JP6641577B2 - 情報処理システム、端末、情報処理方法、端末の情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、端末、情報処理方法、端末の情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、端末、情報処理方法、端末の情報処理方法、およびプログラムに関する。
利用者(ユーザ)により指定された位置と時刻とをサーバに登録し、サーバは、利用者の端末から受信した現在位置が登録された位置に該当し、現在時刻が登録された位置に該当した場合に、端末に通知情報を送信するようにされた情報通知システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5055468号公報
しかしながら、特許文献1の情報通知システムにおいては、通知情報の送信にあたり、サーバ側で位置に関する判定と時刻に関する判定との両者の判定を行っている。このため、例えば情報通知システムを利用する利用者数が増加し、端末が増加した場合には、サーバの処理負荷が大きくなる可能性がある。
そこで、例えば通知情報(即ちリマインダー)を報知するにあたり、位置に関する判定と時刻に関する判定とのいずれか一方をサーバが行い、他方を端末が行うように処理を分散させることが考えられる。しかしながら、この場合には、端末側が位置または時刻に関する判定処理を行うことによる消費電力の増加が生じる。この場合のリマインダー機能を備える端末は携帯型であり、バッテリにより駆動されることが一般的であることから、消費電力の増加によりバッテリの持続時間が短縮する。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、リマンダーを報知するにあたり端末と情報処理装置とで処理を分散して行うようにされた情報処理システムにおいて、端末におけるバッテリの持続時間の短縮を抑制することのできる情報処理システム、端末、情報処理方法、端末の情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するため、本発明の一態様は、端末と情報処理装置を備える情報処理システムであって、前記端末は、目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成部と、前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成部と、前記条件情報を前記情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信部と、前記情報処理装置から通知情報を受信する受信部と、前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成部と、生成された前記リマインダーを報知する報知部と、前記端末における充電状態を検出する充電状態検出部と、前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御部とを備え、前記情報処理装置は、前記端末が送信した前記条件情報と前記状態情報を取得する取得部と、取得された前記状態情報が前記条件情報に含まれる前記目的位置情報の条件を満たすと判別した場合に前記通知情報を生成する条件判定部と、前記通知情報を前記端末に送信する出力部とを備える情報処理システムである。
(2)また、本発明の一態様は、上記の情報処理システムであって、アプリケーションについて優先度を設定する優先度設定部をさらに備え、前記アプリケーション制御部は、前記優先度設定部により設定された優先度に基づいて、動作中のアプリケーションのうちから、前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて停止対象のアプリケーションを決定してもよい。
(3)また、本発明の一態様は、上記の情報処理システムであって、前記アプリケーション制御部は、前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて同時に動作が可能なアプリケーションの数を設定してもよい。
(4)また、本発明の一態様は、上記の情報処理システムであって、前記アプリケーション制御部は、前記端末のバッテリ容量に基づく起動可能アプリケーション数について、前記目的位置情報が示す現在位置が目的位置に近づくにつれて制限されるように補正するようにしてもよい。
(5)また、本発明の一態様は、上記の情報処理システムであって、前記アプリケーション制御部は、前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて動作中のアプリケーションのうちから停止対象として決定されたアプリケーションについての停止の可否を利用者に確認する停止確認画面を表示し、前記停止確認画面に対して行われた操作に基づいて、停止が指定されたアプリケーションを停止させてもよい。
(6)また、本発明の一態様は、上記の情報処理システムであって、前記アプリケーション制御部は、停止確認画面に対して行われた操作に基づいて、停止が指定されなかったアプリケーションについては、動作を継続させてもよい。
(7)本発明の一態様は、目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成部と、前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成部と、前記条件情報を情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信部と、前記情報処理装置から通知情報を受信する受信部と、前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成部と、生成された前記リマインダーを報知する報知部と、端末における充電状態を検出する充電状態検出部と、前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御部とを備える端末である。
(8)本発明の一態様は、端末と情報処理装置を備える情報処理システムにおける情報処理方法であって、前記端末の条件情報生成部が、目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成手順と、前記端末の状態情報生成部が、前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成手順と、前記端末の送信部が、前記条件情報を前記情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信手順と、前記端末の受信部が、前記情報処理装置から通知情報を受信する受信手順と、前記端末のリマインダー生成部が、前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成手順と、前記端末の報知部が、生成された前記リマインダーを報知する報知手順と、前記端末の充電状態検出部が、前記端末における充電状態を検出する充電状態検出手順と、前記端末のアプリケーション制御部が、前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御手順と、前記情報処理装置の取得部が、前記端末が送信した前記条件情報と前記状態情報を取得する取得手順と、前記情報処理装置の条件判定部が、取得された前記状態情報が前記条件情報に含まれる前記目的位置情報の条件を満たすと判別した場合に前記通知情報を生成する条件判定手順と、前記情報処理装置の出力部が、前記通知情報を前記端末に送信する出力手順とを含む情報処理方法である。
(9)本発明の一態様は、条件情報生成部が、目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成手順と、状態情報生成部が、前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成手順と、送信部が、前記条件情報を情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信手順と、受信部が、前記情報処理装置から通知情報を受信する受信手順と、リマインダー生成部が、前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成手順と、報知部が、生成された前記リマインダーを報知する報知手順と、充電状態検出部が、端末における充電状態を検出する充電状態検出手順と、アプリケーション制御部が、前記充電状態検出手順により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御手順とを含む端末の情報処理方法である。
(10)本発明の一態様は、端末のコンピュータに、目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成手順と、前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成手順と、前記条件情報を情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信手順と、前記情報処理装置から通知情報を受信する受信手順と、前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成手順と、生成された前記リマインダーを報知する報知手順と、前記端末における充電状態を検出する充電状態検出手順と、前記充電状態検出手順により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御手順とを実行させるためのプログラムである。
上述した(1)、(7)、(8)、(9)、(10)の構成によれば、端末と情報処理装置とがリマインダー報知の条件判定を分散して行うにあたり、端末の充電状態に応じて端末にて動作するアプリケーションを制御することができる。アプリケーションの動作の制御によっては、アプリケーションの動作に起因する消費電力の低減を図ることが可能となり、端末におけるバッテリの持続時間の短縮を抑制することが可能になる。
上述した(2)の構成によれば、アプリケーションについて設定された優先度に基づいて、動作中のアプリケーションのうちで、例えば優先度の低いものから停止対象のアプリケーションを選択していくことができる。これにより、端末の充電状態に応じてアプリケーションを停止させるように制御するにあたり、利用者による端末の使い勝手ができるだけ損なわれないようにすることができる。
上述した(3)の構成によれば、端末の充電状態に応じて同時に動作が可能なアプリケーションの数が設定されることになる。これにより、バッテリの持続時間の短縮を抑制しながらも、利用者による端末の使い勝手ができるだけ損なわれないようにすることができる。
