JP6641648B2 - 超臨界二酸化炭素発電システム - Google Patents

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Description

本発明は、超臨界二酸化炭素発電システムに関し、より詳細には、システムの発電効率を向上させることができる超臨界二酸化炭素発電システムに関する。
国際的に、効率的な電力生産の必要性が益々大きくなっており、公害物質の発生を低減するための動きが益々活発になっている。これに伴い、公害物質の発生を低減し、且つ電力生産量を高めるために様々な努力が払われており、中でも、日本特開2012−145092号公報に開示されているように、超臨界二酸化炭素を作動流体として用いる超臨界二酸化炭素発電システム(Power generation system using Supercritical CO2)に関する研究開発が活性化されている。
超臨界状態の二酸化炭素は、液体状態に類似の密度と、気体に類似の粘性とを同時に有するため、機器の小型化とともに、流体の圧縮及び循環に必要な電力消耗を最小化することができる。尚、臨界点が摂氏31.4度、72.8気圧であって、臨界点が摂氏373.95度、217.7気圧である水に比べて非常に低いため、取り扱いが容易である利点がある。かかる超臨界二酸化炭素発電システムは、摂氏550度で運転する場合、約45%水準の純発電効率を示し、従来のスチームサイクルの発電効率に比べて20%以上の発電効率が向上するとともに、ターボ機器を数十分の1の水準に縮小することができる利点がある。
ところで、このような従来の超臨界二酸化炭素発電システムは、サイクルの特性上、高RPMのタービンを用いる場合、トルクコンバータやギヤボックスなどを用いて、発電機に適した回転数にタービンの出力を変換して伝達しなければならなかった。または、インバータを用いて、発電された電力の周波数を変換して一定の出力周波数を出すようにしなければならなかった。したがって、このような従来の超臨界二酸化炭素発電システムは、サイクル内の種々の部分で動力損失及び効率低下が発生する恐れが多く、追加の部品及び工程によってコストが上昇するという問題がある。
本発明の目的は、並列膨張方式のカスケードサイクルを適用して最適の効率を提供する超臨界二酸化炭素発電システムを提供することにある。
本発明は、作動流体を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機を通過した前記作動流体と熱交換する第1熱交換機と、前記第1熱交換機を通過した前記作動流体を膨張させ、発電機に連結されて電力を生産する高温タービンと、前記圧縮機を通過した前記作動流体と熱交換する第2熱交換機と、前記第2熱交換機を通過した前記作動流体を膨張させ、前記発電機に連結されて電力を生産する低温タービンと、前記第1熱交換機と前記高温タービンとの間に備えられ、前記第1熱交換機で復熱された前記作動流体と熱交換する第3熱交換機と、前記高温タービン及び低温タービンを通過した前記作動流体を冷却させて前記圧縮機に供給するクーラと、を含む超臨界二酸化炭素発電システムを提供することができる。
前記作動流体のフロー(flow)は、前記圧縮機の後段で第1フローと第2フローに分けられ、前記第1フローは、前記圧縮機から前記第1熱交換機に流入されることを特徴とする。
前記第2熱交換機は、前記作動流体の前記第2フローが流入されて復熱されることを特徴とする。
前記低温タービンは、前記第2熱交換機から前記作動流体が供給されると、前記発電機に駆動力を伝達し、前記第2熱交換機から前記作動流体が供給されないと、前記発電機に駆動力を伝達しないことを特徴とする。
前記高温タービンと前記低温タービンのうち何れか1つのタービンは中空軸上に形成され、他の1つのタービンは前記中空軸に挿入されている軸上に形成されていることを特徴とする。
前記高温タービンの軸は前記発電機の軸の一側に連結されて前記発電機に駆動力を伝達し、前記低温タービンの軸は前記発電機の軸の他側に連結されて前記発電機に駆動力を伝達することを特徴とする。
前記第1熱交換機及び第2熱交換機は、前記作動流体を復熱するレキュペレータ(recuperator)であることを特徴とする。
前記第3熱交換機は、外部熱源から回収した廃熱を前記作動流体に伝達することを特徴とする。
前記高温タービンを通過した前記作動流体は、前記第2熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第2フローの前記作動流体は、前記第2熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱されることを特徴とする。
