JP6661826B1 - 団体発行非現金決済手段管理装置、団体発行非現金決済手段管理装置の制御方法及び団体発行非現金決済手段管理プログラム - Google Patents

団体発行非現金決済手段管理装置、団体発行非現金決済手段管理装置の制御方法及び団体発行非現金決済手段管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特定の団体が発行する電子通貨やポイント等の利用を促進し、これらの更なる利用、普及を図ることができる団体発行非現金決済手段管理装置等を提供すること。【解決手段】特定の団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される非現金決済手段である団体発行非現金決済手段を管理し、団体発行非現金決済手段を顧客が使用可能な商品及び/又は役務を提供する提供場所の事業主に対し、団体発行非現金決済手段を融資した融資情報を管理すると共に、事業主が受領する団体発行非現金決済手段を管理する記憶部50を有し、さらに、融資情報に基づく返済に際し、事業主が受領した団体発行非現金決済手段を返済処理する構成となっている団体発行非現金決済手段管理装置10、50。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、特定の団体が発行する電子通貨等の団体発行非現金手段の融資に関する団体発行非現金決済手段管理装置、団体発行非現金決済手段管理装置の制御方法及び団体発行非現金決済手段管理プログラムに関するものである。
従来、店舗等で現金やクレジットカードを使わずに顧客が商品等を購入できる決済システムとして電子通貨等のシステムが広く使用されている。
このような電子通貨等は、現金と異なり、これらを発行する団体等の事業体の電子通貨等を取り扱う店舗等でのみ使用可能なことから顧客に特定の店舗等での購入等を促すことができ、関連する店舗等の売上向上等を図ることができるシステムとなっている。
また、これらの店舗等では、電子通貨を利用する顧客に、例えば、ポイント等を付与することで、更に購買等を促すシステムとなっている。
さらに、顧客が電子通貨で買い物等をする際に、電子通貨の残高が不足すると、顧客毎の与信の範囲内で掛売りを可能としたり(例えば、特許文献1等)、当該顧客に不足分としてポイントを貸し付けるサービスも提案されている(例えば、特許文献2等)。
特開2018−060300号 特開2005−115435号
しかし、このような掛売りやポイントの貸し付けは、特定の顧客等に対して、例外的に行われるにすぎず、また、顧客に商品等を販売する店舗等では、電子通貨やポイント等を現金化して受領するため、取引全体における電子通貨等の利用は、未だ不十分であるという問題があった。
そこで、本発明は、特定の団体が発行する電子通貨やポイント等の利用を促進し、これらの更なる利用、普及を図ることができる団体発行非現金決済手段管理装置、団体発行非現金決済手段管理装置の制御方法及び団体発行非現金決済手段管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的は、本発明にあっては、特定の団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される非現金決済手段である団体発行非現金決済手段を管理する団体発行非現金決済手段管理装置であって、前記団体発行非現金決済手段を顧客が使用可能な商品及び役のうち少なくともいずれか一方を提供する提供場所の事業主に対し、前記団体発行非現金決済手段を融資した融資情報を管理すると共に、前記事業主が前記提供場所で利用者から受領する前記団体発行非現金決済手段を管理する前記事業主の口座を記憶する記憶部を有し、さらに、前記事業主が前記利用者から受領した前記団体発行非現金決済手段を記憶する前記事業主の口座から前記融資情報に基づき返済処理する構成となっており、融資に際し、前記事業主の入金、出金を含む金融機関取引情報に基づき将来の損益計算書を含む資金繰り予測情報を自動で生成し、前記資金繰り予測情報に基づき前記団体発行非現金決済手段の融資限度情報を生成することを特徴とする団体発行非現金決済手段管理装置により達成される。
前記構成によれば、団体発行非現金決済手段を顧客から受領する提供場所の事業主に対して電子通貨等の団体発行非現金決済手段を融資することで、当該事業主に団体発行非現金決済手段の仕入れ等で利用させることができ、団体発行非現金決済手段の利用促進と普及を図ることができる。
また、団体発行非現金決済手段管理装置は、事業主が受領した団体発行非現金決済手段を管理しているため、当該事業主に対し融資した団体発行非現金決済手段の返済を確実に実行することができる。
好ましくは、前記団体発行非現金決済手段管理装置は、前記事業主が返済する必要がない報償団体発行非現金決済手段の情報を生成することを特徴とする。
前記構成によれば、団体発行非現金決済手段の融資限度情報は、当該店舗等の提供場所の事業主の資金繰り予測情報のみならず、その提供場所が属する業種情報に基づき修正されるので、適切な電子通貨等の団体発行非現金決済手段の融資となる。
好ましくは、前記団体発行非現金決済手段管理装置は、前記資金繰り予測情報に基づき、融資の返済に充当する既定の前記団体発行非現金決済手段の値が、妥当か否かを判断する返済妥当性判断部を有し、既定の前記団体発行非現金決済手段の値が前記返済妥当性判断部により妥当でないと判断されたとき、前記既定の団体発行非現金決済手段の値を修正する構成となっていることを特徴とする。
