JP6635880B2 - ヒートシンク - Google Patents
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Description
しかし、上記特許文献1のアルミニウム合金を押出成形して形成するヒートシンクにおいては、フィン部の間隔を小さくして形成することが難しく、間隔を短くすることによりフィン部に不良部分が発生する可能性が高くなり、あまりフィン部の間隔を小さくすることは難しかった。
(全体の構成)
本発明の実施形態に係るヒートシンクは、図1に示すように、高い伝熱性を有するアルミニウム合金からなり押出成形により形成されるベース部材1と、高い伝熱性を有するアルミニウム合金からなる薄板を折り返して断面略波形状に形成されるコルゲートフィン部材2と、ベース部材1の両側面に固定されてベース部材1及びコルゲートフィン部材2を覆うカバー部材3を備えており、ベース部材1の外周面(図1における下面)を発熱体が配置される冷却面11aとするものである。
なお、この説明において、図1に示すように、ヒートシンクのベース部材1の短辺方向を幅方向といい、長辺方向を長手方向という。また、ベース部材1のフィン部12が延びる方向を上下方向という。
また、板状部材11の幅方向の両端には、長手方向の略全長に亘ってリブ部14,14が形成されており、板状部材11の幅方向の両端に突設された基台部121,121とリブ部14,14とによって、コルゲートフィン部材2の幅方向両端部を固定するためのフィン固定部として第2の嵌合溝13b,13bが形成されている。
ベース部材1にコルゲートフィン部材2を固定した状態で、ベース部材1のフィン部12,12・・がコルゲートフィン部材2の放熱板部2a,2a及び上部折り返し部2bにより覆われてヒートシンクの放熱部分が構成されている。
そして、ダクトA内部に空気を流すことでダクトA内部に配置された放熱部分を冷却して、ベース部材1の冷却面11aに配置する放熱体を冷却することができる。
本実施形態のヒートシンクのように、ダクト内に放熱板を配置してダクト内に空気を流入することにより放熱板を冷却するヒートシンクは、ヒートシンクの長さ方向全域に亘って同一高さの放熱板部が存在することになると、ダクトAの入口付近の放熱板部については流入される空気によって十分に冷却されるものの、流入された空気はダクトA内を流れるにしたがって暖められて出口付近においては放熱板部を十分に冷却することができなくなり、ヒートシンクのベース部材1の冷却面11aに冷却能力のばらつきが生じる可能性がある。
そのため、図5(b)に示す実施形態においては、ダクトA内に進入した空気が第1のコルゲートフィン部材21に十分に接触するようにダクトAの入口の上方領域を遮蔽板5により塞いでいる。
これによって、ダクトA内に進入する空気は、第1のコルゲートフィン部材21に十分に接触して、冷却ムラを防止することができる。
このとき、配置されるコルゲートフィン部材21,22,23の長手方向の寸法を同じくすることにより,異なるコルゲートフィンを同一の板材により折り曲げ位置を変更することで成形することができるので、製造のために異なる幅の板材を用意する必要がなく、材料の共通化がはかれ、冷却能力を下げることなく簡単に製造コストを削減することができる。
また、フィン固定部(嵌合溝)は、全てのフィン部の間に設ける必要は無く、複数のフィン部12,12・・をコルゲートフィン部2でまとめて覆うように、複数置きに設けることもできる。
さらに、本実施形態においては、ベース部材及びコルゲートフィン部材はアルミニウム合金により形成されているが、他の金属材料により形成してもよく、伝熱性を備える材料であれば、何ら特定されるものではない。
11 :板状部材
11a :冷却面
11b :内周面
12 :フィン部
121 :基台部
122 :フィン
13a :第1の嵌合溝(フィン固定部)
13b :第2の嵌合溝(フィン固定部)
14 :リブ部
2 :コルゲートフィン部材
2a :放熱板部
2b :上部折り返し部
2c :下部折り返し部
2d :端部折り曲げ部
3 :カバー部材
3a :固定部分
5 :遮蔽板
6 :ファン
A :ダクト
Claims (1)
- 板状のベース板部とベース板部の一面から略垂直に延びる複数のフィン部を一体的に有するベース部材と、薄板を折り返し部により折り返して断面波形状に形成したコルゲートフィン部材を備え、
ベース板部は、一面の複数のフィン部間にフィン固定部を有しており、
ベース板部のフィン固定部にコルゲートフィン部材の折り返し部が固定されて結合されることで、ベース部材のフィン部をコルゲートフィン部材により覆ってあり、
ベース部材のフィン部の外周側面とコルゲートフィン部材の内周側面とが非接触で、両者間に空間が形成されていることを特徴とするヒートシンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016126093A JP6635880B2 (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | ヒートシンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016126093A JP6635880B2 (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | ヒートシンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017228749A JP2017228749A (ja) | 2017-12-28 |
JP6635880B2 true JP6635880B2 (ja) | 2020-01-29 |
Family
ID=60892233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016126093A Active JP6635880B2 (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | ヒートシンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6635880B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6918765B2 (ja) * | 2018-11-29 | 2021-08-11 | ファナック株式会社 | 放熱装置 |
-
2016
- 2016-06-24 JP JP2016126093A patent/JP6635880B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017228749A (ja) | 2017-12-28 |
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