JP6653376B2 - アクセスネットワーク装置、ユーザ機器、通信システム、及び通信方法 - Google Patents

アクセスネットワーク装置、ユーザ機器、通信システム、及び通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6653376B2
JP6653376B2 JP2018506944A JP2018506944A JP6653376B2 JP 6653376 B2 JP6653376 B2 JP 6653376B2 JP 2018506944 A JP2018506944 A JP 2018506944A JP 2018506944 A JP2018506944 A JP 2018506944A JP 6653376 B2 JP6653376 B2 JP 6653376B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rrm
seconds
indication information
requirement
mobile communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018506944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018523426A (ja
Inventor
▲啓▼明 李
▲啓▼明 李
静 ▲韓▼
静 ▲韓▼
安▲儉▼ 李
安▲儉▼ 李
凡奎 林
凡奎 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2018523426A publication Critical patent/JP2018523426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6653376B2 publication Critical patent/JP6653376B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • H04W36/0088Scheduling hand-off measurements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/32Reselection being triggered by specific parameters by location or mobility data, e.g. speed data
    • H04W36/324Reselection being triggered by specific parameters by location or mobility data, e.g. speed data by mobility data, e.g. speed data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/28Discontinuous transmission [DTX]; Discontinuous reception [DRX]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/32Reselection being triggered by specific parameters by location or mobility data, e.g. speed data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本願は、通信分野に関し、特に、アクセスネットワーク装置、ユーザ機器、通信システム、及び通信方法に関する。
科学技術の時代の変化及び進歩に伴い、人々の周りの車両が増加し、車両の速度がより速くなっている。通信事業者の実際の測定データ及び高速環境におけるモバイル通信の論理的解析に基づくと、高速環境におけるモバイル通信は、従来のセルラネットワーク通信と比べて多くの問題を有する。
従来、高速移動状態の(例えば、高速列車内の)ユーザ機器(user equipment、UE)は、依然として通常のセルラネットワークにおける無線リソース管理(radio resource management、RRM)アルゴリズムパラメータを用いて、測定、セル選択若しくは再選択、ハンドオーバ、及び無線リンク監視のような無線リソース測定を実行する場合に、UEが非常に高速で移動するので、図1に示す状況が容易に生じる。UEは目標セルを通過するが、RRMは上手く完了できない。
例えば、UEは、350km/hの速度の高速列車(high speed train、HST)内に位置し、セルは500メートルの間隔である。アイドル状態のUEが通常セルラネットワークにおいて0.32秒の不連続受信(discontinuous reception、DRX)サイクルを用いてセル再選択を実行する場合、UEが36DRXサイクル(つまり、11.52秒)以内に周波数内セルに対して識別及び評価を完了するならば、再選択条件は満たされ得る。しかしながら、11.52秒の要件によると、UEの進む最大距離は1120メートルになることがある。したがって、UEが目標セルを通過するが、未だ目標セルに留まることができない場合が容易に生じる。したがって、システム性能は大幅に低下する。
どのように高速モバイル通信環境においてRRM要件を満たしネットワーク性能を向上するかが、現在の研究のホットスポットである。
本願の実施形態において解決されるべき技術的課題は、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすため及びネットワーク性能を保証し向上するために、アクセスネットワーク装置、ユーザ機器、通信システム、及び通信方法を提供することである。
第1の態様によると、アクセスネットワーク装置であって、要件指示情報を生成するよう構成される処理モジュールであって、前記要件指示情報は、ユーザ機器UEが高速モバイル通信環境に適する無線リソース管理RRM要件を満たす必要のあることを示すために使用される、処理モジュールと、前記要件指示情報をセルのカバレッジ内にいる前記UEへ送信するよう構成される送信モジュールと、を含むアクセスネットワーク装置が提供される。
第1の態様を参照して、第1の可能な実装では、前記送信モジュールは、具体的に、
無線リソース制御RRC専用シグナリングを前記セルの前記カバレッジ内にいる前記UEへ送信し、前記RRC専用シグナリングは、前記要件指示情報を伝達し、又は、
システムメッセージを前記セルの前記カバレッジ内にいる前記UEへ送信し、前記システムメッセージは、前記要件指示情報を伝達する、
よう構成される。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実装を参照して、第2の可能な実装では、前記要件指示情報は速度レベル情報を含み、前記速度レベル情報は、前記高速モバイル通信環境の速度レベルを示すために使用され、前記高速モバイル通信環境の前記速度レベルは、前記UEが前記高速モバイル通信環境の中にいるか否かを前記UEに決定させるために使用される。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装、又は第1の態様の第2の可能な実装を参照して、第3の可能な実装では、前記要件指示情報は、高速専用セル識別子の範囲情報を含み、前記高速専用セル識別子の前記範囲情報は、前記高速モバイル通信環境の中に位置する前記セルを示すために使用される。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装、第1の態様の第2の可能な実装、又は第1の態様の第3の可能な実装を参照して、第4の可能な実装では、前記アクセスネットワーク装置は、前記UEにより報告される高速調整能力情報を受信するよう構成される受信モジュール、を更に含み、
前記処理モジュールは、前記高速調整能力情報に従い、前記UEが、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件をサポートする能力を有することを決定し、前記要件情報を前記UEへ送信するよう前記送信モジュールを制御するよう更に構成される。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装、第1の態様の第2の可能な実装、第1の態様の第3の可能な実装、又は第1の態様の第4の可能な実装を参照して、第5の可能な実装では、前記処理モジュールは、不連続受信サイクル指示情報を前記UEへ送信するよう前記送信モジュールを制御するよう更に構成され、前記不連続受信サイクル指示情報は不連続受信サイクルを示すために使用され、前記不連続受信サイクルは0.32秒未満である。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装、第1の態様の第2の可能な実装、第1の態様の第3の可能な実装、第1の態様の第4の可能な実装、又は第1の態様の第5の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、前記処理モジュールは、時間期間パラメータ指示情報を前記UEへ送信するよう前記送信モジュールを制御するよう更に構成され、前記時間期間パラメータ指示情報はT310タイマの時間期間パラメータを示すために使用され、前記時間期間パラメータは2秒より大きい。
第2の態様によると、ユーザ機器であって、
アクセスネットワーク装置により送信された要件指示情報を受信するよう構成される受信モジュールであって、前記要件指示情報は、前記ユーザ機器が高速モバイル通信環境に適する無線リソース管理RRM要件を満たす必要のあることを示すために使用される、受信モジュールと、
前記要件指示情報に従い、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定するよう構成される処理モジュールと、
を含むユーザ機器が提供される。
第2の態様を参照して、第1の可能な実装では、前記処理モジュールは、前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整するよう更に構成される。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実装を参照して、第2の可能な実装では、前記要件指示情報は速度レベル情報を含み、前記速度レベル情報は、前記高速モバイル通信環境の速度レベルを示すために使用され、
前記処理モジュールは、以下の方法:前記速度レベル情報に従い、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされることを決定することで、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定するよう構成される。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実装を参照して、第3の可能な実装では、前記要件指示情報は、高速専用セル識別子の範囲情報を含み、前記高速専用セル識別子の前記範囲情報は、前記高速モバイル通信環境の中に位置するセルを示すために使用され、
前記処理モジュールは、以下の方法:現在アクセスされているセルのセル識別子が前記高速専用セル識別子の範囲内に含まれると決定された場合に、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定することで、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定するよう構成される。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、又は第2の態様の第3の可能な実装を参照して、第4の可能な実装では、前記ユーザ機器は、
高速調整能力情報を前記アクセスネットワーク装置に報告するよう構成される送信モジュールであって、前記高速調整能力情報は、前記UEが前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件をサポートする能力を有することを示すために使用される、送信モジュール、を更に含む。
第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、第2の態様の第3の可能な実装、又は第2の態様の第4の可能な実装を参照して、第5の可能な実装では、前記受信モジュールは、不連続受信サイクル指示情報を前記アクセスネットワーク装置から受信するよう更に構成され、前記不連続受信サイクル指示情報は不連続受信サイクルを示すために使用され、前記不連続受信サイクルは0.32秒未満であり、前記処理モジュールは、前記ユーザ機器がアイドル状態のとき、前記不連続受信サイクルに従い周波数内セル再選択を実行するよう更に構成される。
第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、第2の態様の第3の可能な実装、第2の態様の第4の可能な実装、又は第2の態様の第5の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、前記処理モジュールは、前記ユーザ機器が前記アイドル状態であるとき、セル再選択処理のプリセット評価時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するよう更に構成され、前記セル再選択処理の前記評価時間パラメータの中で、2.56秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは7.68秒未満であり、1.28秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは6.4秒未満であり、0.64秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満であり、又は、0.32秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満である。
第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、第2の態様の第3の可能な実装、第2の態様の第4の可能な実装、第2の態様の第5の可能な実装、又は第2の態様の第6の可能な実装を参照して、第7の可能な実装では、前記処理モジュールは、前記ユーザ機器が前記アイドル状態のとき、前記セル再選択処理のプリセット識別時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するよう更に構成され、前記セル再選択処理の前記識別時間パラメータは、20不連続受信サイクルより小さい。
第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、第2の態様の第3の可能な実装、第2の態様の第4の可能な実装、第2の態様の第5の可能な実装、第2の態様の第6の可能な実装、又は第2の態様の第7の可能な実装を参照して、第8の可能な実装では、前記処理モジュールは、前記ユーザ機器が接続状態であるとき、プリセット目標セル識別時間パラメータに従い、目標セル識別を実行するよう更に構成され、前記目標セル識別時間パラメータの中で、0.04秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは0.8秒未満であり、0.04秒より大きく且つ0.08秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは40不連続受信サイクルより少なく、0.128秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは25不連続受信サイクルより少なく、又は、0.128秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは20不連続受信サイクルより少ない。
第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、第2の態様の第3の可能な実装、第2の態様の第4の可能な実装、第2の態様の第5の可能な実装、第2の態様の第6の可能な実装、第2の態様の第7の可能な実装、又は第2の態様の第8の可能な実装を参照して、第9の可能な実装では、前記処理モジュールは、前記ユーザ機器が前記接続状態であるとき、プリセット同期/同期外れ評価周期パラメータに従い、無線リンク監視を実行するよう更に構成され、前記同期/同期外れ評価周期パラメータの中で、0.01秒より大きく且つ0.04秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは20不連続受信サイクルより少なく、0.04秒より大きく且つ0.64秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは10不連続受信サイクルより少なく、又は、0.64秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは5不連続受信サイクルより少ない。
第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、第2の態様の第3の可能な実装、第2の態様の第4の可能な実装、第2の態様の第5の可能な実装、第2の態様の第6の可能な実装、第2の態様の第7の可能な実装、第2の態様の第8の可能、又は第2の態様の第9の可能な実装を参照して、第10の可能な実装では、前記処理モジュールは、前記ユーザ機器が前記接続状態であるとき、プリセット測定パラメータに従い測定報告を実行するよう更に構成され、前記測定パラメータは200ミリ秒未満であり、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは200ミリ秒より小さく、又は0.04秒より大きく且つ2.56秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは5不連続受信サイクルより小さい。
第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、第2の態様の第3の可能な実装、第2の態様の第4の可能な実装、第2の態様の第5の可能な実装、第2の態様の第6の可能な実装、第2の態様の第7の可能な実装、第2の態様の第8の可能、第2の態様の第9の可能な実装、又は第2の態様の第10の可能な実装を参照して、第11の可能な実装では、前記受信モジュールは、前記アクセスネットワーク装置から時間期間パラメータ指示情報を受信するよう更に構成され、前記時間期間パラメータ指示情報は、T310タイマの時間期間パラメータを示すために使用され、前記時間期間パラメータは2秒より大きく、
前記処理モジュールは、前記ユーザ機器がトンネル通信環境において接続状態であるとき、前記T310タイマの時間期間パラメータを用いる物理レイヤ問題の検出を有効にするよう更に構成される。
第3の態様によると、通信方法であって、
要件指示情報を生成するステップであって、前記要件指示情報は、ユーザ機器UEが高速モバイル通信環境に適する無線リソース管理RRM要件を満たす必要のあることを示すために使用される、ステップと、
前記要件指示情報をセルのカバレッジ内にいる前記UEへ送信するステップと、
を含む方法が提供される。
第3の態様を参照して、第1の可能な実装では、前記要件指示情報をセルのカバレッジ内にいる前記UEへ送信する前記ステップは、
無線リソース制御RRC専用シグナリングを前記セルの前記カバレッジ内にいる前記UEへ送信するステップであって、前記RRC専用シグナリングは前記要件指示情報を伝達する、ステップ、又は、
システムメッセージを前記セルの前記カバレッジ内にいる前記UEへ送信するステップであって、前記システムメッセージは前記要件指示情報を伝達する、ステップ、
