JP6655481B2 - 車両用窓ガラス昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用窓ガラス昇降装置に関する。
近年、車両には、窓ガラスの開閉操作を容易とするため、窓ガラスを自動で昇降させる車両用窓ガラス昇降装置が搭載されている。
車両のドアには、窓ガラスを格納する格納部と、格納部の上方に設けられた枠部と、が備えられており、車両用窓ガラス昇降装置は、枠部に対して窓ガラスを上下方向に移動させる駆動機構と、駆動機構を制御する制御部と、を備えて構成されている。車両用窓ガラス昇降装置では、窓ガラスを電動で昇降させるために、窓ガラスによる挟み込みを防止する機構が設けられるのが一般的である。
このような車両用窓ガラス昇降装置として、本出願人は、窓枠に沿って設けられた検出ラインを撮像するカメラを備え、カメラによって撮像された検出ラインの少なくとも一部が異物によって遮蔽されたときに、窓ガラスによる挟み込みを防止するための挟み込み防止動作を駆動機構に行わせる車両用窓ガラス昇降装置を提案している(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用窓ガラス昇降装置では、カメラで撮像した画像から窓ガラスに挟み込まれる可能性のある異物を検出することで、挟み込みが発生する前に安全動作を行わせることが可能になり、安全性がより向上する。
特許文献2には、自動車のドア開閉状態を検知するためのドアカーテシスイッチの取付構造が開示されている。一般的に、車両のドア開口部には、ドアの開閉に伴ってオンオフとなるドアカーテシスイッチが設けられており、機械的にドアの開閉検知を行っている。このドアカーテシスイッチには、オンとオフに基づいた信号出力のためのワイヤハーネスが接続されている。
特許第5813893号 特開平7−40793号
特許文献1に記載の車両用窓ガラス装置において、さらなる利便性の向上を図るべく本発明者らが鋭意検討を重ねたところ、特許文献1に記載の車両用窓ガラス装置が備える挟み込み防止機能のシステムをドア開検知システムに適用できることが分かった。
また、特許文献2に記載のドアカーテシスイッチを組み付ける際には、作業者が手作業でワイヤハーネスを配線するため、この配線作業が組付コスト低減の妨げの要因となっていた。
そこで、本発明は、窓ガラスによる挟み込み防止機能を従来のドア開検知装置に代替することにより従来のドアカーテシスイッチ及びワイヤハーネスを不要とすることで、部品点数の削減及び組付コストの低減を図ることが可能な車両用窓ガラス昇降装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、車両のドアに設けられた窓ガラスを昇降する車両用窓ガラス昇降装置であって、前記窓ガラスを昇降する駆動力を発生させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、車体に形成されたドア枠と前記ドアとに囲まれた所定領域を撮像すると共に、前記ドア枠に沿って形成された検出ラインを撮像し、前記ドア枠の内周縁面に配置されたカメラと、を備え、前記制御部は、前記カメラによって撮像された前記検出ラインの少なくとも一部が異物によって遮蔽された遮蔽状態を検出する検出手段と、前記駆動部による前記窓ガラスの移動時に前記検出手段によって前記遮蔽状態が検出されたとき、前記窓ガラスによる挟み込みを防止するための挟み込み防止動作を前記駆動部に行わせる挟み込み防止手段と、前記カメラによって撮像された前記所定領域の画像に基づいて前記ドアの開状態を検知するドア開検知手段と、を有し、前記ドア開検知手段は、前記所定領域において、前記ドアの開動作に伴う前記検出ラインの占める割合の変化に基づいて前記ドアの開状態を判定する、車両用窓ガラス昇降装置を提供する。
本発明によれば、部品点数の削減及び組付コストの低減を図ることが可能な車両用窓ガラス昇降装置を提供できる。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用窓ガラス昇降装置の概略構成図である。 ドアを車室側の上方から見た概略図である。 ドア開状態を検知するシステムを説明するための模式図であり、(a)はドアの閉状態であり、(b)はドアの半ドア状態であり、(c)はドアの開状態を示す。 第1の実施の形態に係るカメラが撮像する所定領域における画像変化を説明する概略図であり、(a)は、ドアの閉状態であり、(b)は半ドアの状態であり、(c)はドアの開状態である。 