上述した(4)の構成によれば、端末の充電状態に応じて同時に動作が可能なアプリケーションの数の設定について、リマインダー報知の一条件に対応する目的位置と、端末の現在位置との距離に応じて補正を行うことができる。これにより、端末位置が目的位置に近づくほど、バッテリの持続時間の短縮を抑制する度合いを高くして、リマインダー報知ができるだけ確実に行われるようにすることができる。
上述した(5)の構成によれば、充電状態に基づいて停止対象として選択されたアプリケーションを利用者が確認し、停止対象のアプリケーションについての停止の可否を指定する操作を行うことができる。これにより、例えば利用者がリマインダー機能の持続よりも停止対象のアプリケーションの使用を優先させたいような場合には、停止対象として選択されたアプリケーションを停止させないようにできるため、端末の使い勝手が損なわれることがない。
上述した(6)の構成によれば、停止対象として選択されたアプリケーションのうち、停止が指定されなかったものについては、停止されることなく動作が継続される。これにより、利用者が、例えば停止対象のアプリケーションのうちから、停止させるアプリケーションと動作を継続させるアプリケーションとを指定できることになる。これにより、利用者の意思を尊重しながら、バッテリの持続時間の短縮の抑制を図ることが可能になる。
第1実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る識別子が付加された条件情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る識別子が付加された状態情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理装置のリマインダーデータベースに記憶されている情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る端末の報知部が有する画像表示部に表示される表示画像の例を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理装置が端末を検出する位置の範囲の例を示す図である。 第1実施形態に係る端末が情報を取得、送信する所定の時間間隔の一例を示す図である。 第1実施形態に係る端末、情報処理装置の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る端末の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る情報処理装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る優先順位設定画面の一例を示す図である。 第1実施形態に係る端末が備えるバッテリの時間経過に応じた電圧(バッテリ電圧)の変化例を示す図である。 第1実施形態に係る起動可能アプリケーション数テーブルの一例を示す図である。 第1実施形態に係る停止確認画面の一例を示す図である。 第1実施形態に係る端末がアプリケーション制御のために実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るエリア設定の一例を示す図である。 第2実施形態に係る補正値テーブルの一例を示す図である。 第2実施形態に係る端末がアプリケーション制御に関連して実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
まず、本実施形態の概要を説明する。
本実施形態では、利用者がスマートフォン等の端末を操作して、リマインダーを報知して欲しい場所(以下、目的位置情報という)と時刻(以下、目的時刻情報という)を入力する。そして、端末は、入力されたこれらの情報を自端末に登録するとともに、入力された情報のうちの1つ、例えば目的位置情報をサーバ等の情報処理装置へ送信する。端末は、目的位置情報を送信後、所定の時間間隔毎に取得した現在位置情報を情報処理装置へ送信する。情報処理装置は、現在位置が目的位置を含む所定の範囲内であるか否かの判別を行い、現在位置が所定の範囲内である場合に、所定の範囲内に端末が存在することを示す情報を送信する。すなわち、本実施形態の情報処理装置は、端末で入力された情報の全てに対して判断を行うのではなく、入力された情報のうち、例えば1つについてのみ判断を行う。さらに、端末は、情報処理装置から所定の範囲内に端末が存在することを示す情報を受信したとき、現在時刻が目的時刻を含む所定の時間内であるか否かのみを判定し、現在時刻が所定の時間内である場合にリマインダーを報知する。このように、本実施形態では、リマインダーの報知処理を、端末と情報処理装置で分散して行う。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、端末2と情報処理装置4を備える。端末2と情報処理装置4は、ネットワーク3を介して情報のやりとりを行う。ネットワーク3は、例えば通信プロトコルとしてIP(インターネットプロトコル)を用いたインターネットである。なお、ネットワーク3は、例えば携帯電話網、無線LAN(Local Area Network;ローカル・エリア・ネットワーク)等を含んで構成されていてもよい。
<端末2の構成、情報処理装置4の構成>
端末2は、入力部21、条件情報生成部22、リマインダーデータベース23、送信部24、状態情報取得部25、状態情報生成部26、受信部27、リマインダー生成部28、報知部29、優先度設定部30、およびアプリケーション管理部31を備えている。入力部21は、収音部211、音声認識部212、およびタッチセンサ213を備える。状態情報取得部25は、GPS251、計時部252、およびセンサ部253を備える。
情報処理装置4は、取得部41、地図データベース42、条件情報処理部43、リマインダーデータベース44、状態情報処理部45、条件判定部46、および出力部47を備える。
<端末2の機能>
まず、端末2について説明する。端末2は、例えば通信機能を有するスマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機器、車両、ロボット等である。本実施形態では、端末2がスマートフォンの例を説明する。
入力部21は、利用者が入力した通知条件情報を取得し、取得した通知条件情報を条件情報生成部22に出力する。
収音部211は、マイクロホンである。収音部211は、収音した音声信号を電気信号に変換して、変換した音声信号を音声認識部212に出力する。
音声認識部212は、収音部211が出力した音声信号に対して、フレーム毎に音声信号の音声特徴量を算出する。音声認識部212は、算出した音声特徴量と自部に記憶されている音声認識モデルを用いて音声認識処理を行う。音声認識部212は、算出した音声特徴量について音声認識モデルを用いて算出した尤度が最も高い語句を認識結果として定める。音声認識部212は、認識した結果を示すテキストデータを条件情報生成部22に出力する。ここで、テキストデータには、少なくとも目的位置を示す目的位置情報(第1条件)、目的位置で所定の行動を行う予定の目的時刻を示す目的時刻情報(第2条件)が含まれている。また、目的位置情報は、例えば、駅名、ビル名、店名または公園名などのランドマークを示す情報、または地名等のうちの少なくとも1つである。また、目的時刻情報には、年月日および時刻を表す情報が含まれている。なお、音声認識部212は、例えば音響信号の大きさに基づいて発話区間を検出し、検出した発話区間内の音声信号に対して音声認識処理を行うようにしてもよい。
タッチセンサ213は、報知部29が備える画像表示部上に設けられたタッチパネル式のセンサである。タッチセンサ213は、端末2の利用者によって操作された結果を検出し、検出された結果を示す検出結果情報を条件情報生成部22に出力する。ここで、検出結果情報には、少なくとも目的位置情報と目的時刻情報が含まれている。
収音部211またはタッチセンサ213が取得する情報は、利用者によってリマンダーを報知するための条件である。このため、以下の説明において、目的位置情報と目的時刻情報のうち少なくとも1つを含む情報を通知条件情報ともいう。
条件情報生成部22は、入力部21が出力した通知条件情報を取得する。すなわち、条件情報生成部22は、音声認識部212が出力したテキストデータ、またはタッチセンサ213が出力した検出結果情報を取得する。条件情報生成部22は、取得したテキストデータまたは検出結果情報に含まれる目的位置情報および目的時刻情報のうち少なくとも1つの情報に基づいて、条件情報を生成する。ここで、条件情報とは、目的位置情報および目的時刻情報のうち少なくとも1つの情報である。条件情報生成部22は、生成した条件情報に端末2を識別するための識別子を付加して送信部24に出力し、さらにリマインダーデータベース23(記憶部)に条件情報を書き込む。なお、以下の説明では、条件情報が目的位置情報の例を説明する。また、条件情報に含まれる情報は、端末2と情報処理装置4の間で予め定められているとする。例えば、情報処理装置4側で処理して欲しい情報を、情報処理システム1の設計者が予め定めるようにしてもよい。また、識別子は、例えば端末2のIMEI(International Mobile Equipment Identity)、またはMEID(Mobile Equipment IDentifier)等である。
リマインダーデータベース23は、条件情報に対応付けて状態情報を記憶する。なお、リマインダーデータベース23が記憶する情報の例については、後述する。
送信部24は、条件情報生成部22が出力した識別子が付加された条件情報を、ネットワーク3を介して情報処理装置4へ送信する。送信部24は、状態情報生成部26が出力した識別子が付加された状態情報を、ネットワーク3を介して情報処理装置4へ送信する。なお、送信部24が情報処理装置4へ送信する状態情報には、少なくとも現在位置情報が含まれていればよい。送信部24は、リマインダー生成部28が出力した識別子が付加された実行情報を、ネットワーク3を介して情報処理装置4へ送信する。
状態情報取得部25は、後述する検出情報を取得し、取得した検出情報を状態情報生成部26に出力する。
GPS251は、GPS衛生からの電波を受信し、受信した電波に基づいて端末2が使用されている位置情報を取得し、取得した位置情報を現在位置情報として状態情報生成部26に出力する。ここで、現在位置情報は、目的位置情報に基づく情報であり、現在位置の座標を緯度と経度で表した情報である。なお、GPS251は、基地局(不図示)との通信に基づいて位置情報を取得するようにしてもよい。また、GPS251は、受信した電波に含まれるGPS時刻を抽出し、抽出したGPS時刻に基づいて現在時刻を算出し、算出した現在時刻を示す現在時刻情報を状態情報生成部26に出力するようにしてもよい。なお、現在時刻情報は、目的時刻情報に基づく情報である。
