JP6641707B2 - 故障検出システム - Google Patents

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Description

本発明は、故障検出システムに関する。
複数の電気機器を集中管理するシステムが知られている。特許文献1には、管理対象である電気機器と機器集中管理装置(ホストユニット)との間に、被管理機器用端末装置(端末ユニット)を介在させ、端末ユニットを介してその電気機器の電源等を制御する機器集中管理システムが開示されている。
電気機器がシステムに対応していない場合には、電気機器と端末ユニットとの間に、該電気機器へその動作電源である商用電源の供給を直接制御する電源制御ユニットが介在される。端末ユニットがホストユニットからの制御信号を受信すると、対応する制御データが端末ユニットから電源制御ユニットに伝えられる。電源制御ユニットはそのデータに応じてスイッチ部を制御して、電気機器への商用電源の供給を制御する。
特許文献2には、住宅、マンション、ビルディング、商業施設などの需要者が電力を使用する空間において、電力異常を検出するシステムが開示されている。この電力異常検出システムでは、電気機器の電力需要予測量と、分電盤に設置された電力測定部等により測定された電気機器の消費電力量とに基づいて電力異常を検出している。
特開平11−220782号公報 特開2013−093934号公報
従来、電灯等の故障検出機能のない比較的単純な電気機器では、人が目視等により球切れ等の故障を検出していた。電気機器の数が多い場合、人が一つ一つの電気機器の点検を行っていたのでは、故障の検出が遅れる場合がある。また、人による点検ではヒューマンエラーによる点検漏れもあり得る。また、電気機器の数が多い場合、管理コストが高くなるという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、電気機器の故障の発生を早期に検出することが可能な故障検出システムを提供することである。
本発明の一態様に係る故障検出システムは、分電盤に接続された機器への電源の供給を制御する電源供給スイッチと、電源投入時に、前記機器に対して予め設定された数の電流パルスを入力した後に、当該機器への電源の供給を開始するように、前記電源供給スイッチを制御する制御部と、前記分電盤に設置され、前記機器へ電源が投入された際に、電流パルス数の計測と前記機器の負荷電流の測定を行い、測定結果に基づいて前記機器の故障を検出する電力測定部とを備える。
本発明によれば、電気機器の故障の発生を早期に検出することが可能な故障検出システムを提供することが可能である。
実施の形態1にかかる故障検出システムの構成を示す図である。 一つのエリアのみが存在する場合に、実施の形態1に係る障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。 実施の形態に係る故障検出システムによる故障検出手順を示すフローチャートである。 複数のエリアが存在する場合の正常時の状態を示す図である。 図4に示す状態において、実施の形態1にかかる故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。 複数のエリアが存在する場合の異常時の状態を示す図である。 図6に示す状態において、実施の形態1にかかる故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。 実施の形態2にかかる故障検出システムの一部の正常時の状態を示す図である。 図8に示す状態において、実施の形態2に係る故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。 実施の形態2にかかる故障検出システムの一部の異常時の状態を示す図である。 図10に示す状態において、実施の形態2に係る故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。 複数のエリアが存在する場合の正常時の状態を示す図である。 図12に示す状態において、実施の形態2にかかる故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。 複数のエリアが存在する場合の異常時の状態を示す図である。 図14に示す状態において、実施の形態2にかかる故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
実施の形態に係る故障検出システムは、分電盤・配電盤等に接続される電気機器へ流れる電流を測定することにより当該電気機器の故障を検出する。実施の形態では、電気機器の一例として電灯を用いた例について説明する。
実施の形態1