第1の実施の形態に係る車両用窓ガラス昇降装置の制御フローを示すフロー図である。 第1の実施の形態に係る車両用窓ガラス昇降装置のドア状態確認処理の制御フローを示すフロー図である。 第1の実施の形態に係る車両用窓ガラス昇降装置の挟み込み防止処理の制御フローを示すフロー図である。 第2の実施の形態に係るドア開状態を検知するシステムを説明するための模式図であり、(a)はドアの閉状態であり、(b)はドアの半ドア状態であり、(c)はドアの開状態を示す。 第2の実施の形態に係るカメラが撮像する所定領域における画像変化を説明する概略図であり、(a)は、ドアの閉状態であり、(b)は半ドアの状態であり、(c)はドアの開状態である。
[第1の実施の形態]
本発明における第1の実施の形態を、図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る車両用窓ガラス昇降装置1の概略構成図である。
図1に示すように、車両用窓ガラス昇降装置1を搭載する車両のドア(車両用ドア)2は、窓ガラス3を格納する格納部21と、格納部21の上方に設けられた枠部22と、を有している。格納部21の車室内側には、格納部21を覆うようにドアトリム23が取り付けられている。
枠部22は、車両の前後方向における格納部21の後側の端部から上方に延びる後方立設部22aと、後方立設部22aよりも前側で格納部21から上方に延びる前方立設部22bと、後方立設部22aの上端部から前方立設部22bの上端部に至る上方延設部22cと、からなる。窓ガラス3の全閉時には、枠部22とドアトリム23の上端部とに囲まれた空間に、窓ガラス3が配置されることになる。
車両用窓ガラス昇降装置1は、窓ガラス3を駆動する駆動機構4と、駆動機構4を制御する制御部5と、を備えている。
駆動機構4は、枠部22に対して窓ガラス3を上下方向に移動させるものであり、DCモータ等のモータ41と、モータ41の駆動力を窓ガラス3の上下方向の運動力に変換する動力変換機構42と、を備えている。動力変換機構42としては、例えば、窓ガラス3を支持しガイドレールに沿って摺動するキャリアプレートを備え、モータ41の駆動力によりワイヤをガイドレールに沿って摺動させることで、ワイヤに取り付けたキャリアプレートおよび窓ガラス3をガイドレールに沿って上下方向に移動させるウインドレギュレータ等を用いることができる。また、動力変換機構42としては、Xアーム式のレギュレータやその他の方式のものを用いることもできる。
ドア2には、窓ガラス3を開閉操作するためのスイッチ(SW)24が設けられている。スイッチ24の出力信号線は、制御部5に接続されている。スイッチ24は、例えば、2段階クリック式の揺動スイッチからなり、下降側となる一端側を1段階クリックした際には下降側第1段階クリック信号、下降側となる一端側を2段階クリックした際には下降側第2段階クリック信号、上昇側となる他端側を1段階クリックした際には上昇側第1段階クリック信号、上昇側となる他端側を2段階クリックした際には上昇側第2段階クリック信号を、制御装置5に出力するように構成されている。
制御部5は、スイッチ24からの信号に応じて駆動機構4を制御し、窓ガラス3を上下方向に移動させるものである。制御部5は、CPU、メモリ、インターフェイス、ソフトウェア等を適宜組み合わせたコントロールユニットとしてドア2に搭載されている。なお、制御部5は、ドア2以外では例えば車両のミラーやシート等の制御を行う電子制御ユニット(ECU)に、機能として搭載されていてもよい。
制御装置5は、スイッチ24から下降側第1段階クリック信号が入力された際には、当該信号が入力されている間窓ガラス3を下降し、下降側第2段階クリック信号が入力された際には、窓ガラス3が最下部まで下降されるか再びスイッチ24が操作されるまで窓ガラス3を自動的に下降するように駆動機構4を制御するように構成される。また、制御装置5は、スイッチ24から上昇側第1段階クリック信号が入力された際には、当該信号が入力されている間窓ガラス3を上昇し、上昇側第2段階クリック信号が入力された際には、窓ガラス3が最上部まで上昇されるか再びスイッチ24が操作されるまで窓ガラス3を自動的に上昇するように駆動機構4を制御する。
以下、窓ガラス3による挟み込みを防止する構成について説明する。
車両用窓ガラス昇降装置1は、ドア開口部周縁に沿って設けられた検出ライン6を撮像するカメラ7を備えている。本実施の形態では、このカメラ7で撮像した画像を基に、窓ガラス3による挟み込みのおそれがある異物が存在するのか否かを判断し、かつ、ドア2の開閉状態を判断する。
