JP6649713B2 - 雲台及びシステム - Google Patents

雲台及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6649713B2
JP6649713B2 JP2015149187A JP2015149187A JP6649713B2 JP 6649713 B2 JP6649713 B2 JP 6649713B2 JP 2015149187 A JP2015149187 A JP 2015149187A JP 2015149187 A JP2015149187 A JP 2015149187A JP 6649713 B2 JP6649713 B2 JP 6649713B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation amount
pan
tilt
zoom
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015149187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017034325A5 (ja
JP2017034325A (ja
Inventor
健司 影井
健司 影井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015149187A priority Critical patent/JP6649713B2/ja
Publication of JP2017034325A publication Critical patent/JP2017034325A/ja
Publication of JP2017034325A5 publication Critical patent/JP2017034325A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6649713B2 publication Critical patent/JP6649713B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、カメラ旋回システムに関し、特に、操作器から撮像装置のズーム、および該撮像装置をパン・チルト駆動する雲台のパン・チルトの少なくとも一方を制御可能なカメラ旋回システムに関するものである。
従来、遠隔地に設置された監視カメラやお天気カメラシステムで使用される雲台といったカメラ旋回装置を、操作器から操作するカメラ旋回システムが知られている。中でも、操作器に構成されているジョイスティックやレバーを操作し、その操作量に応じて雲台に搭載されたレンズのズーム動作や、雲台のパン・チルト動作の速度を可変できるシステムが知られている。これらのシステムでは、ズームによって映像の画角が変化することから、パン・チルトを同一の速度で動作させた場合、広角側よりも望遠側で撮影した場合の方が映像の変化量が大きく、取得される映像は違和感のあるものとなってしまう。
この問題を解決する方法として、操作器の操作量とパン・チルトの速度の関係を、ズーム位置によって補正する機能(以下、ズーム補正と記載する)が知られている。例えば、特許文献1では、コンバージョンレンズの装着などによる倍率の変化によって、ズーム補正の補正量(以下、ズーム依存度と記載する)を変更する雲台の例が開示されている。また、特許文献2では、雲台のプリセット動作において、画角の変化率が略同一になるような制御を行うか否かを、パン・チルトの移動量に応じて決定する雲台の例が開示されている。
特開平9−322056号公報 特開2013−175924号公報
特許文献1、2ともに、ズーム補正を行うことで、望遠側では広角側よりも最高速度が低くなることから、高速で移動する被写体に追従できないという問題あった。
本発明の目的は、パン・チルトの少なくとも一方を動作させた場合の映像の変化がズーム位置によって異なることに起因する違和感を軽減するのに有利な雲台及びシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明にかかる雲台は、操作部を介して入力された操作量に基づいて、ズーム機能を有する撮像装置のパン・チルトの少なくとも一方を行う雲台であって、前記パン・チルトの少なくとも一方を指示する前記操作量を取得する操作量取得手段と、前記撮像装置のズーム位置を検出するズーム位置検出手段と、前記操作部の操作量が同じであっても望遠側ほど前記雲台の前記パン・チルトの少なくとも一方の速度を小さくする程度を、前記操作量取得手段によって取得された前記操作量に基づいて設定する設定手段と、前記操作量と前記ズーム位置と前記程度とに基づいて、前記雲台の前記パン・チルトの少なくとも一方の速度を制御する制御手段と、を有し、前記設定手段は、前記操作量取得手段によって取得された操作量が予め定められた操作量よりも大きい状態が予め定められた時間よりも長く継続した場合、前記程度を変更する、ことを特徴とする。
