JP6641232B2 - タッチパネルシステム、およびこれにおける信号の補正方法 - Google Patents

タッチパネルシステム、およびこれにおける信号の補正方法 Download PDF

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Description

以下の開示は、画像等を表示させるための領域(表示領域)に近距離無線通信用のアンテナパターンを備えるタッチパネルシステムと、タッチパネルシステムにおける信号の補正方法とに関する。
近年、電源を含まず無線通信用のアンテナ素子を内蔵したICカード(非接触型ICカード)と、電源を備える通信装置との間において、ICカードと通信装置とを接触させることなく、両者間で近距離通信を行う技術がよく用いられている。例えば、通信装置と非接触型ICカードとの間において、無線通信(近距離通信)を行う場合、通信装置のアンテナ素子と、非接触型ICカードとが所定の距離以下となるように、非接触型ICカードを通信装置に近づける。通信装置は、電源を有しており、通信装置に内蔵されている近距離無線通信用アンテナ素子に給電することで、当該アンテナ素子により磁界が発生する。そして、非接触型ICカードを通信装置に近づけることで、通信装置が発生させた磁界により、非接触型ICカードのアンテナ素子に誘導電流が流れる。これにより、通信装置から非接触型ICカードに電力供給することができる。そして、非接触型ICカードは、誘導電流により発生した起電力を用いて、非接触型ICカード内の回路(例えば、ICチップ)を動作させる。このようにして、非接触型ICカードを通信装置に近づけることで、非接触型ICカードと通信装置との間において、無線通信(近距離通信)を行うことができる。
一般的に、アンテナ素子は、導電性を確保するために、導電率の高い金属(銅や銀)で形成されることが多い。このような金属は、光を透過しないので、画像や映像を表示する表示デバイスにおいて、その表示部にアンテナ素子を形成させると、画像や映像を形成する光が遮断されてしまう。
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1には、メッシュ状のアンテナパターンを透明基材上に形成させ、アンテナ機能を実現させるための導電性と、透明性との両方を確保する技術が開示されている。
図13は、上記技術を用いた場合のタッチパネル付き表示装置900の概略構成図である。なお、図13に示すように、X軸、Y軸が設定されるものとする。
図13の上図は、タッチパネル付き表示装置900の平面図であり、図13の下図は、A−A線によるA−A断面図である。図13の上図に示した領域AR1は、(画像等が表示される)表示領域(表示面)である。
図13に示すように、タッチパネル付き表示装置900は、筐体91と、回路部92と、表示パネルDPと、アンテナパターン用導電層L_Antと、第2電極層(Y軸方向電極層)L_Yと、第1電極層(X軸方向電極層)L_Xと、カバー94と、を備える。
図14は、タッチパネル付き表示装置900の第1電極層(X軸方向電極層)L_Xの平面図(上図)と、タッチパネル付き表示装置900の第2電極層(Y軸方向電極層)L_Yの平面図(中図)と、アンテナパターン用導電層L_Antの平面図(下図)と、を示した図である。
第1電極層(X軸方向電極層)L_Xは、図14に示すように、絶縁物質からなる基材(例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート))上に形成された8個の導電パターンEx1〜Ex8を備える。導電パターンEx1〜Ex8は、それぞれ、横方向(X軸方向)に細長い形状を有する。
第2電極層(Y軸方向電極層)L_Yは、図14に示すように、絶縁物質からなる基材(例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート))上に形成された14個の導電パターンEy1〜Ey14を備える。導電パターンEy1〜Ey14は、それぞれ、縦方向(Y軸方向)に細長い形状を有する。
アンテナパターン用導電層L_Antは、図14に示すように、絶縁物質からなる基材(例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート))上に形成されたアンテナパターンAntを備える。アンテナパターンAntは、図13に示すように、2つの端子P1、P2を有しており、端子P1、P2は、マッチング調整を行う整合部(例えば、マッチング調整回路)に接続される。
特開2011−066610号公報
上記の従来技術を用いて、タッチパネル付き表示装置900を構成した場合、アンテナパターンAntを形成する導電層を別途設ける必要があるので、製造コストが高くなるという問題点がある。
