JP6635677B2 - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを積載するシート積載装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ等の画像形成装置は、下部にシートを積載するシート積載装置を備えており、このシート積載装置は、積載したシートの側端や後端の位置を規制する規制部材を備えている。例えば、図15に示すように、プリンタ80は、シート積載装置の一例である供給トレイ81を備えており、供給トレイ81には、シート給送方向に移動可能なリアガイド24が設けられている(特許文献1参照)。リアガイド82は、ユーザによって操作されることで移動し、シートの後端の位置を規制する。ユーザは、リアガイド82に干渉しないように、供給トレイ81の斜め上方からシートを挿入する。
特開2013−155029号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプリンタは、供給トレイにシートを挿入する際に、リアガイドにシートが突き当たって、シートが挿入しにくいという問題があった。そして、リアガイドを避けてシートを挿入するためには、ユーザはシートの挿入方向に気を遣わなければならず、ユーザビリティに問題があった。また、挿入されるシートとリアガイドとが干渉しないように、リアガイドの周辺の部材を大きくすると、装置全体(プリンタ)が大型化してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、シートを積載手段に挿入する際に、規制部材がシートの挿入方向に交差する方向に移動するように構成し、もって上述の課題を解決したシート積載装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
発明は、シート積載装置において、シート給送方向に沿う挿入方向に挿入されたシートが積載される積載部材を有する積載手段と、前記積載部材に積載された第1のサイズのシートの、前記シート給送方向における上流端の位置を第1の規制位置で規制する第1の規制部材と、前記積載部材に積載された前記第1のサイズとは異なる第2のサイズのシートの、前記シート給送方向における上流端の位置を第2の規制位置で規制する第2の規制部材と、前記第1の規制部材を前記第1の規制位置に付勢し、かつ前記第2の規制部材を前記第2の規制位置に付勢する付勢手段と、を備え、前記第1の規制部材は、前記挿入方向に挿入されたシートによって押圧されることで、前記第1の規制位置から前記付勢手段の付勢力に抗して前記挿入方向及び重力方向に交差する交差方向に移動可能であり、前記第2の規制部材は、前記挿入方向に挿入されたシートによって押圧されることで、前記第2の規制位置から前記付勢手段の付勢力に抗して前記交差方向に移動可能である、ことを特徴とする。
本発明によると、シート積載装置を大型化することなく、シートを積載手段に挿入する際に、規制部材が邪魔にならずユーザビリティを向上することができる。
本発明の第1及び第2の実施の形態に係るプリンタを示す全体斜視図。 前カバーが開いた状態のシート積載装置を示す斜視図。 シート積載装置を示す断面図。 移動機構を示す図であって、(a)は上方から視た斜視図、(b)は下方から視た斜視図。 移動機構を示す側面図。 移動機構を示す図であって、(a)は平面図、(b)は底面図。 移動機構及び後端規制板を示す分解斜視図。 (a)はLTRサイズ用の後端規制板が規制位置に位置することを示す斜視図、(b)はA4サイズ用の後端規制板が規制位置に位置することを示す斜視図。 (a)はLTRサイズ用の後端規制板がシート束の後端を規制している状態を示す平面断面図、(b)はA4サイズ用の後端規制板がシート束の後端を規制している状態を示す平面断面図。 LTRサイズ用の後端規制板がシート束に押された退避した状態を示す平面図。 本発明の第2の実施の形態に係るサイズ検知スイッチを示す図であって、(a)は移動部材が上位置に位置する状態を示し、(b)は移動部材が下位置に位置する状態を示す。 (a)は後端規制板がサイズ検知爪を押していない状態を示す正面断面図、(b)は後端規制板がサイズ検知爪を押している状態を示す正面断面図。 第2の実施の形態に係る制御ブロック図。 第1スイッチ及び第2スイッチのON/OFFのパターンを示す表。 従来のプリンタを示す斜視図。
<第1の実施の形態>
