JP6642322B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
A−1.燃料電池システムの構成:
図1は、本発明の第1実施形態における燃料電池システム100の流路構成を示す説明図である。燃料電池システム100は、燃料電池車両に搭載され、運転者からの要求に応じて、駆動力として用いられる電力を出力する。燃料電池車両は、例えば、四輪自動車である。燃料電池システム100は、燃料電池スタック20と、空気供給排出部30と、水素ガス供給排出部50と、冷媒循環部70と、制御部80と、スタートスイッチ90と、アクセル踏込量センサ92と、を備える。
図2は、カソード排ガス用配管41に備えられる調圧弁43の概略構成を示す説明図である。調圧弁43は、ステッピングモータ132と、弁体134と、弁体134を内部に収容するボディ136と、ステッピングモータ132と弁体134とを接続するシャフト138と、シャフト138周りに備え付けられるスプリング140と、を備える。
図3は、FC−ECU82によって実行される調圧弁脱調除去ルーチンを示すフローチャートである。調圧弁脱調除去ルーチンは、ステッピングモータ132の上述した調圧弁43の脱調を除去するための処理である。調圧弁脱調除去ルーチンは、燃料電池スタック20の運転が開始されてから所定時間毎に繰り返し実行される。なお、この調圧弁脱調除去ルーチンが実行されるときには、分流弁35の開度は一定値(例えば、100%)であるものとする。分流弁35の開度は、燃料電池スタック20側のポートへの開弁比率として示される。なお、ここで言う「運転」とは、上述した通常運転と間欠運転とを含む。
以上のように構成された本実施形態の燃料電池システム100によれば、調圧弁43のフィードバック制御によって、燃料電池スタック20に供給される空気の圧力が制御されていた場合であっても、その際の調圧弁43の開度が現在開度推定値H1として求められ、適正開度H0に対する現在開度推定値H1の差によって、調圧弁43の弁体134の位置の異常を判定することができる。したがって、この構成の燃料電池システム100は、調圧弁43の開度をフィードバック制御する構成を備える場合にも、調圧弁43の脱調を確実に検出できるという効果を奏する。
本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の燃料電池システムは、第1実施形態の燃料電池システム100と比較して次の点が異なり、残余の点については同一である。なお、同一の構成要素については、以下、同一の符号をつけて呼ぶ。
本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態の燃料電池システムは、第1実施形態の燃料電池システム100と比較して次の2点が異なり、残余の点については同一である。なお、同一の構成要素については、以下、同一の符号をつけて呼ぶ。
・変形例1:
前記第1および第3実施形態では、ステップS150(図3)の判定処理によって調圧弁43に脱調が生じていると判断された後、間欠運転中または補機消費運転中にステップS170の脱調除去処理を行う構成としていた。これに対して変形例として、ステップS110〜S150の処理を実行することなく、すなわち、調圧弁43に脱調が生じているか否かの判定を行うことなく、間欠運転中または補機消費運転中に脱調除去処理を行う構成としてもよい。この構成によっても、第1および第3実施形態と同様に、調圧弁43の開度をフィードバック制御する構成を備える場合にも、調圧弁43の脱調を確実に検出できるという効果を奏する。
前記第1〜第3実施形態では、制御部80は、PM−ECU81と、FC−ECU82と、を含む構成とし、FC−ECU82が、調圧弁脱調除去ルーチンを実行する構成とした。これに対して、変形例として、制御部80を一つのECUによって構成してもよい。また、制御部80は、3つ、4つ等の他の数のECUによって構成してもよい。さらに、制御部80の替わりに備えられた別の制御部が、機能の一部としてFC−ECU82の機能を備えていてもよい。
30…空気供給排出部
31…空気供給用配管
32…エアクリーナ
33…エアコンプレッサ
34…インタクーラ
35…分流弁
37…空気分流用配管
41…カソード排ガス用配管
43…調圧弁
46…マフラー
50…水素ガス供給排出部
51…水素ガス供給配管
52…水素タンク
53…開閉弁
54…レギュレータ
55…水素供給装置
61…アノード排ガス用配管
62…気液分離部
63…水素ガス循環配管
64…水素循環用ポンプ
65…アノード排水用配管
66…排水弁
70…冷媒循環部
71…冷媒用配管
71a…上流側配管
71b…下流側配管
72…ラジエータ
74…循環ポンプ
80…制御部
81…PM−ECU
82…FC−ECU
90…スタートスイッチ
92…アクセル踏込量センサ
95…エアフロメータ
96…圧力センサ
100…燃料電池システム
132…ステッピングモータ
134…弁体
136…ボディ
136a…導入ポート
136b…導出ポート
138…シャフト
140…スプリング
142…弁座
144…弁部材
F…間欠フラグ
H0…適正開度
H1…現在開度推定値
MP…適正開度算出用マップ
P1…空気圧力
Pf…FC出力要求電力
Q1…空気流量
St…始動信号
T1…アクセル踏込量
Claims (4)
- 燃料電池システムであって、
燃料電池と、
前記燃料電池に空気を供給する空気供給部と、
ステッピングモータと弁体とを有し、前記ステッピングモータによって前記弁体が駆動されることによって、前記燃料電池に供給される空気の圧力を調整する調圧弁と、
前記燃料電池に供給される空気の流量を取得する空気流量取得部と、
前記燃料電池に供給される空気の圧力を取得する空気圧取得部と、
前記調圧弁を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記燃料電池への出力要求値に応じて決まる前記空気の目標圧力に対する、前記取得された空気の圧力の偏差が小さくなるように、前記調圧弁をフィードバック制御し、
前記ステッピングモータに対する指令値を用いて、前記調圧弁の開度を推定開度として推定し、
前記空気流量取得部によって取得された空気の流量と前記空気圧取得部によって取得された空気の圧力とに基づいて、前記調圧弁の適正開度を求め、
前記適正開度に対する前記推定開度の差に基づいて、前記調圧弁における前記弁体の位置が異常であるか否かを判定する、燃料電池システム。 - 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
前記制御部は、前記ステッピングモータに対する前記指令値および駆動速度と、前記指令値を出力してからの経過時間と、を用いて前記推定開度を推定する、燃料電池システム。 - 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
前記適正開度は予め用意された、前記空気の流量と前記空気の圧力をパラメータとするマップを用いて求められる、燃料電池システム。 - 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
前記調圧弁はさらに弁座を有し、
前記制御部は、前記調圧弁における前記弁体の位置が異常であると判定し、前記燃料電池が間欠運転中であると判定すると、
前記ステッピングモータに対する指令値として閉じ側指令開度を指示し、前記弁体が実際に前記弁座に接触した際の現在開度を推定し、推定した前記現在開度を全閉開度に設定する、燃料電池システム。
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