JP6645854B2 - ワイヤバッファ形成装置およびワイヤ送給装置 - Google Patents

ワイヤバッファ形成装置およびワイヤ送給装置 Download PDF

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本発明は、ワイヤバッファ形成装置およびワイヤ送給装置に関する。
従来から、ワイヤを用いて溶射や溶接を行う方法が知られている。このような方法においては、各々がワイヤを送り出すプッシュローラとプルローラとの間に、ワイヤバッファ形成装置が配置されることがある。このようなワイヤバッファ形成装置としては、たとえば、特許文献1に示されたものがある。
同文献に示されているワイヤバッファ形成装置では、可撓性チューブからなるワイヤコアに包囲された溶接ワイヤが収容室内でアーチ状に配置される。収容室内では、プッシュローラとプルローラの送り量の相違により、アーチの形状が変化する。アーチの形状が変化することにより、収容室内の溶接ワイヤの収容量が変化し、これによりプッシュローラとプルローラによる溶接ワイヤの送り量の相違が吸収され、送り量の高速変化を伴うプルローラによる溶接ワイヤの送給が円滑に行われる。
ところで、特許文献1に示されたワイヤバッファ形成装置では、次のような問題点がある。
すなわち、ワイヤコアの湾曲部ではワイヤの送給抵抗が増大してワイヤ送給が不安定になりやすい。また、ワイヤコア内面が溶接ワイヤと接触することにより摩耗変形して接触面積が増大し、その結果ワイヤの送給抵抗がさらに増大し、ワイヤ送給がさらに不安定になる。特にワイヤを高速で送給する場合においては、短時間のうちにワイヤコアが摩耗してワイヤ送給が不安定になる傾向が顕著となる。
また、ワイヤコアの湾曲部に生じる大きなワイヤ送給抵抗に打ち勝つために十分な送給力を確保するため、プッシュローラやプルローラを駆動するためのモータの容量を大きくする必要があった。
特許第4490976号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ワイヤ送給抵抗を増大させることのないワイヤバッファ形成装置を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明によって提供されるワイヤバッファ形成装置は、入口部および出口部を有するハウジングと、前記ハウジング内の前記入口部側に配置され、前記入口部から導入されるワイヤをガイドする第1ガイドローラと、前記ハウジング内の前記出口部側に配置され、前記出口部に向かう前記ワイヤをガイドする第2ガイドローラと、を備え、前記第1ガイドローラと前記第2ガイドローラとの間を前記ワイヤがアーチを形成して通過するワイヤバッファ形成装置であって、前記ハウジング内の前記第1ガイドローラと前記第2ガイドローラとの間に配置され、前記アーチを含む面内方向であって前記ワイヤの軸線方向と交差する方向における前記ワイヤの位置を検出するバッファ量検出手段を備えることを特徴とする。
好ましい実施の形態では、前記バッファ量検出手段は、前記アーチを含む面内方向両側から前記ワイヤを挟む2つのローラと、当該2つのローラを支持する支持部材と、当該支持部材の変位を検出するセンサと、を含む。
好ましい実施の形態では、前記2つのローラは、前記支持部材に対して前記アーチを含む面と直交するアーム支持軸を中心として搖動可能に支持された搖動アームを介して支持されている。
好ましい実施の形態では、前記アーム支持軸は、前記2つのローラの回転支持軸の間に位置する。
好ましい実施の形態では、前記支持部材は、所定の回動中心を中心として回動する。
好ましい実施の形態では、前記センサは、前記支持部材の回動量を検出する回転センサである。
好ましい実施の形態では、前記回転センサは、前記2つのローラよりも前記ハウジングの入口部側に位置する。
本発明の第2の側面によって提供されるワイヤ送給装置は,前記第1の側面に係るワイヤバッファ形成装置を含み、前記ハウジングの出口部から導出される前記ワイヤを送るプル側送給ローラと、前記ハウジングの入口部に向かう前記ワイヤを送るプッシュ側送給ローラを備えること特徴とする。