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態に係るプリンタ1(画像形成装置)は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。プリンタ1は、図1に示すように、シートに画像を形成する画像形成部1A(画像形成手段)を有するプリンタ本体10と、プリンタ本体10の下部に連結され、シートが積載されるシート積載装置4と、を備えている。
シート積載装置4は、プリンタ1の正面側に設けられた前カバー2を有しており、この前カバー2に設けられた開閉ハンドル3がユーザに操作され、前カバー2が開くことで、図2に示すように内部が開口する。そして、シート積載装置4にシートをセットする際には、ユーザは、図2に示した矢印Apの方向(第1の方向)にシート束Sを挿入し、中板9の上にシート束Sを設置する。ユーザによって前カバー2が閉じられると、前カバー2はシート積載装置4に設けられた係合部25に係合し、ロックされる。
シート積載装置4は、図3に示すように、シートが積載される中板9(積載部材)を有する積載部90(積載手段)と、シートの幅方向の端部の位置を規制するサイド規制板8と、を有する。更に、シート積載装置4は、シートの給送方向(第1の方向)における上流端(後端)の位置を規制する後端規制板7a,7bを有する。中板9は、ワイヤ41,42によって吊り下げられており、巻き取りモータM(図13参照)によって巻き取り部11が回転してワイヤ41,42が巻き取られることで、上昇することができる。なお、後端規制板7a,7bは、後述する切換えレバー6がユーザによって操作されることで、それぞれ所定のシートサイズに応じた位置に移動する。またシート積載装置4は、シートの給送方向における下流端(前端)の位置を規制する前端規制板30と、後端規制板7a,7bを移動させる移動機構50と、ピックアップローラ12と、分離ローラ対13,14と、搬送ローラ対15,16と、を有している。
また、シート積載装置4は、図2に示すように、中板9に積載されたシートの幅方向における両端部にそれぞれ対向する左壁面4a(第1の壁面)及び不図示の右壁面(第2の壁面)を有している。後端規制板7a,7b及び移動機構50は、左壁面4aの前カバー2に近い側に設けられている。なお、これら後端規制板7a,7b及び移動機構50は、左壁面4a及び右壁面のいずれか一方に集中して設ければよく、例えば右壁面に設けてもよい。
プリンタ1のCPU100(図13参照)から給送信号が発信されると、巻き取りモータMが駆動し、巻き取り部11がワイヤ41,42を巻き取ることで中板9が上昇する。そして、中板9に積載されたシート束Sの上面が所定の位置まで上昇すると、ピックアップローラ12によってシート束Sの最上位のシートが給送される。ピックアップローラ12によって給送されたシートは、分離ローラ対13,14によって1枚ずつ分離され、更に搬送ローラ対15,16によってプリンタ本体10の画像形成部1Aに向けて搬送される。これらピックアップローラ12、分離ローラ対13,14及び搬送ローラ対15,16は、給送モータ12a(図13参照)によって駆動される。そして、シートは画像形成部1Aによって画像が形成され、機外に排出される。なお、画像形成部1Aによる画像形成プロセスについては公知であるのでここでは説明を省略する。
次に、移動機構50(移動手段)について詳しく説明する。移動機構50は、図4及び図5に示すように、切換えレバー6が一体に形成された移動部材5と、後端規制ホルダ17と、を有しており、後端規制板7a,7bは、移動部材5と後端規制ホルダ17との間に狭持されている。後端規制ホルダ17は、移動部材5を上下に案内するガイドレール17Lと、上下にそれぞれ分配して配置されるクリック溝17Ma,17Mbと、を有している。移動部材5は、切換えレバー6(操作部)がユーザにより手動操作されることで、ガイドレール17Lに沿って上下に移動する。移動部材5は、圧縮バネ23により付勢された状態で移動可能に支持されるクリックピン22を有しており、上方のクリック溝17Ma又は下方のクリック溝17Mbにクリックピン22が嵌合することで位置決めされる。
後端規制板7a(規制部材、第1の規制部材)は、図4乃至図6に示すように、後端規制ホルダ17の上下端部にそれぞれ設けられた案内溝17Ga,17Gaに回動可能かつスライド可能に支持されている。後端規制板7aの上下端部と後端規制ホルダ17との間には引張りバネ19,21(付勢手段、第1の付勢部材)が設けられており、後端規制板7aは、引張りバネ19,21によって、図7の矢印の向きに付勢されている。また、後端規制板7aは、引張りバネ19,21によって、中板9に近づく方向に付勢されており、後述する規制位置に付勢されている。
