JP6646914B2 - 電気機械式のブレーキ倍力装置、および電気機械式のブレーキ倍力装置を運転するための方法 - Google Patents

電気機械式のブレーキ倍力装置、および電気機械式のブレーキ倍力装置を運転するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置に関する。また本発明は、車両のためのブレーキシステムに関する。さらに本発明は、車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置を運転するための方法に関する。
電気機械式のブレーキ倍力装置は、従来技術により公知である。例えば、特許文献1には、ブレーキペダルに接続可能な入力ロッドおよび、モータの運転によってシフト可能なアクチュエータとしてのピストンを備えた電気機械式のブレーキ倍力装置について記載されている。入力ロッドとピストンとは、それぞれスプリングワッシャに接触し、このスプリングワッシャを介して、入力ロッドに伝達された運転者制動力および/またはモータの運転によってピストンに伝達された増幅力が、スラストロッド/出力ロッドに伝達可能である。これによって生ぜしめられたスラストロッドの位置シフトによって、マスタブレーキシリンダ内のブレーキ圧が上昇可能でなければならない。さらに、ブレーキ操作部材を操作することなしに、電気機械式のブレーキ倍力装置のモータの運転によって自動ブレーキが生ぜしめられるようにしなければならない。
ヨーロッパ特許第2379376号明細書
本発明は、請求項1の特徴を有する車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置、請求項8の特徴を有する車両のためのブレーキシステム、請求項10の特徴を有する車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置を運転するための方法を提供する。
本発明により提供された電気機械式のブレーキ倍力装置によれば、このブレーキ倍力装置の入力ロッド、若しくはこの入力ロッドに接続されたブレーキ操作部材(例えばブレーキペダル)が固着および/またはロックされた場合、少なくとも1つの緩衝部材を変形させることによって、弁体と入力ロッドとの間の差分ストロークを追加的に増大させることができる。これによって、一方では、固着/ロックを検知する可能性が保証され、他方ではモータの運転中の損傷リスクおよび/または破損リスクを低減する可能性が保証される。
本発明による電気機械式のブレーキ倍力装置、およびこれに対応する電気機械式のブレーキ倍力装置を運転するための方法によれば、弁体を制動方向にシフト運動させることによって自動ブレーキを実現することができる。このような形式の自動ブレーキは、入力ロッドに配置されたブレーキ操作部材を運転者により操作することなしに、実施可能である。自動ブレーキは、自律ブレーキ、自動ブレーキ圧形成、自律ブレーキ圧形成、および/または外力ブレーキとも称呼される。入力ロッドを弁体と連動してシフトする連動シフト可能性に基づいて、配設されたブレーキ操作部材も、運転者によるブレーキ操作部材の操作と同時に/類似に運動させることができる。しかしながら本発明によって、ブレーキ操作部材の運動に基づく物体の挟み込み、特に、初期位置に存在するブレーキ操作部材と隣接する車両壁部構成部材との間の中間室内への物体の挟み込みは検知可能であり、従って阻止可能である。しかも、本発明によれば、このような状況下で発生する、ブレーキ操作部材の従来形式の固着/ロックによって、ブレーキシステムの構成部材が損傷を受けないことが保証される。
電気機械式のブレーキ倍力装置の好適な実施例によれば、少なくとも1つの緩衝部材が少なくとも1つの圧縮部材を有しており、この圧縮部材は、入力ロッドと接触可能な、弁体の少なくとも1つの当接面に、および/または弁体と接触可能な、入力ロッドの少なくとも1つの当接面に配置されている。従って、少なくとも1つの圧縮部材の押しつぶし/圧縮を介して、差分ストロークを限界差分ストロークを越えて増大させることで、適切な検知によって、入力ロッド若しくはこの入力ロッドに配置されたブレーキ操作部材の固着またはロックの存在を検知することができる。それと同時に、少なくとも1つの圧縮部材の押しつぶし/圧縮によって、従来形式で、ブレーキ操作部材に接触する物体にかなりの力が加えられる時点で既に、物体の不都合な挟み込みまたは固着は阻止される。相応に、少なくとも1つの圧縮部材の押しつぶし/圧縮に基づいて、所定の時点で、従来形式でしばしば発生する、ブレーキシステムの少なくとも1つの構成部材における損傷は避けられる。
例えば、少なくとも1つの圧縮部材は、少なくとも1つの弾性材料より形成されていてよい。これによって、少なくとも1つの圧縮部材は安価に製造可能である。
同様に、少なくとも1つの緩衝部材が、束縛されたまたはカプセルに入れられた少なくとも1つの引張コイルばね部材を有しており、該引張コイルばね部材は、入力ロッドと弁体との間に緊締されている。その代わりに、または補足的に、少なくとも1つの緩衝部材が、束縛されたまたはカプセルに入れられた少なくとも1つの圧縮コイルばね部材を有しており、この圧縮コイルばね部材は、入力ロッドと前記弁体との間に緊締されていてよい。ここに記載した、少なくとも1つの緩衝部材のための実施例も、前記利点を保証する。
別の有利な実施例によれば、電気機械式のブレーキ倍力装置は、内部に電子評価装置を有しており、この電子評価装置は、弁体と入力ロッドとの間の差分ストロークに関連する、自動的に算出されたおよび/または外部で提供された少なくとも1つの値を、限界差分ストロークの少なくとも1つに相当する比較値と比較する。この場合、内部の電子評価装置は、少なくとも1つの前記値が少なくとも1つの前記比較値を下回っているかまたは上回っている限り、好適な形式で、少なくとも1つの作動信号を警告表示装置および/または警告音出力装置にアウトプットし、かつ/または少なくとも1つの制御信号を電気機械式のブレーキ倍力装置にアウトプットするために設計されている。例えば、このような形式で、運転者は、ブレーキ操作部材と隣接する車両壁部構成部材との間の中間ギャップ内に突入する物体についての指摘を早期に受けることができ、それによって、それぞれの物体を、ブレーキシステムの少なくとも1つの構成部材が挟み込まれる前および損傷を受ける前に、中間ギャップから取り除くことができる。