そこで、以下に開示された構成では、上記問題点に鑑み、アンテナパターンをタッチセンサー用電極の一部と同層に設ける。さらに、アンテナパターンを設けたことによりタッチパネル用電極が切断された場合でも、タッチを正確に検出することができるタッチパネルシステムを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態にかかるタッチパネル用デバイスは、
タッチパネル用の第1センサー電極パターンとアンテナパターンとを含み、
前記第1センサー電極パターンの少なくとも一部が、アンテナパターンとの交差箇所において切断されている第1電極層と、
平面視において、前記第1センサー電極パターンと交点を持つように配置される、タッチパネル用の第2センサー電極パターンを含む第2電極層とを備え、
前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンのいずれか一方を駆動ラインとして駆動信号を与え、前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンの他方を読み出しラインとして信号を読み出し、読み出した信号により、前記交点の容量を検出し、タッチ位置検出を行うタッチパネルシステムであって、
前記読み出しラインから読み出した信号に対して、前記切断箇所の影響を受ける交点の容量を補正するための補正手段を備える。
上記の構成によれば、アンテナパターンをタッチセンサー用電極の一部と同層に設けたことによりタッチパネル用電極が切断された場合でも、タッチを正確に検出することができるタッチパネルシステムを実現することができる。
第1実施形態に係るタッチパネル付き表示装置100の概略構成図。 共存電極層L_Y_Antの平面図。 共存電極層L_Y_Antの平面図。 X軸方向電極層L_Xの平面図。 Y軸方向電極パターンの一部において、電極パターンが分断されている様子を示す模式図。 タッチパネル装置におけるタッチ操作を説明する図。 Y軸方向電極パターン(センスライン)の一部において、電極パターンが分断されている様子を示す模式図。 補正係数を求める処理の流れを示すフローチャート。 ドライブラインD0〜D19についてそれぞれ求められたS0_min〜S19_minの一例をプロットしたグラフ。 切断されたセンスラインとドライブラインとの重なり状態の一例を示す模式図。 切断されたセンスラインとドライブラインとの重なり状態の他の例を示す模式図。 切断されたセンスラインとドライブラインとの重なり状態のさらに他の例を示す模式図。 従来のタッチパネル付き表示装置900の概略構成を示す図。 従来のタッチパネル付き表示装置における電極層とアンテナ層の概略構成を示す平面図。
本発明の第1の構成にかかるタッチパネルシステムは、
タッチパネル用の第1センサー電極パターンとアンテナパターンとを含み、
前記第1センサー電極パターンの少なくとも一部が、アンテナパターンとの交差箇所において切断されている第1電極層と、
平面視において、前記第1センサー電極パターンと交点を持つように配置される、タッチパネル用の第2センサー電極パターンを含む第2電極層とを備え、
前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンのいずれか一方を駆動ラインとして駆動信号を与え、前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンの他方を読み出しラインとして信号を読み出し、読み出した信号により、前記交点の容量を検出し、タッチ位置検出を行うタッチパネルシステムであって、
前記読み出しラインから読み出した信号に対して、前記切断箇所の影響を受ける交点の容量を補正するための補正手段を備える。
この構成によれば、アンテナパターンとの交差箇所においてその少なくとも一部が切断された第1センサー電極パターンが存在する。この場合、この切断箇所と平面視において重なりを持つ第2センサー電極パターンでは、当該切断箇所においては、第1センサー電極パターンとの平面視における重なり部分の面積が小さくなる。そうすると、当該部分の静電容量が他の箇所に比較して小さくなるので、その部分に指示体が置かれたとしても、静電容量の変化量が小さくなり、タッチを検出することが困難になる場合がある。そのため、第1センサー電極パターンの切断箇所によって静電容量が小さくなる交点について、その静電容量を補正するための補正手段を設けたことにより、第1センサー電極パターンが切断されたことによる静電容量の減少を補正することができる。この結果、第1センサー電極パターンが切断されている場合であっても、タッチを正確に検出することが可能となる。
前記第1の構成において、
前記補正手段は、
前記切断箇所を含まない読み出しライン上に指示体を置いた場合に測定される信号の最小値Savgと、
前記切断箇所を含む読み出しライン上に指示体を置いた場合に測定される信号の最小値Sminとに基づいて算出された補正係数を用いる、ことが好ましい(第2の構成)。