同様にして、後端規制板7b(規制部材、第2の規制部材)は、後端規制ホルダ17の上下端部にそれぞれ設けられた案内溝17Gb,17Gbに回動可能かつスライド可能に支持されている。後端規制板7bの上下端部と後端規制ホルダ17との間には引張りバネ18,20(付勢手段、第2の付勢部材)が設けられており、後端規制板7bは、引張りバネ18,20によって、図7の矢印の向きに付勢されている。また、後端規制板7aは、引張りバネ18,20によって、中板9に近づく方向に付勢されており、後述する規制位置に付勢されている。
移動部材5は、図7に示すように、後端規制板7aの中央部に設けられたリブ7Caに係合するカム溝6Maと、後端規制板7bの中央部に設けられたリブ7Cbに係合するカム溝6Mbと、を有している。そして、後端規制板7aは、移動部材5がガイドレール17Lに沿って上下に移動することで、リブ7Caがカム溝6Maに係合し、回転軸7Saを中心とする回転姿勢が規制される。また、後端規制板7bは、移動部材5がガイドレール17Lに沿って上下に移動することで、リブ7Cbがカム溝6Mbに係合し、回転軸7Sbを中心とする回転姿勢が規制される。
具体的には、移動部材5のクリックピン22が上方のクリック溝17Maに嵌合する位置(上位置とする)では、図8(a)に示すように、後端規制板7aは引張りバネ19,21によって規制位置(第1の規制位置)に位置する。この時、後端規制板7bは引張りバネ18,20の付勢力に抗して回動し、非干渉位置に位置している。また、移動部材5のクリックピン22が下方のクリック溝17Mbに嵌合する位置(下位置とする)では、図8(b)に示すように、後端規制板7bは引張りバネ18,20によって規制位置(第2の規制位置)に位置する。この時、後端規制板7aは引張りバネ19,21の付勢力に抗して回動し、非干渉位置に位置している。すなわち、移動部材5は、後端規制板7a,7bを、シートと干渉しない非干渉位置に選択的に位置させる。
次に、LTRサイズのシート(以下、LTRシートとする)及びLTRシートと異なるサイズであるA4サイズのシート(以下、A4シートとする)が中板9に積載された時の、後端規制板7a,7bの位置について説明する。ただし、図9においては、シート束Sの前端は、前端規制板30に突き当たっているものとする。
まず、LTRシート(第1のサイズのシート)を中板9に積載した際には、移動部材5を図8(a)に示す上位置に位置させる。移動部材5の移動については、ユーザが切換えレバー6を把持して第1の位置に手動操作することで行われる。移動部材5が上位置に位置決めされることで、図9(a)に示すように、後端規制板7aは規制位置に位置し、後端規制板7bは非干渉位置に位置する。この時、後端規制板7aは、LTRシートと幅方向においてオーバーラップしており、後端規制板7aの規制面72aとLTRシートの後端ES1とが距離D1を存して対向している。なお、距離D1は、シートの給紙時にジャムを起こさない程度の大きさであって、中板9に積載されたLTRシートの後端の位置を規制する分には問題ない程度の大きさである。一方で、後端規制板7bは、後端規制ホルダ17に収納されると共に、サイド規制板8よりも幅方向における外側に配置されて、LTRシートとは干渉しない非干渉位置に位置している。
A4シート(第2のサイズのシート)を中板9に積載した際には、移動部材5を図8(b)に示す下位置に位置させる。移動部材5の移動については、ユーザが切換えレバー6を把持して第2の位置に手動操作することで行われる。移動部材5が下位置に位置決めされることで、図9(b)に示すように、後端規制板7bは規制位置に位置し、後端規制板7aは非干渉位置に位置する。この時、後端規制板7bは、A4シートと幅方向においてオーバーラップしており、後端規制板7bの規制面72bとA4シートの後端ES2とが距離D2を存して対向している。なお、距離D2は、シートの給紙時にジャムを起こさない程度の大きさであって、中板9に積載されたA4シートの後端の位置を規制する分には問題ない程度の大きさである。一方で、後端規制板7aは、後端規制ホルダ17に収納されると共に、サイド規制板8よりも幅方向における外側に配置されて、A4シートとは干渉しない非干渉位置に位置している。
