JP6639744B1 - データセンタ - Google Patents

データセンタ Download PDF

Info

Publication number
JP6639744B1
JP6639744B1 JP2019528941A JP2019528941A JP6639744B1 JP 6639744 B1 JP6639744 B1 JP 6639744B1 JP 2019528941 A JP2019528941 A JP 2019528941A JP 2019528941 A JP2019528941 A JP 2019528941A JP 6639744 B1 JP6639744 B1 JP 6639744B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
row
server
room
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2019528941A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020095463A1 (ja
Inventor
知樹 森田
知樹 森田
クァンミン タン
クァンミン タン
吉田 直樹
直樹 吉田
拓 大山
拓 大山
ジェリー ギルリース
ジェリー ギルリース
ジェームズ カルリース
ジェームズ カルリース
Original Assignee
エヌ・ティ・ティ国際通信株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US16/181,749 external-priority patent/US10900228B2/en
Application filed by エヌ・ティ・ティ国際通信株式会社 filed Critical エヌ・ティ・ティ国際通信株式会社
Application granted granted Critical
Publication of JP6639744B1 publication Critical patent/JP6639744B1/ja
Publication of JPWO2020095463A1 publication Critical patent/JPWO2020095463A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

ケーブルの温度上昇を抑制できるデータセンタを提供する。データセンタは、床と、前記床上の空間を部屋に仕切る側壁と、前記床上に行方向に配列される複数のサーバ列であって、各サーバ列は列状に配列される複数のサーバを含む、複数のサーバ列と、前記サーバ列の中で前記複数のサーバが列状に配列される列方向における第1側から第2側に向かって高さが高くなる傾斜天井と、前記列方向における前記第1側の前記傾斜天井の下の空間に設けられ、第1ケーブルを保持し、前記列方向に沿って延在する第1ケーブルトレイとを含む。

Description

本発明は、データセンタに関する。
従来より、ケーブル等を設置するキャビネットシステムであって、複数のキャビネットモジュールを組み合わせて組み立てられるキャビネットシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第6322176号明細書
ところで、従来のキャビネットシステムは、ケーブル等が接続されるサーバとの位置関係については特に工夫が行われていない。このようなキャビネットシステムをデータセンタのように多くのサーバが配置される施設に用いる場合には、ケーブルがサーバの発熱の影響を受けるおそれがあり、ケーブルの劣化、又は、熱されたケーブルによるメンテナンス効率の低下等の問題が生じるおそれがある。
そこで、ケーブルの温度上昇を抑制できるデータセンタを提供することを目的とする。
本発明の実施の形態のデータセンタは、床と、前記床上の空間を部屋に仕切る側壁と、前記床上に行方向に配列される複数のサーバ列であって、各サーバ列は列状に配列される複数のサーバを含む、複数のサーバ列と、前記サーバ列の中で前記複数のサーバが列状に配列される列方向における第1側から第2側に向かって高さが高くなる傾斜天井と、前記列方向における前記第1側の前記傾斜天井の下の空間に設けられ、第1ケーブルを保持し、前記列方向に沿って延在する第1ケーブルトレイと、前記床に設けられ、エアが通る通気口とを含前記第1ケーブルトレイは、前記部屋の内部のうち、平面視で前記通気口とは重ならない位置に配置される

