JP6648401B2 - プレス成形装置、およびプレス成形方法 - Google Patents
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Description
(1−1.プレス成形品の概要)
図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るプレス成形品10の構成の一例について説明する。図1は、第1の実施形態に係るプレス成形品10の構成の一例を示す斜視図である。
予め一部の厚みを異ならせたロール状のコイル(鋼板を巻きつけたもの)を用いたブランクである。しかし、かかる方法の場合には、特注のコイルが必要となる。
図3〜図5を参照しながら、第1の実施形態に係るプレス成形装置100の構成の一例について説明する。プレス成形装置100は、被加工材である一次成形品80のプレス加工を実施することによって、二次成形品である縦壁部13を増肉させたプレス成形品10を成形する。
次に、プレス成形装置100のプレス加工時の動作例について、引き続き図3〜図5を参照しながら説明する。本動作例は、図3に示すように、セットされた一次成形品80がクッション120、パンチ130、およびパッド140に挟持された状態から開始される。
上述したプレス成形装置100により成形されたプレス成形品10の有効性について、プレス成形品10に関して3点曲げシミュレーションを実施した場合の解析結果を用いて説明する。
図12〜図16を参照しながら、第1の実施形態の変形例に係るプレス成形品20およびプレス成形装置150の構成例について説明する。
図12および図13を参照しながら、第1の実施形態の変形例に係るプレス成形品20の構成の一例について説明する。図12は、第1の実施形態の変形例に係るプレス成形品20の構成の一例を示す斜視図である。図13は、第1の実施形態の変形例に係るプレス成形品20の製造工程の一例を示す模式図である。
図14〜図16を参照しながら、第1の実施形態の変形例に係るプレス成形装置150の構成および動作の一例について説明する。プレス成形装置150も、一次成形品80のプレス加工を実施することによって、二次成形品である縦壁部23を増肉させたプレス成形品20を成形する。
本動作例においては、図14に示す状態からパンチ130およびクッション120が方向D2に下降し始め、一次成形品80に荷重が加わる。これによって、図15に示すように、一次成形品80の縦壁部83は、方向D2において縮む一方で、方向D4に膨らむ。この際、付勢部材142に付勢されたパッド140が縦壁部83に接触した状態を維持するので、縦壁部83が撓んで座屈することを防止できる。この結果、縦壁部83を均一な厚さt2に増肉させることが可能となる。
第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係るプレス成形品は、コーナ部の厚み(図19参照)が第1の実施形態に係るプレス成形品10と異なる点を除けば、プレス成形品10と同一である。一方で、第2の実施形態に係るプレス成形装置は、第1の実施形態に係るプレス成形装置100と異なる。そこで、以下では、第2の実施形態に係るプレス成形装置の構成例、及び動作例について説明する。
図17〜図19を参照しながら、第2の実施形態に係るプレス成形装置200の構成の一例について説明する。プレス成形装置200は、被加工材である一次成形品80のプレス加工を実施することによって、二次成形品である縦壁部13を増肉させたプレス成形品10を成形する。
次に、プレス成形装置200の動作例について、引き続き図17〜図19を参照しながら説明する。
第2の実施形態の変形例について説明する。以下では、図20〜図22を参照しながら、第2の実施形態の変形例に係るプレス成形装置250の構成および動作の一例について説明する。なお、プレス成形装置250により成形されるプレス成形品は、コーナ部の厚み(図22参照)が第1の実施形態の変形例に係るプレス成形品20と異なる点を除けば、プレス成形品20と同一である。
本動作例においては、図20に示す状態からパンチ230およびクッション220が方向D2に下降し始め、一次成形品80に荷重が加わる。これによって、図21に示すように、一次成形品80の縦壁部83は、方向D2において縮む一方で、方向D4に膨らむ。
上述した第1の実施形態および第2の実施形態において、パンチ130、230は、第1支持部材(クッション120、220)とともに第2支持部材(ダイ110、210)に対して相対的に下降することで、被加工材(一次成形品80)の縦壁部83の高さを小さくさせる一方で、縦壁部83を第2厚さ(厚さt2)に増肉させるプレス加工を実行する。増肉される縦壁部83を挟んでクッション120、220に対向するパッド140、240は、例えば図3〜図5に示すように付勢部材142、242により付勢され、プレス加工中にクッション120、220との間隔が厚さt2以下に保持されている。
12、22 上壁部
13、23 縦壁部
14 フランジ部
15、16、25 コーナ部
70 ブランク
80 一次成形品
82 上壁部
83 縦壁部
84 フランジ部
85、86 コーナ部
100、150、200、250 プレス成形装置
110、160、210、260 ダイ
120、220 クッション
122 付勢部材
130、230 パンチ
140、240 パッド
142 付勢部材
Claims (3)
- 被加工材をプレス加工してプレス成形品を成形するプレス成形装置であって、前記被加工材は第1厚さの上壁部、縦壁部、および前記縦壁部と繋がった曲面のコーナ部を含むハット状断面またはU字状断面を有し、
前記ハット状断面または前記U字状断面の内側から前記被加工材を支持する第1支持部材と、
前記縦壁部の下端部で前記被加工材を支持する第2支持部材と、
前記第1支持部材とともに前記第2支持部材に対して相対的に下降することで、前記縦壁部の高さを小さくさせる一方で前記縦壁部および前記コーナ部を前記第1厚さよりも大きい第2厚さに増肉させるプレス加工を実行するパンチ部材と、
前記縦壁部を挟んで前記第1支持部材に対向し、前記プレス加工中に前記第1支持部材との間隔が前記第2厚さと同じ大きさ以下に保持されているパッド部材と、
前記パッド部材を前記第1支持部材に向かって付勢する付勢部材と
を備えるプレス成形装置。 - 請求項1に記載のプレス成形装置において、
前記被加工材は、長尺状の部材であり、
前記パンチ部材は、前記縦壁部の長手方向の全体の高さを小さくさせる一方で、前記縦壁部の全体を前記第2厚さに増肉させる、プレス成形装置。 - 被加工材をプレス加工してプレス成形品を成形するプレス成形方法であって、前記被加工材は第1厚さの上壁部、縦壁部、および前記縦壁部と繋がった曲面のコーナ部を含むハット状断面またはU字状断面を有し、
前記被加工材を前記ハット状断面または前記U字状断面の内側から第1支持部材に支持させるステップと、
前記縦壁部の下端部で前記被加工材を第2支持部材に支持させるステップと、
パッド部材を前記第1支持部材に向かって付勢する付勢部材によって、前記パッド部材と前記第1支持部材との間隔を、前記プレス加工中には前記第1厚さよりも大きい第2厚さと同じ大きさ以下に保持しつつ、前記第1支持部材とともにパンチ部材を前記第2支持部材に対して相対的に下降させることで、前記第1支持部材と前記パッド部材とに挟まれた前記縦壁部の高さを小さくさせる一方で前記縦壁部を前記第2厚さに増肉させるプレス加工を実行するステップと
を有するプレス成形方法。
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