計時部252は、基地局との通信によって現在時刻を取得し、取得した現在時刻を示す現在時刻情報を状態情報生成部26に出力する。なお、計時部252は、端末2によって生成された基準クロック信号をカウントして計時を行い、計時した時刻情報を現在時刻情報として状態情報生成部26に出力するようにしてもよい。
センサ部253は、端末2の状態を検出するセンサであり、センサによって検出されたセンサ情報を状態情報生成部26に出力する。センサ部253は、例えば、端末2の傾き等を検出する加速度センサ、端末2の周囲の照度を検出する照度センサ、端末2の周囲の気温を検出する気温センサ、端末2の周囲の湿度を検出する湿度センサ、端末2の周囲の気圧を検出する気圧センサ等のうち少なくとも1つのセンサである。
充電状態検出部254は、端末2における充電状態を検出する。ここで、端末2における充電状態とは、以下の概念を含む。
本実施形態の端末2は、図示していないが電源として充電が可能なバッテリ(蓄電池)を備える。端末2における充電状態は、バッテリの容量、即ち、現在においてバッテリに充電(蓄積)されている電力量を含む。また、端末2における充電状態は、バッテリが充電されている状態にあるか否かを含む。
なお、GPS251、計時部252、およびセンサ部253は、所定の時間間隔毎に各情報を取得する。または、GPS251、計時部252、およびセンサ部253は、情報処理装置4から通知情報を受信したとき、少なくとも現在時刻情報を取得するようにしてもよい。
状態情報生成部26には、GPS251が出力する現在位置情報、計時部252が出力する現在時刻情報、センサ部253が出力するセンサ情報のうち少なくとも現在位置情報と現在時刻情報が入力される。なお、現在位置情報、現在時刻情報、センサ情報を検出情報ともいう。状態情報生成部26は、入力された検出情報を用いて、状態情報を生成する。ここで、状態情報とは、少なくとも現在位置情報と現在時刻情報を含む情報である。状態情報生成部26は、生成した状態情報をリマインダー生成部28に出力する。また、状態情報生成部26は、状態情報に識別子を付加して送信部24に出力する。また、状態情報生成部26は、生成した状態情報をリマインダーデータベース23に書き込む。なお、状態情報生成部26は、リマインダーデータベース23に記憶されている状態情報を更新し、例えば最新の状態情報と1つ前の状態情報のみをリマインダーデータベース23に書き込むようにしてもよい。
受信部27は、情報処理装置4が送信した通知情報を、ネットワーク3を介して受信し、受信した通知情報をリマインダー生成部28に出力する。
リマインダー生成部28は、受信部27が通知情報を出力したときから第1の所定の時間内に、状態情報生成部26から状態情報が入力されたか否かを判別する。ここで、第1の所定の時間とは、例えば1分である。なお、第1の所定の時間は、端末2の利用者の移動速度、天候、気温、高度、現在時刻等に応じて、異なる値であってもよい。なお、リマインダー生成部28は、例えばGPS251から取得した第1の時刻の時の第1の現在位置情報と、第2の時刻の時の第2の現在位置情報を用いて移動速度を算出する。また、リマインダー生成部28は、例えばインターネット上から現在位置の天候や気温に関する情報を、ネットワーク3を介して受信部27によって取得するようにしてもよい。リマインダー生成部28は、所定の時間内に状態情報が入力されたと判別した場合、リマインダーデータベース23に記憶されている条件情報を参照し、現在時刻が目的時刻を含む第2の所定の時間内であるか否かを判別する。または、リマインダー生成部28は、所定の時間内に状態情報が入力されなかったと判別した場合、リマインダーデータベース23に記憶されている条件情報と最新の状態情報を読み出し、現在時刻が目的時刻を含む第2の所定の時間内であるか否かを判別する。ここで、第2の所定の時間とは、例えば5分である。現在時刻が目的時刻を含む第2の所定の時間内である場合、リマインダー生成部28は、現在位置が目的位置を含む所定の範囲内であり、かつ現在時刻が目的時刻を含む第2の所定の時間内であると決定してリマンダーを生成する。リマインダー生成部28は、生成したリマインダーを報知部29に出力する。さらに、リマインダー生成部28は、リマインダーを報知部29に出力したとき、リマインダーを実行したことを示す実行情報に識別子と目的時刻情報を付加して送信部24に出力する。
報知部29は、リマインダー生成部28が出力したリマインダーを、画像、音声、振動等のうち少なくとも1つを用いて報知する。報知部29は、画像表示装置、音声出力装置、振動装置等を含んで構成されている。画像表示装置は、例えば液晶ディスプレイであり、音声出力装置は、例えばスピーカーであり、振動装置は、例えばバイブレータである。
優先度設定部30は、端末2にインストールされているアプリケーション毎に優先度を設定する。本実施形態の優先度設定部30は、優先度として、アプリケーションに対して優先順位を設定する。なお、優先度設定部30は、優先順位に代えて、例えば優先の度合いを示す数値をアプリケーション毎に設定してもよい。
後述するように、利用者は、報知部29が有する画像表示部に表示された優先順位設定画面に対して操作を行うことによって優先順位を設定することができる。
アプリケーション制御部31は、充電状態検出部254により検出された充電状態に応じて、端末2において同時に動作するアプリケーションについての制御を行う。具体的に、アプリケーション制御部31は、端末2において同時に動作しているアプリケーションのうちから停止対象として選択したアプリケーションの動作を停止させるように制御することができる。
<情報処理装置4の機能>
次に、情報処理装置4について説明する。情報処理装置4は、例えばサーバである。
取得部41は、受信部であり、端末2が送信した条件情報、状態情報または実行情報を、ネットワーク3を介して受信する。取得部41は、受信した条件情報、状態情報または実行情報を条件情報処理部43と状態情報処理部45に出力する。
地図データベース42は、ランドマークを識別する情報に対応付けてランドマーク毎の属性情報を記憶する。ここで、ランドマークを識別する情報とは、例えば、鉄道等の駅名、建物名、公園名、広場名、施設名、愛称等である。また、ランドマークの属性情報とは、例えば、ランドマークの座標(緯度、経度)、ランドマークの住所を含む。地図データベース42が、さらに、例えば鉄道等の駅の構内図の情報や、複数の建物によって構成させる敷地(例えば大学の構内)の構内図の情報を記憶するようにしてもよい。なお、情報処理装置4は、地図データベース42を備えていなくてもよく、地図データベース42が情報処理装置4にネットワーク3を介して接続されていてもよい。
条件情報処理部43は、取得部41が出力した情報から条件情報を抽出し、抽出した条件情報に含まれる目的位置情報を、地図データベース42を参照して座標(緯度、経度)に変換する。条件情報処理部43は、変換した座標を識別子と関連付けて、リマインダーデータベース44に書き込む。なお、条件情報処理部43は、条件情報に目的時刻情報が含まれている場合、目的時刻情報も上述した情報に関連付けてリマインダーデータベース44に書き込むようにしてもよい。
リマインダーデータベース44は、識別子毎に、目的位置の座標、目的日時を対応付けて記憶する。なお、リマインダーデータベース44が記憶する情報の例については、後述する。
状態情報処理部45は、取得部41が出力した情報から状態情報を抽出し、抽出した状態情報に含まれる現在位置情報を条件判定部46に出力する。また、状態情報処理部45は、取得部41が出力した情報から実行情報を抽出し、抽出した実行情報を条件判定部46に出力する。
条件判定部46は、状態情報処理部45から状態情報が入力されたとき、リマインダーデータベース44を参照して、状態情報に含まれる現在位置情報が、識別子に対応付けられている目的位置の座標を中心とする所定の範囲内であるか否かを判別する。なお、所定の範囲については、後述する。条件判定部46は、現在位置が、所定の範囲内であると判別した場合、端末2が所定の範囲内に存在することを示す通知情報を生成し、生成した通知情報を出力部47に出力する。
また、条件判定部46は、状態情報処理部45から実行情報が入力されたとき、実行情報に含まれる識別子に対応付けられている目的位置の座標と目的時刻情報をリマインダーデータベース44から削除する。なお、1つの識別子に対して、複数の目的位置の座標と目的時刻情報が対応付けられてリマインダーデータベース44に記憶されている場合、条件判定部46は、実行情報に含まれる目的時刻情報と一致する目的位置の座標と目的時刻情報をリマインダーデータベース44から削除する。
出力部47は、送信部であり、条件判定部46が出力した通知情報を、ネットワーク3を介して端末2へ送信する。
ここで、条件情報の例、状態情報の例、リマインダーデータベース44に記憶されている情報の例を説明する。
まず、条件情報の例を説明する。
図2は、本実施形態に係る識別子が付加された条件情報の一例を示す図である。図2に示す例において、情報処理装置4に送信される情報は、識別子に、目的位置情報と目的時刻情報が対応付けられている。
次に、状態情報の例を説明する。
図3は、本実施形態に係る識別子が付加された状態情報の一例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置4に送信される情報は、識別子に、現在位置情報、現在時刻情報、センサ情報が対応付けられている。
次に、リマインダーデータベース44に記憶されている情報の例を説明する。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置4のリマインダーデータベース44に記憶されている情報の一例を示す図である。なお、図4に示す例は、条件情報に目的位置情報と目的時刻情報が含まれている例である。図4に示す例では、例えば識別子ID1001に、渋谷のAAビルの座標、目的時刻情報として「2015年7月7日17時」が対応付けられている。
<端末2の表示画像例>
次に、端末2の報知部29が有する画像表示部に表示される表示画像の例を説明する。図5は、本実施形態に係る端末2の報知部29が有する画像表示部に表示される表示画像の例を示す図である。図5の符号g101が示す画像は、通知条件情報を登録する際の表示画像の一例である。表示画像には、新規作成ボタンの画像b11、登録済みの「待ち合わせ」を表す画像b12、登録済みの「打合せ」を表す画像b13が含まれている。利用者は、新規の通知条件情報を登録するとき、新規作成ボタンの画像b11を選択する。選択された結果は、タッチセンサ213によって検出される。また、利用者は、登録済みの通知条件情報を参照または編集する場合に、例えば、「待ち合わせ」を表す画像b12を選択する。