前記構成によれば、融資の返済に充当する既定の電子通貨等の団体発行非現金決済手段の値の妥当性を判断し、妥当でないときは修正するため、無理な返済を店舗等の提供場所の事業主に強いることがない。
好ましくは、前記団体発行非現金決済手段管理装置の前記返済妥当性判断部は、既定の団体発行非現金決済手段の値が、提供場所の事業主に資金不足を招来する可能性が高いか否かを判断する構成となっていることを特徴とする。
前記構成によれば、既定の電子通貨等の団体発行非現金決済手段の値が、提供場所の事業主に資金不足を招来する可能性が高いとき、かかる事態の発生を回避することができる。
好ましくは、前記団体発行非現金決済手段管理装置の前記団体発行非現金決済手段には、団体が発行する電子通貨である団体発行電子通貨と、団体が発行するポイントである団体発行ポイントが含まれることを特徴とする。
上記目的は、本発明にあっては、特定の団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される非現金決済手段である団体発行非現金決済手段を管理する団体発行非現金決済手段管理装置の制御方法であって、前記団体発行非現金決済手段管理装置は、前記団体発行非現金決済手段を顧客が使用可能な商品及び役のうち少なくともいずれか一方を提供する提供場所の事業主に対し、前記団体発行非現金決済手段を融資した融資情報を管理すると共に、前記事業主が前記提供場所で利用者から受領する前記団体発行非現金決済手段を管理する前記事業主の口座を記憶部に記憶し、さらに、前記事業主が前記利用者から受領した前記団体発行非現金決済手段を記憶する前記事業主の口座から前記融資情報に基づき返済処理し、融資に際し、前記事業主の入金、出金を含む金融機関取引情報に基づき将来の損益計算書を含む資金繰り予測情報を自動で生成し、前記資金繰り予測情報に基づき前記団体発行非現金決済手段の融資限度情報を生成する構成となっていることを特徴とする団体発行非現金決済手段管理装置の制御方法により達成される。
上記目的は、本発明にあっては、特定の事業体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される非現金決済手段である団体発行非現金決済手段を管理する団体発行非現金決済手段管理装置に、前記団体発行非現金決済手段を顧客が使用可能な商品及び役のうち少なくともいずれか一方を提供する提供場所の事業主に対し、前記団体発行非現金決済手段を融資した融資情報を管理すると共に、前記事業主が前記提供場所で利用者から受領する前記団体発行非現金決済手段を管理する前記事業主の口座を記憶部に記憶する機能、さらに、前記事業主が前記利用者から受領した前記団体発行非現金決済手段を記憶する前記事業主の口座から前記融資情報に基づき返済処理する機能、融資に際し、前記事業主の入金、出金を含む金融機関取引情報に基づき将来の損益計算書を含む資金繰り予測情報を自動で生成する機能、前記資金繰り予測情報に基づき前記団体発行非現金決済手段の融資限度情報を生成する機能、を実現させるための団体発行非現金決済手段管理プログラムにより達成される。
以上説明したように、本発明は、特定の団体が発行する電子通貨やポイント等の利用を促進し、これらの更なる利用、普及を図ることができる団体発行非現金決済手段管理装置、団体発行非現金決済手段管理装置の制御方法及び団体発行非現金決済手段管理プログラムを提供できるという利点がある。
本発明にかかる団体発行非現金決済手段である例えば、Z社が発行する「Zペイ」等を融資等する「Zペイ等融資管理システム1」の概略図である。 図1の「Zペイ等管理装置50」の主な構成を示す概略ブロック図である。 図2のZペイ等管理装置側各種情報記憶部55の主な構成を示す概略ブロック図である。 図1の融資データ管理装置10の主な構成を示す概略ブロック図である。 「融資データ管理側第1の各種情報記憶部110」の主な内容を示す概略ブロック図である。 「融資データ管理側第2の各種情報記憶部120」の主な内容を示す概略ブロック図である。 「融資データ管理側第3の各種情報記憶部130」の主な内容を示す概略ブロック図である。 「融資データ管理側第4の各種情報記憶部140」の主な内容を示す概略ブロック図である。 「融資データ管理側第5の各種情報記憶部150」の主な内容を示す概略ブロック図である。 「融資データ管理側第6の各種情報記憶部160」の主な内容を示す概略ブロック図である。 プリペイドカード7を所持する個人X1等がZペイやZポイント等を使用する工程を示す概略フローチャートである。 A飲食店の事業主にZ社がZペイ等を融資する工程を示す概略フローチャートである。 A飲食店の事業主にZ社がZペイ等を融資する工程を示す他の概略フローチャートである。 A飲食店の事業主にZ社がZペイ等を融資する工程を示す他の概略フローチャートである。 融資されたZペイの自動返済の工程を示す概略フローチャートである。 融資されたZペイの自動返済の工程を示す他の概略フローチャートである。 任意返済の工程を示す概略フローチャートである。 Zペイ等口座の凍結工程を示す概略フローチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(Zペイ等融資管理システム1について)
図1は、本発明にかかる団体発行非現金決済手段である例えば、Z社が発行する「Zペイ」等を融資等する「Zペイ等融資管理システム1」の概略図である。
本システム1には、図1に示すように、融資データ管理装置10、Zペイ等管理装置50、銀行サーバ2、A飲食店管理装置(例えば、POS端末(POINT OF SALE TERMINAL)3、B八百屋店管理装置(例えば、POS端末)4を有し、これらは、インターネット網5を介して、相互に通信可能な構成となっている。
