JP6642711B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents

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Description

本開示は、遠心圧縮機に関するものである。
インペラの外周部に渦巻状のスクロールを配置した遠心圧縮機が知られている。この種の遠心圧縮機では、インペラによって圧縮された流体がディフューザを介してスクロールに導入され、スクロールで適宜に減速されて静圧回復が図られる(特開2012−140900号公報参照)。スクロール内には螺旋状の流路が形成されており、流路の巻き終り部には吐出部が設けられている。流路の巻き始め部は吐出部に接続されており、吐出部を流れる流体の一部は巻き始め部から螺旋状の流路内に流入する。螺旋状の流路は、図心を一定にしつつ、巻き始め部から巻き終り部までの流れ方向において、面積が徐々に拡大するように形成されていた。
特開2012−140900号公報
しかしながら、従来の遠心圧縮機では、特に大流量側作動点において、スクロールの吐出部から巻き始め部へ流入する流体の流れが流路内面から剥離してしまい、その剥離に起因した圧力損失が生じる可能性があった。
本開示は、スクロールの巻き始め部における流体の剥離を低減し、圧縮性能を向上できる遠心圧縮機を説明する。
発明者は、スクロールの巻き始め部における流体の剥離について検証したところ、巻き始め部の回転軸線に沿った流体の吸い込み側の流路内面において剥離が生じているとの知見を得た。更に、この原因について検証したところ、吐出部の流路内面と巻き始め部の流路内面とが鋭角に接続されている場合に、流体が流路内面から剥離し易いとの知見を得て本開示の態様に想到した。
本開示の一態様は、インペラと、インペラの周囲に配置され、且つインペラの回転方向に沿ったスクロール流路を含む流路が形成されたスクロールと、を備え、スクロールは、スクロール流路の巻き終り部に繋がる吐出部と、吐出部に接続された巻き始め部と、を備え、巻き始め部は、インペラの回転軸線に沿った方向の吸い込み側において、吐出部に対して鈍角に接続されている、遠心圧縮機である。
本開示の他の態様は、インペラと、インペラの周囲に配置され、且つインペラの回転方向に沿ったスクロール流路を含む流路が形成されたスクロールと、を備え、スクロールは、スクロール流路の巻き終り部に繋がる吐出部と、吐出部に接続された巻き始め部と、を備え、スクロール流路の回転軸線に沿った方向の内径は、巻き始め部から回転方向に沿って漸次縮小し、内径の最小部を超えると漸次拡大する、遠心圧縮機である。
本開示のいくつかの態様によれば、スクロールの巻き始め部における流体の剥離を低減し、圧縮性能を向上できる。
図1は、実施形態に係るコンプレッサを備えた過給機の断面図である。 図2は、スクロールを示す斜視図である。 図3は、スクロールを回転軸線に直交する面で切断した断面図である。 図4は、スクロール内に形成された流路と、スクロール流路の仮想断面とを模式的に示す図である。 図5は、第1の実施形態に係るスクロールにおいて、複数の異なる仮想断面におけるスクロール流路の外形線を重ね合わせて示す断層的な図である。 図6は、図5に対応する図であり、(a)図はスクロール流路の内径、及び断面積がスクロール流路の回転方向に沿って縮小している領域を断層的に示す図であり、(b)図は、拡大している領域を断層的に示す図である。 図7は、図3のVII−VII線に沿った断面図である。 図8は、第2の実施形態に係るスクロールであり、(a)図は複数の異なる仮想断面におけるスクロール流路の外形線を重ね合わせて示す断層的な図であり、(b)図は図7に対応する断面図である。 図9は、第3の実施形態に係るスクロールであり、(a)図は複数の異なる仮想断面におけるスクロール流路の外形線を重ね合わせて示す断層的な図であり、(b)図は図7に対応する断面図である。 図10は、比較形態に係るスクロールであり、(a)図は複数の異なる仮想断面におけるスクロール流路の外形線を重ね合わせて示す断層的な図であり、(b)図は図7に対応する断面図である。 図11は、スクロールの回転角位置とスクロール静圧係数分布との相関関係を示す図である。 図12は、スクロールの回転角位置とスクロール流路の断面縦横比との相関関係を示す図である。
