JP6659946B2 - 電子カルテ管理プログラム、情報処理装置および電子カルテ管理方法 - Google Patents

電子カルテ管理プログラム、情報処理装置および電子カルテ管理方法 Download PDF

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本発明は電子カルテ管理プログラム、情報処理装置および電子カルテ管理方法に関する。
病院や診療所などの医療機関では、患者の診療過程がカルテに記録される。カルテは電子化され、例えば医療機関に導入された電子カルテシステムによって管理される。電子カルテシステムによりカルテを管理することで、患者に関する情報を医療機関内で共有するのが容易となる。
なお、電子カルテシステムに関する技術としては、例えば、患者の医療情報の閲覧に関する技術が提案されている。患者の医療情報を記憶するサーバ装置は、閲覧者として指定されたクライアント端末機が医療情報を閲覧すると、クライアント端末機が閲覧した旨を閲覧履歴に記録する。
また、管理サーバが顧客端末から最後にアクセスを受けた時刻とアクセス回数とを記憶する技術が提案されている。
特開2007−257121号公報 特開2012−53523号公報
電子カルテシステムでは、患者の担当医師以外へのその患者の電子カルテの閲覧制限を行うと、電子カルテの利便性が損なわれ、その結果、例えば、患者の急な容態悪化への対応を困難にする可能性がある。そのため、電子カルテシステムで管理されるすべての患者の電子カルテは、担当医師以外の医療関係者であっても閲覧可能である。すなわち、患者の治療に関与していない医療関係者であっても、その患者の電子カルテを閲覧できる。
その一方、電子カルテには、患者の多くの個人情報が含まれている。すると、患者の治療以外の目的で電子カルテを閲覧すると、その行為が、その患者のプライバシーの侵害となる場合がある。しかし、従来は、電子カルテの利便性を損なわずに、プライバシーの侵害となるような電子カルテの閲覧を抑止することができない。
1つの側面では、本発明は、患者のプライバシーの侵害となる電子カルテの閲覧を抑止することを目的とする。
1つの態様では、電子カルテ管理プログラムが提供される。この電子カルテ管理プログラムは、端末装置と通信するコンピュータに、端末装置から閲覧対象患者を指定したカルテの表示指示を受信し、複数の患者それぞれのカルテを過去に閲覧した閲覧者アカウント情報を記憶する記憶部から、表示指示で指定された閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報を抽出し、抽出したアカウント情報と、閲覧対象患者のカルテの表示の実行確認の入力を受け付けるオブジェクトとを端末装置に表示させ、端末装置から、オブジェクトを介して実行確認の入力を受信すると、閲覧対象患者のカルテを端末装置に表示させるとともに、端末装置を利用している利用者のアカウント情報を、閲覧対象患者に関連付けて記憶部に格納する、処理を実行させる。
1つの側面では、患者のプライバシーの侵害となる電子カルテの閲覧を抑止することができる。
第1の実施の形態の情報処理装置を示す図である。 第2の実施の形態の情報処理システムを示す図である。 管理サーバのハードウェア例を示す図である。 管理サーバの機能例を示す図である。 閲覧ログテーブルの例を示す図である。 利用者テーブルの例を示す図である。 患者テーブルの例を示す図である。 閲覧内容テーブルの例を示す図である。 患者カルテテーブルの例を示す図である。 閲覧者情報などが表示される画面の例を示す図である。 患者カルテ画面の例を示す図である。 患者カルテの提供処理の例(その1)を示すフローチャートである。 患者カルテの提供処理の例(その2)を示すフローチャートである。 患者カルテの提供処理の例を示すシーケンス図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の情報処理装置を示す図である。情報処理装置1は、ネットワークを介して端末装置2に接続されている。情報処理装置1は、端末装置2からの要求に応じて患者のカルテを端末装置2に表示させることができる。
情報処理装置1は、記憶部1aおよび演算部1bを有する。記憶部1aは、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置でもよいし、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置でもよい。演算部1bは、例えば、プロセッサである。プロセッサには、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを含み得る。また、演算部1bは、マルチプロセッサであってもよい。