を含む。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実装を参照して、第2の可能な実装では、前記要件指示情報は速度レベル情報を含み、前記速度レベル情報は、前記高速モバイル通信環境の速度レベルを示すために使用され、前記高速モバイル通信環境の前記速度レベルは、前記UEが前記高速モバイル通信環境の中にいるか否かを前記UEに決定させるために使用される。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装、又は第3の態様の第2の可能な実装を参照して、第3の可能な実装では、前記要件指示情報は、高速専用セル識別子の範囲情報を含み、前記高速専用セル識別子の前記範囲情報は、前記高速モバイル通信環境の中に位置する前記セルを示すために使用される。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装、第3の態様の第2の可能な実装、又は第3の態様の第3の可能な実装を参照して、第4の可能な実装では、前記要件指示情報をセルのカバレッジ内にいる前記UEへ送信する前記ステップの前に、前記方法は、前記UEにより報告される高速調整能力情報を受信するステップ、を更に含み、
前記要件指示情報をセルのカバレッジ内にいる前記UEへ送信する前記ステップは、
前記高速調整能力情報に従い、前記UEが、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件をサポートする能力を有することを決定し、及び前記要件指示情報を前記UEへ送信するステップ、を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装、第3の態様の第2の可能な実装、第3の態様の第3の可能な実装、又は第3の態様の第4の可能な実装を参照して、第5の可能な実装では、前記要件指示情報をセルのカバレッジ内にいる前記UEへ送信する前記ステップの前に、前記方法は、
不連続受信サイクル指示情報を前記UEへ送信するステップであって、前記不連続受信サイクル指示情報は不連続受信サイクルを示すために使用され、前記不連続受信サイクルは0.32秒未満である、ステップ、を更に含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装、第3の態様の第2の可能な実装、第3の態様の第3の可能な実装、第3の態様の第4の可能な実装、又は第3の態様の第5の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、前記要件指示情報をセルのカバレッジ内にいる前記UEへ送信する前記ステップの前に、前記方法は、
時間期間パラメータ指示情報を前記UEへ送信するステップであって、前記時間期間パラメータ指示情報はT310タイマの時間期間パラメータを示すために使用され、前記時間期間パラメータは2秒より大きい、ステップ、を更に含む。
第4の態様によると、通信方法であって、
アクセスネットワーク装置により送信された要件指示情報を受信するステップであって、前記要件指示情報は、ユーザ機器が高速モバイル通信環境に適する無線リソース管理RRM要件を満たす必要のあることを示すために使用される、ステップと、
前記要件指示情報に従い、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定するステップと、
を含む方法が提供される。
第4の態様を参照して、第1の可能な実装では、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定する前記ステップの後に、前記方法は、
前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整するステップ、を更に含む。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実装を参照して、第2の可能な実装では、前記要件指示情報は速度レベル情報を含み、前記速度レベル情報は、前記高速モバイル通信環境の速度レベルを示すために使用され、
前記要件指示情報に従い、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定する前記ステップは、
前記速度レベル情報に従い、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされることを決定するステップ、を含む。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実装を参照して、第3の可能な実装では、前記要件指示情報は、高速専用セル識別子の範囲情報を含み、前記高速専用セル識別子の前記範囲情報は、前記高速モバイル通信環境の中に位置するセルを示すために使用され、
前記要件指示情報に従い、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定する前記ステップは、
現在アクセスされているセルのセル識別子が前記高速専用セル識別子の範囲内に含まれると決定された場合に、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定するステップ、を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、又は第4の態様の第3の可能な実装を参照して、第4の可能な実装では、前記アクセスネットワーク装置により送信された要件指示情報を受信する前記ステップの前に、前記方法は、
高速調整能力情報を前記アクセスネットワーク装置に報告するステップであって、前記高速調整能力情報は、前記UEが前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件をサポートする能力を有することを示すために使用される、ステップ、を更に含む。
第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、第4の態様の第3の可能な実装、又は第4の態様の第4の可能な実装を参照して、第5の可能な実装では、前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整する前記ステップの前に、前記方法は、
不連続受信サイクル指示情報を前記アクセスネットワーク装置から受信するステップであって、前記不連続受信サイクル指示情報は不連続受信サイクルを示すために使用され、前記不連続受信サイクルは0.32秒未満である、ステップ、を更に含み、
前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整する前記ステップは、
前記ユーザ機器がアイドル状態であるとき、前記不連続受信サイクルに従い周波数内セル再選択を実行するステップ、を含む。
第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、第4の態様の第3の可能な実装、第4の態様の第4の可能な実装、又は第4の態様の第5の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する前記ステップは、
前記ユーザ機器が前記アイドル状態であるとき、セル再選択処理のプリセット評価時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するステップであって、前記セル再選択処理の前記評価時間パラメータの中で、2.56秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは7.68秒未満であり、1.28秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは6.4秒未満であり、0.64秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満であり、又は、0.32秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満である、ステップ、を含む。
第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、第4の態様の第3の可能な実装、第4の態様の第4の可能な実装、第4の態様の第5の可能な実装、又は第4の態様の第6の可能な実装を参照して、第7の可能な実装では、前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する前記ステップは、
前記ユーザ機器が前記アイドル状態のとき、前記セル再選択処理のプリセット識別時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するステップであって、前記セル再選択処理の前記識別時間パラメータは、20不連続受信サイクルより小さい、ステップ、を含む。
第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、第4の態様の第3の可能な実装、第4の態様の第4の可能な実装、第4の態様の第5の可能な実装、第4の態様の第6の可能な実装、又は第4の態様の第7の可能な実装を参照して、第8の可能な実装では、前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する前記ステップは、
前記ユーザ機器が接続状態であるとき、プリセット目標セル識別時間パラメータに従い、目標セル識別を実行するステップであって、前記目標セル識別時間パラメータの中で、0.04秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは0.8秒未満であり、0.04秒より大きく且つ0.08秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは40不連続受信サイクルより少なく、0.128秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは25不連続受信サイクルより少なく、又は、0.128秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは20不連続受信サイクルより少ない。
第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、第4の態様の第3の可能な実装、第4の態様の第4の可能な実装、第4の態様の第5の可能な実装、第4の態様の第6の可能な実装、第4の態様の第7の可能な実装、又は第4の態様の第8の可能な実装を参照して、第9の可能な実装では、前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する前記ステップは、
前記ユーザ機器が前記接続状態であるとき、プリセット同期/同期外れ評価周期パラメータに従い、無線リンク監視を実行するステップであって、前記同期/同期外れ評価周期パラメータの中で、0.01秒より大きく且つ0.04秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは20不連続受信サイクルより少なく、0.04秒より大きく且つ0.64秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは10不連続受信サイクルより少なく、又は、0.64秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは5不連続受信サイクルより少ない。
第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、第4の態様の第3の可能な実装、第4の態様の第4の可能な実装、第4の態様の第5の可能な実装、第4の態様の第6の可能な実装、第4の態様の第7の可能な実装、第4の態様の第8の可能、又は第4の態様の第9の可能な実装を参照して、第10の可能な実装では、前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する前記ステップは、
前記ユーザ機器が前記接続状態であるとき、プリセット測定パラメータに従い測定報告を実行するステップであって、前記測定パラメータは200ミリ秒未満であり、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは200ミリ秒より小さく、又は0.04秒より大きく且つ2.56秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは5不連続受信サイクルより小さい、ステップを含む。
第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、第4の態様の第3の可能な実装、第4の態様の第4の可能な実装、第4の態様の第5の可能な実装、第4の態様の第6の可能な実装、第4の態様の第7の可能な実装、第4の態様の第8の可能、第4の態様の第9の可能な実装、又は第4の態様の第10の可能な実装を参照して、第11の可能な実装では、前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する前記ステップの前に、前記方法は、
前記アクセスネットワーク装置から時間期間パラメータ指示情報を受信するステップであって、前記時間期間パラメータ指示情報は、T310タイマの時間期間パラメータを示すために使用され、前記時間期間パラメータは2秒より大きい、ステップ、を更に含み、
前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する前記ステップは、
前記ユーザ機器がトンネル通信環境において接続状態であるとき、前記T310タイマの時間期間パラメータを用いて物理レイヤ問題の検出を有効にするステップを含む。
第5の態様によると、通信システムであって、少なくとも1つのアクセスネットワーク装置及び少なくとも1つのユーザ機器を含み、
前記アクセスネットワーク装置は、要件指示情報を生成し、前記要件指示情報は、前記ユーザ機器が高速モバイル通信環境に適する無線リソース管理RRM要件を満たす必要のあることを示すために使用され、前記要件指示情報をセルのカバレッジ内の前記ユーザ機器へ送信し、
前記ユーザ機器は、前記アクセスネットワーク装置により送信された前記要件指示情報を受信し、前記要件指示情報に従い、前記高速モバイル通信環境に適する前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定する。
本願の実施形態を実施することにより、アクセスネットワーク装置は、要件指示情報を生成し、要件指示情報をセルのカバレッジ内のUEへ送信する。要件指示情報を受信した後に、UEが非常に高速で移動するので、UEが目標セルを通過するがRRMを良好に完了することに失敗するという従来技術の問題を解決するために、UEは、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定する。高速モバイル通信環境におけるRRM要件を満たし、及びネットワーク性能を保証し及び向上するために、周波数内セル再選択時間を短縮し、目標セル識別時間を短縮し、同期/同期外れ評価時間を短縮し、又は測定周期を短縮するよう、UEは、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整できる。
本願の実施形態の又は従来技術の技術的ソリューションをより明確に説明するために、以下に実施形態又は従来技術の説明に必要な添付の図面を記載する。明らかなことに、以下の説明中の添付の図面は、本願のほんの一部の実施形態であり、これらの図面に従って当業者により創造的労力を有しないで他の図面も得られる。
高速モバイル通信環境における無線リソース管理のシナリオの概略図である。 本願の一実施形態による高速モバイル通信環境に適する通信適用シナリオのアーキテクチャ図である。 本願の一実施形態によるアクセスネットワーク装置の概略構造図である。 本願の一実施形態による異なる測定周期におけるハンドオーバ失敗率の概略図である。 本願の一実施形態によるユーザ機器の概略構造図である。 本願によるユーザ機器の別の実施形態の概略構造図である。 本願によるアクセスネットワーク装置の別の実施形態の概略構造図である。 本願によるユーザ機器の別の実施形態の概略構造図である。 本願の一実施形態による通信システムの概略構造図である。 本願の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。 本願による通信方法の別の実施形態の概略フローチャートである。 本願による通信方法の別の実施形態の概略フローチャートである。
以下に、本願の実施形態の添付の図面を参照して、本願の実施形態における技術的解決策を明確且つ十分に説明する。明らかに、記載される実施形態は、本願の実施形態の一部であり、全てではない。本願の実施形態に基づき創造的労力を有しないで当業者により得られる全ての他の実施形態は、本願の保護範囲に包含される。
図2を参照すると、図2は、本願の一実施形態による高速モバイル通信環境に適する通信適用シナリオのアーキテクチャ図である。説明は、高速鉄道モバイル通信が高速モバイル通信環境として使用される一実施形態を用いて行われる。
UEを持ち運ぶユーザは、HSTに乗り込み、目的地へ向けて出発する。途中、ユーザは、別のユーザと通信するために、UEを用いて、図示される進化型NodeB(evolved NodeB、eNodeB)のような各アクセスネットワーク装置との関連付けを確立し保持して良い。eNodeBは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(evolved universal terrestrial radio access network、E−UTRAN)の中のUEと進化型パケットコア(evolved packet core、EPC)との間のブリッジとして使用され、以下の機能を有する:
(1)無線ベアラ制御、無線アクセス制御、接続移動性制御、及びUEのためのアップリンク/ダウンリンク動的リソース割り当てを含む、無線リソース管理機能;
(2)IPヘッダ圧縮、及びユーザデータストリーム暗号化;
(3)ページングメッセージ編成及び送信;
(4)ブロードキャストメッセージ編成及び送信;
(5)移動性又はスケジューリングのための測定及び測定報告構成。
本願の実施形態におけるアクセスネットワーク装置は、異なる通信システムにおける異なる装置に対応して良く、基地局制御部(base station controller、BSC)、無線ネットワーク制御部(radio network controller、RNC)、eNodeB、又はNodeBを含むがこれらに限定されない。本願の実施形態におけるUEは、限定ではないが、携帯電話機、モバイルコンピュータ、タブレットコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、メディアプレイヤ、スマートTV、スマートウォッチ、スマート眼鏡、又はスマートバンドのような、通信機能を備えるユーザ機器を含み得る。
高速移動状態のUEは、依然として、測定、セル選択若しくは再選択、ハンドオーバ、及びRRMポリシ及びRRMパラメータに従う無線リンク監視のような、無線リソース管理を実行する必要がある。本願の実施形態で提供されるアクセスネットワーク装置の構造及び機能は、図3及び図4の実施形態を参照して以下に詳細に記載される。
図3は、本願の一実施形態によるアクセスネットワーク装置の概略構造図である。アクセスネットワーク装置30は、処理モジュール300及び送信モジュール302を有して良い。
処理モジュール300は、要件指示情報を生成するよう構成される。
具体的に、本願の本実施形態における要件指示情報は、UEが、高速モバイル通信環境に適する無線リソース管理RRM要件を満たす必要のあることを示すために使用される。要件指示情報は、具体的に、UEのダウンリンク・ブロードキャスト・データフレームのようなシステムメッセージの中で設定されて良く、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)専用シグナリングの中で設定されて良く、又は独立シグナリングであって良い。アクセスネットワーク装置及びUEが事前交渉を用いて合意に達しているならば、これは本願において限定されない。