前記低温タービンを通過した前記作動流体は、前記第1熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第1フローの前記作動流体は、前記第1熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱されることを特徴とする。
前記作動流体のフローは、前記圧縮機の後段で分けられる第3フローをさらに含む。
前記作動流体の前記第3フローが流入されて復熱される第4熱交換機と、前記発電機に連結されて電力を生産する中温タービンと、をさらに含み、前記第4熱交換機を通過した前記作動流体は前記中温タービンに送られることを特徴とする。
前記高温タービンを通過した前記作動流体は、前記第2熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第2フローの前記作動流体は、前記第2熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱されることを特徴とする。
前記低温タービンを通過した前記作動流体は、前記第1熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第1フローの前記作動流体は、前記第1熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱されることを特徴とする。
前記中温タービンを通過した前記作動流体は、前記第3熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第3フローの前記作動流体は、前記第4熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱されることを特徴とする。
前記第4熱交換機は、前記作動流体を復熱するレキュペレータ(recuperator)であることを特徴とする。
前記圧縮機の後段に備えられ、前記作動流体のフロー(flow)を前記第1フロー〜第3フローに分配する分配機をさらに含む。
本発明の一実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムは、発電機を駆動させるタービンを並列的に用いることで、タービンの運転RPMを減少してトルクを分散させることができる。また、タービンの出口側作動流体を順に復熱させることができるため、システム全体の効率が向上する効果がある。
本発明の第1実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムを示したブロック図である。 本発明の第2実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムを示したブロック図である。
以下では、図面を参照して、本発明の一実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムについて詳細に説明する。
通常、超臨界二酸化炭素発電システムは、発電に使用された二酸化炭素を外部に排出しない閉サイクル(close cycle)からなり、作動流体として超臨界状態の二酸化炭素を用いる。
超臨界二酸化炭素発電システムは、作動流体が二酸化炭素であって、火力発電所などから排出される排気ガスを使用することができるため、単独の発電システムだけでなく、火力発電システムとのハイブリッド発電システムにも用いられることができる。超臨界二酸化炭素発電システムの作動流体は、排気ガスから二酸化炭素を分離して供給することもでき、別の二酸化炭素を供給することもできる。
サイクル内の二酸化炭素は、圧縮機を通過した後、ヒータなどのような熱源を通過しながら加熱されて高温高圧の超臨界状態となり、超臨界二酸化炭素流体がタービンを駆動させる。タービンには発電機が連結されており、タービンによって駆動されて電力を生産する。電力の生産に用いられた二酸化炭素は熱交換機を経て冷却され、冷却された作動流体は、さらに圧縮機に供給されてサイクル内を循環する。タービンや熱交換機は、複数で備えられることができる。
本発明では、このような基本的な超臨界二酸化炭素発電システムに、複数の膨張装置であるタービンを並列適用したカスケードサイクルを適用することで、システムの効率を向上させることができる超臨界二酸化炭素発電システムを提案する。
本発明の様々な実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムは、サイクル内で流動する全ての作動流体が超臨界状態であるシステムだけでなく、作動流体の殆どが超臨界状態であって、残りは亜臨界状態であるシステムも含む意味で用いられる。
また、本発明の様々な実施形態において作動流体として二酸化炭素が用いられるが、ここで、二酸化炭素は、化学的な意味で純粋な二酸化炭素、一般的な観点で不純物が多少含まれている状態の二酸化炭素、及び二酸化炭素に1つ以上の流体が添加物として混合されている状態の流体も含む意味で用いられる。
