JP6652018B2 - 液浸槽及び液浸冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液浸槽及び液浸冷却装置に関する。
近年、データセンターにおいて、サーバやストレージ等の電子機器を高密度に実装することが要求されている。一方、電子機器の高性能化にともない、電子機器の発熱量が増大している。
発熱量が大きい電子機器を高密度に実装すると、電子機器の温度が許容上限温度を超えてしまい、誤動作や故障の原因となる。そのため、発熱量が大きい電子機器を高密度に実装しても十分に冷却できる冷却方法が要求されている。
そのような冷却方法の一つとして、電子機器を液体の冷媒中に浸漬して冷却することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種の冷却方法では、液浸槽内に冷媒を入れ、冷媒中に電子機器を浸漬して、液浸槽と熱交換器との間で冷媒を循環させている。冷媒には、例えばフッ化炭素化合物等の絶縁性が高い液体が使用される。
電子機器で発生した熱は、冷媒を介して熱交換器に送られ、熱交換器から外部に排出される。一方、熱交換器を通ることにより温度が低下した冷媒は、液浸槽に戻される。
WO2016/088280
液浸槽中の冷媒は、電子機器により暖められると上昇する。そのため、電子機器から排出された熱を効率よく熱交換器に輸送するために、液浸槽の冷媒排出口を、冷媒の液面近傍(液面よりも若干下)に配置している。しかし、設備の拡大や縮小、又は電子機器のメンテナンス等にともない、液浸槽中に浸漬する電子機器の数が増減し、それにより液浸槽内の冷媒の液面高さが変化することがある。液浸槽内の冷媒の液面高さが変化すると、液面近くの高温の冷媒を熱交換器に輸送することができなくなって、その結果電子機器の冷却効率が低くなる。
開示の技術は、冷媒の液面高さが変化しても冷却効率の低下が回避できる液浸槽及び液浸冷却装置を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、液体の冷媒と前記冷媒中に浸漬する電子機器とを入れる液浸槽本体と、前記液浸槽本体に設けられた冷媒入口及び冷媒出口と、前記液浸槽本体内の前記冷媒の液面に浮かぶ冷媒排出部と、前記冷媒出口と前記冷媒排出部との間を接続し、前記液面の高さの変動による前記冷媒排出部の移動にともなって湾曲するホースとを有する液浸槽が提供される。
開示の技術の他の一観点によれば、液体の冷媒と前記冷媒中に浸漬する電子機器とを入れる液浸槽と、熱交換器と、前記液浸槽と前記熱交換器との間に前記冷媒を循環させるポンプと、前記液浸槽内に配置されて前記冷媒の液面に浮かぶ冷媒排出部と、前記液浸槽の冷媒出口と前記冷媒排出部との間を接続し、前記液面の高さの変動による前記冷媒排出部の移動にともなって湾曲するホースとを有する液浸冷却装置が提供される。
上記の液浸槽及び液浸冷却装置によれば、冷媒の液面高さが変化しても、冷却効率の低下が回避できる。
図1は、液浸冷却装置の一例を示す模式図である。 図2(a)は液浸槽内の電子機器の増加により冷媒の液面の位置が高くなった状態を示す模式図、図2(b)は液浸槽内の電子機器の減少により冷媒の液面の位置が低くなった状態を示す模式図である。 図3は、第1の実施形態に係る液浸冷却装置の構成を示す模式図である。 図4は、冷媒排出部の断面図である。 図5(a)は液浸槽内の電子機器の増加により冷媒の液面の位置が高くなった状態を示す模式図、図5(b)は液浸槽内の電子機器の減少により冷媒の液面の位置が低くなった状態を模式図である 図6(a),(b)は、第2の実施形態に係る液浸冷却装置の液浸槽を示す模式図である。 図7(a),(b)は、第2の実施形態の変形例を示す図である。 図8は、第3の実施形態に係る液浸冷却装置を示す模式図である。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
図1は、液浸冷却装置の一例を示す模式図である。
図1に示す液浸冷却装置10は、液浸槽11と、ポンプ12と、熱交換器13とを有している。液浸槽11中には液体の冷媒14が入れられており、冷媒14中には電子機器16が浸漬されている。液浸槽11の下側には冷媒入口11aが設けられており、液面よりも若干下側の位置に冷媒出口11bが設けられている。
液浸槽11の冷媒入口11aは配管15aを介してポンプ12の吐出口(デリバリ)に接続されており、ポンプ12の吸引口(サクション)は配管15bを介して熱交換器13の冷媒出口13bに接続されている。また、液浸槽11の冷媒出口11bは、配管15cを介して熱交換器13の冷媒入口13aに接続されている。
