JP6635572B1 - 運動機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない設置スペースで運動室ユニットと2つの側タンクとをコンパクトに配置でき、水中歩行、入浴、シャワーが可能である運動機器を提供する。【解決手段】運動室ユニット(2)の両側に接触状態で配置され運動室ユニット(2)に供給したり戻したりする水あるいは湯を貯留可能である側タンク(3),(4)を備える。側タンク(3)は、内側部材(25)と外側部材(26)との間に中間貯水槽(27)を有する二重構造で、外側部材(26)の上部に接続され中間貯水槽(27)への給水を行う上側配管(21a)と、内側部材(25)の底部に接続され内側部材(25)内への給水あるいは排水を行う下側配管(21b)と、内側部材(25)の所定高さに設けられ中間貯水槽(27)から内側部材(25)内への流れのみを許容する逆止弁(28)と、側タンク(3)に設けられ内側部材(25)内の水位が所定高さを超えたことを検出する水位検出センサ(29)と、下側配管(21b)に設けられる電磁切替弁である入水・排水弁(30)とを備え、内側部材(25)内の水位が所定高さを超えたときに入水・排水弁(30)を開く。

Description

本発明は、運動室ユニットと2つの側タンクとを有する運動機器に関する。
従来、バスタブ入浴を行う浴槽とシャワー入浴を行うための洗い場とを一体で備えたユニットバスが実用に供されている。例えば、壁により囲われたユニット室内に浴槽と洗い場を備え、洗い場側の周壁に出入り可能なドアが設けられ、洗い場には給湯および給水用の混合水栓が設けられている(例えば、特許文献1参照)。また、浴槽の底部にトレッドミルを配設した水中歩行装置も実用化されており、下半身のリハビリや筋力トレーニングなどに利用されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、バスタブ入浴とシャワー入浴および水中歩行のうち別の入浴方法に変更する場合は、浴槽、洗い場、水中歩行装置の間を移動しなければならない。特に、水中歩行装置を利用する場合は、併設されている階段で装置の上まで上がり、そこから梯子を伝って水槽内に下りなければならない。したがって、移動が面倒であるとともに、要介護者の場合は困難な場合もある。
そこで、1つの入浴スペースでバスタブ入浴とシャワー入浴および水中歩行が行える入浴装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平8−260722号公報 特開平8−206251号公報 特開2011−15849号公報(図5)
特許文献3に記載のものでは、入浴装置とは別に、水中歩行が行える室内に水を供給する貯留タンクに設けているため、設置に必要とされるスペースが大きくなる。
また、近年、高齢者人口の増加に伴い高齢の歩行困難による寝たきり人口の増加に伴い介護が必要な人の人口が増えつつある。そのため、近年介護予防としてリハビリデイサービスでの筋力増加のための運動などが増加している。
しかし、高齢者の筋トレは関節を痛める可能性があり、また、プールでの水中歩行はプール施設までの往来が必要となる。従来の浴槽では水中歩行ができないからである。
そこで、発明者は、水中歩行や椅子による全身入浴やシャワーの利用可能な運動室ユニット(本体浴槽)を中心に、その両側に保温可能なタンクをそれぞれ配置し、前記タンクを浴槽としても利用できるようにすれば、従来のユニットバスと同様な入浴装置として使用できることに着想し、次世代の運動可能な入浴機器となる、本発明を開発したものである。
本発明は、少ない設置スペースで運動室ユニットと2つの側タンクとをコンパクトに配置でき、水中歩行、入浴、シャワーが可能である運動機器を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ユニットハウジングの底部にトレッドミルを有し利用者が、水中歩行を含む運動が可能である運動室ユニットを備える運動機器であって、前記運動室ユニットの両側に接触した状態で配置され前記運動室ユニットに供給されたり戻されたりする水あるいは湯を貯留可能である第1及び第2側タンクを備え、前記第1側タンクは、内側部材と外側部材とを有しそれらの間に中間貯水槽を有する二重構造であり、前記外側部材の上部に接続され前記中間貯水槽への給水に利用される上側配管と、前記内側部材の底部に接続され給水あるいは排水に利用可能である下側配管と、前記内側部材の所定高さの給水口に設けられ前記中間貯水槽から前記内側部材内への流れのみを許容する逆止弁と、前記第1側タンクに設けられ前記内側部材内の水位が所定高さを超えたことを検出する水位検出センサと、前記下側配管から分岐し前記内側部材の底部に接続される分岐管と、前記分岐管に設けられる第1電磁切替弁と、前記第1側タンクへの給水時に、前記水位検出センサからの信号を受け前記内側部材内の水位が所定高さを超えたときに前記第1電磁切替弁を、前記内側部材内に入水する入水状態に切替え前記内側部材内への給水をさせる制御手段とを備える、ことを特徴とする。