次に、シート積載装置4にシート束Sを挿入する際の、シート束Sと後端規制板7a,7bの位置について説明する。なお、シート束Sをシート積載装置4に挿入する際には、予め移動部材5をシートサイズに対応する位置に位置決めしているものとする。
シート積載装置4にLTRシートのシート束Sを挿入すると、図10に示すように、後端規制板7aの傾斜面71a(第1の傾斜面)にシート束Sが当接する。傾斜面71aは、シート束Sの挿入方向における下流に向かうにつれて、幅方向におけるシートの中央側に近づくように、すなわち引張りバネ19,21の付勢方向に向けて傾斜している。そして、後端規制板7aは、傾斜面71aがシート束Sに押圧されることで、引張りバネ19,21の付勢力に抗して、挿入方向に交差する幅方向(第2の方向)に案内溝17Gaに案内されながらスライド移動(退避)する。なお、後端規制板7bは、既にシート束Sと接触しない非干渉位置に位置している。そのため、シート挿入時には、ユーザには、後端規制板7aとの接触圧しか負荷されず、操作力が小さくて済む。
更に、ユーザがシート束Sを挿入していくと、後端規制板7aは、引張りバネ19,21の付勢力によって、案内溝17Gaに案内されながら規制位置までスライド移動(ポップアップ)する。これにより、ユーザは、引張りバネ19,21による付勢力を受けなくなったことを感じると共に、目視によってシートをどこまで挿入すればよいのかを確認することができる。
同様にして、シート積載装置4にA4シートのシート束Sを挿入すると、後端規制板7bの傾斜面71b(第2の傾斜面)にシート束Sが当接する。傾斜面71bは、シート束Sの挿入方向における下流に向かうにつれて、幅方向におけるシートの中央側に近づくように、すなわち引張りバネ18,20の付勢方向に向けて傾斜している。そして、後端規制板7bは、傾斜面71bがシート束Sに押圧されることで、引張りバネ18,20の付勢力に抗して、挿入方向に交差するシート幅方向(第2の方向)に案内溝17Gbに案内されながらスライド移動(退避)する。なお、A4シートのシート束を挿入する場合においても、LTRシートのシート束を挿入する場合と同じユーザビリティを提供できる。
以上で説明したように、本実施の形態によれば、シートをシート積載装置4に挿入する際には、後端規制板7a,7bが退避するために、後端規制板7a,7bがシートを挿入する際の邪魔にはならず、ユーザビリティを向上することができる。また、後端規制板7a,7bが退避する際には、後端規制板7a,7bのいずれか一方との接触圧しか負荷されないので、少ない力で後端規制板7a,7bを退避させることができ、ユーザビリティを向上することができる。
また、後端規制板7a,7bに傾斜面71a,71bを形成することで、後端規制板7a,7bがシートの挿入方向から押圧された際に、引張りバネ18〜21の付勢力に抗して後端規制板7a,7bが規制位置から幅方向にスムーズに移動する。これにより、より少ない力で後端規制板7a,7bを退避させることができ、ユーザビリティを向上することができる。
更に、シートの前端が前端規制板30にほぼ到達した位置で後端規制板7a,7bがポップアップするので、ユーザはシートとの接触圧が無くなったことでシートが奥まで入ったことを実感できる。また、後端規制板7a,7bは、シート積載装置4の前カバー2に近い側に設けられておりユーザにとって視やすく、後端規制板7a,7bのポップアップを目視することで、確実にシートが奥まで挿入されたことを認識することができる。また、A4サイズとLTRサイズの2つのサイズのシートをシート積載装置4に挿入することができ、ユーザビリティを向上することができる。
更に、後端規制板7a,7b及び移動機構50は、シート積載装置4の内部においてコンパクトに構成されるので、ユーザビリティを向上するものでありながら、シート積載装置4を大型化することを防止することができる。
<第2の実施の形態>
次いで、本発明の第2の実施の形態について説明するが、第2の実施の形態は、第1の実施の形態の構成に加えて後端規制板の位置を検知する構成を備えたおり、第1の実施の形態と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