図1は、実施の形態1にかかる故障検出システムの構成を示す図である。図1に示すように、故障検出システム1は、分電盤10、電力測定器11、CT(カレントトランス)12、ブレーカー13、表示器14、通信ネットワーク15、DB(データベース)16、制御回路20、スイッチ21、パルス数設定部22を有している。
故障検出システム1は、複数のエリアA〜Cにおける電灯Lの故障をそれぞれ検出することが可能である。エリアA〜Cは、例えば、住宅やマンションの各部屋、商業施設の各テナント、オフィスビルの各事務所などの空間が想定される。なお、図1においては、エリアB、Cにおける制御回路20等の図示を省略しているが、エリアB、Cにおいても、エリアAと同様の構成とすることができる。
分電盤10は、商用電力系統や自家発電装置から供給される電力を各電気機器(負荷)へ電圧線を介して振り分ける。図1に示す例では、分電盤10にはAC(交流)100Vの電力が供給されている。分電盤10の各電圧線上には、それぞれブレーカー13が設けられている。ブレーカー13は、一定以上の電流が流れた場合、電気機器への電源の供給を遮断する。
また、分電盤10内の各電圧線上には、それぞれCT12が設けられている。CT12は、各電圧線に流れる電流の値を検知する電流センサである。図1に示す例では、1つのCT12が測定する電圧線の配下に、エリアA〜Cの電灯Lが接続されている。
分電盤10には、電力測定器11が設けられている。電力測定器11は、CT12によって検出された電流値に基づき、電灯Lで消費される電力量を測定可能である。電力測定器11には、通信ネットワーク15を介して通信可能な状態で表示器14が接続される。通信ネットワーク15は、例えば、LAN(Local Area Network)で構成される。なお、通信ネットワーク15として、専用回線、公衆回線等を用いることも可能である。
表示器14には、電力測定器11から出力される各種情報が表示される。例えば、表示器14は、電灯Lに流れる電灯電流、後述する制御回路20から電灯Lへ供給される制御回路電流、電灯電流と制御回路電流とを合計した合計電流を表示する。また、表示器14は、検出された故障個所を表示する。表示器14は、エリアA〜Cと同一の建物や敷地内などに設置することができる。
各エリアA〜Cにおける電灯Lには、それぞれ制御回路20、スイッチ21、パルス数設定部22が接続されている。スイッチ21は、分電盤10に接続された電灯Lへの電源の供給を制御する電源供給スイッチである。図1に示す例では、一つのCT12が測定する電圧線の配下に複数のスイッチ21が接続されている。各エリアA〜Cの電灯Lは、それぞれスイッチ21を介して電圧線に接続されている。
スイッチ21には、それぞれ制御回路20が接続される。制御回路20は、電灯Lへの電源投入時に、電灯Lに対して予め設定された数の電流パルスを入力した後に、当該電灯Lへの電源の供給を開始するように、スイッチ21を制御する。上述の電力測定器11は、電灯Lへ電源が投入された際に、電流パルス数の計測と電灯Lの電灯電流(負荷電流)の測定を行い、測定結果に基づいて故障を検出する。
パルス数設定部22は、制御回路20から電灯Lに供給する電流パルスの数を設定する。図1に示す例では、分電盤10の一つの電圧線に複数の電灯Lが接続されており、複数の電灯Lには、それぞれ制御回路20、スイッチ21、パルス数設定部22が設けられている。電流パルスの数は、電灯L毎にそれぞれ個別に設定される。すなわち、各エリアA〜Cの電灯Lに供給される電流パルスの数はそれぞれ異なる。各エリアA〜Cの制御回路20は、エリアA〜Cの電灯L対してそれぞれ異なる数の電流パルスを供給する。電力測定器11は、電流パルス数に応じて故障個所の識別が可能である。
電力測定器11には、通信ネットワーク15を介してDB16が接続されている。DB16には、複数の電灯Lと電灯L毎に個別に設定された電流パルスの数とが対応づけて保存される。すなわち、電流パルス数は、電灯Lを識別するIDとなる。DB16には、当該IDと電灯Lが存在するエリアとが紐付されて保存される。電力測定器11は、計測した電流パルス数と、DB16に保存された電流パルスの数とを比較することによって、どのエリアの電灯Lが故障したかを特定することができる。また、電力測定器11は、測定された電灯電流に応じて、電灯L1〜L3個別の稼働検出を行うことが可能である。
ここで、図2、3を参照して、故障検出システム1における電気機器の故障検出手順について説明する。図2は、一つのエリアAのみが存在する場合に、故障検出システム1実施の形態1に係る障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。図3は、故障検出システム1による故障検出手順を示すフローチャートである。
図2に示すように、エリアAの電灯Lに対して、1つの電流パルスが制御回路電流として供給されるものとする。正常時には、電流パルスが入力された後に、電灯電流が立ち上がる。したがって、正常時には、合計電流Iaは、1つの電流パルスと電灯電流を含む。