好ましい実施の形態では、前記プッシュ側送給ローラを制御する制御装置を備えており、当該制御装置は、前記バッファ量検出手段によって検出される前記ワイヤの位置が適正となるように前記プッシュ側送給ローラを制御する。
このような構成のワイヤバッファ形成装置においては、ハウジングの内部をアーチを形成して通過するワイヤは、ハウジングの入口部近傍と出口部近傍とにおいて、第1ガイドローラと第2ガイドローラとによってガイドされるので、ハウジング内にワイヤコアを導入する必要がない。したがって、ハウジングの内部においてワイヤの送給抵抗が増大する要因をなくして、ワイヤ送給の安定を図ることができる。また、これにより、ワイヤ送給ローラを駆動するためのモータの容量を小さくし、ワイヤ送給装置の簡略化、軽量化、低コスト化を図ることができる。
本発明のワイヤバッファ形成装置を備えた溶接システムの全体構成図である。 本発明の一実施形態に係るワイヤバッファ形成装置の縦断面図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 図2のIV-IV線に沿う断面図である。 図2における要部の拡大図であり、ワイヤバッファ量検出手段の構成を示す。 図2 のVI-VI線に沿う断面図である。 図2に示すワイヤバッファ形成装置の作用説明図である。 図2に示すワイヤバッファ形成装置の作用説明図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明のワイヤバッファ形成装置A1が適用される溶接システムC1を模式的に示す。この溶接システムC1は、ワイヤ供給部30と、プッシュ側送給ローラ10と、ワイヤバッファ形成装置A1と、プル側送給ローラ20と、溶接トーチ40と、を含む。
ワイヤ供給部30は、たとえばワイヤWが巻かれたワイヤリールである。プッシュ側送給ローラ10は、ワイヤWを挟んで対向する1対のローラ11,12で構成され、いずれか一方のローラ11が速度制御可能なモータ13によって回転駆動される。ワイヤバッファ形成装置A1は、プッシュ側送給ローラ10によるワイヤ送給速度とプル側送給ローラ20によるワイヤ送給速度の差を吸収するものであり、後に詳説する。プル側送給ローラ20は、ワイヤWを挟んで対向する1対のローラ21,22で構成され、いずれか一方のローラ21がモータ23によって回転駆動される。溶接トーチ40は、プル側送給ローラ20によって送給されるワイヤWに給電しつつこのワイヤWを対象物に向けて送り、対象物Qとの間に生じるアークによってワイヤWを溶融させ、この溶融物によって所望の溶接を行う。
プッシュ側送給ローラ10を経たワイヤWは、第1のケーブル61に案内されてワイヤバッファ形成装置A1に導入される。ワイヤバッファ形成装置A1を経たワイヤWは、第2のケーブル62に案内されて溶接トーチ40に導かれる。図1に示す例では、プッシュ側送給ローラ10はワイヤ供給部30の近傍に配置されているが、ワイヤバッファ形成装置A1までの間であればワイヤバッファ形成装置A1の近傍など、ワイヤWの送給経路のいずれの位置に配置してもよい。また、図1に示す例では、プル側送給ローラ20は溶接トーチ40の基端部に配置されているが、ワイヤバッファ形成装置A1から溶接トーチ40までの間であれば、ワイヤWの送給経路のいずれの位置に配置してもよい。
図に示す例ではまた。溶接トーチ40は多関節ロボット50のエフェクタとして当該ロボットに搭載されており、ワイヤバッファ形成装置A1もまた、当該多関節ロボット50に搭載されている。
図2〜図6は、ワイヤバッファ形成装置A1の一例を示す。このワイヤバッファ形成装置A1は、入口部110および出口部120を有するハウジング100と、ハウジング100内の入口部110側において、入口部110から導入されるワイヤWをガイドする第1ガイドローラ200と、ハウジング100内の出口部120側において、出口部120に向かうワイヤWをガイドする第2ガイドローラ300と、を備える。