なお、ここでの「電極パターン上に指示体を置く」ということは、タッチパネル上で電極パターンに平面視で重なる位置に指示体を置く、ということを意味し、電極パターン上に直接に指示体を置くことを意味するわけではない。以降の説明においても同様である。
前記第2の構成において、
前記補正係数は、Savg/Sminであることが好ましい(第3の構成)。
前記第3の構成において、前記補正係数を、前記切断箇所を含む読み出しラインから読み出された信号の値に乗じることが好ましい(第4の構成)。
本発明の他の側面としての、タッチパネルの信号の補正方法の第1の態様は、
タッチパネル用の第1センサー電極パターンとアンテナパターンとを含み、
前記第1センサー電極パターンの少なくとも一部が、アンテナパターンとの交差箇所において切断されている第1電極層と、
平面視において、前記第1センサー電極パターンと交点を持つように配置される、タッチパネル用の第2センサー電極パターンを含む第2電極層とを備え、
前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンのいずれか一方を駆動ラインとして駆動信号を与え、前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンの他方を読み出しラインとして信号を読み出し、読み出した信号により、前記交点の容量を検出し、タッチ位置検出を行うタッチパネルシステムにおける、信号の補正方法であって、
前記切断箇所を含まない読み出しライン上に指示体を置いた場合に測定される信号の最小値Savgを求め、
前記切断箇所を含む読み出しライン上に指示体を置いた場合に測定される信号の最小値Sminを求め、
前記最小値Savgと最小値Sminとに基づいて補正係数を算出し、
前記補正係数を用いて、前記切断箇所の影響を受ける交点の容量を補正する。
前記第1の態様において、
前記補正係数は、Savg/Sminであることが好ましい。
前記第1の態様において、
前記補正係数を、前記切断箇所の影響を受ける交点から測定された信号に乗じることが好ましい。
以下、本発明のより詳細な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態について、図面を参照しながら、以下、説明する。
<タッチパネル付き表示装置の構成>
図1は、第1実施形態に係るタッチパネル付き表示装置100(タッチパネルシステムの一例)の概略構成を模式的に示す図(一例)である。具体的には、図1は、タッチパネル付き表示装置100の平面図(表示面の上方から見た平面図)(上図)と、A−A線によるA−A断面図(下図)と、を示している。
タッチパネル付き表示装置100は、図1に示すように、筐体1と、回路部2と、表示パネルDPと、共存導電層L_Y_Ant(アンテナパターンとY軸方向電極との共存導電層)と、X軸方向電極層L_Xと、カバー3と、を備える。
図2は、共存電極層L_Y_Antの平面図(表示面の上方から見た平面図)である。
図3は、共存電極層L_Y_Antの平面図(表示面の上方から見た平面図)の一部と、回路部2との一部の概略構成を模式的に示した図である。
図4は、X軸方向電極層L_Xの平面図(表示面の上方から見た平面図)である。
筐体1は、図1に示すように、回路基板や電池等を含む回路部2と、表示パネルDP(例えば、液晶表示パネル装置)と、共存導電層L_Y_Antと、X軸方向電極層L_Xとをその内部に収納することができるように構成されている。
また、筐体1は、図1に示すように、透明なカバー6(絶縁物質で形成されているカバー6)を装着することで、内部にゴミや埃等が進入することを防止する。
回路部2は、回路基板を含み、回路基板上に各種回路が構成されている。回路部2は、図3に示すように、整合部21と、アンテナ駆動部22と、タッチパネルコントローラTC1を含む。また、回路部2は、表示パネルDPを制御するための表示パネル制御部(不図示)も備えている。
整合部21は、インピーダンス調整を行う回路(インピーダンス調整回路)等を備える。整合部21は、接続用端子pa2、pa4(図3に示す接続用端子pa2、pa4)を介して、共存導電層L_Y_Antに形成されているアンテナパターンAnt_p1、Ant_p2と接続され、インピーダンス調整を行う。
アンテナ駆動部22は、図3に示すように、整合部21と接続されている。アンテナ駆動部22は、整合部21を介して、共存導電層L_Y_Antに形成されているアンテナパターンAnt_p1、Ant_p2を駆動する。アンテナ駆動部22は、所定の搬送波周波数に所定の変調方式による変調処理を行うことで生成したRF信号を、整合部21を介して、共存導電層L_Y_Antに形成されているアンテナパターンAnt_p1、Ant_p2に出力する。また、アンテナ駆動部22は、共存導電層L_Y_Antに形成されているアンテナパターンAnt_p1、Ant_p2および整合部21を介して受信したRF信号に対して、所定の復調処理を実行し、受信したRF信号に含まれる信号(データ等)を取得する。