ケーブルの温度上昇を抑制できるデータセンタを提供することができる。
データセンタを示す図である。 図1のA−A矢視断面を示す図である。 電源ゾーンを示す平面図である。 サーバ列の設置構造と二重床の構造を示す図である。 電源ゾーンの変形例を示す平面図である。 ケーブルトレイからサーバ列へのケーブルの引き回しの構成を示す図である。 サーバ列とケーブルトレイの位置関係を示す平面図である。
以下、本発明のデータセンタを適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1は、データセンタ100を示す図である。図2は、図1のA−A矢視断面を示す図である。以下では、XYZ座標系を用いて説明する。Z軸正方向は鉛直上方向である。
データセンタ100は、建物110、複数のサーバ列120、複数のUPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)列130、及び、複数のケーブルトレイ140を含む。
建物110は、床111、側壁112、傾斜天井113、及び冷却装置114を有する。図1では、傾斜天井113を省略する。建物110は、床111、側壁112、及び傾斜天井113によって囲まれた部屋110A1、110A2、110A3、110A4、110A5、110A6、110B1、及び110B2と、廊下110C1及び110C2とを有する。
部屋110A1〜110A6と、廊下110C1とは、サーバゾーン110Aに含まれている。サーバゾーン110Aは、ラック型のサーバを配置する6個の部屋110A1〜110A6と、部屋110A1〜110A6に通じる廊下110C1とを有する。
部屋110A1及び110A2と、部屋110A4及び110A5は、サーバゾーン110AのY軸方向の中央で側壁112によって仕切られている。部屋110A3及び110A6は、サーバゾーン110AのY軸負方向の端部からY軸正方向の端部まで延在している。このため、部屋110A1、110A2、110A4、及び110A5のサイズは、部屋110A3及び110A6のサイズの半分である。
なお、部屋110A1、110A2、110A4、及び110A5にそれぞれ供給可能な電力は、2MWである。また、部屋110A3及び110A6にそれぞれ供給可能な電力は、4MWである。
すなわち、廊下110C1よりもX軸負方向側の部屋110A1、110A2、及び110A3に供給される合計の電力は8MWであり、廊下110C1よりもX軸正方向側の部屋110A4、110A5、及び110A6に供給される合計の電力は8MWである。
このように廊下110C1の両側の部屋110A1、110A2、及び110A3と部屋110A4、110A5、及び110A6とに供給される合計の電力を等しくすることにより、廊下110C1の両側における発熱量の平準化を図っている。なお、すべてのサーバ列120には、データセンタ100の外部から電力を取り込んでUPS列130を介して電力が供給される。
また、部屋110B1及び110B2と廊下110C2は、電源ゾーン110Bに含まれている。電源ゾーン110Bは、複数のUPS列130を配置する部屋110B1及び110B2と、部屋110B1及び110B2の間に配置される廊下110C2とを有する。
廊下110C1及び110C2は、Y軸に沿って延在しており、部屋110A3、110A4、110A5、110B1、及び110B2の内部を見ることができるように窓が設けられている。このため、廊下110C1及び110C2から、LED(Light Emitting Diode)照明によって照らされた部屋110A3、110A4、110A5、110B1、及び110B2の内部をショーケースのように見ることができる。
廊下110C1及び110C2は、平面視でX軸方向の幅の中心を通るY軸に平行な中心軸に対して線対称な形状を有する。
床111は、平面視における建物110の全体に設けられている。床111は、二重床構造になっており、底床の上に、メッシュ状のメッシュ床を設けた構成である。
側壁112は、床111上の空間を部屋110A1〜110A6、110B1、及び110B2と、廊下110C1及び110C2とに区切っている。また、側壁112は、サーバゾーン110Aと電源ゾーン110Bとの間では、2枚設けられており、2枚の側壁112の間には空間がある。側壁112は、Z軸方向において床111の底床から傾斜天井113まで延在している。
側壁112は、排気口112Aを有する。排気口112Aから回収される熱いエアは、データセンタ100内で循環され、冷却装置114で冷却され、再びサーバゾーン110A内の床下にコールドエアとして供給される。また、排気口112Aから回収される熱いエアは、屋根上に設置された室外機を通して外部へ放出してもよい。
部屋110A1、110A2、110A3では、排気口112Aは、傾斜天井113が高くなる側(X軸正方向側)でY軸方向に延在する側壁112に傾斜天井113の真下に設けられている。部屋110A4、110A5、110A6では、排気口112Aは、傾斜天井113が高くなる側(X軸負方向側)でY軸方向に延在する側壁112に傾斜天井113の真下に設けられている。
また、部屋110B1では、排気口112Aは、傾斜天井113が最も高くなるX軸正方向側の端部において、傾斜天井113の真下でY軸負方向側の側壁112に設けられている。なお、部屋110B1と部屋110A2及び110A3との境界の側壁112に、外気に接続される排気機構がある場合には、部屋110B1では、排気口112Aは、傾斜天井113が最も高くなるX軸正方向側の端部において、傾斜天井113の真下でY軸正方向側の側壁112にも設けられていてもよい。