シート積載装置4Bは、図11に示すように、検知ユニット40(検知手段)を有している。検知ユニット40は、不図示の装置フレームに取付けられたサイズ検知スイッチ34(位置検知手段)と、不図示の装置フレームに固定された回転軸33に回転可能に支持されるサイズ検知爪31,32と、を有している。サイズ検知爪31,32は、移動部材51が移動することで、移動部材51に先端が押圧されて回動する。サイズ検知スイッチ34には、サイズ検知爪31(第1の連動部材)に接触する第1スイッチ34aと、サイズ検知爪32(第2の連動部材)に接触する第2スイッチ34bと、が設けられている。第1スイッチ34a及び第2スイッチ34bは、独立したスイッチであり、それぞれが、サイズ検知爪31,32によって所定の位置まで押し込まれることにより、内部の電流が通電し、検知状態がONの状態となる。
移動部材51には、サイズ検知爪31,32の先端がそれぞれ遊嵌可能な2つの孔6Sa,6Sbが形成されている。移動部材51が図11(a)に示すように上位置に位置した時には、サイズ検知爪31が孔6Saに落ち込むため、第1スイッチ34aがOFF、第2スイッチ34bがONとなる(図14の(1)参照)。同様に、移動部材51が図11(b)に示すように下位置に位置した時には、サイズ検知爪32が孔6Sbに落ち込むため、第1スイッチ34aがON、第2スイッチ34bがOFFとなる(図14の(2)参照)。
サイズ検知爪31,32は、後端規制板7a,7bのそれぞれのリブ7Ca,7Cbに対向する位置に設けられている。そして、後端規制板7a,7bが規制位置からシート幅方向に移動(退避)した際には、リブ7Ca,7Cbは、それぞれサイズ検知爪31,32が孔6Sa,6Sbに落ち込むことを規制する。例えば、図12(a)に示すように、移動部材51が上位置に位置し、後端規制板7aが規制位置に位置する時には、図11(a)に示したようにサイズ検知爪31が孔6Saに落ち込み、第1スイッチ34aはOFFとなる。そして、図12(a)に示すように、移動部材51が上位置に位置し、後端規制板7aが規制位置からシート幅方向に退避した際には、リブ7Caはサイズ検知爪31が孔6Sbに落ち込むことを規制し、第1スイッチ34aはONとなる。即ち、図12(b)に示す状態では、第1スイッチ34aと第2スイッチ34bが共にONとなる(図14の(3)参照)。
なお、LTRシートが挿入された際には、移動部材51は下位置に位置しており、後端規制板7bとサイズ検知爪32との関係は、上述した後端規制板7aとサイズ検知爪31との関係と同様となる。従って、シート束SがA4サイズかLTRサイズかに拘らず、シートが正しく奥まで挿入されていない場合には、第1スイッチ34aと第2スイッチ34bが共にONとなる(図14の(3)参照)。
図13は、本実施の形態の制御ブロック図を示しており、シート積載装置4は、CPU100と、不図示のRAM及びROMと、を有している。CPU100の入力側には、第1スイッチ34a及び第2スイッチ34bを有するサイズ検知スイッチ34と、前カバー2が開いていることを検知するドアセンサ3aと、が接続されている。CPU100の出力側には、巻き取りモータMと、液晶モニタ等から構成される表示部1B(報知手段)と、給送モータ12aと、が接続されている。なお、第1の実施の形態の制御ブロック図は、図13に示す制御ブロック図から、サイズ検知スイッチ34を省いたものである。
そして、CPU100は、サイズ検知スイッチ34が後端規制板7a,7bの少なくともいずれか一方が規制位置から移動したことを検知すると、給送モータ12aを停止状態にして、シートの給送動作を制限する。すなわち、CPU100は、シートの給送が保証できる状態ではない図14の(3)の状態をサイズ検知スイッチ34が検知すると、シートの給送動作を制限する。なお、CPU100は、シートの給送動作を制限するだけでなく、表示部1Bにシートが正しくセットされていないことに関する情報(例えば「シートが正しくセットされていません」という表示)を表示し、ユーザに報知してもよい。また、アラームを鳴らすことで、ユーザに報知してもよく、巻き取りモータMを停止状態にして、中板9を上昇することを制限してもよい。
また、ドアセンサ3aが前カバー2が開いている状態を検知した場合においても、表示部1Bやアラームで報知してもよく、更に給送モータ12aや巻き取りモータMを停止状態にしてシートの給送動作を制限してもよい。
以上で説明したように、本実施の形態によれば、サイズ検知スイッチの検知結果に応じて、シートが正しくセットされているか否かを検知する。そのため、第1の実施の形態で説明した効果に加えて、シートが正しくセットされていないことをユーザに報知してシートを挿入する際のユーザビリティを向上すると共に、給送動作を停止することでジャムの発生を防止することができる。