表示パネルDPは、例えば、液晶や有機EL等を用いた表示パネル(液晶表示パネルや有機EL表示パネル)である。表示パネルDPは、表示パネル制御部(不図示)に接続されており、表示パネル制御部により、駆動制御される。表示パネルDPが表示パネル制御部により駆動制御されることで、表示パネルDPに、例えば、画像等が表示される。
表示パネルDPは、図1に示すように、断面視において、回路基板や電池等が収納されている回路部2と、透明なカバー3(例えば、透明なガラス等により形成されているカバー3)との間に、配置されている。
共存導電層L_Y_Ant(アンテナパターンとY軸方向電極との共存導電層)は、図1〜図3に示すように、絶縁物質からなる基材(例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート))上に形成されたアンテナパターンAnt_p1、Ant_p2と、Y軸方向電極パターンEy1〜Ey41、Ey21〜Ey42、Ey5〜Ey14と、を備える。以降、Y軸方向電極パターンEy1〜Ey41、Ey21〜Ey42、Ey5〜Ey14全体を示す場合は、単に「Y軸方向電極パターン」と称する。
Y軸方向電極パターンは、図2に示すように、それぞれ、縦方向(Y軸方向)に細長い形状を有する。そして、Y軸方向電極パターンEy11〜Ey41とY軸方向電極パターンEy12〜Ey42との間に、アンテナパターンAnt_p1、Ant_p2のX軸方向への延設部が配置できる領域が設けられている。
上記アンテナパターンおよびY軸方向電極パターンは、ITO等により形成される透明導電パターン(透明電極)や、金属細線(例えば、銅)のメッシュパターン等の、光が遮断されない材料にて構成される。このように、アンテナパターンと電極パターンを形成することで、アンテナパターンと電極パターンにより光が遮断されないことを保証することができる(一定の光の透過性を確保することができる)。また、アンテナパターンと電極パターンを同材料で一括形成することにより、製造コストを抑えることが可能である。
Y軸方向電極パターンは、図3に示すように、導線(又は導電パターン)によりタッチパネルコントローラTC1に接続されている。Y軸方向電極パターンEy11〜Ey41、Ey12〜Ey42は、それぞれ接点p1〜p4にて接続されることにより、Y軸方向電極パターンEy5〜Ey14と同様に1本の電極として扱うことができる。
アンテナパターンAnt_p1およびアンテナパターンAnt_p2は、図2および図3に示すように、平面視で、コの字型の形状を有しており、Y軸方向電極パターンEy12〜Ey42を囲むように、配置されている。
図3に示すように、アンテナパターンAnt_p2は、導線(又は導電パターン)を介して、アンテナパターンAnt_p2用の接続端子pa2、pa3に接続されている。アンテナパターンAnt_p1は、アンテナパターンAnt_p1用の接続端子pa1、pa4に接続されている。
端子pa1と端子pa3とが導線で接続されており、これにより、端子pa4−アンテナパターンAnt_P1−端子pa1−端子pa3−アンテナパターンAnt_P2−端子pa2の順で、2重らせん(2回巻らせん)のアンテナパターンが形成される。2重らせん(2回巻らせん)のアンテナパターンの両端の端子pa2,pa4は、導線を介して、整合部21に接続されている。
X軸方向電極層L_Xは、図4に示すように、絶縁物質からなる基材(例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート))上に形成されたX軸方向電極パターンEx1〜Ex8を備える。以降、X軸方向電極パターンEx1〜Ex8全体を示す場合は、単に、「X軸方向電極パターン」と称する)。
X軸方向電極パターンは、ITO等により形成される透明導電パターン(透明電極)や、金属細線(例えば、銅)のメッシュパターン等の、光が遮断されない材料にて構成される。このようにX軸方向電極パターンを形成することで、X軸方向電極パターンにより光が遮断されないことを保証することができる(一定の光の透過性を確保することができる)。
X軸方向電極パターンは、図4に示すように、それぞれ、横方向(X軸方向)に細長い形状を有する。そして、X軸方向電極パターンは、それぞれ、導線を介して、タッチパネルコントローラTC1に接続される。共存導電層L_Y_Antと、X軸方向電極層L_Xが重ねて配置されていることにより、X軸方向電極パターンとY軸方向電極パターンの交点には、静電容量が存在する。タッチパネルコントローラTC1は、X軸方向電極パターンに駆動信号を出力し、駆動信号により励起されるY軸方向電極パターンの信号を読み取ることにより、交点の静電容量値を測定する。交点の静電容量は、指やペン等でタッチされることにより減少するため、交点の静電容量値を測定することにより、タッチされた位置を検知することができる。