検出ライン6は、窓ガラス3による挟み込みのおそれがある異物が存在するのか否かを判断する基準となるものであり、窓ガラス3よりも車室内側に設定されている。
また、本実施の形態では、検出ライン6に向かって赤外光を照射する光源8をさらに備えている。カメラ7は、光源8から照射されて検出ライン6で反射した赤外光を撮像する赤外線カメラから構成される。光源8を備えることで、夜間および夜間以外でも赤外線が届かない暗い場所、例えば地下駐車場等であっても、挟み込みのおそれがある異物を検出することが可能になる。光源8としては、近赤外光を照射するものを用いることができる。
制御部5は、カメラ7によって撮像された検出ライン6の少なくとも一部が異物によって遮蔽された遮蔽状態を検出する検出部51と、駆動機構4による窓ガラス3の移動時に検出部51によって遮蔽状態が検出されたとき、窓ガラス3による挟み込みを防止するための挟み込み防止動作を駆動機構4に行わせる挟み込み防止部52と、を有している。検出部51は、本発明の検出手段の一態様であり、挟み込み防止部52は、本発明の挟み込み防止手段の一態様である。
検出部51は、カメラ7で撮像した画像の画像処理を行い、検出ライン6を抽出する画像処理部51aと、画像処理部51aで画像処理を行った画像を基に、検出ライン6の少なくとも一部が異物によって遮蔽された遮蔽状態となっているかを判定する遮蔽判定部51bと、を備えている。
画像処理部51aにおける検出ライン6を抽出する具体的な方法については、特に限定するものではないが、例えば、カメラ7で撮像した画像をトリミングして不要部分を除き、ポスタリゼーション処理もしくは2値化処理もしくはエッジ検出処理を行うことで、周囲の部材と輝度の異なる検出ライン6を抽出することができる。
遮蔽判定部51bでは、例えば、予め遮蔽状態となっていない状態の画像(画像処理部51aによる画像処理後の画像)を初期状態画像として記憶しておき、当該初期状態画像と、画像処理部51aから出力された画像とを比較することで、検出ライン6が異物によって遮蔽されているか否かを判定するように構成される。遮蔽判定部51bは、例えば、初期状態画像と、画像処理部51aから出力された画像とを比較し、抽出した検出ライン6のエッジの差分や検出ライン6の面積の差分が予め設定した異物判定閾値を超えたとき、遮蔽状態であると判定するように構成される。
挟み込み防止部52は、駆動機構4による窓ガラス3の移動時に検出部51によって遮蔽状態が検出されたとき、窓ガラス3による挟み込みを防止するための挟み込み防止動作を駆動機構4に行わせる。挟み込み防止動作としては、窓ガラス3の移動を停止させる動作や、窓ガラス3を安全な位置まで下降させる動作や、車室内に設置した警報装置による音や光により操作者に警告を行う動作や、これらを組み合わせた動作が含まれる。
また、制御部5は、スイッチ24により窓ガラス3の移動が指示された後であって窓ガラス3の移動開始前に、検出手段51によって遮蔽状態が検出されたとき、スイッチ24からの指示を無効とする指示無効部53をさらに備えている。指示無効部53を備えることによって、遮蔽状態が検出されている際にはそもそも窓ガラス3が移動しないことになるため、安全性をより高めることができる。指示無効部53は、本発明の指示無効手段の一態様である。
また、制御部5は、検出部51の画像処理部51aによって撮像された画像を基づいて、ドア2の開状態を検知するドア開検知手段としてのドア開検知部54をさらに有している。カメラ7は、車体に形成されたドア枠(ドア開口部周縁)とドア2とにより囲まれる所定領域を撮像し、ドア開検知部54は当該所定領域の画像に基づいてドアが開状態か否かを判定する。
図2は、ドア2を車室側の上方から見た概略図である。図2に示すように、本実施の形態では、カメラ7が枠部22の内周縁面に設けられている。ここで、枠部22の内周縁面とは、枠部22の窓ガラス3に臨む面であり、後方立設部22aにおける車両の前方側の面、前方立設部22bにおける車両の後方側の面、上方延設部22cの下方側の面である。つまり、枠体22の内周縁面とは、枠体22の外周面のうち窓ガラス3の近傍の部分である。
カメラ7は、その撮像範囲(視野角)が、窓ガラス3の移動領域の全てをカバーするように構成されることが望ましい。具体的には、カメラ7は、その視野角が、車両の後方側においては、鉛直方向下方から後方立設部22aの上端部まで、車両の前方側においては、鉛直方向下方から前方立設部22bの上端部までの範囲をカバーするように設定されることが望ましい。