図5の符号g102が示す画像は、新規作成ボタンの画像b11が選択された場合の表示画像の一例である。表示画像には、リマインダー名を編集するボタンの画像b21、目的位置を入力するボタンの画像b22、目的時刻を入力するボタンの画像b23が含まれている。利用者は、リマインダー名を編集するボタンの画像b21を選択して、リマインダー名、例えば「買い物」を選択または入力する。利用者は、目的位置を入力するボタンの画像b22を選択して、リマインダーを登録する目的位置に関する情報、例えば地名、ランドマーク名を入力する。利用者は、目的時刻を入力するボタンの画像b23を選択して、リマインダーを登録する年月日と時刻を選択または入力する。
図5の符号g103が示す画像は、リマインダーの報知の際の表示画像の一例である。表示画像には、リマインダーの詳細を表示させるボタンの画像b31、リマインダーの報知画像を閉じるボタンの画像b32、リマンダーが実行されたことを確認するボタンの画像b33が含まれている。利用者は、リマンダーが報知されたとき、登録したリマンダーの詳細な内容を確認したい場合、リマインダーの詳細を表示させるボタンの画像b31を選択する。これにより、登録されたリマンダー名、目的位置、目的時刻の情報が表示される。また、利用者は、リマインダーが報知された後、以後も報知を繰り返して欲しい場合、リマインダーの報知画像を閉じるボタンの画像b32を選択する。これにより、例えば、5分後に、端末2と情報処理装置4が登録された条件を再度確認し、条件と合っている場合、再度、端末2がリマンダーの報知を行う。また、利用者は、リマインダーが報知された後、リマンダーの報知を終了させたい場合、リマンダーが実行されたことを確認するボタンの画像b33を選択する。これにより、端末2は、以後、このリマンダーに関する報知を行わない。
なお、図5に示した例では、タッチセンサ213を利用者が操作して通知条件情報の登録を行い、報知部29が有する画像表示部から報知する例を説明したが、これに限られない。通知条件情報の登録を音声によって行うようにしてもよい。また、報知部29は、音声または振動を用いて報知を行うようにしてもよい。報知の種類は、例えばタッチセンサ213を利用者が操作して選択するようにしてもよく、音声によって選択するようにしてもよい。
<情報処理装置4が端末2を検出する位置の範囲の例>
次に、情報処理装置4が端末2を検出する位置の範囲の例を説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理装置4が端末2を検出する位置の範囲の例を示す図である。図6において、符号Tgは目的位置を表している。また、鎖線の円Tzで示した範囲は、前述した所定の範囲である。図6に示すように、所定の範囲は、目的位置Tgを中心とした半径rの円の範囲である。なお、図6に示した範囲の形状は一例であり、範囲の形状は円に限られず、楕円、四角形、多角形、または駅の構内の形状等であってもよい。
情報処理装置4は、端末2の位置が、目的位置Tgから距離L1の場合、距離L1が半径rより大きいため、所定の範囲内ではないと判別する。また、情報処理装置4は、端末2の位置が、目的位置Tgから距離L2(<L1)の場合、距離L2が半径rより小さいため、所定の範囲内であると判別する。
<端末2が情報を取得、送信する所定の時間間隔の例>
次に、端末2が情報を取得、送信する所定の時間間隔の例を説明する。図7は、本実施形態に係る端末2が情報を取得、送信する所定の時間間隔の一例を示す図である。図7において、横軸は時刻を表す。また、時刻Ttが目的時刻であり、時刻t5〜t7の時間Ttzが第2の所定時間である。図7に示すように、第2の所定時刻Ttzには、目的時刻Ttが含まれている。
利用者によって、通知条件情報が入力された後、端末2は、入力された通知条件情報に含まれる目的位置情報と目的時刻情報を用いて条件情報を生成し、時刻t1のとき、生成した条件情報を情報処理装置4へ送信する。
所定の時間間隔Δtである時刻t2、t3、・・・のタイミングのとき、端末2は、端末2が使用されている現在位置情報を取得し、取得した現在位置情報に基づいて生成された状態情報を情報処理装置4へ送信する。
時刻t4のとき、利用者が、登録した目的位置の所定の範囲内に移動したとする。なお、時刻t4は、第2の所定時間Ttz内に含まれていない時刻である。これにより、情報処理装置4は、時刻t4のとき端末2が所定の範囲内に存在しているため、通知情報を端末2へ送信する。端末2は、時刻t4のとき通知情報を受信する。端末2は、時刻t4が、所定の時間Ttz内に含まれていない時刻であると判別し、リマインダーの報知を行わない。
時刻t6のとき、利用者が、登録した目的位置の所定の範囲内に移動したとする。なお、時刻t6は、第2の所定時間Ttz内に含まれている時刻である。これにより、情報処理装置4は、時刻t6のとき端末2が所定の範囲内に存在しているため、通知情報を端末2へ送信する。端末2は、時刻t6のとき通知情報を受信する。端末2は、時刻t6が、所定の時間Ttz内に含まれている時刻であると判別し、リマインダーの報知を行う。
<端末2の処理手順の例>
次に、端末2の処理手順の例を、図8を参照し、図9を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る端末2、情報処理装置4の処理手順の一例を示すシーケンス図である。図9は、本実施形態に係る端末2の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、利用者は、端末2を操作して目的位置、目的時刻を含む通知条件情報を入力する(図8、P101)。
(ステップS101)入力部21は、入力された通知条件情報を取得する。
(ステップS102)条件情報生成部22は、取得した通知条件情報に基づいて条件情報を生成し、識別子を付加した条件情報を送信部24によって情報処理装置4へ送信する(図8、P102)。続けて、条件情報生成部22は、生成した条件情報をリマインダーデータベース23に書き込む。
(ステップS103)状態情報取得部25は、検出情報を取得する。
(ステップS104)状態情報生成部26は、取得された検出情報を用いて、条件情報に応じた状態情報を生成する。なお、条件情報が目的位置情報の場合、条件情報に応じた状態情報は、現在位置情報である。続けて、状態情報生成部26は、識別子を付加した状態情報を送信部24によって情報処理装置4へ送信する(図8、P103)。また、状態情報生成部26は、状態情報と一緒に条件情報も送信部24によって情報処理装置4へ送信するようにしてもよい。続けて、状態情報生成部26は、生成した状態情報をリマインダー生成部28に出力する。
(ステップS105)受信部27は、通知情報を受信したか否かを判別する。受信部27は、通知情報を受信したと判別した場合(ステップS105;YES)、ステップS106の処理に進み、通知情報を受信していないと判別した場合(ステップS105;NO)、ステップS104の処理に戻す。
(ステップS106)リマインダー生成部28は、トリガ条件を満たしているか否かを判別する(図8、P106)。なお、トリガ条件とは、受信部27が通知情報を出力したときから第1の所定の時間内に、状態情報生成部26から状態情報がリマインダー生成部28へ入力されたか否かである。
(ステップS107)リマインダー生成部28は、トリガ条件を満たしていると判別した場合(ステップS107;YES)、ステップS108の処理に進め、トリガ条件を満たしていないと判別した場合(ステップS107;NO)、ステップS104の処理に戻す。
(ステップS108)リマインダー生成部28は、現在位置が目的位置を含む所定の範囲内であり、かつ現在時刻が目的時刻を含む第2の所定の時間内であると決定してリマンダーを生成する。
(ステップS109)報知部29は、リマインダー生成部28が出力したリマインダーを、画像、音声、振動等のうち少なくとも1つを用いて報知する(図8、P107)。
(ステップS110)リマインダー生成部28は、リマインダーを報知部29に出力したとき、識別子と目的時刻情報を付加した実行情報を、送信部24によって情報処理装置4へ送信する(図8、P108)。
以上で、端末2の処理を終了する。
<情報処理装置4の処理手順の例>
次に、情報処理装置4の処理手順の例を、図8を参照し、図10を用いて説明する。図10は、本実施形態に係る情報処理装置4の処理手順の一例を示すフローチャートである。
(ステップS201)取得部41は、端末2が送信した条件情報を受信する。
(ステップS202)取得部41は、端末2が送信した状態情報を受信する。
(ステップS203)条件判定部46は、状態情報処理部45から状態情報が入力されたとき、リマインダーデータベース44を参照して、トリガ条件を満たしているか否かを判別する(図8、P104)。なお、トリガ条件とは、状態情報に含まれる現在位置情報が、識別子に対応付けられている目的位置の座標を中心とする所定の範囲内であるか否かである。
(ステップS204)条件判定部46は、トリガ条件を満たしていると判別した場合(ステップS204;YES)、ステップS205に処理を進め、トリガ条件を満たしていないと判別した場合(ステップS204;NO)、ステップS202に処理を戻す。
(ステップS205)条件判定部46は、現在位置が、所定の範囲内であると判別した場合、端末2が所定の範囲内に存在することを示す通知情報を生成する。
(ステップS206)条件判定部46は、生成した通知情報を出力部47によって端末2へ送信する(図8、P105)。
(ステップS207)条件判定部46は、状態情報処理部45から実行情報を受信したか否かを判別する。条件判定部46は、実行情報を受信したと判別した場合(ステップS207;YES)、ステップS208の処理に進め、実行情報を受信していないと判別した場合(ステップS207;NO)、ステップS202の処理に戻す。
(ステップS208)条件判定部46は、実行情報に含まれる識別子に対応付けられている目的位置の座標と目的時刻情報をリマインダーデータベース44から削除する。
以上で、情報処理装置4の処理を終了する。
<情報処理システム1の処理の具体例>
ここで、情報処理システム1が行う処理の具体例を、図8等を参照しつつ説明する。
利用者は、例えば、図5の符号g101や符号g102が示す表示画像において、端末2のタッチセンサ213を操作して、通知条件情報「2015年7月7日17時(目的時刻)に渋谷のAAビル(目的位置)で待ち合わせ」を入力する(図8、P101)。
次に、端末2は、入力された通知条件情報のうち、少なくとも目的位置情報を条件情報として情報処理装置4へ送信する(図8、P102)。なお、前述したように、送信される条件情報には識別子が付与されている。次に、情報処理装置4は、受信した条件情報をリマインダーデータベース44に書き込む。
