装置は中央処理装置901に接続されたチップであり、中央処理装置901の制御によりビット割り当て装置の機能を実現してもよい。
また、図9に示すように、送信機900は送受信機903及びアンテナ904等をさらに含んでもよく、上記ユニットの機能は従来技術と類似し、ここでその説明が省略される。なお、送信機900は図9に示す全てのユニットを含む必要がない。また、送信機900は、図9に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本願の実施例の送信機は、本願の実施例のビット割り当て装置を採用し、SNRマージンを設定することで、強いクリッピングノイズが発生しても、大量のバーストエラーが生じることないため、マルチキャリア通信システムにおけるバーストエラーを低減させることができ、FEC復号の成功を確保できる。
<実施例4>
本願の実施例は受信機、例えばマルチキャリア通信システムにおけるユーザ装置をさらに提供し、該受信機は、実施例2に記載のマルチキャリア変調信号のビット割り当て装置を含んでもよい。
図10は本実施例の受信機の構成を示す図である。図10に示すように、受信機1000は、中央処理装置(CPU)1001及びメモリ1002を含んでもよく、メモリ1002は中央処理装置1001に接続される。なお、該図は単なる例示的なものであり、電気通信機能又は他の機能を実現するように、他の種類の構成を用いて、該構成を補充又は代替してもよい。
1つの態様では、実施例2に記載のビット割り当て装置の機能は中央処理装置1001に統合されてもよい。ここで、中央処理装置1001は、予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定し、SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当ててもよい。
好ましくは、中央処理装置1001は、マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行い、予め設定された時間ウィンドウ内に、時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の確率分布を計数し、予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、確率分布から最大クリッピングノイズの確率に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、SNRマージンとし、読み取られたクリッピングノイズの電力及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定し、各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当ててもよい。
ここで、各サブキャリアの新しいSNRは、
Figure 0006662062
であってもよい。
ここで、iはサブキャリアの番号であり、マルチキャリア通信システムに合計k個のサブキャリアがあると仮定し、i=1,2,…,k、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新SNRであり、SNRo,i及びSNRm,iの単位は共に線形単位(非dB)であり、αはSNRマージンの補正係数である。
もう1つの態様では、該ビット割り当て装置は中央処理装置1001とそれぞれ構成されてもよく、例えばビット割り当て装置は中央処理装置1001に接続されたチップであり、中央処理装置1001の制御によりビット割り当て装置の機能を実現してもよい。
図10に示すように、受信機1000は、通信モジュール1003、入力部1004、音声処理部1005、ディスプレイ1006、電源1007をさらに含んでもよい。なお、受信機1000は図10に示す全てのユニットを含む必要がない。また、受信機1000は、図10に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
図10に示すように、中央処理装置1001は、コントローラ又は操作制御部とも称され、マイクロプロセッサ又は他の処理装置及び/又は論理装置を含んでもよく、中央処理装置1001は入力を受信し、受信機1000の各部の操作を制御する。
ここで、メモリ1002は、例えばバッファ、フラッシュメモリ、ハードディスク、移動可能な媒体、発揮性メモリ、不発揮性メモリ、又は他の適切な装置の1つ又は複数であってもよい。予め定義され、或いは予め設定された情報を記憶してもよいし、関連情報を実行するためのプログラムをさらに記憶してもよい。また、中央処理装置1001は、メモリ1002に記憶されたプログラムを実行し、情報の記憶又は処理などを実現してもよい。他の部材は従来技術に類似するため、ここでその説明が省略される。受信機1000の各部は、本発明の範囲から逸脱することなく、特定のハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はその組み合わせによって実現されてもよい。
本願の実施例の受信機は、本願の実施例のビット割り当て装置を採用し、SNRマージンを設定することで、強いクリッピングノイズが発生しても、大量のバーストエラーが生じることないため、マルチキャリア通信システムにおけるバーストエラーを低減させることができ、FEC復号の成功を確保できる。
<実施例5>
本願の実施例はマルチキャリア通信システムをさらに提供し、図11は該システムの構成を示す図である。図11に示すように、該通信システム1100は、送信機1101、受信機1102及びビット割り当て装置1103を含む。ビット割り当て装置1103は実施例2のビット割り当て装置により実現されてもよく、ここにその内容を援用し、その説明が省略される。
本願の実施例のマルチキャリア通信システムは、本願の実施例のビット割り当て装置を採用し、SNRマージンを設定することで、強いクリッピングノイズが発生しても、大量のバーストエラーが生じることないため、マルチキャリア通信システムにおけるバーストエラーを低減させることができ、FEC復号の成功を確保できる。
本発明の実施例は、ビット割り当て装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、該ビット割り当て装置において実施例1に記載の方法を実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、ビット割り当て装置において実施例1に記載の方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムは論理部により実行される時に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び修正を行ってもよく、これらの変形及び修正も本発明の範囲に属する。
