JP6648769B2 - 顔認証装置 - Google Patents

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Description

本発明は、顔認証装置、顔認証方法、およびプログラムに関する。
従来から、入退室監視システムや勤怠管理システムなどの各種のシステムにおいて、ゲートなどを通過する利用者に対して顔画像による個人認証が行われている。
例えば特許文献1および特許文献2には、認証対象の顔画像を取得し、その認証対象の顔画像と予め登録された個人の基準顔画像との間の類似度を算出して閾値と比較することにより、顔認証を行う顔認証装置が記載されている。
また、この種の顔認証装置では、照合に使用する閾値を自動的に変更する構成が採用されている。
例えば特許文献1では、認証に失敗したときに認証対象の顔画像の明るさが適切か否かを判定し、適切でなければ閾値を下げることで本人拒否率を低下させる。また特許文献2では、認証成功時の類似度と閾値との差に応じて閾値を変更する。具体的には、特許文献2では、認証処理が成功したとき、その認証成功時の類似度が閾値を大きく超える場合には、閾値が低すぎるとみなして閾値を上方修正する。
特開2007−226327号公報 特開2013−117876号公報
顔認証に失敗したときに顔画像の明るさが適切か否かを判定して適切でなければ閾値を下げる特許文献1に記載の方法では、認証に失敗してからでないと閾値を変更することができないため、利便性が低下する。
一方、顔認証成功時の類似度と閾値との差に応じて閾値を変更する特許文献2に記載の方法によれば、顔認証に失敗する前に閾値を変更できる。しかしながら、特許文献2に記載の方法では、適切に閾値を変更するのは困難である。その理由は、特許文献2に記載の方法では、1回の顔認証成功時における類似度に基づいて閾値を変更しているためである。
本発明の目的は、上述した課題を解決する顔認証装置を提供することにある。
本発明の一形態に係る顔認証装置は、
認証対象の顔画像を取得する顔画像取得部と、
前記認証対象の顔画像に基づく顔情報と登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を算出して閾値と比較することにより、顔認証を行う照合部と、
認証成功時の前記類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測する予測部と、
前記予測の結果に基づいて前記閾値を変更する閾値変更部と、を含む。
本発明の他の形態に係る顔認証方法は、
認証対象の顔画像を取得し、
前記認証対象の顔画像に基づく顔情報と予め登録された登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を閾値と比較した結果に基づいて、顔認証を行い、
顔認証に成功したときの前記類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測し、
前記予測の結果に基づいて前記閾値を変更する。
本発明の他の形態に係るプログラムは、
コンピュータを、
認証対象の顔画像を取得する顔画像取得部と、
前記認証対象の顔画像に基づく顔情報と登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を算出して閾値と比較することにより、顔認証を行う照合部と、
認証成功時の前記類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測する予測部と、
前記予測の結果に基づいて前記閾値を変更する閾値変更部と、して機能させる。
本発明は上述した構成を有することにより、顔認証に失敗する前に閾値を適切に変更することができる。
本発明の第1の実施形態に係る顔認証装置のブロック図である。 本発明の顔認証装置を適用したシステムの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る顔認証装置の動作の概要を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る顔認証装置の予測部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る顔認証装置の類似度予測処理の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る顔認証装置の閾値変更部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る顔認証装置の予測部の動作の他の例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る顔認証装置の類似度予測処理の他の例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る顔認証装置の閾値変更部の動作の他の例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る顔認証装置のブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る顔認証装置のブロック図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態に係る顔認証装置100のブロック図である。また図2は本実施形態に係る顔認証装置100を含む入退室管理システムの概略図である。図1を参照すると、本実施形態に係る顔認証装置100は、カメラ部141との間のインタフェース部111、ゲート装置142との間のインタフェース部112、通信インタフェース部113、操作入力部114、画面表示部115、記憶部120、および演算処理部130から構成されている。
インタフェース部111は、認証対象である人物の顔を撮像するカメラ部141との間で信号を授受するように構成されている。信号の授受は有線または無線の何れであってもよい。カメラ部141は、図2に示すように、ゲート装置142を通過する利用者143の顔部分を撮像できる位置および画角に設定されている。カメラ部141は、認証対象である人物の顔を撮像して得られた画像データを、インタフェース部111を通じて演算処理部130に出力するCCD(Charge Coupled Device)素子やCMOS(Complementary Metal−oxide Semiconductor)素子などからなる撮像装置である。カメラ部141で撮像される画像データは、例えば256階調の白黒濃淡画像であるが、カラー画像であってもよい。