本発明によれば、パン・チルトを動作させた場合の映像の変化がズーム位置によって異なることに起因する違和感を軽減するのに有利な雲台及びシステムを提供することができる。
実施例1のブロック図である。 実施例1の操作器の外観の例である。 実施例1のズーム依存度の設定画面の例である。 実施例1のパン・チルトの速度を決定する際の雲台CPUの処理を表すフローチャートである。 実施例1のパン・チルトの速度とズーム依存度およびズーム位置との関係を表した図である。 実施例2のパン・チルトの速度を決定する際の雲台CPUの処理を表すフローチャートである。 実施例2の操作器の操作量とズーム依存度とパン・チルト速度の関係を表した図である。 実施例3のパン・チルトの速度を決定する際の雲台CPUの処理を表すフローチャートである。 実施例3の操作器の操作量とズーム依存度とパン・チルト速度の関係を表した図である。 実施例4のパン・チルトの速度を決定する際の雲台CPUの処理を表すフローチャートである。 実施例4の操作器と雲台システムの通信内容の例である。
[実施例1]
以下、図1のブロック図を参照して、本発明の第1の実施例による構成について説明する。
本実施例のカメラ旋回システムは、操作器10と雲台システム20とから構成される。操作者が操作器10を操作すると、操作器10から雲台システム20へ操作内容に応じた操作命令が送信され、雲台システム20がその操作命令の内容に応じて制御を行うことで、操作器10から雲台システム20を遠隔操作可能である。
操作器10は、操作器CPU101、操作命令送信部102、ズームレバー103、フォーカスエンコーダ104、ジョイスティック105、スイッチ106、タッチパネル107から構成される。操作についての説明の補足として、操作器10の外観図の例を図2に示す。操作者がズームレバー103を操作すると、その操作量に応じたズーム操作命令が、操作命令送信部102を介して、雲台システム20へ送信される。同様に、フォーカスエンコーダ104を操作するとフォーカス操作命令が、ジョイスティック105(パン・チルト操作部)を操作するとパン・チルト操作命令が、それぞれ送信される。また、スイッチ106を操作すると、ゲインやNDフィルタのような各スイッチに割り当てられた機能の操作命令が送信される。さらにタッチパネル107上にはカメラ毎に異なる機能がソフトスイッチとして構成されており、そのソフトスイッチの制御を行うことで、対象の機能の操作命令が送信される。
雲台システム20は、ズーム機能を有するレンズ22、カメラ23から構成される撮像装置と、パン・チルト機能を有する雲台21、から構成される。雲台21は雲台CPU211、操作命令受信部212、パン制御部213a、チルト制御部213b、パンモータ214a、チルトモータ214b、レンズ制御部215、カメラ制御部216、メモリ217から構成されている。雲台CPU211は操作命令受信部212を介して操作器10からの操作命令を受信する。受信した命令がパン・チルト制御命令であった場合には、パン・チルト制御部213を介して、パン・チルトモータ214を動作させる。ズーム・フォーカス制御命令であった場合には、レンズ制御部215を介して、レンズを制御し、ズーム・フォーカスの制御を行う。カメラの制御命令であった場合には、カメラ制御部216を介して、各種カメラの制御を行う。メモリ217は、プリセット位置や各種設定を保存する際に使用する。
ここで、パン・チルト操作部であるジョイスティック105の操作量が同じであってもズーム位置が望遠側であるほどパン・チルト駆動の速度を小さくする程度を示すズーム依存度を設定する流れについて説明する。図3に、操作者がズーム依存度の変更操作(設定操作)を行った際に操作器10のタッチパネル107上に表示される、ズーム依存度の設定画面の例を示す。ズーム依存度として、OFF、1、2、3の4段階を設定可能としている。操作者がズーム依存度の設定画面から、ズーム依存度を選択したのち、OKボタンを押すことで、ズーム依存度が決定される。ズーム依存度が決定されると、選択されたズーム依存度を操作器CPU101が認識し、操作命令送信部102を介してズーム依存度の変更命令を雲台システム20へ送信する。本実施例では、操作器CPU101、タッチパネル107でズーム依存度を設定する依存度設定手段を構成する。雲台CPU211は、操作命令受信部212を介してズーム依存度の変更命令を受信し、ズーム依存度をメモリ217に保存する。
次に、雲台CPU211がパン・チルト制御命令を受信した際の、パン・チルト動作の速度(角速度、回転速度)を決定する処理について、図4のフローチャートを基に説明する。
