JP6645768B2 - 車種判別装置 - Google Patents

車種判別装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6645768B2
JP6645768B2 JP2015164289A JP2015164289A JP6645768B2 JP 6645768 B2 JP6645768 B2 JP 6645768B2 JP 2015164289 A JP2015164289 A JP 2015164289A JP 2015164289 A JP2015164289 A JP 2015164289A JP 6645768 B2 JP6645768 B2 JP 6645768B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance image
vehicle
vehicle type
image data
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015164289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017041214A (ja
Inventor
嵩寛 松本
嵩寛 松本
敏之 金子
敏之 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2015164289A priority Critical patent/JP6645768B2/ja
Publication of JP2017041214A publication Critical patent/JP2017041214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6645768B2 publication Critical patent/JP6645768B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、駐車場に設置される車種判別装置に関し、特に入出場口に設置されて車種情報を取得する車種判別装置に関する。
車種判別装置として、道路を通行する車両の車種を判別するため、半導体共振ミラー等からなる距離画像センサーを用いて距離画像を得るものが公知となっている(特許文献1、2参照)。特許文献1の装置では、被写体の距離画像によって示される立体的な形状に基づいて車種を抽出している。また、特許文献2の装置では、レーザーの走査方向と算出した反射点までの距離とに基づいて反射点の位置(座標)を算出し形状を認識している。
同様に、道路を通行する車両の車種を判別するための車種判別装置として、通路の上方に配置されるレーザー光源と、通路を横切るように走査を行うポリゴンミラーと、反射光を検出する受光素子とを備えるものが公知となっている(特許文献3参照)。この装置では、レーザーを反射した物体までの距離に対応する飛行時間に差が生じた領域の幅から自動車と自動二輪車とを区別している。
しかしながら、特許文献1に記載の車種判別装置では、被写体の距離画像を車両形状データベースと比較して判定を行っているので、距離画像センサーの通路に対する配置に合わせてデータベースを個々に準備する必要があり、実用的でない。
また、特許文献2に記載の装置では、反射点の高さが路面よりも所定以上に高い場合に車両が存在すると判定しこの反射点が車両の形状を構成するものとしているが、路面からの高さ以外の空間情報についての開示がなく、形状認識の具体的な手法についての開示もない。
また、特許文献3に記載の装置では、一次元的な計測値に基づいて判断を行うので、距離画像センサーの通路に対する配置に制限があり、また、走行方向に関しての情報が得られず、高い精度を有する判定は困難である。
特開2003−281686号公報 特開2013−145493号公報 特開2002−304692号公報
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、簡易かつ確実に車種の判別が可能な車種判別装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため車種判別装置は、駐車場の入出場口に配置される入出管理装置に付随して設けられて車両を検出する距離画像センサーと、距離画像センサーによって取得した距離画像データを座標変換することによって得た通路を基準とする3次元的な空間占有情報に基づいて車種を判別する処理部と、を備える。

上記車種判別装置では、処理部が距離画像データを座標変換することによって得た通路を基準とする3次元的な空間占有情報に基づいて車種を判別するので、判別の信頼性又は精度を高めることができる。すなわち、距離画像データから得た通路を基準とする3次元的な空間占有情報は、通路上に出現した立体形状そのものに相当し、これに基づいて車種判別を行うことで、判別の信頼性又は精度を高めることができる。
本発明の具体的な側面では、上記車種判別装置おいて、処理部は、取得した距離画像データが入出場口に付帯する判別エリア内に対応するか否かを判別する。この場合、入出場口周辺の特定領域に絞って車種の判別を行うことができる。
本発明の別の側面では、処理部は、取得した距離画像データをグループ化してグループ単位で管理するラベリングを行う。この場合、グループ化された距離画像データが通路上の立体形状を把握する単位となり、車種の判別を的確なものとできる。
本発明のさらに別の側面では、処理部は、ラベリングの前又は後において、時系列的に連続する距離画像データにおいて略同位置に検出されていることを条件とするフィルター処理と、画素の膨張及び収縮を行う輪郭修正処理とのうち少なくとも1つを含むノイズ除去処理を行う。上記フィルター処理によって、距離画像データの連続性を確保することができ、対象車の判定がより正確になる。また、上記輪郭修正処理によって、飛び点のような異常なデータを除去することができ、対象車の判定の信頼性を高めることができる。なお、ラベリングは、距離画像データを管理のためグループ化することを意味する。