熱交換器13には、冷媒入口13aと冷媒出口13bとの間を連絡する冷媒流路(図示せず)と、冷却水が供給される冷却水入口13cと、冷却水が排出される冷却水出口13dとが設けられている。
このように構成された液浸冷却装置10において、ポンプ12が稼働すると、液浸槽11と熱交換器13との間を冷媒14が循環する。液浸槽11の冷媒入口11aは下側にあり、冷媒出口11bは上側にあるので、液浸槽11内には下から上に向かう冷媒14の流れが形成される。
電子機器16の稼働にともなって発生した熱により、電子機器16の周囲の冷媒14が暖められる。この暖められた冷媒14は、液浸槽11内を上昇し、冷媒出口11bから配管15cを通って熱交換器13に送られる。
熱交換器13では、冷却水入口13cから供給される冷却水により、冷媒流路を通る冷媒14が冷却される。そして、熱交換器13を通ることで温度が低下した冷媒14は、冷媒出口13bから配管15b、ポンプ12、及び配管15aを通って、冷媒入口13aから液浸槽11内に戻る。
ところで、設備の拡大や縮小、又は電子機器16のメンテナンス等にともない、液浸槽11内の電子機器16の数が変化する。
液浸槽11内の電子機器16の数が増えた場合は、例えば図2(a)に示すように液浸槽11内の冷媒14の液面の位置が高くなる。一般的に、温度が高くなるほど冷媒14の比重は小さくなるため、液面に近い冷媒14ほど温度が高くなる。従って、図2(a)のように冷媒14の液面の高さが高くなると、液浸槽11の冷媒出口11b付近の冷媒14の温度は、液面近くの冷媒14の温度よりも低くなり、熱交換器13に送られる冷媒14の温度が低下する。
一方、液浸槽11内の電子機器16の数が減少した場合は、例えば図2(b)に示すように液浸槽11内の冷媒14の液面の位置が低くなる。そうすると、冷媒出口11bが空気中に露出して、熱交換器13に送られる冷媒14中に空気が混じってしまう。
どちらの場合も、熱交換器13の熱交換効率が低下し、電子機器16の冷却効率が低下してしまう。
以下の実施形態では、冷媒の液面高さが変化しても冷却効率の低下が回避できる液浸冷却装置について説明する。
(第1の実施形態)
図3は、第1の実施形態に係る液浸冷却装置の構成を示す模式図である。
本実施形態に係る液浸冷却装置20は、液浸槽(液浸槽本体)21と、ポンプ22と、熱交換器23とを有している。
液浸槽21中には液体の冷媒24が入れられており、冷媒24中には電子機器26が浸漬されている。液浸槽21の下側には冷媒入口21aが設けられており、上側には冷媒出口21bが設けられている。ここでは、冷媒24としてフッ化炭素化合物を使用するものとする。
液浸槽21の冷媒入口21aは、配管25aを介してポンプ22の吐出口(デリバリ)に接続されており、ポンプ22の吸引口(サクション)は配管25bを介して熱交換器23の冷媒出口23bに接続されている。また、液浸槽21の冷媒出口21bは、配管25cを介して熱交換器23の冷媒入口23aに接続されている。
熱交換器23には、冷媒入口32aと冷媒出口32bとの間を連絡する冷媒流路(図示せず)と、冷却水が供給される冷却水入口23cと、冷却水が排出される冷却水出口23dとが設けられている。
本実施形態では、図3に示すように、液浸槽21の冷媒出口21bに柔軟性が高く容易に湾曲するホース31が接続されており、このホース31の先端は冷媒24の液面に浮かぶ冷媒排出部32に接続されている。柔軟性が高く容易に湾曲するホース31として、例えば蛇腹ホースがある。
図4は冷媒排出部32の断面図である。この図4に示すように、冷媒排出部32は、フロート33aと、フロート33aの下に配置された吸引口部33bとを有している。
フロート33aは冷媒24に浮くものであればよく、例えばステンレスにより形成された中空体を使用することができる。フロート33aを、ポリアミド又はポリカーボネート等の樹脂により形成してもよい。
吸引口部33bは、図4に示すようにフロート33aの下に配置され、ホース31が接続されるホース接続部34aを有している。また、吸引口部33bの側面及び底面には、冷媒24を取り入れるための複数の穴34bが設けられている。フロート33aと吸引口部31bとは一体的に形成されていてもよく、分離可能な状態で接続されていてもよい。
このように構成された液浸冷却装置20において、ポンプ22が稼働すると、液浸槽21と熱交換器23との間で冷媒24が循環する。すなわち、吸引口部33bが吸引口となり、液浸槽21内の冷媒24は吸引口部33bからホース31及び配管25cを通って熱交換器23に送られる。そして、冷媒24は、熱交換器23内の冷媒流路を通る間に冷却水により冷却され、その後ポンプ22及び配管25aを通って、冷媒入口21aから液浸槽21内に戻される。