記憶部1aは、複数の患者それぞれのカルテと、カルテ閲覧者のアカウント情報3とを記憶する。アカウント情報3には、複数の患者それぞれのカルテを過去に閲覧した閲覧者の名前が、患者の名前に関連付けて記録される。例えば、アカウント情報3には、患者“X1”と閲覧者“Y1”との対応関係を示す情報が記録される。これは、閲覧者“Y1”が、過去に患者“X1”のカルテを閲覧したことを示す。また、アカウント情報3には、患者“X1”と閲覧者“Y2”との対応関係を示す情報が記録される。これは、閲覧者“Y2”が、過去に患者“X1”のカルテを閲覧したことを示す。さらに、アカウント情報3には、患者“X2”と閲覧者“Y1”との対応関係を示す情報が記録される。これは、閲覧者“Y1”が、過去に患者“X2”のカルテを閲覧したことを示す。
演算部1bは、端末装置2から閲覧対象患者“X1”を指定したカルテの表示指示を受信する(ステップS1)。演算部1bは、記憶部1aから、表示指示で指定された閲覧対象患者“X1”のカルテを過去に閲覧した閲覧者“Y1”,“Y2”のアカウント情報を抽出する。
演算部1bは、抽出したアカウント情報と、閲覧対象患者のカルテの表示の実行確認の入力を受け付けるオブジェクトとを端末装置2に表示させる(ステップS2)。当該アカウント情報には、閲覧者“Y1”,“Y2”の情報が含まれる。また、当該アカウント情報には、過去に閲覧者がカルテを閲覧した日時や閲覧者の職種を示す情報などが含まれてもよい。また、例えば、閲覧者情報とオブジェクトとを端末装置2に表示させるために、演算部1bは、アカウント情報とオブジェクトとを含むHTML(HyperText Markup Language)ファイルを作成し、作成したHTMLファイルを端末装置2に送信する。これにより、アカウント情報とオブジェクトとが端末装置2のWebブラウザで表示される。例えば、端末装置2の画面2aには、アカウント情報とカルテ表示ボタン(オブジェクト)とが表示される。
演算部1bは、端末装置2から、オブジェクトを介して実行確認の入力を受信すると、閲覧対象患者のカルテを端末装置2に表示させる。このとき演算部1bは、さらに、端末装置2を利用している利用者を示すアカウント情報を、閲覧対象患者に関連付けて記憶部に格納する。例えば、演算部1bは、端末装置2からカルテ表示ボタンを介して実行確認の入力を受信する(ステップS3)。演算部1bは、実行確認の入力を受信すると、記憶部1aから閲覧対象患者“X1”のカルテ4を取得する。演算部1bは、取得した閲覧対象患者“X1”のカルテ4を端末装置2に表示させる(ステップS4)。また演算部1bは、実行確認の入力を受信すると、端末装置2を利用している利用者“Y3”を、閲覧対象患者“X1”に関連付けてアカウント情報3に記録する(ステップS5)。これにより、アカウント情報3には、患者“X1”と閲覧者“Y3”との対応関係を示す情報が記録される。なお、ステップS4とステップS5は、どちらが先に実行されてもよいし、並行して実行されてもよい。
第1の実施の形態では、端末装置2にカルテ4が表示される前に、アカウント情報が端末装置2に表示される。アカウント情報が端末装置2に表示されることで、端末装置2の利用者は、閲覧行為を行うと履歴として記録されてしまうことを認識する。ここで、医師や看護師以外の者がカルテを閲覧したことが履歴に記録されている場合、患者の治療以外の目的でカルテを閲覧した可能性が高いと考えられる。そのため、医師や看護師以外の者を履歴から検索することで、患者のプライバシーを侵害した者を特定することができる。端末装置2の利用者が医師や看護師以外の者である場合、端末装置2の利用者は、閲覧行為を行い履歴として記録されると、患者のプライバシーを侵害した者として特定されることも認識する。
このように、端末装置2の利用者が患者の治療以外の目的でカルテを閲覧しようとしている場合、患者のカルテを表示する前にアカウント情報を表示することで、患者のプライバシーの侵害となる閲覧行為を思い留まらせる可能性を高くすることができる。よって、第1の実施の形態によれば、患者のプライバシーの侵害となる電子カルテの閲覧を抑止することができる。
なお、記憶部1aに記憶されるアカウント情報3には、例えば、カルテを閲覧した日時を示す閲覧日時情報が付加されてもよい。その場合、演算部1bは、アカウント情報の抽出において、閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報の中に同じ閲覧者のアカウント情報が複数存在する場合、その閲覧者のアカウント情報のうち、最新の閲覧日時情報が付加されたアカウント情報のみを抽出する。演算部1bは、アカウント情報に閲覧日時情報が付加されている場合、抽出したアカウント情報に関連付けて、アカウント情報に付加されている閲覧日時情報を、端末装置2に表示させる。
これにより、同じ閲覧者が同じカルテを複数回閲覧していた場合であっても、その閲覧者のアカウント情報は1つのみ表示される。その結果、一人の閲覧者が繰り返し閲覧したことにより、他の閲覧者のアカウント情報が表示されなくなることを抑止できる。しかも、アカウント情報と共に閲覧日時情報が表示されることにより、誰が何時閲覧したのかが認識可能となる。すなわち、例えば、利用者が勤務時間外に患者のカルテを閲覧すれば、その事実が他の利用者に周知されてしまう。その結果、利用者が、勤務時間外に患者のカルテを閲覧しようとする意欲を、減退させることができる。
