JP6651194B1 - 電動工具のガイド機構及び電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイルの貼付けモルタルを削り取るなど細かな研削作業をする際に、市販の電動工具に後付け可能な簡単で安価な構成により精度良く研削位置をガイドすることができる電動工具用のガイド機構及びそのガイド機構を備えた電動工具を提供する。【解決手段】手持ち回転式の電動工具(ディスクグラインダー10)のスピンドルを軸方向に延長して、軸方向と直交する面を研削する際に、研削角度を調整してガイドするガイド機構1において、電動工具(ディスクグラインダー10)に揺動自在に取り付けられた第1プレート2と、この第1プレート2に取り付けられた第2プレート3を設け、第1プレート2と第2プレート3とを、いずれか一方又は両方に形成された長孔(上長孔,下長孔)を介して互いに螺着することにより、両プレートの板面同士の固定角度を調整自在に構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルを有する回転式の手持ち電動工具を用いて研削作業を行う際にガイドする電動工具のガイド機構及びそのガイド機構を備えた電動工具に関するものである。
建物の外壁タイルでは、劣化して浮きなどの異常がないか否かを調査して、不具合があった場合は、貼付けモルタルごと引き剥がし、新たな外壁タイルに貼り替えて外壁タイルを補修することが行われている。
従来、このような外壁タイルの補修工事において、貼付けモルタルを剥がす際には、電動スクレーパーやハンマードリルなどの打撃を加えて斫り取ることが主流であった。しかし、外壁タイルの補修時は、建物を使用しながら行うことが通常であり、打撃を加えて斫り取るのは、騒音が激しく好ましくないという問題があった。
そこで、近年、ディスクグラインダー(ディスクサンダー)などの回転式の電動工具のスピンドルにジョイント部材を接続して軸方向に延長し、そのジョイントの軸方向と直交する面が研削面となった研磨用のドライカップを取り付けて貼付けモルタルを研削して斫り取ることが行われている。このドライカップは、研削刃としてダイヤモンドなどの高硬度チップがロウ付け(他の金属に埋設されて固定されること)された小径のドライカップ(小型ホイール)を回転させて、軸方向と直交する面のモルタル等を斫り取るものである。
しかし、このような手持ちの回転式電動工具を用いて、ドライカップ等で軸方向と直交する面の貼付けモルタルを回転研削して斫り取る場合、補修箇所と隣接するタイルにドライカップが接触して健全なタイルを傷つけるおそれがあった。また、ドライカップによる貼付けモルタルの研削が進行してコンクリート構造物の躯体が露出してきた場合、躯体にドライカップのビットが一定の傾斜角度以上で接触すると、ビットが躯体に跳ね返って電動工具がぶれてしまうという問題もあった。
そこで、このような手持ちの回転式電動工具を用いて、ドライカップ等で軸方向と直交する面を回転研削する際に、研削位置を的確にガイドするガイド機構が求められていた。
このような手持ちの回転式電動工具のガイドとしては、特許文献1に、シール部としての防塵リング31はリングホルダー32に設けられており、リングホルダー32は集塵カバー22の外径よりも大きな内径を有し集塵カバー22を覆うガイド部32aと、集塵カバー22の円筒状カバー部26の外側に摺動自在に嵌合される摺動部32bとを有しており、ガイド部32aと摺動部32bは一体となっている研削機10(グラインダー)が開示されている(特許文献1の特許請求の範囲の請求項3、明細書の段落[0023],[0024]、図面の図3〜図5等参照)。
しかし、特許文献1に記載の研削機10(グラインダー)のガイド部32aは、研削位置を正確にガイドするガイド部材ではなく、ダイヤモンド砥石15の研削対象物との角度や距離を調整することができるものではなかった。また、特許文献1に記載の発明は、研削機10(グラインダー)としての通常の使用方法が想定されているだけで、スピンドルにジョイント部材を接続して軸方向に延長することは想定されていない。このため、特許文献1に記載の研削機10は、前記問題を解決できるものではなかった。