部屋110A1〜110A3の内部でX軸正方向側でY軸方向に延在する側壁112に設けられる排気口112Aと、部屋110A4〜110A6の内部でX軸負方向側でY軸方向に延在する側壁112に設けられる排気口112Aとは、廊下110C1に対して左右対称であり、それぞれの部屋の傾斜天井113の最も高いところに設けられている。
サーバ列120の熱を奪った熱いエアは、傾斜天井113の傾斜に沿って高い方に誘導されるため、傾斜天井113の最も高いところの側壁112に設けた排気口112Aから熱いエアを回収するためである。
傾斜天井113は、側壁112の上端に接続されている。傾斜天井113は、建物110の屋根の下側に設けられている。ここでは屋根を省略する。傾斜天井113の高さは、廊下110C1及び110C2の上が最も高く、廊下110C1及び110C2よりもX軸正方向及びX軸負方向に行くに従って低くなっている。傾斜天井113の高さは、建物110のX軸正方向の端とX軸負方向の端とが最も低い。このため、建物110をY軸方向から側面視すると、傾斜天井113は、中央に向かって高くなっている。
冷却装置114は、外気を冷却するエアコンディショナとしての機能を有し、冷却したエアを吹き出す。
部屋110A1〜110A6を冷却する冷却装置114は、部屋110A1及び110A2と部屋110A3との間の2枚の側壁112の間と、部屋110A4及び110A5と部屋110A6との間の2枚の側壁112の間とに配置されている。冷却装置114は、X軸方向の両側から、二重構造の床111の底床とメッシュ床との間にX軸方向にエアを吹き出すように構成されている。図1では、サーバゾーン110Aについてはメッシュ床を示すため、吹出口は見えていない。
また、部屋110B1及び110B2を冷却する冷却装置114は、部屋110B1及び110B2の内部で、Y軸正方向側とY軸負方向側の側壁112に沿って配置されている。Y軸正方向側の冷却装置114は、Y軸負方向側にエアの吹出口114Aを有し、Y軸負方向側の冷却装置114は、Y軸正方向側にエアの吹出口114Aを有する。部屋110B1及び110B2の中の冷却装置114は、Y軸方向にエアを吹き出す。
複数のサーバ列120は、部屋110A1〜110A6の内部に配列されている。各サーバ列120は、平面視でX軸方向に長く、Y軸方向に短い島状の形状を有している。サーバ列120が平面視で島状の形状を有するのは、複数のラックサーバ121をX軸方向に並べて配置しているからである。ラックサーバ121は、ラック型の情報処理装置の一例である。
部屋110A1〜110A6の内部におけるサーバ列120同士のY軸方向の間隔は等しく、各サーバ列120のX軸方向の長さの中心は、部屋110A1〜110A6のX軸方向の長さの中心と一致する。サーバ列120の放熱と冷却を平準化するためである。
1つのサーバ列120に含まれるラックサーバ121の数は、一例として10個〜20個である。サーバ列120に含まれるラックサーバ121の数が10個の場合は、X軸方向に10個のラックサーバ121が隣接して配置される。また、1つのラックサーバの中では、一例として10個〜20個のサーバがラックに保持された状態で、Z軸方向に重ねて配置されている。
なお、一例として、部屋110A1、110A2、110A4、及び110A5の中でY軸方向に配列されるサーバ列120の数は20個〜30個であり、部屋110A3及び110A6の中でY軸方向に配列されるサーバ列120の数は40個〜60個である。また、部屋110A1〜110A6の中でX軸方向に配列されるサーバ列120の数は、一例として1個であるが、複数個であってもよい。
複数のUPS列130は、部屋110B1及び110B2の内部に配列されている。各UPS列130は、平面視でY軸方向に長く、X軸方向に短い島状の形状を有している。UPS列130が平面視で島状の形状を有するのは、複数のUPS131をY軸方向に並べて配置しているからである。UPS131は、発熱装置の一例であり、UPS列130は、発熱装置列の一例である。
部屋110B1及び110B2の内部におけるUPS列130同士のX軸方向の間隔は等しく、各UPS列130のY軸方向の長さの中心は、部屋110B1及び110B2のY軸方向の長さの中心と一致する。UPS列130の放熱と冷却を平準化するためである。
1つのUPS列130に含まれるUPS131の数は、一例として10個〜20個である。UPS列130に含まれるUPS131の数が10個の場合は、Y軸方向に10個のUPS131が隣接して配置される。
なお、一例として、部屋110B1及び110B2の中でX軸方向に配列されるUPS列130の数は20個〜30個である。また、部屋110B1及び110B2の中でY軸方向に配列されるUPS列130の数は、一例として1個であるが、複数個であってもよい。
次に、ケーブルトレイ140について説明する。ケーブルトレイ140の位置は図2に示すが、図1ではケーブルトレイ140を省略してある。ここでは、図2に加えて図3を用いてケーブルトレイ140について説明する。図3は、建物110のうちのサーバゾーン110Aを示す図である。
ケーブルトレイ140は、部屋110A1〜110A6に1個ずつ設けられている。ケーブルトレイ140は、部屋110A1〜110A6の各々において、傾斜天井113が最も低くなるX軸方向の端部において、Y軸方向に沿って、傾斜天井113の下の空間に設けられている。
より具体的には、部屋110A1〜110A3では、ケーブルトレイ140は、傾斜天井113が最も低くなるX軸負方向側の端部において、Y軸方向に沿って、傾斜天井113の下の空間に設けられている。また、部屋110A4〜110A6では、ケーブルトレイ140は、傾斜天井113が最も低くなるX軸正方向側の端部において、Y軸方向に沿って、傾斜天井113の下の空間に設けられている。