図1は本発明の第1実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムを示したブロック図である。
図1に示されたように、本発明の第1実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムは二酸化炭素を作動流体として用いるものであって、作動流体を圧縮させる圧縮機200と、圧縮機200を通過した作動流体の一部と熱交換する第1熱交換機300と、第1熱交換機300を経た作動流体によって駆動される高温タービン600と、圧縮機200を通過した作動流体の残りと熱交換する第2熱交換機400と、第2熱交換機400を経た作動流体によって駆動される低温タービン700と、高温タービン600及び低温タービン700を経た作動流体が圧縮機200に流入される前に冷却させるクーラ100と、第1熱交換機300を通過した作動流体を再熱する第3熱交換機500と、を含むことができる。
本発明の各構成は、作動流体が流れる移送管によって連結されており、特に言及しなくても、作動流体は移送管に沿って流動すると理解されるべきである。但し、複数の構成が一体化されている場合、一体化された構成内に実際に移送管の役割を担う部品乃至領域があるはずである。この場合にも、作動流体は移送管に沿って流動すると理解されるべきである。別の機能を担う流路の場合は、追加に説明する。
高温タービン600及び低温タービン700は、作動流体によって駆動され、そのタービンの少なくとも何れか1つのタービンに連結された発電機650を駆動させることで、電力を生産する役割を担う。高温タービン600及び低温タービン700は、作動流体が高温タービン600及び低温タービン700を通過しながら膨張されるため、膨張機(expander)の役割も担うことになる。
ここで、高温タービン600と低温タービン700という用語は、相対的な意味を有する用語であって、特定温度を基準値としてそれより高いと高温、それより低いと低温という意味で理解されてはならないということを明らかにしておく。
以上の構成を有する本発明の第1実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムの詳細構成についてより詳細に説明する。
クーラ100に注入された気体状態の作動流体は、冷却されながら液体状態に相変化を起こす。クーラ100の前段には、作動流体を追加的に供給するか、高温タービン600または低温タービン700を経た作動流体をクーラ100に注入させる第1ヘッダ50が備えられることができる。第1ヘッダ50は、一種の分配機または作動流体供給機の役割をする。クーラ100の後段には、クーラ流量調節弁102が備えられており、フラッシュタンク150に注入される液体状態の作動流体の流量を調節する。
本発明の超臨界二酸化炭素発電システムがランキンサイクルで構成される場合、作動流体が液体状態と気体状態の間の相変化を起し、フラッシュタンク150は、液状の作動流体がクーラ100の方に逆流されないようにするための構成である。クーラ100の前段とフラッシュタンク150はタンク循環バイパスライン160によって連結されており、タンク循環バイパスライン160上にタンク循環調節弁162が設けられることができる。タンク循環調節弁162が開放されると、液化されずに気体状態で残っている作動流体がタンク循環バイパスライン160を介してクーラ100に送られる。フラッシュタンク150を経た液状の作動流体は圧縮機200で高圧に圧縮される。
圧縮機200で圧縮された高圧の作動流体は、圧縮機200の後段で2つのフローに分けられることができる。作動流体のフロー(flow)は、圧縮機200の後段に備えられた第2ヘッダ250を介して第1熱交換機300に送られる第1フローと、第2熱交換機400に送られる第2フローとに区分される。
第2ヘッダ250における作動流体の流量分配は、熱伝逹量の限界と流量及びエンタルピーの差を考慮して、システムの設計時に予め設定されることができる。一例として、高温タービン600の方に送られる第1フローと、低温タービン700の方に送られる第2フローとの割合は、60:40と設定されることができる。しかし、外部の熱エネルギーの流入量、外部気温の変化量、起動状況であるか運転状況であるかなどによって、作動流体の流量分配の設定が変わり得る。追加的な流量分配の基準としては、廃熱を吸収する主熱交換機がどれであるかが挙げられ、主熱交換機の方に送られる作動流体の流量が大きくなるように設定することができる。
第1熱交換機300に連結される移送管上に設けられた第1流量調節弁252の開放時に、第1フローは第1熱交換機300に送られる。第2熱交換機400に連結される移送管上に設けられた第2流量調節弁254の開放時に、第2フローは第2熱交換機400に送られる。