また、特許文献2には、携帯切削工具類の切削部分の深さ方向を調整するガイド機構が開示されている(特許文献2の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0009]〜[0013]、図面の図1〜図4等参照)。
しかし、特許文献2に記載の携帯切削工具は、大きな基板板100を切削対象物に当接してガイドするものであり、外壁タイルの補修の際の貼付けモルタルを削り取る際に使用できるものではなかった。また、特許文献2に記載の携帯切削工具のガイド機構は、作業面に対する切削具の高さを変えることができる機構であり、手持で持って携帯切削工具を左右に移動させる際に、研削位置を正確に調整できる機構ではなかった。このため、特許文献2に記載の携帯切削工具は、前記問題を解決できるものではなかった。
特開2013−63495号公報 特表2016−531012号公報
そこで、本発明は、前述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、タイルの貼付けモルタルを削り取るなど細かな研削作業をする際に、市販の電動工具に後付け可能な簡単で安価な構成により精度良く研削位置をガイドすることができる電動工具用のガイド機構及びそのガイド機構を備えた電動工具を提供することにある。
請求項1に係る電動工具のガイド機構は、手持ち回転式の電動工具のスピンドルに延長ジョイントを装着して前記スピンドルを軸方向に延長して、当該軸方向と直交する面を研削する際に、研削対象物との研削角度を調整してガイドする電動工具のガイド機構であって、前記電動工具に取り付けられた第1プレートと、この第1プレートに取り付けられた第2プレートと、を備え、前記第1プレートと前記第2プレートとは、いずれか一方又は両方に形成された長孔を介して互いに螺着されることにより、両プレートの板面同士の固定角度が調整自在に構成され、前記第2プレートには、前記スピンドルに装着された集塵カバーの回転を阻止する回転阻止片が形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る電動工具のガイド機構は、手持ち回転式の電動工具のスピンドルに延長ジョイントを装着して前記スピンドルを軸方向に延長して、当該軸方向と直交する面を研削する際に、研削対象物との距離を調整してガイドする電動工具のガイド機構であって、前記電動工具に取り付けられた第1プレートと、この第1プレートに取り付けられた第2プレートと、を備え、前記第1プレートと前記第2プレートとは、いずれか一方又は両方に形成された長孔を介して互いに螺着されることにより、両プレートの板面同士の固定位置が調整自在に構成され、前記第2プレートには、前記スピンドルに装着された集塵カバーの回転を阻止する回転阻止片が形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る電動工具のガイド機構は、請求項1又は2に記載の電動工具のガイド機構において、前記第1プレートと前記第2プレートとは、いずれか一方又は両方に形成された2以上の長孔を介して互いに螺着されることにより、両プレートの板面同士の固定角度及び固定位置が調整自在に構成されていることを特徴とする。
請求項4に係る電動工具のガイド機構は、請求項1ないし3のいずれかに記載の電動工具のガイド機構において、前記第1プレートと前記第2プレートとは、前記長孔が形成されたプレートの他方のプレートに、ボルト孔と、そのボルト孔を中心とする円弧状の円弧状長孔とが形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る電動工具のガイド機構は、請求項1ないし4のいずれかに記載の電動工具のガイド機構において、前記第2プレートは、断面L字状に形成されたL型アングルからなり、長手方向の一端が折り返された折返し部に、前記長孔が形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る電動工具のガイド機構は、請求項1ないし5のいずれかに記載の電動工具のガイド機構において、前記第1プレートと前記第2プレートとは、蝶ナットを用いて螺合されて固定されていることを特徴とする。
請求項に係る電動工具は、回転駆動するスピンドルを有する手持ちの回転式の電動工具であって、請求項1ないしのいずれかに記載の電動工具のガイド機構を備えることを特徴とする。