本願の本実施形態における要件指示情報は、ビット「1」又はビット「0」のような1ビットの情報であって良く、ビット「01」又はビット「100」のような少なくとも2ビットの情報であって良く、又はUEの速度情報若しくは特定の識別子のような他の内容の情報であって良いことが理解できる。アクセスネットワーク装置30及びUEが、事前交渉により、情報片が要件指示情報であるという合意に達しているならば、これは本願において限定されない。
送信モジュール302は、セルのカバレッジ内にいるUEへ要件指示情報を送信するよう構成される。したがって、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを知ることができる。
具体的に、送信モジュール302は、システムメッセージをセルのカバレッジ内にいるUEへ送信し、システムメッセージは要件指示情報を伝達し、又は、無線リソース制御RRC専用シグナリングをセルのカバレッジ内にいるUEへ送信し、RRC専用シグナリングは要件指示情報を伝達して良い。つまり、送信モジュール302は、UEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストすることにより、UEへ要件指示情報を送信して良い。つまり、要件指示情報は、ブロードキャストデータフレームの中で設定されて良い。代替で、接続状態のUEでは、送信モジュール302は、RRC専用シグナリングを用いて、アクセスネットワーク装置のセルのカバレッジ内にいるUEへ要件指示情報を送信して良い。つまり、要件指示情報は、RRC専用シグナリングの中で設定されて良い。代替で、送信モジュール302は、ネットワークインタフェースを用いて、UEへ要件指示情報を独立に直接送信して良い。したがって、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを知る。
留意すべきことに、従来のセルラネットワークのRRM要件と比べて、本願の実施形態における高速モバイル通信環境に適するRRM要件は、高速列車又は別の高速車両のモバイル通信環境に特に適するRRM要件を新たに追加される。新たに追加されたRRM要件は、相応して、高速モバイル通信環境に適するRRM要件又はインデックスを含んで良く、UEは、高速モバイル通信環境において新たに追加されたRRM要件に適合可能であることが要求される。従来のセルラネットワークのRRM要件と比べて、無線リンク障害が削減でき、ハンドオーバ障害が削減でき、スループットが増大でき、それによりネットワーク性能を保証する。要件指示情報を受信した後に、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを知り、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、UEの性能に従い、周波数内セル再選択、目標セル識別、無線リンク監視、測定報告、等を拡張して良い。
本願の本実施形態を実施することにより、アクセスネットワーク装置は、要件指示情報を生成し、要件指示情報をセルのカバレッジ内にいるUEへ送信する。要件指示情報を受信した後に、UEが非常に高速で移動するので、UEが目標セルを通過するがRRMを良好に完了することに失敗するという従来技術の問題を解決するために、UEは、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定する。高速モバイル通信環境におけるRRM要件を満たし、及びネットワーク性能を保証し及び向上するために、周波数内セル再選択時間を短縮し、目標セル識別時間を短縮し、同期/同期外れ評価時間を短縮し、又は測定周期を短縮するよう、UEは、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整できる。
より具体的に、要件指示情報を受信した後に、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、UEは、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを直接調整して良い。
本願の本実施形態における高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータは、限定ではないが、アイドル(IDLE)状態におけるDRXサイクルパラメータ、IDLE状態におけるセル再選択処理の評価時間パラメータ、接続状態における目標セル識別時間パラメータ、接続状態における同期/同期外れ評価周期パラメータ、接続状態における測定パラメータ、接続状態におけるT310タイマの時間期間パラメータ、等を含む。例えば、UEは、DRXサイクルを短縮し、それにより周波数内セル再選択時間を短縮するために、IDLE状態における且つ高速モバイル通信環境に適するDRXサイクルパラメータを使用し、セル再選択処理の評価時間を短縮し、それにより周波数内セル再選択時間を短縮するために、IDLE状態におけるセル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適する評価時間パラメータを使用し、セル再選択処理の識別時間を短縮し、それにより周波数内セル再選択を短縮するために、IDLE状態におけるセル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適する識別時間パラメータを使用し、目標セル識別時間を短縮するために、接続状態における且つ高速モバイル通信環境に適する目標セル識別時間パラメータを使用し、接続状態における同期/同期外れ評価時間を短縮するために、接続状態における且つ高速モバイル通信環境に適する同期/同期外れ評価周期パラメータを使用し、接続状態における測定周期を短縮するために、接続状態における且つ高速モバイル通信環境に適する測定パラメータを使用して良い、等。
さらに、UEが要件指示情報を受信した後に、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを直接調整することに加えて、UEは、さらに、UEの現在性能が高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすことができるか否かを決定するために、先ず要件指示情報に従い決定を実行して良く、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、UEの現在性能が高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすことができない場合にのみ、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整する。
例えば、処理モジュール300により生成される要件指示情報は、速度レベル情報を有して良い。速度レベル情報は、高速モバイル通信環境の速度レベルを示すために使用され、高速モバイル通信環境の速度レベルは、UEが高速モバイル通信環境の中にいるか否かをUEに決定させるために使用される。つまり、UEは、速度レベル情報に従い、UEが高速モバイル通信環境内に置かれているか否かを決定して良く、それにより、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が現在満たされ得るか否かを決定し、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が現在満たされ得ないと決定されると、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整する。
速度レベル情報は、具体的に、速度範囲情報であって良い。つまり、アクセスネットワーク装置及びUEは、事前交渉により、例えば以下の複数の速度範囲を決定する:
低速(normal)、UE速度:速度<100km/hを表す、
中速(medium)、UE速度:100km/h<速度<200km/hを表す、
高速(high)、UE速度:200km/h<速度<300km/hを表す、
超高速(very high)、UE速度:速度>300km/hを表す。
各速度範囲の速度値は前述の例に限定されず、実際の必要に応じて別の速度値に設定されて良いことが理解できる。
送信モジュール302が、アクセスネットワーク装置のセルのカバレッジ内にいるUEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストすることにより、UEへ調整指示情報を送信するとき、処理モジュール300は、SystemInformationBlockType1に新たな情報要素(information element、IE)を追加して良く、例えば:
上記の太字部分が追加された新たなIEである。
代替で、新たなIEは、MasterInformationBlockに追加されて良く、例えば:
同様に、上記の太字部分が追加された新たなIEである。
送信モジュール302が、RRC専用シグナリングを用いて、調整指示情報を、アクセスネットワーク装置のセルのカバレッジ内にいるUEへ送信するとき、処理モジュール300は、新たなIEをRRCConnectionReconfigurationに追加して良く、例えば:
同様に、上記の太字部分が追加された新たなIEである。
アクセスネットワーク装置30は、UEについての位置決め及び分析、又は別の方法により、速度範囲を決定して良いことに留意すべきである。前述の実施形態では、SystemInformationBlockType1又はMasterInformationBlockに加えて、速度レベル情報は、別のシステムメッセージ内にも置かれて良い。同様に、RRCConnectionReconfigurationに加えて、速度レベル情報は、RRCシグナリングの別のメッセージ内にも置かれて良い。これは、本願において限定されない。前述のIEの可変名称及び可変種類はいずれも限定されず、前述の記載は単に一例を挙げている。
更に留意すべきことに、UEが速度レベル情報を受信した後に、UEは、速度レベル情報に従い、UEが高速モバイル通信環境に置かれているか否かを決定し、具体的に、速度レベル情報及びUEの性能に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされ得るか否かを決定して良い。例えば、UEが比較的高性能を有し、並びに、現在移動速度が比較的高いが、UEが依然として現在移動速度環境においてRRM要件をサポートできる場合、UEは、UEが高速モバイル通信環境内に置かれていない、及び高速モバイル通信環境に適するRRM要件は現在満たされ得ると決定する。UEが現在移動速度環境においてRRM要件をサポートできない場合、UEは、UEが高速モバイル通信環境に置かれており、及び高速モバイル通信環境に適するRRM要件が現在満たせない、並びに、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、UEが高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する必要のあることを決定する。
別の例では、処理モジュール300により生成される要件指示情報は、高速専用セル識別子の範囲情報を更に含んで良く、高速専用セル識別子の範囲情報は、高速モバイル通信環境の中に位置するセルを示すために使用される。したがって、UEは、高速専用セル識別子の範囲情報に従い、現在アクセスされているセルのセル識別子が高速専用セル識別子の範囲内に含まれるか否かを決定する。現在アクセスされているセルのセル識別子が高速専用セル識別子の範囲内に含まれると決定されると、UEは、高速モバイル通信環境内に位置するセルの中に存在し、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する必要がある。
UEがアクセスネットワーク装置30のセルカバレッジに入るとき、例えば、アイドル状態のUEがセル選択若しくはセル再選択によりアクセスネットワーク装置30のセルカバレッジに留まるとき、又は接続状態のUEがハンドオーバ若しくはRRC再構成によりアクセスネットワーク装置30のセルカバレッジにアクセスするとき、送信モジュール302は、高速専用セルに属するセルのUEに知らせるために、アクセスネットワーク装置のセルのカバレッジ内にいるUEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストすることにより、UEへ要件指示情報を送信して良い。具体的に、新たなIEは、SystemInformationBlockType4に追加されて良い:
上記の太字部分が追加された新たなIEである。
前述の実施形態では、SystemInformationBlockType4に加えて、高速専用セル識別子の範囲情報も別のシステムメッセージ内に配置されて良いことが理解できる。これは、本願において限定されない。前述のIEの可変名称及び可変種類はいずれも限定されず、前述の記載は単に一例を挙げている。
更に留意すべきことに、UEが高速専用セル識別子の範囲情報を受信した後に、UEは、現在アクセスされているセルのセル識別子が高速専用セル識別子の範囲(PhysCellIdRange)内に含まれるか否かを決定する。含まれない場合、UEが高速モバイル通信環境内に置かれているセルの中にいないことを示し、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされ必要のないことを知る。その他の場合、UEが高速モバイル通信環境内に置かれているセルの中にいることを示し、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する必要がある。
任意で、本願の本実施形態におけるアクセスネットワーク装置30は、UEが高速モバイル通信環境に適するRRM要件をサポートする能力を有することを示すために、セルのカバレッジ内にいるUEにより報告される高速調整能力情報を受信するよう構成される受信モジュールを更に含んでよい。送信モジュール302は、具体的に、受信した高速調整能力情報に従い、高速調整能力を有するUEへ要件指示情報を送信するよう送信モジュール302を制御するよう構成される。つまり、UEが高速モバイル通信環境に適するRRM要件をサポートする能力を有しないことを、アクセスネットワーク装置30が知った場合、アクセスネットワーク装置30は、UEへ要件指示情報を送信しない。本願の本実施形態におけるアクセスネットワーク装置30は、高速モバイル通信環境に適するRRM要件をサポートする能力を有するUEにだけ、要件指示情報を送信して良い。
以下は、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、UEが、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシをどのように調整するかを、一例を用いて更に詳細に説明する。
具体的に、処理モジュール300は、不連続受信サイクル指示情報をUEへ送信するよう送信モジュール302を制御するよう更に構成され、不連続受信サイクル指示情報は不連続受信サイクルを示すために使用され、不連続受信サイクルは0.32秒未満である。つまり、アクセスネットワーク装置30は、UEについて、高速モバイル通信環境に適する少なくとも1つの不連続受信サイクルを構成して良く、高速モバイル通信環境に適する不連続受信サイクルは、0.32秒未満である。
具体的に、表1は、アイドル状態のUEの周波数内セル再選択の且つ本願の本実施形態で提供される概略パラメータテーブルを示す。
[表1]
2つの元の通信パーティが交渉により合意に達する0.32秒、0.64秒、1.28秒、及び2.56秒のIDLE状態DRXサイクル(DRX cycle length)に基づき、高速モバイル通信環境に適する0.16秒のIDLE状態DRXサイクル(つまり、表1の太字の行)が新たに構成される。次に、許容可能な最大アイドル状態評価時間[s](不連続受信サイクルの数)、つまりTevaluate,E−UTRAN_intra[s](DRXサイクルの数)は、2.56秒の16DRXサイクルであって良く、許容可能な最大アイドル状態セル識別時間[s](不連続受信サイクルの数)、つまりTdetect,EUTRAN_Intra[s](DRXサイクルの数)は、5.76秒の36DRXサイクル(20DRXサイクルの識別時間、及び16DRXサイクルの評価時間を含む)であって良い。したがって、UEが350km/hの速度で移動する場合、識別中の許容可能な最大移動距離(検出距離)は、560メートルであって良い。非高速モバイル通信環境における0.32秒、0.64秒、1.28秒、及び2.56秒のDRXサイクルでは、対応する許容可能な移動距離は、それぞれ、1120メートル、1742メートル、3111メートル、及び5724メートルである。つまり、識別中の許容可能な最大移動距離は、大幅に短縮され得る。
更に具体的に、アイドル状態のUEのDRX構成では、新たなDRXサイクル、つまり以下に示される太字部分が、ブロードキャストメッセージの中のRadioResourceConfigCommonシグナリングに、つまりRadioResourceConfigCommonに追加されて良い。ここで、rf16は、1周期が16個の無線フレーム、つまり16*0.01s=0.16sであることを示す。
留意すべきことに、不連続受信サイクル指示情報は、ブロードキャストデータフレームの中で設定されて良い。例えば、アクセスネットワーク装置30及び各UEは、交渉により、周波数内セル再選択を実行するために、高速モバイル通信環境内に置かれたUEにより使用されるDRXサイクルを示すよう、1つのビット情報片がフィールド間で設定されることの合意に達する。例えば、ビット情報が3ビットであり、ビット000は0.32秒のDRXサイクルが周波数内セル再選択を実行するために使用されることを示し、ビット001は0.64秒のDRXサイクルが周波数内セル再選択を実行するために使用されることを示し、ビット010は1.28秒のDRXサイクルが周波数内セル再選択を実行するために使用されることを示し、ビット011は2.56秒のDRXサイクルが周波数内セル再選択を実行するために使用されることを示し、及びビット100は0.16秒のDRXサイクルが周波数内セル再選択を実行するために使用されることを示す。つまり、アクセスネットワーク装置30の送信モジュール302は、不連続受信サイクル指示情報をUEへ送信するために、アイドル状態のUEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストして良く、ブロードキャストデータフレームは、不連続受信サイクル指示情報(つまり、ビット100)と共に提供される。高速モバイル通信環境内に置かれたアイドル状態のUEが、不連続受信サイクル指示情報を受信しパースしてビット100を得た後に、及び高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシが調整される必要のあるとき、UEは、高速モバイル通信環境に適する構成された不連続受信サイクルに従い、周波数内セル再選択を実行し、つまり、表1中の高速モバイル通信環境に適する0.16秒のIDLE状態DRXサイクルを用いて、周波数内セル再選択を実行して良く、それにより、セル再選択処理を加速し、及びセル再選択中の移動距離を短縮する。
更に留意すべきことに、表1は本願の単なる一実施形態であり、本願は表1の例に限定されず、高速モバイル通信環境に適する別のDRXサイクル、例えば0.2秒又は0.1秒のDRXサイクルのような、0.32秒未満のDRXサイクルも設定されて良い。調整指示情報がUEへ送信されるとき、高速モバイル通信環境に適する且つ周波数内セル再選択を実行するために使用されるDRXサイクルが示されるならば、高速モバイル通信環境に適する複数のDRXサイクルが同時に設定されて良い。