異常時には、エリアAの電灯Lが球切れ等の故障により、電灯電流が流れないものとする。図2において点線で示すように、異常時には、電灯電流が立ち上がらない。このため、異常時には、合計電流Iaには、1つの電流パルスのみ含まれ、電灯電流が含まれない。
図3に示すように、まず、スイッチ21を入れる(ステップS1)ことにより電源の供給が開始されると、制御回路20が動作する(ステップS2)。制御回路20は、パルス数設定部22により設定された数の電流パルスを発生させる(ステップS3)。ここでは、1つの電流パルスが生成される。その後、制御回路20は、電灯Lに電灯電流を供給する(ステップS4)。
電灯電流が供給された後、電力測定器11が電流パルスと電灯電流とを含む合計電流を測定する(ステップS5)。そして、電力測定器11が合計電流Iaに含まれる電流パルス数を計測して、エリアを特定する(ステップS6)。図2に示すように、電流パルスが1つ計測されると、エリアAが特定される。
その後、電力測定器11は合計電流Iaに電灯電流が含まれるか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7において、電灯電流が存在する場合(有)は、正常と判断し、処理が終了する。一方、ステップS7において、電灯電流がない場合は(無)、電力測定器11がエリアAの電灯Lの球切れ(故障)を検出する(ステップS8)。そして、故障個所(エリアAの電灯Lの球切れ)が表示器14に表示される(ステップS9)。
次に、複数のエリアが存在する例について、図4〜図7を参照して説明する。図4は、複数のエリアが存在する場合の正常時の状態を示す図である。図5は、図4に示す状態において、実施の形態1にかかる故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。図6は、複数のエリアが存在する場合の異常時の状態を示す図である。図7は、図6に示す状態において、実施の形態1にかかる故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。
図6に示すように、異常時には、エリアBの電灯L2が故障しているものとする。なお、複数のエリアが存在する場合であっても、故障検出システム1による故障検出手順は図3に示すものと同様であるため、重複説明は省略する。
図4、6に示すように、ここでは、エリアA〜Cの3つのエリアが存在するものとする。エリアA〜Cに配置される電灯を、それぞれ電灯L1〜L3とする。図5、7に示すように、エリアAの電灯L1には1つの電流パルスが供給され、エリアBの電灯L2には2つの電流パルスが供給され、エリアCの電灯L3には3つの電流パルスが供給されるものとする。なお、電流パルスの数は、電灯L1〜L3でそれぞれ異なればよく、予め任意に設定することが可能である。
図5、7に示すように、電力測定器11で電流パルスが1つ計測されると、エリアAが特定される。同様に、電力測定器11で電流パルスが2つ計測されると、エリアBが特定される。また、電力測定器11で電流パルスが3つ計測されると、エリアCが特定される。電力測定器11は、DB16を参照してエリアを特定する。すなわち、電力測定器11は、電灯L1〜L3の個別の特徴量(電流パルス数)を抽出し、DB16に登録された電灯L1〜L3毎の特徴量(電流パルス数)と比較することにより、電灯L1〜L3を特定することができる。
図5に示すように、正常時には、各エリアA〜Cの合計電流Ia〜Icにそれぞれ電灯電流が存在する。図7に示すように、異常時には、エリアA、Cの合計電流Ia、Icには電灯電流がそれぞれ存在するものの、エリアBの合計電流Ibには電灯電流が存在しない。このように、電力測定器11は、電灯電流に応じて電灯L1〜L3個別の稼働検出を行う。これにより、エリアBの電灯L2の故障を検出することができる。
このように、故障検出システム1では、電流パルスの数により電気機器の故障が発生しているエリアを特定することができるとともに、当該電気機器に流れる電流により故障の発生の有無を自動的に検知することができる。これにより、故障検出機能のない比較的単純な電灯などの電気機器の故障を検出することが可能となる。故障検出システム1によれば、人による電気機器の点検を必要とすることなく、故障を早期に漏れなく発見することが可能となる。
実施の形態2
次に、図8〜11を参照して、実施の形態2に係る故障検出システム1Aについて説明する。図8〜11に示す例は、1つのエリアが存在する場合に、実施の形態2にかかる故障検出システム1Aを用いて故障の判定を行う例である。
図8は、実施の形態2にかかる故障検出システムの一部の正常時の状態を示す図である。図9は、図8に示す状態において、実施の形態2に係る故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。図10は、実施の形態2にかかる故障検出システムの一部の異常時の状態を示す図である。図11は、図10に示す状態において、実施の形態2に係る故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。なお、スイッチ21が接続される分電盤10等の構成は、図1に示すものと同一とすることができる。