ケーブルトレイ140は、サーバ列120に対して上側(Z軸正方向側)から接続される。このような前提の下で、傾斜天井113が最も低い場所は、傾斜天井113の下側の空間において、サーバ列120から吹き上げられる熱いエアが最も貯まりにくい場所であるので、ケーブルトレイ140に保持されるケーブルの温度上昇を抑制するには好都合の場所だからである。
ケーブルトレイ140は、サーバ列120の各ラックサーバ121に接続されるケーブルを保持する。ケーブルには、光ファイバケーブル及び電力ケーブルが含まれる。また、ケーブルには、さらに、UTP(Unshielded Twist Pair)ケーブルが含まれていてもよい。光ファイバケーブルとUTPケーブルは、データ通信用のケーブルである。電力ケーブルは、各ラックサーバ121に電力を供給するケーブルである。ケーブルトレイ140の詳細については、以下で説明する。
なお、以下では、サーバゾーン110Aでは、サーバ列120の中で複数のラックサーバ121が配列される方向(X軸方向)を列方向と称し、複数のサーバ列120が配列される方向(Y軸方向)を行方向と称す。
次に、サーバゾーン110Aの構成について説明する。部屋110A1〜110A6は、Y軸方向から見ると、廊下110C1に対して左右対称である。換言すれば、部屋110A1〜110A6は、Y軸方向から見ると、廊下110C1のX軸方向における中央をZ軸方向に通る直線を対称軸として線対称である。部屋110A1、110A2は、第1の部屋の一例であり、この場合に部屋110A6は、第2の部屋の一例である。また、部屋110A3は、第1の部屋の一例であり、この場合に部屋110A4、110A5は、第2の部屋の一例である。
部屋110A1と部屋110A6とについては、側壁112、排気口112A、傾斜天井113、冷却装置114、吹出口114A、及び複数のサーバ列120は、Y軸方向から見ると、廊下110C1に対して左右対称である。また、部屋110A3と部屋110A4とについては、側壁112、排気口112A、傾斜天井113、冷却装置114、吹出口114A、及び複数のサーバ列120は、Y軸方向から見ると、廊下110C1に対して左右対称である。左右対称の意味は、部屋110A1〜110A6が左右対称であることと同様である。
以上のように、左右対称な配置にしているのは、サーバゾーン110Aにおけるすべてのサーバ列120の冷却特性を平準化するためである。
また、部屋110A1、110A2、110A4、及び110A5の複数のサーバ列120の消費電力は2MWであり、部屋110A3及び110A6の複数のサーバ列120の消費電力は4MWであるため、複数のサーバ列120の消費電力は、廊下110C1に対して左右対象である。
このように、部屋110A1〜110A6に配置されるサーバ列120の消費電力を廊下110C1に対して左右対称にしているのは、サーバゾーン110Aにおけるサーバ列120の放熱を均等化するためである。
データセンタ100は、上述のような左右対称な構成を有するため、以下では、部屋110A1に関する構成について説明する。
傾斜天井113は、部屋110A1では、X軸負方向側からX軸正方向側に向かって高くなるように傾斜している。部屋110A1では、X軸負方向側は第1側の一例であり、X軸正方向側は第2側の一例である。
サーバ列120は、図4に示すように、二重床構造の床111の上段のメッシュ床111Bの上に、スラブ132を介して配置されている。サーバ列120には、メッシュ床111Bのメッシュを通じてエアが下側から供給され、スラブ132の間を通ってサーバ列120の下面にエアが吹き付けるように構成されている。下面側からサーバ列120に吹き付けるエアは、サーバ列120の隙間等を通り抜け、サーバ列120の熱を奪い取り、サーバ列120の上側(Z軸正方向側)から抜ける。
複数のサーバ列120は、Y軸方向に配列されており、各サーバ列120は列状に配列される複数のラックサーバ121を含む。複数のサーバ列120の高さは、一例としてすべて等しい。
したがって、複数のサーバ列120の各々と、傾斜天井113とのクリアランスは、X軸負方向側からX軸正方向側に向かって大きくなっている。サーバ列120の熱を奪い取り、サーバ列120の下方から上方に吹き抜けるエアは、傾斜天井113の低い方から高い方に誘導される。このため、傾斜天井113の高い方に熱いエアが誘導される。すなわち、傾斜天井113の高い方に熱いエアが集められる。
このため、傾斜天井113の高い方において、サーバ列120と傾斜天井113とのクリアランスを大きくし、熱いエアを集められる空間を設けている。
また、Y軸方向において隣り合う2個のサーバ列120同士の間隔は、すべて等しい。Y軸方向における複数のサーバ列120の冷却効率を平準化するためである。
冷却装置114は、エア吹出装置の一例であり、複数のサーバ列120に対してX軸正方向側に配置され、吹出口114Aを有する。冷却装置114は、吹出口114AからX軸方向にエアを吹き出す。冷却装置114は、X軸正方向側の2枚の側壁112の間にY軸方向に複数配置される。このため、冷却装置114は、部屋110A1の外部に位置する。
冷却装置114は、室温よりも低い所定温度の冷却エアを吹き出す。冷却装置114は、図4に示すように、二重床構造の床111の底床111Aと、メッシュ床111Bとの間に設けられる吹出口114Aを有する。図4に示すように、吹出口114Aと底床111Aとの間には高低差が設けられる。高低差は、高さ方向の間隔であり、約1インチから数インチ程度である。
このように、吹出口114Aを底床111Aよりも高い位置に配置することにより、吹出口114Aから噴射されるエアが、底床111Aに吹き降りるようになり、より遠くまでエアを供給することができる。また、底床111Aに水や埃が溜まった場合に、冷却装置114の内部への水や埃の浸入を抑制することができる。