本開示の一態様は、インペラと、インペラの周囲に配置され、且つインペラの回転方向に沿ったスクロール流路を含む流路が形成されたスクロールと、を備え、スクロールは、スクロール流路の巻き終り部に繋がる吐出部と、吐出部に接続された巻き始め部と、を備え、巻き始め部は、インペラの回転軸線に沿った方向の吸い込み側において、吐出部に対して鈍角に接続されている、遠心圧縮機である。
この態様に係る遠心圧縮機の巻き始め部は、インペラの回転軸線に沿った方向の吸い込み側において、吐出部に対して鈍角に接続されている。したがって、吐出部から巻き始め部に流入する流体が剥離し難くなり、圧縮性能の向上に有利である。
いくつかの態様において、スクロール流路の回転軸線に沿った方向の内径は、巻き始め部から回転方向に沿って漸次縮小し、内径の最小部を超えると漸次拡大する遠心圧縮機とすることができる。巻き始め部から回転方向に沿って漸次縮小するスクロール流路の内径とすることにより、吐出部に対して鈍角に接続された巻き始め部を容易に実現でき、流体の剥離を効果的に低減し易くなる。
いくつかの態様において、スクロール流路を、回転軸線を含む仮想面で切断した場合の断面積は、巻き始め部から回転方向に沿って漸次減少し、上記の最小部を超えると漸次拡大する遠心圧縮機とすることができる。巻き始め部から回転方向に沿って断面積が漸次縮小するスクロール流路とすることにより、吐出部に対して鈍角に接続された巻き始め部を容易に実現でき、流体の剥離を効果的に低減し易くなる。
いくつかの態様において、内径の最小部は、巻き始め部と吐出部との接続部に設けられた舌部を基準にして、回転角が30°以下の範囲に配置されている遠心圧縮機とすることができる。流体の剥離は、巻き始め部と吐出部との接続部から回転角が30°以下の範囲で生じており、この範囲に最小部を配置することで、スクロール本来の機能を損なうことなく剥離を効果的に低減するのに有利になる。
本開示の他の態様は、インペラと、インペラの周囲に配置され、且つインペラの回転方向に沿ったスクロール流路を含む流路が形成されたスクロールと、を備え、スクロールは、スクロール流路の巻き終り部に繋がる吐出部と、吐出部に接続された巻き始め部と、を備え、スクロール流路の回転軸線に沿った方向の内径は、巻き始め部から回転方向に沿って漸次縮小し、内径の最小部を超えると漸次拡大する、遠心圧縮機である。
スクロール流路の回転軸線に沿った方向の内径が巻き始め部から回転方向に沿って漸次縮小していると、インペラの回転軸線に沿った方向の吸い込み側において、吐出部に対して鈍角に接続された巻き始め部を実現できることになる。その結果、吐出部から巻き始め部に流入する流体が剥離し難くなり、圧縮性能の向上に有利である。
また、いくつかの態様において、スクロール流路を、回転軸線を含む仮想面で切断した場合の断面積は、巻き始め部から回転方向に沿って漸次減少し、最小部を超えると漸次拡大する遠心圧縮機とすることができる。巻き始め部から回転方向に沿って断面積が漸次縮小するスクロール流路とすることにより、吐出部に対して鈍角に接続された巻き始め部を一層、確実に実現でき、流体の剥離を効果的に低減し易くなる。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
過給機1は、例えば、船舶や車両の内燃機関に適用されるものである。図1に示されるように、過給機1は、タービン2とコンプレッサ(遠心圧縮機)3とを備えている。タービン2は、タービンハウジング4と、タービンハウジング4に収納されたタービン翼車16と、を備えている。コンプレッサ3は、コンプレッサハウジング5と、コンプレッサハウジング5に収納されたコンプレッサ翼車(インペラ)17と、を備えている。タービン翼車16は回転軸14の一端に設けられており、コンプレッサ翼車17は回転軸14の他端に設けられている。タービンハウジング4とコンプレッサハウジング5との間には、軸受ハウジング13が設けられている。回転軸14は、軸受15を介して軸受ハウジング13に回転可能に支持されており、回転軸14、タービン翼車16及びコンプレッサ翼車17が一体の回転体12として回転軸線Xを中心に回転する。