雲台CPU211は、まず、ステップS101において、操作命令受信部212を介して、パン・チルト制御命令を受信しているかを確認する。パン・チルト制御命令を受信していない場合には、以降の処理は行わず、ステップS101を繰り返す。制御命令を受信した場合には、ステップS102へ進み、不図示の操作量検出手段で検出された操作器の操作量に応じた基準速度を決定する。すなわち、基準速度とは、与えられた操作器の操作量に対する最大の速度であって、本発明において、広角端での速度に等しい。次にステップS103へ進み、メモリ217から現在設定されているズーム依存度を取得する。さらにステップS104へ進み、レンズ制御部215から不図示のズーム位置検出手段で検出された現在のズーム位置を取得する。その後、ステップS105において、上記の基準速度、ズーム依存度、ズーム位置から、実際にパン・チルトを動作させる速度を決定する。
図5は、基準速度・ズーム依存度・ズーム位置と、実際に動作させる速度の関係の例を示したものである。ここで、ズーム位置は望遠側にあるものとする。基準速度をVref、ズーム依存度をCzoom、広角端を0をとし望遠側を正とした際のズームの現在位置をZcurrentとし、補正係数をα、ズーム全域移動量をZtotalとすると、実際に動作させる速度Vは以下のように表すことができる。
V = Vref − α × Czoom × Zcurrent / Ztotal
図5に示した通り、ズーム依存度が0(OFF)の場合、実際の速度はズーム位置に依らず基準速度Vrefで一定となる。一方、ズーム補正が0(OFF)でない場合は、望遠側に移動するにつれて基準速度よりも低い速度で動作する。また、ズーム依存度が大きいほど、補正量が大きく、減速の度合いが大きくなる。
以上のように、ズーム依存度を遠隔の操作器から状況に応じて変更可能とすることで、状況に応じて補正量を変更することができ、ズーム補正の効果を損なうことなく、高速被写体への追従性を高めることができる。
本実施例の派生するシステムとして、操作器CPU101と操作命令送信部102は別の構成としたが、ひとつのCPUで実現しても良い。同様に、操作命令受信部212、パン制御部213a、チルト制御部213b、レンズ制御部215、カメラ制御部216は、雲台CPU211と別の構成としたが、その一部もしくは全てをひとつのCPUで実現しても良い。また、メモリ217は専用に設けても良いし、雲台CPU211の内蔵メモリを使用しても良い。
ズーム補正についても、実施例では実際の動作速度Vはズーム位置Zcurrentの一次関数としたが、どのような関係でも良い。さらに、操作器から設定可能なズーム依存度の段階数は4を例としたが、設定可能な段階数を増やしても良いし、無段階で変化するようにしても良いし、ズーム位置と速度の関係の関数を指定するような方法でも良い。
[実施例2]
以下、本発明の第2の実施例について説明する。構成は図1に示した実施例1と同様であり、パン・チルトの動作速度を決定する際の雲台CPU211の処理について、図6のフローチャートを基に説明する。図6は図4に記載の実施例1の処理に対して、ステップS201からS204が追加されている。
まず、ステップS101からステップS103は実施例1と同様に処理を行い、速度指令を受信後、基準速度を決定し、ズーム依存度を取得する。その後、ステップS201において、操作器の操作量を表す基準速度が、あらかじめ決められた閾値(所定の操作量)以上であるかを判別する。閾値未満であった場合には、現在の最高速を超える動作を必要しないと判断できるため、ステップS204へすすむ。一方、閾値以上であった場合には、ステップS202へ進み、閾値以上の状態の継続時間を測定するためのタイマtがあらかじめ設定された時間tchange(所定の時間)以上かを確認する。tchange未満である場合には、ステップS104に進む。継続されている時間がtchange以上であった場合には、現在の最高速を超える動作を必要としていると判断されるため、ステップS203へ進み、ズーム補正量が小さくなるように、ズーム依存度を1段階低下させた値に再設定する。その後、ステップS204において、タイマtをクリアして、ステップS104へ進む。ステップ104以降の処理は実施例1と同様に行う。
上述の処理を行った際の操作器の操作量と、ズーム依存度、および実際のパン・チルトの動作速度の関係を図7に示す。時間Tstartにおいて操作者が操作を開始し、T1において操作器の操作量が閾値以上となる。その後、T2において閾値以上に操作された時間がtchangeに達するため、ズーム依存度が下がり(パン・チルト速度のズーム位置への依存性が小さくなり)、結果として、パン・チルトの速度が速くなる。閾値以上の操作が継続されている間は、T3、T4のように、tchange経過毎にズーム依存度が1段階ずつ下がり、パン・チルトの速度が徐々に速くなる。なお、ここではズーム位置が広角端ではない場合としてパン・チルト速度を例示した。Tstopにおいて操作が終了し、操作器からのパン・チルト停止命令を受信すると、ズーム依存度を元の状態に戻す。
以上のように、操作器の操作量が閾値を超えるような操作が一定時間以上継続された際には、より高速な動作を所望していると考えられるため、ズーム依存度を下げ、高速動作が可能となるようにする。このように、ズーム操作器の操作方法に基づいてズーム依存度を変化させることにより、ズーム補正と高速被写体の追従性を両立することが可能となる。