図5(a)は液浸槽21内の電子機器26の増加により冷媒24の液面の位置が高くなった状態を示す模式図、図5(b)は液浸槽21内の電子機器26の減少により冷媒24の液面の位置が低くなった状態を示す模式図である
本実施形態では、前述したように、冷媒24の液面に浮かぶ冷媒排出部32が設けられており、液浸槽21の冷媒出口21bと冷媒排出部32との間は柔軟性が高いホース31で接続されている。
このため、冷媒24の液面が上下すると冷媒排出部32の位置も上下し、冷媒排出部32の上下方向の移動にともなってホース31は容易に湾曲する。そして、冷媒排出部32により液面近くの高温の冷媒24が吸引されて、熱交換器23に送られる。
つまり、本実施形態によれば、冷媒24の液面高さが変化しても、常に液面近くの高温の冷媒24が熱交換器23に送られる。これにより、熱交換器23の冷熱交換効率の低下が回避され、液浸槽21内に配置される電子機器26の数にかかわらず、電子機器26を常に効率よく冷却できるという効果を奏する。
(第2の実施形態)
液浸冷却装置に使用するフッ化炭素化合物等の冷媒は熱伝導性が比較的低く、電子機器により暖められた冷媒は電子機器の上方に滞留して熱が横方向に拡散しにくい。このため、液浸冷却装置の冷却効率をより一層向上させるためには、冷媒排出部を電子機器の真上に配置することが好ましい。
第2の実施形態では、冷媒の液面の位置が上下しても電子機器の真上に冷媒排出部を配置できる液浸冷却装置について説明する。
図6(a),(b)は、第2の実施形態に係る液浸冷却装置の液浸槽を示す模式図である。図6(a)は液浸槽21内において電子機器26が冷媒出口21bに比較的近い位置に配置された状態を模式的に示し、図6(b)は電子機器26が冷媒出口21bから比較的遠い位置に配置された状態を模式的に示している。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、液浸槽21の冷媒出口21bと冷媒排出部32との間を接続するホースが異なることにあり、その他の構成は基本的に第1の実施形態と同様である。そのため、図6(a),(b)において図3と同一物には同一符号を付して、第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。
本実施形態では、冷媒出口21bと冷媒排出部32との間を接続するホース41として、柔軟性と伸縮性とを具備する蛇腹ホースを使用している。
電子機器26が冷媒出口21bから比較的近い位置に配置されている場合は、図6(a)に示すようにホース41を縮めることにより、電子機器26の真上に冷媒排出部32を配置することができる。
また、電子機器26が冷媒出口21bから比較的遠い位置に配置されている場合は、図6(b)に示すようにホース41を伸ばすことにより、電子機器26の真上に冷媒排出部32を配置することができる。
本実施形態ではホース41として柔軟性と伸縮性とを具備する蛇腹ホースを使用しているが、柔軟性を有するホースと、内側の管と外側の管とがスライドして伸縮する構造の伸縮管とを組み合わせて使用してもよい。
(変形例)
図7(a),(b)は、第2の実施形態の変形例を示す図である。図7(a)は液浸槽21内において電子機器26が冷媒出口21bに比較的近い位置に配置された状態を模式的に示す上面図であり、図7(b)は電子機器26が冷媒出口21bから比較的遠い位置に配置された状態を模式的に示す上面図である。
図7(a),(b)に示す液浸槽21では、冷媒出口12bと冷媒排出部32との間を接続するホース43として、らせん状に旋回することで柔軟性と伸縮性とを付与したホースを使用している。電子機器26の位置に応じてらせん状のホース43を伸縮させることにより、冷媒排出部32を常に電子機器26の真上に配置することができる。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に係る液浸冷却装置を示す模式図である。図8は、液浸槽を上から見た状態を示している。本実施形態が第2の実施形態と異なる点は、液浸槽内に複数の冷媒排出部32が配置されていることにあり、その他の構成は基本的に第2の実施形態と同様である。そのため、図8において、図6(a),(b)と同一物には同一符号を付して、重複する部分の説明は省略する。
本実施形態では、図8に示すように、液浸槽21の液面に複数(図8では3個)の冷媒排出部32が浮かんでいる。それらの冷媒排出部32は、第1の実施形態で説明したように、フロート33aと吸引口部33bとを有している(図4参照)。
また、液浸槽21の冷媒出口21bには集合管45が接続されている。そして、各冷媒排出部32と集合管45との間は、それぞれホース41で接続されている。それらのホース41は、第2の実施形態で説明したように、いずれも柔軟性と伸縮性を具備している。
