JP3146159U - 洗浄機用温水タンク - Google Patents

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利行 番所
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株式会社洲本整備機製作所
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Abstract

【課題】温水タンクに給水されても、温水の温度が低下しないようにして、長時間温水洗浄できるようにする。
【解決手段】温水を貯めておくタンク本体1内に、電気ヒータ3を内装した加熱室2が形成される。加熱室2の下部に、タンク本体1の下部に通じる入口21が設けられ、加熱室2の上部に、タンク本体1の上部に通じる出口22が設けられる。タンク本体1の下部に、水の補給用の給水口4が設けられ、タンク本体1の上部に、水位に応じて上下動可能な取水口5が設けられる。水位が低下したとき、給水口4から補給された水が、タンク本体1の下部に貯まり、入口21から加熱室2に入る。電気ヒータ3により温められた水は上部に移動する。加熱室2の出口22から出た温水はタンク本体1の上部に溜まり、温水が水面近くに位置する取水口5から噴射ノズルに供給される。
【選択図】図1

Description

本考案は、温水により自動車等の被洗浄物を洗浄する洗浄機に使用される温水タンクに関する。
自動車等を洗浄する洗浄機は、温水を高圧噴射して、水噴射では落ちにくい汚れを落とす。洗浄機では、温水を生成して貯める温水タンクを備えており、温水タンクからポンプを介して噴射ノズルに温水が供給される。
温水タンクでは、例えば特許文献1に記載のように、ヒータが内装され、電気を利用して温水を生成する。灯油や軽油等の液体燃料を燃焼させて、温水を生成するものに比べて、CO排出量の低減に寄与する。
特開平9−123879号公報
一般的な温水タンクを図2に示す。タンク本体30に、電気ヒータ31が内装されている。ボールタップ32を通じて水道33から供給された水が、電気ヒータ31により加熱され、80℃〜100℃の温水が生成され、温水タンクに貯められる。温水を噴射するために加圧ポンプ34が作動すると、タンク本体1内の取水口35から温水が吸い込まれ、噴射ノズルから温水が噴射される。なお、図中、36はストレーナ、37はサーモスタットである。
温水が噴射されると、温水タンクの水位が下がり、ボールタップ32の弁38が開いて、タンク本体1の上部から給水される。冷たい水が入ることにより、対流が生じ、温水の温度が徐々に下がってくる。そのため、洗浄に必要な温度を数分しか保てなくなり、洗浄作業に支障を来す。
上記のような構造の温水タンクでは、長時間温水を供給することができない。そこで、本考案は、上記に鑑み、タンク本体内での対流が発生しないようにして、温水の温度低下を防いで、長時間の温水洗浄を可能にする洗浄機用温水タンクの提供を目的とする。
本考案は、温水を貯めておくタンク本体内に、加熱源を内装した加熱室が形成され、加熱室の下部に、タンク本体の下部に通じる入口が設けられ、加熱室の上部に、タンク本体の上部に通じる出口が設けられ、タンク本体の下部に、水の補給用の給水口が設けられ、タンク本体の上部に、水位に応じて上下動可能な取水口が設けられたものである。
給水口から補給された水が加熱室に入って、加熱源により温められて上昇し、出口から出ていく。そして、加熱室により生成された温水がタンク本体の上部に貯まる。この温水が取水口から噴射ノズルに供給される。
タンク本体の下部には、給水口から補給された水が貯まる。加熱室によって生成された温水は上部に貯まり、温かい水と冷たい水とは分離される。そのため、タンク本体内では対流が生じない。補給された冷たい水は、上部に貯まった温水とは混ざらない。そのため、水位の低下により給水されても、温水の温度は低下せず、一定温度の温水を常に供給することができる。
給水口は加熱室の入口よりも低い位置にある。給水口からの水が直接加熱室に入ることを防止できる。そのため、温かい水を加熱することができ、温水の生成時間を短縮できる。
取水口にフロートが取り付けられ、取水口は、常に水面近くに位置する。これによって、給水されたときであっても、取水口から常に温水を取り込むことができる。
加熱室の下部に、加熱源として電気ヒータが設置され、入口が上向きに形成され、出口が上に向かって延びた流路の先端に形成される。上向きの入口により、タンク本体の底に貯まった水が加熱室に流れ込まないようにできる。このような流路を形成することにより、加熱された水を拡散することなく、上部に移動させることができる。これによって、入口から加熱しなければならない水をスムーズに取り入れることができる。
本考案によると、生成した温水はタンク本体の上部に貯められ、水位低下によって給水したときでも、タンク本体の下部に給水されるので、温水の温度低下を防ぐことができる。そして、水面近くから洗浄用の温水を取り込むことにより、一定温度の温水を供給することができ、長時間にわたって安定した温水洗浄が可能となる。
本実施形態の洗浄機用温水タンクを図1に示す。本温水タンクは、洗浄機の噴射ノズルから噴射するための温水を生成して貯めておくタンクである。温水を貯めておくタンク本体1内に、温水を生成するための加熱室2が形成され、加熱室2内に、加熱源として電気ヒータ3が設置される。また、タンク本体1内に、水の補給用の給水口4および温水供給用の取水口5が設けられる。
タンク本体1の上部に、ボールタップ6が設けられる。ボールタップ6の弁7がタンク本体1の側壁に取り付けられ、弁7は水道8に接続される。この弁7にパイプ9が接続され、パイプ9はタンク本体1内を下に向かって延びる。パイプ9の先端は、タンク本体1の下部に位置し、この先端が給水口4となる。
タンク本体1の上部に、取水口5が設けられる。加圧ポンプ10に接続されたホース11が、タンク本体1の側壁の上部を貫通して、タンク本体1内に差し込まれている。ホース11の先端が取水口5となる。取水口5には、ストレーナ12が装着され、ストレーナ12にフロート13が取り付けられている。これにより、フレキシブルなホース11は、水面近くに浮かび、取水口5が水面近くに位置する。そして、水位の変動に応じてフロート13が上下すると、ホース11が変形して取水口5も上下動する。したがって、取水口5は、常に水面近くに保持される。
加熱室2は、タンク本体1内の下部の一部が仕切り板20によって仕切られて形成された空間である。加熱室2の上部および下部に、タンク本体1内に通じる開口が形成され、下部の開口が加熱室2の入口21とされ、上部の開口が加熱室の出口22とされる。
電気ヒータ3は、加熱室2の下部において、タンク本体1の側壁に取り付けられる。電気ヒータ3よりも上方では、加熱室2の上部が上に向かって延びた筒状に形成され、この筒状の流路23の先端の開口が出口22となる。
なお、この出口22の位置は、貯められた温水の水位が低下して、水の補給が開始されるときの所定水位よりも低い位置に設定しておくとよい。すなわち、出口22は、常に水面下にあるのが好ましい。温められた水を常に供給し続けることができ、水温を一定に保てる。
加熱室2の入口21は、上向きに形成される。タンク本体1の底板に、加熱室2の下部の開口を囲むように立壁24が形成される。この立壁24と仕切り板20との間が入口21となる。給水口4は、立壁24よりも低い位置にあるので、入口21よりも低い位置となる。この立壁24によって、底板に沿う流れが規制され、給水口4から出た水は、直接加熱室2に流れ込むことを防げる。
上記構成の温水タンクにおいて、所定の温度、例えば80℃に保たれた温水が貯められる。洗浄機が使用されると、ポンプ10が作動して、温水が噴射ノズルから噴射される。洗浄中、温水タンクの温水は減り、水位が下がる。所定水位になると、ボールタップ6の弁7が開き、水道水が供給される。タンク本体1の下部に冷たい水が補給される。
電気ヒータ3に通電されると、加熱室2内の水が加熱され、温かい水は流路23を上に向かって移動し、出口22から加熱室2外に流れ出す。タンク本体1の上部には温かい水が貯まる。加熱室2内で加熱された水と加熱室2外に貯まった水とは完全に分離されるので、この温水タンクでは対流は生じない。そのため、温水の層と水の層とができる。
加熱室2内での温水の移動に伴い、入口21から水が加熱室2内に流れ込む。給水口4から出た水は、立壁24に沿って上方に向かって流れる。このとき、供給された水は温かい水と混じり合う。そのため、冷たい水がいきなり加熱室2に入るのではなく、温められた水が加熱室2に入る。これにより、加熱時間を短縮でき、すばやく温められた水が加熱室2からタンク本体1内に移動する。タンク本体1の上部には、温水が貯まっていき、温度の低い水は下部に移動して、再び加熱される。
このように、冷たい水が給水されても、温水タンク内の上部に、一定した温度の温水を十分に貯めておくことができる。水位の変動にかかわらず、取水口5は常に水面近くにあるので、一定温度の温水を洗浄用に絶えず供給することができる。そして、加熱室2において温水が生成され、上部の温水の層に絶えず補給される。したがって、長時間温水洗浄を続けることができる。
ところで、給水口4から水が供給されて、サーモスタット25により水温が下がったことが検出されたときに、電気ヒータ3への通電が開始される。これに代わり、常に電気ヒータ3に通電しておいてもよい。温水が加熱室2からタンク本体1内に移動し、全体の温水の温度が一定に保持され、さらに長時間温水を供給し続けることができる。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。加熱源として、ヒートポンプを用いてもよい。
本考案の洗浄機用温水タンクの内部機構を示す図 従来の洗浄機用温水タンクの内部機構を示す図
符号の説明
1 タンク本体
2 加熱室
3 電気ヒータ
4 給水口
5 取水口
6 ボールタップ
21 入口
22 出口