また、A飲食店管理装置3には、カードリーダ読み取り機6が接続されており、図1に示すように、例えば、プリペイドカード7の情報を読み取ることができる構成となっている。
また、このカードデータ読み取り機6は、B八百屋店管理装置4にも接続されている(図示せず)。
なお、上述の「POS端末」は、販売時点情報管理端末であって、当該店舗等の物品等の売上実績等を単品単位で集計等する管理装置である。
また、図1のA飲食店管理装置3であるPOS端末は、例えば、A飲食店の店舗内に配置され、B八百屋店管理装置4であるPOS装置等は、例えば、B八百屋店の店舗内に配置される。
本実施の形態では、POS端末等のA飲食店管理装置3が、カードデータ読み取り機6を介して、プリペイドカード7の情報を取得する構成としているが、本発明では、これに限らず、店舗等のATM(AUTOMATIC TELLER MACHINE)現金自動預け払い機)等が、顧客のスマートフォン等の携帯端末から、マトリックス型二次元コード(QRコード(登録商標))等を用いて情報を取得する場合も含まれる。
また、図1の銀行サーバ2は、銀行内に配置され、A飲食店の事業主等の銀行口座等を管理する構成となっている。
本システム1では、特定の団体、例えば、企業であるZ社が発行し、その使用先である「商品及び/又は役務を提供する提供場所」である例えば、店舗等が限定される共に、利用履歴が記録される団体発行非現金決済手段である例えば、「Zペイ」を店舗等に融資等する構成となっている。
ここで、団体発行非現金決済手段は、団体が発行する電子通貨である「団体発行電子通貨」と団体が発行するポイントである「団体発行ポイント」を含んでいる。
「Zペイ」は、Z社が発行する「団体発行電子通貨」で、特定の店舗等で、商品の購入及び/又は役務の提供を受ける際に、現金と同様に、その対価の支払い等として使用できる電子通貨である。
また、「団体発行ポイント」は、値引きポイントとも言われ、利用者が例えば、Zペイ等の電子通貨で商品等を購入等したときに付与され、このポイントも特定の店舗等で、商品の購入及び/又は役務の提供を受ける際に、現金と同様に、その対価の支払い等として使用可能となっている。
以下、本発明の団体発行非現金決済手段に含まれる「団体発行電子通貨」である例えば、電子通貨と「団体発行ポイント」である例えば、ポイントについて説明する。
「電子通貨(例えば、ペイ)」には、予め現金で決済(チャージ)を行い、その決済額を上限に支払い(使用)可能な「プリペイド型ペイ」、支払いを行う際にリアルタイムに銀行口座等から決済がなされる「リアルタイム型ペイ」、そして、別途決められた上限額の範囲で支払いが行われ、決済は、後日、銀行口座等から実行されるクレジットカード等の「ポストペイ型ペイ」が含まれる。
本実施の形態では、図1のZペイ等融資管理システム1の団体発行非現金決済手段管理装置である例えば、融資データ管理装置10及びZペイ等管理装置50が、例えば、「プリペイド型ペイ」に含まれるZ社発行の「Zペイ」の管理を行う。
図1のプリペイドカード7は、この「プリペイド型ペイ」の例となっている。
また、本実施の形態では、Z社が、Zペイを最終的に管理するZペイ等管理装置50を有し、Zペイの融資を管理する融資データ管理装置10は、別会社が管理する例で説明するが、本発明には、Z会社が融資データ管理装置10を直接、管理する場合も含まれる。
次に、「ポイント」について説明する。
「団体発行ポイント(ポイント)」には、ポイントの残高等をカードや携帯端末(スマートフォン等)で管理する「オフライン媒体管理型」と、ポイントの残高等をサーバ等の管理装置等で管理する「オンラインサーバ管理型」がある。
本実施の形態では、図1のZペイ等融資管理システム1の融資データ管理装置10及びZペイ等管理装置50が、プリペイドカード7に関し、Z社が発行する「Zポイント」の管理を行う構成となっている。
また、本実施の形態では、Zポイントを「オンラインサーバ管理型」で管理する例で説明する。
また、本実施の形態では、Z社が、Zポイントを最終的に管理するZペイ等管理装置50を有し、Zポイントを管理する融資データ管理装置10は、別会社が管理する例で説明するが、本発明には、Z会社が融資データ管理装置10を直接、管理する場合も含まれる。
また、本実施の形態では、一例として、上述のZペイを「プリペイド型ペイ」、Zポイントを「オンラインサーバ管理型」で説明するが、本発明はこれに限らず、Zペイを上述の「リアルタイム型ペイ」や「ポストペイ型ペイ」で管理する構成としても構わない。
また、Zポイントを「オフライン媒体管理型」で管理する構成としても構わない。
さらに、本実施の形態では、A飲食店等、実際の店舗等を例に説明しているが、本発明は、ECサイト等のインターネット等の店舗等で取り扱うZペイ等の電子通貨やZポイント等のポイントも含まれる。
本実施の形態では、ZペイやZポイントを保有できる個人X1等が図1のプリペイドカード7を所持し、A飲食店でZペイやZポイント等を使って支払いをし、また、A飲食店の事業主は、B八百屋店で野菜等の仕入れをする際に、ZペイやZポイント等を使って支払いをすることを例に以下、説明する。
さらに、本実施の形態では、このようなA飲食店の事業主に、Z社が「Zペイ」の融資を行い、この融資を自動的に且つ確実に自動返済させる例についても説明する。
図1の融資データ管理装置10、Zペイ等管理装置50、A飲食店管理装置3、B八百屋店管理装置4、銀行サーバ2等は、は、コンピュータを有し、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やハードディスク等を有し、バスを介して接続されている。