請求項1〜に記載の発明によれば、タイルの貼付けモルタルを削り取るなど細かな研削作業をする際に後付け可能な簡単で安価な構成により精度良く研削位置をガイドすることができる。このため、補修箇所と隣接するタイルにドライカップが接触して健全なタイルを傷つけるおそれを払拭することができる。
また、請求項1〜に記載の発明によれば、ドライカップによる貼付けモルタルの研削が進行してコンクリート構造物の躯体が露出してきた場合、躯体にドライカップのビットが一定の傾斜角度以上で接触するおそれもなくなる。よって、ビットが躯体に跳ね返って電動工具がぶれてしまうという問題も解決することができる。
その上、請求項1〜7に記載の発明によれば、電動工具にオプションとして装着した集塵カバーの回転を阻止することができる。このため、集塵カバーをスピンドル又はその延長ジョイントに装着することが可能となり、スピンドルの径に応じて様々なメーカーの回転式電動工具に後付けで集塵カバーを装着して集塵することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、ボルト孔と、そのボルト孔を中心とする円弧状の円弧状長孔とが形成されているので、第1プレートと第2プレートとの角度調整を極めて容易に行うことができる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、ガイドする際に壁等の研削対象物等に当接して定規となる第2プレートの板面にボルトなどの突出物が突出せず、スムーズに電動工具をガイドすることができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、第1プレートと第2プレートとが、蝶ナットを用いて螺合されているので、第1プレートと第2プレートとの固定角度及び固定位置の調整や修正を短時間で繰り返し行うことが容易である。
請求項に記載の発明によれば、前記作用効果を電動工具において達成することができる。
本発明の実施形態に係るガイド機構を備えた電動工具の使用状態を示す斜視図である。 図1の左側面図である。 本発明の実施形態に係るガイド機構の第1プレートを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るガイド機構の第2プレートを示す斜視図である。 同上の第2プレートを示す正面図である。 同上の第2プレートを示す右側面図である。 同上の第2プレートを示す平面図である。 本発明の実施形態に係る電動工具のオプションである集塵カバーを示す斜視図である。 同上の集塵カバーのカバー本体を示す斜視図である。 同上の集塵カバーのカバー本体を示す正面図である。 同上の集塵カバーの装着プレートを示す斜視図である。 同上の集塵カバーのベアリング機構を示す斜視図である。 同上のベアリング機構の構成を模式的に示す鉛直断面である。 本実施形態に係る電動工具に装着された延長ジョイントを示す斜視図である。 同上の電動工具に装着されたドライカップを基端側から見た斜視図である。 同上のドライカップを先端側から見た斜視図である。 市販のディスクグラインダーを示す斜視図である。 同上の市販のディスクグラインダーのスピンドル周辺の構成を示す分解斜視図である。
以下、本発明に係る電動工具のガイド機構及びそれを装着した電動工具を実施するための一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<電動工具のガイド機構>
先ず、図1〜図7を用いて、本発明の実施形態に係る電動工具のガイド機構1(以下、単にガイド機構1という)の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るガイド機構1を備えた電動工具の使用状態を示す斜視図であり、図2は、その左側面図である。図示形態は、本実施形態に係る電動工具であるディスクグラインダー10にドライカップ7及び後述の集塵カバー5を装着して外壁タイルT1の補修工事における貼付けモルタルM1を斫り取って剥がす場合を例示している。