タービンハウジング4には、排気ガス流入口(図示省略)及び排気ガス流出口10が設けられている。内燃機関(図示せず)から排出された排気ガスは、排気ガス流入口を通じてタービンハウジング4内に流入し、タービン翼車16を回転させ、その後、排気ガス流出口10を通じてタービンハウジング4外に流出する。
コンプレッサハウジング5には、吸入部9及び排出部(図示省略)が設けられている。タービン翼車16が回転すると、回転軸14を介してコンプレッサ翼車17が回転する。回転するコンプレッサ翼車17は、吸入部9を通じて空気等の外部の流体(流体)を吸入し、圧縮して吐出部から吐出(圧送)する。排出部から排出された圧縮流体は、前述の内燃機関に供給される。
コンプレッサハウジング5は、コンプレッサ翼車17の周囲に配置されたディフューザ6と、ディフューザ6の周囲に配置されたスクロール7A(第1の実施形態)とを備えている。スクロール7Aは、コンプレッサ翼車17の回りを一重の渦巻状に配置されたボリュート部71(図2参照)と、ボリュート部71に一体的に設けられた吐出部72とを備えている。スクロール7Aにはディフューザ6から導入されるガスなどの流体が通過する流路53が形成されており、スクロール7Aは流路53に面する流路内面7a,7b(図7参照)を備えている。
図3、及び図4に示されるように、スクロール7Aの流路53は、ボリュート部71の内部に形成されたスクロール流路54と、スクロール流路54に連通し、吐出部72の内部に形成された吐出流路55と、を備えている。スクロール流路54はコンプレッサ翼車17の回転方向Rdに沿った流路であり、回転方向Rdの終点側は、流体の流れに沿うように吐出流路55に接続されている。また、スクロール流路54の始点側は、吐出流路55の側部に接続されている。なお、吐出流路55の向きは、例えば、スクロール流路54の終点側での接線方向に限定されず、周囲の機器や配管等の関係で適宜に湾曲等して向きが変わっていても良い。
ボリュート部71は、スクロール流路54の始点側である巻き始め部71aと、スクロール流路54の終点側である巻き終り部71bとを備えている。巻き終り部71bには吐出部72が繋がっている。また、巻き始め部71aは、スクロール流路54が吐出流路55の側部に接続される部分であり、巻き始め部71aの遠心方向である外方には、舌部71cが形成されている。なお、スクロール流路54内での回転方向Rdに沿った流体の流れを基準にしてスクロール流路54内での上流端と下流端とを仮定した場合、スクロール流路54の始点側とは実質的に上流端となる部分を意味し、終点側とは実質的に下流端となる部分を意味する。
スクロール流路54は、回転軸線Xを含み、且つ回転軸線Xに沿った断面において一例として略円形を成している。なお、以下の説明では、スクロール流路54の回転方向Rd(図3における時計回り方向)の各位置を、巻き終り部71bと回転軸線Xとを結ぶ直線を基準とした回転角で示す。例えば、0基準となる巻き終り部71bは、回転角360°または回転角0°の位置として説明される。また、回転方向Rdとは、スクロール流路54における流体の流れ方向である。
巻き終り部71bを0基準にして、一例として巻き始め部71aに相当する回転角50°の位置には、舌部71cが設けられている。スクロール流路54では、ディフューザ6(図1参照)から導入された圧縮流体に対して一定の静圧回復を図る。ここで、スクロール流路54内の流体の流れが流路内面7aから剥離すると、所望の静圧回復が難しくなり、圧縮性能に影響を及ぼす。以下、本実施形態において、流体の剥離を抑止する要素、及びその機能について説明する。
図5は、スクロール7Aにおいて、複数の異なる仮想断面Cs(図4参照)におけるスクロール流路54の外形線L0、L1〜L12を重ね合わせて示す断層的な図である。仮想断面Csとは、回転軸線Xを含む仮想面により、スクロール流路54を切断したと仮定した場合の断面図である。仮想断面Csは、回転角に応じて区別されている。