(「Zペイ等管理装置50」の主な構成について)
図2は、図1の「Zペイ等管理装置50」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図2に示すように、Zペイ等管理装置50は、「Zペイ等管理装置側制御部51」を有し、同制御部51は、図2に示す「Zペイ管理装置側通信装置52」、「Zペイ等管理装置側ディスプレイ53」、「Zペイ等管理装置側入力装置54」及び「Zペイ等管理装置側各種情報記憶部55」等を制御する構成となっている。
図3は、図2のZペイ等管理装置側各種情報記憶部55の主な構成を示す概略ブロック図であり、その内容は後述する。
(「融資データ管理装置10」の主な構成について)
図4は、図1の融資データ管理装置10の主な構成を示す概略ブロック図である。
図4に示すように、融資データ管理装置10は、「融資データ管理側制御部11」を有し、同制御部11は、「融資データ管理側通信装置12」、「融資データ管理側ディスプレイ13」及び「融資データ管理側入力装置14」等を制御する。
また、同制御部11は、図4の「融資データ管理側第1の各種情報記憶部110」、「融資データ管理側第2の各種情報記憶部120」、「融資データ管理側第3の各種情報記憶部130」、「融資データ管理側第4の各種情報記憶部140」、「融資データ管理側第5の各種情報記憶部150」及び「融資データ管理側第6の各種情報記憶部160」も制御する。
図5乃至図10は、それぞれ「融資データ管理側第1の各種情報記憶部110」乃至「融資データ管理側第6の各種情報記憶部160」の主な内容を示す概略ブロック図である。これらの内容については後述する。
図11乃至図18は、図1の本実施の形態に係る「Zペイ等融資管理システム1」の主な動作例等を示す概略フローチャートである。
(個人X1等がZペイやZポイント等を使用する工程について)
また、図11は、プリペイドカード7を所持する個人X1等がZペイやZポイント等を使用する工程を示す概略フローチャートである。
先ず、図11のステップ(以下「ST」という。)1で、プリペイドカード7を所持する個人Xは、現金をZ社のZペイに換え、又はZ社からZポイントを付与され、図3の「「Zペイ等口座記憶部56」の個人X1のZペイ等口座に記憶させる。
次いで、個人X1は、A飲食店で飲食をし、支払いをするため、ST2へ進む。ST2では、A飲食店の「カードデータ読み取り機6」が個人X1の「プリペイドカード7」のデータを読み取り、「A飲食店管理装置3」が支払う予定の「Zぺい」の金額及び/又はポイント数情報と共に同データを「Zペイ等管理装置50」に送信する。
なお、この際、A飲食店管理装置3の識別情報も送信する。
次いで、ST3へ進む。ST3では、「Zペイ等管理装置50」が、「Zペイ等口座記憶部56」の「個人X1」のZペイ等口座の現在のZペイや現在のZポイント数を参照し、当該支払予定のZペイ及び/又はZポイント数が支払い可能か否かを判断する。
次いで、ST4で、支払いが可能と判断されると、ST5へ進む。ST5では、支払Zペイ及び/又はポイント数を、図3の個人X1のZペイ等口座から減じて、A飲食店のZペイ等口座に加える。
これにより、個人X1によるZペイ及び/又はZポイントによる支払いが完了する。
(Zペイ等を融資する工程について)
図12は、A飲食店の事業主にZ社がZペイ等を融資する工程を示す概略フローチャートである。
本工程は、主に図1の「融資データ管理装置10」が実行する。
先ず、図12のST11で、図5の「項目情報抽出部(プログラム)111」が動作し、A飲食店の事業主の名義等の通帳データ等の金融機関取引情報から入金/出金、摘要等の項目情報を、損益計算表に属する出金項目(例えば、人件費、固定費、変動費、返済等)及び入金項目(例えば、売上等)に区分して、図5の「項目情報記憶部112」に自動的に記憶する。
次いで、ST12へ進む。ST12では、図5の「入出金項目予測情報生成部(プログラム)113」が動作し、図5の「項目情報記憶部112」の入金項目及び出金項目の情報に基づいて、将来の出金又は入金が予測される入出金項目予測情報(例えば、将来の人件費データ等)を自動的に生成し、図5の「入出金項目予測情報記憶部114」に記憶する。
次いで、ST13へ進む。ST13では、図5の「資金繰り予測情報生成部(プログラム)115」が動作し、図5の「入出金項目予測情報114」に基づいて、資金繰り予測情報(例えば、将来の損益計算書等)を生成し、図6の「資金繰り予測情報記憶部121」に記憶する。
次いで、ST14へ進む。ST14では、図6の「融資限度額情報生成部(プログラム)122」が動作し、図6の「資金繰り予測情報記憶部121」の将来の損益計算書等の資金繰り予測情報に基づき、当該A飲食店の融資限度情報である例えば、融資限度額情報(与信情報)を生成し、図6の「融資限度額情報記憶部123」に記憶する。
以上で、A飲食店の与信情報が生成されたので、以下、Zペイでの融資額の情報を生成する。
先ず、図12のST15で、図6の「Zペイ融資限度情報生成部(プログラム)124」が動作し、Zペイ等管理装置10の図3の「Zペイ等口座記憶部56」に記憶されているA飲食店の「Zペイ等口座情報」の過去のZペイやZポイント等の取得及び利用状況を取得する。
例えば、3カ月前:100万ペイ、2カ月前:60万ポイント、1カ月前:80万ペイ等である。
また、同生成部124は、図6の「Zペイ融資基礎計算式記憶部125」の「Zペイ融資基礎計算式(例えば、「((3カ月前のZペイ及び/又はポイント数+2カ月前のZペイ及び/又はポイント数+1カ月前のZペイ及び/又はポイント数)÷3)×0.8等)」)に、上述の数値(3カ月前:100万ペイ、2カ月前:60万ポイント、1カ月前:80万ペイ)を代入し、Zペイ融資限度情報(例えば、64万ペイ)を生成し、図7の「Zペイ融資限度情報記憶部131」に記憶する。