インタフェース部112は、ゲート装置142との間で顔認証の結果などの信号を授受するように構成されている。信号の授受は有線または無線の何れであってもよい。ゲート装置142は、受信した顔認証の結果に従って所定の動作を行う。所定の動作は各種考えられる。例えばゲート装置142は、顔認証の結果に従ってゲート装置142に取り付けられた扉の開閉動作を自動的に行う。或いはゲート装置142は、手動で開閉自在なゲートバーを備え、顔認証に成功したときに限り一定時間だけゲートバーのロックを解除する。或いはゲート装置142は、顔認証の結果に従ってゲート装置142に取り付けられた報知器から通行可否のメッセージを視覚的または音響的に出力する。ゲート装置142は、据え置き型であってもよいし、移動可能な可搬型であってもよい。またゲート装置142は、顔認証装置100と独立した装置であってもよいし、顔認証装置100と一体となった装置であってもよい。
通信インタフェース部113は、端末などの外部装置との間でデータ通信を行う通信装置である。通信方式は、有線または無線の何れであってもよい。
操作入力部114は、キーボードやテンキーなどの入力装置であり、オペレータの操作を検出して演算処理部130に出力するように構成されている。
画面表示部115は、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)などの画面表示装置である。画面表示部115は、演算処理部130からの指示に応じて、認証結果などの各種情報を画面表示するように構成されている。
記憶部120は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置である。記憶部120は、演算処理部130で行われる各種処理に必要な処理情報およびプログラム121を記憶するように構成されている。
プログラム121は、演算処理部130に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現する。プログラム121は、通信インタフェース部113などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部120に保存される。
記憶部120に記憶される主な処理情報には、基準顔画像データ122、照合閾値123、および認証履歴データ124がある。
基準顔画像データ122は、顔認証を行う際に用いられる基準となる顔画像と利用者IDを関連付けたデータである。基準顔画像データ122には、利用者IDに関連付けて、その利用者IDを有する人物の顔画像が基準顔画像として少なくとも1枚関連付けられていてよい。或いは、基準顔画像データ122には、利用者IDに関連付けて、その利用者IDを有する人物の顔画像から抽出された顔の特徴量が基準顔情報として関連付けられていてよい。ここで、顔の特徴量は、顔を構成する目、鼻、口、眉等の各部の位置関係や形状を認識するための顔画像の各部における特徴を示す数値であり、画像どうしの類似判断等を行う場合に用いられる。
照合閾値123は、顔認証を行う際に用いられる閾値である。本実施形態の場合、照合閾値123は、全ての利用者IDで共通である。
認証履歴データ124は、顔認証成功時の類似度と利用者IDと認証時刻を関連付けたデータである。
演算処理部130は、MPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有する演算処理装置である。演算処理部130は、記憶部120からプログラム121を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム121とを協働させて各種処理部を実現するように構成されている。演算処理部130で実現される処理部として、入力部131、顔画像取得部132、照合部133、出力部134、予測部135、および閾値変更部136がある。
入力部131は、通信インタフェース部113或いは操作入力部114を通じて外部から基準顔画像データ122および照合閾値123を入力し、記憶部120に記憶するように構成されている。
顔画像取得部132は、カメラ部141から認証対象の人物の顔を撮像して得られた画像データを入力し、その画像データから認証対象の顔画像を取得(検出)するように構成されている。顔画像取得部132は、人の一般的な顔の輪郭を示すテンプレートを画像データにマッチングさせることにより、画像データ内に存在する顔画像を取得する。テンプレートマッチング以外に公知の各種の顔検出アルゴリズムを使用してもよい。顔画像取得部132は、取得した顔画像を照合部133に伝達するように構成されている。
照合部133は、記憶部120から基準顔画像データ122と照合閾値123とを読み出し、基準顔画像データ122に含まれる基準顔画像と顔画像取得部132によって取得された認証対象の顔画像との間の類似度を利用者ID毎に算出し、算出した利用者ID毎の類似度を照合閾値123と比較した結果に基づいて、認証対象の顔画像が基準顔画像データ152に含まれる何れの利用者IDの基準顔画像と一致するか、或いは何れの基準顔画像とも一致しないかを判定するように構成されている。類似度の一例として、顔画像相互間の相互相関係数を用いることができる。その場合、両顔画像に同一人物の顔部分が含まれる場合に類似度が大きくなり、両顔画像に異なる人物の顔部分が含まれる場合に類似度が小さくなる。顔画像間の類似度としては、相互相関係数以外の公知の類似度算出技術を用いることができる。例えば、照合部133は、認証対象の顔画像から顔の特徴量を抽出し、基準顔画像データ122に含まれる基準顔の特徴量と認証対象の顔画像から抽出した顔の特徴量とを照合して、基準顔画像と認証対象の顔画像との類似度を算出するように構成されていてよい。