記憶部1aに記憶されるアカウント情報3には、例えば、閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧回数を付加することもできる。その場合、演算部1bは、抽出したアカウント情報に関連付けて、そのアカウント情報に付加されている閲覧回数を、端末装置2に表示させる。
これにより、表示結果に基づいて、閲覧者が過去に閲覧対象患者のカルテを閲覧したことがあるというだけでなく、閲覧の頻度も把握することができる。すなわち、利用者が、正当な理由なしに、特定の患者のカルテを繰り返し閲覧し、その患者の治療状況を観察していた場合、その事実が他の利用者に周知されてしまう。その結果、利用者が、正当な理由なしに特定の患者の治療状況を定期観察しようとする意欲を、減退させることができる。
なお、演算部1bが、利用者のアカウント情報を閲覧対象患者に関連付けて記憶部1aに格納すると、記憶部1aに格納されている閲覧対象患者に関連付けられたアカウント情報の数が閾値以上となる場合がある。この場合、演算部1bは、例えば、記憶部1aに格納されている閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧者を示すアカウント情報の中で、閲覧日時情報が最も古いアカウント情報を削除する。
これにより、1つの閲覧対象患者に関連付けられたアカウント情報の数を、常に閾値以下に抑えることができ、端末装置2に表示させるアカウント情報の抽出を迅速に行うことができる。例えば、端末装置2に表示させるアカウント情報の最大数が閾値に等しい場合、閲覧対象患者に関連付けられたアカウント情報の数が閾値以下であれば、そのアカウント情報の中から表示対象を絞り込む処理が不要となり、表示処理を迅速に行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、電子カルテをサーバで集中管理し、そのサーバに接続された多数の端末装置から容易に電子カルテを閲覧できる情報処理システムにおいて、患者のプライバシーの侵害となる電子カルテの閲覧を抑止するものである。
図2は、第2の実施の形態の情報処理システムを示す図である。情報処理システムは、管理サーバ100および端末装置200,200a,200bを含む。管理サーバ100および端末装置200,200a,200bは、互いにネットワーク300を介して接続されている。例えば、ネットワーク300は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)やインターネットなどの広域ネットワークでもよい。
管理サーバ100は、電子カルテを管理するコンピュータである。管理サーバ100は、病院やデータセンターなどに配置される。管理サーバ100は、病院で診察や治療を行った複数の患者それぞれの診療経過を、複数の患者カルテ(電子カルテ)として記憶する。管理サーバ100は、記憶している患者カルテを、端末装置200,200a,200bからの要求に応じて端末装置200,200a,200bに表示させることができる。
端末装置200,200a,200bは、ユーザが利用するコンピュータである。端末装置200,200a,200bは、管理サーバ100から患者カルテが送信された場合、自装置に表示する。これにより、ユーザは、患者カルテを閲覧することができる。
ここで、以下の説明では、主に、管理サーバ100と端末装置200との間で行われる処理を例示するが、管理サーバ100と端末装置200a,200bとの間で行われる処理も同様である。
次に、管理サーバ100のハードウェアについて説明する。
図3は、管理サーバのハードウェア例を示す図である。管理サーバ100は、プロセッサ101、RAM102、HDD103、画像信号処理部104、入力信号処理部105、読み取り装置106および通信インタフェース107を有する。各ユニットが管理サーバ100のバスに接続されている。
プロセッサ101は、管理サーバ100全体を制御する。プロセッサ101は、複数のプロセッシング要素を含むマルチプロセッサであってもよい。プロセッサ101は、例えばCPU、DSP、ASICまたはFPGAなどである。また、プロセッサ101は、CPU、DSP、ASIC、FPGAなどのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM102は、管理サーバ100の主記憶装置である。RAM102は、プロセッサ101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、RAM102は、プロセッサ101による処理に用いる各種データを記憶する。