第1フローに沿って循環する作動流体は、第1熱交換機300及び第3熱交換機500を経て復熱及び加熱された後、高温タービン600で膨張され、第2熱交換機400を経てさらにクーラ100に循環される。
第2フローに沿って循環する作動流体は、第2熱交換機400を経て復熱された後、低温タービン700で膨張され、第1熱交換機300を経てさらにクーラ100に循環される。
ここで、第1熱交換機300は作動流体を復熱する低温のレキュペレータ(recuperator)であり、第2熱交換機400は作動流体を復熱する高温のレキュペレータである。ここで、低温及び高温の意味は、第1熱交換機300が第2熱交換機400に比べて相対的に低温であり、第2熱交換機400が第1熱交換機300に比べて相対的に高温であることを意味する。
第3熱交換機500は、熱源から伝達される熱を受け、本発明の様々な実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムの作動流体に伝達する。ここで、熱源としては、例えば、鉄鋼工場、化学工場、発電所、燃料運送ラインなど、廃熱を排出する施設や機器などが挙げられる。第3熱交換機500としては、前記熱源の他にも、種々の熱源から熱の伝達を受けるに適した構造を有する構成が採用されることができる。
一方、圧縮機200の後段から圧縮機200の前段に圧縮機循環ライン210が連結されることができ、圧縮機循環ライン210上に圧縮機循環弁212が備えられることができる。圧縮機循環弁212により、圧縮機200を通過した作動流体が第1熱交換機300の方に流れず、圧縮機200の前段の方にバイパスされることができる。圧縮機循環弁212はシステムの初期起動時(圧縮機の初期起動時)に開放され、作動流体がタービンを駆動させることができる程度にウォームアップ(warm up)されるまで作動流体を循環させる役割を担う。また、非常時に安全弁の役割も担う。
圧縮機200で圧縮された後、第1フローに沿って第1熱交換機300を経て復熱された作動流体は、第3熱交換機500を経て加熱された後、高温タービン600に送られる。
第3熱交換機500から高温タービン600側に連結された作動流体移送管610には高圧側調節弁612が備えられ、高温タービン600に供給される作動流体の流量を調節することができる。
高温タービン600に流入される作動流体の圧力が高すぎる場合、作動流体をサイクルの外部に排気するように安全弁の役割を担う排気弁510が備えられることができる。
また、高圧側調節弁612の前段から高温タービン600の後段に連結される高温タービン側バイパスライン620が備えられることができ、高温タービン側バイパスライン620上にはバイパス弁622が設けられる。高圧側調節弁612とバイパス弁622の開閉状態に応じて、作動流体は高温タービン600に供給されることもでき、高温タービン600をバイパスして直ちに第2熱交換機400に送られることもできる。
このように高温タービン600を通過した作動流体は第2熱交換機400に流入され、第2フローに沿って第2熱交換機400に流入された作動流体の復熱に用いられる。その後、第2熱交換機400で熱が奪われた作動流体は第1ヘッダ50を経てさらにクーラ100に流入される。
一方、圧縮機200で圧縮された後、第2フローに沿って第2熱交換機400を経て復熱された作動流体は低温タービン700に送られる。第2熱交換機400から低温タービン700側に連結された作動流体移送管710には低圧側調節弁712が備えられ、低温タービン700に供給される作動流体の流量を調節することができる。
低温タービン700に流入される作動流体の圧力が高すぎる場合、作動流体をサイクルの外部に排気するように安全弁の役割を担う排気弁410が備えられることができる。
また、低圧側調節弁712の前段から低温タービン700の後段に連結される低温タービン側バイパスライン720が備えられることができ、低温タービン側バイパスライン720上にはバイパス弁722が設けられる。低圧側調節弁712とバイパス弁722の開閉状態に応じて、作動流体は低温タービン700に供給されることもでき、低温タービン700をバイパスして直ちに第1熱交換機300に送られることもできる。
低温タービン700を通過した作動流体は第1熱交換機300に流入され、第1フローに沿って第1熱交換機300に流入された作動流体の復熱に用いられる。その後、第1熱交換機300で熱が奪われた作動流体は第1ヘッダ50を経てさらにクーラ100に流入される。
第1実施形態において、高温タービン600と低温タービン700は両方とも発電機650に連結されており、回転しながら発電機650を駆動させて電力を生産する。但し、低温タービン700に作動流体が流入されない場合に、低温タービン700は発電機の駆動には全く寄与せず、却って高温タービン600の回転抵抗としてのみ作用し得る。