上記の説明では、X軸方向電極パターンに駆動信号を出力し、Y軸方向電極パターンで信号を読み取るものとしたが、Y軸方向電極パターンに駆動信号を出力し、X軸方向電極パターンで信号を読み取ることも可能である。
<電極パターンの切断による静電容量ばらつきの補正>
本実施形態においては、アンテナパターンを設けるため、Y軸方向電極パターンの一部において、電極パターンが分断されている。分割した部分の一例を拡大して図5に示す。図5においては、X軸方向電極パターンEx4とEx5との間で、Y軸方向電極パターンEy11〜Ey41が切断されている。
図5に示すように、Y軸方向電極パターンEy11〜Ey41とX軸方向電極パターンEx4との交点、および、Y軸方向電極パターンEy12〜Ey42とX軸方向電極パターンEx5との交点は、他の電極パターンの交点よりも明らかに面積が小さく、容量が小さくなることがわかる。
図6は、タッチパネル装置におけるタッチ操作を説明する図である。図6の(a)は、このスタイラスペンをタッチ面に対して垂直に立ててタッチ操作を行った状態を示し、図6の(b)はタッチパネルのタッチ位置およびその近傍で検出される静電容量の変化の大きさの分布を等高線Lc1で示し、図6の(c)は水平方向における静電容量の変化の大きさSをグラフG1で示している。
図6の(a)に示すように、タッチパネル部110のタッチ面111に対してスタイラスペン200を垂直に立てた状態でタッチ操作を行ったとき、このタッチ操作により生ずる静電容量の変化の大きさSの分布は、図6の(b)に示すように、タッチ面111上で実際のタッチ位置RTpを中心として左右方向(X方向)および上下方向(Y方向)に対称な等高線Lc1により表されることとなる。なお、Xpは実際のタッチ位置RTpを通るX方向と平行な軸、Ypは実際のタッチ位置RTpを通るY方向と平行な軸、Zpは実際のタッチ位置RTpを通り、タッチ面111に垂直な軸であり、Xp軸とYp軸とは直交している。また、図6の(c)に示すように、静電容量の変化の大きさSが所定の閾値Sthを超えた部分(Xp軸上の点A1から点A2までの範囲)にタッチがなされていると判断する。点Axは実際のタッチ位置RTpに一致する。
ただし、実際には、静電容量の変化量の分布には偏りがあり、図6の(c)に示したように左右上下方向に対称な等高線状になることは極めて稀である。したがって、一般的には、静電容量の変化量の分布の重心を算出し、求められた重心の位置に基づいてタッチ位置を判定している。このため、上記のように静電容量が小さい電極パターンがあると、当該電極パターンにおいては、タッチがされた場合の静電容量の変化量が十分に大きくならず、タッチ位置を正確に検出できないという問題が生ずる。また、この問題を解決するために上記の閾値Sthを小さい値に設定することも考えられるが、ノイズが検出され易くなるという弊害が生ずる。
このような問題を解決するために、ここに開示する実施形態においては、静電容量の変化の大きさの分布を正確に求めるために、静電容量が小さい部分から検出された静電容量を補正する。以下に、図7〜図12を参照しながら、検出された静電容量の補正についての具体的な実施例を説明する。
なお、以降の説明では、Y軸方向電極パターン(ここではセンスライン)がアンテナパターンと同層に形成されており、Y軸方向電極パターンの一部が、アンテナパターンを形成するために、切断されているものとする。また、X軸方向電極パターンが、駆動信号が供給されるドライブラインである。さらに、以下の具体例では、ドライブラインはD0からD19まで、センスラインはS0からS19まで、それぞれ設けられているものとする。さらに、以下の具体例では、図7に示すように、ドライブラインD9とD10との間において、アンテナパターンを設けるために、センスラインS1とS2とが途中で切断されているものとする。
(実施例1)
図8は、本実施例にかかる補正係数を求めるための処理の流れを示すフローチャートである。補正係数を求める処理は製品の出荷前に行われ、求められた補正係数はタッチパネルシステムのメモリに格納される。
まず、ドライブラインD0〜D19のそれぞれについて、センスラインS0〜S19のそれぞれとの交差箇所に順次、指等の指示体を置いて、それぞれの交差箇所での静電容量を測定する(図8のステップS1)。例えば、ドライブラインD0において、センスラインS0,S1,S2,・・・S19との交差点に指示体を順次置いて、合計20か所の静電容量が測定される。ドライブラインD1〜D19のそれぞれについても、同様にして、センスラインS0,S1,S2・・・S19との交差点に指示体を順次おいて、静電容量が測定される。