本発明のさらに別の側面では、処理部は、ラベリングによって得た特定の形状要素について、通行方向に垂直な水平方向の横幅が自動車用の所定の第1基準値以上である場合、特定の形状要素が自動車に相当すると判定する。この場合、横幅が比較的広い自動車をその他の移動物体(自動二輪車を含む)から区別することができる。
本発明のさらに別の側面では、処理部は、ラベリングによって得た特定の形状要素について、通行方向に垂直な水平方向の横幅が自動車用の所定の第1基準値未満であり、かつ、当該特定の形状要素を通路面に投影した面積が所定の第2基準値以上である場合、特定の形状要素が自動二輪車に相当すると判定する。この場合、横幅が比較的狭い自動二輪車をこれよりもさらに小さい移動物体から区別することができる。なお、特定の形状要素を通路面に投影した面積は、形状要素について精密に算出したものに限らず、形状要素について近似的に決定したものを含む。
本発明のさらに別の側面では、処理部は、ラベリングによって得た特定の形状要素について、通行方向に垂直な水平方向の横幅が自動車用の所定の第1基準値未満であり、かつ、当該特定の形状要素を通路面に投影した面積が所定の第2基準値未満で所定の第3基準値以上である場合、特定の形状要素が人に相当すると判定する。この場合、横幅がなく平面視でも小さな人を判別することができる。
本発明のさらに別の側面では、入出管理装置は、駐車券を発行する発券装置を含み、距離画像センサーは、発券装置に付随するゲートを通過する前の車両を検出する。この場合、駐車場に入場する際に、車種判別が可能になり、後の精算等の便宜を図ることができる。
本発明のさらに別の側面では、距離画像センサーは、MEMSスキャナーを有するレーザー送受信用の光学系を含む。この場合、外乱光の影響を抑えた距離画像データを得ることができる。
実施形態に係る車種判別装置の適用例を説明する斜視図である。 車種判別装置の適用例を説明する平面図である。 車種判別装置等の回路的な構造を概念的に説明するブロック図である。 (A)は、距離画像センサーの構造を概念的に説明するブロック図であり、(B)は、発券装置の構造を概念的に説明するブロック図である。 車種判別装置の動作例を説明するフローチャートである。 判定アルゴリズムを説明するフローチャートである。 ラベリング処理後のデータ群、すなわち特定の形状要素を説明する図である。 形状要素の仕分け、すなわち車種判別等を説明するフローチャートである。
図1及び2は、実施形態の車種判別装置が適用された駐車場の入庫側装置10の外観を説明する斜視図及び平面図である。図示の入庫側装置10は、発券装置21と、ゲート装置22と、車種判別装置23とを備える。
発券装置21は、駐車場の入出場口に配置される入出管理装置の一例であり、車種判別装置23によって判別エリアAR内に車両VHが検出された場合、入場者の操作により或いは自動的に駐車券の発券を行う。発券装置(入出管理装置)21は、駐車券が受け取られた場合、ゲート装置22に指令を送ってポール22aの一端を上昇させることにより、ゲートを開放する。なお、判別エリアARは、発券装置21に隣接する通路部分を実質的にカバーするように設けられるが、かかる通路部分と一致させる必要はなく、例えば判別エリアARの下端を路面よりも高くすることができる。
ゲート装置22は、回動によって開閉するポール22aと、ポール22aの根元側を回動可能に支持して開閉動作を行わせる駆動装置22bと、ポール22aの先端側を受け止めるキャッチャー22cとを備える。ゲート装置22は、発券装置21の制御下で動作し、通路PA内に予め設定されている判別エリアARで車両VHが検出され運転者が駐車券を受け取った場合、ポール22aの根元側を支点として先端を上昇させることにより、ゲートとしてのポール22aを起立させて車両VHの通過を許可する。
車種判別装置23は、発券装置21と連携して動作する。車種判別装置23は、距離画像センサー23aと、制御装置23cとを有する。詳細は後述するが、距離画像センサー23aは、MEMSスキャナーを有するレーザー送受信用の光学系、測距計測部、及び制御部を備え、通路PAの判別エリアAR内に進入してきた車両VHその他の物体の立体形状を検出する。制御装置23cは、処理部として、距離画像センサー23aによって取得した距離画像データを座標変換することによって得た通路PAを基準とする3次元的な空間占有情報に基づいて進入してきた車両VHの車種(具体的には、自動車、自動二輪車等の別)を判別する。
図3を参照して、車種判別装置23の制御装置(処理部)23cについて説明する。制御装置23cは、コンピューターに相当するものであり、CPU51、距離画像処理部52、記憶部53、表示部54、通信部55、バス56等を備える。
CPU51は、バス56を介して、距離画像処理部52、記憶部53、表示部54、及び通信部55との間で相互にデータの授受が可能になっている。距離画像処理部52は、距離画像センサー23aから得た距離画像データから2次元のフレーム画像を生成し、フレーム画像に対して各種処理を行う。記憶部53は、車種判別装置23を動作させる各種プログラム等を記憶しているプログラム領域を有するプログラム記憶部と、距離画像処理部52からの距離情報データ、通信部55からのコマンドその他のデータ、CPU51による処理結果等を一時格納するデータ領域を有するデータ記憶部とを備える。表示部54は、CPU51からの指令信号に基づいて必要な表示を行う。表示部54は、車種判別装置23の動作状態を可視的に表示し、車種判別装置23の動作状態の診断を可能にする。通信部55は、外部機器、特に発券装置21との通信を可能にしている。通信部55により、CPU51によって距離画像データから抽出された車両VHの存在及び車種に関する情報が発券装置21に送信される。