本実施例の派生するシステムは、実施例1と同様である。本実施例では、雲台CPU211が依存度設定手段としてズーム依存度を変更する例としたが、同様の方法で操作器CPUが依存度設定手段として操作量を判断し、ズーム依存度の変更命令を雲台システム20へ送信するようにしても良い。また、一定時間tchangeはどのような値でも良く、短くすることで、速度変化がより滑らかに変化するようにしても良い。また、図7において操作停止時にズーム依存度は元に戻すものとしたが、随時メモリ217の値を更新することで、停止後も更新されたズーム依存度が継続するようにしても良い。
[実施例3]
以下、本発明の第3の実施例について説明する。構成は図1に示した実施例1と同様であり、パン・チルトの動作速度を決定する際の雲台CPU211の処理について、図8のフローチャートを基に説明する。図8は図4に記載の実施例1の処理に対して、ステップS301とS302が追加されている。
まず、ステップS101からS103は実施例1と同様に処理を行い、速度指令を受信後、基準速度を決定し、ズーム依存度を取得する。その後、ステップS301において、操作器の操作量を表す基準速度の変化率が、閾値以上であるかを判別する。閾値未満であった場合には、速度の急な変化を必要としていないと判断し、ステップS104へ進む。一方、閾値以上であった場合には、急な変化が必要な状況であると判断できるため、ステップS302においてズーム依存度を下げ(パン・チルト速度のズーム位置への依存性を小さくし)、ステップS104へ進む。ステップS104以降の処理については、実施例1と同様である。
上述の処理を行った際の操作器の操作量と、ズーム依存度、および実際のパン・チルトの動作速度の関係を図9に示す。ここで、ズーム位置は望遠側にあるものとする。T1の状況のように、操作器の操作量の変化率が大きい操作がされた際には、ズーム依存度を下げ、結果として、パン・チルトの動作速度が速くなる。一方、T3からT4の状況のように、操作量の変化率が小さい場合には、ズーム依存度に変化は無く、結果として最高速度に変化はないようにパン・チルトの動作を行う。またT2において操作が終了し、操作器からのパン・チルト停止命令を受信すると、ズーム依存度を元の状態に戻す。
以上のように、操作器の操作量の変化率が一定以上であった場合には、急に加速させたい状況であると判断し、ズーム依存度を一時的に下げる。こうすることで、通常時はズーム補正を優先しながら、急加速するような被写体への追従性も高めることができる。
本実施例の派生するシステムは、実施例1および実施例2と同様である。加えて、ステップS302において更新するズーム依存度は、あらかじめ決められた値でも良いし、変化率に応じて値を決定するようにしても良い。また、停止時にズーム依存度をもとに戻す例としているが、更新された値のままとしても良いし、減速側の変化率に応じて変化させても良い。
[実施例4]
以下、本発明の第4の実施例について説明する。構成は図1に示した実施例1と同様であり、パン・チルトの動作速度を決定する際の雲台CPU211(遅延取得手段)の処理について、図10のフローチャートを基に説明する。図10は図8に記載の実施例3の処理に対して、ステップS401が追加されている。
まず、ステップS101からS301は実施例3と同様に処理を行い、ステップS301の変化量が閾値以上であった場合には、ステップS401に進む。ステップS401において、後述する方法であらかじめ測定しておいた操作器10と雲台システム20の通信遅延量(通信遅延時間)が閾値以上であるかを判別する。遅延量が閾値以上であった場合には、システムとして操作器からのパン・チルト操作に対する雲台のパン・チルト駆動の追従性が悪い状態であり、状況に応じてズーム依存度を変更することは、かえって操作性を損ねることになると考えられる。このため、ズーム依存度を更新せずステップS104へ進む。遅延量が閾値未満であった場合には、操作の追従性は確保されていると判断できることから、ステップS302においてズーム依存度を更新する処理を行う。
次に通信遅延量の測定方法について、図11の操作器10と雲台システム20の間の通信内容の例を基に説明する。まず、操作器10と雲台システム20がどちらも切断状態において、操作者が接続操作を行うと、操作器10は初期接続状態に移行し、雲台システム20へ接続要求を送信する。雲台システム20は接続要求を受信すると、初期接続状態へ移行し、操作器10へ接続アンサーを返答する。操作器10は接続アンサーを受信すると、雲台システム20の状態を反映するために必要な情報を取得するため、状態要求を雲台システム20へ送信し、雲台システム20は状態情報を返答する。状態情報のやりとりが完了すると、どちらも通常接続状態へ移行する。通常接続状態へ移行すると、操作器10と雲台システム20の間の通信が継続しているかの確認を行うために、接続中確認と接続中アンサーのやりとりが定期的に行われる。また、操作者が操作器10を操作した場合などには、各種の制御命令が雲台システム20へ送信される。通信遅延量の測定は、雲台CPU211が上記の接続アンサーを送信してから、状態要求を受信するまでの時間を測定することで実現することができる。