本実施形態では、図8に示すように、液浸槽21内に配置された電子機器26の位置に応じて各ホース41を伸縮させることで、各電子機器26の真上にそれぞれ冷媒排出部32を配置できる。これにより、各電子機器26で暖められた冷媒24を効率的に熱交換器23(図3参照)に送ることができ、その結果電子機器26の冷却効率がより一層向上する。
以上の諸実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)液体の冷媒と前記冷媒中に浸漬する電子機器とを入れる液浸槽本体と、
前記液浸槽本体に設けられた冷媒入口及び冷媒出口と、
前記液浸槽本体内の前記冷媒の液面に浮かぶ冷媒排出部と、
前記冷媒出口と前記冷媒排出部との間を接続し、前記液面の高さの変動による前記冷媒排出部の移動にともなって湾曲するホースと
を有することを特徴とする液浸槽。
(付記2)前記冷媒排出部は、前記冷媒の液面に浮かぶフロートと、前記フロートの下に配置されて前記液浸槽本体内の前記冷媒を吸引する際の吸引口となる吸引口部とを有する
ことを特徴とする付記1に記載の液浸槽。
(付記3)前記ホースが、蛇腹ホースであることを特徴とする付記1又は2に記載の液浸槽。
(付記4)前記ホースが、伸縮可能であることを特徴とする付記1又は2に記載の液浸槽。
(付記5)前記冷媒排出部及び前記ホースをそれぞれ複数有することを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の液浸槽。
(付記6)前記冷媒入口は前記液浸槽本体の下部に配置され、前記冷媒出口は前記液浸槽本体の上部に配置されていることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の液浸槽。
(付記7)液体の冷媒と前記冷媒中に浸漬する電子機器とを入れる液浸槽と、
熱交換器と、
前記液浸槽と前記熱交換器との間に前記冷媒を循環させるポンプと、
前記液浸槽内に配置されて前記冷媒の液面に浮かぶ冷媒排出部と、
前記液浸槽の冷媒出口と前記冷媒排出部との間を接続し、前記液面の高さの変動による前記冷媒排出部の移動にともなって湾曲するホースと
を有することを特徴とする液浸冷却装置。
(付記8)前記冷媒排出部は、前記冷媒の液面に浮かぶフロートと、前記フロートの下に配置されて前記液浸槽本体内の前記冷媒を吸引する際の吸引口となる吸引口部とを有する
ことを特徴とする付記7に記載の液浸冷却装置。
(付記9)前記ホースが、蛇腹ホースであることを特徴とする付記7又は8に記載の液浸冷却装置。
10,20…液浸冷却装置、11,21…液浸槽、11a,21a…冷媒入口11b,21b…冷媒出口、12,22…ポンプ、13,23…熱交換器、14,24…冷媒、16,26…電子機器、31,41,43…ホース、32…冷媒排出部、33a…フロート、33b…吸引口部、45…集合管。

Claims (5)

  1. 液体の冷媒と前記冷媒中に浸漬する電子機器とを入れる液浸槽本体と、
    前記液浸槽本体に設けられた冷媒入口及び冷媒出口と、
    前記液浸槽本体内の前記冷媒の液面に浮かぶ冷媒排出部と、
    前記冷媒出口と前記冷媒排出部との間を接続し、前記液面の高さの変動による前記冷媒排出部の移動にともなって湾曲するホースと
    を有することを特徴とする液浸槽。
  2. 前記冷媒排出部は、前記冷媒の液面に浮かぶフロートと、前記フロートの下に配置されて前記液浸槽本体内の前記冷媒を吸引する際の吸引口となる吸引口部とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液浸槽。
  3. 前記ホースが、伸縮可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液浸槽。
  4. 前記冷媒排出部及び前記ホースをそれぞれ複数有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液浸槽。
  5. 液体の冷媒と前記冷媒中に浸漬する電子機器とを入れる液浸槽と、
    熱交換器と、
    前記液浸槽と前記熱交換器との間に前記冷媒を循環させるポンプと、
    前記液浸槽内に配置されて前記冷媒の液面に浮かぶ冷媒排出部と、
    前記液浸槽の冷媒出口と前記冷媒排出部との間を接続し、前記液面の高さの変動による前記冷媒排出部の移動にともなって湾曲するホースと
    を有することを特徴とする液浸冷却装置。
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