次に、端末2は、所定の時間間隔毎に現在位置情報と現在時刻情報を取得し、現在位置情報を条件情報として情報処理装置4へ送信する(図8、P103)。なお、前述したように、送信される状態情報には識別子が付与されている。次に、情報処理装置4は、受信した状態情報をリマインダーデータベース44に書き込む。
次に、情報処理装置4は、端末2が使用されている現在位置が、目的位置を含む所定の範囲内であるか否かに応じて、トリガ条件の判別を行う(図8、P104)。
次に、情報処理装置4は、端末2が使用されている現在位置が、目的位置を含む所定の範囲内であると判別した場合、通知情報を生成して、生成した通知情報を端末2へ送信する(図8、P105)。
次に、端末2は、通知情報を受信したとき、現在時刻が、目的時刻を含む第2の所定時間内であるか否かに応じて、トリガ条件の判別を行う(図8、P106)。
次に、端末2は、現在時刻が、目的時刻を含む第2の所定時間内である場合、リマインダーを生成して、生成したリマインダーを図5の符号g103の表示画像のように報知部29に画像を用いて報知する(図8、P107)。
次に、端末2は、報知部29からリマンダーの報知を実行したため、通知情報を情報処理装置4へ送信する(図8、P108)。なお、前述したように、送信される実行情報には識別子が付与されている。次に、情報処理装置4は、実行情報に含まれる識別子に対応付けられている目的位置の座標と目的時刻情報をリマインダーデータベース44から削除する。
上述したように、本実施形態では、情報処理装置4が、例えば図6に示したように、端末2の位置についてのみトリガ条件の判別を行い、端末2が情報処理装置4から送信された通知情報に応じて、時刻についてのみトリガ条件の判別を行う。これにより、本実施形態では、リマインダーの報知処理を従来技術のように情報処理装置4が全て処理を行うのではなく、端末2と分散して処理を行うことができる。この結果、本実施形態によれば、リマンダーを通知する情報処理システムにおいて、情報処理装置4における負荷を軽減することができる。また、端末2にインストールされたリマインダーの報知を行うアプリケーションによって、位置と時刻について端末2のみでトリガ条件の判別を行う場合と比較して、端末2の負荷を低減することができ、端末2の消費電力を低減することができる。
なお、上述した例では、端末2が、条件情報として目的位置情報のみを情報処理装置4へ送信する例を説明したが、これに限られない。端末2は、条件情報として目的時刻情報のみを送信するようにしてもよく、または条件情報として目的位置情報と目的時刻情報の両方を送信するようにしてもよい。なお、端末2から情報処理装置4へ送信される条件情報は予め定められている。または、情報処理装置4は、端末2から受信した条件情報に含まれる情報が1つの場合、含まれている情報が目的位置情報であるか目的時刻情報であるのかを判別するようにしてもよい。そして、情報処理端末は、受信した条件情報に応じて、通知情報を生成する処理を行うようにしてもよい。
また、端末2は、状態情報として現在時刻情報のみを送信するようにしてもよく、または状態情報として現在位置情報、現在時刻情報およびセンサ情報の全てを送信するようにしてもよい。なお、端末2から情報処理装置4へ送信される状態情報は予め定められている。
なお、情報処理装置4は、通知条件情報が登録されている端末2を示す識別子が複数ある場合、上述した処理を端末2毎に行う。例えば、目的位置Tgが登録されている識別子が100個ある場合、情報処理装置4は、100個の端末2それぞれについて所定の範囲内であるか否かの判別を行う。そして、このうち、10個の端末2が所定の範囲内であると判別した場合、情報処理装置4は、この10個の識別子に対応する端末2へ通知情報を送信する。このように、情報処理装置4は、端末2が所定の範囲内にあるか否かのみを判別し、端末2が所定の範囲にある時刻が第2の所定の時間内であるか否かの判別を行わない。このように、本システムを利用する端末2の数が増えれば増える程、本実施形態によれば、従来技術に対して、情報処理装置4の負荷を低減することができる。
この処理により、本実施形態では、端末2が、情報処理装置4側で処理する条件情報を送信し、情報処理装置4が送信したトリガ条件の判定結果である通知情報を受信する。そして、端末2は、通知情報を受信したとき、自端末で取得した現在時刻情報と目的時間情報との比較を行ってトリガ条件の判定を行うことができる。このように、本実施形態によれば、端末2と情報処理装置4で、リマインダーの報知処理を分散して行うことができるので、端末2と情報処理装置4それぞれの負荷を低減することができる。
<端末におけるアプリケーション制御>
本実施形態のリマインダー報知機能を備える端末2は、例えばスマートフォン、即ち携帯型であり、一般には充電可能なバッテリにより駆動されることが一般的である。このため、バッテリの持続時間はできるだけ長くなることが好ましい。しかしながら、本実施形態の場合には、端末2もリマインダーの報知処理の一部を担うことによる消費電力の増加が生じることから、バッテリの持続時間を短縮させる要因となる。この観点からすれば、リマインダーの報知処理の一部を担う端末2として、消費電力の低減が図られることが好ましい。
スマートフォンでは、同時に複数のアプリケーションが起動して動作中の状態となっていることが多い。スマートフォンの消費電力は、同時に動作しているアプリケーションの数が多くなるほど増加する。ただし、スマートフォンにて動作している複数のアプリケーションは、そのときの利用者にとっていずれもが必要であるとは限らず、停止(終了)してしまっても利用者にとって特に支障のないアプリケーションも含まれている場合も多い。
そこで、本実施形態においては、バッテリの充電状態に応じて、端末2において動作するアプリケーションについての制御を行う。
具体的には、端末2は、バッテリの容量(残容量)が少なくなるのに応じて、同時に動作が可能なアプリケーションの数(以下、「起動可能アプリケーション数」とも呼ぶ)を段階的に少なくしていくように設定する。そして、同時に動作しているアプリケーションの数が起動可能アプリケーション数よりも多い場合には、起動可能アプリケーション数以下となるように、同時に動作しているアプリケーションのうちから選択したアプリケーションを停止させる。
このようにアプリケーションについての制御を行えば、バッテリの容量が低下していくことに応じて、端末2は同時に動作するアプリケーションの最大数を制限していく。アプリケーションの最大数が制限されることに伴い、消費電力も削減されていく。この結果、端末2がリマインダー報知に関する条件判定に関する処理の一部を分担することによるバッテリの持続時間の短縮を抑制することが可能になる。
そのうえで、本実施形態においては、同時に動作しているアプリケーションの数が起動可能アプリケーション数以下となるように、停止対象のアプリケーションを選択するにあたり、予め利用者によって設定されたアプリケーションの優先順位(優先度の一例)を用いる。利用者は、端末2に対する操作により、端末2にインストールされているアプリケーション間での優先順位を設定することができる。
そして、端末2は、同時に動作しているアプリケーションの数が起動可能アプリケーション数以下となるように停止対象のアプリケーションを選択するにあたり、以下のように優先順位を利用する。つまり、端末2は、まず、現在動作しているアプリケーションのうちから、優先順位が高い順に従って起動可能アプリケーション数のアプリケーションを停止対象から除外し、残るアプリケーションを停止対象とする。
このように、アプリケーションの選択を行うことで、利用者にとって必要性の高いアプリケーションが停止対象として選択されにくくなる。
しかし、上記のように優先順位に従って停止対象のアプリケーションを選択したとしても、その際の利用者の状況によっては、停止対象として選択されたアプリケーションを使用しており、停止させたくないという場合もある。
そこで、端末2は、停止対象のアプリケーションを決定すると、これらのアプリケーションを直ちに停止させるのではなく、利用者に、停止対象のアプリケーションを提示し、停止させてよいか否かの確認を行うための停止確認画面を表示する。
停止確認画面を見た利用者は、停止対象として提示されたアプリケーションについて停止の承諾、または停止の拒否のいずれかを指定する操作を行うことができる。端末2は、停止が承諾されたアプリケーションについては終了させ、停止が拒否されたアプリケーションについては動作を停止させることなく継続させる。このようにして本実施形態においては、アプリケーションの停止にあたり、利用者の意思が反映されるようにして、利用者による端末2の使用が不便なものとならないように配慮される。
なお、以降において、上記のように端末2にて行われる、充電状態に応じたアプリケーション停止に関する制御については、「アプリケーション制御」とも呼ぶ。
以下、上記した本実施形態のアプリケーション制御を実現するための構成例について説明を行っていく。
前述のように、本実施形態の端末2がアプリケーション制御を行うにあたっては、事前に、利用者の操作によって端末2にインストールされているアプリケーション間での優先順位の設定が行われる。
本実施形態のリマインダーの報知は、例えば端末2にインストールされているリマインダーアプリケーションの動作によって実現される。利用者は、アプリケーションの優先順位は、リマインダーアプリケーションに対する操作によって設定を行う。なお、ここでの説明は、報知部29が有する画像表示部がタッチセンサ213と組み合わされてタッチパネルとして構成されている場合の操作を例に挙げる。
利用者は、アプリケーション間の優先順位を設定するにあたり、リマインダーアプリケーションを起動させたうえで、リマインダーアプリケーションの画面に対して所定操作を行うことで、優先順位設定画面を表示させる。
図11は、優先順位設定画面の一例を示している。同図の優先順位設定画面においては、アプリケーションリストエリアAR1が配置されている。アプリケーションリストエリアAR1には、端末2にインストールされているアプリケーションのリストが示される。同図のアプリケーションリストエリアAR1においては、アプリケーションAからアプリケーションEまでの5つのアプリケーションごとのリスト項目が表示されている。
なお、インストールされているアプリケーションが5以上である場合には、以下のようにして他のアプリケーションのリスト項目を表示させればよい。つまり、例えばアプリケーションリストエリアAR1に対するスクロール操作により、他のアプリケーションのリスト項目を表示させるようにすればよい。あるいは、アプリケーションリストエリアAR1をページ構造として、ページを送るあるいは戻す操作により他のアプリケーションのリスト項目を表示させるようにしてもよい。