検出ライン6は、枠部22における後方立設部22a及び上方延設部22cに対応する車体9側のドア枠開口における内縁部に連続して形成されている(後述する図4参照)。
検出ライン6は、赤外光を照射したときに周囲の部材と異なる輝度となるように構成される。例えば、ドア2を閉じたときにドア2を構成する金属(板金)と車体側のゴム部材(ウエスト)とが隣接する場合、それらの境界(すなわちドア2と車体の境界)を検出ライン6として用いることができる。また、枠部22の内周面が樹脂で構成されている場合には、当該樹脂の一部に凹凸を設けて赤外線の反射率が周囲と異なるラインを形成し、このラインを検出ライン6として用いることも可能である。なお、これに限らず、検出ライン6は、赤外線の反射率が高い塗料を枠部22の内周面に塗布して構成されてもよいし、赤外線を照射したときの輝度が周囲と異なる既存の部材から構成されてもよい。光源8は、検出ライン6の全体を照射するように構成される。
なお、本実施の形態においては、窓ガラス3の下降中においても、遮蔽状態が検出されたときには、挟み込み防止動作を行うように構成されている。これは、窓ガラス3を下降している際に指等の人体の一部が導出口21aに巻き込まれてしまうことを抑制するためである。
次に、本実施の形態におけるドア開検知部54の動作原理について図3を参照して説明する。
図3は、ドア2の開動作に伴う変化を示し、(a)はドア2の閉状態であり、(b)はドア2の半ドア状態であり、(c)はドア2の開状態である。なお、図3(a)〜(c)では、上段にドア枠を上から見下ろした場合のドア2、ドア枠における車体9(後述する車両前方部91及び車両後方部92)、及びカメラ7を模式図に示し、下段にカメラ7が撮像する所定領域の画像Aを模式的に示している。
図3(a)〜(c)に示すように、ドア2は、車体9における車両前後方向の前方にある車体前方部91と車両前後方向の後方に位置する車体後方部92との間に配置されている。車体前方部91には図略のヒンジが取り付けられており、このヒンジを介してドア2の開閉動作が可能である。ドア2の前方には、カメラ7及び光源8が取り付けられている。検出ライン6は車体9側に設けられ、車両の前後方向に沿って形成されている。
図3(a)〜(c)に示すように、ドア2が開くと同時に、カメラ7が撮像する画像(図3(b)の下部)において検出ライン6の占める割合が変化する。つまり、制御部5は、カメラ7が撮像する所定領域における検出ライン6の変化を検出することにより、ドア2の開閉状態を判定する。例えば、検出ライン6の占める割合に応じてドア2の開度を予め設定しておくことにより、図3(b)に示す半ドア状態あるいはドア2の開度を検出することが可能である。また、制御部5が検出ライン6の有無に基づいてドア2の状態を判定するように構成してもよい。例えば、カメラ7が撮像する画像に検出ライン6が一部でも検出される場合は、ドア2が閉状態であると判定し、カメラ7が撮像する画像に検出ライン6が検出されない場合はドア2が開状態であると判定するように制御部5を構成してもよい。
次に、ドア2の開動作時におけるカメラ7が撮像する画像について図4を参照して説明する。図4は、ドア2の開動作時におけるカメラ7の撮像している画像を示し、(a)はドア2の閉状態であり、(b)はドア2の半ドア状態であり、(c)はドア2の開状態である。図3(a)〜(c)に示す状態は、図4(a)〜(c)に示す状態とそれぞれ対応している。
図4(a)に示すように、検出ライン6は、車体9におけるドア開口部周縁900のドア2における枠部22の後方立設部22a及び上方延設部22cに対応するようにドア枠に沿って形成されている。カメラ7が撮像する所定領域には車室外側に窓ガラス3が含まれて、車室内側に車両のシート901と、アシストグリップ902が設けられた上側周縁部900aと、上側周縁部900aの車両後方側に位置するBピラーとして後方周縁部900bとが含まれる。本実施の形態では、上側周縁部900aと後方周縁部900bがドア開口部周縁900を構成するが、これに限定されるものではない。
図4(a)〜(c)に示すように、ドア2を開いていくと、ドア2の自由端側と車体9との間に開口9aが形成されて、開動作と共に開口9aが大きくなっていくのが分かる。この開口9aは、車体9とドア2の境界に形成される。
次に、車両用窓ガラス昇降装置1の制御フローについて図5及び図6を参照して説明する。図5は、車両用窓ガラス昇降装置1の制御フローの全体を示すフローチャートの一例である。図6は、図5で示した処理フローに含まれるドア状態確認処理の処理フローを示すフローチャートの一例である。図7は、図5で示した処理フローに含まれる挟み込み防止処理の処理フローを示すフローチャートの一例である。