具体的に説明すると、図5には、回転角50°である舌部71cにおけるスクロール流路54の外形線L1、及び回転角360°である巻き終り部71bにおけるスクロール流路54の外形線L12が示されている。更に、図5には、回転角60°のスクロール流路54の外形線L2、回転角90°のスクロール流路54の外形線L3、回転角120°のスクロール流路54の外形線L4、回転角150°のスクロール流路54の外形線L5、回転角180°のスクロール流路54の外形線L6、回転角210°のスクロール流路54の外形線L7、回転角240°のスクロール流路54の外形線L8、回転角270°のスクロール流路54の外形線L9、回転角300°のスクロール流路54の外形線L10、回転角330°のスクロール流路54の外形線L11が重ね合わせられて示されている。なお、図5には、スクロール流路54が回転角30°に存在していると仮定した場合の外形線L0、及びスクロール流路54に流体を導入するディフューザ6の外形線Lxも記載されている。
また、図6は、図5に示す各外形線L0、L1〜L12を、回転方向Rdに沿って縮小する領域と拡大する領域とに分けて示している。具体的には、図6の(a)は、外形線L0、外形線L1、及び外形線L2を示し、図6の(b)は、外形線L3〜L12を示している。なお、以下で使用する各外形線L1〜L12の内径とは、スクロール流路54の回転軸線Xに沿った方向の内径を意味する。また、各外形線L1〜L12で囲まれた面積とは、それぞれスクロール流路54において、回転軸線Xを含む仮想面で切断した場合の断面積を意味する。ここで、スクロール流路54の回転軸線Xに直交する断面が非円形である場合などは、各外形線L1〜L12の内径は、回転軸線Xに沿った軸方向長さと考えることができる。
図6の(a)図に示されるように、スクロール流路54は、舌部71c(回転角50°)での外形線L1の内径d1よりも、回転角60°の外形線L2の内径d2の方が小さくなっている。一方で、外形線L2の内径d2よりも、回転角90°の外形線L3の内径d3の方が大きくなっている。つまり、巻き始め部71aから回転角60°の位置までは、スクロール流路54の回転軸線X方向に沿った内径は漸次縮小しており、スクロール流路54の回転軸線X方向に沿った内径の最小部は、回転角60°の位置である。
また、回転角60°を超えると外形線L4〜L12は順番に拡大しており、回転角360°の外形線L12の内径d12が最も大きくなっている。つまり、回転角60°を超えるとスクロール流路54の回転軸線Xに沿った方向の内径は漸次拡大しており、回転角360°におけるスクロール流路54の回転軸線Xに沿った方向の内径d12は最大になっている。
また、スクロール流路54は、舌部71c(回転角50°)での外形線L1で囲まれた面積よりも、回転角60°の外形線L2で囲まれた面積の方が小さくなっている。また、回転角60°の外形線L2で囲まれた面積よりも、回転角90°のスクロール流路54の外形線L3で囲まれた面積の方が大きくなっている。つまり、巻き始め部71aから回転角60°の位置までは、スクロール流路54の断面積は漸次縮小しており、スクロール流路54の内径の最小部である回転角60°の位置において断面積は最も小さくなっている。
また、回転角60°を超えると各外形線L4〜L12で囲まれた面積は順番に拡大しており、回転角360°の外形線L12で囲まれた面積は最も大きくなっている。つまり、回転角60°を超えるとスクロール流路54の断面積は漸次拡大しており、回転角360°におけるスクロール流路54の断面積は最大になっている。
次に、吐出部72に対する巻き始め部71aの接続態様について説明する。上述の通り、巻き始め部71aからスクロール流路54の内径、及び断面積は、最小部まで漸次縮小しており、最小部を超えると巻き終り部71bまで漸次拡大している。特に、巻き始め部71aから最小部までの内径が漸次縮小することにより、結果として、巻き始め部71aは、回転軸線Xに沿った方向における流体の吸い込み側Bdにおいて、吐出部72に対して鈍角に接続された態様を実現している。
より詳細に説明すると、ディフューザ6の外形線Lx(図5及び図6参照)は、スクロール流路54の各外形線L1〜L12に対して一定(回転軸線Xに沿った方向を基準にして)であり、ディフューザ6の位置は揃っている。ここで、スクロール流路54の回転軸線Xに沿った方向の内径のうち、一方の端部はディフューザ6に接続される位置となり、他方の端部は回転軸線Xに沿った流体の吸い込み側Bdの端部(流路内面7a)になる。これを前提にした場合、巻き始め部71aの近傍では、スクロール流路54の内径が巻き始め部71aから漸次縮小しており、結果として、回転軸線Xに沿った流体の吸い込み側Bdの流路内面7aが、吐出部72の流路内面7bに対して鈍角α1で接続された態様となる。