以上で、基本的なZペイ融資限度情報を生成するが、本実施の形態では、以下で同情報を修正する。
先ず、ST16では、図7の「Zペイ融資限度情報生成部(プログラム)132」が動作し、図7の「業種立替期間情報記憶部133」の業種立替期間情報を参照する。
この業種立替期間情報では、例えば、飲食業:1カ月、一般小売業:3カ月、製造業:6カ月等と定められている。
この期間は、業種により一般的な立替期間であり、本実施の形態では、かかる業種による立替期間の相違も考慮して融資額を修正する構成となっている。
次いで、同生成部132は、融資対象の業種(A飲食店は飲食業なので1カ月)によって「Zペイ融資限度(例えば、64万ペイ等)」を補正し、修正融資限度情報である例えば、業種別融資限度補正情報、例えば、64万×1カ月=64万ペイを生成し、図7の「業種別融資限度補正情報記憶部134」に記憶する。
このように、本実施の形態では、A飲食店等の融資先の業種に合致した適切な額のZペイを融資することができる。
次いで、本実施の形態では、現金ではなく、Zペイを融資するため、A飲食店にとって返済する必要のない報償ペイを付与するため、その報償ペイの値を以下の工程で決定する。
ST17では、図8の「報償Zペイ付加情報生成部(プログラム)141」が動作し、図7の「報償記憶部135」を参照する。
「報償記憶部135」には、報償ペイとして、例えば、10パーセントとの情報が記憶されている。
このため、同生成部141は、図7の「業種別融資限度補正情報記憶部134」の業種別融資限度補正情報(64万ペイ)に基づき「報償Zペイ付加情報(6.4万ペイ)」を生成し、これを「業種別融資限度補正情報記憶部134」の業種別融資限度補正情報(64万ペイ)に付加し、報償Zペイ付加情報(70.4万ペイ)を生成する。
そして、図8の「報償Zペイ付加情報記憶部142」に記憶する。
以上で、A飲食店に融資するZペイの総額が確定する。
次いで、ST18へ進む。ST18では、図8の「Zペイ融資金利情報生成部(プログラム)143が動作し、図8の「Zペイ融資金利情報記憶部144」の「Zペイ融資金利情報」、例えば、現金金利の−1パーセント等を参照する。
そして、このZペイ融資金利情報に基づき、A飲食店向けの返済金利を定め、図9の「返済金利情報記憶部151」に記憶する。
次いで、ST19へ進む。ST19では、融資データ管理装置10が、図8の「報償ペイ付加情報記憶部142」、図7の「業種別融資限度補正情報記憶部134」及び図8の「Zペイ融資金利情報記憶部144」を参照する。
そして、同装置10が、A飲食店のA飲食店管理装置3、例えば、A飲食店のPOS端末に、Zペイ融資の案内である融資条件を表示する。
具体的には、総額70.4万Zペイ、要返済額64万Zペイ、融資利率・・%等が表示される。
次いで、ST20へ進む。ST20では、A飲食店管理装置3のPOS端末に利用者から「融資申込」のデータが入力されると、同装置3が同データを融資データ管理装置10 に送信する。
次いで、ST21へ進む。ST21では、融資データ管理装置10は、融資申込に応じるか否かの質問をZ社に確認すべく、「Zペイ等管理装置50」に送信する。
次いで、ST22へ進む。ST22で、Zペイ等管理装置50に「融資承認」のデータがZ社から入力されると、「Zペイ等管理装置50」の「Zペイ等口座記憶部56」のA飲食店のZペイ等口座の「融資Zペイ残高」に業種別融資限度補正情報(64万ペイ)、「融資Zペイ総額」に報償Zペイ付加情報(70.4万ペイ)、「融資利率」に返済金利情報(現金金利の−1%)を登録する。
以上で、Zペイの自動融資工程が終了し、融資情報は「Zペイ等口座記憶部56」に記録される。
このように、店舗等に来店する一般顧客ではなく、店舗等に対して、Zペイを融資し、この融資したZペイで、A飲食店が図1のB八百屋店から野菜等を仕入れることで、Zペイの利用が促進され、より普及することになる。
また、本実施の形態では、図6の「Zペイ融資基礎計算式で、過去の一定期間、例えば、3カ月の平均と0.8等を乗ずることで、Zペイ融資限度情報を求めていたが、本発明では、これに限らず、以下のように計算しても構わない。
例えば、3カ月間のZペイ及び/又はZポイント数の取得が最低限の月の値に、例えば、0.8を乗じた値をZペイ融資限度情報とする。
(Zペイの自動返済工程について)
次いで、上述の工程で融資されたZペイの自動返済の工程を説明する。
本実施の形態では、個人X1等が、自己の「プリペイドカード」を用いて、A飲食店で支払いをした後、自動返済が実行する例で説明する。
個人X1等が、A飲食店の支払いを「Zペイ」及び/又は「Zポイント」で支払いを行ったとき、その「Zペイ」や「Zポイント」は、上述のように、「Zペイ等管理装置50」の個人X1のZペイ等口座からA飲食店のZペイ等口座へ移転され、A飲食店のZペイ等口座に蓄積される。
また、「Zペイ」や「Zポイント」は、毎月の決済日にZペイ等から現金に換算され、現金でA飲食店の図1の銀行サーバ2の銀行口座に送金される。
本工程では、例えば、毎月の決済日に融資したZペイを自動的に返済する工程となっている。
以下、詳細に説明する。
図15は、融資されたZペイの自動返済の工程を示す概略フローチャートである。
先ず、図15のST31では、「Zペイ等管理装置50」は、Zペイの融資を受けているA飲食店に対する、毎月の決算日が到来したか否かを判断する。