また照合部133は、顔画像取得部132によって取得された認証対象の顔画像との間の類似度が照合閾値123以上になる利用者IDの顔画像が基準顔画像データ122に1つも存在しない場合、認証失敗の認証結果を生成するように構成されている。また照合部133は、顔画像取得部132によって取得された認証対象の顔画像との間の類似度が照合閾値123以上になる基準顔画像が1以上存在する場合、類似度が最大の利用者IDを含む認証成功の認証結果と、類似度が最大の利用者IDと当該類似度と認証時刻を含む認証履歴データ124を生成するように構成されている。さらに照合部133は、認証結果を出力部134に伝達するように構成されている。また照合部133は、認証履歴データ124を記憶部120に既に記憶されている認証履歴データ124の一部として追加登録するように構成されている。
出力部134は、照合部133によって生成された認証結果を、インタフェース部112を通じてゲート装置142へ送信するように構成されている。また出力部134は、認証結果を画面表示部115に表示し、または/および、通信インタフェース部113を通じて外部の装置へ送信してもよい。
予測部135は、照合閾値を変更する時期が到来すると、記憶部120に記録されている認証履歴データ124に基づいて、類似度の変化を予測するように構成されている。照合閾値を変更する時期は、前回の変更時期から一定時間が経過したとき、前回の変更時期以降に認証成功した回数が一定数に達したとき、前回の変更時期以降に予め定められた特定の利用者IDについての認証成功回数が一定数に達したときなどとすることができる。また予測部135は、予測した類似度の変化を閾値変更部136に伝達するように構成されている。
閾値変更部136は、予測部135が予測した類似度の変化に基づいて、記憶部120に記憶されている照合閾値123を変更するように構成されている。
図3は顔認証装置100の動作の概要を示すフローチャートである。図3を参照すると、まず顔認証装置100の入力部131は、外部から基準顔画像データ122を入力し、記憶部120に記憶する(ステップS1)。次に入力部131は、外部から照合閾値123を入力し、記憶部120に記憶する(ステップS2)。このステップS1、S2の処理は、顔認証の運用を開始するための準備処理であり、一度実施していれば省略してよい。
次に顔認証装置100の顔画像取得部132は、インタフェース部111を通じてカメラ部141から認証対象を撮像して得られた画像データを入力し、その画像データから認証対象の顔画像を取得する(ステップS3)。次に顔認証装置100の照合部133は、基準顔画像データ122に含まれる基準顔画像と顔画像取得部132によって取得された認証対象の顔画像との間の類似度を算出して照合閾値123と比較することにより、認証対象の顔画像が基準顔画像データ122に含まれる何れの基準顔画像と一致するか、或いは何れの基準顔画像とも一致しないかを判定する(ステップS4)。このとき照合部133は、顔画像取得部132によって取得された認証対象の顔画像との間の類似度が照合閾値123以上になる基準顔画像が基準顔画像データ122に1つも存在しない場合、認証失敗の認証結果を生成して出力部134に伝達する。また、照合部133は、顔画像取得部132によって取得された認証対象の顔画像との間の類似度が照合閾値123以上になる基準顔画像が1以上存在する場合、類似度が最大の利用者IDを含む認証成功の認証結果と、類似度が最大の利用者IDと当該類似度と認証時刻を含む認証履歴データ124を生成し、前者を出力部134に伝達し、後者を記憶部120に登録する。次に顔認証装置100の出力部134は、認証結果を、インタフェース部112を通じてゲート装置142に出力する(ステップS5)。
また顔認証装置100の予測部135は、照合閾値123を変更する時期が到来したか否かを判定し(ステップS6)、変更時期でなければ、ステップS3に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。一方、変更時期であれば、予測部135は、記憶部120に記憶されている認証履歴データ124に基づいて、類似度の変化を予測する(ステップS7)。次に顔認証装置100の閾値変更部136は、予測部135によって予測された類似度の変化に基づいて、記憶部120に記憶されている照合閾値123を変更する(ステップS8)。そして、顔認証装置100は、ステップS3に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。
以上のように、認証成功時の類似度の履歴に基づいて将来の類似度の変化を予測し、その予測の結果に基づいて照合閾値を変更するため、認証に失敗する前に照合閾値を適切に変更することができる。
次に予測部135および閾値変更部136によるステップS7、S8の詳細を説明する。
図4は予測部135によるステップS7の一例を示すフローチャートである。図4を参照すると、予測部135は、全ての利用者IDの認証履歴データ124を対象にして類似度の予測に使用する期間の認証成功時の類似度を記憶部120から読み出し、認証時刻順にそれぞれが同じ時間幅のN個のグループG1〜GNに分割する(ステップS11)。例えば、予測部135は、事前に設定された時間Tcと正整数Nを使用し、現在時刻t0からTc×N時間前の時刻(t0−Tc×N)以降の認証時刻を有する認証履歴データ154中の類似度を利用者IDは問わずに記憶部120から読み出し、認証時刻順にそれぞれが同じ時間幅TcのN個のグループG1〜GNに分割する。
図5は、縦軸に類似度をとり、横軸に時刻をとって、認証成功時の類似度の分布を黒丸印で表現した図である。ステップS11のグループ化は、図5のグループG1〜G5のように黒丸印の類似度の分布を時間軸方向にグループ分けすることに相当する。
次に予測部135は、各グループの平均類似度R1〜RNを算出する(ステップS12)。予測部135は、1つのグループに類似度がM個含まれる場合、M個の類似度の合計値をMで割って平均値を算出する。図5のグラフ中の矩形印は、各グループの平均類似度R1〜R5を表している。
次に予測部135は、平均類似度R1〜RNに対し、関数(例えば線形関数)を準備し、最小二乗法を用いてフィッティングを行い、近似関数K(t)を生成する(ステップS13)。例えば近似関数K(t)は、以下のように表現される。
K(t)=a・t+b …(1)
ここで、a、bは最小二乗法により定まる定数である。
図5のグラフ中の線分は上記近似関数K(t)を表している。
次に予測部135は、近似関数K(t)の変数tに将来の時刻を代入することにより、将来の時刻における平均類似度を予測する(ステップS14)。図5には、将来の時刻t0+Δt時点の平均類似度が図示されている。Δtは固定値であってもよいし、可変値であってもよい。