したがって、第1実施形態の第1変形例において、高温タービン600と低温タービン700のうち何れか1つのタービンは中空軸上に形成され、他の1つのタービンはその中空軸に挿入されている軸(以下、挿入軸という)上に形成されて、中空軸と挿入軸は発電機650にそれぞれ連結されることができる。この場合、何れか1つのタービンのみが作動しても発電機650を駆動させることができ、稼動しない他のタービンは、発電機の駆動において回転抵抗として作用しない利点がある。
また、第1実施形態の第2変形例において、発電機650の軸に、高温タービン600の軸と低温タービン700の軸が別に断続される構造が採用されてもよい。例えば、上記の3つの軸の外側面の少なくとも一部区間にギヤが形成されていて、発電機650の軸に形成されたギヤの一側に、高温タービン600の軸に形成されたギヤが噛合されており、発電機650の軸に形成されたギヤの他側に、低温タービン700の軸に形成されたギヤが噛合されている場合を想定することができる。
また、第1実施形態の第2変形例において、3つの軸を断続的に結合する構造として、ギヤ構造だけでなく、ベルト構造や、チェーン構造などを含めた様々な動力連結構造が用いられることができる。すなわち、それぞれの軸を断続する過程が円滑に行われるように、様々な構造のクラッチが用いられることができる。
第2変形例は、第1変形例と同様に、何れか1つのタービンのみが作動しても発電機650を駆動させることができ、稼動しない他のタービンは、発電機の駆動において回転抵抗として作用しない利点がある。
また、第1実施形態の第1変形例と第2変形例において、高温タービン600の軸と低温タービン700の軸が両方とも発電機650の軸に連結されて駆動力を伝達している場合を想定したときに、発電機650の軸には、駆動力が2つの軸から分けられて伝達されるのである。したがって、第1変形例と第2変形例の構造を採用すると、1つの軸から大きい駆動力が伝達される場合に比べて、発電機650の軸に累積される捻り疲労応力及びそれによる破断可能性が著しく低くなる効果を期待することができる。
また、高温タービン600の軸と低温タービン700の軸が発電機650の軸に伝達すべき駆動トルクを分けて負担しているのである。したがって、ただ1つのタービンの軸が発電機650の軸に大きい駆動力を伝達しなければならない場合に比べて、高温タービン600の軸と低温タービン700の軸に累積される捻り疲労応力及びそれによる破断可能性が著しく低くなる効果を期待することができる。
特に、サイクルを迅速に稼動しなければならない場合や、サイクルの停止及び稼動再開が繰り返される場合を含め、RPM及び出力が速く変化する場合には、特にこのような効果が顕著になる。
以上では、膨張装置である2つのタービンを並列に備えたカスケードサイクルを適用した超臨界二酸化炭素発電システムについて説明した。以下では、3つの膨張装置を備えた超臨界二酸化炭素発電システムについて説明する(第1実施形態と同一の構成については同一の参照番号を用い、重複説明は省略する)。
図2は本発明の第2実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムを示したブロック図である。
図2に示されたように、本発明の第2実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムは、圧縮機200の後段の第2ヘッダ250から作動流体が第1〜第3フローに区分されて分配される。タービンは、高温タービン600、中温タービン800、低温タービン700の3つが備えられ、第4熱交換機900がさらに備えられることができる。
第1流量調節弁252の開放時、第1フローは第1熱交換機300に送られる。作動流体は第1熱交換機300で復熱され、第3熱交換機500で加熱された後、高温タービン600に送られる。高温タービン600で膨張された作動流体は第2熱交換機400に送られ、高温タービン600を通過した作動流体の熱は、第2熱交換機400で第2フローの作動流体の復熱に用いられる。その後、高温タービン600及び第2熱交換機400を経た作動流体は、第1ヘッダ50を介してクーラ100にさらに循環される。
第2流量調節弁254の開放時、第2フローは第2熱交換機400に送られる。作動流体は第2熱交換機400で復熱された後、中温タービン800に送られる。中温タービン800で膨張された作動流体は第4熱交換機900に送られ、中温タービン800を通過した作動流体の熱は、第4熱交換機900で第3フローの作動流体の復熱に用いられる。その後、中温タービン800及び第4熱交換機900を経た作動流体は、第1ヘッダ50を介してクーラ100にさらに循環される。