また、電気機械式のブレーキ倍力装置は、電気機械式のブレーキ倍力装置が少なくとも所定の第1の時間間隔だけその最新の運転から安全運転へ制御可能であるか、または少なくとも所定の第2の時間間隔だけその運転を中断可能であるように、電子評価装置の少なくとも1つの前記制御信号によって制御可能である。このような形式での、電気機械式のブレーキ倍力装置の運転の修正を介して、中間ギャップ内に突入する物体の挟み込み/固着は、(作動された警告表示装置および/または警告音出力装置に運転者が反応しなくても)確実に阻止される。相応に、入力ロッドの固着またはロックが発生したときに、ブレーキシステムの少なくとも1つの構成部材が損傷を蒙る危険性も、電気機械式のブレーキ倍力装置の、このような形式の修正運転によって著しく低減される。
このような形式の電気機械式のブレーキ倍力装置を備えた車両のためのブレーキシステムも上記利点を提供する。
電気機械式のブレーキ倍力装置が前記内部の電子評価装置を有していない可能な実施例において、ブレーキシステムは、電気機械式のブレーキ倍力装置の外部に配置された少なくとも1つの電子装置を有しており、この電子装置は、弁体と入力ロッドとの間の差分ストロークに関連した、自動的に算出されたおよび/または外部で提供された少なくとも1つの値を、限界差分ストロークの少なくとも1つに相当する比較値と比較し、少なくとも1つの前記値が、少なくとも1つの前記比較値を下回っているかまたは上回っている限り、少なくとも1つの作動信号を警告表示装置および/または警告音出力装置にアウトプットし、かつ/または少なくとも1つの制御信号を電気機械式のブレーキ倍力装置にアウトプットするために設計されている。従って、この電子装置も、内部の電子評価装置による上記利点を提供する。
さらに、車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置を運転するための、対応する方法を実施することによっても、前記利点が実現可能である。電気機械式のブレーキ倍力装置およびこのブレーキ倍力装置を備えたブレーキシステムの前記実施例による方法は、変化実施例が可能であることを指摘しておく。
本発明のその他の特徴および利点を、以下に図面を用いて説明する。
電気機械式のブレーキ倍力装置の1実施例の概略図である。 電気機械式のブレーキ倍力装置の1実施例の概略図である。 電気機械式のブレーキ倍力装置の1実施例の概略図である。 電気機械式のブレーキ倍力装置の1実施例の概略図である。 車両のブレーキシステムの電気機械式のブレーキ倍力装置を運転するための方法の実施例を説明するためのフローチャートである。
図1a〜図1dは、電気機械式のブレーキ倍力装置の1実施例の概略図を示す。
図1a〜図1dに概略的に示した電気機械式のブレーキ倍力装置10の使用可能性は、所定の型式のブレーキシステムに限定されるものではない。また、この電気機械式のブレーキ倍力装置10を備えたブレーキシステムは、様々な車両型式に使用可能であることを指摘しておく。
電気機械式のブレーキ倍力装置10は、弁体12(Valve Body)と入力ロッド14とを有している。また、図1a〜図1dに示した電気機械式のブレーキ倍力装置10は、さらに少なくとも1つの緩衝部材16を有しており、この緩衝部材16は、入力ロッド14におよび/または弁体12に配置されており、この入力ロッド14および/または弁体12の機能形式について以下に詳しく説明する。
弁体12は、(図示していない)モータの運転によって、制動方向18に少なくとも1シフト運動で移動可能である。これは、弁体12が、モータによって弁体12に加えられた増幅力によってその(無力の)初期位置から制動方向18に倍力ストローク×1だけシフト可能であると言い換えてもよい。弁体12をシフトさせるために使用されるモータは、電気機械式のブレーキ倍力装置10のモータ(サブユニットとしての)であるか、または電気機械式のブレーキ倍力装置10の外部に配置可能な(固有のコンパクトなユニットとして構成された)モータであってよい。
例えば図示の実施例では、弁体12は、この弁体12がモータの運転によって生ぜしめられた倍力体20の運動によって制動方向18に移動可能であるように、少なくとも1つの倍力体20(Boost Body:ブースト体)を介してモータに接続されているか若しくは接続可能である。倍力体20の代わりにまたは補足的に、弁体12は、(図示していない)ねじ山を介してモータに接続されているか若しくは接続可能であってよい。
入力ロッド14は、図示の実施例では、リターンスプリング22を介して弁体12に支えられている。勿論、電気機械式のブレーキ倍力装置10にリターンスプリング22を備えることは任意であることを、指摘しておく。図1aに示されているように、入力ロッド14にブレーキ操作部材24、例えばブレーキペダル24が接続可能または接続されている。ブレーキ操作部材24が運転者によって操作されると、運転者制動力が入力ロッド14に伝達される。伝達された運転者制動力によって、入力ロッド14はその(無力の)初期位置から入力ロッドストローク×2だけ移動可能である。
入力ロッド14および弁体12は、図示の実施例では、スプリングワッシャ26のそれぞれ第1の側に接触している。スプリングワッシャ26の、第1の側とは反対の第2の側に(一部だけ示された)出力ロッド28が配置されている。出力ロッド28は、入力ロッド14を介してこの出力ロッドに伝達された運転者制動力によって、および/または弁体12を介してこの出力ロッドに伝達されたモータ/電気機械式のブレーキ倍力装置10の増幅力によって、電気機械式のブレーキ倍力装置10に配置された少なくとも1つのマスタブレーキシリンダ内でマスタブレーキシリンダ圧力が増大されるように、シフト可能である。しかしながら、電気機械式のブレーキ倍力装置10は、このブレーキ倍力装置10と協働するマスタブレーキシリンダの所定の型式に限定されないので、図1aにおけるマスタブレーキシリンダの図示は省かれる。また、図1aに示された、電気機械式のブレーキ倍力装置10に備えられたスプリングワッシャ26および出力ロッド28は、1例として挙げただけであることを指摘しておく。