図6は閾値変更部136によるステップS8の一例を示すフローチャートである。図6を参照すると、閾値変更部136は、現在の照合閾値123と予測部135によって予測された平均類似度との差を算出する(ステップS21)。次に閾値変更部136は、上記差を予め定められた値α1と比較し(ステップS22)、上記差が値α1より大きければ、現在の照合閾値123は大きすぎると判断して予め定められた値P1だけ小さくなるように変更する(ステップS23)。また閾値変更部136は、上記差が値α1以下であれば、上記差を予め定められた値β1(β1<α1)と比較し(ステップS24)、上記差が値β1より小さければ、現在の照合閾値123は小さすぎると判断して予め定められた値Q1だけ大きくなるように変更する(ステップS25)。それ以外の場合、即ち、上記差が値α1以下、かつ、値β1以上であれば、閾値変更部136は、現在の照合閾値123を変更しない。
上記図4乃至図6を参照して説明した予測部135および閾値変更部136の動作によれば、複数の利用者の認証成功時における類似度の履歴に基づいて認証成功時の平均類似度の変化を予測し、その平均類似度の予測結果に基づいて複数の利用者で共通に使用する照合閾値123を変更する。このため、図4乃至図6を参照して説明した予測部135および閾値変更部136は、多くの利用者の類似度が同じ要因で同じように変化する環境に適用すると好適である。その一適用例を図2を参照して以下で説明する。
図2は前述したように本実施形態の顔認証装置100を含む入退場管理システムの概略図である。図2を参照すると、顔認証装置100のカメラ部141は、ゲート装置142を通過する利用者143の顔画像を取得するように構成されている。顔認証装置100は、カメラ部141で取得された利用者143の顔画像に対して顔認証を行い、その認証結果をインタフェース部112からゲート装置142に送信する。ゲート装置142は、認証結果が成功であればゲートを開き、認証結果が失敗であればゲートを閉じるように構成されている。このようなシステムにおいては、西日の影響を受けて利用者143の顔画像の画質が低下するケースが発生することがある。その場合、利用者によらず、ゲート装置142を通過する殆ど全ての利用者の顔画像の画質が影響を受ける。そのため、本実施形態の顔認証装置100を使用すると、西日の影響を受けて利用者143の顔画像の画質が劣化して平均類似度が低下していくと、照合閾値123がそれに応じて小さくなるように自動的に変更される。その結果、本人拒否が発生するのを防止でき、利便性が向上する。また、西日の影響が薄れてゲート装置142を通過する利用者143の顔画像の画質が向上して平均類似度が高まると、照合閾値123がそれに応じて大きくなるように自動的に変更される。その結果、セキュリティ強度を再び高めることができる。
多くの利用者の類似度に影響を与える要因には、図2で例示した西日以外に、経年変化による照明器具の照度変化、天候悪化による照度変化、花粉症の時期におけるマスク装着率の増大、俯く傾向が高まる雨模様時の正面顔の取得率の低下等がある。これらに対しても本実施形態の顔認証装置100は有効である。なお、同じ場所にゲート装置142が複数台設置されている場合、西日の当たり方や劣化した照明の影響はゲート装置毎に異なる可能性がある。そのため、ゲート装置毎に、認証成功時の類似度の履歴に基づいて類似度の変化を予測し、その予測の結果に応じて照合閾値を変更するのが望ましい。但し、西日の当たり方や劣化した照明の影響がほぼ等しい複数のゲート装置であれば、その何れか1つのゲート装置で上記類似度の変化の予測と変更後の照合閾値の決定を行い、この決定された変更後の照合閾値を使って複数のゲート装置の照合閾値を同じように変更してもよい。
図7は予測部135によるステップS7の他の例を示すフローチャートである。図7を参照すると、予測部135は、類似度の予測に使用する特定の利用者IDを含む認証履歴データ124から所定期間の類似度を選択する(ステップS31)。例えば、予測部135は、予め定められた特定の利用者IDを有し且つ事前に設定された時間T前の時刻(t0−T)以降の認証時刻を有する認証履歴データ124中の類似度を記憶部120から選択して読み出す。特定の利用者IDは、全体の利用者の中で、認証対象となる頻度が比較的高く、類似度の値が平均的な登録利用者であることが望ましいが、それに限定されない。
図8は、縦軸に類似度をとり、横軸に時刻をとって、特定の利用者IDの認証成功時における類似度の分布を黒丸印で表現した図である。
次に予測部135は、特定の利用者IDの類似度に対し、関数(例えば線形関数)を準備し、最小二乗法を用いてフィッティングを行い、近似関数K(t)を生成する(ステップS32)。例えば近似関数K(t)は、上述した式1のように表現される。図8のグラフ中の線分は上記近似関数K(t)を表している。
次に予測部135は、近似関数K(t)の変数tに将来の時刻を代入することにより、将来の時刻における特定の利用者IDの認証成功時の類似度を予測する(ステップS33)。図8には、将来の時刻t0+Δt時点における特定の利用者IDの認証成功時の類似度が図示されている。Δtは固定値であってもよいし、可変値であってもよい。
図9は閾値変更部136によるステップS8の他の例を示すフローチャートである。図9を参照すると、閾値変更部136は、現在の照合閾値123と予測部135によって予測された特定の利用者IDの認証成功時の類似度との差を算出する(ステップS41)。次に閾値変更部136は、上記差を予め定められた値α2と比較し(ステップS42)、上記差が値α2より大きければ、現在の照合閾値123は大きすぎると判断して予め定められた値P2だけ小さくなるように変更する(ステップS43)。また閾値変更部136は、上記差が値α2以下であれば、上記差を予め定められた値β2(β2<α2)と比較し(ステップS44)、上記差が値β2より小さければ、現在の照合閾値123は小さすぎると判断して予め定められた値Q2だけ大きくなるように変更する(ステップS25)。それ以外の場合、即ち、上記差が値α2以下、かつ、値β2以上であれば、閾値変更部136は、現在の照合閾値123を変更しない。