図5に示すように、先ずステップS1にて、制御部5が、ドア2がスマートキーによってドアロックが解除された状態か否かを判定する。ステップS1にてドア2がスマートキーによってドアロックが解除された状態であると判定された場合(ステップS1:Yes)、制御部5はカメラ7の電源をオンし(ステップS2)、ステップS3に進む。一方、ステップS1においてドア2がスマートキーによってドアロックが解除された状態ではないと判定された場合(ステップS1:No)、カメラ7の電源をオフし(ステップS6)、そのまま処理を終了する。ステップS1の処理においては、ドアロックが解除されていない状態では搭乗者が不在等の窓ガラスが意図的に移動することが無い状態であると判断し、後述するドア状態確認処理及び挟み込み防止処理を行わないで処理を終了するように制御フローを構成している。
制御部5は、ステップS3にてドア状態確認処理を実行した後に、挟み込み防止処理を実行し(ステップS4)、ドア2がスマートキーによってドアロックが解除された状態か否かを判定する(ステップS5)。ステップS5にて、制御部5が、ドア2がスマートキーによってドアロックが解除された状態ではないと判定した場合は(ステップS5:No)、ステップS3の処理に戻る。一方、制御部5が、ドア2がスマートキーによってドアロックされた状態であると判定した場合は(ステップS5:Yes)、カメラ7の電源をオフにして(ステップS6)、そのまま処理を終了する。このように、本実施の形態では、スマートキーでドアロックが解除されると、ドア状態確認処理及び挟み込み検知処理が開始され、スマートキーでドアロックされると処理が終了するように構成されている。
なお、本実施の形態では、ステップS1及びステップS5においてスマートキーによるドアロックの解除状態を判定によってカメラのONとOFFを制御しているが、当該処理は必ずしも必須の構成要素ではない。例えば、カメラ7を常時ONの状態となるように設定し、搭乗者がいないときは間欠的にカメラ7を作動させるように構成してもよい。
次に、ステップS3のドア状態確認処理について図6を参照して説明する。図6に示すように、ドア状態確認処理では、まず、ステップS31にて、制御部5における検出部51の画像処理部51aが、カメラ7で撮像した所定領域の画像に基づいて、検出ライン6を検出して監視する。次に、制御部5のドア開検知部54が、ステップS32において、カメラ7で撮像した所定領域の画像に基づいてドア2が開状態か否かを判定する。より具体的には、カメラ7が撮像した所定領域における検出ライン6が全体を占める割合に基づいてドア2の開状態を判定する。
ステップS32において、ドア開検知部54が、ドア2が開状態ではないと判定した場合(ステップS32:No)は、ステップS34において、ドア閉状態に応じた信号を出力して、そのままリターンする。一方、ステップS32において、ドア開検知部54が、ドア2が開状態であると判定した場合は(ステップS32:Yes)、ステップS33においてドア2の開状態に応じた信号を出力して、そのままリターンする。
次に、ステップS4の挟み込み防止処理について図7を参照して説明する。図7に示すように、挟み込み防止処理では、まず、ステップS41にて、制御部5が、ガラス作動フラグがONか否かを判断する。ここで、ガラス作動フラグとは、窓ガラス3が動いている場合はONであり、窓ガラス3が動いていない場合はOFFとなるように設定されるフラグである。ステップS41にてYESと判断された場合は(ステップS41:Yes)、窓ガラス3が動いていると判断し、ステップS45の処理に進む。
ステップS41にてNOと判断された場合は窓ガラス3が移動していないので、制御部5が、スイッチ24から入力された信号が、第1段階クリック信号(下降側第1段階クリック信号または上昇側第1段階クリック信号)であるかを判断する(ステップS42)。ステップS42にてYESと判断された場合は、制御部5が、検出ライン状態検出処理を実行する(ステップS43。ステップS43では、検出部51(画像処理部51aおよび遮蔽状態判定部51b)が、カメラ7で撮像した画像を基に、検出ライン6の状態を検出する処理(検出ライン状態検出処理)を行い、ステップ44の処理に進む。一方、ステップS42でNOと判断された場合、そのままリターンする。