図1bは、(電気機械式のブレーキ倍力装置10のサブユニットとして構成された、または電気機械式のブレーキ倍力装置10の外部に配置可能または配置された)モータが非作動状態にあり、かつブレーキ操作部材24がその初期位置にあるか若しくはブレーキ操作部材24が運転者によって操作されていない状態にあるときの、図1aの電気機械式のブレーキ倍力装置10の概略図を示す。これは、入力ロッド14に加えられた運転者制動力がゼロに等しく、弁体12に加えられた増幅力がゼロに等しいと言い換えてもよい。相応に、図1bに示された状況では、倍力ストローク×1および入力ロッドストローク×2はゼロに等しい。また、図1bに示された状況では、入力ロッド14と弁体12との間に存在する差分ストロークdはゼロに等しい。差分ストロークdとは、例えば、特に差分ストロークセンサによって直接測定可能な、弁体12に対する入力ロッド14の差分位置であると、解釈されてよい。(差分ストロークは、場合によっては定数を有する、例えば倍力ストローク×1と入力ロッドストローク×2との間の差分dにより規定されてよい。)
図1cは、自動ブレーキ中の電気機械式のブレーキ倍力装置10を示す。自動ブレーキとは、運転者によるブレーキ操作部材24の操作なしに、電気機械式のブレーキ倍力装置10を備えたブレーキシステムの少なくとも1つのホイールブレーキシリンダ内でブレーキ圧が形成されるプロセスのことである。例えば、自動ブレーキは、運転者支援システム(例えばACCシステム、アダプティブクルーズコントロールシステム、車間自動制御システム)および/または緊急ブレーキシステム(例えばAEBシステム、自動緊急ブレーキシステム)によって作動されてよい。特に、電気機械式のブレーキ倍力装置10は、自動ブレーキを作動させるために必要な力/エネルギがもっぱら電気機械式のブレーキ倍力装置10によって若しくは電気機械式のブレーキ倍力装置10を運転するために用いられるモータによって加えることができるように、構成されている。従って、電気機械式のブレーキ倍力装置10を備えたブレーキシステムは、自動ブレーキを実行するための別のモータ装置/液圧装置を備える必要はない。従って、電気機械式のブレーキ倍力装置10のマルチ機能性によって、取り付け所要スペース、このブレーキ倍力装置10を備えたブレーキシステムの重量および製造コストは減少される。しかしながら選択的に、電気機械式のブレーキ倍力装置は、自動ブレーキを増幅するためだけに設計されていてもよい。この場合、自動ブレーキは、電気機械式のブレーキ倍力装置10と、ブレーキシステムの少なくとも1つの弁、ブレーキシステムの少なくとも1つの変換装置例えばプランジャ、および/またはブレーキシステムの少なくとも1つのポンプとの協働によって実行される。
自動ブレーキを実行/増幅するために、弁体12は、モータの運転によって、制動方向18にシフト運動せしめられる。入力ロッド14は、(その初期位置から)制動方向18にシフト運動せしめられた弁体12が、入力ロッド14と弁体12との間に存在する、入力ロッド14に関連した限界差分ストロークd0に等しい差分ストロークdまでシフト可能であるように、弁体12に取り付けられている。次いで、図1cに概略的に示された状態において、入力ロッド14は、制動方向18にシフト運動せしめられた弁体12によって、制動方向18に連動シフト運動可能である。好適な形式で、制動方向18への入力ロッド14の連動シフト運動は、限界差分ストロークd0に等しい差分ストロークdを維持しながら実施される。図1cに概略的に示された、制動方向18への入力ロッド14の連動シフト(弁体12との連動)は、制動方向18への入力ロッド14の連動シフト運動に抗して、高くても、所定の閾値Fr0を下回る保持力Frが作用している限りにおいてのみ、発生する。
多くの場合、制動方向18への入力ロッド14の連動シフト運動は、運転者によるブレーキ操作部材24の相応の操作と同じ/類似のブレーキ操作部材24の運動を生ぜしめる。しばしば、ブレーキ操作部材24の運動は、高いダイナミックスを伴って行われる。これは、特に自動フルブレーキにおいてそうである。しかしながら、これは、少なくとも1つの物体、例えば運転者の足、ビンおよび/またはペット等が、あたかもブレーキ操作部材24の近傍に存在しているかのように感じられる。特に、その都度の物体は、ブレーキ操作部材24と隣接する車両壁部との間の中間室内に少なくとも部分的に突入することがある。このような状況は、原則として、ブレーキ操作部材24の運動とは逆方向に向けられた力を生ぜしめる。これは、制動方向18への入力ロッド14の連動シフト運動(弁体12と連動する)に抗して入力ロッド14に作用する保持力Frも生ぜしめる。
しかしながら図1cに示された状況では、ブレーキ操作部材24に、妨害物体は存在しない。従って、入力ロッド14に作用する保持力Frは、所定の閾値Fr0を下回っている。(例えば、所定の閾値Fr0を下回る保持力Frは、入力ロッド14の摩擦によるものである。)
これに対して、図1dは、物体がブレーキ操作部材24と隣接する車両壁部構成部材との間の中間ギャップ内に突入している状況を示す。ブレーキ操作部材24とその都度の物体とが接触すると、通常は、入力ロッド14に作用するかなりの保持力Frが発生する。好適な形式で、電気機械式のブレーキ倍力装置10における所定の閾値Fr0は、ブレーキ操作部材24と物体との接触後に発生する保持力Frが所定の閾値Fr0を上回るように規定されている。