図4(A)を参照して、車種判別装置23のうち距離画像センサー23aの具体的な構成例について説明する。距離画像センサー23aは、二次元スキャナー61と、レーザー投光部62と、レーザー受光部63と、測距計測部65と、制御部67とを備える。
二次元スキャナー61は、MEMSスキャナー又はプレーナー型アクチュエーターとも呼ばれ、ミラーを直交する2軸の周りに回転させるように傾斜させることができ、入射光を所望の角度方向に反射する。これにより、特定方向からの入射光を2次元的な方向をカバーするように走査することが可能になる。なお、二次元スキャナー61として、プレーナー型アクチュエーターのほかに、ポリゴンミラーやガルバノミラーなどを用いてもよい。
レーザー投光部62は、レーザー光LLを発光する発光素子62aを有しており、レーザー光LLを所望のタイミングで射出させることができる。レーザー投光部62には、ミラーやレンズが組み込まれており、上記発光素子62aからのレーザー光LLは、ビームスプリッター68aを介して二次元スキャナー61に投光される。なお、レーザー投光部62に付随して、レーザー光LLの投光タイミングを監視する発光モニター68bが設けられている。
レーザー受光部63は、レーザー光LLを受光するための受光素子63aを有している。レーザー受光部63には、ミラーやレンズが組み込まれており、レーザー投光部62から二次元スキャナー61を経て対象物に投光され、対象物で反射されたレーザー光LLを再度二次元スキャナー61を介して上記受光素子63aに導くことができる。
測距計測部65は、レーザー受光部63から送られる受光信号を検出するための共振回路及び立上り回路を有する。これにより、対象物で反射されたレーザー光LLの受光タイミングを検出することができ、これと発光モニター68bから送られる投光タイミングとから、投光から受光までの時間差を計測することができる。この時間差は、デジタルデータとして、制御部67に出力される。
制御部67には、測距計測部65で得た投光から受光までの時間差から対象物までの距離を算出する距離値算出回路(不図示)が設けられている。また、制御部67は、二次元スキャナー61の動作を監視しており、レーザー光LLの投光方向と関連づけて対象物までの距離を決定することができる。具体的には、二次元スキャナー61により走査した検出範囲に対応してレーザー受光部63の受光素子63aを構成する各画素における距離値を取得することができる。受光素子63aの画素は、距離画像センサー23aから対象物への方位情報を有しており、この方位情報は、レーザー光LLの投光方向に相当する。このようにしてして得たレーザー光LLの投光方向と対象物までの距離(物体距離)とを含む距離画像データは、制御部67に接続された外部機器(具体的には制御装置23c)に出力される。
図4(B)を参照して、発券装置21の具体的な構成例について説明する。発券装置21は、券出力部71と、通過検知部72と、表示部74と、操作部75と、記憶部76と、通信部77と、制御部79とを備える。
券出力部71は、制御部79の制御下で動作し、車種判別装置23によって判別エリアAR内で車両VHが検出され入庫待ち状態と判断された場合に、車両VHの運転者に対して駐車券を出力する。この際、券出力部71は、入庫時間、車種等の情報を駐車券に印字する。
通過検知部72は、ゲート装置22のポール22aを挟んで判別エリアARの反対側に車両VHが移動したか否かを検出する。通過検知部72が車両VHの移動を検出した場合、ポール22aを下げさせるゲート装置22による通行の遮断が可能になる。なお、通過検知部72は、車種判別装置23の出力を利用して判別エリアARからの車両VHの前進(前方外部への移動)を検出するものとできるが、これに限らず、ループコイルを備える車両検出装置を用いることもできる。
表示部74は、制御部79の制御下で動作し、車両VHの運転者に対して案内情報を提示し、或いは操作部75の操作を要求する表示を行う。操作部75は、制御部79の制御下で動作し、車両VHの運転者による操作を受け付けるためのものであり、操作ボタンや操作キーを備える。操作部75は、車両VHの運転者が無線通信型カードをかざすことで無線通信型カードから情報を読み取るためのカードリーダーを有するものであってもよい。
記憶部76は、制御部79の制御下で動作し、通信部77を介して車種判別装置23から受け取った判別エリアAR内への車両VHの進入や車種に関する情報を記録する。また、記憶部76は、券出力部71を介して発券した駐車券への記録内容を記憶する。
通信部77は、制御部79の制御下で動作し、車種判別装置23から入庫に関連する各種情報を受け取ることができ、ゲート装置22に車両VHの通過を許可する開放や車両VHの通過を禁止する遮断を指示する指令を送信する。また、通信部77は、発券装置21とは別に設けた精算装置81といった出庫側の装置に対して入庫に関連する各種情報を随時送信することができ、発券装置21や精算装置81を統括する上位サーバーに入庫に関連する各種情報を送信することもできる。
制御部79は、券出力部71、通過検知部72、表示部74、操作部75、記憶部76、及び通信部77の動作を管理しており、車種判別装置23及びゲート装置22と連動した入庫すなわち車両VHの受け入れを可能にする。
以下、図5のフローチャート等を参照して、図3に示す車種判別装置23による車種判定等を含む検出処理について説明する。
まず、車種判別装置23の制御装置(処理部)23cに設けたCPU51は、初期化を行う(ステップS11)。初期化は、記憶部53に一時的に保管された内部変数、バッファその他のデータの消去等を含む。初期化は、例えば前回取得した1フレーム分の距離画像データに対して一連の処理を行って車種判定等を含む検出処理を行った後に実行される。