HDD103は、管理サーバ100の補助記憶装置である。HDD103は、内蔵した磁気ディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。管理サーバ100は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの他の種類の補助記憶装置を備えてもよく、複数の補助記憶装置を備えてもよい。
画像信号処理部104は、プロセッサ101からの命令に従って、管理サーバ100に接続されたディスプレイ11に画像を出力する。ディスプレイ11としては、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなど各種のディスプレイを用いることができる。
入力信号処理部105は、管理サーバ100に接続された入力デバイス12から入力信号を取得し、プロセッサ101に出力する。入力デバイス12としては、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイスやキーボードなどの各種の入力デバイスを用いることができる。管理サーバ100には、複数の種類の入力デバイスが接続されてもよい。
読み取り装置106は、記録媒体13に記録されたプログラムやデータを読み取る装置である。記録媒体13として、例えば、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDDなどの磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)を使用できる。また、記録媒体13として、例えば、フラッシュメモリカードなどの不揮発性の半導体メモリを使用することもできる。読み取り装置106は、例えば、プロセッサ101からの命令に従って、記録媒体13から読み取ったプログラムやデータをRAM102またはHDD103に格納する。
通信インタフェース107は、ネットワーク300を介して、端末装置200,200a,200bと通信を行う。
なお、端末装置200,200a,200bも管理サーバ100と同様のハードウェアにより実現できる。
次に、管理サーバ100が有する機能について説明する。
図4は、管理サーバの機能例を示す図である。管理サーバ100は、記憶部110、閲覧制御部120および表示部130を有する。
記憶部110は、例えば、RAM102またはHDD103に確保した記憶領域として実装される。記憶部110に記憶される情報には、閲覧ログテーブル111、利用者テーブル112、患者テーブル113、閲覧内容テーブル114および患者カルテテーブル115がある。
閲覧ログテーブル111には、過去に患者の患者カルテを閲覧した閲覧者の情報が登録される。利用者テーブル112には、端末装置200,200a,200bの利用者のアカウント情報が登録される。患者テーブル113には、患者の情報を示す情報が登録される。閲覧内容テーブル114には、閲覧者が患者カルテを閲覧したときの内容などを示す情報が登録される。患者カルテテーブル115には、患者カルテの内容を示す情報が登録される。
閲覧制御部120および表示部130は、例えば、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実装される。
閲覧制御部120は、端末装置200から患者カルテの表示指示を受信すると、閲覧ログテーブル111を参照し、患者カルテを表示する対象の患者について過去に閲覧した閲覧者を検索する。閲覧制御部120は、検索した結果、閲覧者を特定すると、特定した閲覧者を示す閲覧者情報(閲覧者のアカウント情報)と患者カルテを表示する実行確認入力を受け付けるオブジェクトとを端末装置200に表示させるように表示部130に指示する。
閲覧制御部120は、オブジェクトを介して、患者カルテを表示する実行確認入力を端末装置200から受信した場合、患者カルテを端末装置200に表示させるように表示部130に指示する。
表示部130は、閲覧制御部120からの指示により、閲覧者情報と患者カルテを表示する実行確認入力を受け付けるオブジェクトとを端末装置200に表示させる。また、表示部130は、閲覧制御部120からの指示により、患者カルテを端末装置200に表示させる。
次に、記憶部110に格納される情報について詳細に説明する。
図5は、閲覧ログテーブルの例を示す図である。閲覧ログテーブル111は、記憶部110に格納される。閲覧ログテーブル111は、患者ID(identifier)、利用者ID、閲覧日時、閲覧内容ID、閲覧回数の項目を含む。
患者IDの項目には、患者を識別する情報が登録される。利用者IDの項目には、端末装置200,200a,200bの利用者を識別する情報が登録される。閲覧日時の項目には、閲覧日時を示す情報が登録される。閲覧内容IDの項目には、利用者が閲覧した閲覧内容を示す識別情報が登録される。閲覧回数の項目には、閲覧回数が登録される。