しかしながら、電気機械式のブレーキ倍力装置10が少なくとも1つの緩衝部材16を備えていることによって、物体の挟み込み、圧着または激しい衝突は確実に阻止される。少なくとも1つの緩衝部材16は、制動方向18への弁体12のシフト運動中に、所定の閾値Fr0を上回る保持力Frが、制動方向18への入力ロッド14の連動シフト運動に抗して作用している限り、制動方向18にシフト運動せしめられる弁体12と入力ロッド14との間の差分ストロークdが少なくとも1つの緩衝部材16の変形によって所定の限界差分ストロークd0を越えて増大可能であることを、保証する。例えばこのために、少なくとも1つの緩衝部材16は、この緩衝部材16に閾値Fr0に相当する力が加えられると、少なくとも1つの緩衝部材16がその初期形状から、差分ストロークdが入力ロッド14に関連した弁体12のさらなるシフトを介して限界差分ストロークd0を越えて増大するように、変形可能であるように構成されている。しかも、少なくとも1つの緩衝部材16は、この少なくとも1つの緩衝部材16が、所定の閾値Fr0を下回る保持力Frに相当する力がこの緩衝部材16に加えられた場合でも、そのそれぞれの初期形状を(ほぼ)維持するように、構成されていてよい。
電気機械式のブレーキ倍力装置10において(入力ロッド14に加えられた保持力Frによって所定の閾値Fr0を越えた場合に)生ぜしめられた、所定の限界差分ストロークd0を越える、差分ストロークdの増大は、入力ロッド14(若しくはブレーキ操作部材24)の固着またはロックを早期に検知/検出することを可能にする。このような形式の故障状況を早期に検知する可能性によって、このような故障状況は、妨害物体に損傷/故障が発生する前に早めに取り除くことができる。またこのような故障状況は、電気機械式のブレーキ倍力装置10を備えたブレーキシステムの少なくとも1つの構成部材に損傷が発生する前に、特に電気機械式のブレーキ倍力装置10の少なくとも1つの構成部材に損傷が発生する前に取り除くこともできる。さらに、従来形式でブレーキ操作部材24と妨害物体との既に激しい接触が発生する時点で、差分ストロークdが、所定の限界差分ストロークd0を越えて増大可能であることによって、少なくとも1つの緩衝部材16の変形によって、ブレーキ操作部材24と妨害物体との間の「柔軟な」接触が保証され得ることを、指摘しておく。(従って、少なくとも1つの緩衝部材16の変形によって吸収されたエネルギが、妨害物体および/またはブレーキシステムの構成部材に作用することはない。)
閾値Fr0は、少なくとも1つの緩衝部材16の構成によって、容易にかつ確実に所望の値に規定可能である。このために、少なくとも1つの緩衝部材16だけが、この緩衝部材に所望の閾値Fr0に相当する力が加えられてから初めて、その初期形状から変形可能であり、これに対して、その初期形状にある少なくとも1つの緩衝部材16の変形は、より低い力においては(ほぼ)阻止されるように、構成されている。
図1a〜1dの実施例では、少なくとも1つの緩衝部材16は、入力ロッド14に接触可能な、弁体12の少なくとも1つの当接面30に配置された、少なくとも1つの圧縮部材16である。圧縮部材の代わりにまたは補足的に、電気機械式のブレーキ倍力装置10は、弁体12に接触可能な、入力ロッド14の当接面に配置された、少なくとも1つの別の圧縮部材を有していてもよい。同様に、少なくとも1つの圧縮部材16および少なくとも1つの別の圧縮部材はそれぞれ、弁体12に付着した少なくとも1つの圧縮部材と、入力ロッド14に固定された少なくとも1つの別の圧縮部材とが互いに当接し合うように、弁体12および入力ロッド14に配置されていてもよい。
例えば、図1a〜図1dの実施例では、少なくとも1つの圧縮部材16が、少なくとも1つの弾性的な材料、例えばエラストマーおよび/またはゴムより形成されている。従って、少なくとも1つの圧縮部材16は安価に製造可能である。それと同時に、少なくとも1つの圧縮部材16のこのような構成において、閾値Fr0を所望の値に規定することは容易に実施可能である。しかしながら、少なくとも1つの圧縮部材16の構成可能性は、所定の弾性的な材料に限定されない。
少なくとも1つの緩衝部材16の前記構成可能性の代わりにまたは補足的に、緩衝部材16は、入力ロッド14と弁体12との間に緊締された、少なくとも1つの束縛されたまたはカプセルに入れられた引張コイルばね部材を有していてもよい。例えば、少なくとも1つの束縛されたまたはカプセルに入れられた引張コイルばね部材は、入力ロッド14における少なくとも1つの第1の固定点から、電気機械式のブレーキ倍力装置10の、マスタブレーキシリンダに整列された/整列可能な側に向かって、弁体12における少なくとも1つの第2の固定点まで延在していてよい。
さらに、少なくとも1つの緩衝部材は、入力ロッド14と弁体12との間に緊締された、少なくとも1つの束縛されたまたはカプセルに入れられた圧縮コイルばね部材を有していてよい。この場合、少なくとも1つの束縛されたまたはカプセルに入れられた圧縮コイルばね部材は、好適な形式で入力ロッド14における少なくとも1つの第3の固定点から、電気機械式のブレーキ倍力装置10の、ブレーキ操作部材24に整列された/整列可能な側に向かって、弁体12における少なくとも1つの第4の固定点まで延在している。このような形式の束縛されたまたはカプセルに入れられた少なくとも1つの圧縮/または引張コイルばね部材によっても、閾値Fr0を所望の値に規定することは比較的簡単である。
図1a〜図1dの実施例において、弁体12は、(環状の)拡張部34を備えた貫通する孔32を有している。弁体12に対する入力ロッド14の取り付けは、入力ロッド14が少なくとも部分的に孔32を貫通して延在していることによって、好適な形式で実現されている。特に、入力ロッド14の係止領域36は(環状の)拡張部34内に突入している。入力ロッド14の係止領域36は、入力ロッド14に設けられた(環状の)突起部またはキーと呼ばれてもよい。(係止領域36は、入力ロッド14に沿った第1の長さL1を有しており、この第1の長さL1は、入力ロッド14に沿った(環状の)拡張部34の第2の長さL2よりも短い。)弁体12に対する入力ロッド14の好適な取り付けは、弁体12内での入力ロッド14の支承と言い換えてもよい。係止部/キーは、入力ロッド14の係止領域36が、(環状の)拡張部34によって予め設定された、弁体12内の所定の限界内でのみ移動可能であるように働く。(さらに、弁体12に入力ロッド14を好適な形式で取り付けたことによって、隣接する構成部分を保護することができる。)