ステップS44では、指示無効部53が、検出部51により遮蔽状態が検出されたかを判断する。ステップS44にてNOと判定された場合は(ステップS44:NO)、制御部5は、スイッチ24から入力された信号が、第2段階クリック信号(下降側第2段階クリック信号または上昇側第2段階クリック信号)であるかを判断する(ステップS45)。一方、ステップS44にて、YESと判定された場合は(ステップS44:Yes)、そのままリターンする。このように、本実施の形態では、ステップS42〜44の処理をすることにより、窓ガラス3が動いていない状態(ステップS41:No)で、かつ、異物の挟み込みを検知した状態(ステップS44:Yes)では、スイッチ24に対して上昇操作があったとしても(ステップS42:Yes)、窓ガラス3を移動することがないように構成されている。これにより、異物の挟み込み検知における安全性が高められている。
ステップS45にてNOと判定された場合、ステップS461にて、制御部5が、駆動機構4を制御して、窓ガラス3の移動制御を行う(ステップS461)。
その後、ステップS462にて、検出部51が、カメラ7で撮像した画像を基に、検出ライン6の状態を検出する処理(検出ライン状態検出処理)を行う(ステップS462)。その後、ステップS463にて、挟み込み防止部52が、検出部51により遮蔽状態が検出されたかを判断する。
ステップS463でYESと判断された場合、窓ガラス3による挟み込みのおそれがあるため、ステップS464にて、挟み込み防止動作として、挟み込み防止部52が窓ガラス3の移動を停止させる、あるいは、窓ガラス3を安全な位置まで下降させる等の挟み込み防止動作を実行する。その後、ステップS467にて制御部5がガラス作動フラグをOFFにし、ステップS468で窓ガラス3の移動を終了してそのままリターンする。
ステップS463でNOと判断された場合、窓ガラス3による挟み込みのおそれはないので、ステップS465にて、制御部5が、スイッチ24から入力された信号が、第1段階クリック信号(下降側第1段階クリック信号または上昇側第1段階クリック信号)であるかを判断する。ステップS465でYESと判断された場合、窓ガラス3は移動し続けているので、ステップS466にてガラス作動フラグをONにしてそのままリターンする。一方、ステップS465にてNOと判断された場合、スイッチ24の操作が終了したことになるので、ステップS467にて制御部5がガラス作動フラグをOFFにして、窓ガラス3の移動を終了した後に(ステップS468)、そのままリターンする。
他方、ステップS45でYESと判断された場合、すなわち、スイッチ24から第2段階クリック信号(下降側第2段階クリック信号または上昇側第2段階クリック信号)が入力された場合、ステップS471にて、制御部5が、駆動機構4を制御して、窓ガラス3の移動制御を行う。
その後、ステップS472にて、検出部51が、カメラ7で撮像した画像を基に、検出ライン6の状態を検出する処理(検出ライン状態検出処理)を行う。その後、ステップS473にて、挟み込み防止部52が、検出部51により遮蔽状態が検出されたかを判断する。
ステップS473でYESと判断された場合、窓ガラス3による挟み込みのおそれがあるため、ステップS474にて、挟み込み防止部52が挟み込み防止動作を実行する。その後、ステップS467にてガラス作動フラグをOFFにして、窓ガラス3の移動を終了した後(ステップS468)に、そのままリターンする。つまり、本実施の形態では、スイッチ24から第2段階クリック信号が入力され窓ガラス3を移動させている際に遮蔽状態が検出された場合には、挟み込み防止動作を行った後に窓ガラス3の移動を終了する。
ステップS473でNOと判断された場合、窓ガラス3による挟み込みのおそれはないので、ステップS475にて、制御部5が、窓ガラス3が端まで(上端または下端の位置まで)移動されたかを判断する。ステップS475でYESと判断された場合、ステップS467にて、制御部5がガラス作動フラグをOFFにして、窓ガラス3の移動を終了した後に(ステップS468)、そのままリターンする。なお、窓ガラス3の位置情報は、モータ41の内部に組み込んだホールICを用いて生成した回転パルス、または電流リップルを用いて取得するとよい。