また、インストールされているアプリケーションが相当に多いような場合には、全てのアプリケーション毎に優先順位を設定することは非常に面倒である。そこで、例えば端末2は、過去における一定期間のアプリケーションの使用履歴を記憶するようにしたうえで、使用履歴に基づいて使用頻度が高い上位の所定数のアプリケーションを優先順位の設定対象としてアプリケーションリストエリアAR1に表示させるようにしてもよい。
また、アプリケーションリストエリアAR1においては、リスト項目毎に優先順位入力ボックスBXが配置されている。利用者は、優先順位入力ボックスBXに対して、対応のアプリケーションに設定したい優先順位を示す数値を入力する。なお、優先順位を示す数値入力は、優先順位入力ボックスBXに配置されるアップボタン、ダウンボタンに対するタッチ操作によって行える。あるいは、文字入力システムを用いて数としての文字を入力する操作によって優先順位を示す数値入力が行えるようにしてもよい。
利用者は、上記のようにアプリケーションリストエリアAR1に対する操作によりアプリケーション間の優先順位を入力すると、設定ボタンBT1に対するタッチ操作を行う。設定ボタンBT1に対するタッチ操作に応じて、アプリケーションリストエリアAR1に対する入力結果が反映されるように、アプリケーション間の優先順位が設定(更新)され、優先順位設定画面は消去される。
また、キャンセルボタンBT2に対するタッチ操作が行われた場合には、アプリケーションリストエリアAR1に対する入力結果はアプリケーション間の優先順位として設定されることなく優先順位設定画面が消去される。
優先順位設定画面が消去されると、例えばリマインダーアプリケーションのメイン画面に戻る。
本実施形態の端末2においてアプリケーション制御を行う部位は、アプリケーション制御部31である。アプリケーション制御部31は、まず、アプリケーション制御にあたり、バッテリの充電状態としてのバッテリの容量を取得する。アプリケーション制御部31は、取得したバッテリの容量に基づいて、同時に起動可能なアプリケーションの数(起動可能アプリケーション数)を判定する。以下、この点について説明する。
バッテリの容量は、バッテリの電圧の変化として現れる。図12は、バッテリを或る一定の出力により継続して使用している場合における、時間経過に応じたバッテリの電圧(バッテリ電圧)の変化例を示している。この場合のバッテリは継続して電力を出力していることから時間経過に応じて容量が低下していく。同図によれば、時間経過に応じてバッテリ電圧が低下している。つまり、バッテリの容量が低下していくことに応じてバッテリ電圧も低下していくように変化する。また、バッテリの容量とバッテリ電圧は一意に対応する。
そこで、本実施形態における充電状態検出部254は、バッテリの容量の検出のためにバッテリ電圧を検出する。充電状態検出部254は、アプリケーション制御部31は、充電状態検出部254により検出されたバッテリ電圧を入力する。
本実施形態においては、満充電状態に対応するバッテリ電圧Vから0Vまでの範囲を、バッテリ電圧の高い順で、第1容量レベルから第4容量レベルの4段階の容量レベルに区分するように設定する。第1容量レベルは、バッテリ電圧Vからバッテリ電圧Vまでの範囲であり、第2容量レベルは、バッテリ電圧Vからバッテリ電圧Vまでの範囲であり、第3容量レベルは、バッテリ電圧Vからバッテリ電圧Vまでの範囲であり、第4容量レベルは、バッテリ電圧Vから0Vまでの範囲である。
なお、バッテリ電圧V、V、Vとしての値は、例えばバッテリ電圧とバッテリの持続時間との対応関係などの特性に基づいて設定されればよい。従って、同図では、第1容量レベルから第4容量レベルの各容量レベルに対応して、バッテリ電圧Vから0Vまでの電圧範囲を4等分するように記載されているが、各容量レベルに対応する電圧値の間隔が均等であるべき必要はない。また、容量レベルの段階数も、同図のような4段階に限定されない。
アプリケーション制御部31は、充電状態検出部254から入力したバッテリ電圧について、第1容量レベルから第4容量レベルのうちのいずれに該当するのかについて判定する。次に、アプリケーション制御部31は、判定した容量レベルに対応する起動可能アプリケーション数を、以下のように判定する。
リマインダーデータベース23は、起動可能アプリケーション数テーブルを記憶している。図13は、起動可能アプリケーション数テーブルの一例を示している。同図の起動可能アプリケーション数テーブルは、第1容量レベル、第2容量レベル、第3容量レベル、第4容量レベル毎に対して、それぞれ異なる起動可能アプリケーション数M、M、M、Mを対応させた構造である。
ここで、起動可能アプリケーション数M、M、M、Mは、M>M>M>Mの関係を有する正の整数である。なお、起動可能アプリケーション数Mについては、正の整数に代えて無制限である(即ち、起動可能アプリケーション数に制限が無い)ことを示してもよい。
アプリケーション制御部31は、起動可能アプリケーション数テーブルを参照することにより、判定した容量レベルに対応する起動可能アプリケーション数を判定する。一具体例として、アプリケーション制御部31は、容量レベルについて第2容量レベルであると判定した場合、起動可能アプリケーション数テーブルから第2容量レベルに対応付けられた起動可能アプリケーション数Mを取得する。このようにしてアプリケーション制御部31は、起動可能アプリケーション数についての判定を行う。
アプリケーション制御部31は、起動可能アプリケーション数についての判定を行うと、現在において動作中のアプリケーションが、判定された起動可能アプリケーション数よりも多いか否かについて判定する。ここで、起動可能アプリケーション数は、リマインダーアプリケーション自体を除外した数である場合を例に挙げる。
現在において動作中のアプリケーションが起動可能アプリケーション数以下であれば、アプリケーション制御部31は、特にアプリケーションを停止させるための制御は行わない。
これに対して、現在において動作中のアプリケーションが起動可能アプリケーション数より多い場合、アプリケーション制御部31は、現在において動作中のアプリケーションのうちから停止対象のアプリケーションを以下のように選択する。停止対象のアプリケーションの数(停止対象アプリケーション数)は、現在において動作中のアプリケーションの数から起動可能アプリケーション数を減算して求められる。アプリケーション制御部31は、現在において動作中のアプリケーションのうちから、優先順位の低い順に停止対象アプリケーション数のアプリケーションを選択する。このように選択されたアプリケーションが、停止対象のアプリケーションである。
アプリケーション制御部31は、上記のように停止対象のアプリケーションを選択すると、リマインダーアプリケーションの画面として、停止確認画面を表示させる。
図14は、停止確認画面の一例を示している。停止確認画面は、利用者に、停止対象として選択されたアプリケーションを確認させる画面である。より具体的には、停止確認画面は、利用者に、停止対象として選択されたアプリケーションを提示し、停止対象のアプリケーションについての停止の可否を利用者に設定させる画面である。
同図の停止確認画面においては、メッセージエリアAR11が配置されている。メッセージエリアAR11は、バッテリの容量が低下して他のアプリケーションを停止させることが好ましい状況となった旨を利用者に通知するとともに、アプリケーションの停止の可否についての確認を利用者に求めるメッセージを表示するエリアである。
また、停止確認画面においては、停止対象アプリケーション提示エリアAR12が配置される。停止対象アプリケーション提示エリアAR12は、停止対象として選択されたアプリケーションを表示するエリアである。同図においては、停止対象アプリケーション提示エリアAR12において、アプリケーションAとアプリケーションEとの2つのアプリケーションが停止対象のアプリケーションとして提示された例を示している。
なお、端末2は、停止確認画面を表示させる際には、例えば音、バイブレーションなどにより、利用者への通知を行うとよい。
同図の停止確認画面を見た利用者は、停止対象のアプリケーションがアプリケーションAとアプリケーションEであることを知ることができる。そのうえで、利用者は、アプリケーションAとアプリケーションEとを停止させてよいか否かの判断を行う。
利用者は、アプリケーションAとアプリケーションEとを停止させてよい(停止を承諾する)と判断した場合、停止の承諾の意思を反映させるために、停止確認画面に配置されている「はい」ボタンBT11に対するタッチ操作を行う。「はい」ボタンBT11に対するタッチ操作が行われると、端末2は、アプリケーションAとアプリケーションEとを停止させる。この場合、アプリケーションAとアプリケーションEとが停止されることによる消費電力の低減が図られ、バッテリの持続時間を長くすることができる。
一方、利用者は、例えばアプリケーションAとアプリケーションEとについて、現在使用中であるなどの理由で停止させることはしないと判断した場合、停止の拒否の意思を反映させるために、停止確認画面に配置されている「いいえ」ボタンBT12に対するタッチ操作を行う。「いいえ」ボタンBT12に対するタッチ操作が行われると、端末2は、アプリケーションAとアプリケーションEとを停止させることなく、これまでの動作を継続させる。この場合、消費電力の低減は図られないが、利用者の要望の通りにアプリケーションAとアプリケーションEとが動作するため、使い勝手が損なわれることがない。
なお、同図の停止確認画面のように、停止対象として複数のアプリケーションが提示される場合、提示されたアプリケーション毎に停止の可否を設定できるようにしてもよい。
図15のフローチャートを参照して、本実施形態の端末2がアプリケーション制御のために実行する処理手順例について説明する。なお、同図の処理は一定の時間間隔毎に実行される。
(ステップS301)端末2のアプリケーション制御部31は、充電状態検出部254により検出される充電状態としてバッテリ電圧を入力する。
(ステップS302)アプリケーション制御部31は、ステップS301により入力したバッテリ電圧に応じて、例えば図12に示した第1容量レベルから第4容量レベルのうちのいずれかの容量レベルを設定する。
(ステップS303)次に、アプリケーション制御部31は、現在においてバッテリへの充電が行われている状態であるか否かについて判定する。充電状態検出部254は、充電状態としてバッテリに対して充電が行われているか否かについても検出している。アプリケーション制御部31は、バッテリに対して充電が行われているか否かについての充電状態検出部254の検出結果に基づいてステップS303の判定を行うことができる。