第4熱交換機900に連結される移送管上に設けられた第3流量調節弁256の開放時、第3フローは第4熱交換機900に送られる。第3フローに沿って循環する作動流体は、第4熱交換機900を経て復熱された後、低温タービン700に送られる。低温タービン700で膨張された作動流体は第1熱交換機300に送られ、低温タービン700を通過した作動流体の熱は、第1熱交換機300で第1フローの作動流体の復熱に用いられる。その後、低温タービン700及び第1熱交換機300を経た作動流体は、第1ヘッダ50を介してさらにクーラ100に循環される。
ここで、第1熱交換機300は作動流体を復熱する低温のレキュペレータ(recuperator)であり、第2熱交換機400は作動流体を復熱する高温のレキュペレータである。第4熱交換機900は作動流体を復熱する中温のレキュペレータである。ここで、低温、中温、及び高温の意味は、第1熱交換機300や第4熱交換機900が第2熱交換機400に比べて相対的に低温または中温であり、第2熱交換機400が第1熱交換機300及び第4熱交換機900に比べて相対的に高温であることを意味する。
一方、第2熱交換機400から中温タービン800側に連結された作動流体移送管810には中圧側調節弁812が備えられ、中温タービン800に供給される作動流体の流量を調節することができる。中温タービン800に流入される作動流体の圧力が高すぎる場合、作動流体をサイクルの外部に排気するように、安全弁の役割をする排気弁(不図示)が備えられることができる。しかし、本実施形態では、便宜上、排気弁が備えられていないことを例とした。
また、中圧側調節弁812の前段から中温タービン800の後段に連結される中温タービン側バイパスライン820が備えられることができ、中温タービン側バイパスライン820上にはバイパス弁822が設けられる。中圧側調節弁812とバイパス弁822の開閉状態に応じて、作動流体は中温タービン800に供給されることもでき、中温タービン800をバイパスして直ちに第4熱交換機900に送られることもできる。
第2実施形態において、高温タービン600、中温タービン800、及び低温タービン700は、何れも発電機650に連結されており、回転しながら発電機650を駆動させて電力を生産する。但し、中温タービン800と低温タービン700に作動流体が流入されない場合に、中温タービン800と低温タービン700は、発電機の駆動には全く寄与せず、却って高温タービン600の回転抵抗としてのみ作用し得る。
したがって、第2実施形態の第1変形例において、高温タービン600、中温タービン800、及び低温タービン700のうち何れか1つのタービンは中空軸(以下、第1中空軸という)上に形成される。残りの2つのうち1つのタービンは、第1中空軸に挿入されている中空軸(以下、第2中空軸という)上に形成される。残りの1つのタービンは、第2中空軸に挿入されている軸(以下、第3軸という)上に形成される。第1中空軸、第2中空軸、及び第3軸は、発電機650にそれぞれ連結されることができる。この場合、何れか1つのタービンのみが作動しても発電機650を駆動させることができ、稼動しない1つまたは2つのタービンは、発電機の駆動において回転抵抗として作用しない利点がある。
また、第2実施形態の第2変形例において、発電機650の軸に、高温タービン600の軸、中温タービン800の軸、及び低温タービン700の軸が別に断続される構造が採用されてもよい。例えば、上記の4つの軸の外側面の少なくとも一部区間にギヤが形成されることができる。そして、発電機650の軸に形成されたギヤの第1側に、高温タービン600の軸に形成されたギヤが噛合されることができる。そして、発電機650の軸に形成されたギヤの第2側に、中温タービン800の軸に形成されたギヤが噛合されていて、発電機650の軸に形成されたギヤの第3側に、低温タービン700の軸に形成されたギヤが噛合されている場合を想定することができる。また、第2変形例において、4つの軸を断続的に結合する構造としては、ギヤ構造だけでなく、ベルト構造や、チェーン構造などを含めた様々な動力連結構造が用いられることができる。また、それぞれの軸を断続する過程が円滑に行われるように、様々な構造のクラッチが用いられることができる。第2変形例は、第1変形例と同様に、何れか1つのタービンのみが作動しても発電機650を駆動させることができ、稼動しない1つまたは2つのタービンは、発電機の駆動において回転抵抗として作用しない利点がある。