例えば、閲覧ログテーブル111には、患者IDが“K1”、利用者IDが“U1”、閲覧日時が“D1”、閲覧内容IDが“T2”、閲覧回数が“4”という情報が登録される。これは、利用者ID“U1”が患者ID“K1”の患者カルテを閲覧日時“D1”に閲覧したことを示す。また、利用者ID“U1”が閲覧した閲覧内容を示す閲覧内容IDが“T2”であることを示す。さらに、利用者ID“U1”が患者ID“K1”の患者カルテを閲覧したのは“4”回目であることを示す。
図6は、利用者テーブルの例を示す図である。利用者テーブル112は、記憶部110に格納される。利用者テーブル112は、利用者ID、利用者名、職種の項目を含む。
利用者IDの項目には、端末装置200,200a,200bの利用者を識別する情報が登録される。利用者名の項目には、利用者の名前が登録される。職種の項目には、職種を示す情報が登録される。
例えば、利用者テーブル112には、利用者IDが“U1”、利用者名が“US1”、職種が“医師”という情報が登録される。これは、利用者名“US1”の利用者IDが“U1”であり、“US1”の職種が“医師”であることを示す。
図7は、患者テーブルの例を示す図である。患者テーブル113は、記憶部110に格納される。患者テーブル113は、患者ID、患者名、年齢、性別の項目を含む。
患者IDの項目には、患者を識別する情報が登録される。患者名の項目には、患者の名前が登録される。年齢の項目には、年齢を示す情報が登録される。性別の項目には、性別を示す情報が登録される。
例えば、患者テーブル113には、患者IDが“K1”、患者名が“KU1”、年齢が“48歳5カ月”、性別が“男”という情報が登録される。これは、患者名“KU1”の患者IDが“K1”であり、“KU1”の年齢が“48歳5カ月”、性別が“男”であることを示す。
図8は、閲覧内容テーブルの例を示す図である。閲覧内容テーブル114は、記憶部110に格納される。閲覧内容テーブル114は、閲覧内容ID、内容の項目を含む。
閲覧内容IDの項目には、閲覧内容を識別する情報が登録される。内容の項目には、閲覧内容を示す情報が登録される。
例えば、閲覧内容テーブル114には、閲覧内容IDが“T1”、内容が“検査履歴を参照した”が登録される。これは、閲覧内容ID“T1”に対応する閲覧内容が“検査履歴を参照した”であることを示す。
図9は、患者カルテテーブルの例を示す図である。患者カルテテーブル115は、記憶部110に格納される。患者カルテテーブル115は、患者ID、日時、医療情報の項目を含む。
患者IDの項目には、患者を識別する情報が登録される。日時の項目には、日時が登録される。医療情報の項目には、医療情報を示す情報が登録される。
例えば、患者カルテテーブル115には、患者IDが“K1”、日時が“2015/10/28(水)10:49”、医療情報が“輸血検査”の項目を含む。これは、患者ID“K1”が示す患者に対して、“2015/10/28(水)10:49”に“輸血検査”を行ったことを示す。
次に、端末装置200のディスプレイに表示されるGUI(Graphical User Interface)の具体例を示す。
図10は、閲覧者情報などが表示される画面の例を示す図である。閲覧者情報表示画面211は、閲覧者情報やオブジェクトなどを表示するGUIである。
閲覧者情報には、最終閲覧日時、職種、利用者、閲覧回数、閲覧内容の項目が含まれる。最終閲覧日時の項目は、閲覧ログテーブル111の閲覧日時の項目に基づいて表示される。職種の項目は、閲覧ログテーブル111の利用者IDの項目と利用者テーブル112の利用者ID、職種の項目とに基づいて表示される。利用者の項目は、閲覧ログテーブル111の利用者IDの項目と利用者テーブル112の利用者ID、利用者名の項目とに基づいて表示される。閲覧回数の項目は、閲覧ログテーブル111の閲覧回数の項目に基づいて表示される。閲覧内容の項目は、閲覧ログテーブル111の閲覧内容IDの項目と閲覧内容テーブル114の閲覧内容ID、内容の項目とに基づいて表示される。
閲覧者情報表示画面211には、閲覧者情報として5件が表示される。また、スクロールすることで所定の件数分まで閲覧可能になる。例えば、所定の件数分とは、20件分である。
閲覧者情報表示画面211には、患者カルテを表示する実行確認入力を受け付けるオブジェクトが表示される。当該オブジェクトには、カルテ記述ボタン、事後ボタン、参照のみボタン、プログレスノートボタンが含まれる。当該オブジェクトを押下することで、患者カルテが端末装置200に表示される。
また、閲覧者情報表示画面211には、患者カルテの表示を取りやめるオブジェクトが含まれる。当該オブジェクトは、閉じるボタンである。
図11は、患者カルテ画面の例を示す図である。患者カルテ画面212は、患者カルテを表示するGUIである。患者カルテ画面212には、患者に対する医療行為やプログレスノートなどが含まれる。患者カルテ画面212の内容は、主に、端末装置200から閲覧を要求された患者の患者IDに対応する患者カルテテーブル115のレコードの内容を基に作成される。
次に、管理サーバ100が端末装置200に患者カルテを提供する処理について、詳細に説明する。