ST32で、到来したと判断したときは、ST33へ進む。ST33では、「Zペイ等管理装置50」は「融資データ管理装置10」に「自動Zペイ返済」用の「Zペイ額」の算出を依頼する。
次いで、ST34へ進む。ST34では、融資データ管理装置10の図9の「基本返済Zペイ額生成部(プログラム)152」が動作し、「Zペイ等管理装置10」の「Zペイ等口座記憶部56」の「A飲食店のZペイ等口座」の「融資Zペイ残高」と「融資利率」等を参照し、当月の「基本返済Zペイ額」を演算で求め、図9の「基本返済Zペイ額記憶部153」に記憶する。
次いで、ST35へ進む。ST35では、図9の妥当性判断部である例えば、「返済Zペイ額妥当性判断部(プログラム)154」が動作し、図6の「資金繰り予測情報記憶部121」の例えば、将来の損益計算書等の資金繰り予測情報と図9の「基本返済Zペイ額記憶部153」を参照し、当該「基本返済Zペイ額」が妥当か否か、例えば、A飲食店に資金不足を生じさせないか否か等を判断する。
そして、ST36で、資金不足等を生ぜず、「妥当である」と判断されると、ST37で、当該「基本返済Zペイ額」を最終返済Zペイ額として、図10の「最終返済Zペイ額記憶部161」に記憶する。
すなわち、当該「基本返済Zペイ額」を、そのまま「最終返済Zペイ額」として記憶する。
一方、ST36で、資金不足等が生じ、「妥当でない」と判断されると、ST38へ進む。ST38では、資金不足が生じない範囲で「基本返済Zペイ額」を減じて「最終返済Zペイ額」を算出し、図10の「最終返済Zペイ額記憶部161」に記憶させる。
このように、本実施の形態では、A飲食店の事業主等が、無理な返済を行わないように、自動的に適正な返済額に修正するので、返済を自動的に適切な範囲とすることができる。したがって、A飲食店等が資金不足等に陥ることを未然に回避することができる。
次いで、ST39へ進む。ST39では、「融資データ管理装置10」が「最終返済Zペイ額」データを「Zペイ等管理装置50」に送信する。
次いで、ST40へ進む。ST40では、「Zペイ等管理装置50」の図3の「決済金額生成部(プログラム)57」が動作し、「融資データ管理装置10」の図10の「最終返済Zペイ額記憶部161」の最終返済Zペイ額を参照し、その額に相当する「Zペイ」が、「Zペイ等管理装置50」の図3の「Zペイ等口座記憶部56」のA飲食店のZペイ等口座に存在するか否かを判断する。具体的には、同口座の「現在のZペイ」を参照する。
そして、ST41で、最終返済Zペイ額に相当する「Zペイ」がA飲食店のZペイ等口座に存在しないと判断されると、ST42へ進む。
ST42では、同生成部57が動作し、A飲食店のZペイ等口座の「現在のZポイント数」を参照し、「Zポイント数」を「Zペイ額」に変換し、「最終返済Zペイ額」に充当する。
このように本実施の形態では、Zペイの残高が不足しても、自動的に「Zポイント」等をZペイに変換して返済に充てるので、返済が滞ることなく、円滑に自動的に実行される。
また、Zペイ額が不足のときは、自動的にZポイントを返済に充当するので、返済が滞る事態の発生を未然に防ぐことができる
次いで、ST43へ進む。ST43では、同生成部57が、「最終返済Zペイ額」を「返済額データ」とし、A飲食店への今月の決算日における支払額から「返済額データ」を差し引いて、A飲食店の銀行口座に送金する。
また、「返済額データ」に対応する「Zペイ額」を、図3のA飲食店の「Zペイ等口座」の「融資Zペイ残高」から減じると共に、返済に充てた「Zポイント数」があるときは、それを「現在のZポイント数」から減じる処理を行う。
以上で、Zペイ融資の自動返済が終了する。このように、本実施の形態では、Zペイ等の電子通貨やポイント等の残高等をZ社の「Zペイ等管理装置50や融資データ管理装置10がほぼ完全に把握しているので、返済遅延等を生じさせることなく、返済を確実に実行することができる。
(Zペイの自動返済工程の第1の変形例について)
本発明のZペイの自動返済の工程は、上述の本実施の形態の工程に限らず、以下の工程であってもよい。
本変形例の工程の多くは、上述の「自動返済の工程」と同様であるため、以下相違点を中心に説明する。
図1のA飲食店が、B八百屋店から野菜等の商品を仕入れる際に、「Zペイ」で支払いを行う。
このとき、具体的には、B八百屋店管理装置4に接続されているカードデータ読み取り機がA飲食店の「プリペイドカード7」の情報を取得し、その情報を「融資データ管理装置10」に送信する。
そして、A飲食店が、B八百屋店への支払いで「Zペイ」を利用すると、そのZペイは、「Zペイ等管理装置50」の図3のZペイ等口座記憶部56のA飲食店のZペイ等口座からB八百屋店のZペイ等口座へ移される。
そして、このとき、A飲食店が「Zペイ」を利用したため、サービスとして、Z社からサービスのZポイントやZペイを新規に付与されたとき、この「Zペイ」や「Zポイント」を図3の「Zペイ等口座記憶部56」のA飲食店のZペイ等口座に登録されるが、この新規に付与された「Zペイ」や「Zポイント」等を登録せず、返済時に、その分、相殺しても構わない。
(Zペイの自動返済工程の第2の変形例について)
本発明のZペイの自動返済の工程は、上述の本実施の形態及び第1の変形例の工程に限らず、以下の工程であってもよい。
本変形例の工程の多くは、上述の「自動返済の工程」と同様であるため、以下相違点を中心に説明する。
個人X1等がA飲食店でZ社が発行する「クレジットカード」で決済したとき、その決済額をA飲食店の「Zペイ」の返済の一部とする構成としても構わない。
具体的には、クレジットカードで決済した「金額」に相当する「Zペイ額」を「返済額」と相殺する。
(任意返済の工程について)