以下、図7を参照して具体的に説明する。図7は、図3のVII−VII線に沿った断面図である。図7に示されるように、巻き始め部71aの吸い込み側Bdの流路内面7aに沿った直線Laと吐出部72の吸い込み側Bdの流路内面7bに沿った直線Lbとを想定した場合に、直線Laと直線Lbとによって形成される内角(α1)は、90°よりも大きな角度になっている。
なお、スクロール流路54の各回転角の位置でディフューザ6の位置が揃っていない場合には、単純には鈍角α1を実現できない可能性がある。また、吐出部72に接続される巻き始め部71aの位置等により、単純には鈍角α1を実現できない可能性もある。しかしながら、そのような場合であっても、スクロール流路54の内径、あるいは内径が漸次縮小する割合を調整することにより、巻き始め部71aが鈍角α1で吐出部72に接続された形態を実現することは可能である。
次に、吐出部72に対して鈍角α1で接続された巻き始め部71aの作用、効果について、図7、及び図10を参照して説明する。図10は、比較形態に係るスクロール170であり、(a)図は複数の異なる仮想断面におけるスクロール流路154の外形線L0、L1〜L12を重ね合わせて示す断層的な図であり、(b)図は、吐出部720に接続された巻き始め部710aの断面図である。比較形態に係るスクロール流路154は、回転角50°での外形線L1における回転軸線に沿った方向の内径が最も小さく、内径は、巻き始め部710aから巻き終り部にかけて漸次拡大し、同様に、断面積も漸次拡大している。また、比較形態に係る巻き始め部710aは、回転軸線に沿った方向における流体の吸い込み側Bdにおいて、吐出部720に対して鋭角βに接続されている。
吐出部720を通過する流体の一部は、例えば、吐出部720の流路内面70bの周方向に沿って流れ(図10の(b)の矢印Yb参照)、巻き始め部710aを通過してスクロール流路154に流入する。ここで、吐出部720に対して巻き始め部710aが鋭角βに接続されていると、流体はスクロール流路154側の流路内面70aに沿った流れに移行できず、流路内面70aから剥離し易くなってしまう。
一方、本実施形態(図7参照)では、吐出部72に対して巻き始め部71aが鈍角α1で接続されており、吐出部72の流路内面7bの周方向に沿った流れ(図7の矢印Ya参照)は、スクロール流路54側の流路内面7aに沿った流れを形成し易く、流路内面7aから剥離し難くなる。
次に、図8、図9、及び図12を参照し、第2の実施形態に係るスクロール7B、及び第3の実施形態に係るスクロール7Cについて説明する。なお、第2の実施形態に係るスクロール7B及び第3の実施形態に係るスクロール7Cは、第1の実施形態に係るスクロール7Aが適用されたコンプレッサ(遠心圧縮機)3に適用されている。また、第2の実施形態に係るスクロール7B、及び第3の実施形態に係るスクロール7Cは、基本的に第1の実施形態に係るスクロール7Aと同一の要素や構造については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第2の実施形態に係るスクロール7Bは、巻き始め部71aから回転角60°の位置までは、スクロール流路54の回転軸線X方向に沿った内径、及び断面積は漸次縮小している。更に、回転角60°を超えるとスクロール流路54の回転軸線Xに沿った方向の内径、及び断面積は漸次拡大している。スクロール流路54の回転軸線Xに沿った方向の内径の最小部は、回転角60°の位置である。スクロール7Bの巻き始め部71aは、流体の吸い込み側Bdにおいて、吐出部72に対して鈍角α2となるように接続されている。
第3の実施形態に係るスクロール7Cは、巻き始め部71aから回転角60°の位置までは、スクロール流路54の回転軸線X方向に沿った内径は漸次縮小しているが、断面積は一定である。この断面積は、比較形態に係るスクロール170の回転角60°の位置での断面積と同一である。また、スクロール7Bは、回転角60°を超えるとスクロール流路54の回転軸線Xに沿った方向の内径、及び断面積は漸次拡大している。スクロール流路54の内径の最小部は、回転角60°の位置である。スクロール7Cの巻き始め部71aは、流体の吸い込み側Bdにおいて、吐出部72に対して鈍角α3となるように接続されている。