図1bに示された状況によって、つまりゼロに等しい差分ストロークdにおいて、係止領域36は、例えば少なくとも1つの緩衝部材16に対して第1の間隔a1を保って、および(係止領域36を基準にして)反対側に向けられた、弁体12の面38に対して第2の間隔a2を保って位置している。(特に、入力ロッド14に沿った、第1の間隔a1と、第2の間隔a2と、係止領域36の第1の長さL1と、少なくとも1つの緩衝部材16の第3の長さL3との合計は、(環状の)拡張部34の第2の長さL2と同じであってよい。)図1cに示されているように、自律ブレーキの開始時に、(係止領域36が当接面30に接触するまで)弁体12を入力ロッド14に関連してシフトさせることによって、第1の間隔a1は減少され、それに応じて第2の間隔a2は増大する。入力ロッド14に加えられた保持力Frが所定の閾値Fr0を下回っている間、引き続き、入力ロッド14は少なくとも1つの緩衝部材16を(殆ど)変形させることなしに、(弁体12と共に)制動方向18に連動シフト可能である。さもなければ、入力ロッド14の係止領域36は、第2の間隔a2の追加的に延長可能な変形ストロークsdだけ、少なくとも1つの緩衝部材16内に押し込み可能である。しかしながら、図1a〜図1dに示した、弁体12における入力ロッド14の係止構造は、1例として示しただけであることを指摘しておく。
図1a〜図1dに概略的に示した電気機械式のブレーキ倍力装置10は、電子装置40と協働するように設計されている。例えば、電子装置40は、電気機械式のブレーキ倍力装置10の外に配置されている。選択的に、電子装置40は、内部の電子評価装置として電気機械式のブレーキ倍力装置内に組み込まれていてもよい。
電子装置40は、弁体12と入力ロッド14との間の差分ストロークdに関連した、少なくとも1つの自動的に算出された値および/または外部で提供された値を、限界差分ストロークd0に相当する少なくとも1つの比較値と比較するために、設計されている。比較値は、例えば電子装置40の内部の記憶装置にメモリーされていてよい。少なくとも1つの値が、少なくとも1つの比較値を下回るかまたは上回っている、つまり最新の差分ストロークdが限界差分ストロークd0を上回っている限り、電子評価装置は、少なくとも1つの制御信号42を電気機械式のブレーキ倍力装置10若しくはそのモータにアウトプットするために設計されている。例えば電気機械式のブレーキ倍力装置10(若しくはそのモータ)は、電子装置40の少なくとも1つの制御信号42によって制御されることで、電気機械式のブレーキ倍力装置10が(少なくとも所定の第1の時間間隔だけ)、その最新の運転から安全運転へ制御可能であるか、または(少なくとも所定の第2の時間間隔だけ)その運転を中断することができる。選択的に、電気機械式のブレーキ倍力装置10の安全運転において、モータの回転速度、モータの回転数、モータの所定の最大調整角度、倍力ストローク×1の所定の最大倍力ストローク、および/またはモータの運転によって弁体12に加えられた増幅力(最新の運転に対する)を減少させることができる。同様に、特別な実施例によれば、少なくとも1つの制御信号42は、モータ運転の(少なくとも短時間の)中断に影響を及ぼすことができる。さらに、少なくとも1つの制御信号42によって、モータ/電気機械式のブレーキ倍力装置10の戻し運転を作動させることができる。少なくとも1つの制御信号42をアウトプットする代わりに、または補足的に、電子装置40は、(図示していない)警告表示装置および/または(図示していない)警告音出力装置に少なくとも1つの作動信号44をアウトプットするために設計されていてもよい。
少なくとも1つの比較値は、特に差分ストロークセンサの差分ストロークセンサ信号であってよい。しかしながら、少なくとも1つの値として直接的に算出される差分ストロークdの代わりに、差分ストロークdに相当する値を、比較のために考慮してもよい、ことを指摘しておく。同様に、少なくとも1つの値は、差分ストロークdの、少なくとも1つのセンサ信号から導き出された評価値を表わしていてよい。
電気機械式のブレーキ倍力装置10および電子装置40を備えたブレーキシステムは、入力ロッド14の固着/ロック時にコンソール破損または損傷の発生を確実に阻止するために、機械的な適合および好適なセンサの組合せを可能にする。
図2は、車両のブレーキシステムの電気機械式のブレーキ倍力装置を運転するための方法の実施例を説明するためのフローチャートを示す。
以下に記載した方法は、例えば上記電気機械式のブレーキ倍力装置によって実行される。しかしながら、この方法の実施可能性は、電気機械式のブレーキ倍力装置、このブレーキ倍力装置を備えたブレーキシステムまたはそれぞれの車両の、それぞれ所定の型式に限定されないことを指摘しておく。
方法ステップS1で、電気機械式のブレーキ倍力装置は、この電気機械式のブレーキ倍力装置の弁体が、(固有の構成部分として)電気機械式のブレーキ倍力装置の外部に配置された、または電気機械式のブレーキ倍力装置のサブユニットとして構成されたモータの運転によって、制動方向にシフト運動せしめられるように、運転される。これによって、制動方向にシフト運動せしめられた弁体は、入力ロッドに関連した所定の限界差分ストロークと同じ、入力ロッドと弁体との間に存在する差分ストロークまで、シフトされる。次いで、弁体に取り付けられた入力ロッドの、制動方向への連動シフト運動に抗する保持力が存在しないか、またはこの保持力が所定の閾値以下にある限り、入力ロッドは、制動方向でシフト運動せしめられる弁体によって、制動方向で連動シフト運動せしめられる。しかしながら、入力ロッドの制動方向への連動シフト運動に抗して作用する保持力が所定の閾値を上回っている限り、制動方向にシフト運動された弁体と入力ロッドとの間の差分ストロークは、所定の限界差分ストロークに亘って、入力ロッドおよび/または弁体において少なくとも1つの緩衝部材が変形されることによって、増大される。