任意的に、UEがアイドル状態のUEであるとき、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整するステップは、セル再選択処理のプリセット評価時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するステップであって、セル再選択処理の評価時間パラメータの中で、2.56秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは7.68秒未満であり、1.28秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは6.4秒未満であり、0.64秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満であり、又は、0.32秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満である、ステップ、を更に含んで良い。
具体的に、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適する評価時間パラメータは、UEの製造過程でベンダーにより予め書き込まれて良く、或いは、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適する評価時間パラメータは、製造されるUEの評価時間パラメータをリフレッシュ又は更新することにより予め設定され、記憶ユニットに格納される。表2は、アイドル状態のUEの周波数内セル再選択の且つ本願の本実施形態で提供される概略パラメータテーブルを示す。
[表2]
2つの元の通信パーティが交渉により合意に達した0.32秒、0.64秒、1.28秒、及び2.56秒のDRXサイクル長が、それぞれアイドル状態評価時間[s](不連続受信サイクルの数)、つまり5.12秒の16DRXサイクル、5.12秒の8DRXサイクル、6.4秒の5DRXサイクル、及び7.68秒の3DRXサイクルであるTevaluate,E−UTRAN_intra[s](DRXサイクルの数)に対応することに基づき、高速モバイル通信環境に適するTevaluate,E−UTRAN_intra[s](DRXサイクルの数)(つまり、表2の太字の列)が新たに設定され、それぞれ0.96秒の3DRXサイクル、1.92秒の3DRXサイクル、3.84秒の3DRXサイクル、及び7.68秒の3DRXサイクルである。セル再選択処理の且つ本願の本実施形態における高速モバイル通信環境に適する評価時間パラメータは、表2の高速モバイル通信環境に適するTevaluate,E−UTRAN_intra[s](DRXサイクルの数)である。つまり、2.56秒のDRXサイクル長を除き、高速モバイル通信環境に適し且つ2.56秒未満の各々の残りのDRXサイクル長に対応するTevaluate,E−UTRAN_intra[s](DRXサイクルの数)は、非高速モバイル通信環境におけるTevaluate,E−UTRAN_intra[s](DRXサイクルの数)より小さい。したがって、UEが350km/hの速度で移動する場合、識別中の許容可能な最大移動距離(検出距離)は、それぞれ716メートル、1431メートル、及び2862メートルであって良い。非高速モバイル通信環境における1120メートル、1742メートル、及び3111メートルと比べて、識別中の許容可能な最大移動距離は、大幅に削減され得る。
留意すべきことに、本願の本実施形態における要件指示情報は、ブロードキャストデータフレームの中で設定されて良い。例えば、アクセスネットワーク装置30及び各UEは、交渉により、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適するプリセット評価時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するようUEに指示するために、1ビットがフィールド間に設定されることの合意に達する。例えば、要件指示情報、つまり以下に示す太字部分は、SystemInformationBlockType1の中で設定される。
代替で、要件指示情報、つまり以下の太字部分は、MasterInformationBlockの中で設定される。
前述の実施形態では、SystemInformationBlockType1及びMasterInformationBlockに加えて、要件指示情報が別のシステムメッセージ内にも設定されて良いことが理解できる。これは、本願において限定されない。前述のIEの可変名称及び可変種類は限定されない。ここでブール変数高速RRM指示は、端末が高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすべきか否かを示すために使用され、単なる一例である。これは、本願において限定されない。例えば、ブール変数がビット1(つまり、要件指示情報)である場合、これは、周波数内セル再選択が、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適するプリセット評価時間パラメータに従い実行される必要のあることを示す。ブール変数がビット0である場合、これは、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適するプリセット評価時間パラメータに従い周波数内セル再選択が実行される必要のないことを示す。つまり、アクセスネットワーク装置30の送信モジュール302は、要件指示情報をUEへ送信するために、アイドル状態のUEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストして良く、ブロードキャストデータフレームは、要件指示情報と共に提供される。要件指示情報を受信した後に、高速モバイル通信環境に置かれたアイドル状態のUEは、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適するプリセット評価時間パラメータに従い、周波数内セル再選択が実行される必要のあることを知る。例えば、セル再選択処理についての評価は、表2の0.96秒の3DRXサイクルの最大時間を用いて達成され、それにより、セル再選択処理を加速し、及びセル再選択中の移動距離を短縮する。
更に留意すべきことに、表2は、本願の単なる一実施形態であり、本願は表2の例に限定されない。つまり、2.56秒未満の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは、必ずしも3DRXサイクルにまで全て短縮される必要がなく、別の値に設定されても良い。例えば、0.32秒のDRXサイクルに対応する評価時間パラメータは、0.64秒の2DRXサイクルであり、1.28秒のDRXサイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒の4DRXサイクルである。評価時間パラメータが非高速モバイル通信環境におけるセル再選択処理の評価時間パラメータより小さいならば、セル再選択処理は加速でき、セル再選択中の移動距離は短縮できる。本願の本実施形態における2.56秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは、同様に、7.68秒の3DRXサイクルより小さく設定されて良いことが理解できる。これは、本願において限定されない。
任意的に、UEがアイドル状態のUEであるとき、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整するステップは、周波数内セル再選択時間を短縮するために、セル再選択処理のプリセット識別時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するステップであって、セル再選択処理の識別時間パラメータは、20不連続受信サイクルより少ない、ステップ、を更に含んで良い。
具体的に、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適する識別時間パラメータは、UEの製造過程でベンダーにより予め書き込まれて良く、或いは、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適する識別時間パラメータは、製造されるUEの識別時間パラメータをリフレッシュ又は更新することにより予め設定され、記憶ユニットに格納される。表3は、アイドル状態のUEの周波数内セル再選択の且つ本願の本実施形態で提供される概略パラメータテーブルを示す。
[表3]
2つの元の通信パーティが交渉により合意に達した0.32秒、0.64秒、1.28秒、及び2.56秒のDRXサイクル長が、それぞれアイドル状態セル識別時間[s](不連続受信サイクルの数)、つまり11.52秒の36DRXサイクル、17.92秒の28DRXサイクル、32秒の25DRXサイクル、及び58.88秒の23DRXサイクルであるTdetect,EUTRAN_Intra[s](DRXサイクルの数)に対応することに基づき、高速モバイル通信環境に適するTdetect,EUTRAN_Intra[s](DRXサイクルの数)(つまり、表3の太字の列)が新たに設定され、それぞれ8.32秒の26DRXサイクル、11.52秒の18DRXサイクル、19.2秒の15DRXサイクル、及び33.28秒の13DRXサイクルである。
セル再選択処理の且つ本願の本実施形態における高速モバイル通信環境に適する識別時間パラメータ、及び表3のアイドル状態評価時間[s](DRXサイクルの数)は、表3の高速モバイル通信環境に適するTdetect,EUTRAN_Intra[s](DRXサイクルの数)を得るために加算される。表3から、セル再選択処理の且つ本願の本実施形態における高速モバイル通信環境に適する識別時間パラメータは、10DRXサイクルの識別時間であり、識別時間パラメータは非高速モバイル通信環境において20DRXサイクルであることが分かる。例えば、セル再選択処理の、高速モバイル通信環境に適する、且つ0.32秒のDRXサイクルに対応する識別時間パラメータは10DRXサイクルであり、アイドル状態評価時間[s]は16DRXサイクルであり、したがって、26DRXサイクルのアイドル状態セル識別時間が全体として得られる。高速モバイル通信環境におけるセル再選択処理の、且つ0.32秒のDRXサイクルに対応する識別時間パラメータは20DRXサイクルであり、アイドル状態評価時間[s]は16DRXサイクルであり、したがって、36DRXサイクルのアイドル状態セル識別時間が全体として得られる。したがって、UEが350km/hの速度で移動する場合、識別中の許容可能な最大移動距離(検出距離)は、それぞれ809メートル、1120メートル、1867メートル、及び3236メートルであって良い。非高速モバイル通信環境における1120メートル、1742メートル、3111メートル、及び5724メートルと比べて、識別中の許容可能な最大移動距離は、大幅に削減され得る。
留意すべきことに、本願の本実施形態における要件指示情報は、ブロードキャストデータフレームの中で設定されて良い。例えば、アクセスネットワーク装置30及び各UEは、交渉により、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適するプリセット識別時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するようUEに指示するために、1ビットがフィールド間に設定されることの合意に達する。例えば、ビット1(つまり、要件指示情報)は、周波数内セル再選択が、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適するプリセット識別時間パラメータに従い実行される必要のあることを示し、ビット0は、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適するプリセット識別時間パラメータに従い周波数内セル再選択が実行される必要のないことを示す。ブロードキャストデータフレームの中に要件指示情報をどのように設定するかに関する詳細については、表2の実施形態において記載される実装を参照のこと。詳細事項は、ここで再び記載されない。
アクセスネットワーク装置30の送信モジュール302は、要件指示情報をUEへ送信するために、アイドル状態のUEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストして良く、ブロードキャストデータフレームは、要件指示情報と共に提供される。要件指示情報を受信した後に、アイドル状態のUEは、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適するプリセット識別時間パラメータに従い、周波数内セル再選択が実行される必要のあることを知る。例えば、セル再選択処理に対する評価は、表3の8.32秒の26DRXサイクルの最大時間を用いて達成される。したがって、8.32秒以内に識別を完了するために、識別時間は、識別アルゴリズムを向上する、測定周波数を増大する、等により短縮される。それにより、セル再選択処理を加速し、セル再選択中の移動距離を短縮する。
更に留意すべきことに、表3は、本願の単なる一実施形態であり、本願は表3の例に限定されない。つまり、10DRXサイクルに加えて、セル再選択処理の且つ高速モバイル通信環境に適する識別時間パラメータは、8DRXサイクル、11DRXサイクル、15DRXサイクル、17DRXサイクル、等であっても良い。識別時間パラメータが20DRXサイクル未満である場合、セル再選択処理は加速でき、セル再選択中の移動距離は短縮できる。
任意的に、UEが接続状態のUEであるとき、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整するステップは、プリセット目標セル識別時間パラメータに従い、目標セル識別を実行するステップであって、目標セル識別時間パラメータの中で、0.04秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは0.8秒未満であり、0.04秒より大きく且つ0.08秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは40不連続受信サイクルより少なく、0.128秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは25不連続受信サイクルより少なく、又は、0.128秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは20不連続受信サイクルより少ない、ステップ、を更に含んで良い。
具体的に、高速モバイル通信環境に適する目標セル識別時間パラメータは、UEの製造過程でベンダーにより予め書き込まれて良く、或いは、高速モバイル通信環境に適する目標セル識別時間パラメータは、製造されるUEの識別時間パラメータをリフレッシュ又は更新することにより予め設定され、記憶ユニットに格納される。表4は、接続状態のUEの周波数内セル探索要件の且つ本願の本実施形態で提供される概略パラメータテーブルを示す。
[表4]
2つの元の通信パーティが交渉により合意に達した0.04秒以下のDRXサイクル、0.04秒より大きく且つ0.08秒以下のDRXサイクル、0.128秒のDRXサイクル、及び0.128秒より大きく且つ2.56秒以下のDRXサイクルが、それぞれ目標セル識別時間パラメータ[s](不連続受信サイクル)、つまり0.8秒、40DRXサイクル、3.2秒の25DRXサイクル、及び20DRXサイクルであるTidentify_intra(s)(DRXサイクル)に対応することに基づき、高速モバイル通信環境に適する目標セル識別時間パラメータ(つまり、表4の太字の列)が新たに設定され、それぞれ、0.8秒、20DRXサイクル、2.56秒の20DRXサイクル、及び20DRXサイクルである。つまり、0.04秒より大きく且つ0.128秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは、非高速モバイル通信環境における目標セル識別時間パラメータより小さい。したがって、UEが350km/hの速度で移動する場合、目標セル識別は、高速モバイル通信環境に適する指定目標セル識別時間パラメータに従い実行され、目標セル識別時間は大幅に短縮され得る。
留意すべきことに、要件指示情報は、ブロードキャストデータフレームの中で設定されて良い。例えば、アクセスネットワーク装置30及び各UEは、交渉により、高速モバイル通信環境に適するプリセット目標セル識別時間パラメータに従い、目標セル識別を実行するか否かをUEに指示するために、1ビットがフィールド間に設定されることの合意に達する。ブロードキャストデータフレームの中に要件指示情報をどのように設定するかに関する詳細については、表2の実施形態において記載される実装を参照のこと。詳細事項は、ここで再び記載されない。任意的に、本願の本実施形態における要件指示情報は、RRC専用シグナリングを用いて接続状態のUEへ送信されて良い。つまり、RRC専用シグナリングは、高速モバイル通信環境に適するプリセット目標セル識別時間パラメータに従い目標セル識別を実行するか否かをUEに指示するために、要件指示情報としてのビットを伝達して良い。具体的に、要件指示情報、つまり以下の太字部分は、RRCConnectionReconfigurationの中で設定されて良い。
前述の実施形態において、RRC専用シグナリングRRCConnectionReconfigurationに加えて、要件指示情報は別のシステムメッセージの中でも設定されて良いことが理解できる。これは、本願において限定されない。前述のIEの可変名称及び可変種類は限定されない。ここでブール変数高速RRM指示は、端末が高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすべきか否かを示すために使用され、単なる一例である。これは、本願において限定されない。例えば、ブール変数がビット1(つまり、要件指示情報)である場合、これは、目標セル識別が、高速モバイル通信環境に適するプリセット目標セル識別時間パラメータに従い実行される必要のあることを示す。ブール変数がビット0である場合、これは、高速モバイル通信環境に適するプリセット目標セル識別時間パラメータに従い目標セル識別が実行される必要のないことを示す。
つまり、アクセスネットワーク装置30の送信モジュール302は、要件指示情報をUEへ送信するために、接続状態のUEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストして良く、ブロードキャストデータフレームは要件指示情報と共に提供され、或いは、接続状態のUEへ要件指示情報を伝達するRRC専用シグナリングを送信して良い。要件指示情報を受信した後に、高速モバイル通信環境に置かれた接続状態のUEは、高速モバイル通信環境に適するプリセット目標セル識別時間パラメータに従い、目標セル識別が実行される必要のあることを知る。したがって、所要時間長の範囲内で識別を実施するために、識別時間は、識別アルゴリズムを向上すること、測定頻度を増大すること等により短縮され、それにより、セル識別処理を加速し、及びセル識別中の移動距離を短縮する。
更に留意すべきことに、表4は、本願の単なる一実施形態であり、本願は表4の例に限定されない。つまり、0.04秒より大きく且つ0.128秒を超えないDRXサイクルに対応する目標セル識別時間が20DRXサイクルであることに加えて、高速モバイル通信環境に適する目標セル識別時間パラメータは、15DRXサイクル、17DRXサイクル、19DRXサイクル、等であっても良い。目標セル識別時間が非高速モバイル通信環境に対応する目標セル識別時間より小さいならば、セル再選択処理は加速でき、セル再選択中の移動距離は短縮できる。0.04秒以下のDRXサイクルに対応する目標セル識別時間、及び0.128秒より大きく且つ2.56秒以下のDRXサイクルに対応する目標セル識別時間は、同様に、非高速モバイル通信環境に対応する目標セル識別時間より小さく設定されて良いことが理解できる。これは、本願において限定されない。