図12は、患者カルテの提供処理の例(その1)を示すフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S11)閲覧制御部120は、端末装置200から患者カルテの表示指示を受信する。表示指示には、閲覧対象患者の患者IDおよび端末装置200を利用する利用者の利用者IDが含まれる。例えば、閲覧制御部120は、端末装置200からの表示指示に含まれる患者ID“K1”および利用者ID“U1”を受信する。
(S12)閲覧制御部120は、閲覧ログテーブル111の患者IDの項目を参照し、ステップS11で受信した患者IDに対応する患者について過去に閲覧した閲覧者を検索する。例えば、閲覧制御部120は、閲覧ログテーブル111を参照し、患者ID“K1”を閲覧した閲覧者を特定する。特定した閲覧者は、閲覧日時“D1”に対応する利用者ID“U1”、閲覧日時“D14”に対応する利用者ID“U2”、閲覧日時“D15”に対応する利用者ID“U1”である。
(S13)閲覧制御部120は、検索した結果、過去に閲覧した閲覧者が存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS14に進める。存在しない場合、表示部130は、閲覧者情報が含まれない閲覧者情報表示画面211を作成し、作成した閲覧者情報表示画面211を端末装置200に表示させる。そして、処理をステップS21に進める。
(S14)閲覧制御部120は、ステップS12で特定した閲覧者に対応する閲覧日時を降順にソートする。
(S15)閲覧制御部120は、ソートした情報の中に同じ利用者IDが2つ以上存在するか否かを判定する。2つ以上存在する場合、処理をステップS16に進める。1つ存在する場合、処理をステップS17に進める。
(S16)閲覧制御部120は、同じ利用者IDに対応する閲覧日時のうち、最新の閲覧日時のレコードを特定する。例えば、閲覧制御部120は、閲覧日時“D15”に対応する利用者ID“U1”、閲覧日時“D1”に対応する利用者ID“U1”のうち、最新の閲覧日時“D15”に対応する利用者ID“U1”を特定する。
また、閲覧制御部120は、同じ利用者IDに対応する閲覧回数のうち、最も大きい閲覧回数のレコードを特定してもよい。
(S17)表示部130は、端末装置200に表示させる閲覧者情報表示画面211を作成する。詳細には、表示部130は、ステップS12で特定した閲覧者を閲覧者情報表示画面211の閲覧者情報として表示されるように作成する。例えば、表示部130は、ステップS12で特定した閲覧者が閲覧者情報の利用者の項目に表示されるようにする。また、表示部130は、閲覧者情報の利用者の項目に同じ利用者が複数存在する場合は、ステップS16で特定した最新の閲覧日時のレコードに対応する情報が閲覧者情報の最終閲覧日時、職種、利用者、閲覧回数、閲覧内容の項目に表示されるようにする。すなわち、表示部130は、閲覧者情報表示画面211の閲覧者情報には、同一の利用者を複数表示させずに、最新の閲覧に関する情報が1件のみ表示させるようにする。
また、表示部130は、端末装置200に閲覧者情報表示画面211を表示させるためのHTMLファイルを作成する。表示部130は、作成したHTMLファイルを端末装置200に送信して、閲覧者情報表示画面211を端末装置200のWebブラウザで表示させる。そして、処理をステップS21に進める。
この後、閲覧者情報表示画面211が表示された端末装置200の利用者は、患者カルテを閲覧するか否かをオブジェクトで選択する。カルテ記述ボタン、事後ボタン、参照のみボタン、プログレスノートボタンの何れかのオブジェクトを利用者が選択した場合、端末装置200は、患者カルテを表示する実行確認入力がされた旨を管理サーバ100に送信する。また、閉じるボタンのオブジェクトを利用者が選択した場合、端末装置200は、患者カルテを表示しない旨の通知を管理サーバ100に送信する。
図13は、患者カルテの提供処理の例(その2)を示すフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S21)閲覧制御部120は、端末装置200から送信された情報が実行確認入力であるか否かを判定する。実行確認入力の場合、処理をステップS22に進める。実行確認入力でない場合、処理を終了する。
(S22)表示部130は、患者カルテテーブル115の患者IDの項目を参照して、ステップS11で受信した患者IDに対応するレコードの内容を基に、患者カルテ画面212を作成する。
また、表示部130は、端末装置200に患者カルテ画面212を表示させるためのHTMLファイルを作成する。表示部130は、作成したHTMLファイルを端末装置200に送信して、患者カルテ画面212を端末装置200のWebブラウザで表示させる。