次に、距離画像処理部52は、CPU51の制御下で距離画像センサー23aとの間で通信を行って測距データを受け取る(ステップS12)。測距データは、1フレーム分の距離画像データとなっている。1フレーム分の距離画像データは、距離画像センサー23aからのレーザー光LLの投光方向を示す画素位置と、その画素位置における物体距離とを含む。
次に、距離画像処理部52は、前工程(ステップS12)で得た距離計測点が判別エリアARに対応して判別エリアAR内にあるか否かを判断し(ステップS13)、判別エリアAR内にある距離計測点のみを維持し残りを削除する。距離画像処理部52に維持された距離画像データは、記憶部53に一時的に保管される。なお、判別エリアAR内にあるか否かは、距離画像データに含まれる画素位置P(x,y)と、この画素位置P(x,y)に対応する物体距離Dとを用いて判断される。具体的には、距離画像センサー23aを設置する際に、画素位置P(x,y)と、判別エリアARの輪郭との関係が測定されており、画素位置P(x,y)毎に物体距離Dの許容範囲(上限及び下限)が閾値範囲として設定されており、記憶部53に保管されている。よって、距離画像処理部52において、画素位置P(x,y)毎に物体距離Dが記憶部53から読み出された閾値範囲内か否かが判定され、閾値範囲外の画素に対応する距離情報が除去され、記憶部53に要部を抽出した距離画像データとして保管される。このように、距離計測点が判別エリアAR外にあるデータを除去することにより、後のデータ処理の負担を低減でき、誤検出のリスクを低減できる。
次に、CPU51は、前々工程(ステップS12)で得た距離計測点が異常値を示しており、その頻度が所定以上である場合、距離画像センサー23a等に異常が生じていると判定して、警告信号を発券装置21や表示部54に出力する(ステップS14)。距離計測点が異常値を示す場合とは、距離画像センサー23aによって検出され物体距離が数cm〜数10cmといった至近距離の場合を意味し、至近距離の画素数が所定以上である場合、距離画像センサー23a等に異常が生じていると判定される。具体的には、距離画像センサー23aの計測用の窓が塞がれている場合や窓が曇っている場合がこれに該当し、保守管理者は、距離画像センサー23aのメインテナンスが必要と判断できる。
次に、CPU51は、距離画像処理部52を動作させて、前々工程(ステップS13)で残された距離画像データに対して連続フレーム処理を行わせる(ステップS15)。連続フレーム処理は、時系列的に連続する距離画像データにおいて、対象又は距離計測点が略同位置に検出されていることを条件とするフィルター処理又はノイズ除去処理を意味する。
具体的には、距離画像処理部52は、前回取得した1つ前のフレームの距離画像データを記憶部53から読み出して、今回のフレームの距離画像データと比較して、測定点が略同一箇所に留まっているもののみを維持する。例えば特定の画素位置P(x,y)に着目して、物体距離Dの変化が許容範囲にある場合は、距離計測点の情報が維持され、物体距離Dの変化が許容範囲外又は物体距離Dが不検出となった場合は、距離計測点の情報が削除される。或いは、特定の画素位置P(x,y)及びその周囲の画素位置P(x±Δ,y±Δ)に着目し、同一画素を含むいずれか一対以上の画素の物体距離Dを比較してそれらの差が許容範囲内にある場合は、距離計測点の情報が維持される。連続フレーム処理により、雨、雪等の微小点に起因するノイズを除去することができる。
次に、CPU51は、距離画像処理部52を動作させて、前工程(ステップS15)で残された距離画像データに対して輪郭修正処理を行わせる(ステップS16)。輪郭修正処理は、画素の膨張及び収縮を行うことによって空間的なノイズを除去するノイズ除去処理である。
具体的には、距離画像処理部52は、距離画像データの画素に対して収縮処理及び膨張処理を実行する。収縮処理は、周辺の全てに距離計測点が存在する画素のみを抽出する。膨張処理は、周辺に1つでも距離計測点が存在する画素のみを抽出する。これにより、孤立した画素や、周囲から突出した画素に対応する距離計測点が除去され、距離画像データ中の飛び点や輪郭のガタツキのようなノイズが除去される。
次に、CPU51は、複数の判定アルゴリズムを実行して、測定対象物の有無、車種判別等の結果を記憶部53に記録する(ステップS17)。判定アルゴリズムの具体的な内容については、後述する。
最後に、CPU51は、前工程(ステップS17)で得た測定対象物の有無、車種判別等の結果を記憶部53に保管するとともに連動する発券装置21に出力する(ステップS18)。
以下、図6のフローチャート等を参照して、図5のフローチャートの一部である判定アルゴリズムについて詳細に説明する。
まず、CPU51は、連続フレーム処理及び輪郭修正処理を行った後の距離画像データに対して座標変換処理を行うことにより、距離画像データを通路PAの判別エリアARを基準とする3次元座標系における位置情報に座標変換して(ステップS21)、記憶部53に保管する。距離画像データを座標変換した位置情報も距離画像データと呼ぶものとする。