実施の形態2では、一つのスイッチ21に複数の電灯Lが接続されている。図8に示す例では、スイッチ21には、電灯L1〜L3の3つの電灯が接続されている。スイッチ21と電灯L3との間には、制御回路20が接続されている。パルス数設定部22により、制御回路20から電灯L1〜L3に供給する電流パルスの数が設定される。実施の形態2では、電灯L1〜L3に一つの電流パルス数が設定されることとなる。すなわち、電灯L1〜L3の電流パルス数(特徴量)は同一となる。
図8のように電灯L1〜L3のいずれもが正常に点灯している場合、図9に示すように、当該エリアの合計電流Ia+b+cは、電流パルスと電灯L1〜L3それぞれの電灯電流(電灯1電流、電灯2電流、電灯3電流)が含まれる。各電灯L1〜L3に流れる電流が1Aずつである場合、合計電流に含まれる電灯電流は3Aとなる。
異常時には、図10に示すように、電灯L1、L2は正常に点灯し、電灯L3のみが球切れにより点灯していないものとする。このような異常時には、図11に示すように、合計電流Ia+b+cは、電流パルスと電灯L1及びL2の電灯電流(電灯1電流、電灯2電流)のみが含まれる。したがって、合計電流Ia+b+cに含まれる電灯電流は2Aとなる。このように、実施の形態2では、電力測定器11は、合計電流に含まれる電灯電流の大きさに基づいて、稼働する電灯の数を特定することができる。
なお、故障検出システム1Aによる故障検出手順は図3に示すものと略同様であるが、ステップS7では合計電流Ia+b+cに含まれる電灯電流が正常時と比較して不足しているか否かが判定される。電灯電流が正常時よりも不足している場合、ステップS8では球切れ(故障)している電灯の数が検出される。
次に、複数のエリアが存在する例について、図12〜図15を参照して説明する。図12は、複数のエリアが存在する場合の正常時の状態を示す図である。図13は、図12に示す状態において、実施の形態2にかかる故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。図14は、複数のエリアが存在する場合の異常時の状態を示す図である。図15は、図14に示す状態において、実施の形態2にかかる故障検出システムで測定される電流の波形を示す図である。
図12、14に示すように、ここでは、エリアA、Bの2つのエリアが存在するものとする。エリアAに配置される電灯を電灯L1〜L3とし、エリアBに配置される電灯を電灯L4〜L6とする。図13、15に示すように、エリアAの電灯L1〜L3には1つの電流パルスが供給され、エリアBの電灯L4〜L6には2つの電流パルスが供給されるものとする。なお、電流パルスの数は、電灯L1〜L3と、電灯L4〜L6とでそれぞれ異なればよく、予め任意に設定することが可能である。
図13、15に示すように、電力測定器11で電流パルスが1つ計測されると、エリアAが特定される。同様に、電力測定器11で電流パルスが2つ計測されると、エリアBが特定される。図13に示すように、正常時には、エリアAの合計電流Ia+b+cに電灯L1〜L3の電灯電流が含まれる、また、エリアBの合計電流Ic+d+eに電灯L4〜L6の電灯電流が含まれる。合計電流Ia+b+c、合計電流Ic+d+eに含まれる電灯電流は、3Aずつとなる。
異常時には、図14に示すように、エリアBの電灯L4のみが故障しているものとする。図15に示すように、異常時には、エリアAの合計電流Ia+b+cには、電灯L1〜L3の電灯電流が含まれる。しかし、エリアBの合計電流Ic+d+eには、電灯L5、L6の電灯電流のみが含まれ、電灯L4への電灯電流は含まれない。すなわち、エリアAでは3つの電灯分の電灯電流が含まれるのに対して、エリアBでは2つの電灯分の電灯電流しか含まれない。各電灯L1〜L6に流れる電流が1Aずつの場合、合計電流Ia+b+cは3Aであるのに対し、合計電流Ic+d+eは2Aとなる。電力測定器11は、電灯電流の大きさに応じて、稼働している電灯の数を検出することができる。
このように、故障検出システム1Aでは、電流パルスの数により電灯の故障が発生しているエリアを絞り込むことができる。そして、人が目視等により、絞り込んだエリアのみを点検することで、故障の発見を早めることができる。また、絞り込んだエリアにおいて稼働する電灯の数を特定することができるため、人が点検する際に発見すべき故障の数を把握することができる。これにより、点検漏れを抑制することが可能となる。また、点検すべき電気機器の数を減らすことができ、管理コストの低減を図ることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、故障の発生を早期に検出することが可能な故障検出システムを提供することが可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。図1に示す例では、CT12は分電盤10内の電圧線上に配置されているが、CT12の配地位置は、電気機器への給電を行う電路上であれば特に限定されるものではない。また、図1では、分電盤10にCT12を設けた例を示しているが、分電盤以外の電気機器に電流センサを設けることも可能である。