本実施形態に係るガイド機構1は、図1,図2に示すように、第1プレート2と第2プレート3など、からなり、本発明の実施形態に係る電動工具であるディスクグラインダー10の研削作業をガイドする機能を有している。この第1プレート2と第2プレート3とは、蝶ナットTNを用いて螺合されて固定されている。このため、第1プレート2と第2プレート3との固定角度及び固定位置の調整を指で即時に緩めたり、締めたりするだけで行うことができ、短時間で繰り返し行うことが容易となっている。
(第1プレート)
図3は、第1プレート2を示す斜視図である。図3に示すように、第1プレート2は、先端部分が拡幅した横方向を長手方向とする台形状の鋼板からなるプレート本体20を備えている。このプレート本体20は、延びたZ字状に台形状の鋼板から折り曲げ加工され、ディスクグラインダー10に固定される基端側は、ボルト孔21が形成されている。
この第1プレート2は、ディスクグラインダー10の補助ハンドル装着用の雌ねじ部15に螺着可能な六角穴付ボルトBがボルト孔21に挿通されて螺合されることにより、ボルト孔21を中心にディスクグラインダー10に対して揺動自在に固定される(図1,図2参照)。このため、市販の電動工具であるディスクグラインダー10に簡単に後付けして使用することができる。
また、プレート本体20の先端側には、蝶ナットTNに螺合するボルトを挿通するボルト孔22が穿設されているとともに、このボルト孔22を中心とする円弧状の円弧長孔23も形成されている。このため、後述のように、ボルト孔22を中心に、第2プレート3の第1プレート2に対する固定の角度調整が容易となっている。
(第2プレート)
図4は、本発明の実施形態に係るガイド機構の第2プレート3を示す斜視図であり、図5は、第2プレート3を示す正面図である。また、図6は、第2プレート3を示す右側面図であり、図7は、第2プレート3を示す平面図である。図4〜図7に示すように、第2プレート3は、プレート状の鋼板からなるプレート本体30を有し、このプレート本体30の長手方向の一端が折り返されて折返し部31が形成され、水平断面がL字状となった鋼製のL型アングルからなる。
また、図4,図6等に示すように、折返し部31には、長方形状(矩形状)の上長孔32と、下長孔33の二本の長孔が平行に形成されている。これらの上長孔32、下長孔33には、蝶ナットTNに螺合するボルトが挿通される。
その上、第2プレート3のプレート本体30には、ガイド機構1の前端に位置し、図1、図2に示す研削対象物である貼付けモルタルM1や、その貼付けモルタルM1に貼り付けられたタイルT1に当接して、その板面に沿ってガイドするガイド片34が形成されている。
また、図6,図7等に示すように、第2プレート3のプレート本体30には、後述のスピンドル11に装着された集塵カバー5の回転を阻止する回転阻止片35が形成されている。この回転阻止片35は、ガイド片34の板面と直交するようにガイド機構1の前端から後端側に折り曲げて形成されており、その先端が後述の集塵カバー5のカバー本体50に当接することでカバー本体50を掛け止めて回転を阻止する機能を有している。
<電動工具>
次に、図1,図2,図8〜図18を用いて、本発明の実施形態に係る電動工具であるディスクグラインダー10及びそのディスクグラインダー10に装着された各部品について説明する。先ず、図17,図18を用いて、市販の電動工具であるディスクグラインダー10について説明する。
ディスクグラインダー10は、図17,図18に示すように、回転駆動するスピンドル11を有する市販の回転式の電動工具である。このディスクグラインダー10は、市販の状態では、スピンドル11に、ホイールカバー12及び取付用の治具であるフランジ13を介して切断砥石D1やダイヤモンドホイールD2などの円盤状刃が装着され、ロックナット14で止付けられて固定されている。
図示形態では、図1,図2に示すように、ホイールカバー12等を取り外した上、ディスクグラインダー10には、スピンドル11(図18参照)に延長ジョイント6が装着され、延長ジョイント6の先端に研削用のドライカップ7が装着されている。
((集塵カバー))
先ず、図1,図2,図8〜図13を用いて、本発明の実施形態に係る集塵カバー5の構成について説明する。図8は、集塵カバー5を示す斜視図である。