図1を参照すると、判別エリアARを基準とする3次元座標系は、例えばXYZのデカルト座標系又は直交座標系である。特定の距離観測点OPを想定した場合、距離画像センサー23aを起点とする距離観測点OPまでのベクトルV1(x1,y1,z1)は、距離画像データに含まれる画素位置から換算した単位ベクトル的な方位角をαとし、この方位角αに対応する物体距離をDとしてベクトルV1(α,D)で表すことができる。ここで、距離画像センサー23aから見たその光軸を基準とする方位角αと3次元座標系における方位角との関係は、距離画像センサー23aを設置する際に、距離画像センサー23aの正面方向とXYZ軸との関係として測定されており、記憶部53に保持された差分方位δを用いた変換式により、距離画像センサー23aを基準とする方位角αを3次元XYZ座標系内の方位角β(=α+δ)に変換することができる。つまり、画像基準の距離観測点OPまでのベクトルV1(α,D)から、XYZ軸に方位を合わせた距離観測点OPまでのベクトルV1'(β,D)を得ることができる。また、距離画像センサー23aから3次元XYZ座標系の原点OまでのベクトルV2(β0,D0)は、距離画像センサー23aを設置する際に予め計測によって求めてあり、記憶部53に記録されている。よって、距離観測点OPの判別エリアARを基準とする3次元座標位置は、
Vn(X,Y,Z)=V1−V2
で与えられる。
つまり、CPU51は、距離画像センサー23aによって得た距離画像データから距離が計測された各画素について、距離画像センサー23aから距離計測点までの位置情報(α,D)又はベクトルV1を算出し、これを判別エリアARと角度を一致させた位置情報(β,D)又はベクトルV1'に変換することや原点の修正によって、最終的に判別エリアARを基準とする3次元座標系内での座標位置Vnを算出している。なお、以上では、説明の便宜上、距離画像データに基づいて段階的な変換処理を行って反射又は距離が検出された各画素のXYZ直交座標系における距離計測点の座標位置Vnを決定するとしているが、これらの変換処理又は演算処理を段階的に順次行う必要はなく、かかる変換又は演算を一括して行うことができる。
以上の座標変換処理に際しては、判別エリアARを基準として対象物の座標位置Vn(X,Y,Z)を得ているが、この座標位置Vnをそのまま用いるのではなく、これをセル化することもできる。すなわち、検出された対象物の座標位置Vnを3次元の格子点に配置された単位格子のいずれに属するかの情報に変換することで、検出された対象物を3次格子のアドレスとして管理することができる。ここで、単位格子又は単位セルは、距離分解能にもよるが、例えば一辺が数mm〜数cmの立方体又は直方体等とすることができる。
なお、対象物の座標位置Vnをセル化する場合、図5で説明した連続フレーム処理をセル化後の物体検出点に対して行うこともできる。この場合、物体検出点が比較的小体積で高速移動するような場合を判定対象から除外できる。また、対象物の座標位置Vnをセル化する場合、図5で説明した輪郭修正処理をセル化後の物体検出点に対して行うこともできる。この場合、物体検出点が比較的小体積で孤立する場合を判定対象から除外できる。
次に、CPU51は、判別エリアAR内で反射が検出された複数の座標位置Vnに対してラベリングを行う(ステップS22)。ラベリングは、図5のステップS12で取得した1フレーム分の距離画像データから得た一群の座標位置Vnに対して行われる。1フレームから検出された座標位置Vnが所定距離以下に近接する場合、これらに共通のラベルを付してグループ化し、これらを各種判定に際してグループ単位で管理する。ラベリングは、所定距離以下に近接する一群のデータを、対象物の判定に利用できる空間の占有に関する情報として扱う。以下では、ラベリングによってまとまった通路PAを基準とする一群のデータ(複数の座標位置Vnからなるデータ群)を空間占有情報とも呼び、この空間占有情報は、通路PAの判別エリアARに存在する特定の形状要素又は特定の立体形状を表すものともなっている。このラベリングに関する情報(例えばラベル番号)は、検出された座標位置Vnと関連づけて各フレームごとに記憶部53に保管される。ここで、近接と判定される距離は、例えば数mm以上であって数m以下(実用的には数mm〜数十cm以下)とすることができ、XYXのそれぞれの方向について個別に設定可能である。この際、一群を構成する座標位置Vnの全てが所定以上近接する必要はなく、近接する座標位置Vnが連鎖してネットを形成する。よって、近接と判定される距離が数cmであっても、同一のラベリングを施された一群の座標位置Vnのうち最も離れた点間の距離は、例えば1m以上になり得る。
以上でラベリングされた一群のデータの空間的な広がりが狭い場合や、群を構成するデータが少ない場合、微小ラベルとして存在を無視することができる。
なお、対象物の座標位置Vnをセル化して3次格子のアドレスで管理する場合、ラベリングは、着目するセルが互いに隣接する場合又は着目するセルがセル単位で所定以下に近接する場合にこれらを一群として扱うこととする。
図7は、ラベリング処理後のデータ群を例示する図であり、車両VHの前側部がラベリング処理によって一群のものとしてグループ化され、特定の形状要素OF(図中でドットパターンの部分)を表すものとなっている。
図6に戻って、次にCPU51は、ラベリング後のデータ群(空間占有情報)、つまり特定の形状要素OFに対してペアリングを行う(ステップS23)。ペアリングは、図5のステップS12で取得した時間的に異なる複数フレーム分の距離画像データから得たデータ群(空間占有情報)に対して行われる。つまり、ペアリングは、ラベリング後のデータ群(空間占有情報)がフレーム単位で移動又は変動する状態を捉えるためのものである。ペアリングに際しては、ラベリング後のデータ群の輪郭や広がりが判断基準とされる。例えば、今回のフレームに存在するラベリング後のデータ群の輪郭(例えば横幅や高さといった単純化又は抽象化された輪郭情報を含む)について、前回のフレームに存在したラベリング後のデータ群の輪郭と比較する。具体的には、これらの輪郭間で空間形状的なマッチングの処理を行って所定以上に近似する場合、すなわち所定以上に偏差が少ない場合、両データ群が同一物体を表していると判断する。なお、輪郭情報が横幅や高さといった単純化されたものである場合、それらの差が所定以下であれば同一性ありと判定する。このようなペアリングの情報は、ラベリング後のデータ群(空間占有情報)又は座標位置Vnと関連づけてフレームごとに記憶部53に保管される。上記のようなペアリングを行うことで、同一形状要素OF(具体的には車両VHの前側部に相当する立体形状)の移動追跡の追跡が可能になる。これにより、形状要素OFの位置とその移動停止の検知や予測が可能になり、発券のタイミングを計ることができる。また、通路PAに一旦進入した車両VHが後退して発券不要となった場合など、画一的でない状況判断も可能になる。