(ステップS304)バッテリへの充電が行われている状態であることが判定された場合(ステップS303;YES)、アプリケーション制御部31は、ステップS302にて設定した容量レベルを一段階上に変更する。具体例として、ステップS302により第3容量レベルが設定されていた場合には、アプリケーション制御部31は、ステップS304により第3容量レベルの一段階上の第2容量レベルに設定を変更する。
バッテリへの充電が行われている状態であるということは、現在以降のバッテリ容量については、現在のバッテリ容量よりも増加して余裕が生じる可能性が高い。そこで、ステップS304により容量レベルを一段階上に変更すれば、上記のようバッテリ容量に余裕が生じた状態を容量レベルの設定に反映させることができる。
一方、バッテリへの充電が行われていない状態であることが判定された場合(ステップS303;NO)、ステップS304はスキップされる。この場合、容量レベルとして、ステップS302にて設定された結果が用いられる。
(ステップS305)アプリケーション制御部31は、リマインダーデータベース23が記憶する起動可能アプリケーション数テーブルを参照して、設定された容量レベルに対応する起動可能アプリケーション数Nを判定する。
(ステップS306)また、アプリケーション制御部31は、既に起動されて現在において動作中のアプリケーションの数(動作中アプリケーション数)Nを判定する。
(ステップS307)アプリケーション制御部31は、ステップS306にて判定した動作中アプリケーション数Nが、ステップS305にて判定した起動可能アプリケーション数Nよりも多いか否かについて判定する。
(ステップS308)動作中アプリケーション数Nが起動可能アプリケーション数Nよりも多いことが判定された場合(ステップS307;YES)、停止対象のアプリケーションがあることになる。そこで、この場合のアプリケーション制御部31は、動作中のアプリケーションのうちから、優先度の低い順に、(N−N)個のアプリケーションを選択する。このように選択されたアプリケーションが停止対象のアプリケーションである。
(ステップS309)アプリケーション制御部31は、図14に例示した停止確認画面を報知部29が有する画像表示部に表示させる。この際、アプリケーション制御部31は、停止確認画面の停止対象アプリケーション提示エリアAR12に、ステップS308にて選択された停止対象のアプリケーションを表示させる。
(ステップS310)アプリケーション制御部31は、停止確認画面に対する操作に応じたアプリケーションの停止に関連する制御を行う。
つまり、アプリケーション制御部31は、停止対象アプリケーション提示エリアAR12にて提示された停止対象のアプリケーションについて停止を設定する操作が行われたのであれば、停止対象のアプリケーションを停止させる制御を行う。一方、アプリケーション制御部31は、停止対象アプリケーション提示エリアAR12にて提示された停止対象のアプリケーションについて停止を設定しない操作が行われたのであれば、停止対象のアプリケーションを停止させずに動作を継続させる。
動作中アプリケーション数Nが起動可能アプリケーション数N以下であることが判定された場合(ステップS307;NO)、停止対象のアプリケーションは無いことになる。そこで、この場合のアプリケーション制御部31は、ステップS308〜S310の処理をスキップして、同図の処理を終了する。
このような処理によって、本実施形態におけるアプリケーション制御が実現される。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態について説明する。本実施形態のリマインダー報知の条件は、現在位置が目的位置を含む所定の範囲内であること、という目的位置に対する現在位置の距離的な要素を含む。このことを考慮すれば、現在位置が目的位置に近づくほど、端末2がバッテリ切れを起こすことなく確実に動作していることの要求が高くなる。
そこで、本実施形態においては、バッテリ容量に基づく起動可能アプリケーション数について、現在位置が目的位置に近づくにつれてさらに制限されるように補正を行う。これにより、起動可能アプリケーション数は、現在位置が目的位置に近づくにつれて、バッテリ容量に基づく数よりもさらに少なく設定されることになる。この結果、現在位置が目的位置に近づいている状況のもとで、さらにバッテリ容量を持続させるようにすることが可能となる。そして、現在位置が目的位置に近づいている状況のもとで端末2がバッテリ切れとなってしまうことが起こりにくくなる。
本実施形態においては、例えば目的位置を基準とする所定の距離範囲毎に応じた複数のエリアを設定する。
図16は、本実施形態におけるエリア設定の一例を示している。同図においては、目的位置Tgを中心とする距離Ds1までを半径とするエリアを第1エリアとしている。ここで、図6において円Tzで示したリマインダー報知が行われる所定範囲は、同図に示されるように、第1エリア内に含まれる。
また、第1エリアのさらに外側において、目的位置Tgを中心して、距離Ds1から距離Ds2までの範囲を第2エリアとしている。また、目的位置Tgを中心して、距離Ds2から距離Ds3までの範囲を第3エリアとしている。
本実施形態においては、上記のように目的位置を基準(中心)とする3つのエリアを設定したうえで、リマインダーデータベース23が、エリア毎に補正値を対応させた補正値テーブルを記憶する。
図17は、補正値テーブルの一例を示している。同図の補正値テーブルは、図16のように設定された第1エリア、第2エリアおよび第3エリア毎に対応させて補正値α、α、αを格納する構造である。
ここで、補正値α、α、αはいずれも負の数であり、α<α<αの関係を有する。一具体例として、α=−3、α=−2、α=−1のように設定することができる。
なお、この場合において、第3エリアより外側のエリアに現在位置が存在する場合に有意な補正は行われない。即ち、この場合の補正値は「0」である。
なお、エリア数とエリア数に応じた補正値の数については特に限定されない。
図18のフローチャートを参照して、本実施形態における端末2がアプリケーション制御に関連して実行する処理手順例について説明する。なお、同図の処理は、一定の時間間隔毎に実行される。
同図において、ステップS401〜S405の処理は、図15のステップS301〜S305と同様となることから、ここでの説明は省略する。
(ステップS406)アプリケーション制御部31は、端末2の現在位置について、いずれのエリアに含まれているかについての判定を行う。このために、アプリケーション制御部31は、端末2の現在位置をGPS251から取得する。GPS251により測定される現在位置は、緯度経度により座標が表される。また、アプリケーション制御部31は、緯度経度により座標が表される目的位置をリマインダーデータベース23から取得する。アプリケーション制御部31は、上記のように取得した現在位置と目的位置との座標を利用して、現在位置から目的位置までの距離を算出する。アプリケーション制御部31は、算出した距離が、第1エリア、第2エリア、第3エリア、第3エリア外のいずれに対応する距離の範囲に該当するのかを判定する。このようにして、アプリケーション制御部31は、端末2の現在位置がいずれのエリアに含まれているのかを判定できる。
(ステップS407)アプリケーション制御部31は、リマインダーデータベース23が記憶する補正値テーブルを参照して、ステップS406により判定されたエリアに応じた補正値を取得する。具体的に、アプリケーション制御部31は、ステップS406により判定されたエリアが、第1エリアから第3エリアのうちのいずれかであれば、判定されたエリアに応じた補正値α(iは1、2、3のいずれか)を取得する。アプリケーション制御部31は、ステップS406により判定されたエリアが、第3エリア外であれば、補正値として「0」を取得する。
(ステップS408)アプリケーション制御部31は、ステップS405により判定された起動可能アプリケーション数Nについて、ステップS407により取得された補正値による補正を行って、補正起動可能アプリケーション数N11を算出する。
アプリケーション制御部31は、ステップS407により取得された補正値がαである場合、
11=N+α
により補正起動可能アプリケーション数N11を算出する。
また、アプリケーション制御部31は、ステップS407により取得された補正値が0である場合、
11=N+0
により補正起動可能アプリケーション数N11を算出する。
(ステップS409)また、アプリケーション制御部31は、動作中アプリケーション数Nを判定する。
(ステップS410)アプリケーション制御部31は、ステップS409にて判定した動作中アプリケーション数Nが、ステップS408にて算出した補正起動可能アプリケーション数N11よりも多いか否かについて判定する。
動作中アプリケーション数Nが補正起動可能アプリケーション数N11よりも多いことが判定された場合(ステップS410;YES)、アプリケーション制御部31は、ステップS411〜S413の処理を実行する。ステップS411〜S413の処理は、図15のステップS308〜S310と同様となるので、ここでの説明を省略する。
また、ステップS410動作中アプリケーション数Nが補正起動可能アプリケーション数N11以下であることが判定された場合(ステップS410;NO)、ステップS411〜S413の処理をスキップして、同図の処理を終了する。
このような処理によって、本実施形態におけるアプリケーション制御が実現される。
なお、上記実施形態においては、利用者の操作により端末2にインストールされているアプリケーションについて優先順位を設定したうえで、停止対象のアプリケーションを選択するようにされている。
しかしながら、本実施形態においては、アプリケーションについての優先順位の設定は行われなくともよい。アプリケーションについての優先順位の設定を行わないようにした場合、停止対象のアプリケーションの選択は、例えばランダムに行うようにしてもよい。
あるいは、例えば端末2にてインストールされているアプリケーションについての使用履歴を記憶する。そのうえで、端末2は、使用履歴に基づいて使用頻度の高いものから順に選択した起動可能アプリケーション数のアプリケーションを停止対象から除外し、残るアプリケーションを停止対象として選択するようにしてもよい。
また、例えばアプリケーションが起動された場合の単位時間あたりの消費電力についての情報を端末2が記憶しておき、消費電力の低いものから順に選択した起動可能アプリケーション数のアプリケーションを停止対象から除外し、残るアプリケーションを停止対象として選択するようにしてもよい。
なお、停止対象として選択されたアプリケーションの動作を停止させている状態のもとで、利用者の操作や、所定のトリガの発生に応じてこれまで動作していなかったアプリケーションの起動が指示される場合がある。