なお、第1及び第2の実施の形態においては、シートの挿入方向(図2で示す矢印Ap方向)とシートの給送方向(第1の方向)は平行であるが、これに限定されない。例えば、シートの挿入方向とシートの給送方向とが交差していてもよい。例えば、シートの挿入方向とシートの給送方向とが直交する場合には、上述した後端規制板7a,7bは、シートの幅方向の位置を規制してもよい。
また、シートの挿入方向と後端規制板7a,7bの移動方向(退避方向)とは、必ずしも直交しなくてもよく、これらが交差していればよい。
なお、第1及び第2の実施の形態において、引張りバネ18,19,20,21をそれぞれ別のバネから構成したが、1つのバネによって後端規制板7a,7bのそれぞれを規制位置に付勢してもよい。
また、第1及び第2の実施の形態において、シートのサイズはLTRサイズやA4サイズに限らず、どのようなサイズでもよい。また、シートの挿入方向における上流の端部を規制する規制板(例えば後端規制板)は、2つでなく、1つや3つ以上でもよい。また、例えば、LTRサイズ、A4サイズ及びLGLサイズの3種類のシートを中板9に積載可能にするために、後端規制板7a,7bの双方を非干渉位置に位置させる移動部材51の位置を設けてもよい。
また、第1及び第2の実施の形態において、切換えレバー6はユーザによって手動操作されていたが、例えばモータ等の動力源を使用して、切換えレバー6を移動させてもよい。
1:画像形成装置(プリンタ)、1A:画像形成手段(画像形成部)、1B:報知手段(表示部)、4,4B:シート積載装置、4a:第1の壁面(左壁面)、6:操作部(切換えレバー)、7a:第1の規制部材(規制部材)、7b:第2の規制部材(規制部材)、9:積載部材(中板)、18,20:第2の付勢部材,付勢手段(引張りバネ)、19,21:第1の付勢部材,付勢手段(引張りバネ)、31:第1の連動部材(サイズ検知爪)、32:第2の連動部材(サイズ検知爪)、34:位置検知手段(サイズ検知スイッチ)、40:検知手段(検知ユニット)、50:移動手段(移動機構)、71a:第1の傾斜面,傾斜面、71b:第2の傾斜面,傾斜面、90:積載手段(積載部)

Claims (16)

  1. シート給送方向に沿う挿入方向に挿入されたシートが積載される積載部材を有する積載手段と、
    前記積載部材に積載された第1のサイズのシートの、前記シート給送方向における上流端の位置を第1の規制位置で規制する第1の規制部材と、
    前記積載部材に積載された前記第1のサイズとは異なる第2のサイズのシートの、前記シート給送方向における上流端の位置を第2の規制位置で規制する第2の規制部材と、
    前記第1の規制部材を前記第1の規制位置に付勢し、かつ前記第2の規制部材を前記第2の規制位置に付勢する付勢手段と、を備え、
    前記第1の規制部材は、前記挿入方向に挿入されたシートによって押圧されることで、前記第1の規制位置から前記付勢手段の付勢力に抗して前記挿入方向及び重力方向に交差する交差方向に移動可能であり、
    前記第2の規制部材は、前記挿入方向に挿入されたシートによって押圧されることで、前記第2の規制位置から前記付勢手段の付勢力に抗して前記交差方向に移動可能である、
    ことを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記付勢手段は、前記第1の規制部材を前記第1の規制位置に付勢する第1の付勢部材と、前記第2の規制部材を前記第2の規制位置に付勢する第2の付勢部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート積載装置。
  3. 前記第1の規制部材及び前記第2の規制部材を移動させる移動手段を備える、
    ことを特徴とする請求項又はに記載のシート積載装置。
  4. 前記移動手段は、第1の位置と第2の位置との間を移動可能な操作部を有し、
    前記操作部が前記第1の位置に位置している状態においては、前記第1の規制部材は、前記第1の規制位置に位置し、
    前記操作部が前記第2の位置に位置している状態においては、前記第2の規制部材は、前記第2の規制位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート積載装置。