次に、CPU51は、ラベリング後のデータ群(空間占有情報)に対して形状要素OFに関する仕分けを行う(ステップS24)。ラベリング等が行われたデータ群は、輪郭的な広がりを有するものとなっている。つまり、データ群から輪郭的な要素又はパラメーターを抽出することにより、ラベリング等が行われたデータ群が示す対象を判定することができる。具体的には、ラベリング等が行われたデータ群が通路PAを横切る水平方向に関して横幅の広いものであれば、車両VHであって特に自動車であると言える。また、ラベリング等が行われたデータ群が通路PAを横切る水平方向に関して横幅の狭く通路PAの方向に長いものであれば、車両VHであって特に自動二輪車であると言える。ラベリング等が行われたデータ群が通路PAを横切る水平方向に関して横幅の狭いものであって全体的に小さかったり検出座標の密度が低いものであれば、車両VHでなく人や動物である可能性が高い。
以下、図8のフローチャート等を参照して、図6のフローチャートの一部である形状要素OFに関する仕分けについて詳細に説明する。
前提として、以下に説明する仕分け処理において、ラベリング後のデータ群(つまり監視対象)が複数ある場合、各データ群に対する個別の仕分け処理が繰り返し行われる(ステップS51,S52)。
まず、CPU51は、ラベリング後の特定データ群(以下対象ラベルとも称す)についてX軸幅とY軸幅とを抽出するとともに、X軸幅とY軸幅との積を求め(ステップS31)、これらの幅値を記憶部53に一旦保持する。ここで、X軸幅は、ラベリング後のデータ群(監視対象)の通路PAを横切る方向に関する幅であり、Y軸幅は、ラベリング後のデータ群(監視対象)の通路PAに沿った方向に関する幅である。X軸幅は、対象ラベル中におけるXの最大値と最小値との差で与えられ、Y軸幅は、対象ラベル中におけるYの最大値と最小値との差で与えられる。つまり、対象ラベルのX軸幅は、検出されたデータ群によって与えられる特定の形状要素又は立体形状に関するものであって、検出された形状要素OFの通行方向に垂直な水平方向の横幅に相当する。また、X軸幅とY軸幅との積は、検出されたデータ群によって与えられる特定の形状要素又は立体形状に関するものであって、検出された形状要素OFを通路面に投影した面積に相当する。なお、ここでは、形状要素OFの通路面への投影した面積を、近似的にX軸幅とY軸幅との積で計算しているが、X軸幅をY方向に積分するような操作を行えば、正確な面積を得ることができる。
次に、CPU51は、対象ラベルのX軸幅と、記憶部53に予め保管されたX軸幅に関する四輪車用幅閾値(第1基準値)とを比較して(ステップS32)、X軸幅が四輪車用幅閾値以上である場合、対象ラベル又は特定の形状要素を自動車つまり四輪車と判定して結果を記憶部53に保管する(ステップS41)。これは、X軸幅が第1基準値以上に長いものは、車両VHであって四輪車と考えられることによる。
ステップS32でX軸幅が四輪車用幅閾値未満であると判定された場合、CPU51は、対象ラベルのXY面積と、記憶部53に予め保管された面積に関する二輪車用面積閾値(第2基準値)とを比較して(ステップS33)、XY面積が二輪車用面積閾値以上である場合、対象ラベル又は特定の形状要素を自動二輪車と判定して結果を記憶部53に保管する(ステップS42)。これは、X軸幅が四輪車用幅閾値よりも小さい場合において、XY面積が第2基準値以上に広いものは、車両VHであって二輪車と考えられることによる。
ステップS34でXY面積が二輪車用面積閾値未満であると判定された場合、CPU51は、対象ラベルのXY面積と、記憶部53に予め保管された面積に関する人用面積閾値(第3基準値)とを比較して(ステップS34)、XY面積が人用面積閾値以上である場合、対象ラベル又は特定の形状要素を人と判定して結果を記憶部53に保管する(ステップS43)。これは、X軸幅が四輪車用幅閾値よりも小さい場合において、XY面積が二輪車ほどではないが第3基準値以上に広いものは、ある程度の大きさを有する人と考えられることによる。
ステップS34でXY面積が人用面積閾値未満であると判定された場合、CPU51は、対象ラベル又は特定の形状要をその他と判定して結果を記憶部53に保管する(ステップS44)。これは、XY面積が人ほどでないものは、小動物その他と考えられることによる。
その後、CPU51は、同一フレーム中に次の対象ラベルが存在する場合、判定対象を次の対象ラベルに変更する(ステップS48)。
なお、以上の処理では、全ての対象ラベルについて、四輪車、二輪車、人、及びその他の別が決定されるが、四輪車に対応する対象ラベルが検出されたら、その後の処理を中止することができる。また、複数の対象ラベルについて、例えば四輪車及び二輪車のように2つの対象が検出された場合、大きい方を優先することができる。
以上の処理では、ペアリング処理(ステップS23)後の結果の利用についての説明を省略したが、ペアリングの結果、ペアリングによってつながった一連の対象ラベル又はデータ群の個々について車種等の判定結果が存在することになる。ただし、これに限らず、ペアリングで関連付けられた系列単位で車種等の判定結果を保管又は管理することもできる。ペアリングが行われたデータ群を利用することにより、ペアリングが行われた対象ラベルの経時的な移動情報を管理することができ、監視対象の移動の速度や軌跡を管理することができ、例えば入庫待ち状態か否かの判断を含め、対象ラベルの検出精度を高めることができる。