以上のように、操作器と雲台間の通信遅延量によって、ズーム依存度の更新実行の有無を切り替えることによって、追従性が低下している状況では補正量を変化させることで、かえって操作性の低下を招くような現象を防止することができる。
本実施例の発生するシステムは、実施例1から3と同様である。加えて、通信遅延量は、操作器10で測定したものを、雲台システム20へ設定するようにしても良い。通信遅延量の測定方法も、制御命令から返答されるアンサーまでの時間を使用することで実現しても良い。通信遅延量は初期接続時に測定するだけでなく、常時測定しながら更新しても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10 操作器
101 操作器CPU(制御手段)
105 ジョイスティック(パン・チルト操作部)
21 雲台
211 雲台CPU(制御手段)
22 レンズ(撮像装置)
23 カメラ(撮像装置)

Claims (4)

  1. 操作部を介して入力された操作量に基づいて、ズーム機能を有する撮像装置のパン・チルトの少なくとも一方を行う雲台であって、
    前記パン・チルトの少なくとも一方を指示する前記操作量を取得する操作量取得手段と、
    前記撮像装置のズーム位置を検出するズーム位置検出手段と、
    前記操作部の操作量が同じであっても望遠側ほど前記雲台の前記パン・チルトの少なくとも一方の速度を小さくする程度を、前記操作量取得手段によって取得された前記操作量に基づいて設定する設定手段と、
    前記操作量と前記ズーム位置と前記程度とに基づいて、前記雲台の前記パン・チルトの少なくとも一方の速度を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記設定手段は、前記操作量取得手段によって取得された操作量が予め定められた操作量よりも大きい状態が予め定められた時間よりも長く継続した場合、前記程度を変更する、
    ことを特徴とする雲台。
  2. 前記設定手段は、前記操作量取得手段によって取得された前記操作量の変化率に基づいて前記程度を変更することを特徴とする請求項に記載の雲台。
  3. 前記操作部と前記雲台との間の通信の遅延時間を取得する取得手段を有し、前記設定手段は、前記遅延時間に基づいて前記程度を変更する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の雲台。
  4. 操作部を介して入力された操作量に基づいて、ズーム機能を有する撮像装置のパン・チルトの少なくとも一方を行う雲台と、
    前記パン・チルトの少なくとも一方の動作指示を入力するための前記操作部を備える操作器と、
    前記操作部の前記操作量を取得する操作量取得手段と、
    前記撮像装置のズーム位置を検出するズーム位置検出手段と、
    前記操作部の操作量が同じであっても望遠側ほど前記雲台の前記パン・チルトの少なくとも一方の速度を小さくする程度を、前記操作量取得手段によって取得された前記操作量に基づいて設定する設定手段と、
    前記操作量と前記ズーム位置と前記程度とに基づいて、前記雲台の前記パン・チルトの少なくとも一方の速度を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記設定手段は、前記操作量取得手段によって取得された操作量が予め定められた操作量よりも大きい状態が予め定められた時間よりも長く継続した場合、前記程度を変更する、
    ことを特徴とするシステム。
JP2015149187A 2015-07-29 2015-07-29 雲台及びシステム Active JP6649713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015149187A JP6649713B2 (ja) 2015-07-29 2015-07-29 雲台及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015149187A JP6649713B2 (ja) 2015-07-29 2015-07-29 雲台及びシステム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017034325A JP2017034325A (ja) 2017-02-09
JP2017034325A5 JP2017034325A5 (ja) 2018-07-19