このような場合には、アプリケーション制御部31は、例えば今回起動が指示されたアプリケーションを起動させてよいか、あるいは起動させないようにするのかを利用者に選択させるダイアログ画面(起動選択画面)を表示させるとよい。
アプリケーション制御部31は、起動選択画面に対して起動を選択する操作が行われた場合には、そのまま起動が指示されたアプリケーションを起動させる。一方、アプリケーション制御部31は、起動選択画面に対して起動させないことを選択する操作が行われた場合には、起動が指示されたアプリケーションを起動させないように制御する。
なお、これまでの各実施形態における説明では、端末2が現在位置情報を取得して送信する例を説明したが、取得および送信する情報は現在時刻情報またはセンサ情報であってもよい。この場合であっても、上述した効果と同様の効果が得られる。
なお、上記各実施形態では、通知条件情報の例として、第1条件が目的位置情報、第2条件が目的時刻情報の例を説明したが、これに限られない。通知条件は、この2つの条件に限られず、例えばリマインダーを報知する目的を示す情報等を含んでいてもよい。また、第1条件が目的時刻情報であり、第2条件が目的位置情報であってもよい。
なお、本発明における情報処理システム1が備える端末2または情報処理装置4の一部または全ての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
例えば、利用者が端末2を操作して、例えばインターネット上から、端末2に上述した処理を行わせるアプリケーションをダウンロードする。そして、端末2は、ダウンロードしたアプリケーションを自装置へインストールすることで、端末2が備える機能部の一部を実現するようにしてもよい。
1…情報処理システム、2…端末、3…ネットワーク、4…情報処理装置、21…入力部、22…条件情報生成部、23…リマインダーデータベース、24…送信部、25…状態情報取得部、26…状態情報生成部、27…受信部、28…リマインダー生成部、29…報知部、30…優先度設定部、31…アプリケーション制御部、41…取得部、42…地図データベース、43…条件情報処理部、44…リマインダーデータベース、45…状態情報処理部、46…条件判定部、47…出力部、211…収音部、212…音声認識部、213…タッチセンサ、251…GPS、252…計時部、253…センサ部、254…充電状態検出部

Claims (10)

  1. 端末と情報処理装置を備える情報処理システムであって、
    前記端末は、
    目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成部と、
    前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成部と、
    前記条件情報を前記情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信部と、
    前記情報処理装置から通知情報を受信する受信部と、
    前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成部と、
    生成された前記リマインダーを報知する報知部と、
    前記端末における充電状態を検出する充電状態検出部と、
    前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御部とを備え、
    前記情報処理装置は、
    前記端末が送信した前記条件情報と前記状態情報を取得する取得部と、
    取得された前記状態情報が前記条件情報に含まれる前記目的位置情報の条件を満たすと判別した場合に前記通知情報を生成する条件判定部と、
    前記通知情報を前記端末に送信する出力部とを備える
    情報処理システム。
  2. アプリケーションについて優先度を設定する優先度設定部をさらに備え、
    前記アプリケーション制御部は、前記優先度設定部により設定された優先度に基づいて、動作中のアプリケーションのうちから、前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて停止対象のアプリケーションを決定する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記アプリケーション制御部は、
    前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて同時に動作が可能なアプリケーションの数を設定する
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記アプリケーション制御部は、
    前記端末のバッテリ容量に基づく起動可能アプリケーション数について、前記目的位置情報が示す現在位置が目的位置に近づくにつれて制限されるように補正する、
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記アプリケーション制御部は、
    前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて動作中のアプリケーションのうちから停止対象として決定されたアプリケーションについての停止の可否を利用者に確認するための停止確認画面を表示し、前記停止確認画面に対して行われた操作に基づいて、停止が指定されたアプリケーションを停止させる
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記アプリケーション制御部は、
    前記停止確認画面に対して行われた操作に基づいて、停止が指定されなかったアプリケーションについては、動作を継続させる
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成部と、
    前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成部と、
    前記条件情報を情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信部と、
    前記情報処理装置から通知情報を受信する受信部と、
    前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成部と、
    生成された前記リマインダーを報知する報知部と、
    端末における充電状態を検出する充電状態検出部と、
    前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御部と
    を備える端末。
  8. 端末と情報処理装置を備える情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記端末の条件情報生成部が、目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成手順と、
    前記端末の状態情報生成部が、前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成手順と、
    前記端末の送信部が、前記条件情報を前記情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信手順と、
    前記端末の受信部が、前記情報処理装置から通知情報を受信する受信手順と、
    前記端末のリマインダー生成部が、前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成手順と、
    前記端末の報知部が、生成された前記リマインダーを報知する報知手順と、
    前記端末の充電状態検出部が、前記端末における充電状態を検出する充電状態検出手順と、
    前記端末のアプリケーション制御部が、前記充電状態検出部により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御手順と、
    前記情報処理装置の取得部が、前記端末が送信した前記条件情報と前記状態情報を取得する取得手順と、
    前記情報処理装置の条件判定部が、取得された前記状態情報が前記条件情報に含まれる前記目的位置情報の条件を満たすと判別した場合に前記通知情報を生成する条件判定手順と、
    前記情報処理装置の出力部が、前記通知情報を前記端末に送信する出力手順と
    を含む情報処理方法。
  9. 条件情報生成部が、目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成手順と、
    状態情報生成部が、前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成手順と、
    送信部が、前記条件情報を情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信手順と、
    受信部が、前記情報処理装置から通知情報を受信する受信手順と、
    リマインダー生成部が、前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成手順と、
    報知部が、生成された前記リマインダーを報知する報知手順と、
    充電状態検出部が、端末における充電状態を検出する充電状態検出手順と、
    アプリケーション制御部が、前記充電状態検出手順により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御手順と
    を含む端末の情報処理方法。
  10. 端末のコンピュータに、
    目的位置情報目的時刻情報を取得し、取得した前記目的位置情報と前記目的時刻情報のうち少なくとも1つを用いて条件情報を生成する条件情報生成手順と、
    前記目的位置情報および前記目的時刻情報それぞれに基づく情報を取得し、取得した前記情報のうち前記条件情報に応じた情報を用いて状態情報を生成する状態情報生成手順と、
    前記条件情報を情報処理装置へ送信し、前記状態情報を所定の時間間隔毎に前記情報処理装置へ送信する送信手順と、
    前記情報処理装置から通知情報を受信する受信手順と、
    前記通知情報を受信したとき、前記状態情報が、前記目的時刻情報の条件を満たすと判別した場合にリマインダーを生成するリマインダー生成手順と、
    生成された前記リマインダーを報知する報知手順と、
    前記端末における充電状態を検出する充電状態検出手順と、
    前記充電状態検出手順により検出された充電状態に応じて、前記端末において動作するアプリケーションについての制御を行うアプリケーション制御手順と
    を実行させるためのプログラム。
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