次に、ステップS1で測定された静電容量に基づいて、ドライブラインD0〜D19毎に静電容量の最小値を求め、それをSk_min(k=0〜19)とする(ステップS2)。例えば、ドライブラインD0については、センスラインS0〜S19との交差箇所に指示体を置いて測定された20個の静電容量値のうち最小の値が、S0_minとされる。
図9は、上述のようにしてドライブラインD0〜D19についてそれぞれ求められたS0_min〜S19_minの一例をプロットしたグラフである。
ドライブラインD0〜D19のうち、センスラインS1およびS2の切断箇所と重なっていないドライブライン(図7の例ではD0〜D8、D11〜D19)については、どのセンスラインとの交差箇所に指示体を置いた場合でも、測定される静電容量にはそれほど大きな差異はない。ただし、これらのドライブラインにおいても、電極パターンの加工ばらつきや、層間膜や保護膜の厚さのばらつき等に起因して、どのセンスラインとの交差箇所に指示体を置くかによって、測定される静電容量の値に若干のばらつきはみられる。これに起因して、図9に示すように、センスラインの切断箇所との重なりがないドライブラインについての最小値S0_min〜S8_min、S11_min〜S19_minにも、若干のばらつきは生じる。
一方、センスラインS1およびS2の切断箇所と重なりを持つドライブラインD9およびD10については、図7に示すように、センスラインS1およびS2のそれぞれと重なる部分の面積が、他のセンスラインと交差する部分の面積よりも小さい。したがって、当該部分の静電容量も小さくなる。このため、ドライブラインD9およびD10については、センスラインS1およびS2との交点に指示体を置いた場合に測定される静電容量が、他のセンスラインとの交点に指示体を置いた場合よりも小さくなる。この結果、図9に示すように、ドライブラインD9およびD10について求められる最小値S9_minおよびS10_minは、他のドライブラインについて求められる最小値よりも小さくなる。
上述のようにドライブラインD0〜D19について求められた最小値に基づき、ドライブラインD9およびD10のそれぞれについての補正係数を求める。まず、センスラインS1およびS2の切断箇所と重なっていないドライブラインD0〜D8およびD11〜D19について求められた最小値の平均値Savg(図9参照)を求める(図8のステップS3)。つまり、ここでは、最小値S0_min〜S8_min、S11_min〜S19_minの平均値をSavgとする。そして、ドライブラインD9の補正係数C9として、Savg/S9_minを求める。また、ドライブラインD10の補正係数C10として、Savg/S10_minを求める(ステップS4)。
このように求められた補正係数C9およびC10は、メモリ等に記録される(ステップS5)。記録された補正係数C9およびC10は、センシング時に当該メモリから読み出されて、ドライブラインD9およびD10から得られた信号を補正するために用いられる。すなわち、センシングを行う都度、ドライブラインD9とセンスラインS0〜S19のそれぞれとの交点から測定された静電容量に、上記の補正係数C9を乗じる。また、ドライブラインD10とセンスラインS0〜S19のそれぞれとの交点から測定された静電容量に、上記の補正係数C10を乗じる。
以上の処理により、電極パターンの切断によって生じる静電容量のばらつきを補正することができる。これにより、タッチ箇所を正しく検出することが可能となる。
(実施例2)
本発明の他の実施例について、図10および図11を参照しながら以下に説明する。図10は、切断されたセンスラインとドライブラインとの重なり状態の一例を示す模式図である。図11は、切断されたセンスラインとドライブラインとの重なり状態の他の例を示す模式図である。
センスラインが切断された場合、例えば、図10に示すように、切断されたセンスラインS〜Sm+3とドライブラインDk−1およびDとの重なりが、ドライブラインDk−1およびDにおいてほぼ均等である場合がある。一方で、図11に示すように、切断されたセンスラインS〜Sm+3とドライブラインDk−1およびDとの重なりの面積が均一ではなく、ドライブラインDk−1およびDの一方で極端に小さい場合もある。図11に示した場合では、ドライブラインDk−1に比べてドライブラインDの方が、切断されたセンスラインS〜Sm+3との重なりが極めて小さい。
図11に示したような状況においても、実施例1と同様の手法により、電極パターンの切断によって生じる静電容量のばらつきを補正することができる。これにより、切断されたセンスラインと重なりを持つドライブラインDk−1およびD上で測定される静電容量を適切に補正することができ、タッチされた箇所を正しく検出できる。
(実施例3)
本発明のさらに他の実施例について、図12を参照しながら説明する。図12は、切断されたセンスラインとドライブラインとの重なり状態のさらに他の例を示す模式図である。
図12に示すように、切断されたセンスラインS〜Sm+3とドライブラインDk−1およびDとの重なりが、ドライブラインDk−1およびDの両方においてかなり小さい場合がある。