ステップS475でNOと判断された場合、ステップS476にて、スイッチ24から窓ガラス3の移動を停止させる信号が新たに入力されたかを判断する。ステップS476でYESと判断された場合、ステップS467に進み、制御部5がガラス作動フラグをOFFにして、窓ガラス3の移動を終了した後に(ステップS468)、そのままリターンする。ステップS476でNOと判断された場合、ガラス作動フラグをONにして(ステップS477)、そのままリターンする。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用窓ガラス昇降装置1によれば、異物による窓ガラス3の挟み込み防止機能だけでなく、ドア2の開状態を検知するドア開検知機能を備えているので特許文献1に記載の車両用窓ガラス昇降装置に比較して利便性に優れている。また、本実施の形態によれば、例えば従来のドアの状態を検知するためのカーテシスイッチ及びカーテシスイッチに接続されるワイヤハーネスを不要にすることができるため部品点数の削減及びコスト削減を図ることができる。また、ワイヤハーネスの配線作業も不要となるため、組付コストの低減を図ることができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態に係る窓ガラス昇降装置ついて図8及び図9を参照して説明する。
第2の実施の形態に係る車両用窓ガラス昇降装置は、その検出ラインの構成及び制御部5のドア開検知部54の処理内容が第1の実施の形態に係る車両用窓ガラス昇降装置5と異なる他、第1の実施の形態に係る車両用窓ガラス昇降装置1と同様に構成されている。図8及び図9では、第1の実施の形態について説明したものと実質的に同様の機能を有する構成要素については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。なお、第2の実施の形態に係る制御部5の処理フローは、第1の実施の形態に係る制御部5の処理フローと同様であるため、その説明を省略する。
本実施の形態では、検出ラインを2つのラインで構成している点で第1の実施の形態と異なる。つまり、第1の実施の形態では単一の検出ライン6が車体9のドア開口部周縁に沿って形成されていたが、本実施の形態では、第1及び第2の検出ライン61,62を有している。第1の検出ライン61がドア2側の枠部22の後方立設部22a及び上方延設部22cの内縁に沿って連続して形成されており、第2の検出ライン62が第1の実施の形態における検出ライン6と同様に車体9のドア開口部周縁に沿って形成されている(後述する図9参照)。
図8は、ドア2の開動作に伴う変化を示し、(a)はドア2の閉状態であり、(b)はドア2の半ドア状態であり、(c)はドア2の開状態である。なお、図8(a)〜(c)では、上段にドア枠を上から見下ろした場合のドア2、ドア枠における車体9、及びカメラ7を模式図に示し、下段にカメラ7が撮像する所定領域の画像Bを模式的に示している。
図8(a)〜(c)に示すように、ドア2は、車両前後方向の前方にある車体前方部91と車両前後方向の後方に位置する車体後方部92との間に配置されている。車体前方部91には図略のヒンジが取り付けられており、このヒンジを介してドア2の開閉動作が可能である。ドア2の前方には、カメラ7が取り付けられている。第1の検出ライン61はドア2側に設けられ、第2の検出ライン62は車体側に設けられている。本実施の形態では、図8(a)に示すドア2の閉状態においては、第1及び第2の検出ライン61,62は、略平行となるように構成されている。
図8(a)〜(c)に示すように、ドア2が開くと同時に、カメラ7が撮像する画像(図8(b)の下部)において第2の検出ライン62の占める割合が変化する。つまり、制御部5は、カメラ7が撮像する所定領域における第2の検出ライン62の変化を検出することにより、ドア2の開状態を判定することができる。この判定基準としては、上述したような第2の検出ライン62の占める割合の変化に基づくものの他、例えばドア2の開動作に伴う第1の検出ライン61と第2の検出ライン62との乖離量に基づいてもよい。この乖離量に応じて、ドア2が半ドア状態か完全に開いた状態かを判定することが可能である。つまり、ドア開検知部54は、検出ライン6の移動量に基づいてドア2の開状態を判定することが可能である。
次に、ドア2の開動作時におけるカメラ7が撮像する画像について図9を参照して説明する。図9は、ドア2の開動作時におけるカメラ7の撮像している画像を示し、(a)はドア2の閉状態であり、(b)はドア2の半ドア状態であり、(c)はドア2の開状態である。図9(a)〜(c)に示す状態は、図8(a)〜(c)に示す状態とそれぞれ対応している。