また、上述の各実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
マルチキャリア通信システムにおけるビット割り当て装置であって、
予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定する決定手段と、
前記SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当てる割り当て手段と、を含む、ビット割り当て装置。
(付記2)
前記決定手段は、
前記マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、前記時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行う波形処理モジュールと、
予め設定された時間ウィンドウ内に、前記時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の確率分布を計数する計数モジュールと、
予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、前記確率分布から前記最大クリッピングノイズの確率に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、前記SNRマージンとする読み取りモジュールと、を含む、付記1に記載のビット割り当て装置。
(付記3)
前記割り当て手段は、
読み取られた前記クリッピングノイズの電力及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定する決定モジュールと、
各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当てる割り当てモジュールと、を含む、付記2に記載のビット割り当て装置。
(付記4)
前記各サブキャリアの新しいSNRは、
Figure 0006662062
となり、iはサブキャリアの番号であり、i=1,2,…,k、kはサブキャリアの数であり、Pclipは前記SNRマージンであり、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新しいSNRであり、αはSNRマージンの補正係数である、付記3に記載のビット割り当て装置。
(付記5)
マルチキャリア通信システムにおける送信機であって、前記送信機はビット割り当て装置を含み、
前記ビット割り当て装置は、
予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定し、
前記SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当てる、送信機。
(付記6)
前記ビット割り当て装置は、
前記マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、前記時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行い、
予め設定された時間ウィンドウ内に、前記時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の確率分布を計数し、
予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、前記確率分布から前記最大クリッピングノイズの確率に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、前記SNRマージンとする、付記5に記載の送信機。
(付記7)
前記ビット割り当て装置は、
読み取られた前記クリッピングノイズの電力及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定し、
各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当てる、付記6に記載の送信機。
(付記8)
前記各サブキャリアの新しいSNRは、
Figure 0006662062
となり、iはサブキャリアの番号であり、i=1,2,…,k、kはサブキャリアの数であり、Pclipは前記SNRマージンであり、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新しいSNRであり、αはSNRマージンの補正係数である、付記7に記載の送信機。
(付記9)
マルチキャリア通信システムにおける受信機であって、前記受信機はビット割り当て装置を含み、
前記ビット割り当て装置は、
予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定し、
前記SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当てる、受信機。
(付記10)
前記ビット割り当て装置は、
前記マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、前記時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行い、
予め設定された時間ウィンドウ内に、前記時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の確率分布を計数し、
予め設定されたシステムが許容できる最大クリッピングノイズの確率に基づいて、前記確率分布から前記最大クリッピングノイズの確率に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、前記SNRマージンとする、付記9に記載の受信機。
(付記11)
前記ビット割り当て装置は、
読み取られた前記クリッピングノイズの電力及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定し、
各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当てる、付記10に記載の受信機。
(付記12)
前記各サブキャリアの新しいSNRは、
Figure 0006662062
となり、iはサブキャリアの番号であり、i=1,2,…,k、kはサブキャリアの数であり、Pclipは前記SNRマージンであり、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新しいSNRであり、αはSNRマージンの補正係数である、付記11に記載の受信機。