図8に示すように、集塵カバー5は、粉塵発生源となるスピンドル11(又はその延長ジョイント6)の先端付近を覆う椀状のカバー本体50と、このカバー本体50を装着するための装着プレート51と、この装着プレート51によってカバー本体50に取り付けられたベアリング機構52など、から構成されている。この集塵カバー5は、手持ちの回転式電動工具である前述のディスクグラインダー10の回転駆動するスピンドル11(又は後述の延長ジョイント6)に取り付けられて、発生した粉塵を集塵する機能を有している。
(カバー本体)
図9は、集塵カバー5のカバー本体50のみを示す斜視図であり、図10は、カバー本体50のみを示す正面図である。カバー本体50は、透明又は半透明な樹脂ガラス又は無機ガラスから背面側が開口した椀状(詳しくは、蝸牛状)に形成されている。ここで、透明又は半透明とは、例えば、可視光線の光透過率が30%以上、好ましくは、87%以上となっており、カバーの外側から内側を視認可能となっていることを指している。具体的には、スピンドルの先端に装着するドライカップが外部から視認でき、ドライカップで斫り取っているモルタルとタイルとの境界が把握できればよい。
カバー本体50は、軽量化や耐衝撃性の観点からは、樹脂ガラスから形成されていることが好ましい。具体的には、樹脂ガラスとしては、安価な汎用透明樹脂であるアクリル樹脂(PMMA:PolyMethyl MethAcrylate)、ポリカーボネート(PC:PolyCarbonate)、ポリスチレン(PS:PolyStyrene)、アリルジグリコールカーボネート(ADC:Allyl Diglycol Carbonate)、AS樹脂(スチレンアクリロニトリルコポリマー:SAN:Styrene AcryloNitrile copolymer)、MS樹脂(メチルメタクリレート・スチレン共重合:Methyl methacrylate Styrene copolymerization)など、を例示することができる。
カバー本体50は、図9,図10に示すように、正面視で略中央にスピンドル(延長ジョイント6)を挿通するスピンドル孔50aが形成され、このスピンドル孔50aを中心に円周方向に沿って排気路50bが形成されている。また、このカバー本体50には、その排気路50bの端部(終端)に、バキューム装置と連通するバキュームホースと連結するためのホース連結口50cが形成されている。
排気路50bは、ホース連結口50cに接続されたバキューム装置により、粉塵ごと吸引して排気するための経路となっており、この経路の断面積は、ホース連結口50cに近くなるに従って大きくなるように形成されている。このため、ベルヌーイの定理に従って、排気路50bを流れる気体の流速は、通常吸引力が弱くなるホース連結口50cから遠い奥に行くにつれて速くなっている。よって、集塵カバー5は、効率よく粉塵を吸引して集塵することができる。
また、カバー本体50には、図9,図10に示すように、連結ボルトである六角穴付ボルトB1を挿通するボルト孔50dが複数(図示形態では4か所)形成されており、このボルト孔50dの周りにナット装着部50eが形成されている。このナット装着部50eには、図示しないナットが装着されて、六角穴付ボルトB1でボルト止めされることで装着プレート51がスピンドル孔50aの周りに取り付けられている。
その上、カバー本体50には、正面側に複数の貫通孔50fが形成されており、この貫通孔50fは、前述の排気路50bの幅(断面積)に応じて徐々に径が大きくなっている。つまり、排気路50bには、中心軸に沿って終端となるホース連結口50cに近くなるに従って徐々に径が大きくなる貫通孔50fが複数(図示形態では7つ)並設されている。
このようにカバー本体50によれば、カバー本体50の外部(正面側)から貫通孔50f越しにスピンドルの先端部分となる後述のドライカップ7が視認可能となっている(図1等参照)。このため、研削作業により発生した粉塵が、静電気等により透明なカバー本体50に付着してこびりついた場合であっても、ドライカップ7の研削部分を目視で確認しながら作業を行うことができる。よって、隣接する健全なタイル等を損傷するおそれが低減されるなど、精密な研削作業が可能となる。
(装着プレート)
図11は、装着プレート51を示す斜視図である。図11に示すように、装着プレート51は、正方形状(矩形状)の金属プレートからなり、中央には、後述のベアリング機構52を装着するためのベアリング孔51aが形成されている。また、装着プレート51の四隅には、六角穴付ボルトB1を挿通するボルト孔51bが穿設されている。