図17は、任意返済の工程を示す概略フローチャートである。
例えば、A飲食店が「融資ペイ」の返済日等に「Zペイ」や「Zポイント」以外の他のペイやポイント、若しくは現金等で返済をすることを希望する場合は以下の工程で処理される。
先ず、ST51では、A飲食店が、次回の返済日に「Zペイ」の代わりに他の「Yポイント」や「現金」等を提供する旨の情報をA飲食店管理装置3から「融資データ管理装置10」に送信する。
次いで、ST52へ進む。ST52では、「融資データ管理装置10」は、A飲食店に、「Yポイント」や「現金」等での支払い方法を送信し、受信したA飲食店は、その支払い方法に沿って支払いを実行する。
次いで、ST53へ進む。ST53では、「融資データ管理装置10」の図10の「Zペイ換算処理部(プログラム)162」が動作し、A飲食店が支払った「Yポイント」と「現金」に対応する「換算Zペイ額」を算出し、図10の「換算Zペイ額記憶部163」に記憶する。
次いで、ST54へ進む。ST54では、「融資データ管理装置10」が、換算Zペイ額を「Zペイ等管理装置50」に送信する。
次いで、ST55へ進む。ST55では、「Zペイ等管理装置50」は、受信した「換算Zペイ額」を図3の「Zペイ等口座記憶部56」のA飲食店の「Zペイ等口座」の「融資Zペイ残高」から減じる。
これにより、A飲食店の「与信情報」が更新される。
以上で、Zペイ等以外の他社のペイやポイント、若しくは現金等での返済の工程が終了する。
このように、本発明のZペイ等融資管理システム1」は、利用者にとって使い易い構成となっている。
(Zペイ等口座の凍結工程について)
次いで、A飲食店のZペイ等口座の凍結工程について説明する。
図18は、Zペイ等口座の凍結工程を示す概略フローチャートである。
先ず、図18のST1では、「Zペイ等管理装置50」の図3の「返済滞り判断部(プログラム)58」が動作し、図3の「Zペイ等口座記憶部56」のA飲食店のZペイ等口座で、融資返済が所定回数及び/ 又は所定Zペイ額、滞っているか否かを判断する。
ST62で、滞っていると判断されたとき、ST63へ進む。ST63では、図3の「Zペイ等口座記憶部56」のA飲食店のZペイ等口座に「口座凍結」の登録をし、与信情報を変更する。
次いで、口座凍結を該当ポイント口座の所有者であるA飲食店管理装置3に通知する。
以上で、A飲食店のZペイ等口座の凍結工程が終了する。
以上説明した本実施形態においては、装置として実現される場合を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されず、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納され頒布されてもよい。
また、記憶媒体は、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であればよい。記憶媒体の記憶形式は、特には限定されない。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体には限定されず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づいて本実施形態における各処理を実行すればよく、1つのパソコン等からなる装置であってもよいし、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等であってもよい。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンには限定されず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
また、本実施の形態では、「融資データ管理装置」は、「Zペイ」の融資に関する情報を処理する例で説明したが、本発明は、それに限らず、他の「ポイント」や他の「ペイ」に関する融資情報の管理をする場合も含まれる。
また、異なる他のポイント、他のペイ又は現金等を管理可能な「融資データ管理装置10」としても構わない。
さらに、本実施の形態では、融資及び返済を「Zペイ」を主とし、「Zポイント」を従として説明したが、「Zポイント」を主、「Zペイ」を従としても構わない。
そして、融資及び返済で「Zペイ」と「Zポイント」を併せて実行するようにしても構わない。
1・・・Zペイ等融資管理システム、2・・・銀行サーバ、3・・・A飲食店管理装置、4・・・B八百屋店管理装置、5・・・インターネット網、6・・・カードリーダ読み取り機、7・・・プリペイドカード、10・・・融資データ管理装置、11・・・融資データ管理側制御部、12・・・融資データ管理側通信装置、13・・・融資データ管理側ディスプレイ、14・・・融資データ管理側入力装置、50・・・Zペイ等管理装置、51・・・Zペイ等管理装置側制御部、52・・・Zペイ管理装置側通信装置、53・・・Zペイ等管理装置側ディスプレイ、54・・・Zペイ等管理装置側入力装置、55・・・Zペイ等管理装置側各種情報記憶部、56・・・Zペイ等口座記憶部、57・・・決済金額生成部、58・・・返済滞り判断部、110・・・融資データ管理側第1の各種情報記憶部、111・・・項目情報抽出部、112・・・項目情報記憶部、113・・・入出金項目予測情報生成部、114・・・入出金項目予測情報記憶部、115・・・資金繰り予測情報生成部、120・・・融資データ管理側第2の各種情報記憶部、121・・・資金繰り予測情報記憶部、122・・・融資限度額情報生成部、123・・・融資限度額情報記憶部、124・・・Zペイ融資限度情報生成部、125・・・Zペイ融資基礎計算式記憶部、130