任意的に、UEが接続状態のUEであるとき、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整するステップは、プリセット同期/同期外れ評価周期パラメータに従い、無線リンク監視を実行するステップであって、同期/同期外れ評価周期パラメータの中で、0.01秒より大きく且つ0.04秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは20不連続受信サイクルより少なく、0.04秒より大きく且つ0.64秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは10不連続受信サイクルより少なく、又は、0.64秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは5不連続受信サイクルより少ない、ステップ、を更に含んで良い。
具体的に、高速モバイル通信環境に適する同期/同期外れ評価周期パラメータは、UEの製造過程でベンダーにより予め書き込まれて良く、或いは、高速モバイル通信環境に適する同期/同期外れ評価周期パラメータは、製造されるUEの同期/同期外れ評価周期パラメータをリフレッシュ又は更新することにより予め設定され、記憶ユニットに格納される。例えば、表5は、無線リンク監視のために使用されるQout/Qin評価時間の且つ本願の本実施形態で提供される概略パラメータテーブルを示す。
[表5]
2つの元の通信パーティが交渉により合意に達した0.01秒より大きく且つ0.04秒以下のDRXサイクル、0.04秒より大きく且つ0.64秒以下のDRXサイクル、及び0.64秒より大きく且つ2.56秒以下のDRXサイクルが、それぞれ同期/同期外れ評価周期パラメータ[s](不連続受信サイクル)、つまり20DRXサイクル、10DRXサイクル、及び5DRXサイクルであるTEvaluate_Qout_DRX及びTEvaluate_Qin_DRX(s)(DRXサイクル)に対応することに基づき、高速モバイル通信環境に適する目標セル識別時間パラメータ(つまり、表5の太字の列)が新たに設定され、それぞれ、20DRXサイクル、5DRXサイクル、及び2DRXサイクルである。つまり、0.04秒より大きい不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは、非高速モバイル通信環境における同期/同期外れ評価周期パラメータより小さい。したがって、UEが350km/hの速度で移動する場合、無線リンク監視は、高速モバイル通信環境に適する指定同期/同期外れ評価周期パラメータに従い実行され、同期/同期外れ評価時間は大幅に短縮され、したがって、無線リンク監視がより正確になる。
留意すべきことに、本願の本実施形態における要件指示情報は、ブロードキャストデータフレームの中で設定されて良い。例えば、アクセスネットワーク装置30及び各UEは、交渉により、高速モバイル通信環境に適するプリセット同期/同期外れ評価周期パラメータに従い、無線リンク監視を実行するか否かをUEに指示するために、1ビットがフィールド間に設定されることの合意に達する。代替で、要件指示情報は、RRC専用シグナリングを用いてUEへ送信されて良い。つまり、RRC専用シグナリングは、高速モバイル通信環境に適する同期/同期外れ評価周期パラメータに従い無線リンク監視を実行するか否かをUEに指示するために、要件指示情報としてのビットを伝達して良い。例えば、ビット1(つまり、要件指示情報)は、無線リンク監視が、高速モバイル通信環境に適するプリセット同期/同期外れ評価周期パラメータに従い実行される必要のあることを示し、ビット0は、高速モバイル通信環境に適するプリセット同期/同期外れ評価周期パラメータに従い無線リンク監視が実行される必要のないことを示す。具体的に、要件指示情報の設定については、表2及び表4の実施形態において記載した実装を参照のこと。詳細事項は、ここで再び記載されない。
つまり、アクセスネットワーク装置30の送信モジュール302は、要件指示情報をUEへ送信するために、接続状態のUEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストして良く、ブロードキャストデータフレームは要件指示情報と共に提供され、或いは、接続状態のUEへ要件指示情報を伝達するRRCシグナリングを送信して良い。高速モバイル通信環境に置かれた接続状態のUEが要件指示情報を受信した後に、UEが、高速モバイル通信環境に適するプリセット同期/同期外れ評価周期パラメータに従い無線リンク監視が実行される必要のあることを知った場合、例えば、0.04秒より大きく且つ0.64秒以下のDRXサイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータが5DRXサイクルである場合、UEは、評価が5DRXサイクルで完了した後に、アクセスネットワーク装置30に評価を報告する。非高速モバイル通信環境における評価のための10DRXサイクルと比べて、同期/同期外れ評価時間は短縮でき、同期/同期外れ評価中の移動距離は短縮でき、したがって、無線リンク監視はより正確になる。
更に留意すべきことに、表5は、本願の単なる一実施形態であり、本願は表5の例に限定されない。つまり、5DRXサイクルに設定されることに加えて、0.04秒より大きく且つ0.64秒以下のDRXサイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは、4DRXサイクル、6DRXサイクル、8DRXサイクル、等にも設定されて良い。同様に、2DRXサイクルに設定されることに加えて、0.64秒より大きく且つ2.56秒以下のDRXサイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは、3DRXサイクル、1DRXサイクル、等にも設定されて良い。20DRXサイクルに設定されることに加えて、0.01秒より大きく且つ0.04秒以下のDRXサイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは、15DRXサイクル、16DRXサイクル、19DRXサイクル、等にも設定されて良い。これは、本願において限定されない。
任意的に、UEが接続状態のUEであるとき、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整するステップは、プリセット測定パラメータに従い、測定報告を実行するステップであって、測定パラメータは200ミリ秒未満であり、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは200ミリ秒未満であり、又は、0.04秒より大きく且つ2.56秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは5不連続受信サイクルより少ない、ステップ、を更に含んで良い。
具体的に、高速モバイル通信環境に適する測定パラメータは、UEの製造過程でベンダーにより予め書き込まれて良く、或いは、高速モバイル通信環境に適する測定パラメータは、製造されるUEの測定パラメータをリフレッシュ又は更新することにより予め設定され、記憶ユニットに格納される。
具体的に、本願の本実施形態における要件指示情報は、ブロードキャストデータフレームの中で設定されて良い。例えば、アクセスネットワーク装置30及び各UEは、交渉により、高速モバイル通信環境に適するプリセット測定パラメータに従い、測定を実行するか否かをUEに指示するために、1ビットがフィールド間に設定されることの合意に達する。代替で、要件指示情報は、RRC専用シグナリングを用いてUEへ送信されて良い。つまり、RRC専用シグナリングは、高速モバイル通信環境に適するプリセット測定パラメータに従い測定報告を実行するか否かをUEに指示するために、要件指示情報としてのビットを伝達して良い。例えば、ビット1(つまり、要件指示情報)は、測定報告が、高速モバイル通信環境に適するプリセット測定パラメータに従い実行される必要のあることを示し、ビット0は、測定報告が、高速モバイル通信環境に適するプリセット測定パラメータに従い実行される必要のないことを示す。具体的に、要件指示情報の設定については、表2及び表4の実施形態において記載した実装を参照のこと。詳細事項は、ここで再び記載されない。
つまり、アクセスネットワーク装置30の送信モジュール302は、要件指示情報をUEへ送信するために、接続状態のUEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストして良く、ブロードキャストデータフレームは要件指示情報と共に提供され、或いは、接続状態のUEへ要件指示情報を伝達するRRCシグナリングを送信して良い。要件指示情報を受信した後に、高速モバイル通信環境に置かれた接続状態のUEは、高速モバイル通信環境に適するプリセット測定パラメータに従い、測定報告が実行される必要のあることを知る。したがって、UEは、より短い測定周期を使用する。例えば、参照信号受信電力(Reference Signal Receiving Power、RSRP)の測定周期は200msから100msに短縮され、参照信号受信品質(RSSQ、Reference Signal Receiving Quality)の測定周期は200msから100msに短縮され、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応し且つRSRPの測定パラメータは200ミリ秒未満であり、0.04秒より大きく且つ2.56秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは5不連続受信サイクルより小さい、等である。UEハンドオーバアルゴリズム及びセル識別アルゴリズムのようなアルゴリズムは、全て、UE測定に基づき確立される。したがって、UEハンドオーバ処理及びセル識別処理のような処理は、全て、測定により大きく影響される。表6に示され及び本願の本実施形態において提供されるシステムシミュレーションデータから、測定周期適用におけるハンドオーバ失敗率及び無線リンク障害時間数について、知ることができる。
[表6]
高速移動状態では、測定周期が長引くので、UEハンドオーバ失敗率及び無線リンク障害数は顕著に増加する。これは、測定周期が長いほど、UEがハンドオーバをトリガするより長い遅滞時間を示し、遅滞したハンドオーバがUEを元のサービングセルから更に遠ざけるためである。したがって、UEが測定報告をサービングeNBへ送信し及びサービングeNBがハンドオーバコマンドをUEに配信するときのリンク品質は、劣化し、シグナリング転送成功率は直ちに低下する。結果として、ハンドオーバ性能は低下し、ハンドオーバ失敗及び無線リンク障害が引き起こされ、図4に示され且つ本願の本実施形態において提供される、異なる測定周期適用におけるハンドオーバ失敗率の概略図に特に表される。したがって、本願の本実施形態では、測定報告は、高速モバイル通信環境に適するプリセット測定パラメータに従い実行され、測定周期は短縮され、それにより、ハンドオーバ性能を向上し、ハンドオーバ成功率を増大し、ピンポン効果を軽減し、及び無線リンク障害率を低減する。
さらに、本願の本実施形態における処理モジュール300は、時間期間パラメータ指示情報をUEへ送信するよう送信モジュール302を制御するよう更に構成されて良く、時間期間パラメータ指示情報はT310タイマの時間期間パラメータを示すために使用され、時間期間パラメータは2秒より大きい。つまり、アクセスネットワーク装置30は、UEについて、T310タイマの且つ高速モバイル通信環境に適する時間期間パラメータを構成して良く、T310タイマの且つ高速モバイル通信環境に適する時間期間パラメータは、非高速モバイル通信環境におけるT310タイマの時間期間パラメータより大きい。
具体的に、構成は、次のように実行されて良い:
T310タイマの時間長であり且つプロトコルにより現在定められている値範囲(つまり、非高速モバイル通信環境におけるT310タイマの時間期間パラメータ)は、ENUMERATED{ms0,ms50,ms100,ms200,ms500,ms1000,ms2000}であり、つまり、最大時間長は2秒(000ms)である。本願の本実施形態におけるアクセスネットワーク装置30は、接続状態のUEについて、T310タイマの且つ高速モバイル通信環境に適する時間期間パラメータを構成する。T310タイマの、高速モバイル通信環境に適する、且つ接続状態のUEのために新たに構成される時間期間パラメータは、非高速モバイル通信環境におけるT310タイマの時間期間パラメータより大きく、4秒、6秒、又は8秒のように、つまり、値範囲がENUMERATED{ms0,ms50,ms100,ms200,ms500,ms1000,ms2000,ms4000,ms6000,ms8000}であって良い。本願の本実施形態では、トンネル通信環境用途で高速で移動するUEは、トンネル内で高速で移動するUEを含み、及び高速で移動中の且つトンネルに入ろうとしているUEも含む。したがって、アクセスネットワーク装置30が構成を完了した後に、つまり、ユーザ機器が時間期間パラメータ指示情報を受信した後に、トンネル通信環境の中で高速で移動しているUEは、監視により同期外れ(out−of−synchronization、OS)を発見した後に、物理レイヤ問題の検出を可能にし及び無線リンク障害が回復され得るか否かを評価するために、4秒、6秒、又は8秒のようなT310タイマの且つ高速モバイル通信環境に適する時間期間パラメータを使用する。
高速鉄道トンネルのシナリオでは、トンネル内の信号品質は極めて粗悪なので、高い呼落ち率、ネットワーク中絶、及び極めて長い回復時間として具現化される無線リンク障害が、UEにおいて通常生じる。これは、無線リンク障害がUEにおいて生じた後に、UEがセル選択処理に入るが、セル選択により消費される比較的長い時間がUEのリンクを回復する際に大きな遅滞の役割を果たすためである。さらに、多くの高速鉄道シナリオのために専用ネットワーク展開が使用され、無線リンク障害がUEにおいて生じた後にセル選択を用いることにより、恐らくすぐ近くの公衆ネットワークが選択される。このように、列車がトンネルを出て、通常通信状態に入るとき、UEは、専用ネットワークに再びハンドオーバされる必要がある。事業者からの実際の測定データを分析することにより、高速鉄道移動状態では、UEが公衆ネットワークから専用ネットワークにハンドオーバされることは極めて困難であることが分かる。これは、列車が非常に高速で移動しており、UEが元のサービングセル(公衆ネットワークeNB)を非常に速く出るからである。LTEハンドオーバ処理は、UEと元のeNBとの間を相互に作用するシグナリングを含む。UEと元のeNBとの間距離は急速に増大するので、2者の間のチャネルの品質は非常に粗悪になり、シグナリング相互作用を成功裏に実施することは通常困難である。したがって、ハンドオーバは失敗し、UEは、再びセル選択状態に入り、悪循環を形成する。実際に、トンネル内の無線リンク品質が非常に粗悪な状況は、列車がトンネルを出ると通常改善され、永続的な状況ではない。したがって、本願の本実施形態では、無線リンク障害後の公衆ネットワークの再選択を回避するために、UEが無線リンク障害についての評価時間を延長でき、トンネル内の無線リンク監視のロバスト性はある程度向上できるように、T310タイマの且つ高速モバイル通信環境に適する時間期間パラメータが、接続状態のUEのために構成される。
更に留意すべきことに、前述の実施形態は、任意の形式で互いに結合されて良い。例えば、表2及び表3の実施形態が結合され、表2及び表5が結合され、表2、表3、及び表4が結合される、等である。これは、本願において限定されない。
本願の本実施形態を実施することにより、アクセスネットワーク装置は、要件指示情報を生成し、要件指示情報をセルのカバレッジ内にいるUEへ送信する。要件指示情報を受信した後に、UEが非常に高速で移動するので、UEが目標セルを通過するがRRMを良好に完了することに失敗するという従来技術の問題を解決するために、UEは、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定する。高速モバイル通信環境におけるRRM要件を満たし、及びネットワーク性能を保証し及び向上するために、周波数内セル再選択時間を短縮し、目標セル識別時間を短縮し、同期/同期外れ評価時間を短縮し、又は測定周期を短縮するよう、UEは、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整できる。
本願の本実施形態で提供されるアクセスネットワーク装置は、以上に詳細に記載され、UE側の構造は相応して以下に図3に示される本願の一実施形態で提供されるユーザ機器の概略構造図を参照して記載される。ユーザ機器50は、受信モジュール500と、処理モジュール502と、を有する。
受信モジュール500は、アクセスネットワーク装置により送信される要件指示情報を受信するよう構成される。ここで、要件指示情報は、UEが高速モバイル通信環境に適する無線リソース管理RRM要件を満たす必要のあることを示すために使用される。
処理モジュール502は、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定するよう構成される。
具体的に、アクセスネットワーク装置は、アクセスネットワーク装置のセルのカバレッジ内にいるUEへダウンリンクでデータフレームをブロードキャストすることにより、ユーザ機器50へ要件指示情報を送信して良い。つまり、要件指示情報は、ブロードキャストデータフレームの中に設定されて良い。代替で、接続状態のユーザ機器50のために、アクセスネットワーク装置は、RRC専用シグナリングを用いて、アクセスネットワーク装置のセルのカバレッジ内にいるUEへ要件指示情報を送信して良い。つまり、要件指示情報は、RRC専用シグナリングの中で設定されて良い。代替で、アクセスネットワーク装置は、ネットワークインタフェースを用いて、ユーザ機器50へ要件指示情報を独立に直接送信して良い。つまり、処理モジュール502は、ダウンリンクでブロードキャストされるデータフレームからの要件指示情報をパースし、RRC専用シグナリングからの要件指示情報をパースし、又は受信した要件指示情報を直接パースして、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることが決定された後に、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、処理モジュール502の性能に従い、周波数内セル再選択、目標セル識別、無線リンク監視、測定報告、等を強化して良い。
要件指示情報、高速モバイル通信環境に適するRRM要件、及びアクセスネットワーク装置が調整指示情報を本願の本実施形態におけるUEへ送信する特定の実装については、前述のアクセスネットワーク装置の実施形態における記載を参照のこと。詳細事項は、ここで再び記載されない。
本願の本実施形態を実施することにより、アクセスネットワーク装置は、要件指示情報を生成し、要件指示情報をセルのカバレッジ内にいるUEへ送信する。要件指示情報を受信した後に、UEが非常に高速で移動するので、UEが目標セルを通過するがRRMを良好に完了することに失敗するという従来技術の問題を解決するために、UEは、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定する。高速モバイル通信環境におけるRRM要件を満たし、及びネットワーク性能を保証し及び向上するために、周波数内セル再選択時間を短縮し、目標セル識別時間を短縮し、同期/同期外れ評価時間を短縮し、又は測定周期を短縮するよう、UEは、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整できる。
さらに、処理モジュール502は、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整するよう更に構成されて良い。
具体的に、ユーザ機器50の受信モジュール500が要件指示情報を受信した後に、及び要件指示情報をパースした後に、処理モジュール502は、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを直接調整して良い。