上記図7乃至図9を参照して説明した予測部135および閾値変更部136の動作によれば、特定の利用者の認証成功時における類似度の履歴に基づいて特定の利用者の認証成功時における類似度の変化を予測し、その予測結果に基づいて複数の利用者で共通に使用する照合閾値123を変更する。このため、図7乃至図9を参照して説明した予測部135および閾値変更部136は、特定の利用者の認証成功時における類似度が他の多くの利用者の認証成功時における類似度と同じ要因で同じように変化する環境に適用すると好適である。その一適用例として、例えば図2で説明したようなシステムが考えられる。
[第2の実施形態]
図10は本発明の第2の実施形態に係る顔認証装置200のブロック図である。本実施形態に係る顔認証装置200は、カメラ部141とのインタフェース部211、ゲート装置142とのインタフェース部212、通信インタフェース部213、操作入力部214、画面表示部215、記憶部220、および演算処理部230から構成されている。このうち、インタフェース部211、インタフェース部212、通信インタフェース部213、操作入力部214、および画面表示部215は、図1のインタフェース部111、インタフェース部112、通信インタフェース部113、操作入力部114、および画面表示部115と同じように構成されている。
記憶部220は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置である。記憶部220は、演算処理部230で行われる各種処理に必要な処理情報およびプログラム221を記憶するように構成されている。
プログラム221は、演算処理部230に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現する。プログラム221は、通信インタフェース部213などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部220に保存される。
記憶部220に記憶される主な処理情報には、基準顔画像データ222、照合閾値223、および認証履歴データ224がある。このうち、基準顔画像データ222、および認証履歴データ224は、図1の基準顔画像データ122、および認証履歴データ124と同じように構成されている。
照合閾値223は、顔認証を行う際に用いられる閾値である。本実施形態の場合、照合閾値223は、利用者ID毎に存在する。
演算処理部230は、MPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有する演算処理装置である。演算処理部230は、記憶部220からプログラム221を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム221とを協働させて各種処理部を実現するように構成されている。演算処理部230で実現される処理部として、入力部231、顔画像取得部232、照合部233、出力部234、予測部235、および閾値変更部236がある。このうち、入力部231、顔画像取得部232、および出力部234は、図1の入力部131、顔画像取得部132、および出力部134と同じように構成されている。
照合部233は、認証対象の顔画像と利用者ID毎の基準顔画像との間の類似度を利用者ID毎の照合閾値223と比較する点で、図1の照合部133と相違し、それ以外は照合部133と同様に構成されている。
予測部235は、利用者ID毎の認証履歴データ224を用いて、利用者ID毎の認証成功時の類似度の変化を予測する点で、図1の予測部135と相違し、それ以外は予測部135と同様に構成されている。即ち、予測部235は、利用者ID毎に、図7に示した処理と同様の処理を繰り返すことによって、利用者ID毎の近似関数K(t)を導出する。
閾値変更部236は、予測部235が予測した利用者ID毎の類似度の変化に基づいて、記憶部220に記憶されている利用者ID毎の照合閾値223を変更するように構成されている。即ち、閾値変更部236は、利用者ID毎に、図9に示した処理と同様の処理を繰り返すことによって、予測した類似度と現在の照合閾値との差が予め定められた値より大きければ照合閾値を所定値だけ小さくし、上記差が予め定められた値より小さければ照合閾値を所定値だけ大きくし、それ以外は照合閾値を変更しない。
本実施形態によれば、利用者IDの認証成功時における類似度の履歴に基づいてその利用者IDの認証成功時における類似度の変化を予測し、その予測結果に基づいてその利用者IDの照合閾値を変更する。これによって、利用者ID毎に設定された照合閾値を、例えば利用者毎の顔画像の経年変化に追従して自動的に適切に変更することができる。
本実施形態では、利用者IDの認証成功時における類似度の履歴に基づいてその利用者IDの類似度の変化を予測し、その予測結果に基づいてその利用者IDの照合閾値を変更した。しかし、本実施形態の変形例として、図4で説明した予測方法によって複数の利用者の照合成功時における類似度の履歴に基づいて、複数の利用者の照合成功時における平均の類似度の変化を予測し、その平均の類似度の予測結果に基づいて利用者ID毎の照合閾値を図6と同様の方法で変更するように構成してもよい。
[第3の実施形態]
図11は本発明の第3の実施形態に係る顔認証装置300のブロック図である。図11を参照すると、本実施形態に係る顔認証装置300は、顔画像取得部301と、照合部302と、予測部303と、閾値変更部304とを備えている。
顔画像取得部301は、認証対象の顔画像を取得するように構成されている。顔画像取得部301は、例えば図1の顔画像取得部132と同様に構成することができるが、それに限定されない。
照合部302は、顔画像取得部301によって取得された認証対象の顔画像に基づく顔情報と登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を算出して閾値と比較することにより、顔認証を行うように構成されている。照合部302は、例えば図1の照合部133と同様に構成することができるが、それに限定されない。
予測部303は、照合部302による認証成功時の類似度の履歴に基づいて、類似度の変化を予測するように構成されている。予測部303は、例えば図1の予測部135或いは図10の予測部235と同様に構成することができるが、それに限定されない。