図12は、スクロール流路の回転角位置とスクロール流路の断面縦横比との相関関係を示す図であり、各実施形態に係るスクロール7A、7B、7C、及び比較形態に係るスクロール170を比較して示している。図12に示されるように、各実施形態、及び比較形態において、回転角90°を超えるとスクロール流路の断面縦横比は1.2程度で一定となる。つまり、回転角90°を超えるとスクロール流路の断面形状は略相似形になることが示されている。なお、スクロール流路の断面縦横比とは、回転軸線Xに直交する方向の最大幅に対するスクロール流路の内径の比率である。例えば、スクロール流路54の外形線L2における断面縦横比Drは、回転軸線Xに直交する方向の最大長さLe2(図6参照)に対する内径d2であり、以下の式(1)となる。
Dr=d2/Le2 ・・・(1)
また、回転角50°〜回転角90°の範囲においても、第1の実施形態に係るスクロール7A、第2の実施形態に係るスクロール7B、及び比較形態に係るスクロール170の断面縦横比は1.2程度で一定である。一方で、第3の実施形態に係るスクロール7Cの断面縦横比は1.55程度から1.2程度にまで減少している。つまり、第3の実施形態に係るスクロール7Cの場合、回転角50°における回転軸線Xに沿った内径は、他の実施形態や比較形態に比べて長い縦長形状であることが示されている。
比較形態に係るスクロール170に比べ、上記の各実施形態に係るスクロール7A、7B、7Cによれば、以下の効果を享受できる。つまり、比較形態に係るスクロール170の場合、特に、大流量側作動点では、吐出部720の流体が巻き始め部710aを通過してスクロール流路154内に流入する際、スクロール流路154側の流路内面70aから剥離する可能性が高い。一方で、本実施形態に係るスクロール7A、7B、7Cによれば、巻き始め部71aでの流体の剥離を効果的に低減でき、圧縮性能を向上できる。
また、各実施形態に係るスクロール流路54の回転軸線Xに沿った方向の内径は、巻き始め部71aから回転方向Rdに沿って漸次縮小し、最小部を超えると漸次拡大している。この形態にすることで、吐出部72に対して鈍角α1、α2、α3に接続された巻き始め部71aを容易に実現でき、流体の剥離を効果的に低減し易くなる。
また、第1、及び第2の実施形態に係るスクロール流路54について、回転軸線Xを含む仮想面で切断した場合の断面積は、巻き始め部71aから回転方向Rdに沿って漸次減少し、内径の最小部を超えると漸次拡大する。この形態にすることで、吐出部72に対して鈍角α1、α2に接続された巻き始め部71aを容易に実現でき、流体の剥離を効果的に低減し易くなる。
また、各実施形態に係る舌部71cは、巻き始め部71aと吐出部72との接続部に設けられている。一例として、舌部71cの位置は、上述の通り、巻き終り部71bと回転軸線Xとを結ぶ直線を基準とした場合には、回転角50°の位置として示すことができる。また、各実施形態に係るスクロール流路54の内径の最小部は、回転角60°の位置として示すことができる。そして、これらの回転角は、舌部71cを基準にした回転角に置き換えて定義することもできる。つまり、舌部71cを基準にした場合には、舌部71cの位置は回転角0°の位置として示すことができ、また、スクロール流路54の内径の最小部は、回転角10°の位置として示すことができる。巻き始め部71aでの流体の剥離は、舌部71cを基準にした場合、回転角が30°以下の範囲で生じ易い。したがって、スクロール流路54の内径の最小部は、舌部71cを基準にして回転角が30°以下の範囲が望ましく、この範囲に内径の最小部を配置することで、スクロール7A、7B、7Cの本来の機能を損なうことなく剥離を効果的に低減するのに有利になる。
上記は、主に、大流量側作動点での効果であり、これに対し、小流量側作動点では、別の配慮が必要となる。つまり、小流量側作動点では、巻き始め部での剥離は生じ難くなるが、舌部付近での静圧が低くなり、例えば、比較形態に係るスクロール170における回転方向(周方向)の静圧分布において、非軸対称性が強くなる。その結果、スクロール170の上流に存在するコンプレッサ翼車及びディフューザに影響を及ぼし、圧縮性能を低下させる可能性がある。