また、上述の実施の形態では、電気機器に流れる電流に基づいて、エリアの特定、電気機器の故障の判定を行ったが、これに限定されるものではない。例えば、電力測定器11において電流波形と電圧波形から演算した電力波形を用いることも可能である。
1 故障検出システム
1A 故障検出システム
10 分電盤
11 電力測定器
12 CT
13 ブレーカー
14 表示器
15 通信ネットワーク
16 DB
20 制御回路
21 スイッチ
22 パルス数設定部
L、L1〜L6 電灯

Claims (6)

  1. 分電盤と、
    前記分電盤からの電圧線に接続された機器と、
    前記機器が設置されるエリアに設けられ、前記機器への電源の供給を制御する電源供給スイッチと、
    前記エリアに設けられ、前記電源供給スイッチを制御することにより前記機器への電源の供給を開始する前に、前記機器に対して予め設定された数の電流パルスを生成して前記電圧線に入力する制御回路と、
    前記分電盤に設置され、前記制御回路による前記機器への電源の供給が開始された際に、前記電圧線に流れる波形に基づいて、電流パルス数の計測と前記機器の負荷電流の測定を行い、前記電流パルス数の計測結果に基づいて前記機器を特定し、前記負荷電流の測定結果に基づいて前記負荷電流が流れない前記機器の故障を検出する電力測定部と、
    を備える、
    故障検出システム。
  2. 分電盤と、
    前記分電盤からの電圧線に接続され、複数のエリアにそれぞれ1つずつ設置された複数の機器と、
    複数の前記エリアにそれぞれ設けられ、対応する前記機器への電源の供給を制御する複数の電源供給スイッチと、
    複数の前記エリアにそれぞれ設けられ、対応する前記電源供給スイッチを制御することにより前記機器への電源の供給を開始する前に、前記機器毎に個別に設定された数の電流パルスを生成して前記電圧線に入力する複数の制御回路と、
    前記分電盤に設置され、複数の前記エリア毎に、前記制御回路による前記機器への電源の供給が開始された際に、前記電圧線に流れる波形に基づいて、電流パルス数の計測と前記機器の負荷電流の測定を行い、前記電流パルス数の計測結果に基づいて前記機器を特定し、前記負荷電流の測定結果に基づいて前記負荷電流が流れない前記機器の故障を検出する電力測定部と、
    を備える、
    故障検出システム。
  3. 複数の前記機器と前記機器毎に個別に設定された前記電流パルスの数とを対応づけて保存する、前記電力測定部がアクセス可能なデータベースをさらに備え、
    前記電力測定部は、計測した前記電流パルス数と前記データベースに保存された前記電流パルスの数とを比較することによって前記機器を特定する、
    請求項2に記載の故障検出システム。
  4. 分電盤と、
    前記分電盤からの電圧線に接続された、略同一の負荷電流が流れる複数の機器と、
    複数の前記機器が設置されるエリアに設けられ、複数の前記機器への電源の供給を制御する電源供給スイッチと、
    前記エリアに設けられ、前記電源供給スイッチを制御することにより複数の前記機器への電源の供給を開始する前に、前記エリアに対して予め設定された電流パルスを生成して前記電圧線に入力する制御回路と、
    前記分電盤に設置され、前記制御回路による前記機器への電源の供給が開始された際に、前記電圧線に流れる波形に基づいて、電流パルス数の計測と前記機器の負荷電流の測定を行い、前記電流パルス数の計測結果に基づいて前記エリアを特定し、前記負荷電流の測定結果に基づいて前記負荷電流が流れない前記機器の数を検出する電力測定部と、
    を備える、
    故障検出システム。
  5. 前記分電盤内の前記電圧線上に、前記電流パルス及び前記負荷電流を検知する電流センサが設けられる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の故障検出システム。
  6. 前記分電盤から前記エリアに向かう、前記負荷電流を含む電流が流れる前記電圧線上に、前記電流パルス及び前記負荷電流を検知する電流センサが設けられる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の故障検出システム。
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