閾値変更部304は、予測部303の予測の結果に基づいて、照合部302が使用する上記閾値を変更するように構成されている。閾値変更部304は、図1の閾値変更部136或いは図10の閾値変更部236と同様に構成することができるが、それに限定されない。
このように構成された本実施形態に係る顔認証装置300は、以下のように動作する。即ち、まず顔画像取得部301が、認証対象の顔画像を取得する。次に照合部302が、認証対象の顔画像に基づく顔情報と登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を算出して閾値と比較することにより、顔認証を行う。次に予測部303が、認証成功時の類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測する。そして閾値変更部304が、予測の結果に基づいて閾値を変更する。
このように本実施形態によれば、認証成功時の類似度の履歴に基づいて類似度の変化を予測し、その予測の結果に基づいて照合に使用する閾値を変更するため、認証に失敗する前に閾値を適切に変更することができる。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
本発明は、入退室監視システムや勤怠管理システムなどに利用でき、特に利用者の負担を招くことなく、照合に使用する閾値を適切に自動修正して、利便性や安全性の向上を図る場合に適している。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
認証対象の顔画像を取得する顔画像取得部と、
前記認証対象の顔画像に基づく顔情報と登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を算出して閾値と比較することにより、顔認証を行う照合部と、
認証成功時の前記類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測する予測部と、
前記予測の結果に基づいて前記閾値を変更する閾値変更部と、を含む
顔認証装置。
[付記2]
前記予測部は、前記認証成功時の類似度の履歴を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって前記類似度の変化を予測する
付記1に記載の顔認証装置。
[付記3]
前記予測部は、複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の履歴を認証時刻に基づいて複数のグループに分類し、前記グループ毎に前記複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の平均を算出し、前記平均の類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記平均の類似度の変化を予測するように構成されている、
付記1または2に記載の顔認証装置。
[付記4]
前記閾値変更部は、前記平均の類似度の変化の予測結果に基づいて、前記閾値を変更する、
付記3に記載の顔認証装置。
[付記5]
前記予測部は、一の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の履歴を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記一の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の変化を予測するように構成されている、
付記1または2に記載の顔認証装置。
[付記6]
前記閾値変更部は、前記一の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の変化の予測結果に基づいて、前記閾値を変更する、
付記5に記載の顔認証装置。
[付記7]
前記閾値は、複数の登録利用者に共通に設定される閾値である、
付記1乃至6の何れかに記載の顔認証装置。
[付記8]
前記閾値は、登録利用者毎に設定される閾値である、
付記1乃至6の何れかに記載の顔認証装置。
[付記9]
前記照合部は、前記認証対象の顔画像と予め登録された登録利用者毎の基準顔画像との間の類似度を複数の前記登録利用者で共通な閾値と比較した結果に基づいて、前記認証対象の顔画像が何れの前記登録利用者の前記基準顔画像と一致するかを判定し、一致すると判定したときの前記類似度と認証時刻を含む認証履歴データを生成するように構成され、
前記予測部は、前記認証履歴データを前記認証時刻に基づいて複数のグループに分類し、前記グループ毎に前記類似度の平均を算出し、前記平均の類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記平均の類似度の変化を予測するように構成され、
前記閾値変更部は、前記平均の類似度の変化の予測結果に基づいて前記共通な閾値を変更するように構成されている、
付記1または2に記載の顔認証装置。
[付記10]
前記照合部は、前記認証対象の顔画像と予め登録された登録利用者毎の基準顔画像との間の類似度を複数の前記登録利用者で共通な閾値と比較した結果に基づいて、前記認証対象の顔画像が何れの前記登録利用者の前記基準顔画像と一致するかを判定し、一致すると判定したときの前記類似度と前記登録利用者を一意に識別する利用者識別情報と認証時刻を含む認証履歴データを生成するように構成され、
前記予測部は、前記認証履歴データを前記利用者識別情報毎の複数のグループに分類し、前記グループの少なくとも1つについて、前記グループの類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記グループの類似度の変化を予測するように構成され、
前記閾値変更部は、前記グループの類似度の変化の予測結果に基づいて前記共通な閾値を変更するように構成されている、
付記1または2に記載の顔認証装置。
[付記11]
前記照合部は、前記認証対象の顔画像と予め登録された登録利用者毎の基準顔画像との間の類似度を前記登録利用者毎の閾値と比較した結果に基づいて、前記認証対象の顔画像が何れの前記登録利用者の前記基準顔画像と一致するかを判定し、一致すると判定したときの前記類似度と前記登録利用者を一意に識別する利用者識別情報と認証時刻を含む認証履歴データを生成するように構成され、