このようにすれば、運動室ユニットの両側に第1及び第2側タンクが接触した状態で配置されているので、少ない設置スペースで運動室ユニットと2つの側タンクを配置することができる。
また、運動室ユニット(本体浴槽)の両側に第1及び第2側タンクを接触した状態で配置して配管をつなぐことで、運動室ユニットとタンクとが分離している場合に比べて、配管や電線工事が簡単にすることができる。従来の浴室を、丸ごと、この運動機器で実現することができ、加えて健康保持増進のための水中歩行を同時に行うことができるようになる。よって、次世代の水中歩行可能な入浴装置としても利用することができ、健康維持増進・疾病予防が自宅やホテルなどで可能になる。
特に、中間貯水槽の水位が内側部材の所定高さを超えたときに、中間貯水槽から逆止弁を通じて、浴槽となる内側部材内へ水あるいは湯が流れ込み、前記内側部材内の水位が所定高さを超えたことを水位検出センサによって検出されたとき、第1電磁切替弁を、前記内側部材内に入水する入水状態に切替えられ下側配管からの給水が開始される。これにより、ある程度溜まった状態で、下側配管を通じての給水が行われるので、浴槽となる内側部材内へ急激な給水で、内側部材に水あるいは湯を吹き上げることが防止される。
請求項2に記載のように、前記運動室ユニットは、起立状態の利用者の顔位置に対応して配置される顔認証用カメラと、前記ユニットハウジングの底部に接続される第1排水管と、前記第1排水管の途中に設けられる第1電磁開閉弁とを備え、前記制御手段は、前記顔認証用カメラからの信号を受け、前記運動室ユニット内で前記利用者が運動中に前記利用者の顔が前記顔認証用カメラにて撮影できなくなったとき、前記第1電磁開閉弁を開き前記第1排水管を通じて強制排水させるものである、ことが望ましい。
このようにすれば、利用者が、運動中に、転倒などして前記利用者の顔が前記顔認証用カメラにて撮影できなくなったとき、前記運動室ユニット内の水を強制排水させることができ、安全性の向上を図ることができる。よって、高齢者であっても安心して利用することができる。
請求項3に記載のように、前記運転室ユニットは、タンク排水スイッチを有し、前記下側配管は、第1及び第2タンクを接続するものであり、前記下側配管には、途中に第2電磁開閉弁が設けられている第2排水管が接続され、前記制御手段は、前記タンク排水スイッチからのタンク排水信号を受けると、前記第1電磁切替弁を、前記内側部材内から排水する排水状態に切替え前記分岐管を通じての排水を許容すると共に、前記第2電磁開閉弁を開くものである、ことが望ましい。
このようにすれば、分岐管や下側配管を補助排水管として利用することができるので、速やかな排水を行うことができる。
請求項4に記載のように、前記上側配管と前記下側配管とを接続する中間配管を有し、前記上側配管は、前記第2タンクへも給水可能であり、さらに、前記中間配管に浄化ユニットが設けられ、前記浄化ユニットが、前記水あるいは湯を送水する第1ポンプ、前記水あるいは湯を濾過するフィルタ、前記水あるいは湯を紫外線殺菌するUV装置とを備えるものである、ことが望ましい。
このようにすれば、前記水あるいは湯を、衛生上問題なく,再利用することができる。
請求項5に記載のように、さらに、前記第1タンクに設けられ前記貯留する水あるいは湯の温度を検出する温度検出センサを備え、前記浄化ユニットは、前記水あるいは湯を加熱するヒータをさらに備え、前記制御手段は、前記温度検出センサよりの信号を受け、前記貯留する水あるいは湯の温度が目標温度となるように前記ヒータを加熱制御するものである、ことが望ましい。
このようにすれば、浴槽として利用する第1タンクに貯留される水あるいは湯の温度を目標温度に維持できるので、目標温度での入浴がいつでも可能となる。
請求項6に記載のように、前記運転室ユニットは、タンク送水スイッチを有し、前記下側配管は、接続配管を介して前記ユニットハウジングに接続され、前記接続配管には、第2電磁切替弁が設けられ、前記第2電磁切替弁は、前記下側配管を前記ユニットハウジングにそのまま接続する第1状態と、第2ポンプ及び第3電磁開閉弁を介して前記ユニットハウジングに接続する第2状態とを選択的に取り得るものであり、前記制御手段は、前記タンク送水スイッチよりの信号を受け、タンク送水時には、第1電磁気切替弁を切替え前記内側部材への送水を可能とすると共に、前記第2電磁切替弁を第2状態にし、前記第3電磁開閉弁を開くものである、ことが望ましい。
このようにすれば、タンクに貯留される水あるいは湯をユニットハウジング内に送水することができる。
請求項7に記載のように、前記運転室ユニットは、タンク返水スイッチを有し、前記第2電磁切替弁は、前記第2ポンプ及び第4電磁開閉弁を介して前記上側配管に接続される第3状態をさらに取り得るものであり、前記制御手段は、前記タンク返水スイッチよりの信号を受け、タンク返水時には、第1電磁切替弁を、前記内側部材内に入水する入水状態に切替え前記内側部材への返水を可能とすると共に、前記第2電磁切替弁を第状態にし、前記第2電磁開閉弁を閉じ、前記第3電磁開閉弁を閉じるものである、ことが望ましい。