Claims (4)

  1. 温水を貯めておくタンク本体内に、加熱源を内装した加熱室が形成され、加熱室の下部に、タンク本体の下部に通じる入口が設けられ、加熱室の上部に、タンク本体の上部に通じる出口が設けられ、タンク本体の下部に、水の補給用の給水口が設けられ、タンク本体の上部に、水位に応じて上下動可能な取水口が設けられ、補給された水が加熱室に入って、加熱源により温められて上昇し、加熱室により生成された温水がタンク本体の上部に貯まり、この温水が取水口から噴射ノズルに供給されることを特徴とする洗浄機用温水タンク。
  2. 給水口が加熱室の入口よりも低い位置にあることを特徴とする請求項1記載の洗浄機用温水タンク。
  3. 取水口にフロートが取り付けられ、取水口は、常に水面近くに位置することを特徴とする請求項1または2記載の洗浄機用温水タンク。
  4. 加熱室の下部に、加熱源として電気ヒータが設置され、入口が上向きに形成され、出口が上に向かって延びた流路の先端に形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄機用温水タンク。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101259441B1 (ko) * 2011-04-14 2013-04-30 다연산업 주식회사 소독액 보온탱크
JP2018036930A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 富士通株式会社 液浸槽及び液浸冷却装置

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JP2001227038A (ja) * 2000-02-14 2001-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 人体洗浄装置

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