JP6645333B2 - ドハティ増幅器 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態のドハティ増幅器の構成の概要を示すブロック図である。ドハティ増幅器1は、メインアンプ部6と、複数のピークアンプ70、71と、複数のピークアンプ70、71をドハティ合成する合成器40と、を有するピークアンプ部7を備える。またドハティ増幅器1は、メインアンプ部6とピークアンプ部7をドハティ合成する合成器50を備えている。さらにドハティ増幅器1は、合成器40のアイソレーションポート404と合成器50のアイソレーションポート504とを接続する第1の線路L1と、メインアンプ部6の出力と合成器50の入力ポート502とを接続する50Ωの特性インピーダンスからなる第2の線路L2を備えている。
図2は本発明の第1の実施形態のドハティ増幅器の構成を示すブロック図である。分配器10は、入力ポート101に入力された信号を、1:2のレベル比で分配し、ポート102及びポート103に出力する。分配器10は、例えばウィルキンソン型の分配器で同位相に分配されるものであっても構わないし、ハイブリッドカプラのような90度位相差で分配される分配器であっても構わない。
以下、本実施形態のドハティ増幅器の動作を説明する。ピークアンプ70及び71が動作OFFの状態とONの状態で分けて説明する。
[小電力信号入力増幅でピークアンプは動作OFFの状態]
入力信号が小電力でありピークアンプが動作していない時は、ピークアンプ70及び71は、その出力側から見てオープン回路となっており、ピークアンプ70及び71は、出力側からの信号を全反射する。
[大電力信号入力増幅でピークアンプとメインアンプが両方動作の状態]
ピークアンプ70及び71とメインアンプ60が両方動作している状態のとき、ドハティ増幅器は、メインアンプ60の出力電力とピークアンプ70及び71の出力電力を通常に合成する回路となる。ここで、各アンプ出力後の信号は、合成器50の合成点でのメインアンプ60側のルートとピークアンプ70及び71側のルートの位相は同相となるように移相器20及び21で調整されており、合成器50で電力合成される。このとき、合成器40及び50のアイソレーションポート404及び504には電力は生じない。
本実施形態によれば、線路L1の特性インピーダンスと電気長及び特性インピーダンスが50Ωである線路L2の電気長を調整することで、ピークアンプが動作OFFの場合のメインアンプの出力から見た負荷インピーダンスを希望の値に調整できる。
このときのメリットについて下記に述べる。
・メインアンプ60単体動作時の負荷インピーダンスを最高効率点に調整できる。
・ドハティ増幅器としては、その周波数帯域内でしか使用できないが、アンプのバイアス電圧を変更して、動作モードをAB級に変更した場合には、広帯域で使用することができる。これは、アイソレーションポート間にある線路L1を幾らのインピーダンスに調整したとしても、メインアンプとピークアンプ両方動作の合成モードの特性に影響を与えないためである。緊急時には、電力効率はあまり良くないが、動作モードをAB級に切り替えて違う周波数で予備アンプとして使用することが可能である。
・OFDM放送信号の電力増幅時の高効率化に効果が出る1:2非対称ドハティ増幅器へ適用が可能である。
6 メインアンプ部
7 ピークアンプ部
10、11、12 分配器
101 入力ポート
102、103 ポート
20、21 移相器
30、31、32 分配器
40、50、51 合成器
401 合成ポート
402、403、502、503 入力ポート
404、504 アイソレーションポート
60、61 メインアンプ
70、71 ピークアンプ
L1 第1の線路
L2 第2の線路
L3、L4、L5、L6、L7 線路
L8 変換線路
Claims (6)
- メインアンプ部と、
複数のピークアンプと、前記複数のピークアンプをドハティ合成する第1の合成器と、を有するピークアンプ部と、
前記メインアンプ部と前記ピークアンプ部をドハティ合成する第2の合成器と、
前記第1の合成器のアイソレーションポートと前記第2の合成器のアイソレーションポートとを接続する第1の線路と、
前記メインアンプ部の出力と前記第2の合成器の入力ポートとを接続する50Ωの特性インピーダンスからなる第2の線路と、
を有するドハティ増幅器。 - 前記第1の線路は、前記メインアンプ部の出力から見た負荷インピーダンスを所定の値に設定するよう特性インピーダンス及び電気長を調整する第1の調整部を有し、
前記第2の線路は、前記メインアンプ部の出力から見た負荷インピーダンスを前記所定の値に設定するよう電気長を調整する第2の調整部を有する、
請求項1に記載のドハティ増幅器。 - 入力信号を2分配する第1の分配器と、
前記第1の分配器の出力を2分配する第2の分配器と、
前記第1の分配器の出力の一方と前記メインアンプ部の入力とを接続する第1の移相器と、
前記第1の分配器の出力の他方と前記第2の分配部の入力とを接続する第2の移相器と、
を有する請求項1又は2に記載のドハティ増幅器。 - 入力信号を2分配する第3の分配器と、
前記第3の分配器の出力を2分配する第4の分配器と、
前記第3の分配器の出力の一方と前記複数のピークアンプの1つの入力とを接続する第3の線路と、
前記第4の分配器の出力の一方と前記複数のピークアンプの他の1つの入力とを接続する第4の線路と、
を有する請求項1又は2に記載のドハティ増幅器。 - 前記メインアンプ部は1つ以上のメインアンプで構成され、
前記ピークアンプ部は前記メインアンプ部の2倍の数のピークアンプで構成され、
前記ピークアンプの増幅能力は、前記メインアンプの1/2である、
請求項1から3のいずれかに記載のドハティ増幅器。 - 前記メインアンプ部は、前記ピークアンプ部と同数のメインアンプを有し、
前記第2の線路は、
前記複数のメインアンプの出力にそれぞれ1端が接続される複数の第5の線路と、
前記複数の第5の線路の他端に接続される1つの変換線路と、を有する、
請求項1から4のいずれかに記載のドハティ増幅器。
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