電気機械式のブレーキ倍力装置の運転中(つまり方法ステップS1中)に少なくとも1回だけ実施される方法ステップS1において、弁体と入力ロッドとの間の差分ストロークに関する値が算出される。方法ステップS2で、例えば差分ストロークの直接的な測定、差分ストロークの評価、および/または差分ストロークに相当する値の測定または演繹が行われる。
別の方法ステップS3で、少なくとも1つの値が、限界差分ストロークに相当する少なくとも1つの比較値と比較される。少なくとも1つの値が、少なくとも1つの比較値を下回るかまたは上回っている、つまり最新の差分ストロークが限界差分ストロークを上回ったことが(直接または間接に)検知されている限り、少なくとも1つの方法ステップS4および/またはS5が実施される。方法ステップS4で、警告表示装置および/または警告音出力装置が作動される。方法ステップS5で、電気機械式のブレーキ倍力装置が、少なくとも所定の第1の時間間隔だけその最新の運転から安全運転へ制御され、かつ/または電気機械式のブレーキ倍力装置の運転がまず少なくとも所定の第2の時間間隔だけ中断される。
オプション的に、方法ステップS3において、少なくとも1つの値が、少なくとも1つの比較値によって予め設定された少なくとも1つの正常値範囲内にあることが確認される限り、方法ステップS2およびS3が少なくとも1回繰り返される。
以上説明した方法によっても、上記利点が実現される。これらの利点を新たに列挙することは省略されている。
10 ブレーキ倍力装置
12 弁体
14 入力ロッド
16 緩衝部材、圧縮部材
18 制動方向
20 倍力体
22 リターンスプリング
24 ブレーキ操作部材、ブレーキペダル
26 スプリングワッシャ
30 当接面
32 貫通する孔
34 拡張部
36 係止領域
40 電子装置
42 制御信号
44 作動信号
a1 第1の間隔
a2 第2の間隔
d 差分ストローク
d0 限界差分ストローク
Fr 保持力
Fr0 閾値
L1 第1の長さ
L2 第2の長さ
L3 第3の長さ
sd 変形ストローク

Claims (8)

  1. 車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置(10)であって、
    弁体(12)を有しており、該弁体(12)は、前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)の外部に配置可能なまたは前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)のサブユニットとして構成されたモータを運転することによって、制動方向(18)に少なくとも1シフト運動で移動可能であって、
    入力ロッド(14)を有しており、該入力ロッド(14)は、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた弁体(12)が、前記入力ロッド(14)と前記弁体(12)との間に存在する、前記入力ロッド(14)に関連した所定の限界差分ストローク(d0)に等しい差分ストローク(d)までシフト可能であり、次いで、高くても所定の閾値(Fr0)を下回る保持力(Fr)が前記制動方向(18)への前記入力ロッド(14)の連動シフト運動に抗して作用している限り、前記入力ロッド(14)が、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)によって、前記制動方向(18)に連動シフト運動可能であるように、前記弁体(12)に取り付けられている、
    形式のものにおいて、
    少なくとも1つの緩衝部材(16)が設けられており、該緩衝部材(16)は、前記制動方向(18)への前記弁体(12)のシフト運動中に、前記所定の閾値(Fr0)を上回る保持力(Fr)が、前記制動方向(18)への前記入力ロッド(14)の連動シフト運動に抗して作用している限り、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)と前記入力ロッド(14)との間の前記差分ストローク(d)が、少なくとも1つの前記緩衝部材(16)の変形によって前記所定の限界差分ストローク(d0)を越えて増大可能であるように、前記入力ロッド(14)および/または前記弁体(12)に配置されており、
    少なくとも1つの前記緩衝部材(16)が少なくとも1つの圧縮部材(16)を有しており、該圧縮部材は、前記入力ロッド(14)と接触可能な、前記弁体(12)の少なくとも1つの当接面(30)に、および/または前記弁体(12)と接触可能な、前記入力ロッド(14)の当接面に配置されている、
    電気機械式のブレーキ倍力装置。
  2. 少なくとも1つの前記圧縮部材(16)が、少なくとも1つの弾性材料により形成されている、
    請求項1に記載の電気機械式のブレーキ倍力装置(10)。
  3. 車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置(10)であって、
    弁体(12)を有しており、該弁体(12)は、前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)の外部に配置可能なまたは前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)のサブユニットとして構成されたモータを運転することによって、制動方向(18)に少なくとも1シフト運動で移動可能であって、
    入力ロッド(14)を有しており、該入力ロッド(14)は、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた弁体(12)が、前記入力ロッド(14)と前記弁体(12)との間に存在する、前記入力ロッド(14)に関連した所定の限界差分ストローク(d0)に等しい差分ストローク(d)までシフト可能であり、次いで、高くても所定の閾値(Fr0)を下回る保持力(Fr)が前記制動方向(18)への前記入力ロッド(14)の連動シフト運動に抗して作用している限り、前記入力ロッド(14)が、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)によって、前記制動方向(18)に連動シフト運動可能であるように、前記弁体(12)に取り付けられている、