代替で、処理モジュール502は、処理モジュール502の現在性能が高速モバイル通信環境に適するRRM要件をサポートできるか否かを決定するために、先ず、要件指示情報に従い決定を実行して良い。そして、処理モジュール502の現在性能が高速モバイル通信環境に適するRRM要件をサポートできない場合にのみ、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、処理モジュール502は、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する
例えば、アクセスネットワーク装置により送信された要件指示情報は、速度レベル情報を含んで良く、速度レベル情報は、高速モバイル通信環境の速度レベルを示すために使用される。速度レベル情報は、具体的に、速度範囲情報であって良い。つまり、アクセスネットワーク装置及びユーザ機器50は、事前交渉により、複数の速度範囲を決定する。具体的に、相応して、前述のアクセスネットワーク装置の実施形態における記載を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。ユーザ機器50の受信モジュール500が速度レベル情報を受信した後に、処理モジュール502は、具体的に、速度レベル情報及び処理モジュール502の性能に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされ得るか否かを決定する。例えば、ユーザ機器50が比較的高性能を有し、並びに、現在移動速度が比較的高いが、UEが依然として現在移動速度環境においてRRM要件をサポートできる場合、ユーザ機器50は、高速モバイル通信環境に適するRRM要件は現在満たされ得ると決定する。ユーザ機器50が現在移動速度環境においてRRM要件をサポートできない場合、ユーザ機器50は、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が現在満たされ得ないこと、及び高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、ユーザ機器50が高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する必要のあることを決定する。
別の例では、アクセスネットワーク装置により送信される要件指示情報は、高速専用セル識別子の範囲情報を含んで良く、高速専用セル識別子の範囲情報は、高速モバイル通信環境の中に位置するセルを示すために使用される。UEがアクセスネットワーク装置のセルカバレッジに入る、例えば、アイドル状態のUEがセル選択若しくはセル再選択によりアクセスネットワーク装置のセルカバレッジに留まる、又は接続状態のUEがハンドオーバ若しくはRRC再構成によりアクセスネットワーク装置のセルカバレッジにアクセスするとき、UEは、高速専用セル識別子の範囲情報を用いることにより、高速専用セルに属するセルを通知される。具体的に、相応して、前述のアクセスネットワーク装置の実施形態における記載を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。ユーザ機器50の受信モジュール500が高速専用セル識別子の範囲情報を受信した後に、処理モジュール502は、現在アクセスされているセルのセル識別子が高速専用セル識別子の範囲(PhysCellIdRange)内に含まれるか否かを決定し、含まれない場合、現在アクセスされているセルのセル識別子は高速専用セル識別子の範囲に含まれないことを決定し、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のないことを決定し、その他の場合、現在アクセスされているセルのセル識別子は高速専用セル識別子の範囲に含まれることを決定し、つまり、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシが調整される必要のあることを決定する。
さらに、図6は、本願によるユーザ機器の別の実施形態の概略構造図を示す。受信モジュール500及び処理モジュール502を含むことに加えて、ユーザ機器50は、高速調整能力情報をアクセスネットワーク装置に報告するよう構成される送信モジュール504を更に含んで良い。ここで、高速調整能力情報は、UEが高速モバイル通信環境に適するRRM要件をサポートする能力を有することを示すために使用される。したがって、高速調整能力情報を受信した後に、アクセスネットワーク装置は、要件指示情報をユーザ機器へ送信する。
具体的に、送信モジュール504は、ネットワークのRRC専用シグナリングを使用することにより、例えば、以下のIEを追加することにより、アクセスネットワーク装置に高速調整能力情報を報告して良い:
アクセスネットワーク装置は、ユーザ機器50により報告された高速調整能力情報を受信した後にのみ、調整情報をユーザ機器50へ送信する。具体的に、相応して、前述のアクセスネットワーク装置の実施形態における記載を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
さらに、アクセスネットワーク装置は、UEについて、高速モバイル通信環境に適する少なくとも1つの不連続受信サイクルを予め構成して良く、高速モバイル通信環境に適する不連続受信サイクルは、0.32秒未満である。つまり、受信モジュール500は、不連続受信サイクル指示情報をアクセスネットワーク装置から受信するよう更に構成され、不連続受信サイクル指示情報は不連続受信サイクルを示すために使用され、不連続受信サイクルは0.32秒未満であり、処理モジュール502は、ユーザ機器50がアイドル状態であるとき、不連続受信サイクルに従い周波数内セル再選択を実行するよう更に構成される。
具体的に、UEが高速モバイル通信環境に適し且つ表1の実施形態における要件指示情報により示される不連続受信サイクルに従い、周波数内セル再選択をどのように実行するかに関する実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
さらに、処理モジュール502は、ユーザ機器50がアイドル状態であるとき、セル再選択処理のプリセット評価時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するよう更に構成されて良い。ここで、セル再選択処理の評価時間パラメータの中で、2.56秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは7.68秒未満であり、1.28秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは6.4秒未満であり、0.64秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満であり、又は、0.32秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満である。
具体的に、UEがセル再選択処理の且つ表2の実施形態における高速モバイル通信環境に適する評価時間パラメータを用いて、要件指示情報に従い、周波数内セル再選択をどのように実行するかに関する実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
さらに、処理モジュール502は、ユーザ機器50がアイドル状態であるとき、セル再選択処理のプリセット識別時間パラメータに従い、周波数内セル再選択を実行するよう更に構成される。ここで、セル再選択処理の識別時間パラメータは、20不連続受信サイクルより少ない。
具体的に、UEがセル再選択処理の且つ表3の実施形態における高速モバイル通信環境に適する識別時間パラメータを用いて、要件指示情報に従い、周波数内セル再選択をどのように実行するかに関する実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
さらに、処理モジュール502は、ユーザ機器50が接続状態であるとき、プリセット目標セル識別時間パラメータに従い、目標セル識別を実行するよう更に構成されて良い。ここで、目標セル識別時間パラメータの中で、0.04秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは0.8秒未満であり、0.04秒より大きく且つ0.08秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは40不連続受信サイクルより少なく、0.128秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは25不連続受信サイクルより少なく、又は、0.128秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは20不連続受信サイクルより少ない。
具体的に、UEが表4の実施形態における高速モバイル通信環境に適する目標セル識別時間パラメータを用いて、要件指示情報に従い、目標セル識別をどのように実行するかに関する実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
さらに、処理モジュール502は、ユーザ機器50が接続状態であるとき、プリセット同期/同期外れ評価周期パラメータに従い、無線リンク監視を実行するよう更に構成されて良い。ここで、同期/同期外れ評価周期パラメータの中で、0.01秒より大きく且つ0.04秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは20不連続受信サイクルより少なく、0.04秒より大きく且つ0.64秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは10不連続受信サイクルより少なく、又は、0.64秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは5不連続受信サイクルより少ない。
具体的に、UEが表5の実施形態における高速モバイル通信環境に適する同期/同期外れ評価周期パラメータを用いて、要件指示情報に従い、無線リンク監視をどのように実行するかに関する実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
さらに、処理モジュール502は、ユーザ機器50が接続状態であるとき、プリセット測定パラメータに従い、測定報告を実行するよう更に構成されて良い。ここで、測定パラメータは200ミリ秒未満であり、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは200ミリ秒未満であり、又は、0.04秒より大きく且つ2.56秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは5不連続受信サイクルより少ない。
具体的に、UEが表6の実施形態における高速モバイル通信環境に適する測定パラメータを用いて、要件指示情報に従い、測定報告をどのように実行するかに関する実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
さらに、受信モジュール500は、ネットワークアクセス装置から時間期間パラメータ指示情報を受信するよう更に構成されて良い。ここで、時間期間パラメータ指示情報はT310タイマの時間期間パラメータを示すために使用され、時間期間パラメータは2秒より大きい。
処理モジュール502は、ユーザ機器50がトンネル通信環境において接続状態であるとき、T310タイマの時間期間パラメータを用いて物理レイヤ問題の検出を有効にするよう更に構成されて良い。
具体的に、UEが、T310タイマの且つ前述のアクセスネットワーク装置30の実施形態における高速モバイル通信環境に適する時間期間パラメータを用いて、物理レイヤ問題の検出をどのように有効にするかに関する実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
留意すべきことに、前述の実施形態は、任意の形式で互いに結合されて良い。これは、本願において限定されない。
本願の本実施形態を実施することにより、アクセスネットワーク装置は、要件指示情報を生成し、要件指示情報をセルのカバレッジ内のUEへ送信する。要件指示情報を受信した後に、UEが非常に高速で移動するので、UEが目標セルを通過するがRRMを良好に完了することに失敗するという従来技術の問題を解決するために、UEは、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定する。高速モバイル通信環境におけるRRM要件を満たし、及びネットワーク性能を保証し及び向上するために、周波数内セル再選択時間を短縮し、目標セル識別時間を短縮し、同期/同期外れ評価時間を短縮し、又は測定周期を短縮するよう、UEは、高速モバイル通信環境に適する既定RRMパラメータに従い、RRMポリシを調整できる。
図7に示される、本願によるアクセスネットワーク装置の別の実施形態の概略構造図を参照すると、アクセスネットワーク装置70は、入力装置700、出力装置702、メモリ704、及びプロセッサ706(アクセスネットワーク装置70の中には1又は複数のプロセッサ706が存在して良く、図7では1つのプロセッサが一例として使用される)を含む。本願の幾つかの実施形態では、入力装置700、出力装置702、メモリ704、及びプロセッサ706は、バスを用いて又は別の方法で接続されて良い。図7では、接続がバスを用いて実施される一例が使用される。
具体的に、プロセッサ706の特定の機能及び実行ステップについては、前述のアクセスネットワーク装置30における処理モジュール300の実装を参照し、出力装置702の特定の機能及び実行ステップについては、前述のアクセスネットワーク装置30における送信モジュール302の実装を参照し、入力装置700の特定の機能及び実行ステップについては、前述のアクセスネットワーク装置30における受信モジュールの実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
図8に示される、本願によるユーザ機器の別の実施形態の概略構造図を参照すると、ユーザ機器80は、入力装置800、出力装置802、メモリ804、及びプロセッサ806(ユーザ機器80の中には1又は複数のプロセッサ806が存在して良く、図8では1つのプロセッサが一例として使用される)を含む。本願の幾つかの実施形態では、入力装置800、出力装置802、メモリ804、及びプロセッサ806は、バスを用いて又は別の方法で接続されて良い。図8では、接続がバスを用いて実施される一例が使用される。
具体的に、プロセッサ806の特定の機能及び実行ステップについては、前述のユーザ機器50における処理モジュール502の実装を参照し、出力装置802の特定の機能及び実行ステップについては、前述のユーザ機器50における送信モジュール504の実装を参照し、入力装置800の特定の機能及び実行ステップについては、前述のユーザ機器50における受信モジュール500の実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
図9に示される、本願の一実施形態による通信システムの概略構造図を参照すると、通信システム90は、少なくとも1つのアクセスネットワーク装置900、及び少なくとも1つのユーザ機器902を含み、図9では、通信システム90が1つのアクセスネットワーク装置900及び1つのユーザ機器902を含む一例が説明のために使用される。図2の適用シナリオに示すように、ユーザは、ユーザ機器902を持ち運び、高速列車のような高速で移動する車両に乗り込み、ユーザ機器902は、アクセスネットワーク装置900に接続し及び相互作用することにより、別のユーザ機器と通信する。
アクセスネットワーク装置900は、要件指示情報を生成し、要件指示情報は、ユーザ機器902が高速モバイル通信環境に適する無線リソース管理RRM要件を満たす必要のあることを示すために使用され、ユーザ機器902が高速モバイル通信環境に適するRRM要件がサポートされる必要のあることを知ることができるように、セルのカバレッジ内のユーザ機器902へ要件指示情報を送信する。
ユーザ機器902は、アクセスネットワーク装置900により送信された要件指示情報を受信し、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定する。
具体的に、アクセスネットワーク装置900の構造及び機能は、アクセスネットワーク装置30又はアクセスネットワーク装置70の実施形態における記載に従い具体的に実装されて良い。詳細事項は、ここで再び記載されない。ユーザ機器902の構造及び機能は、ユーザ機器50又はユーザ機器80の実施形態における記載に従い具体的に実装されて良い。詳細事項は、ここで再び記載されない。
相応して、図10は、本願の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。同じ内容については、前述の実施形態における記載を参照のこと。詳細事項は、ここで再び記載されない。方法は以下のステップを有する。
ステップS100:アクセスネットワーク装置は、要件指示情報を生成する。
具体的に、要件指示情報は、ユーザ機器UEが、高速モバイル通信環境に適する無線リソース管理RRM要件を満たす必要のあることを示すために使用される。要件指示情報の詳細については、前述のアクセスネットワーク装置30の実施形態における関連する記載を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
ステップS102:アクセスネットワーク装置は、セルのカバレッジ内のUEへ、要件指示情報を送信する。
具体的に、アクセスネットワーク装置は、無線リソース制御RRC専用シグナリングをセルのカバレッジ内のUEへ送信し、RRC専用シグナリングは要件指示情報を伝達し、又は、システムメッセージをセルのカバレッジ内のUEへ送信し、システムメッセージは要件指示情報を伝達して良い。具体的に、前述のアクセスネットワーク装置30の実施形態における記載を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
ステップS104:ユーザ機器は、アクセスネットワーク装置により送信された要件指示情報を受信する。
ステップS106:要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定する。
具体的に、要件指示情報を受信した後に、ユーザ機器は、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを知り、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、ユーザ機器の性能に従い、周波数内セル再選択、目標セル識別、無線リンク監視、測定報告、等を拡張して良い。
任意で、要件指示情報をセルのカバレッジ内のUEへ送信するステップS100の前に、方法は、UEが高速モバイル通信環境に適するRRM要件をサポートする能力を有することを示すために、ユーザ機器により、高速調整能力情報をアクセスネットワーク装置に報告するステップを更に含んで良い。アクセスネットワーク装置が、セルのカバレッジ内のUEにより報告された高速調整能力情報を受信した後に、要件指示情報をセルのカバレッジ内のUEへ送信するステップS100は、具体的に、受信した高速調整能力情報に従い、要件指示情報を、高速調整能力を有するUEへ送信するステップを含んで良い。
さらに、要件指示情報を受信した後に、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、UEは、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを直接調整して良い。代替で、UEは、UEの現在性能が高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすことができるか否かを決定するために、先ず、要件指示情報に従い決定を実行して良い。そして、UEの現在性能が高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすことができない場合にのみ、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、UEは、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する。