また、第2実施形態の第1変形例と第2変形例において、高温タービン600の軸、中温タービン800の軸、及び低温タービン700の軸が、何れも発電機650の軸に連結されて駆動力を伝達している場合を想定したときに、発電機650の軸には、駆動力が3つの軸から分けられて入力されるのである。したがって、第1変形例と第2変形例の構造を採用すると、1つの軸から大きい駆動力が伝達される場合に比べて、発電機650の軸に累積される捻り疲労応力及びそれによる破断可能性が著しく低くなる効果を期待することができる。また、高温タービン600の軸、中温タービン800の軸、及び低温タービン700の軸が発電機650の軸に伝達すべき駆動トルクを分けて負担しているのである。したがって、ただ1つのタービンの軸が発電機650の軸に大きい駆動力を伝達しなければならない場合に比べて、高温タービン600の軸、中温タービン800の軸、及び低温タービン700の軸に累積される捻り疲労応力及びそれによる破断可能性が著しく低くなる効果を期待することができる。
特に、サイクルを迅速に稼動しなければならない場合や、サイクルの停止及び稼動再開が繰り返される場合を含め、RPM及び出力が速く変化する場合には、特にこのような効果が著しくなる。
一方、本発明の様々な実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムにおいて、1つまたはそれ以上のタービンの回転速度が変化する場合にも、発電機で均一な周波数の電気を生産することができるように、1つまたはそれ以上のタービンの回転軸と発電機650の回転軸との間に変速機を設けることができる。
また、本発明の様々な実施形態によると、タービンの出口側作動流体を順に復熱させることができるため、システム全体の効率が向上する効果がある。
本発明の一実施形態による超臨界二酸化炭素発電システムは、発電機を駆動させるタービンを並列的に用いることで、タービンの運転RPMを減少させてトルクを分散させることができる。また、タービンの出口側作動流体を順に復熱させることができるため、システム全体の効率が向上する。

Claims (16)

  1. 作動流体を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機を通過した前記作動流体と熱交換する第1熱交換機と、
    前記第1熱交換機を通過した前記作動流体を膨張させ、発電機に連結されて電力を生産する高温タービンと、
    前記圧縮機を通過した前記作動流体と熱交換する第2熱交換機と、
    前記第2熱交換機を通過した前記作動流体を膨張させ、前記発電機に連結されて電力を生産する低温タービンと、
    前記第1熱交換機と前記高温タービンとの間に備えられ、前記第1熱交換機で復熱された前記作動流体と熱交換する第3熱交換機と、
    前記高温タービン及び低温タービンを通過した前記作動流体を冷却させて前記圧縮機に供給するクーラと、を含み、
    前記作動流体のフロー(flow)は、前記圧縮機の後段で第1フローと第2フローに分けられ、
    前記低温タービンを通過した前記第2フローの前記作動流体は前記第1熱交換機に流入され、前記第1フローの前記作動流体は、前記圧縮機から前記第1熱交換機に流入され、前記第2フローの前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱される、超臨界二酸化炭素発電システム。
  2. 作動流体を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機を通過した前記作動流体と熱交換する第1熱交換機と、
    前記第1熱交換機を通過した前記作動流体を膨張させ、発電機に連結されて電力を生産する高温タービンと、
    前記圧縮機を通過した前記作動流体と熱交換する第2熱交換機と、
    前記第2熱交換機を通過した前記作動流体を膨張させ、前記発電機に連結されて電力を生産する低温タービンと、
    前記第1熱交換機と前記高温タービンとの間に備えられ、前記第1熱交換機で復熱された前記作動流体と熱交換する第3熱交換機と、
    前記高温タービン及び低温タービンを通過した前記作動流体を冷却させて前記圧縮機に供給するクーラと、を含み、
    前記作動流体のフロー(flow)は、前記圧縮機の後段で第1フローと第2フローに分けられ、
    前記高温タービンを通過した前記第1フローの前記作動流体は前記第2熱交換機に流入され、前記第2フローの前記作動流体は、前記圧縮機から前記第2熱交換機に流入され、前記第1フローの前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱され、
    前記作動流体のフローは、前記圧縮機の後段で分けられる第3フローをさらに含み、
    前記作動流体の前記第3フローが流入されて復熱される第4熱交換機と、
    前記発電機に連結されて電力を生産する中温タービンと、をさらに含み、
    前記第2熱交換機を通過した前記作動流体は前記中温タービンに送られる、超臨界二酸化炭素発電システム。