前記予測部は、前記認証履歴データを前記利用者識別情報毎の複数のグループに分類し、前記グループの少なくとも1つについて、前記グループの類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記グループの類似度の変化を予測するように構成され、
前記閾値変更部は、前記グループの類似度の変化の予測結果に基づいて前記グループに対応する前記登録利用者の閾値を変更するように構成されている、
付記1または2に記載の顔認証装置。
[付記12]
前記照合部は、前記認証対象の顔画像と予め登録された登録利用者毎の基準顔画像との間の類似度を前記登録利用者毎の閾値と比較した結果に基づいて、前記認証対象の顔画像が何れの前記登録利用者の前記基準顔画像と一致するかを判定し、一致すると判定したときの前記類似度と認証時刻を含む認証履歴データを生成するように構成され、
前記予測部は、前記認証履歴データを前記認証時刻に基づいて複数のグループに分類し、前記グループ毎に前記類似度の平均を算出し、前記平均の類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記平均の類似度の変化を予測するように構成され、
前記閾値変更部は、前記平均の類似度の変化の予測結果に基づいて前記登録利用者毎の閾値を変更するように構成されている、
付記1または2に記載の顔認証装置。
[付記13]
認証対象の顔画像を取得し、
前記認証対象の顔画像に基づく顔情報と予め登録された登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を閾値と比較した結果に基づいて、顔認証を行い、
認証成功時の前記類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測し、
前記予測の結果に基づいて前記閾値を変更する、
顔認証方法。
[付記14]
前記予測では、前記認証成功時の類似度の履歴を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって前記類似度の変化を予測する、
付記13に記載の顔認証方法。
[付記15]
前記予測では、複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の履歴を認証時刻に基づいて複数のグループに分類し、前記グループ毎に前記複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の平均を算出し、前記平均の類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記平均の類似度の変化を予測する、
付記13または14に記載の顔認証方法。
[付記16]
前記変更では、前記平均の類似度の変化の予測結果に基づいて、前記閾値を変更する、
付記15に記載の顔認証方法。
[付記17]
前記予測では、一の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の履歴を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記一の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の変化を予測する、
付記13または14に記載の顔認証方法。
[付記18]
前記変更では、前記一の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の変化の予測結果に基づいて、前記閾値を変更する、
付記17に記載の顔認証方法。
[付記19]
前記閾値は、複数の登録利用者に共通に設定される閾値である、
付記13乃至18の何れかに記載の顔認証方法。
[付記20]
前記閾値は、登録利用者毎に設定される閾値である、
付記13乃至18の何れかに記載の顔認証方法。
[付記21]
前記判定では、前記認証対象の顔画像と予め登録された登録利用者毎の基準顔画像との間の類似度を複数の前記登録利用者で共通な閾値と比較した結果に基づいて、前記認証対象の顔画像が何れの前記登録利用者の前記基準顔画像と一致するかを判定し、一致すると判定したときの前記類似度と認証時刻を含む認証履歴データを生成し、
前記予測では、前記認証履歴データを前記認証時刻に基づいて複数のグループに分類し、前記グループ毎に前記類似度の平均を算出し、前記平均の類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記平均の類似度の変化を予測し、
前記変更では、前記平均の類似度の変化の予測結果に基づいて前記共通な閾値を変更する、
付記13または14に記載の顔認証方法。
[付記22]
前記判定では、前記認証対象の顔画像と予め登録された登録利用者毎の基準顔画像との間の類似度を複数の前記登録利用者で共通な閾値と比較した結果に基づいて、前記認証対象の顔画像が何れの前記登録利用者の前記基準顔画像と一致するかを判定し、一致すると判定したときの前記類似度と前記登録利用者を一意に識別する利用者識別情報と認証時刻を含む認証履歴データを生成し、
前記予測では、前記認証履歴データを前記利用者識別情報毎の複数のグループに分類し、前記グループの少なくとも1つについて、前記グループの類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記グループの類似度の変化を予測し、
前記変更では、前記グループの類似度の変化の予測結果に基づいて前記共通な閾値を変更する、
付記13または14に記載の顔認証方法。
[付記23]
前記判定では、前記認証対象の顔画像と予め登録された登録利用者毎の基準顔画像との間の類似度を前記登録利用者毎の閾値と比較した結果に基づいて、前記認証対象の顔画像が何れの前記登録利用者の前記基準顔画像と一致するかを判定し、一致すると判定したときの前記類似度と前記登録利用者を一意に識別する利用者識別情報と認証時刻を含む認証履歴データを生成し、
前記予測では、前記認証履歴データを前記利用者識別情報毎の複数のグループに分類し、前記グループの少なくとも1つについて、前記グループの類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記グループの類似度の変化を予測し、
前記変更では、前記グループの類似度の変化の予測結果に基づいて前記グループに対応する前記登録利用者の閾値を変更する、
付記13または14に記載の顔認証方法。
[付記24]