    形式のものにおいて、
    少なくとも1つの緩衝部材(16)が設けられており、該緩衝部材(16)は、前記制動方向(18)への前記弁体(12)のシフト運動中に、前記所定の閾値(Fr0)を上回る保持力(Fr)が、前記制動方向(18)への前記入力ロッド(14)の連動シフト運動に抗して作用している限り、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)と前記入力ロッド(14)との間の前記差分ストローク(d)が、少なくとも1つの前記緩衝部材(16)の変形によって前記所定の限界差分ストローク(d0)を越えて増大可能であるように、前記入力ロッド(14)および/または前記弁体(12)に配置されており、
    少なくとも1つの前記緩衝部材が、束縛されたまたはカプセルに入れられた少なくとも1つの引張コイルばね部材を有しており、該引張コイルばね部材は、前記入力ロッド(14)と前記弁体(12)との間に緊締されている、
    電気機械式のブレーキ倍力装置(10)。
  4. 車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置(10)であって、
    弁体(12)を有しており、該弁体(12)は、前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)の外部に配置可能なまたは前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)のサブユニットとして構成されたモータを運転することによって、制動方向(18)に少なくとも1シフト運動で移動可能であって、
    入力ロッド(14)を有しており、該入力ロッド(14)は、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた弁体(12)が、前記入力ロッド(14)と前記弁体(12)との間に存在する、前記入力ロッド(14)に関連した所定の限界差分ストローク(d0)に等しい差分ストローク(d)までシフト可能であり、次いで、高くても所定の閾値(Fr0)を下回る保持力(Fr)が前記制動方向(18)への前記入力ロッド(14)の連動シフト運動に抗して作用している限り、前記入力ロッド(14)が、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)によって、前記制動方向(18)に連動シフト運動可能であるように、前記弁体(12)に取り付けられている、
    形式のものにおいて、
    少なくとも1つの緩衝部材(16)が設けられており、該緩衝部材(16)は、前記制動方向(18)への前記弁体(12)のシフト運動中に、前記所定の閾値(Fr0)を上回る保持力(Fr)が、前記制動方向(18)への前記入力ロッド(14)の連動シフト運動に抗して作用している限り、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)と前記入力ロッド(14)との間の前記差分ストローク(d)が、少なくとも1つの前記緩衝部材(16)の変形によって前記所定の限界差分ストローク(d0)を越えて増大可能であるように、前記入力ロッド(14)および/または前記弁体(12)に配置されており、
    少なくとも1つの前記緩衝部材が、束縛されたまたはカプセルに入れられた少なくとも1つの圧縮コイルばね部材を有しており、該圧縮コイルばね部材は、前記入力ロッド(14)と前記弁体(12)との間に緊締されている、
    電気機械式のブレーキ倍力装置(10)。
  5. 車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置(10)であって、
    弁体(12)を有しており、該弁体(12)は、前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)の外部に配置可能なまたは前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)のサブユニットとして構成されたモータを運転することによって、制動方向(18)に少なくとも1シフト運動で移動可能であって、
    入力ロッド(14)を有しており、該入力ロッド(14)は、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた弁体(12)が、前記入力ロッド(14)と前記弁体(12)との間に存在する、前記入力ロッド(14)に関連した所定の限界差分ストローク(d0)に等しい差分ストローク(d)までシフト可能であり、次いで、高くても所定の閾値(Fr0)を下回る保持力(Fr)が前記制動方向(18)への前記入力ロッド(14)の連動シフト運動に抗して作用している限り、前記入力ロッド(14)が、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)によって、前記制動方向(18)に連動シフト運動可能であるように、前記弁体(12)に取り付けられている、
    形式のものにおいて、
    少なくとも1つの緩衝部材(16)が設けられており、該緩衝部材(16)は、前記制動方向(18)への前記弁体(12)のシフト運動中に、前記所定の閾値(Fr0)を上回る保持力(Fr)が、前記制動方向(18)への前記入力ロッド(14)の連動シフト運動に抗して作用している限り、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)と前記入力ロッド(14)との間の前記差分ストローク(d)が、少なくとも1つの前記緩衝部材(16)の変形によって前記所定の限界差分ストローク(d0)を越えて増大可能であるように、前記入力ロッド(14)および/または前記弁体(12)に配置されており、