吹出口114Aは、サーバ列120のX軸正方向側に配置されており、X軸正方向側からエアを吹き出す。このため、隣り合うサーバ列120同士の間にエアが効率的に導入され、すべてのサーバ列120を効率的に冷却することができる。
また、吹出口114Aの上端の床111の底床111Aからの高さは、底床111Aと傾斜天井113との高さの半分以下に設定されている。このため、サーバ列120の下側を中心にエアを吹き付けることができ、すべてのサーバ列120を効率的に冷却することができる。
また、排気口112Aは、X軸方向において傾斜天井113が最も高くなる端部において、Y軸方向に延在する側壁112の傾斜天井113の真下の位置に設けられている。傾斜天井113の真下とは、傾斜天井113よりも低い位置で、可能な限り高い位置をいう。
排気口112Aを可能な限り高い位置に設けることにより、傾斜天井113の最も高い位置に誘導される熱いエアを排気口112Aから効率的に回収するためである。
排気口112Aを設置するには、側壁112の内部構造及び傾斜天井113の内部構造等による制約が生じる場合がある。このため、排気口112Aの高さは、X軸負方向側における傾斜天井113の高さ以上であることが好ましい。排気口112Aが傾斜天井113の最も低い部分よりも高い位置にあれば、熱いエアを排気口112Aから効率的に回収できるからである。
また、この場合に、排気口112Aの上端がX軸負方向側における傾斜天井113の高さ以上であればよい。排気口112Aの上端が傾斜天井113の最も低い部分よりも高い位置にあれば、熱いエアを排気口112Aから効率的に回収できるからである。
以上のように、傾斜天井113は、X軸負方向側からX軸正方向側に向かって高くなっているため、サーバ列120の下側(Z軸負方向側)から上側(Z軸正方向側)に抜ける際にサーバ列120を冷却し、熱くなったエアは、傾斜天井113の高い方に誘導される。
次に、ケーブルトレイ140の詳細について説明する。図3及び図4に示すように、ケーブルトレイ140は、傾斜天井113が最も低くなるX軸負方向の端部において、Y軸方向に沿って、傾斜天井113の下の空間に設けられている。
傾斜天井113が最も低いところは、サーバ列120を冷却した熱いエアが貯まりにくい場所であり、ケーブルトレイ140に保持されるケーブルの温度上昇を抑制し易いからである。
ケーブルトレイ140は、傾斜天井113から吊り下げられており、側壁112とは接触していない。すなわち、ケーブルトレイ140は、宙吊りになっている。側壁112又は傾斜天井113に接触すると、熱いエアによって温度が上昇した側壁112又は傾斜天井113からの熱伝導で温度が上昇するおそれがある。このため、側壁112及び傾斜天井113よりも比熱の小さい空気中に宙吊りにすることによって、ケーブルの温度上昇を抑制している。
また、ケーブルトレイ140の高さは、複数のサーバ列120よりも高い。ケーブルトレイ140の下は、部屋110A1内での作業員等の通路になる。サーバ列120よりも高いところに配置することにより、ケーブルトレイ140の下の通路の高さを十分に取ることができ、また、サーバ列120のメンテナンスのときにケーブルトレイ140が邪魔にならないようにしている。
また、ケーブルトレイ140を傾斜天井113が最も低く、熱いエアが貯まりにくい場所に配置することにより、メンテナンスを行う作業員が熱くないところで楽に作業を行うことができるようにしている。
また、ケーブルトレイ140は、サブトレイ141及び142を有する。サブトレイ141及び142は、一例として金属製であるが、樹脂製であってもよい。図4に示すように、サブトレイ141及び142は、高さが異なり、かつ、平面視で位置がずらされている。図4では、一例として、サブトレイ141よりもサブトレイ142が低い位置にあり、かつ、平面視でX軸方向にずらされている。サブトレイ141及び142は、ワイヤ143によって傾斜天井113から吊り下ろされている。サブトレイ141は、第1ケーブルトレイの一例であり、サブトレイ142は、第2ケーブルトレイの一例である。
また、サブトレイ141は電力ケーブル145Aを保持し、サブトレイ142は光ファイバケーブル145Bを保持している。電力ケーブル145Aは、第1ケーブルの一例であり、金属製ケーブルの外周を絶縁体で覆った電力ケーブルである。光ファイバケーブル145Bは、第2ケーブルの一例であり、光ファイバの外周部を保護層で覆った光ファイバケーブルである。
ケーブルトレイ140を2つのサブトレイ141及び142に分けたのは、電力ケーブル145Aと、ネットワーク系の光ファイバケーブル145Bとを分けるためである。発熱量の違いやメンテナンス性を考慮してサブトレイ141及び142に分けたものである。
また、光ファイバケーブル145Bを保持するサブトレイ142よりも電力ケーブル145Aを保持するサブトレイ141を高い位置に配置したのは、光ファイバケーブル145Bよりも発熱量の多い電力ケーブル145Aを高い位置に配置することにより、電力ケーブル145Aの発熱が光ファイバケーブル145Bに与える影響を軽減するためである。
なお、電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bの色は互いに異なり、電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bの色は、側壁112の色とも異なる。一例として、電力ケーブル145Aは黄色であり、光ファイバケーブル145Bは白である。電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bを色で識別可能にするとともに、側壁112とも色で識別可能にするためである。