小流量側作動点での静圧分布の非軸対称性を解消するには、巻き始め部71aにおけるスクロール流路の断面積を拡大することが有効であるが、不用意に断面積を拡大すると、大流量側作動点での課題、つまり、巻き始め部での剥離を生じさせてしまう。
これに対し、第1、及び第2の実施形態に係るスクロール7A、7Bでは、大流量側作動点での課題を克服しつつ、一方で、比較形態に係るスクロール170に比べ、巻き始め部71aにおけるスクロール流路54の断面積を広げることで小流量側作動点での課題にも対応し易くなる。
図11は、スクロールの回転角位置とスクロール静圧係数分布との相関関係を示す図である。ここで、例えば、巻き始め部71a(回転角50°)における静圧係数と巻き終り部71b(回転角360°)における静圧係数とを比較した場合、静圧係数の差が小さい方ほど、静圧分布の非軸対称性は小さいと言える。図11を参照すると、第1、及び第2の実施形態に係るスクロール7A、7Bは、比較形態に係るスクロール170にくらべて静圧分布の非軸対称性は小さい。また、第3の実施形態に係るスクロール7Cも、比較形態に係るスクロール170にくらべて静圧分布の非軸対称性は小さくなり、適切な設定によって、静圧分布の非軸対称性を更に小さくすることは可能である。
本開示は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。また、上述した実施形態に記載されている技術的事項を利用して、各実施例の変形例を構成することも可能である。各実施形態の構成を適宜組み合わせて使用してもよい。
また、本開示は、自動車用過給機に適用されるものに限定されず、船舶その他に適用されてもよい。更に、過給機以外の遠心圧縮機に適用されてもよい。
7A,7B,7C スクロール
17 コンプレッサ翼車
54 スクロール流路
71a 巻き始め部
71b 巻き終り部
71c 舌部
72 吐出部
α1、α2、α3 鈍角
Bd 吸い込み側
X 回転軸線

Claims (6)

  1. インペラと、
    前記インペラの周囲に配置され、且つ前記インペラの回転方向に沿ったスクロール流路を含む流路が形成されたスクロールと、を備え、
    前記スクロールは、前記スクロール流路の巻き終り部に繋がる吐出部と、前記吐出部に接続された巻き始め部と、を備え、
    前記巻き始め部は、前記インペラの回転軸線に沿った方向における流体の吸い込み側において、吐出部に対して鈍角に接続されており、
    前記スクロール流路の前記回転軸線に沿った方向の内径は、前記巻き始め部から前記回転方向に沿って漸次縮小し、前記内径の最小部を超えると漸次拡大する、遠心圧縮機。
  2. 前記スクロール流路を、前記回転軸線を含む仮想面で切断した場合の断面積は、前記巻き始め部から前記回転方向に沿って漸次減少し、前記最小部を超えると漸次拡大する、請求項記載の遠心圧縮機。
  3. 前記最小部は、前記巻き始め部と前記吐出部との接続部に設けられた舌部を基準にして、回転角が30°以下の範囲に配置されている、請求項記載の遠心圧縮機。
  4. 前記最小部は、前記巻き始め部と前記吐出部との接続部に設けられた舌部を基準にして、回転角が30°以下の範囲に配置されている、請求項記載の遠心圧縮機。
  5. インペラと、
    前記インペラの周囲に配置され、且つ前記インペラの回転方向に沿ったスクロール流路を含む流路が形成されたスクロールと、を備え、
    前記スクロールは、前記スクロール流路の巻き終り部に繋がる吐出部と、前記吐出部に接続された巻き始め部と、を備え、
    前記スクロール流路の回転軸線に沿った方向の内径は、前記巻き始め部から回転方向に沿って漸次縮小し、前記内径の最小部を超えると漸次拡大する、遠心圧縮機。
  6. 前記スクロール流路を、前記回転軸線を含む仮想面で切断した場合の断面積は、前記巻き始め部から前記回転方向に沿って漸次減少し、前記最小部を超えると漸次拡大する、請求項記載の遠心圧縮機。
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