以上で説明した実施形態の車種判別装置23によれば、処理部としての制御装置23cが距離画像データを座標変換することによって得た通路PAを基準とする3次元的な空間占有情報(具体的には対象ラベル)に基づいて車種を判別するので、判別の信頼性又は精度を高めることができる。すなわち、距離画像データから得た通路PAを基準とする3次元的な空間占有情報は、通路上に出現した形状要素(立体形状)OFに相当し、これに基づいて車種判別を行うことで、判別の信頼性又は精度を高めることができる。
上記実施形態では、車種判別装置23が入庫側装置10に適用される場合を説明したが、車種判別装置23を出庫側装置に組み込んでもよい。この場合、車種判別装置23は、具体的には精算装置に付随して設けられ、出庫する自動車や自動二輪車を検出し判別することができる。
上記実施形態において、車種判別装置23は、ゲート装置22付近の路面上方位置に設けているが、これは例示であり、発券装置21や精算装置81周辺の適所に配置することができる。なお、距離画像センサー23aを比較的高い位置に設置した場合、いたずらされにくく、判別エリアARの設定も容易である。
また、車種判別装置23と同様の装置を通過検知部72に代えて用いることができ、車種判別装置23の検出範囲を広げれば、これを通過検知部72として用いることもできる。この場合、ゲート装置22の通過前後で車種判別装置23を用いることになる。
また、CPU51が行う連続フレーム処理やフィルター処理と言ったノイズ除去処理は、単なる例示であり、様々なノイズ除去処理や加工が可能である。
さらに、以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
10…入庫側装置、 21…発券装置、 22…ゲート装置、 23…車種判別装置、 23a…距離画像センサー、 23c…制御装置、 52…距離画像処理部、 53…記憶部、 54…表示部、 55…通信部、 61…二次元スキャナー、 62…レーザー投光部、 63…レーザー受光部、 65…測距計測部、 67…制御部、 68a…ビームスプリッター、 68b…発光モニター、 71…券出力部、 72…通過検知部、 74…表示部、 75…操作部、 76…記憶部、 77…通信部、 79…制御部、 81…精算装置、 AR…判別エリア、 LL…レーザー光、 OF…形状要素、 PA…通路、 VH…車両

Claims (8)

  1. 駐車場の入出場口に配置される入出管理装置に付随して設けられて車両を検出する距離画像センサーと、
    前記距離画像センサーによって取得した距離画像データを座標変換することによって得た通路を基準とする3次元的な空間占有情報に基づいて車種を判別する処理部と、を備え、
    前記処理部は、前記距離画像データを座標変換する前に、前記距離画像データが入出場口に付帯する判別エリア内に対応するか否かを、画素位置毎に設定された物体距離の許容範囲に基づいて判別する、車種判別装置。
  2. 前記処理部は、取得した距離画像データをグループ化してグループ単位で管理するラベリングを行う、請求項に記載の車種判別装置。
  3. 前記処理部は、前記距離画像データを座標変換する前又は後において、時系列的に連続する距離画像データにおいて略同位置に検出されていることを条件とするフィルター処理と、画素の膨張及び収縮を行う輪郭修正処理とのうち少なくとも1つを含むノイズ除去処理を行う、請求項1及び2のいずれか一項に記載の車種判別装置。
  4. 前記処理部は、ラベリングによって得た特定の形状要素について、通行方向に垂直な水平方向の横幅が自動車用の所定の第1基準値以上である場合、前記特定の形状要素が自動車に相当すると判定する、請求項に記載の車種判別装置。
  5. 前記処理部は、ラベリングによって得た特定の形状要素について、通行方向に垂直な水平方向の横幅が自動車用の所定の第1基準値未満であり、かつ、当該特定の形状要素を通路面に投影した面積が所定の第2基準値以上である場合、前記特定の形状要素が自動二輪車に相当すると判定する、請求項に記載の車種判別装置。
  6. 前記処理部は、ラベリングによって得た特定の形状要素について、通行方向に垂直な水平方向の横幅が自動車用の所定の第1基準値未満であり、かつ、当該特定の形状要素を通路面に投影した面積が所定の第2基準値未満で所定の第3基準値以上である場合、前記特定の形状要素が人に相当すると判定する、請求項に記載の車種判別装置。
  7. 前記入出管理装置は、駐車券を発行する発券装置を含み、距離画像センサーは、前記発券装置に付随するゲートを通過する前の車両を検出する、請求項1〜のいずれか一項に記載の車種判別装置。
  8. 前記距離画像センサーは、MEMSスキャナーを有するレーザー送受信用の光学系を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の車種判別装置。
JP2015164289A 2015-08-21 2015-08-21 車種判別装置 Active JP6645768B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164289A JP6645768B2 (ja) 2015-08-21 2015-08-21 車種判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164289A JP6645768B2 (ja) 2015-08-21 2015-08-21 車種判別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017041214A JP2017041214A (ja) 2017-02-23