入口部110は、筒状の接続部材111によって構成され、この接続部材111は、ワイヤWを挿通する通路112を有するとともに、第1のケーブル61が接続される。出口部120もまた、筒状の接続部材121によって構成され、ワイヤWを挿通する通路122を有するとともに、第2のケーブル62が接続される。入口部110における接続部材111の軸線L1と出口部120における接続部材121の軸線L2は、95〜150°の鈍角をなして交差している。ハウジング100は、入口部110から出口部120まで連通する内部空間130を有し、内部空間130は、入口部110から出口部120にかけて湾曲するとともに、この内部空間130の上記2つの軸線L1,L2を含む面内方向P(図4参照)の幅w1がハウジング100の長手方向中央付近で最大となっている。なお、内部空間130の上記2つの軸線L1,L2を含む面Pと直交する方向の幅w2は、図6に示すように、上記第1ガイドローラ200や、第2ガイドローラ300、あるいは後記するバッファ量検出手段400が配置される領域を除いては、ワイヤWが通過するに必要十分なものに設定するのが望ましい。
第1ガイドローラ200は、ハウジング100の内部空間130における入口部110の近傍において、上記2つの軸線L1,L2を含む面内方向(P)においてワイヤWを両側から挟む2つのローラ210,220で構成されている。2つのローラ210,220は、ローラ支持軸211,221に対して回転自由である。2つのローラ210,220の外周には、図3に示すように、ワイヤWが嵌まり込む凹溝212,222が形成されている。これにより、第1ガイドローラ200によって案内されるワイヤWは、上記2つの軸線L1,L2を含む面P内の一定位置で移動するように拘束される。第2ガイドローラ300は、ハウジング100の内部空間130における出口部120の近傍において、上記2つの軸線L1,L2を含む面P内方向においてワイヤWを両側から挟む2つのローラ310,320で構成されている。2つのローラ310,320は、ローラ支持軸311,321に対して回転自由である。2つのローラ310,320の外周には、図3に示すように、ワイヤWが嵌まり込む凹溝312,322が形成されている。これにより、第2のガイドローラ300によって案内されるワイヤWは、上記2つの軸線L1,L2を含む面P内の一定位置で移動するように拘束される。
このような構成を有するハウジング100内を通過するワイヤWは、図2に示すように、第1ガイドローラ200から第2ガイドローラ300にかけて、アーチArを形成する。
ワイヤバッファ形成装置A1はまた、バッファ量検出手段400を有する。このバッファ量検出手段400は、アーチArを形成するワイヤWの上記2つの軸線L1,L2を含む面内方向(P)の位置を検出することにより、ハウジング100内でのワイヤWのバッファ量を検出するものである。バッファ量検出手段400は、ハウジング100内において、第1ガイドローラ200と第2ガイドローラ300との間に配置される。
本実施形態においては、バッファ量検出手段400は、上記2つの軸線L1,L2を含む面(アーチArを含む面)内方向においてワイヤWを両側から挟む2つのローラ410,420と、当該2つのローラ410,420を支持する支持部材440と、当該支持部材440の変位を検出するセンサ450と、を含んで構成されている。2つのローラ410,420は、ハウジング100の内部空間130の長手方向略中央において、ワイヤWを挟んでいる。2つのローラ410,420の外周には、図4に示すように、ワイヤWが嵌まり込む凹溝412,422が形成されている。これにより、2つのローラ410,420によって案内されるワイヤWは、上記2つの軸線L1,L2を含む面P(図4参照)内の所定位置で移動するように拘束される。
2つのローラ410,420は、支持部材440に対してアーム支持軸431を中心として搖動可能に支持された搖動アーム430を介して支持されている。より具体的には、図4および図5に良くあらわれているように、二つのローラ410,420は、搖動アーム430に設けられた2つのローラ支持軸411,421にそれぞれ回転自由に支持されており、搖動アーム430は、基端が回転センサ450の検出軸451に連結されたアーム状の支持部材440の先端において、アーム支持軸431周りに搖動可能に支持されている。本実施形態において、アーム支持軸431は、2つのローラ支持軸411,421の間に位置する。回転センサの検出軸451、アーム支持軸431および2つのローラ支持軸411,421は、すべて、上記アーチArを含む面Pと直交する方向に延び、互いに平行をなす。上記第1ガイドローラ200および第2ガイドローラ300を構成するローラ210,220,310,320のローラ支持軸211,221,311,321についても、同様に上記アーチArを含む面Pと直交する方向に延びている。また、本実施形態では、回転センサ450は、2つのローラ410,420に対してハウジング100の入口部110寄りに配置されている。