図9(a)に示すように、第1の検出ライン61は、枠部22における後方立設部22aの内周縁面、上方延設部22cの内周縁面に、窓ガラス3から車室内側に離間するように連続して形成されている。第2の検出ライン62は、車体におけるドア開口部周縁900のドア2における枠部22の後方立設部22a及び上方延設部22cに対応するようにドア枠に沿って形成されている。カメラ7が撮像する所定領域には車室外側に窓ガラス3が含まれて、車室内側に車両のシート901と、アシストグリップ902が設けられた上側周縁部900aと、上側周縁部900aの車両後方側に位置するBピラーとして後方周縁部900bとが含まれる。本実施の形態では、上側周縁部900aと後方周縁部900bがドア開口部周縁900を構成するが、これに限定されるものではない。
図9(a)〜(c)に示すように、ドア2を開いていくと、ドア2の自由端側と車体9との間に開口9aが形成されて、開動作と共に開口9aが大きくなっていくのが分かる。この開口9aは、車体9とドア2の境界に形成される。本実施の形態では、図9(c)に示すように、カメラ7が第1の検出ライン61と、第2の検出ライン62との乖離量に基づいて、ドア2の開状態及びドア2の開度を検出することが可能である。
以上説明した本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用及び効果を得ることができる。また、第1の実施の形態では、ドア2の開状態では、窓ガラス3と検出ライン2とが乖離してしまうため、図3(c)に示すようなドア2が開状態では異物の挟み込みを検知することができない場合があるが、第2の実施の形態によれば、第1の検出ライン61がドア2側に設けられているので、ドア2が開状態の場合でも異物の挟み込みを検知することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では言及しなかったが、車両用窓ガラス昇降装置1には、モータ41の回転数を監視し、窓ガラス3の上昇中に負荷が増加しモータ41の回転数が減少したときに、窓ガラスによる異物の挟み込みが発生したと判定し、窓ガラス3の移動方向を反転させ自動で下降させる等の各種安全動作を行わせる安全装置が備えられてもよい。
上記実施の形態では、制御部5のドア開検知部54が、カメラ7が撮像した所定領域における画像の検出ライン6に基づいてドア2の開状態を検出する場合に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、検出ラインに替えてマーカを用いてもよい。ここで、マーカとは、カメラ7が撮像する画像の輝度情報に基づいて特徴点として認識し得るものである。この場合には、ドア開検知部54は、ドア2の開動作に伴って変化する画像で検知されるマーカの有無に基づいてドア2の開状態を検知することが可能である。ここで、マーカの有無とは、ドア2が開くとカメラ7が撮像する所定領域の画像からマーカが消え、ドア2が閉まるとカメラ7が撮像する所定領域の画像にマーカが映されるということである。なお、マーカは、検出ラインが設定されている所定の位置に配置されればよい。
1…車両用窓ガラス昇降装置
2…ドア
21…格納部
22…枠部
3…窓ガラス
4…駆動装置
5…制御部
51…検出部(検出手段)
52…挟み込み防止部(挟み込み防止手段)
54…ドア開検知部54(ドア開検知手段)
6…検出ライン
61…第1の検出ライン
62…第2の検出ライン
7…カメラ

Claims (1)

  1. 車両のドアに設けられた窓ガラスを昇降する車両用窓ガラス昇降装置であって、
    前記窓ガラスを昇降する駆動力を発生させる駆動部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、
    車体に形成されたドア枠と前記ドアとに囲まれた所定領域を撮像すると共に、前記ドア枠に沿って形成された検出ラインを撮像し、前記ドア枠の内周縁面に配置されたカメラと、を備え、
    前記制御部は、前記カメラによって撮像された前記検出ラインの少なくとも一部が異物によって遮蔽された遮蔽状態を検出する検出手段と、前記駆動部による前記窓ガラスの移動時に前記検出手段によって前記遮蔽状態が検出されたとき、前記窓ガラスによる挟み込みを防止するための挟み込み防止動作を前記駆動部に行わせる挟み込み防止手段と、前記カメラによって撮像された前記所定領域の画像に基づいて前記ドアの開状態を検知するドア開検知手段と、を有し
    前記ドア開検知手段は、前記所定領域において、前記ドアの開動作に伴う前記検出ラインの占める割合の変化に基づいて前記ドアの開状態を判定する、
    車両用窓ガラス昇降装置。
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