JP6645768B2 true JP6645768B2 (ja) 2020-02-14

Family

ID=58206583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015164289A Active JP6645768B2 (ja) 2015-08-21 2015-08-21 車種判別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6645768B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7053207B2 (ja) * 2017-09-29 2022-04-12 日本信号株式会社 物体通過検知装置
JP6780886B1 (ja) * 2019-11-07 2020-11-04 株式会社スペース二十四インフォメーション 物体識別管理システム
JP7406350B2 (ja) * 2019-11-15 2023-12-27 日本信号株式会社 物体検知装置及び物体検知プログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3240839B2 (ja) * 1994-07-19 2001-12-25 オムロン株式会社 車幅計測装置
JP3684822B2 (ja) * 1998-03-26 2005-08-17 トヨタ自動車株式会社 通過車両検出装置
JP2008250674A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hitachi Kokusai Electric Inc 画像処理装置
JP2009199257A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Miki Giken:Kk 車種判別装置
JP6340159B2 (ja) * 2012-05-11 2018-06-06 日本信号株式会社 距離計測センサによる車種判別システム
JP6334925B2 (ja) * 2013-01-18 2018-05-30 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 動作情報処理装置及び方法
JP2015046126A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 株式会社東芝 車両検知装置
JP5936649B2 (ja) * 2014-06-04 2016-06-22 三菱電機株式会社 車両検出装置及び通行料課金システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017041214A (ja) 2017-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10753758B2 (en) Top-down refinement in lane marking navigation
CN110171405B (zh) 基于检测对象制动车辆的系统和方法
KR102327185B1 (ko) 정밀도로지도 갱신을 위한 객체 변화 탐지 시스템 및 그 방법
KR102493878B1 (ko) 검출된 주차 차량의 특징에 기반을 둔 호스트 차량의 제어
CN105549023B (zh) 物体检测装置及其工作方法
KR20200123474A (ko) 자율 주행을 위한 항법 정보의 융합 프레임워크 및 배치 정렬
CN108021862A (zh) 道路标志识别
CN106503653A (zh) 区域标注方法、装置和电子设备
KR102008263B1 (ko) 융복합형 검지기 및 이를 이용한 교통 단속시스템
KR20190102665A (ko) 실세계 물체 정보를 이용한 카메라 공차 보정 시스템 및 방법
CN108128245A (zh) 车辆环境成像系统及方法
JP2020510771A (ja) 除草システムおよび除草方法、ならびに鉄道除草車両
US20060115113A1 (en) Method for the recognition and tracking of objects
CN103559791A (zh) 一种融合雷达和ccd摄像机信号的车辆检测方法
JP2014071902A (ja) フィンガープリントを使用してビデオ内で移動オブジェクトを追跡するため方法及びシステム
KR102305328B1 (ko) 카메라 기반의 자동화된 정밀도로지도 생성 시스템 및 방법
KR20180087784A (ko) 이동 객체를 식별하여 맵을 작성하는 방법 및 이를 구현하는 로봇
KR102493930B1 (ko) 강화학습 기반 신호 제어 장치 및 신호 제어 방법
JP6645768B2 (ja) 車種判別装置
JP2015064752A (ja) 車両監視装置、および車両監視方法
JP6883995B2 (ja) 混雑度報知システム、混雑度検出方法、及びプログラム
Yu et al. Training-free monocular 3d event detection system for traffic surveillance
KR102106029B1 (ko) 간판 검출 성능 향상을 위한 방법 및 시스템
CN113071500A (zh) 车道线的获取方法、装置、计算机设备和存储介质
JP5677281B2 (ja) 車両検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6645768

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150