図12に示したような状況においても、実施例1と同様の手法により、電極パターンの切断によって生じる静電容量のばらつきを補正することができる。これにより、切断されたセンスラインと重なりを持つドライブラインDk−1およびD上で測定される静電容量を適切に補正することができ、タッチされた箇所を正しく検出できる。
(実施例4)
上記の実施例1〜3においては、切断されたセンスラインと重なりを持つドライブライン上の全ての交点から測定される静電容量を、補正の対象とした。これに対して、実施例4では、切断されたセンスラインとドライブラインとの重なり部分の交点(すなわち、センスラインの切断によって重なり部分の面積が減少した交点)のみを補正の対象とする。
例えば図7に示したような切断箇所がある場合、まず、実施例1で説明した方法と同様の方法で補正係数C9およびC10を求める。そして、センスラインS1とドライブラインD9との交点、および、センスラインS2とドライブラインD9との交点に、補正係数C9を乗じる。また、センスラインS1とドライブラインD10との交点、および、センスラインS2とドライブラインD10との交点に、補正係数C10を乗じる。このようにして、センスラインの切断によって重なり部分の面積が減少した合計4か所の交点について、静電容量の補正を行う。
[他の実施形態]
上記実施形態において、構成部材のうち、上記実施形態に必要な主要部材のみを簡略化して示している。したがって、上記実施形態において明示されなかった任意の構成部材を備えうる。また、上記実施形態および図面において、各部材の寸法は、必ずしも実際の寸法および寸法比率等を忠実に表しているわけではない。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で寸法や寸法比率等の変更は可能である。
なお、本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
例えば、上述の実施形態においては、アンテナと同層に形成されたY軸方向電極パターンがセンスラインである例を説明した。しかし、ドライブラインがアンテナと同層に形成され、一部が切断されている場合においても、上記の実施形態を応用して同様に補正係数を求めることができる。この場合、センスライン毎に、ドライブラインとの交点に順次指示体を置いた場合の静電容量の最小値を求めて、その最小値に基づいて、切断されたドライブラインと重なりを持つセンスラインの補正係数を求めればよい。ただし、切断されたドライブラインに対しては、その両端から駆動信号を供給する必要がある。
なお、課題を解決するための他の構成例として、以下の実施形態を開示する。
(構成例1)
タッチパネル用の第1センサー電極パターンとアンテナパターンとを含む第1電極層と、
平面視において、前記第1センサー電極パターンと交差するように配置されるタッチパネル用の第2センサー電極パターンを含む第2電極層とを備え、
前記第1センサー電極パターンの少なくとも一部が、アンテナパターンとの交差箇所において切断されており、
前記第1センサー電極パターンの切断箇所と平面視において重なりを持つ第2センサー電極パターンから検出されるセンサー信号を補正するための補正係数を格納したメモリを備えた、タッチパネル用デバイス。
この構成例1では、アンテナパターンとの交差箇所においてその少なくとも一部が切断された第1センサー電極パターンが存在する。この場合、この切断箇所と平面視において重なりを持つ第2センサー電極パターンでは、当該切断箇所においては、第1センサー電極パターンとの平面視における重なり部分の面積が小さくなる。そうすると、当該部分の静電容量が他の箇所に比較して小さくなるので、その部分に指示体が置かれたとしても、静電容量の変化量が小さくなり、タッチを検出することが困難になる場合がある。そのため、第1センサー電極パターンの切断箇所と平面視において重なりを持つ第2センサー電極パターンから検出されるセンサー信号を補正するための補正係数を格納したメモリを備えたことにより、第1センサー電極パターンが切断されたことによる静電容量の減少を補正することができる。この結果、第1センサー電極パターンが切断されている場合であっても、タッチを正確に検出することが可能となる。
(構成例2)
前記の構成例1において、
前記補正係数は、前記第1センサー電極パターンの切断箇所と平面視において重なりを持たない第2センサー電極パターン上に指示体を置いた場合に測定されるセンサー信号の最小値と、前記第1センサー電極パターンの切断箇所と平面視において重なりを持つ第2センサー電極パターン上に指示体を置いた場合に測定されるセンサー信号の最小値とに基づいた数値であるとすることが好ましい。