図5は、サブトレイ141を示す図である。サブトレイ142は、サブトレイ141と同様の構成を有するため、ここではサブトレイ141について説明する。
図5に示すように、サブトレイ141は、ラダー部141Aを有するラダー状のトレイである。ラダー部141Aは、サブトレイ141の底部において、サブトレイ141の長手方向(Y軸方向)に対する短手方向に渡されている棒状の部材である。また、サブトレイ141は、隣り合うラダー部141同士の間にメッシュ部141Bを有する。メッシュ部141Bは、パンチング等で形成された貫通孔によってメッシュ状になっている部分である。なお、サブトレイ141の底部は、ラダー部141を有さずにメッシュ部141Bのみであってもよく、メッシュ部141Bを有さずにラダー部141Aのみであってもよい。
このようなラダー部141A及びメッシュ部141Bを有するサブトレイ141を用いれば、電力ケーブル145Aの放熱性が向上し、電力ケーブル145Aの温度上昇を抑制できる。これは、サブトレイ142に保持される光ファイバケーブル145Bについても同様である。
したがって、上述のようなサブトレイ141及び142を有するケーブルトレイ140を用いることにより、電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bの温度上昇を抑制できる。
図6は、ケーブルトレイ140からサーバ列120への電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bの引き回しの構成を示す図である。電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bは、それぞれ、サブトレイ141及び142からX軸正方向に向けて引き出されて、ラックサーバ121に接続される。換言すれば、電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bは、サブトレイ141及び142から傾斜天井113が高い方向に向けて引き出されて、ラックサーバ121に接続される。
サーバ列120から傾斜天井113に向かって吹き上がる熱いエアは、傾斜天井113の低い方から高い方に移動するため、サブトレイ141及び142から引き出された電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bが、サブトレイ141及び142に対して熱いエアの移動方向側に放熱する構成にするためである。
これにより、サブトレイ141及び142から引き出された電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bの放熱がサブトレイ141及び142側に戻ることを抑制でき、電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bの温度上昇を抑制できる。
図7は、メッシュ床111B上に配置されるサーバ列120とケーブルトレイ140の位置関係を示す平面図である。メッシュ床111Bは、サーバ列120の下に位置するメッシュ部111B1を有する。メッシュ部111B1は、メッシュ床111BをZ軸方向に貫通するメッシュ状の通気孔である。
メッシュ床111Bは、メッシュ部111B1以外はZ軸方向に貫通する通気孔を有しない。サーバ列120を効率的に冷却するためである。
ケーブルトレイ140のサブトレイ141及び142は、平面視でメッシュ部111B1と重複しない位置に配置されている。メッシュ部111B1からサーバ列120に吹き上げられるエアは、サーバ列120の中とサーバ列120のXZ平面方向及びYZ平面方向に延在する側面を通過し、熱いエアとなって傾斜天井113に向かって吹き上げられる。すなわち、平面視でメッシュ部111B1の上に位置する空間は、熱いエアが通る空間になる。
このような熱いエアが通る空間から、平面視でケーブルトレイ140をずらすことにより、熱いエアがケーブルトレイ140にあたるのを抑制し、電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bの温度上昇を抑制できる。
以上のように、ケーブルトレイ140は、傾斜天井113の最も低い部位の下側の空間に配置されている。各部屋110A1〜110A6でサーバ列120を冷却した熱いエアは、傾斜天井113の低い方から高い方へと移動する。すなわち、ケーブルトレイ140は、各部屋110A1〜110A6で熱が貯まりにくい場所に配置されている。
したがって、電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bの温度上昇を抑制できるデータセンタ100を提供することができる。
また、排気口112Aは、X軸方向において傾斜天井113が最も高くなる端部において、Y軸方向に延在する側壁112の傾斜天井113の真下の位置に設けられている。このため、傾斜天井113の最も高い位置に誘導される熱いエアを排気口112Aから効率的に回収することができる。
また、以上では、ケーブルトレイ140が2個のサブトレイ141及び142を有する形態について説明したが、ケーブルトレイ140が有するサブトレイの数は、1個でもよく、3個以上であってもよい。例えば、ケーブルトレイ140が3個のサブトレイを有する場合には、電力ケーブル145A及び光ファイバケーブル145Bに加えてUTPケーブルを保持する構成であってもよい。
以上、本発明の例示的な実施の形態のデータセンタについて説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
尚、本国際出願は、2018年11月6日に出願した米国特許出願16/181,749に基づく優先権を主張するものであり、その全内容は本国際出願にここでの参照により援用されるものとする。