・・・融資データ管理側第3の各種情報記憶部、131・・・Zペイ融資限度情報記憶部、132・・・Zペイ融資限度情報生成部、133・・・業種立替期間情報記憶部、134・・・業種別融資限度補正情報記憶部、135・・・報償記憶部、140・・・融資データ管理側第4の各種情報記憶部、141・・・報償Zペイ付加情報生成部、142・・・報償Zペイ付加情報記憶部、143・・・Zペイ融資金利情報生成部、144・・・Zペイ融資金利情報記憶部、150・・・融資データ管理側第5の各種情報記憶部、151・・・返済金利情報記憶部、152・・・基本返済Zペイ額生成部、153・・・基本返済Zペイ額記憶部、154・・・返済Zペイ額妥当性判断部、160・・・融資データ管理側第6の各種情報記憶部、161・・・最終返済Zペイ額記憶部、162・・・Zペイ換算処理部、163・・・換算Zペイ額記憶部

Claims (7)

  1. 特定の団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される非現金決済手段である団体発行非現金決済手段を管理する団体発行非現金決済手段管理装置であって、
    前記団体発行非現金決済手段を顧客が使用可能な商品及び役務のうち少なくともいずれか一方を提供する提供場所の事業主に対し、前記団体発行非現金決済手段を融資した融資情報を管理すると共に、前記事業主が前記提供場所で利用者から受領する前記団体発行非現金決済手段を管理する前記事業主の口座を記憶する記憶部を有し、
    さらに、前記事業主が前記利用者から受領した前記団体発行非現金決済手段を記憶する前記事業主の口座から前記融資情報に基づき返済を処理する構成となっており、
    融資に際し、前記事業主の入金、出金を含む金融機関取引情報に基づき将来の損益計算書を含む資金繰り予測情報を自動で生成し、
    前記資金繰り予測情報に基づき前記団体発行非現金決済手段の融資限度情報を生成することを特徴とする団体発行非現金決済手段管理装置。
  2. 記事業主が返済する必要がない報償団体発行非現金決済手段の情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の団体発行非現金決済手段管理装置。
  3. 前記資金繰り予測情報に基づき、融資の返済に充当する既定の前記団体発行非現金決済手段の値が、妥当か否かを判断する返済妥当性判断部を有し、
    既定の前記団体発行非現金決済手段の値が前記返済妥当性判断部により妥当でないと判断されたとき、前記既定の団体発行非現金決済手段の値を修正する構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の団体発行非現金決済手段管理装置。
  4. 前記返済妥当性判断部は、既定の団体発行非現金決済手段の値が、提供場所の事業主に資金不足を招来する可能性が高いか否かを判断する構成となっていることを特徴とする請求項3に記載の団体発行非現金決済手段管理装置。
  5. 前記団体発行非現金決済手段には、団体が発行する電子通貨である団体発行電子通貨と、団体が発行するポイントである団体発行ポイントが含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の団体発行非現金決済手段管理装置。
  6. 特定の団体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される非現金決済手段である団体発行非現金決済手段を管理する団体発行非現金決済手段管理装置の制御方法であって、
    前記団体発行非現金決済手段管理装置は、前記団体発行非現金決済手段を顧客が使用可能な商品及び役務のうち少なくともいずれか一方を提供する提供場所の事業主に対し、前記団体発行非現金決済手段を融資した融資情報を管理すると共に、前記事業主が前記提供場所で利用者から受領する前記団体発行非現金決済手段を管理する前記事業主の口座を記憶部に記憶し、
    さらに、前記事業主が前記利用者から受領した前記団体発行非現金決済手段を記憶する前記事業主の口座から前記融資情報に基づき返済を処理し、
    融資に際し、前記事業主の入金、出金を含む金融機関取引情報に基づき将来の損益計算書を含む資金繰り予測情報を自動で生成し、
    前記資金繰り予測情報に基づき前記団体発行非現金決済手段の融資限度情報を生成する構成となっていることを特徴とする団体発行非現金決済手段管理装置の制御方法。
  7. 特定の事業体によって発行され、その使用先が限定されると共に、その利用履歴が記録される非現金決済手段である団体発行非現金決済手段を管理する団体発行非現金決済手段管理装置に、
    前記団体発行非現金決済手段を顧客が使用可能な商品及び役務のうち少なくともいずれか一方を提供する提供場所の事業主に対し、前記団体発行非現金決済手段を融資した融資情報を管理すると共に、前記事業主が前記提供場所で利用者から受領する前記団体発行非現金決済手段を管理する前記事業主の口座を記憶部に記憶する機能、
    さらに、前記事業主が前記利用者から受領した前記団体発行非現金決済手段を記憶する前記事業主の口座から前記融資情報に基づき返済を処理する機能、
    融資に際し、前記事業主の入金、出金を含む金融機関取引情報に基づき将来の損益計算書を含む資金繰り予測情報を自動で生成する機能、
    前記資金繰り予測情報に基づき前記団体発行非現金決済手段の融資限度情報を生成する機能、を実現させるための団体発行非現金決済手段管理プログラム。
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