次に、本実施形態に係るワイヤバッファ形成装置A1の作用について、説明する。
入口部110の軸線L1と出口部120の軸線L2とが鈍角をなして交差しているので、ハウジング100内を通過するワイヤWは、ハウジング100の内部空間130において、アーチArをなして湾曲している。内部空間130は、上記アーチArを含む面内方向(P)の所定幅w1を有しているので、ワイヤWは、図7に示すように、バッファ量が最小となる経路から、図8に示すように、バッファ量が最大となる経路までをとることができる。これにより、プッシュ側送給ローラ10とプル側送給ローラ20の送給速度の相違を、ハウジング100内でのバッファ量が変化することにより吸収することができる。
ワイヤWは、ハウジング100の内部空間130において、入口部110近傍において第1ガイドローラ200によってガイドされ、出口部120近傍において第2ガイドローラ300によって案内され、中間部においてバッファ量検出手段400を構成する2つのローラ410,420によって案内されている。本実施形態ではとくに、第1ガイドローラ200を構成する2つのローラ210,220、第2ガイドローラ300を構成する2つのローラ310,320およびバッファ量検出手段400を構成する2つのローラ410,420は、外周に設けた凹溝212,222,312,322,412,422によってワイヤWを拘束しつつガイドしている。したがって、ワイヤWは、いわゆるベア状態であっても、ハウジング100の内部空間130を一定の経路をたどって通過することができる。その結果、本実施形態のワイヤバッファ形成装置A1では、ハウジング100内にワイヤコアを導入する必要がなく、ワイヤWとワイヤコアとが擦れることによりワイヤWの送給抵抗が増大するといったことがない。また、ワイヤWは、ハウジング100内において、回転自由なローラ210,220,310,320,410,420によってガイドされるので、ハウジング100内での送給抵抗を著しく低減することができる。このようなことから、プッシュ側送給ローラ10を駆動するモータ13やプル側送給ローラ20を駆動するモータ23の容量を小さくすることができる。このことは、ワイヤ送給装置としての構成の簡略化、軽量化、低コスト化につながる。
ハウジング100内でのワイヤWのバッファ量が変化すると、アーチArを含む面内方向であって、ワイヤWの送給方向と交差する方向についてのワイヤWの位置が変化する。このようにワイヤWの位置が変化すると、2つのローラ410,420が追従してその位置が変化することにより、アーム状の支持部材440の回動位置が変化する。この変化は、回転センサ450によって検出される。これにより、ワイヤWのバッファ量を検出することができる。本実施形態においては、2つのローラ410,420を支持する揺動アーム430は、支持部材440に対して揺動自由であり、とくに本実施形態では、2つのローラ410,420はアーム支持軸431を中心としてシーソー状に揺動する(図5)。ワイヤWのバッファ量が変化すると、支持部材440の回動位置が変化するが、揺動アーム430は支持部材440に対して揺動可能であるため、支持部材440の回動位置が変化しても、揺動アーム430および2つのローラ410,420の姿勢は変化しない。したがって、2つのローラ410,420がワイヤWのバッファ量の変化に追従する際に、ワイヤWに対して曲げ力を与え、ワイヤWに不要な曲げ癖を与えるといったことがなく、したがって、バッファ量検出手段400の作動がスムーズになる。