JP6649713B2 true JP6649713B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=57989453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015149187A Active JP6649713B2 (ja) 2015-07-29 2015-07-29 雲台及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6649713B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1042186A (ja) * 1996-07-25 1998-02-13 Canon Inc リモコン雲台装置
JP2002354323A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Minolta Co Ltd 画像撮影システム、画像撮影装置、および操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017034325A (ja) 2017-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9179068B2 (en) Imaging apparatus, optical apparatus, imaging system, and control method
US9025052B2 (en) Image pickup apparatus that provides for control of angle of view during auto zooming
EP2632149B1 (en) Drive unit, camera system, and computer program
US8773576B2 (en) Image pickup system, including measuring unit
US11754804B2 (en) Lens device, lens system, imaging device, movable lens operation device, lens driving method, and lens driving program
JP4981343B2 (ja) 雲台システム
JPH0431809A (ja) 駆動制御装置
JP6649713B2 (ja) 雲台及びシステム
JP2018088624A (ja) 撮影システム
JP5500982B2 (ja) フォーカス操作装置を含む撮像装置およびフォーカス制御方法
EP2942945B1 (en) System and method of precision remote ptz control of ip cameras
US10641987B2 (en) Control apparatus, lens apparatus, and operating apparatus
US20100171851A1 (en) Pan/tilt method and apparatus for camera
JP2017112439A5 (ja)
JP4624022B2 (ja) 監視カメラ装置
JP5539157B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
US8532477B2 (en) Lens control device having lens position control function for bringing, method of controlling the same, and storage medium
JP6278513B2 (ja) 制御装置及びそれを有する撮影システム
JP7154974B2 (ja) 操作装置、レンズ装置、および撮像装置
JP6347603B2 (ja) 制御装置及び撮影システム
JP2011040984A (ja) 撮影システム
JP2011040984A5 (ja)
JP2017216599A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2017216536A (ja) カメラ制御システム
JP7481972B2 (ja) フォーカス制御装置およびそのプログラム、ならびに、撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20171214

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180607

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200117

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6649713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151