Claims (20)

  1. 床と、
    前記床上の空間を部屋に仕切る側壁と、
    前記床上に行方向に配列される複数のサーバ列であって、各サーバ列は列状に配列される複数のサーバを含む、複数のサーバ列と、
    前記サーバ列の中で前記複数のサーバが列状に配列される列方向における第1側から第2側に向かって高さが高くなる傾斜天井と、
    前記列方向における前記第1側の前記傾斜天井の下の空間に設けられ、第1ケーブルを保持し、前記行方向に沿って延在する第1ケーブルトレイと、
    前記床に設けられ、エアが通る通気口と
    を含み、
    前記第1ケーブルトレイは、前記部屋の内部のうち、平面視で前記通気口とは重ならない位置に配置される、データセンタ。
  2. 床と、
    前記床上の空間を部屋に仕切る側壁と、
    前記床上に行方向に配列される複数のサーバ列であって、各サーバ列は列状に配列される複数のサーバを含む、複数のサーバ列と、
    前記サーバ列の中で前記複数のサーバが列状に配列される列方向における第1側から第2側に向かって高さが高くなる傾斜天井と、
    前記列方向における前記第1側の前記傾斜天井の下の空間に設けられ、第1ケーブルを保持し、前記行方向に沿って延在する第1ケーブルトレイと、
    前記列方向における前記第1側において前記傾斜天井の下の空間に設けられ、第2ケーブルを保持する第2ケーブルトレイと
    を含み、
    前記第1ケーブルトレイと前記第2ケーブルトレイとは、高さ方向の位置が異なり、かつ、平面視で位置がずれている、データセンタ。
  3. 前記第1ケーブルは電気系のケーブルであり、前記第2ケーブルはネットワーク系のケーブルである、請求項2記載のデータセンタ。
  4. 前記第1ケーブル及び前記第2ケーブルの色は、互いに異なり、かつ、前記側壁の色とも異なる、請求項2又は3記載のデータセンタ。
  5. 前記複数のサーバ列の各々と、前記傾斜天井とのクリアランスは、前記第1側から前記第2側に向かって大きくなる、請求項1乃至のいずれか一項記載のデータセンタ。
  6. 前記列方向における前記第2側において前記側壁に設けられ、前記部屋内のエアを排気する排気口をさらに含む、請求項1乃至のいずれか一項記載のデータセンタ。
  7. 前記排気口の高さは、前記第1側における前記傾斜天井の高さ以上である、請求項記載のデータセンタ。
  8. 前記排気口は、前記第2側において前記傾斜天井の真下に位置する、請求項記載のデータセンタ。
  9. 前記第1ケーブルトレイは、高さ方向において前記複数のサーバ列よりも高い位置に配置される、請求項1乃至のいずれか一項記載のデータセンタ。
  10. 前記第1ケーブルトレイは、ラダー状である、請求項1乃至のいずれか一項記載のデータセンタ。
  11. 前記複数のサーバ列と前記傾斜天井との間のクリアランスは、前記列方向において前記第2側よりも前記第1側の方が小さく、
    前記第1ケーブルトレイは、前記傾斜天井から吊り下げられている、請求項1乃至10のいずれか一項記載のデータセンタ。
  12. 前記第1ケーブルは、前記第1ケーブルトレイの前記第2側から前記複数のサーバ列のうちの少なくとも1つに向けて取り出される、請求項1乃至11のいずれか一項記載のデータセンタ。
  13. 前記第1ケーブルトレイは、前記側壁に接触していない、請求項1乃至12のいずれか一項記載のデータセンタ。
  14. 前記第1ケーブルトレイは、メッシュ型である、請求項1乃至13のいずれか一項記載のデータセンタ。
  15. 床と、
    前記床上の空間を第1の部屋に仕切る第1側壁と、
    前記床上に行方向に配列される複数の第1サーバ列であって、各第1サーバ列は列状に配列される複数の第1サーバを含む、複数の第1サーバ列と、
    前記第1サーバ列の中で前記複数の第1サーバが列状に配列される列方向における第1側から第2側に向かって高さが高くなる第1傾斜天井と、
    前記第1の部屋の内部で前記列方向における前記第1側の前記第1傾斜天井の下の空間に設けられ、第1ケーブルを保持し、前記行方向に沿って延在する第1ケーブルトレイと、
    前記床上の空間を第2の部屋に仕切る第2側壁と、
    前記床上に前記行方向に配列される複数の第2サーバ列であって、各第2サーバ列は列状に配列される複数の第2サーバを含む、複数の第2サーバ列と、
    前記列方向における前記第2側から前記第1側に向かって高さが高くなる第2傾斜天井と、
    前記第2の部屋の内部で前記列方向における前記第2側の前記第2傾斜天井の下の空間に設けられ、第2ケーブルを保持し、前記行方向に沿って延在する第2ケーブルトレイと、
    前記第1の部屋と前記第2の部屋との間に配置される廊下と、
    前記床に設けられ、エアが通る通気口と
    を含み、
    前記第1ケーブルトレイは、前記第1の部屋の内部のうち、平面視で前記通気口とは重ならない位置に配置され、前記第2ケーブルトレイは、前記第2の部屋の内部のうち、平面視で前記通気口とは重ならない位置に配置される、データセンタ。
  16. 床と、
    前記床上の空間を第1の部屋に仕切る第1側壁と、
    前記床上に行方向に配列される複数の第1サーバ列であって、各第1サーバ列は列状に配列される複数の第1サーバを含む、複数の第1サーバ列と、
    前記第1サーバ列の中で前記複数の第1サーバが列状に配列される列方向における第1側から第2側に向かって高さが高くなる第1傾斜天井と、
    前記第1の部屋の内部で前記列方向における前記第1側の前記第1傾斜天井の下の空間に設けられ、第1ケーブルを保持し、前記行方向に沿って延在する第1ケーブルトレイと、
    前記床上の空間を第2の部屋に仕切る第2側壁と、
    前記床上に前記行方向に配列される複数の第2サーバ列であって、各第2サーバ列は列状に配列される複数の第2サーバを含む、複数の第2サーバ列と、
    前記列方向における前記第2側から前記第1側に向かって高さが高くなる第2傾斜天井と、
    前記第2の部屋の内部で前記列方向における前記第2側の前記第2傾斜天井の下の空間に設けられ、第2ケーブルを保持し、前記行方向に沿って延在する第2ケーブルトレイと、
    前記第1の部屋と前記第2の部屋との間に配置される廊下と、
    前記第1の部屋の内部で前記列方向における前記第1側において前記第1傾斜天井の下の空間に設けられ、第3ケーブルを保持する第3ケーブルトレイと、
    前記第2の部屋の内部で前記列方向における前記第2側において前記第2傾斜天井の下の空間に設けられ、第4ケーブルを保持する第4ケーブルトレイと
    を含み、
    前記第1ケーブルトレイと前記第3ケーブルトレイとは、高さ方向の位置が異なり、かつ、平面視で位置がずれており、
    前記第2ケーブルトレイと前記第4ケーブルトレイとは、高さ方向の位置が異なり、かつ、平面視で位置がずれている、データセンタ。
  17. 前記第1ケーブル及び前記第2ケーブルは電気系のケーブルであり、前記第3ケーブル及び前記第4ケーブルはネットワーク系のケーブルである、請求項16記載のデータセンタ。
  18. 前記第1傾斜天井と前記第2傾斜天井は、前記行方向からの側面視において、前記廊下に対して左右対称であり、
    前記複数の第1サーバ列と前記複数の第2サーバ列とは、平面視において前記廊下に対して左右対称であるとともに、前記行方向からの側面視において、前記廊下に対して左右対称であり、
    前記第1ケーブルトレイと前記第2ケーブルトレイとは、前記行方向からの側面視において、前記廊下に対して左右対称である、請求項15乃至17のいずれか一項記載のデータセンタ。
  19. 前記列方向における前記第2側において前記第1側壁に設けられ、前記第1の部屋内のエアを排気する第1排気口と、
    前記列方向における前記第1側において前記第2側壁に設けられ、前記第2の部屋内のエアを排気する第2排気口と
    をさらに含む、請求項15乃至18のいずれか一項記載のデータセンタ。
  20. 前記第1傾斜天井と前記第2傾斜天井は、前記行方向からの側面視において、前記廊下に対して左右対称であり、
    前記複数の第1サーバ列と前記複数の第2サーバ列とは、平面視において前記廊下に対して左右対称であるとともに、前記行方向からの側面視において、前記廊下に対して左右対称であり、
    前記第1ケーブルトレイと前記第2ケーブルトレイとは、前記行方向からの側面視において、前記廊下に対して左右対称であり、
    前記第1排気口と前記第2排気口とは、前記行方向からの側面視において、前記廊下に対して左右対称である、請求項19記載のデータセンタ。
JP2019528941A 2018-11-06 2019-02-25 データセンタ Expired - Fee Related JP6639744B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US16/181,749 US10900228B2 (en) 2018-11-06 2018-11-06 Data center
US16/181,749 2018-11-06
PCT/JP2019/007061 WO2020095463A1 (ja) 2018-11-06 2019-02-25 データセンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6639744B1 true JP6639744B1 (ja) 2020-02-05
JPWO2020095463A1 JPWO2020095463A1 (ja) 2021-02-15