(S23)閲覧制御部120は、閲覧ログテーブル111を参照し、ステップS11で受信した患者IDに対応するレコード数が閾値以上であるか否かを判定する。例えば、閾値は20件である。閾値以上の場合、処理をステップS24に進める。閾値未満の場合、処理をステップS25に進める。
(S24)閲覧制御部120は、ステップS11で受信した患者IDに対応するレコードのうち、閲覧日時が最も古いレコードを1つ削除する。
(S25)閲覧制御部120は、閲覧ログテーブル111の利用者IDの項目を参照し、ステップS11で受信した利用者IDが存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS26に進める。存在しない場合、処理をステップS27に進める。
(S26)閲覧制御部120は、閲覧ログテーブル111に、ステップS11で受信した利用者IDの利用者がステップS11で受信した患者IDの患者カルテを閲覧したことを示す最新のレコードを追加する。また、閲覧制御部120は、閲覧ログテーブル111に存在する当該利用者IDに対応するレコードの閲覧回数のうち、最も大きい数に1を加算した値を、最新のレコードの閲覧回数に登録する。すなわち、利用者IDの利用者が患者IDの患者カルテを閲覧した累計の回数が、最新のレコードの閲覧回数に登録される。そして、処理を終了する。
(S27)閲覧制御部120は、閲覧ログテーブル111に、ステップS11で受信した利用者IDの利用者がステップS11で受信した患者IDの患者カルテを閲覧したことを示すレコードを追加する。閲覧制御部120は、当該レコードの閲覧回数に1を登録する。そして、処理を終了する。
また、管理サーバ100は、ステップS11で端末装置200の利用者を示す利用者IDを受信しているが、ステップS21のときに当該利用者IDを受信してもよい。
閲覧者情報表示画面211の閲覧者情報には、同一の利用者が複数表示されず、最新の閲覧に関する情報のみが表示される。これにより、同一利用者の複数表示を防ぐと共に、同一の利用者が患者カルテを閲覧したうち、最新の閲覧に関する情報のみを閲覧者情報表示画面211に表示させることができる。
ステップS23,S24では、ステップS11で受信した患者IDに対応するレコード数が閾値以上の場合、閲覧日時が最も古いレコードが1つ削除された。そして、ステップS26またはステップS27で、レコードが1つ追加される。これにより、ステップS11で受信した患者IDに対応するレコード数が閾値に維持される。ここで、例えば、レコード数を維持せずにレコード数を増加させると、表示部130が、閲覧者情報表示画面211の閲覧者情報を端末装置200に表示させるまでの処理時間が長くなる。そこで、レコード数を増加させないことで、表示部130が閲覧者情報表示画面211の閲覧者情報を端末装置200に表示させるまでの処理時間を短くすることができる。
次に、管理サーバ100と端末装置200との間で実行される処理について、シーケンス図を用いて説明する。
図14は、患者カルテの提供処理の例を示すシーケンス図である。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ST111)端末装置200は、管理サーバ100に患者カルテの表示指示を送信する。
(ST112)管理サーバ100は、端末装置200に閲覧者情報やオブジェクトなどを送信する。
(ST113)端末装置200は、閲覧者情報やオブジェクトなどを端末装置200のディスプレイに表示する。
(ST114)端末装置200は、患者カルテを表示する実行確認入力の実行確認入力を管理サーバ100に送信する。
(ST115)管理サーバ100は、端末装置200に患者カルテを送信する。
(ST116)端末装置200は、患者カルテを端末装置200のディスプレイに表示する。
(ST117)管理サーバ100は、端末装置200の利用者が患者カルテを閲覧したことを示す情報を閲覧ログテーブル111に登録する。
第2の実施の形態では、端末装置200に患者カルテが表示される前に、閲覧者情報が端末装置200に表示される。端末装置200の利用者が患者の治療以外の目的で患者カルテを閲覧しようとしている場合、患者カルテを表示する前に閲覧者情報を表示することで、患者のプライバシーの侵害となる閲覧行為を思い留まらせる可能性を高くすることができる。よって、第2の実施の形態によれば、患者のプライバシーの侵害となる電子カルテの閲覧を抑止することができる。
なお、第1の実施の形態の情報処理は、演算部1bとして用いられるプロセッサに、プログラムを実行させることで実現できる。第2の実施の形態の情報処理は、プロセッサ101にプログラムを実行させることで実現できる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録できる。
例えば、プログラムを記録した記録媒体を配布することで、プログラムを流通させることができる。また、閲覧制御部120、表示部130に相当する機能を実現するプログラムを別個のプログラムとし、各プログラムを別個に配布してもよい。閲覧制御部120、表示部130の機能が別個のコンピュータにより実現されてもよい。コンピュータは、例えば、記録媒体に記録されたプログラムを、RAM102やHDD103に格納し(インストールし)、当該記憶装置からプログラムを読み込んで実行してもよい。