適正な溶接を行うために、溶接トーチ40へのワイヤWの送給状態の制御は、プル側送給ローラ20に対して行われる。ワイヤWは、ハウジング100内でバッファを形成しているので、プル側送給ローラ20によるワイヤ送給の瞬間的な加速、減速、停止、引き戻しを低抵抗で行うことが可能である。プッシュ側送給ローラ10は、バッファ量検出手段400により検出されたワイヤWの位置情報を制御入力情報として、ハウジング100内でのワイヤWのバッファ量が適正となるように、制御装置500によって制御される(図1)。
もちろん、この発明の範囲は上記した実施形態に限定されることはなく、各請求項に記載した事項の範囲内でのあらゆる変更は、すべて本発明の範囲に含まれる。
たとえば、バッファ量検出手段400について、実施形態では、2つのローラを支持する支持部材の回動量を検出するようにしているが、支持部材440を直線ガイドに支持して直線上を移動可能とし、この支持部材440の移動状態を直線移動センサによって検出するようにしてもよい。
A1 ワイヤバッファ形成装置
B1 ワイヤ送給装置
C1 溶接システム
Ar アーチ
10 プッシュ側送給ローラ
11 ローラ
12 ローラ
13 モータ
20 プル側送給ローラ
21 ローラ
22 ローラ
23 モータ
30 ワイヤ供給部
40 溶接トーチ
50 ロボット
61 第1のケーブル
62 第2のケーブル
100 ハウジング
110 入口部
111 接続部材
112 通路
L1 軸線
120 出口部
121 接続部材
122 通路
L2 軸線
130 内部空間
w1 幅(面内方向)
w2 幅(厚み方向)
P 面(アーチArを含む面)
200 第1ガイドローラ
210 ローラ
211 ローラ支持軸
212 凹溝
220 ローラ
221 ローラ支持軸
222 凹溝
300 第2ガイドローラ
310 ローラ
311 ローラ支持軸
312 凹溝
320 ローラ
321 ローラ支持軸
322 凹溝
400 バッファ量形成手段
410 ローラ
411 ローラ支持軸
412 凹溝
420 ローラ
421 ローラ支持軸
422 凹溝
430 揺動アーム
431 アーム支持軸
440 支持部材
450 回転センサ
451 検出軸
500 制御装置

Claims (5)

  1. 入口部および出口部を有するハウジングと、
    前記ハウジング内の前記入口部側に配置され、前記入口部から導入されるワイヤをガイドする第1ガイドローラと
    前記ハウジング内の前記出口部側に配置され、前記出口部に向かう前記ワイヤをガイドする第2ガイドローラと、を備え、
    前記第1ガイドローラと前記第2ガイドローラとの間を前記ワイヤがアーチを形成して通過するワイヤバッファ形成装置であって、
    前記ハウジング内の前記第1ガイドローラと前記第2ガイドローラとの間に配置され、前記アーチを含む面内方向であって前記ワイヤの軸線方向と交差する方向における前記ワイヤの位置を検出するバッファ量検出手段を備え
    前記バッファ量検出手段は、前記アーチを含む面内方向両側から前記ワイヤを挟む2つのローラと、当該2つのローラを支持し、所定の回動中心を中心として回動する支持部材と、当該支持部材の回動量を検出する回転センサと、を含み、
    前記回転センサは、前記2つのローラよりも前記ハウジングの入口部側に位置することを特徴とする、ワイヤバッファ形成装置。
  2. 前記2つのローラは、前記支持部材に対して前記アーチを含む面と直交するアーム支持軸を中心として搖動可能に支持された搖動アームを介して支持されている、請求項に記載のワイヤバッファ形成装置。
  3. 前記アーム支持軸は、前記2つのローラの回転支持軸の間に位置する、請求項に記載のワイヤバッファ形成装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載のワイヤバッファ形成装置を含み、前記ハウジングの出口部から導出される前記ワイヤを送るプル側送給ローラと、前記ハウジングの入口部に向かう前記ワイヤを送るプッシュ側送給ローラを備えること特徴とする、ワイヤ送給装置。
  5. 前記プッシュ側送給ローラを制御する制御装置を備えており、当該制御装置は、前記バッファ量検出手段によって検出される前記ワイヤの位置が適正となるように前記プッシュ側送給ローラを制御する、請求項に記載のワイヤ送給装置。
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