静電容量方式のタッチパネルにおいては、第1センサー電極パターンと第2センサー電極パターンとの交差部分に指示体を置いた場合、その部分の静電容量が変化する(静電容量が小さくなる)ことによってタッチを検出する。したがって、第2の構成では、前記第1センサー電極パターンの切断箇所と平面視において重なりを持たない第2センサー電極パターン上に指示体を置いた場合に測定されるセンサー信号の最小値と、前記第1センサー電極パターンの切断箇所と平面視において重なりを持つ第2センサー電極パターン上に指示体を置いた場合に測定されるセンサー信号の最小値とに基づいて、適切な補正係数を求めることができる。
(構成例3)
前記の構成例2において、
前記第1センサー電極パターンの切断箇所と平面視において重なりを持たない第2センサー電極パターン上に指示体を置いた場合に測定されるセンサー信号の最小値をSavgとし、前記第1センサー電極パターンの切断箇所と平面視において重なりを持つ第2センサー電極パターン上に指示体を置いた場合に測定されるセンサー信号の最小値をSminとすると、前記補正係数は、Savg/Sminであることが好ましい。
(構成例4)
前記の構成例1〜3のいずれかにおいて、
前記補正係数は、前記第1センサー電極パターンの切断箇所と平面視において重なりを持つ第2センサー電極パターンから検出されるセンサー信号に乗じられることが好ましい。
本発明は、タッチパネルシステムとして産業上の利用が可能である。
100 タッチパネル付き表示装置(タッチパネルシステム)。
1 筐体
2 回路部
21 整合部
22 アンテナ駆動部
DP 表示パネル
L_Y_Ant 共存導電層
L_X X軸方向電極層

Claims (7)

  1. タッチパネル用の第1センサー電極パターンとアンテナパターンとを含み、
    前記第1センサー電極パターンの少なくとも一部が、アンテナパターンとの交差箇所において切断されている第1電極層と、
    平面視において、前記第1センサー電極パターンと交点を持つように配置される、タッチパネル用の第2センサー電極パターンを含む第2電極層とを備え、
    前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンのいずれか一方を駆動ラインとして駆動信号を与え、前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンの他方を読み出しラインとして信号を読み出し、読み出した信号により、前記交点の容量を検出し、タッチ位置検出を行うタッチパネルシステムであって、
    前記読み出しラインから読み出した信号に対して、前記切断箇所の影響を受ける交点の容量を補正するための補正手段を備える、タッチパネルシステム。
  2. 前記補正手段は、
    前記切断箇所を含まない読み出しライン上に指示体を置いた場合に測定される信号の最小値Savgと、
    前記切断箇所を含む読み出しライン上に指示体を置いた場合に測定される信号の最小値Sminとに基づいて算出された補正係数を用いる、
    請求項1に記載のタッチパネルシステム。
  3. 前記補正係数は、Savg/Sminである、
    請求項2に記載のタッチパネルシステム
  4. 前記補正係数を、前記切断箇所を含む読み出しラインから読み出された信号の値に乗じる、
    請求項3に記載のタッチパネルシステム
  5. タッチパネル用の第1センサー電極パターンとアンテナパターンとを含み、
    前記第1センサー電極パターンの少なくとも一部が、アンテナパターンとの交差箇所において切断されている第1電極層と、
    平面視において、前記第1センサー電極パターンと交点を持つように配置される、タッチパネル用の第2センサー電極パターンを含む第2電極層とを備え、
    前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンのいずれか一方を駆動ラインとして駆動信号を与え、前記第1センサー電極パターンおよび前記第2センサー電極パターンの他方を読み出しラインとして信号を読み出し、読み出した信号により、前記交点の容量を検出し、タッチ位置検出を行うタッチパネルシステムにおける、信号の補正方法であって、
    前記切断箇所を含まない読み出しライン上に指示体を置いた場合に測定される信号の最小値Savgを求め、
    前記切断箇所を含む読み出しライン上に指示体を置いた場合に測定される信号の最小値Sminを求め、
    前記最小値Savgと最小値Sminとに基づいて補正係数を算出し、
    前記補正係数を用いて、前記切断箇所の影響を受ける交点の容量を補正する、
    信号の補正方法。
  6. 前記補正係数は、Savg/Sminである、
    請求項5に記載の信号の補正方法
  7. 前記補正係数を、前記切断箇所の影響を受ける交点から測定された信号に乗じる、
    請求項6に記載の信号の補正方法。
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