前記判定では、前記認証対象の顔画像と予め登録された登録利用者毎の基準顔画像との間の類似度を前記登録利用者毎の閾値と比較した結果に基づいて、前記認証対象の顔画像が何れの前記登録利用者の前記基準顔画像と一致するかを判定し、一致すると判定したときの前記類似度と認証時刻を含む認証履歴データを生成し、
前記予測では、前記認証履歴データを前記認証時刻に基づいて複数のグループに分類し、前記グループ毎に前記類似度の平均を算出し、前記平均の類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記平均の類似度の変化を予測し、
前記変更では、前記平均の類似度の変化の予測結果に基づいて前記登録利用者毎の閾値を変更する、
付記13または14に記載の顔認証方法。
[付記25]
コンピュータを、
認証対象の顔画像を取得する顔画像取得部と、
前記認証対象の顔画像に基づく顔情報と登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を算出して閾値と比較することにより、顔認証を行う照合部と、
認証成功時の前記類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測する予測部と、
前記予測の結果に基づいて前記閾値を変更する閾値変更部と、して機能させる
プログラム。
[付記26]
前記顔認証では、前記認証対象の顔画像から抽出した顔の特徴量と登録利用者毎の基準顔画像から抽出した顔の特徴量とを照合して前記認証対象の顔画像と前記基準顔画像との類似度を算出する、
付記1乃至25の何れかに記載の顔認証装置、顔認証方法、およびプログラム。
100…顔認証装置
111…インタフェース部
112…インタフェース部
113…通信インタフェース部
114…操作入力部
115…画面表示部
120…記憶部
121…プログラム
122…基準顔画像データ
123…照合閾値
124…認証履歴データ
130…演算処理部
131…入力部
132…顔画像取得部
133…照合部
134…出力部
135…予測部
136…閾値変更部
141…カメラ部
142…ゲート装置
143…利用者
200…顔認証装置
211…インタフェース部
212…インタフェース部
213…通信インタフェース部
214…操作入力部
215…画面表示部
220…記憶部
221…プログラム
222…基準顔画像データ
223…照合閾値
224…認証履歴データ
230…演算処理部
231…入力部
232…顔画像取得部
233…照合部
234…出力部
235…予測部
236…閾値変更部
300…顔認証装置
301…顔画像取得部
302…照合部
303…予測部
304…閾値変更部

Claims (6)

  1. 認証対象の顔画像を取得する顔画像取得部と、
    前記認証対象の顔画像に基づく顔情報と登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を算出して閾値と比較することにより、顔認証を行う照合部と、
    認証成功時の前記類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測する予測部と、
    前記予測の結果に基づいて前記閾値を変更する閾値変更部と、を含み、
    前記予測部は、複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の履歴を認証時刻に基づいて複数のグループに分類し、前記グループ毎に前記複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の平均を算出し、前記平均の類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記平均の類似度の変化を予測するように構成されている、
    顔認証装置。
  2. 前記閾値変更部は、前記平均の類似度の変化の予測結果に基づいて、前記閾値を変更する、
    請求項に記載の顔認証装置。
  3. 前記閾値は、複数の登録利用者に共通に設定される閾値である、
    請求項1または2に記載の顔認証装置。
  4. 前記閾値は、登録利用者毎に設定される閾値である、
    請求項1または2に記載の顔認証装置。
  5. 認証対象の顔画像を取得し、
    前記認証対象の顔画像に基づく顔情報と予め登録された登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を閾値と比較した結果に基づいて、顔認証を行い、
    認証成功時の前記類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測し、
    前記予測の結果に基づいて前記閾値を変更
    前記予測では、複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の履歴を認証時刻に基づいて複数のグループに分類し、前記グループ毎に前記複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の平均を算出し、前記平均の類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記平均の類似度の変化を予測する、
    顔認証方法。
  6. コンピュータを、
    認証対象の顔画像を取得する顔画像取得部と、
    前記認証対象の顔画像に基づく顔情報と登録利用者毎の基準顔情報との間の類似度を算出して閾値と比較することにより、顔認証を行う照合部と、
    認証成功時の前記類似度の履歴に基づいて前記類似度の変化を予測する予測部であって、複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の履歴を認証時刻に基づいて複数のグループに分類し、前記グループ毎に前記複数の登録利用者の前記認証成功時における前記類似度の平均を算出し、前記平均の類似度を用いて、時間を関数とした類似度の変化を表す近似関数を生成することによって、前記平均の類似度の変化を予測する予測部と、
    前記予測の結果に基づいて前記閾値を変更する閾値変更部と、して機能させる
    プログラム。
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