1 情報処理装置
1a 記憶部
1b 演算部
2 端末装置
2a 画面
3 アカウント情報
4 カルテ
S1,S2,S3,S4,S5 ステップ

Claims (6)

  1. 端末装置と通信するコンピュータに、
    前記端末装置から閲覧対象患者を指定したカルテの表示指示を受信し、
    複数の患者それぞれのカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報を記憶する記憶部から、前記表示指示で指定された前記閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報を抽出し、
    抽出した前記アカウント情報と、前記閲覧対象患者のカルテの表示の実行確認の入力を受け付けるオブジェクトとを前記端末装置に表示させ、
    前記端末装置から、前記オブジェクトを介して前記実行確認の入力を受信すると、前記閲覧対象患者のカルテを前記端末装置に表示させるとともに、前記端末装置を利用している利用者のアカウント情報を、前記閲覧対象患者に関連付けて前記記憶部に格納する、
    処理を実行させる電子カルテ管理プログラム。
  2. 前記記憶部に記憶されるアカウント情報には、カルテを閲覧した日時を示す閲覧日時情報が付加され、
    前記抽出では、前記閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報の中に同じ閲覧者のアカウント情報が複数存在する場合には、該閲覧者のアカウント情報のうち、最新の閲覧日時情報が付加されたアカウント情報を抽出し、
    前記表示では、抽出した該アカウント情報と該アカウント情報に付加されている閲覧日時情報と前記オブジェクトとを前記端末装置に表示させる、請求項1に記載の電子カルテ管理プログラム。
  3. 前記記憶部に記憶されるアカウント情報には、前記閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧回数がさらに付加され、
    前記表示では、抽出した該アカウント情報と該アカウント情報に付加されている閲覧回数と前記オブジェクトとを前記端末装置に表示させる、請求項1または2に記載の電子カルテ管理プログラム。
  4. 前記コンピュータに、さらに、
    前記端末装置を利用している利用者のアカウント情報を、前記閲覧対象患者に関連付けて前記記憶部に格納する際、前記記憶部に格納されている前記閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報の数が閾値以上の場合、該アカウント情報の中で前記閲覧日時情報が最も古いアカウント情報を削除する、請求項2に記載の電子カルテ管理プログラム。
  5. 端末装置と通信する情報処理装置であって、
    複数の患者それぞれのカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報を記憶する記憶部と、
    前記端末装置から閲覧対象患者を指定したカルテの表示指示を受信し、前記記憶部から、前記表示指示で指定された前記閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報を抽出し、抽出した前記アカウント情報と、前記閲覧対象患者のカルテの表示の実行確認の入力を受け付けるオブジェクトとを前記端末装置に表示させ、前記端末装置から、前記オブジェクトを介して前記実行確認の入力を受信すると、前記閲覧対象患者のカルテを前記端末装置に表示させるとともに、前記端末装置を利用している利用者のアカウント情報を、前記閲覧対象患者に関連付けて前記記憶部に格納する、演算部と、
    を有する情報処理装置。
  6. 端末装置と通信するコンピュータが、
    前記端末装置から閲覧対象患者を指定したカルテの表示指示を受信し、
    複数の患者それぞれのカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報を記憶する記憶部から、前記表示指示で指定された前記閲覧対象患者のカルテを過去に閲覧した閲覧者のアカウント情報を抽出し、
    抽出した前記アカウント情報と、前記閲覧対象患者のカルテの表示の実行確認の入力を受け付けるオブジェクトとを前記端末装置に表示させ、
    前記端末装置から、前記オブジェクトを介して前記実行確認の入力を受信すると、前記閲覧対象患者のカルテを前記端末装置に表示させるとともに、前記端末装置を利用している利用者のアカウント情報を、前記閲覧対象患者に関連付けて前記記憶部に格納する、
    電子カルテ管理方法。
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