(ベアリング機構)
次に、図12,図13を用いて、本実施形態に係る集塵カバー5のベアリング機構52について説明する。図12は、ベアリング機構52を示す斜視図であり、図13は、ベアリング機構52の構成を模式的に示す鉛直断面である。
図12,図13に示すように、本実施形態に係るベアリング機構52は、内輪52aと外輪52bとを備え、その間に複数の球体52cが介装された深溝玉軸受である。このため、ベアリング機構52は、内輪52aと外輪52bとが互いに低摩擦で回転自在となっている。また、このベアリング機構52は、表裏両面が側板52dで閉塞された両シールド形のベアリング機構であり、粉塵等がベアリング機構52内に入り込むことを防止することができる。勿論、本発明に係るベアリング機構は、片面や両面が開放された開放形のベアリング機構であってもよいことは云うまでもない。
(延長ジョイント)
図14は、本実施形態に係る延長ジョイント6を示す斜視図である。図14に示すように、延長ジョイント6は、スピンドル11(図18参照)を軸方向に延長する機能を有する略円柱状の治具である。この延長ジョイント6は、スピンドル11に装着する基端側に基端部60が設けられ、先端側にドライカップ7等を装着する治具装着部61が形成されている。
(ドライカップ)
図15は、本実施形態に係るドライカップ7を基端側から見た斜視図であり、図16は、本実施形態に係るドライカップ7を先端側から見た斜視図である。ドライカップ7は、図15,図16に示すように、スピンドル11の軸に対して直交する面を研削(切削)する研削刃としての機能を有する治具である。このドライカップ7は、基端側に延長ジョイント6の治具装着部61と接続する基端部60が設けられ、先端側には、研削刃としてダイヤモンドなどの高硬度チップがロウ付けされた複数のビット71が形成されている。
そして、図1,図2に示すように、前述の集塵カバー5が延長ジョイント6の外周に装着されている。また、図8に示したように、集塵カバー5は、ベアリング機構52の内輪52aが、延長ジョイント6の外周面に当接して外嵌されて装着されている。このため、ディスクグラインダー10のスピンドル11が回転している状態でも、その回転に関係なく延長ジョイント6を介してディスクグラインダー10に支持されている。
また、市販のディスクグラインダー10は、メーカーに関わらず、スピンドル11の径が共通している。このため、集塵カバー5は、メーカーに関わらず、市販の汎用電動工具であるディスクグラインダー10に装着することができることとなる。
また、前述のように、ガイド機構1の第2プレート3には、カバー本体50と当接する回転阻止片35が形成されている。このため、回転する延長ジョイント6に装着された集塵カバー5がスピンドル11の回転と一緒に供回りしないように阻止することができる。
<ガイド機構の使用方法>
次に、図1,図2を用いて、本実施形態に係るガイド機構1及びそのガイド機構1を備えた回転式電動工具であるディスクグラインダー10の使用方法について説明する。図1等に示すように、複数のタイルT1のうち、中央の1枚のタイルT1に浮きなどの不具合が発見されて、タイルT1を剥がした後、その貼付けモルタルM1をディスクグラインダー10に装着したドライカップ7で研削して斫り取る場合を例示して説明する。
ガイド機構1を使用する際には、先ず、集塵カバー5の径の大きさ等に応じて、第1プレート2を揺動させて第1プレート2の角度を丁度良い位置に合わせて、六角穴付ボルトB1を締め付けて固定する。
次に、第2プレート3を上長孔32、下長孔33に沿ってスライド移動させることで、ディスクグラインダー10とタイルT1との離間距離を調整し、ドライカップ7の貼付けモルタルM1に対する研削深さの調整を行う。
そして、第1プレート2のボルト孔22及び円弧長孔23を利用して、ボルト孔22を中心に第1プレート2に対する第2プレート3のガイド片34の固定角度を調整して固定する。
このとき、前述のように、第1プレート2と第2プレート3とは、蝶ナットTNを用いて螺合されて固定されている(図1,図2参照)。このため、前述の第1プレート2と第2プレート3との固定角度及び固定位置の調整を指で蝶ナットTNを緩めたり、締めたりするだけで行うことができ、短時間で繰り返し何度も微調整することができる。