例えば、要件指示情報は、速度レベル情報を含んで良い。図11に示される、本願による通信方法の別の実施形態の概略フローチャートは、UEが、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされ得るか否かをどのように決定するかを具体的に説明する。方法は以下のステップを有する。
ステップS110:ユーザ機器は、アクセスネットワーク装置により送信された要件指示情報を受信する。
ステップS112:速度レベル情報を得るために、要件指示情報をパースする。
ステップS114:速度レベル情報及びユーザ機器の性能に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が現在満たされ得るか否かを決定する。
具体的に、速度レベル情報については、前述のアクセスネットワーク装置30の実施形態における記載を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。UEは、速度レベル情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされることを決定する必要がある。具体的に、UEが比較的高性能を有し、並びに、現在移動速度が比較的高いが、UEが依然として現在移動速度環境においてRRM要件をサポートできる場合、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件は現在満たされ得ると決定し、次に、調整処理を終了し、現在状態に従い通信を続けて良い。UEが、現在移動速度環境においてRRM要件をサポートできない場合、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が現在満たされ得ないことを決定し、ステップS116を実行する。
ステップS116:高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整する。
別の例では、要件指示情報は、高速専用セル識別子の範囲情報を含む。図12に示される、本願による通信方法の別の実施形態の概略フローチャートは、UEが、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされ得るか否かをどのように決定するかを具体的に説明する。方法は以下のステップを有する。
ステップS120:ユーザ機器は、アクセスネットワーク装置により送信された要件指示情報を受信する。
ステップS122:高速専用セル識別子の範囲情報を得るために、要件指示情報をパースする。
ステップS124:高速専用セル識別子の範囲情報に従い、現在アクセスされているセルのセル識別子が高速専用セル識別子の範囲内に含まれるか否かを決定する。
具体的に、高速専用セル識別子の範囲情報の関連する説明については、前述のアクセスネットワーク装置30の実施形態における実装を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。UEが、現在アクセスされているセルのセル識別子が高速専用セル識別子の範囲内に含まれないことを決定した場合、これは、UEが高速モバイル通信環境内にいないことを示し、次に、UEは調整処理を終了し、通常状態に従い通信を続けて良い。その他の場合、UEが、現在アクセスされているセルのセル識別子が高速専用セル識別子の範囲内にあることを決定した場合、これは、UEが高速モバイル通信環境内にいることを示し、次に、UEは、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定し、ステップS126を実行する。
ステップS126:高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整する。
さらに、UEが、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを知った後、高速モバイル通信環境に適するRRM要件を満たすために、UEが高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従いRRMポリシを調整する必要のあるとき、具体的に調整をどのように実行するかが、一例を用いて記載される。
1.ユーザ機器は、アクセスネットワーク装置から不連続受信サイクル指示情報を受信する。ここで、不連続受信サイクル指示情報は、不連続受信サイクルを示すために使用され、不連続受信サイクルは0.32秒未満である。つまり、アクセスネットワーク装置30が、UEに対して、高速モバイル通信環境に適する少なくとも1つの不連続受信サイクルを予め構成するとき、高速モバイル通信環境に適する不連続受信サイクルが0.32秒未満である場合、要件指示情報を受信した後に、アイドル状態のUEは、周波数内セル再選択時間を短縮するために、高速モバイル通信環境に適する構成された不連続受信サイクルに従い、周波数内セル再選択を実行して良い。
2.周波数内セル再選択は、ユーザ機器50がアイドル状態であるとき、セル再選択処理のプリセット評価時間パラメータに従い実行されて良い。ここで、セル再選択処理の評価時間パラメータの中で、2.56秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは7.68秒未満であり、1.28秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは6.4秒未満であり、0.64秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満であり、又は、0.32秒の不連続受信サイクルに対応する評価時間パラメータは5.12秒未満である。
3.周波数内セル再選択は、ユーザ機器がアイドル状態であるとき、セル再選択処理のプリセット識別時間パラメータに従い実行されて良い。ここで、セル再選択処理の識別時間パラメータは、20不連続受信サイクルより少ない。
4.目標セル識別は、ユーザ機器が接続状態であるとき、プリセット目標セル識別時間パラメータに従い実行されて良い。ここで、目標セル識別時間パラメータの中で、0.04秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは0.8秒未満であり、0.04秒より大きく且つ0.08秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは40不連続受信サイクルより少なく、0.128秒の不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは25不連続受信サイクルより少なく、又は、0.128秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する目標セル識別時間パラメータは20不連続受信サイクルより少ない。
5.無線リンク監視は、ユーザ機器が接続状態であるとき、プリセット同期/同期外れ評価周期パラメータに従い実行されて良い。ここで、同期/同期外れ評価周期パラメータの中で、0.01秒より大きく且つ0.04秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは20不連続受信サイクルより少なく、0.04秒より大きく且つ0.64秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは10不連続受信サイクルより少なく、又は、0.64秒より大きく且つ2.56秒を超えない不連続受信サイクルに対応する同期/同期外れ評価周期パラメータは5不連続受信サイクルより少ない。
6.測定報告は、ユーザ機器が接続状態であるとき、プリセット測定パラメータに従い実行されて良い。ここで、測定パラメータは200ミリ秒未満であり、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは200ミリ秒未満であり、又は、0.04秒より大きく且つ2.56秒以下の不連続受信サイクルに対応する測定パラメータは5不連続受信サイクルより少ない。
7.ユーザ機器は、ネットワークアクセス装置から時間期間パラメータ指示情報を受信する。ここで、時間期間パラメータ指示情報はT310タイマの時間期間パラメータを示すために使用され、時間期間パラメータは2秒より大きい。つまり、アクセスネットワーク装置が、UEに対して、T310タイマの且つ高速モバイル通信環境に適する時間期間パラメータを予め構成するとき、T310タイマの且つ高速モバイル通信環境に適する時間期間パラメータが非高速モバイル通信環境におけるT310タイマの時間期間パラメータより大きい場合、トンネル通信環境において接続状態のUEは、無線リンクが回復されるか否かにつての監視の時間長を延長するために、T310タイマの且つ高速モバイル通信環境に適する時間期間パラメータを用いて、物理レイヤ問題の検出を有効にして良い。
留意すべきことに、前述の方法の実施形態の特定の実装については、相応して、アクセスネットワーク装置及びユーザ機器の実施形態の記載を参照する。詳細事項は、ここで再び記載されない。
本願の実施形態を実施することにより、アクセスネットワーク装置は、要件指示情報を生成し、要件指示情報をセルのカバレッジ内のUEへ送信し、そして、要件指示情報を受信した後に、UEが非常に高速で移動するので、UEが目標セルを通過するがRRMを良好に完了することに失敗するという従来技術の問題を解決するために、UEは、要件指示情報に従い、高速モバイル通信環境に適するRRM要件が満たされる必要のあることを決定する。高速モバイル通信環境におけるRRM要件を満たし、及びネットワーク性能を保証し及び向上するために、周波数内セル再選択時間を短縮し、目標セル識別時間を短縮し、同期/同期外れ評価時間を短縮し、又は測定周期を短縮するよう、UEは、高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータに従い、RRMポリシを調整できる。

Claims (18)

  1. 通信装置であって、
    アクセスネットワーク装置から要件指示情報を受信するよう構成される受信モジュールであって、前記要件指示情報は前記通信装置が無線リソース管理(RRM)要件を満たす必要があることを示し、前記RRM要件は、高速モバイル通信環境に適する、受信モジュールと、
    前記要件指示情報に従い、前記RRM要件が満たされる必要のあることを決定するよう構成される処理モジュールと、
    を含み、
    前記処理モジュールは、前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータのうちの少なくとも1つに従い、RRMポリシを調整するよう更に構成され、前記プリセットRRMパラメータは測定パラメータを含み、前記処理モジュールは、前記通信装置が接続状態であるとき、前記測定パラメータに従い測定報告を実行するよう構成され、
    前記測定パラメータは200ミリ秒より少なく、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応する前記測定パラメータは200ミリ秒より少ない、又は、0.04秒より大きく且つ2.56秒より少ない不連続受信サイクルに対応する前記測定パラメータは5不連続受信サイクルより少ない、通信装置。
  2. 前記アクセスネットワーク装置から前記要件指示情報を受信する際に、前記受信モジュールは、具体的に、
    前記アクセスネットワーク装置から無線リソース制御(RRC)専用シグナリングを受信し、前記RRC専用シグナリングは前記要件指示情報を伝達し、又は、
    前記アクセスネットワーク装置からシステムメッセージを受信し、前記システムメッセージは前記要件指示情報を伝達する、
    よう構成される、請求項1記載の通信装置。
  3. 高速調整能力情報を前記アクセスネットワーク装置へ送信するよう構成される送信モジュールであって、前記高速調整能力情報は、前記通信装置が前記RRM要件をサポートする能力を有することを示す、送信モジュール、
    を含む請求項1又は2のいずれか一項に記載の通信装置。
  4. 前記高速モバイル通信環境に適する前記プリセットRRMパラメータのうちの少なくとも1つに従い、前記RRMポリシを調整する際に、前記プリセットRRMパラメータは接続状態における目標セル識別時間パラメータを更に含み、前記処理モジュールは、前記通信装置が接続状態であるとき、プリセット目標セル識別時間パラメータに従い、目標セル識別を実行するよう構成され、0.04秒より大きく且つ0.08秒を超えない不連続受信サイクルに対応する前記目標セル識別時間パラメータは15不連続受信サイクルより少なく、0.128秒の不連続受信サイクルに対応する前記目標セル識別時間パラメータは20不連続受信サイクルより少ない、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. アクセスネットワーク装置であって、
    要件指示情報を生成するよう構成される処理モジュールであって、前記要件指示情報は、通信装置が無線リソース管理(RRM)要件を満たす必要があることを示し、前記RRM要件は高速モバイル通信環境に適する、処理モジュールと、
    前記要件指示情報を前記通信装置へ送信するよう構成される送信モジュールと、
    を含み、
    前記RRM要件はRRMパラメータのうちの少なくとも1つに対応し、前記RRMパラメータは、測定報告を実行するために使用される、接続状態における測定パラメータを含み、前記測定パラメータは200ミリ秒より少なく、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応する前記測定パラメータは200ミリ秒より少ない、又は、0.04秒より大きく且つ2.56秒より少ない不連続受信サイクルに対応する前記測定パラメータは5不連続受信サイクルより少ない、アクセスネットワーク装置。
  6. 前記通信装置から高速調整能力情報を受信するよう構成される受信モジュール、を更に含み、
    前記処理モジュールは、前記高速調整能力情報に従い、前記通信装置が前記RRM要件をサポートする能力を有することを決定し、前記要件指示情報を前記通信装置へ送信するよう前記送信モジュールを制御するよう更に構成される、
    請求項に記載のアクセスネットワーク装置。
  7. 前記要件指示情報を前記通信装置へ送信する際に、前記送信モジュールは、具体的に、
    無線リソース制御(RRC)専用シグナリングを前記通信装置へ送信し、前記RRC専用シグナリングは前記要件指示情報を伝達し、又は、
    システムメッセージを前記通信装置へ送信し、前記システムメッセージは前記要件指示情報を伝達する、
    よう構成される、請求項又はに記載のアクセスネットワーク装置。
  8. 前記RRMパラメータは、目標セル識別を実行するために使用される、接続状態における目標セル識別時間パラメータを更に含み、0.04秒より大きく且つ0.08秒を超えない不連続受信サイクルに対応する接続状態における前記目標セル識別時間パラメータは15不連続受信サイクルより少なく、0.128秒の不連続受信サイクルに対応する接続状態における前記目標セル識別時間パラメータは20不連続受信サイクルより少ない、請求項5乃至7のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク装置。
  9. 通信装置により実行される通信方法であって、
    アクセスネットワーク装置から要件指示情報を受信するステップであって、前記要件指示情報は前記通信装置が無線リソース管理(RRM)要件を満たす必要があることを示し、前記RRM要件は、高速モバイル通信環境に適する、ステップと、
    前記要件指示情報に従い、前記RRM要件が満たされる必要のあるすることを決定するステップと、
    前記高速モバイル通信環境に適するプリセット無線リソース管理(RRM)パラメータに従い、RRMポリシを調整するステップであって、前記プリセットRRMパラメータは測定パラメータを含み、前記通信装置が接続状態であるとき、前記測定パラメータに従い測定報告を実行するステップを含む、ステップと、
    を含み、
    前記測定パラメータは200ミリ秒より少なく、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応する前記測定パラメータは200ミリ秒より少ない、又は、0.04秒より大きく且つ2.56秒より少ない不連続受信サイクルに対応する前記測定パラメータは5不連続受信サイクルより少ない、方法。
  10. 前記アクセスネットワーク装置から前記要件指示情報を受信する前記ステップは、
    前記アクセスネットワーク装置から無線リソース制御(RRC)専用シグナリングを受信するステップであって、前記RRC専用シグナリングは前記要件指示情報を伝達するステップ、又は、
    前記アクセスネットワーク装置からシステムメッセージを受信するステップであって、前記システムメッセージは前記要件指示情報を伝達する、ステップ、
    を含む、請求項に記載の方法。
  11. アクセスネットワーク装置から要件指示情報を受信する前記ステップの前に、前記方法は、
    高速調整能力情報を前記アクセスネットワーク装置に報告するステップであって、前記高速調整能力情報は、前記通信装置が前記RRM要件をサポートする能力を有することを示すために使用される、ステップ、
    を更に含む請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記プリセットRRMパラメータは目標セル識別時間パラメータを更に含み、
    前記高速モバイル通信環境に適するプリセットRRMパラメータのうちの少なくとも1つに従い、RRMポリシを調整する前記ステップは、
    前記通信装置が接続状態であるとき、前記目標セル識別時間パラメータに従い、目標セル識別を実行するステップであって、0.04秒より大きく且つ0.08秒を超えない不連続受信サイクルに対応する前記目標セル識別時間パラメータは15不連続受信サイクルより少なく、0.128秒の不連続受信サイクルに対応する前記目標セル識別時間パラメータは20不連続受信サイクルより少ない、請求項9乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  13. 通信方法であって、
    要件指示情報を生成するステップであって、前記要件指示情報は、通信装置が無線リソース管理(RRM)要件を満たす必要があることを示すために使用され、前記RRM要件は高速モバイル通信環境に適する、ステップと、
    前記要件指示情報を前記通信装置へ送信するステップと、
    を含み、
    前記RRM要件はRRMパラメータのうちの少なくとも1つに対応し、前記RRMパラメータは、測定報告を実行するために使用される、接続状態における測定パラメータを含み、前記測定パラメータは200ミリ秒より少なく、0.04秒以下の不連続受信サイクルに対応する前記測定パラメータは200ミリ秒より少ない、又は、0.04秒より大きく且つ2.56秒より少ない不連続受信サイクルに対応する前記測定パラメータは5不連続受信サイクルより少ない、方法。
  14. 前記要件指示情報を前記通信装置へ送信する前記ステップの前に、前記方法は、
    前記通信装置から高速調整能力情報を受信するステップ、を更に含み、
    前記要件指示情報を前記通信装置へ送信する前記ステップは、
    前記高速調整能力情報に従い、前記通信装置が前記RRM要件をサポートする能力を有することを決定し、前記要件指示情報を前記通信装置へ送信するステップ、を含む、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記要件指示情報を前記通信装置へ送信する前記ステップは、
    無線リソース制御(RRC)専用シグナリングを前記通信装置へ送信するステップであって、前記RRC専用シグナリングは前記要件指示情報を伝達する、ステップ、又は、
    システムメッセージを前記通信装置へ送信するステップであって、前記システムメッセージは前記要件指示情報を伝達する、ステップ、