  5. 前記操作部が前記第1の位置に位置している状態においては、前記第2の規制部材は、前記重力方向に視て、前記交差方向において前記第1のサイズのシートにオーバーラップしない位置に位置し、
    前記操作部が前記第2の位置に位置している状態においては、前記第1の規制部材は、前記重力方向に視て、前記交差方向において前記第2のサイズのシートにオーバーラップしない位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート積載装置。
  6. 前記操作部は、手動操作される、
    ことを特徴とする請求項又はに記載のシート積載装置。
  7. 前記第1の規制部材は、前記挿入方向に挿入されたシートに当接可能な第1の傾斜面を有し、
    前記第2の規制部材は、前記挿入方向に挿入されたシートに当接可能な第2の傾斜面を有し、
    前記第1の傾斜面は、前記第1の規制部材が前記第1の規制位置に位置する状態で、前記挿入方向における下流に向かうにつれて、前記交差方向において前記積載部材に積載されたシートの中央側に近づくように傾斜し、
    前記第2の傾斜面は、前記第2の規制部材が前記第2の規制位置に位置する状態で、前記挿入方向における下流に向かうにつれて、前記交差方向において前記積載部材に積載されたシートの中央側に近づくように傾斜する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート積載装置。
  8. 前記第1の規制部材は、前記積載手段に支持される第1支持部を有し、
    前記第2の規制部材は、前記積載手段に支持される第2支持部を有し、
    前記第1支持部及び前記第2支持部は、前記交差方向にスライド移動可能である、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  9. 前記第1の規制部材が前記第1の規制位置から移動したこと及び前記第2の規制部材が前記第2の規制位置から移動したことの少なくともいずれか一方を検知する検知手段を備える、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  10. 前記検知手段は、前記第1の規制部材に連動する第1の連動部材と、前記第2の規制部材に連動する第2の連動部材と、前記第1の連動部材及び前記第2の連動部材の位置を検知する位置検知手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート積載装置。
  11. 前記検知手段の検知結果に基づいて、シートが正しくセットされていないことに関する情報を報知する報知手段を備える、
    ことを特徴とする請求項又は1に記載のシート積載装置。
  12. 前記検知手段の検知結果に基づいて、シートの給送動作を制限する、
    ことを特徴とする請求項乃至1のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  13. 前記積載手段は、前記積載部材に積載されたシートの前記交差方向における両端部にそれぞれ対向する第1の壁面及び第2の壁面を有し、
    前記第1の規制部材及び前記第2の規制部材は、前記第1の壁面及び前記第2の壁面の少なくともいずれか一方に設けられる、
    ことを特徴とする請求項乃至1のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  14. 前記第1の規制部材は、前記第1の規制位置に位置する状態において、前記積載部材に積載された第1のサイズのシートと前記交差方向においてオーバーラップし、
    前記第2の規制部材は、前記第2の規制位置に位置する状態において、前記積載部材に積載された第2のサイズのシートと前記交差方向においてオーバーラップする、
    ことを特徴とする請求項乃至13のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  15. 前記交差方向は、前記シート給送方向に直交する方向である、
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載のシート積載装置と、
    前記シート積載装置から給送されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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