以上説明した本発明の実施形態に係るガイド機構1によれば、タイルT1の貼付けモルタルM1を削り取るなど細かな研削作業をする際に簡単かつ精度良く研削位置をガイドすることができる。このため、補修箇所と隣接するタイルT1にドライカップ7が接触して健全なタイルT1を傷つけるおそれを払拭することができる。
また、ガイド機構1によれば、ドライカップ7による貼付けモルタルM1の研削が進行してコンクリート構造物の躯体が露出してきた場合、躯体にドライカップ7のビット71が深い傾斜角度で接触するおそれもなくなる。よって、ビット71が躯体に跳ね返ってディスクグラインダー10がぶれてしまうという問題も解決することができる。
その上、ガイド機構1によれば、第1プレート2に、ボルト孔22と、そのボルト孔22を中心とする円弧状の円弧長孔23とが形成されているので、第1プレート2と第2プレート3との角度調整を極めて容易に行うことができる。
また、ガイド機構1によれば、第2プレート3のガイド片34を定規としてタイルT1の表面に沿ってディスクグラインダー10全体をスライド移動することができ、スムーズにディスクグラインダー10による研削作業をガイドすることができる。
それに加え、ガイド機構1によれば、市販の電動工具であるディスクグラインダー10の補助ハンドル用の雌ねじ部15に、市販の六角穴付ボルトB1でねじ止めするだけで装着することができる。このため、様々なメーカーの電動工具に後付けして研削作業をガイドすることができる。
なお、ガイド機構1を備えたディスクグラインダー10には、集塵カバー5も装着されている。このため、スピンドル11の先端に装着されて回転駆動するドライカップ7を目視で確認しつつ研削作業を行い、その周囲を集塵カバー5で覆ってバキューム装置で集塵することができる。このため、タイルの補修作業において粉塵等の発生を心配する必要がなくなり、休日作業や夜間作業をせずとも住人や勤務者が建物を使用しているウィークデイの昼間の時間帯であっても補修作業を行うことが可能となる。
また、ガイド機構1には、集塵カバー5の回転を阻止する回転阻止片35が形成されている。このため、回転阻止片35で、回転する延長ジョイント6に装着された集塵カバー5がスピンドル11の回転と一緒に供回りしないように固定した状態で使用することができる。このため、ホース連結口50cに連結されたバキューム装置のホースが外れる心配もない。また、集塵カバー5が動いて研削作業が中断することがなくなり、さらに効率よく研削作業を行うことができる。
その上、集塵カバー5の排気路50bは、前述のように、終端に進むに従ってその幅及びその断面積が徐々に大きくなっている。このため、ベルヌーイの定理により排気路50bを流れる気体の流速が、終端であるホース連結口50cから遠い奥に行くにつれて速くなる。よって、通常では、吸引する気体の流速が遅くなるため粉塵が吸引しにくい排気路50bの奥に粉塵が溜まるおそれが少なくなる。
それに加え、集塵カバー5において、複数の貫通孔50fが形成されたカバー本体50とすることにより、カバー本体50の外部(正面側)から貫通孔50f越しに回転するドライカップ7が視認可能となっている。そのため、静電気等により発生した粉塵が透明なカバー本体50に付着してこびりついた場合であっても、ドライカップ7の研削部分を目視で確認しながら作業を行うことができる。よって、隣接する健全なタイルT1等を損傷するおそれがさらに低減され、精密な研削作業が可能となる。
以上、本発明の実施形態に係るガイド機構1及びそれを装着したディスクグラインダー10について詳細に説明したが、前述した又は図示した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたって具体化した一実施形態を示したものに過ぎない。よって、前述の実施形態により本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
特に、本発明の実施形態に係るガイド機構1として、第1プレート2にボルト孔22と円弧長孔23があり、第2プレート3に上長孔32と下長孔33の二本の長孔がある構成を例示したが、これらの構成が逆のプレートに設けられていても構わない。要するに、本発明に係るガイド機構は、第1プレートと第2プレートとが、いずれか一方又は両方に形成された2以上の長孔を介して互いに螺着されることにより、固定角度及び固定位置が調整自在に構成されていればよい。