Family

ID=69320904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019528941A Expired - Fee Related JP6639744B1 (ja) 2018-11-06 2019-02-25 データセンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6639744B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0923529A (ja) * 1995-01-19 1997-01-21 Thomas & Betts Corp <T&B> ケーブル支持用トレイ
US20130040547A1 (en) * 2010-05-20 2013-02-14 Hewlet-Packard Developement Company, L.P. Data center cooling
JP2016019453A (ja) * 2014-07-11 2016-02-01 篠原電機株式会社 配線ケーブルの整線具
JP2016183853A (ja) * 2011-09-12 2016-10-20 エクスカリバー アイピー リミテッド ライアビリティ カンパニー サーバファーム冷却システムのための統合建造物ベースの空気処理装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0923529A (ja) * 1995-01-19 1997-01-21 Thomas & Betts Corp <T&B> ケーブル支持用トレイ
US20130040547A1 (en) * 2010-05-20 2013-02-14 Hewlet-Packard Developement Company, L.P. Data center cooling
JP2016183853A (ja) * 2011-09-12 2016-10-20 エクスカリバー アイピー リミテッド ライアビリティ カンパニー サーバファーム冷却システムのための統合建造物ベースの空気処理装置
JP2016019453A (ja) * 2014-07-11 2016-02-01 篠原電機株式会社 配線ケーブルの整線具

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2020095463A1 (ja) 2021-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5171771B2 (ja) サーバ収納ユニットおよびサーバ収納設備ならびにマウントフレーム
US20180146570A1 (en) Electronic equipment data center or co-location facility designs and methods of making and using the same
US9072200B2 (en) Hot aisle containment panel system and method
JP6630537B2 (ja) ラックエアフロー導管
JP2010127606A (ja) サーバ室の空調システム
US20190234604A1 (en) High-Lumen Fixture Thermal Management
JP6639744B1 (ja) データセンタ
JP5396372B2 (ja) データセンター
WO2020095463A1 (ja) データセンタ
JP6309783B2 (ja) 空調システム
JP6275950B2 (ja) 情報通信機械室の空調システム
JP6525826B2 (ja) データセンターの空調システム
JP6613012B1 (ja) データセンタ
US7481029B2 (en) Zone access floor network distribution system
WO2012143615A1 (en) Lighting system
JP6859889B2 (ja) サーバシステム及びサーバルーム
US10925184B2 (en) Data center
US10334748B1 (en) Top-mount cable management structure(s) for an electronics rack
JP2014107021A (ja) 照明器具
US20140262412A1 (en) Overhead electrical grounding mesh and mechanical grid structure
CN206855405U (zh) 一种安全工器具柜
CN210042507U (zh) 数据中心内工业连接器的固定装置和数据中心
JP6137528B2 (ja) データセンターの構造、およびデータセンターの空調方法
JP5854088B2 (ja) サーバ室の空調システム
JP7324185B2 (ja) サーバ格納システム、データセンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190612

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190612

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190709

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6639744

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees