JP6638761B2 - 情報機器、情報機器におけるオブジェクトの報知方法、及び情報機器のプログラム - Google Patents

情報機器、情報機器におけるオブジェクトの報知方法、及び情報機器のプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報機器、情報機器におけるオブジェクトの報知方法、及び情報機器のプログラムに関する。
近年、ウェアラブルな携帯情報機器の一つとして、腕を取り巻く形状のリストバンド型のディスプレイ付携帯情報機器の開発が行われている。このような携帯情報機器において、ディスプレイの実装領域が腕の半周以上にわたって設けられている場合、使用者の観点からは、腕に隠れる表示領域が発生するため、ディスプレイ全体を一度に視認することができなくなる。このため、使用者は、ディスプレイに表示されているオブジェクトの位置をはじめとする表示内容の全体像が把握できず、操作性が悪くなるということが問題として上げられる。
ところで、例えば、特許文献1に、ステアリングホイールに振動子を複数設け、把持部を把持している運転者の手には、把持部の左から把持部の右に向かって右方向に振動源が移動するような触刺激を伝達することによってナビゲートする技術が記載されている。また、例えば、特許文献2に、車両用シートに複数の振動子を設け、自車両の移動方向ら対応する複数の振動素子を移動方向に応じた順序で振動させ、運転者に運動方向を示す技術が記載されている。
国際公開2011/071044号公報 特開2009−031946号公報
上記したように、振動を利用して運転者に操作情報等を与える技術が、特許文献1、特許文献2に記載されているが、携帯情報機器において、表示内容の全体像が把握できない場合の、これらの技術を用いた効果的な改善方法は得られていない。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、全体を一度に視認し難い表示部に表示されるオブジェクトの位置を的確に把握できる、情報機器、情報機器におけるオブジェクトの報知方法、及び情報機器のプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る第1の態様は、
全体を一度に視認し難い表示部を有する表示手段と、
前記表示手段で前記表示部に表示される所定のオブジェクトを特定する特定手段と、
前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域の外にある前記特定手段で特定された前記オブジェクトの位置を報知する報知手段と、
を備え
前記表示部が、使用者が一度に視認できる前記表示領域の一部に前記表示部の全体像を示す縮小表示を行ない、
前記報知手段が、特定された前記オブジェクトの位置を前記縮小表示中に示すことで報知することを特徴とする情報機器を提供する。
本発明の第2の態様は、
全体を一度に視認し難い表示部に表示される所定のオブジェクトを特定するステップと、
前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域の外にある特定された前記オブジェクトの位置を報知するステップと、
を含み、
前記表示部が、使用者が一度に視認できる前記表示領域の一部に前記表示部の全体像を示す縮小表示を行ない、
前記報知するステップにおいて、特定された前記オブジェクトの位置を前記縮小表示中に示すことで報知することを特徴とする情報機器におけるオブジェクトの報知方法を提供する。
本発明の第3の態様は、
全体を一度に視認し難い表示部に表示される所定のオブジェクトを特定する機能と、
前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域の外にある特定された前記オブジェクトの位置を報知する機能と、
を実現し、
前記表示部が、使用者が一度に視認できる前記表示領域の一部に前記表示部の全体像を示す縮小表示を行ない、
前記報知する機能において、特定された前記オブジェクトの位置を前記縮小表示中に示すことで報知することを特徴とする情報機器のプログラムを提供する。
本発明によれば、全体を一度に視認し難い表示部に表示されるオブジェクトの位置を的確に把握できる、情報機器、情報機器におけるオブジェクトの報知方法、及び情報機器のプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の外観構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の内部構成を示すブロック図である。 実施例1の動作を示すフローチャートである。 実施例2の動作を示すフローチャートである。 実施例2における特定オブジェクトの報知形態を画面上に示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、単に、本実施形態という)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号または符号を付している。
(実施形態の構成)
本実施形態に係る携帯情報機器として、ここでは、ユーザの腕に装着されるリスト端末1を例示する。図1にその外観を示すリスト端末1は、外側に、表示部12として、曲面形状の画像表示面を有するLCD(液晶)やOLED(有機EL)等のフレキシブルな表示デバイス(以下、曲面表示デバイス120という)が実装されている。ここでは、曲面表示デバイス120の表示面が腕の半周以上にわたって実装されており、したがって、使用者の観点からは、腕に隠れる表示画面領域が発生するため、表示画面全体を一度に視認することができない。
また、リスト端末1の内側には、振動出力部13として、使用者の腕に振動刺激を伝える振動素子130(刺激素子)が2つ以上、異なる位置に設けられている。ここでは、皮膚上に2点の振動刺激を与えた場合、刺激が融合して2点の間の点に振動を知覚する「ファントムセンセーション技術」を利用するものとする。このファントムセンセーション技術によれば、2か所の刺激の強さのバランスを制御することで振動を知覚する位置を変化させることができる。
図2に、リスト端末1の内部構成が示されている。図2によれば、リスト端末1は、端末本体部10に、操作部11と、表示部12と、振動出力部13とが周辺デバイスとして接続されている。端末本体部10は、全体を一度に視認し難い表示部12(曲面表示デバイス120)に表示される所定のオブジェクトを特定する機能と、表示部12(曲面表示デバイス120)の有効画面領域中、もしくは有効画面領域外にある特定されたオブジェクトの位置を報知する機能と、を実行する。
なお、ここで、「有効画面領域」とは、使用者が一度に視認できる表示領域のことをいい、「有効画面領域外」とは、使用者の腕に隠れてスクロールさせないと視認しにくい領域、及び、画面の外に仮想的に存在する領域のことをいう。
この画面の外に仮想的に存在する領域とは、例えば、地図などを画面上に開いている時に、画面内に収まりきらない部分のように、仮想的に存在している画面外の領域のことである。
端末本体部10は、上記した機能を実現するために、例えば、マイクロプロセッサを内蔵した制御部101を制御中枢とし、メモリ102と、タッチパネルドライバ103と、表示ドライバ104と、振動素子ドライバ105とを含み構成される。
メモリ102には、端末本体部10が上記した機能を実現するための本実施形態に係る携帯情報端末のプログラムが記録されている。また、メモリ102の一部領域には、VRAM(Video RAM)領域が割り当てられており、その中に特定されたオブジェクトを含む少なくとも1画面分の画像情報が記憶されている。制御部101は、メモリ102に記録されたプログラムを逐次読み出し実行することにより、振動出力部13(振動素子130)によって使用者の体表面に刺激を与えることで特定されたオブジェクトの位置を報知し、刺激位置と感じる位置を変化させるように、異なる位置の2つの振動素子130の体表面に与える刺激の強さを制御する。なお、振動素子130に代えてペルチェ素子などを用いた温刺激で代替してもよい。
制御部101は、特定されたオブジェクトの位置を報知するにあたり、上記した振動刺激や温刺激に代えて表示部12(曲面表示デバイス120)を使用してもよい。例えば、表示部12(曲面表示デバイス120)の有効画面領域の一部に表示部12(曲面表示デバイス120)の全体像を示す縮小表示を行ない、特定されたオブジェクトが表示部12(曲面表示デバイス120)内のどこに位置するかを縮小表示により報知してもよく、また、表示部12の有効画面領域内に特定されたオブジェクトの方向を示す表示を行ってもよく、更には、表示部12の有効画面領域に有効画面領域外にあるオブジェクトの擬似的な透過表示を行なってもよい。なお、制御部101は、報知された位置に対する所定の操作を検出すると、画面の移動(スクロール)を行ない、特定されたオブジェクトを表示部12(曲面表示デバイス120)の所定の位置(例えば、画面中央)に表示する制御を行う。なお、スクロールは、上下左右のいずれの方向にも画面移動を可能とする。
タッチパネルドライバ103は、操作部11として端末本体部10に接続されるタッチパネル110を使用者がタッチすることによりその座標データを取り込む制御ハードウエアと制御ソフトウエアとを含む。表示ドライバ104は、表示部12として端末本体部10に接続される曲面表示デバイス120に制御部101により生成された画像を表示するための制御ハードウエアと制御ソフトウエアとを含む。表示ドライバ104は、メモリ102の一部領域に割り当てられたVRAM領域に記憶された画像を表示部12(曲面表示デバイス120)の表示タイミングに同期して読み出し、表示部12(曲面表示デバイス120)に出力することで所望の表示を得る。
なお、振動素子ドライバ105は、振動出力部13として端末本体部10に接続される振動素子130を振動させるための制御ハードウエアと制御ソフトウエアとを含む。
タッチパネル110は、曲面表示デバイス120上に積層配設され、タッチパネル110は、使用者の指等でタッチ操作された位置を検知してその座標データを入力するタッチスクリーンを構成し、例えば、静電容量方式、あるいは抵抗膜方式を採用しているが、その他の方式でもよい。曲面表示デバイス120は、制御部101により生成される画像を表示する出力デバイスである。また、振動素子130は、使用者の体表面への振動刺激を付与する電動モータ等の刺激デバイスである。なお、振動素子130に代えて使用者の体表面に温刺激を付与するペルチェ素子などを使用してもよい。
(実施形態の動作)
以下、本実施形態に係る携帯情報端末の動作について実施例毎、詳細に説明する。まず、図3のフローチャートを用いて実施例1の動作を説明する。
実施例1.
ここでは、あらかじめ、位置を報知させるためのオブジェクトが設定登録により特定されているものとする。特定されるオブジェクト(以下、特定オブジェクトともいう。)としては、使用頻度の高いアイコン、地図、Webページ、時刻表示等がある。また、地図を表示している時に目的地や現在地を特定オブジェクトとしてもよい。オブジェクトの特定は、デフォルトで設定されたり、あるいはユーザが自分で設定できるものとする。さらに、例えば、メール等を受信した場合にメールのアイコンを特定オブジェクトとして自動的に報知するように設定登録してもよい。
制御部101は、使用者によるタッチパネル110のタッチ操作(タップによるクリック操作、ドラッグによるスクロール操作等)を常時監視している。
図3によれば、制御部101は、上記で述べた予め設定されている特定オブジェクトの座標位置である場所情報を取得する(ステップS101)。そして、取得した特定オブジェクトの場所情報にしたがい、その場所を知覚させるように、振動素子ドライバ105により振動素子130を振動させるための制御を行う(ステップS102)。この場合、ユーザがタッチパネル110でタップやクリック操作、あるいは、表示画面上の特定箇所に触れた時に振動素子を振動させるようにしてもよい。
すなわち、ステップS102で、制御部101は、振動素子130を制御して、特定オブジェクトの位置が振動しているような感覚刺激を腕に伝え、表示部12(曲面表示デバイス120)の有効画面領域外にある使用者の視点から認識できない領域に表示されているオブジェクトの位置を報知する。
続いて、制御部101は、振動した位置(特定オブジェクトの位置)のタッチ入力、つまり、使用者がタッチしたのを検出すると(ステップS103“YES”)、表示部12(曲面表示デバイス120)の画面スクロール制御を行ない、報知された特定オブジェクトの位置が有効画面領域の中央部(所定の位置)になるように有効画面領域の移動制御を行う(ステップS104)。なお、スクロール制御は、制御部101がメモリ102に割り当てられたVRAM領域の画像を書替えることにより実行される。スクロールにより特定オブジェクトの位置が移動する場合は、その画像の移動に追従して振動箇所も移動する。
実施例1によれば、例えば、表示部12(曲面表示デバイス120)の有効画面領域に現在地を含む地図表示がされており、目的地が画面内に収まっていない、つまり、有効画面領域外における画面の外に仮想的に存在する領域にある場合、その目的地が特定オブジェクトに設定されていると、表示画面内において目的地に最も近い表示部12(曲面表示デバイス)の位置を知覚させるように振動出力部13(振動素子130)を振動させて使用者に知覚させる。
より具体的には、画面の右端よりも外となる位置に目的地が仮想的に存在している場合、その画面の右端の位置を振動させて使用者に知覚させる。また、この時、特定オブジェクトである目的地が、画面(有効画面領域)から遠い場合は、弱く画面の右端の位置を振動させ、近い場合は強く画面の右端の位置を振動させるなどして、目的地がどの程度有効画面領域から外れた位置にいるのかを知らせるようにしてもよい。なお、振動の強弱に限定されるものではなく、例えば、振動のリズム等を変化させるようにして、特定オブジェクトである目的地が、どの程度有効画面領域から外れているかを表現することも可能である。
実施例2.
実施例1は、振動出力部13(振動素子130)を備え、端末本体部10(報知手段)が、振動出力部13(振動素子130)によって体表面に刺激を与えることで、特定オブジェクトの位置を報知した。以下に説明する実施例2では、報知を振動出力部13(振動素子130)に代えて表示部12(曲面表示デバイス120)で行う。
すなわち、以下に説明する実施例2では、図2に示すリスト端末1の内部構成のうち、振動出力部13(振動素子130)および振動素子ドライバ105が不要になる。その他の構成は実施例1と同様である。以下、図4のフローチャートを参照しながら、実施例2の動作について詳細に説明する。但し、上記で説明した振動刺激や温刺激を用いた報知を行わないことに限定されるものではなく、必要に応じて、振動刺激や温刺激による報知手段をさらに加えるようにしてもよい。
ここでも実施例1同様、あらかじめ、位置を報知させるためのオブジェクトが特定されているものとする。なお、制御部101は、使用者によるタッチパネル110のタッチ操作を常時監視している。図4によれば、制御部101は、特定オブジェクトの場所情報(座標位置)を取得する(ステップS201)。次に、制御部101は、取得した特定オブジェクトの場所情報にしたがい、表示部12(曲面表示デバイス120)の有効画面領域の一部にその場所を知らせるための表示を行う(ステップS202)。
ステップS202で、特定オブジェクトが表示部12(曲面表示デバイス120)内のどこに位置するかを報知するための具体的な表示方法が図5(a)(b)(c)に3例示されている。例えば、図5(a)に示すように、表示部12(曲面表示デバイス120)の一部領域(有効画面領域12a)に、縮小表示した全体像Aを表示し、その中で有効画面領域外12bにある特定オブジェクトの位置を報知する。図5(a)では、縮小表示された全体像Aの中で、太枠表記した領域が有効画面領域12aを示し、有効画面領域外12bにある特定オブジェクトの位置がハッチング表記されている。
また、例えば、図5(b)に示す矢印Bのような表示で、有効画面領域外12bにある特定オブジェクトの位置を指し示すようにしてもよい。なお、図5(a)(b)は、便宜上、点線で示すラインより下の部分がユーザから見えていない領域を示しているものとしている。
さらに、図5(c)に示すように、リスト端末1の裏側に回り込んで見えなくなっている有効画面領域外12bにあるオブジェクトを薄く表示し、有効画面領域12aの裏側にあるアイコン等が透けて見えているかのように使用者が感じる表示(透過表示)を表示部12(曲面表示デバイス120)に表示してもよい。
説明を図4のフローチャートに戻すと、上記のような表示をもとに使用者は報知された特定オブジェクトの位置のタッチを行い、制御部101が、タッチ操作を検出すると(ステップS203“YES”)、曲面表示デバイス120の画面スクロール制御を行ない、報知された特定オブジェクトの位置が有効画面領域12aの中央部(所定の位置)に移動するように有効画面領域のスクロール制御を行う(ステップS204)。また、上記では特定オブジェクトの位置のタッチを行なった場合としたが、これに代わって、縮小表示された全体像A、矢印B、あるいは透過表示アイコンにタッチした場合としてもよい。なお、スクロール制御は、制御部101がメモリ102に割り当てられたVRAM領域の内容を書替えることにより実行される。
(実施形態の効果)
以上説明のように本実施形態に係る携帯情報機器(リスト端末1)によれば、制御部101が、全体を一度に視認し難い表示部12(曲面表示デバイス120)に表示される所定のオブジェクトを特定し、表示部12(曲面表示デバイス120)の有効画面領域12a中、もしくは有効画面領域外12bにある特定オブジェクトの位置を報知することにより、使用者の視点から認識できない位置にあるような有効画面領域外に特定オブジェクトがあってもその位置を容易に把握できるようになり、操作性が向上するとともに使い勝手が向上する。また、有効画面領域外12bにあって使用者の視点から認識できない位置にあるオブジェクトの位置を、振動刺激、あるいは温刺激により報知することで、使用者は直感的にそのオブジェクトの位置を把握することができ、その刺激のある場所をタッチ操作するだけで、そのタッチされたオブジェクトが画面の所定の位置(使用者から見える位置)になるようにスクロールされる。
また、振動刺激、温刺激に代えて、表示部12(曲面表示デバイス120)の有効画面領域12aの一部に、有効画面領域外12bを含む全体像を縮小表示して、その縮小表示中に特定オブジェクトの位置を表示したり、特定オブジェクトが存在する方向を示す表示を有効画面領域12aに表示したり、あるいは、隠れている箇所が透けて見えるように感じるような透過表示を行ない報知することで、簡単に、使用者は特定オブジェクトの位置を把握することができ、その把握した位置をタッチ操作するだけで、そのオブジェクトが画面の所定の位置(使用者から見える位置)になるようにスクロールされるので、操作性が向上するとともに使い勝手の向上を図ることができる。
なお、特定するオブジェクトが複数になる場合、オブジェクトに番号付けして設定登録しておけば、表示部12(曲面表示デバイス120)の一部に表示されたオブジェクトに対応する番号を特定したときに、その位置を報知することができる。なお、表示部12(曲面表示デバイス120)に表示されている時計は、表示部12(曲面表示デバイス120)に表示されているものとして説明したが、時計については、実物の時計を嵌め込んだもので代替してもよい。
また、本実施形態に係る携帯情報機器としてリスト端末1のみ例示したが、リスト端末1に限らず、全体を一度に視認し難い表示部12を有する全ての携帯情報機器への適用が可能である。例えば、表示領域が表面と裏面とにある場合、あるいは複数ページに渡っている場合などである。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またそのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
[請求項1]
全体を一度に視認し難い表示部を有する表示手段と、
前記表示手段で前記表示部に表示される所定のオブジェクトを特定する特定手段と、 前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域外にある前記特定手段で特定された前記オブジェクトの位置を報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とする携帯情報機器。
[請求項2]
刺激素子をさらに備え、
前記報知手段が、前記刺激素子によって体表面に刺激を与えることで特定された前記オブジェクトの位置を報知することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報機器。
[請求項3]
前記刺激素子が、2つ以上であるとともに、異なる位置に設けられ、
前記報知手段が、刺激位置と感じる位置を変化させるように、異なる位置の2つの前記刺激素子の体表面に与える刺激の強さを制御することを特徴とする請求項2に記載の携帯情報機器。
[請求項4]
前記刺激が前記体表面への振動刺激であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯情報機器。
[請求項5]
前記刺激が前記体表面への温刺激であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯情報機器。
[請求項6]
前記表示部が、使用者が一度に視認できる前記表示領域の一部に前記表示部の全体像を示す縮小表示を行ない、
前記報知手段が、特定された前記オブジェクトの位置を前記縮小表示中に示すことで報知することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の携帯情報機器。
[請求項7]
前記報知手段が、特定された前記オブジェクトの方向を示す表示を使用者が一度に視認できる前記表示領域の一部に示すことで特定された前記オブジェクトの位置を報知することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の携帯情報機器。
[請求項8]
前記報知手段が、特定された前記オブジェクトが擬似的に透けて見える表示で示すことで報知することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の携帯情報機器。
[請求項9]
前記表示部の所定の位置に特定された前記オブジェクトを表示するように画面を移動する移動手段をさらに備え、
前記移動手段が、前記報知された位置に対する所定の操作を行うことで、前記画面を移動し、特定された前記オブジェクトを前記表示部の所定の位置に表示することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の携帯情報機器。
[請求項10]
全体を一度に視認し難い表示部に表示される所定のオブジェクトを特定するステップと、
前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域外にある特定された前記オブジェクトの位置を報知するステップと、
を含む携帯情報機器におけるオブジェクトの報知方法。
[請求項11]
全体を一度に視認し難い表示部に表示される所定のオブジェクトを特定する機能と、
前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域外にある特定された前記オブジェクトの位置を報知する機能と、
を実現することを特徴とする携帯情報機器のプログラム。
1…携帯情報端末(リスト端末)、10…端末本体部、11…操作部、12…表示部、12a…有効画面領域、13…振動出力部、101…制御部、102…メモリ、103…タッチパネルドライバ、104…表示ドライバ、105…振動素子ドライバ、110…タッチパネル、120…曲面表示デバイス、130…振動素子

Claims (6)

  1. 全体を一度に視認し難い表示部を有する表示手段と、
    前記表示手段で前記表示部に表示される所定のオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域の外にある前記特定手段で特定された前記オブジェクトの位置を報知する報知手段と、
    を備え、
    前記表示部が、使用者が一度に視認できる前記表示領域の一部に前記表示部の全体像を示す縮小表示を行ない、
    前記報知手段が、特定された前記オブジェクトの位置を前記縮小表示中に示すことで報知することを特徴とする情報機器。
  2. 全体を一度に視認し難い表示部を有する表示手段と、
    前記表示手段で前記表示部に表示される所定のオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域の外にある前記特定手段で特定された前記オブジェクトが擬似的に透けて見える表示で示すことで、特定された前記オブジェクトの位置を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする情報機器。
  3. 全体を一度に視認し難い表示部に表示される所定のオブジェクトを特定するステップと、
    前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域の外にある特定された前記オブジェクトの位置を報知するステップと、
    を含み、
    前記表示部が、使用者が一度に視認できる前記表示領域の一部に前記表示部の全体像を示す縮小表示を行ない、
    前記報知するステップにおいて、特定された前記オブジェクトの位置を前記縮小表示中に示すことで報知することを特徴とする情報機器におけるオブジェクトの報知方法。
  4. 全体を一度に視認し難い表示部に表示される所定のオブジェクトを特定するステップと、
    前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域の外にある特定された前記オブジェクトが擬似的に透けて見える表示で示すことで、特定された前記オブジェクトの位置を報知するステップと、
    を含む情報機器におけるオブジェクトの報知方法。
  5. 全体を一度に視認し難い表示部に表示される所定のオブジェクトを特定する機能と、
    前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域の外にある特定された前記オブジェクトの位置を報知する機能と、
    を実現し、
    前記表示部が、使用者が一度に視認できる前記表示領域の一部に前記表示部の全体像を示す縮小表示を行ない、
    前記報知する機能において、特定された前記オブジェクトの位置を前記縮小表示中に示すことで報知することを特徴とする情報機器のプログラム。
  6. 全体を一度に視認し難い表示部に表示される所定のオブジェクトを特定する機能と、
    前記表示部において使用者が一度に視認できる表示領域の外にある特定された前記オブジェクトが擬似的に透けて見える表示で示すことで、特定された前記オブジェクトの位置を報知する機能と、
    を実現することを特徴とする情報機器のプログラム。
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