1:ガイド機構
2:第1プレート
20:プレート本体
21:ボルト孔
22:中心孔
23:円弧長孔
3:第2プレート
30:プレート本体
31:折返し部
32:上長孔(長孔)
33:下長孔(長孔)
34:ガイド片
35:回転阻止片
5:集塵カバー
50:カバー本体
50a:スピンドル孔
50b:排気路
50c:ホース連結口
50d:ボルト孔
50e:ナット装着部
50f:貫通孔
51:装着プレート
51a:ベアリング孔
51b:ボルト孔
52:ベアリング機構
52a:内輪
52b:外輪
52c:球体
52d:側板
6:延長ジョイント
60:基端部
61:治具装着部
7:ドライカップ
70:基端部
71:ビット
10:ディスクグラインダー(電動工具)
11:スピンドル
12:ホイールカバー
13:フランジ
14:ロックナット
15:雌ねじ部
B1:六角穴付ボルト(連結ボルト)
TN:蝶ナット(連結ボルト)
D1:切断砥石
D2:ダイヤモンドホイール
T1:タイル
M1:貼付けモルタル

Claims (7)

  1. 手持ち回転式の電動工具のスピンドルに延長ジョイントを装着して前記スピンドルを軸方向に延長して、当該軸方向と直交する面を研削する際に、研削対象物との研削角度を調整してガイドする電動工具のガイド機構であって、
    前記電動工具に取り付けられた第1プレートと、この第1プレートに取り付けられた第2プレートと、を備え、
    前記第1プレートと前記第2プレートとは、いずれか一方又は両方に形成された長孔を介して互いに螺着されることにより、両プレートの板面同士の固定角度が調整自在に構成され
    前記第2プレートには、前記スピンドルに装着された集塵カバーの回転を阻止する回転阻止片が形成されていること
    を特徴とする電動工具のガイド機構。
  2. 手持ち回転式の電動工具のスピンドルに延長ジョイントを装着して前記スピンドルを軸方向に延長して、当該軸方向と直交する面を研削する際に、研削対象物との距離を調整してガイドする電動工具のガイド機構であって、
    前記電動工具に取り付けられた第1プレートと、この第1プレートに取り付けられた第2プレートと、を備え、
    前記第1プレートと前記第2プレートとは、いずれか一方又は両方に形成された長孔を介して互いに螺着されることにより、両プレートの板面同士の固定位置が調整自在に構成され
    前記第2プレートには、前記スピンドルに装着された集塵カバーの回転を阻止する回転阻止片が形成されていること
    を特徴とする電動工具のガイド機構。
  3. 前記第1プレートと前記第2プレートとは、いずれか一方又は両方に形成された2以上の長孔を介して互いに螺着されることにより、両プレートの板面同士の固定角度及び固定位置が調整自在に構成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具のガイド機構。
  4. 前記第1プレートと前記第2プレートとは、前記長孔が形成されたプレートの他方のプレートに、ボルト孔と、そのボルト孔を中心とする円弧状の円弧状長孔とが形成されていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電動工具のガイド機構。
  5. 前記第2プレートは、断面L字状に形成されたL型アングルからなり、長手方向の一端が折り返された折返し部に、前記長孔が形成されていること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電動工具のガイド機構。
  6. 前記第1プレートと前記第2プレートとは、蝶ナットを用いて螺合されて固定されていること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電動工具のガイド機構。
  7. 回転駆動するスピンドルを有する手持ちの回転式の電動工具であって、
    請求項1ないしのいずれかに記載の電動工具のガイド機構を備えること
    を特徴とする電動工具。
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