    前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)が内部に電子評価装置を有しており、該電子評価装置は、前記弁体(12)と前記入力ロッド(14)との間の前記差分ストローク(d)に関連する、自動的に算出されたおよび/または外部で提供された少なくとも1つの値を、前記限界差分ストローク(d0)に相当する少なくとも1つの比較値と比較し、少なくとも1つの前記値が少なくとも1つの前記比較値を下回っているかまたは上回っている限り、少なくとも1つの作動信号(44)を警告表示装置および/または警告音出力装置にアウトプットし、かつ/または少なくとも1つの制御信号(42)を前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)にアウトプットするために設計されており、
    前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)は、該電気機械式のブレーキ倍力装置(10)が少なくとも所定の第1の時間間隔だけその最新の運転から安全運転へ制御可能であるか、または少なくとも所定の第2の時間間隔だけその運転を中断可能であるように、前記電子評価装置の少なくとも1つの前記制御信号(42)によって制御可能である、
    電気機械式のブレーキ倍力装置(10)。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電気機械式のブレーキ倍力装置(10)を備えている、車両のためのブレーキシステム
  7. 前記ブレーキシステムが前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)の外部に配置された少なくとも1つの電子装置(40)を有しており、前記電子装置(40)は、前記弁体(12)と前記入力ロッド(14)との間の前記差分ストローク(d)に関連した、自動的に算出されたおよび/または外部で提供された少なくとも1つの値を、前記限界差分ストローク(d0)に相当する少なくとも1つの比較値と比較し、少なくとも1つの前記値が、少なくとも1つの前記比較値を下回っているかまたは上回っている限り、少なくとも1つの作動信号(44)を警告表示装置および/または警告音出力装置にアウトプットし、かつ/または少なくとも1つの制御信号(42)を前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)にアウトプットするために設計されている、
    請求項6に記載のブレーキシステム
  8. 車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置(10)を運転するための方法であって、
    前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)の外部に配置され、または前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)のサブユニットとして構成されたモータを運転することによって、前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)の弁体(12)を制動方向(18)にシフト運動させ、それによって、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)を、入力ロッド(14)と前記弁体(12)との間に存在する、前記入力ロッド(14)に関連した所定の限界差分ストローク(d0)に等しい差分ストローク(d)までシフトさせ、次いで、前記弁体(12)に取り付けられた前記入力ロッド(14)の、制動方向(18)への連動シフト運動に抗して作用する保持力(Fr)が存在しないか、または所定の閾値(Fr0)を下回っている限り、前記入力ロッド(14)を、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)によって前記制動方向(18)に連動シフト運動させ、また前記制動方向(18)への前記入力ロッド(14)の連動シフト運動に抗して作用する前記保持力(Fr)が前記所定の閾値(Fr0)を上回っている限り、前記入力ロッド(14)および/または前記弁体(12)に設けられた少なくとも1つの緩衝部材(16)の変形によって、前記制動方向(18)にシフト運動せしめられた前記弁体(12)と前記入力ロッド(14)との間の前記差分ストローク(d)が前記所定の限界差分ストローク(d0)を越えて増大するように、前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)を運転するステップ(S1)と、
    前記弁体(12)と前記入力ロッド(14)との間の前記差分ストローク(d)に関連した少なくとも1つの値を、前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)の運転中に少なくとも1回算出するステップ(S2)と、
    前記少なくとも1つの値を、前記限界差分ストローク(d0)に相当する少なくとも1つの比較値と比較し(S3)、少なくとも1つの前記値が少なくとも1つの前記比較値を上回るかまたは下回っている限り、警告表示装置および/または警告音出力装置を作動させるステップ(S4)と、前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)を少なくとも所定の第1の時間間隔だけその最新の運転から安全運転に制御し、かつ/または前記電気機械式のブレーキ倍力装置(10)の運転を少なくとも所定の第2の時間間隔だけ中断するステップ(S5)と、
    を有している、車両のブレーキシステムのための電気機械式のブレーキ倍力装置(10)を運転するための方法
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