Claims (9)

  1. マルチキャリア通信システムにおけるビット割り当て装置であって、
    予め設定されたクリッピングノイズの相補累積分布関数の値に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定する決定手段と、
    前記SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当てる割り当て手段と、を含み、
    前記決定手段は、
    前記マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、前記時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行う波形処理モジュールと、
    予め設定された時間ウィンドウ内に、前記時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の相補累積分布関数の統計を計数する計数モジュールと、
    前記相補累積分布関数の統計から前記予め設定されたクリッピングノイズの相補累積分布関数の値に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、前記SNRマージンとする読み取りモジュールと、を含む、ビット割り当て装置。
  2. 前記割り当て手段は、
    読み取られた前記クリッピングノイズの電力及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定する決定モジュールと、
    各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当てる割り当てモジュールと、を含む、請求項1に記載のビット割り当て装置。
  3. 前記各サブキャリアの新しいSNRは、
    Figure 0006662062

    となり、iはサブキャリアの番号であり、i=1,2,…,k、kはサブキャリアの数であり、Pclipは前記SNRマージンであり、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新しいSNRであり、αはSNRマージンの補正係数である、請求項2に記載のビット割り当て装置。
  4. マルチキャリア通信システムにおける送信機であって、前記送信機はビット割り当て装置を含み、
    前記ビット割り当て装置は、
    予め設定されたクリッピングノイズの相補累積分布関数の値に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定し、
    前記SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当て、
    前記ビット割り当て装置は、
    前記マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、前記時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行い、
    予め設定された時間ウィンドウ内に、前記時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の相補累積分布関数の統計を計数し、
    前記相補累積分布関数の統計から前記予め設定されたクリッピングノイズの相補累積分布関数の値に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、前記SNRマージンとする、送信機。
  5. 前記ビット割り当て装置は、
    読み取られた前記クリッピングノイズの電力及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定し、
    各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当てる、請求項4に記載の送信機。
  6. 前記各サブキャリアの新しいSNRは、
    Figure 0006662062

    となり、iはサブキャリアの番号であり、i=1,2,…,k、kはサブキャリアの数であり、Pclipは前記SNRマージンであり、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新しいSNRであり、αはSNRマージンの補正係数である、請求項5に記載の送信機。
  7. 送信機と受信機とを含むマルチキャリア通信システムであって、前記送信機はビット割り当て装置を含み、
    前記ビット割り当て装置は、
    予め設定されたクリッピングノイズの相補累積分布関数の値に基づいて、信号対雑音比(SNR)マージンを決定し、
    前記SNRマージンに基づいて、マルチキャリア変調信号のために各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力を割り当て、
    前記ビット割り当て装置は、
    前記マルチキャリア変調信号のために割り当てられた各サブキャリアにおける変調ビット数及び電力に基づいて時間領域信号の波形を取得し、前記時間領域信号の波形に対してクリッピング操作を行い、
    予め設定された時間ウィンドウ内に、前記時間領域信号の波形のクリッピングノイズの電力を算出し、クリッピングノイズの電力の相補累積分布関数の統計を計数し、
    前記相補累積分布関数の統計から前記予め設定されたクリッピングノイズの相補累積分布関数の値に対応するクリッピングノイズの電力を読み取って、前記SNRマージンとする、マルチキャリア通信システム。
  8. 前記ビット割り当て装置は、
    読み取られた前記クリッピングノイズの電力及び各サブキャリアの原SNRに基づいて、各サブキャリアの新しいSNRを決定し、
    各サブキャリアの新しいSNR及び通信システムの速度に対応するビット数に基づいて、各サブキャリアのために新しいビット数及び電力を割り当てる、請求項7に記載のマルチキャリア通信システム。
  9. 前記各サブキャリアの新しいSNRは、
    Figure 0006662062

    となり、iはサブキャリアの番号であり、i=1,2,…,k、kはサブキャリアの数であり、Pclipは前記SNRマージンであり、SNRo,iはi番目のサブキャリアの原SNRであり、SNRm,iはi番目のサブキャリアの新しいSNRであり、αはSNRマージンの補正係数である、請求項8に記載のマルチキャリア通信システム。
JP2016013107A 2015-01-30 2016-01-27 マルチキャリア変調信号のビット割り当て方法、装置及びシステム Active JP6662062B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201510050257.2 2015-01-30
CN201510050257.2A CN105991258B (zh) 2015-01-30 2015-01-30 多载波调制信号的比特分配方法、装置和系统

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016144209A JP2016144209A (ja) 2016-08-08
JP2016144209A5 JP2016144209A5 (ja) 2016-09-15
JP6662062B2 true JP6662062B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=56554886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016013107A Active JP6662062B2 (ja) 2015-01-30 2016-01-27 マルチキャリア変調信号のビット割り当て方法、装置及びシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10090954B2 (ja)
JP (1) JP6662062B2 (ja)
CN (1) CN105991258B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020088814A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光伝送装置、光伝送システム及び光伝送方法
US11881904B2 (en) * 2022-03-31 2024-01-23 Dell Products, L.P. Power detection in the time domain on a periodic basis with statistical counters

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6798735B1 (en) * 1996-06-12 2004-09-28 Aware, Inc. Adaptive allocation for variable bandwidth multicarrier communication
US6944406B1 (en) * 2000-08-04 2005-09-13 Fujitsu Limited Transport system with tunable channel spacing DWDM
CN101272160B (zh) * 2007-03-20 2013-06-05 华为技术有限公司 Dsl参考虚拟噪声的确定方法及装置、配置方法及系统
CN101207601B (zh) * 2007-05-24 2012-01-11 北京交通大学 基于博弈论的ofdm比特功率分配方法与系统
CN102264124B (zh) 2010-05-28 2014-03-05 富士通株式会社 比特和功率分配方法、装置以及通信系统
US8818284B2 (en) * 2011-08-10 2014-08-26 Raytheon Company Dynamic spectrum access for networked radios
CN104025528B (zh) * 2012-12-20 2017-06-27 华为技术有限公司 一种在线重配置的执行方法、装置和系统
US9509437B2 (en) * 2014-05-13 2016-11-29 Kandou Labs, S.A. Vector signaling code with improved noise margin

Also Published As

Publication number Publication date
US10090954B2 (en) 2018-10-02
US20160226613A1 (en) 2016-08-04
CN105991258B (zh) 2019-05-17
CN105991258A (zh) 2016-10-05
JP2016144209A (ja) 2016-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6582878B2 (ja) マルチキャリア変調信号のビット割り当て方法、装置及びシステム
US20190097855A1 (en) Method for determining reserved tones and transmitter for performing papr reduction using tone reservation
US11601316B2 (en) Method for determining reserved tones and transmitter for performing PAPR reduction using tone reservation
JP2010504703A (ja) 高いピーク対平均電力比に起因するマルチ・キャリア変調信号の歪みを低減する方法の動的選択
WO2018127132A1 (zh) 一种信号配置方法、装置及存储介质
US20200412589A1 (en) Method for determining reserved tones and transmitter for performing parr reduction using tone reservation
JP6042973B2 (ja) トーン毎一定コンステレーションサイズのための調整可能なコードレート
US11374804B2 (en) Method for determining reserved tones and transmitter for performing PAPR reduction using tone reservation
WO2015033233A2 (en) Multipple treansmission windows for ofdm symbol
WO2020088661A1 (zh) 准共址参考信号确定方法、装置、网络设备和存储介质
JP6662062B2 (ja) マルチキャリア変調信号のビット割り当て方法、装置及びシステム
US11997050B2 (en) Methods and apparatus for generating and using dynamic profiles for cable transmission systems
TW202020863A (zh) 頻調映射方法
WO2013005214A1 (en) Combined power loading and papr reduction for ofdm with erasure decoder
US9397776B2 (en) Constant-capacity physical resource blocks for upstream transmissions over coax
KR20200091835A (ko) 송신 장치, 수신 장치 및 그 제어방법
JP4932652B2 (ja) 通信装置、マルチキャリア伝送システム、通信方法及び通信プログラム
CN110784297B (zh) 一种资源单元的分配方法及装置
CN112578692B (zh) 工业总线通信方法、装置、计算机设备及存储介质
CN105393514B (zh) 一种比特处理方法、装置及系统
JP2018085717A (ja) サブキャリアのビット割り当て及び電力割り当ての方法、装置及び電子機器
US11848809B1 (en) Systems and methods for OFDM profile management
CN113396547B (zh) 支持前向纠错比特和功率加载的装置及方法
KR102448672B1 (ko) 자원 할당 정보 공유 방법 및 기지국 장치
US9350518B2 (en) Dynamic bandwidth allocation in OFDM communication systems

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160712

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6662062

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150