    を含む、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記RRMパラメータは、目標セル識別を実行するために使用される、接続状態における目標セル識別時間パラメータを更に含み、0.04秒より大きく且つ0.08秒を超えない不連続受信サイクルに対応する接続状態における前記目標セル識別時間パラメータは15不連続受信サイクルより少なく、0.128秒の不連続受信サイクルに対応する接続状態における前記目標セル識別時間パラメータは20不連続受信サイクルより少ない、請求項13乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. コンピュータに請求項乃至12のいずれか一項に記載の方法を実行させるプログラム。
  18. コンピュータに請求項13乃至16のいずれか一項に記載の方法を実行させるプログラム。
JP2018506944A 2015-08-13 2015-08-13 アクセスネットワーク装置、ユーザ機器、通信システム、及び通信方法 Active JP6653376B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2015/086896 WO2017024591A1 (zh) 2015-08-13 2015-08-13 一种接入网设备、用户设备、通信系统及通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018523426A JP2018523426A (ja) 2018-08-16
JP6653376B2 true JP6653376B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=57984609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018506944A Active JP6653376B2 (ja) 2015-08-13 2015-08-13 アクセスネットワーク装置、ユーザ機器、通信システム、及び通信方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US10524174B2 (ja)
EP (2) EP3324674B1 (ja)
JP (1) JP6653376B2 (ja)
CN (2) CN111328090B (ja)
WO (1) WO2017024591A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3324674B1 (en) 2015-08-13 2021-06-02 Huawei Technologies Co., Ltd. Configuration of suitable rrm parameters for communications in a high-speed mobility scenario
US10652789B2 (en) * 2015-10-07 2020-05-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Location based mobility measurement activation
US10470142B2 (en) * 2016-09-12 2019-11-05 Qualcomm Incorporated Synchronization and reference signal for uplink based mobility
EP3590282A1 (en) * 2017-03-03 2020-01-08 Intel IP Corporation High speed train in new radio (nr)
US11218940B2 (en) * 2017-12-11 2022-01-04 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Cell reselection method and device, and storage medium
CN109451829A (zh) * 2017-12-29 2019-03-08 北京小米移动软件有限公司 小区驻留方法、装置、用户设备及基站
SG11202007201TA (en) * 2018-01-31 2020-08-28 Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd Cell type indication method and apparatus
US11483895B2 (en) * 2018-04-13 2022-10-25 Qualcomm Incorporated Interaction between WUS and RRM measurement
WO2019218358A1 (zh) * 2018-05-18 2019-11-21 北京小米移动软件有限公司 小区重选方法、装置及存储介质
CN110611580B (zh) * 2018-06-15 2021-05-25 维沃移动通信有限公司 一种小区管理方法、终端及网络侧设备
CN110933764B (zh) * 2018-09-20 2022-03-11 维沃移动通信有限公司 传输指示信号的传输方法、网络设备及终端
WO2020132832A1 (zh) * 2018-12-24 2020-07-02 北京小米移动软件有限公司 传输关于测量控制的配置信息的方法及装置
CN111405643B (zh) * 2019-01-03 2023-10-20 成都华为技术有限公司 无线资源管理测量方法与装置
US20220124723A1 (en) * 2019-02-22 2022-04-21 Apple Inc. Enhanced carrier aggregation (ca) radio resource management (rrm) measurement high speed
CN111726817B (zh) * 2019-03-18 2023-08-15 中国移动通信有限公司研究院 一种信息处理方法、装置、设备及计算机可读存储介质
CN111757346A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 成都华为技术有限公司 用于无线资源管理rrm测量的方法和装置
CN113767663A (zh) * 2019-05-02 2021-12-07 株式会社Ntt都科摩 用户装置以及通信方法
WO2020249364A1 (en) * 2019-06-13 2020-12-17 Sony Corporation Method and network node for configuring a terminal based on capabilities
CN113940109A (zh) * 2019-06-14 2022-01-14 株式会社Ntt都科摩 终端
US11212155B2 (en) * 2019-06-19 2021-12-28 Altiostar Networks, Inc. System and method for enhancing reception in wireless communication systems
US11956645B2 (en) * 2020-03-24 2024-04-09 Qualcomm Incorporated Detection of high speed train scenario and indication of high speed train (HST) mode
CN113556706B (zh) * 2020-04-24 2023-09-05 维沃移动通信有限公司 无线资源管理测量方法、终端设备和网络设备
CN115884299A (zh) * 2021-09-29 2023-03-31 中兴通讯股份有限公司 终端通信模式调节方法、装置、终端及存储介质
CN117280728A (zh) * 2022-03-16 2023-12-22 北京小米移动软件有限公司 一种测量指示方法及设备/存储介质/装置

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100459802C (zh) * 2005-10-26 2009-02-04 华为技术有限公司 一种实现蜂窝通信系统切换的方法及系统
FI20051216A0 (fi) * 2005-11-29 2005-11-29 Nokia Corp Menetelmä, järjestelmä ja järjestelyjä WLAN-yhteyden muodostamiseksi ja ylläpitämiseksi ennustettavasti liikkuvissa kulkuneuvoissa
CN101192878B (zh) * 2006-11-28 2012-04-04 华为技术有限公司 一种高速下行分组接入传输的控制方法、系统及装置
US8160075B2 (en) * 2007-10-01 2012-04-17 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Downlink out of sync detection in continuous packet connectivity
EP2206378B1 (en) * 2007-11-02 2017-10-18 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Speed-dependent adaptation of mobility parameters with dual speed measurement
KR20140116547A (ko) * 2008-01-31 2014-10-02 인터디지탈 패튼 홀딩스, 인크 Cell_fach 상태에서 불연속 수신과 다운링크 주파수간 측정 및 무선 액세스 기술간 측정을 수행하기 위한 방법 및 장치
CN101588625B (zh) * 2008-05-20 2012-07-25 电信科学技术研究院 一种激活时刻的控制方法和装置
US20090303891A1 (en) * 2008-06-06 2009-12-10 Motorola, Inc. Mobile Station and Method Therefor Using Doppler and Cell Transition History for Cell Evaluation in a Fast Moving Environment
CN101635991A (zh) * 2008-07-25 2010-01-27 中兴通讯股份有限公司 一种用户设备非连续发送状态的转换方法
KR101074121B1 (ko) * 2008-09-23 2011-10-17 한국전자통신연구원 위치 정보를 이용한 이종 망간 핸드오버 제어장치 및 수행방법, 모바일 라우터
GB2466226B (en) * 2008-12-15 2012-11-14 King S College London Improvements in or relating to network mobility
JP5440117B2 (ja) * 2009-11-20 2014-03-12 富士通株式会社 無線通信システム、移動中継局、移動局及び無線通信方法
KR101317341B1 (ko) * 2009-12-21 2013-10-11 한국전자통신연구원 계층3 핸드오버 시의 패킷정렬 시간 단축 방법 및 이를 채용한 이동형 위성단말 장치
WO2011083729A1 (ja) * 2010-01-08 2011-07-14 シャープ株式会社 移動通信システム、モビリティ管理装置、データ配信装置、移動通信方法及びプログラム
US8954104B2 (en) * 2011-02-15 2015-02-10 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Synchronization of PICO-nodes in a heterogeneous cellular network deployment
JP5604586B2 (ja) 2011-04-04 2014-10-08 京セラ株式会社 移動通信方法、基地局、及び無線端末
CN103024879B (zh) * 2011-09-22 2015-08-19 普天信息技术研究院有限公司 一种调整非连续接收周期的方法
CN103167551B (zh) * 2011-12-15 2016-06-29 华为技术有限公司 一种用户设备ue上报测量结果的方法和用户设备
US20150215830A1 (en) * 2012-01-30 2015-07-30 Nokia Solutions And Networks Oy Mobility with Discontinuous Reception Using Mobility State
EP2848082B1 (en) * 2012-05-11 2019-05-08 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Extended semi-persistent scheduling (sps) configuration flexibility for infrequent dense resource allocations
CN103428780B (zh) * 2012-05-14 2018-08-24 中兴通讯股份有限公司 用户设备移动性参数上报方法及系统、ue、网络设备
WO2014034090A1 (ja) 2012-08-30 2014-03-06 日本電気株式会社 移動通信ネットワークにおけるモビリティ制御方法および装置
CN105659666A (zh) * 2014-09-30 2016-06-08 华为技术有限公司 移动终端的控制方法和移动终端
CN104540239B (zh) * 2014-12-12 2018-09-04 大唐移动通信设备有限公司 一种drx参数的分配方法及装置
US9848362B2 (en) * 2015-01-30 2017-12-19 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Radio cell arrangement in high speed scenario
EP3324674B1 (en) 2015-08-13 2021-06-02 Huawei Technologies Co., Ltd. Configuration of suitable rrm parameters for communications in a high-speed mobility scenario

Also Published As

Publication number Publication date
CN111328090A (zh) 2020-06-23
JP2018523426A (ja) 2018-08-16
EP3324674A4 (en) 2018-07-25
EP3324674B1 (en) 2021-06-02
CN107925903A (zh) 2018-04-17
EP3927069A1 (en) 2021-12-22
EP3324674A1 (en) 2018-05-23
CN107925903B (zh) 2020-02-21
CN111328090B (zh) 2021-10-26
US20180167856A1 (en) 2018-06-14
US10524174B2 (en) 2019-12-31
US20200112893A1 (en) 2020-04-09
WO2017024591A1 (zh) 2017-02-16
US10716041B2 (en) 2020-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6653376B2 (ja) アクセスネットワーク装置、ユーザ機器、通信システム、及び通信方法
JP6668378B2 (ja) ワイヤレス通信ネットワークにおけるリレー接続を管理するためのシステム、方法、および装置
EP2961242B1 (en) Mobile communication system, user terminal, and base station
US10257752B2 (en) Method and apparatus for selecting network and distributing traffic in heterogeneous communication environment
US20090290555A1 (en) Autonomous anonymous association between a mobile station and multiple network elements in a wireless communication system
US20090291686A1 (en) Autonomous connectivity between a mobile station and multiple network elements for minimizing service discontinuities during handovers in a wireless communication system
KR102091696B1 (ko) 이동 통신 시스템에서 매크로 셀과 스몰 셀 간 스위칭 동작 수행 장치 및 방법
JP2020523815A (ja) 測定レポートの方法および装置
US20150230144A1 (en) Method of Handover in Device to Device Communication, Base Station and Communication System
US20190335370A1 (en) Methods and system for managing handover procedure in a radio access network
JP6182667B2 (ja) エナジーセービングセルの起動のためのユーザ機器検出
WO2022082518A1 (zh) 信号的接收和发送方法、装置和通信系统
CN114125857A (zh) 一种确定传输规则的方法、网络设备及装置
US20160021591A1 (en) Data transmission method, communications device, and communications system
JP6538026B2 (ja) ネットワーク選択制御方法、基地局、及びユーザ端末
US20220225202A1 (en) Communication control method and user equipment
US20230232300A1 (en) Ue fallback from dual-active protocol stack to conditional handover
WO2019161563A1 (en) Handling of smtc information at user equipment
JP6732184B2 (ja) ユーザ端末及び移動通信方法
CN107431940B (zh) 用于在无线通信系统中控制上行链路的覆盖的方法和装置
JP7276416B2 (ja) セル設定装置及び方法
US20230163914A1 (en) Determining beam failure detection reference signals in inter-cell multi-downlink control information multi-transmission reception point
CN115884283A (zh) 测量方法及装置、计算机可读存储介质、终端设备

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6653376

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250