  3. 前記作動流体のフロー(flow)は、前記圧縮機の後段で第1フローと第2フローに分けられ、前記第1フローは、前記圧縮機から前記第1熱交換機に流入される、請求項1又は2に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  4. 前記第2熱交換機は、前記作動流体の前記第2フローが流入されて復熱される、請求項3に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  5. 前記低温タービンは、前記第2熱交換機から前記作動流体が供給されると、前記発電機に駆動力を伝達し、前記第2熱交換機から前記作動流体が供給されないと、前記発電機に駆動力を伝達しない、請求項4に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  6. 前記高温タービンと前記低温タービンのうち何れか1つのタービンは中空軸上に形成され、他の1つのタービンは前記中空軸に挿入されている軸上に形成されている、請求項5に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  7. 前記高温タービンの軸は前記発電機の軸の一側に連結されて前記発電機に駆動力を伝達し、前記低温タービンの軸は前記発電機の軸の他側に連結されて前記発電機に駆動力を伝達する、請求項5に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  8. 前記第1熱交換機及び第2熱交換機は、前記作動流体を復熱するレキュペレータ(recuperator)である、請求項7に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  9. 前記第3熱交換機は、外部熱源から回収した廃熱を前記作動流体に伝達する、請求項8に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  10. 前記高温タービンを通過した前記作動流体は、前記第2熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第2フローの前記作動流体は、前記第2熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱される、請求項9に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  11. 前記低温タービンを通過した前記作動流体は、前記第1熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第1フローの前記作動流体は、前記第1熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱される、請求項9に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  12. 前記高温タービンを通過した前記作動流体は、前記第2熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第2フローの前記作動流体は、前記第2熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱される、請求項に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  13. 前記低温タービンを通過した前記作動流体は、前記第1熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第1フローの前記作動流体は、前記第1熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱される、請求項2または12に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  14. 前記中温タービンを通過した前記作動流体は、前記第熱交換機を経て前記クーラに送られ、前記第3フローの前記作動流体は、前記第4熱交換機を経る前記作動流体から伝達される熱を受けて復熱される、請求項2、12、および13のいずれか一項に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  15. 前記第4熱交換機は、前記作動流体を復熱するレキュペレータ(recuperator)である、請求項2、12から14のいずれか一項に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
  16. 前記圧縮機の後段に備えられ、前記作動流体のフロー(flow)を前記第1フロー、前記第2フローおよび前記第3フローに分配する分配機をさらに含む、請求項15に記載の超臨界二酸化炭素発電システム。
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