このようにすれば、タンク内にユニットハウジングから、水あるいは湯を返水することができる。
請求項8に記載のように、前記中間貯水槽を有する二重構造の側タンクは、前記内側部材の内部が前記水あるいは湯を貯留する浴槽部とされ、前記浴槽部は蓋にて開閉可能である、ことが望ましい。
このようにすれば、浴槽として利用しない場合には、浴槽部を蓋をしておくことができ、通常のタンクとして利用することができる。
本発明は、運動室ユニットの両側に第1及び第2側タンクが接触した状態で配置されているので、少ない設置スペースで運動室ユニットと2つの側タンクを配置することができる。
また、運動室ユニット(本体浴槽)の両側に接触した状態で側タンクを配置して配管をつなぐことで、運動室ユニットとタンクとが分離している場合に比べて、配管や電線工事が不要となる。従来の浴室を、丸ごとこの運動装置で補うことが可能になり、加えて健康保持増進のための水中歩行が同時に可能になる。よって、次世代の水中歩行が可能である入浴装置として、健康維持増進や疾病予防が自宅やホテルなどで可能になる。
それに加えて、ある程度溜まった状態で、下側配管を通じての給水を行うようにしているので、浴槽となる内側部材内へ急激な給水で、内側部材に水あるいは湯を吹き上げることを防止できる。
本発明の一実施の形態である運動機器を後側から見た斜視図である。 同運動機器を前側から見た斜視図である。 同機器の正面図である。 同機器のユニットハウジング5の前部内側面を示す図である。 (a)〜(c)はそれぞれ浴槽となる側タンクでの入水時の説明図である。 給水系統図である 配管系統図である。 濾過フィルタ利用時における配管系統図である。 タンク排水時における配管系統図である。 シャワー利用時における排水の配管系統図である。 スピンドル・ジャグジー利用時における配管系統図である。 タンク送水時におけ配管系統図である。 タンクへの返水時における配管系統図である。 コントロールパネルに表示される画像の一例を示す図である。 コントロールパネルに表示される画像の一例を示す図である。 コントロールパネルに表示される画像の一例を示す図である。 コントロールパネルに表示される画像の一例を示す図である。 コントロールパネルに表示される画像の一例を示す図である。 コントロールパネルに表示される画像の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明の一実施の形態である運動機器を後側から見た斜視図、図2は同運動機器を前側から見た斜視図、図3は同機器の正面図、図4は同機器のユニットハウジング5の前部内側面を示す図である。
図1及び図2に示すように、運動機器1は、運動室ユニット2と、運動室ユニット2の左右に配置される2つの側タンク(第1及び第2側タンク3,4)とを備え、全体として略左右対称な配置となっている。なお、運動室ユニット2は、後側部分が、水中歩行などの運動を行う運動室ともなる本体浴槽とされ、前側部分(空間部分)において、側タンク3,4との配管や、電気配線がなされている。側タンク3,4は、それぞれ600リットル程度の貯水が可能である。
運動室ユニット2の後側部分である本体浴槽は、上方が開放されたユニットハウジング5とされ、その内部底面上にトレッドミル6が配置され、内部で利用者が、水中歩行などの運動ができるようになっている。
ユニットハウジング5の前側には、ユニットハウジング5の開口部分上まで延びる支持部材7が設けられ、その上端部付近に天井シャワー8が配置されている。また、支持部材7には、天井シャワー8の下側位置において、防水タブレットPCからなるTV9と、防水タブレットPCからなるコントロールパネル10とが上下に並んで設けられている。
ユニットハウジング5(運動室ユニット2)は、図3に示すように、左右の側面が第1平坦面とされる一方、第1及び第2側タンク3,4は、運動室ユニット2側の側面が、前記第1平坦面に対向する第2平坦面とされている。第1平坦面と第2平坦面とが接触した状態で運動室ユニット2の両側に2つの側タンク3,4が接触して配置され、運動室ユニット2の左右両側に側タンク3,4が寄り添う形となっている。よって、1つのまとまりとして設置でき、少ない設置スペース(占有スペース)で運動室ユニット2と2つの側タンク3,4を配置できる。
運動室ユニット2に第1及び第2側タンク3,4を位置決めして設置し、その際に、運動室ユニット2と各側タンク3,4との間の配管の接続も、ワンタッチで管の端部同士を接続できるようにすれば、配管の接続作業も容易になる。
ユニットハウジング5の前部内側面の上部平坦部付近には、図4に示すようにコントロールパネル10に向かって左側から非常停止ボタン11A、温調器12、止水栓13、シャワーヘッド14が順に設けられている。そしてそれらの下側左右にはジャグジーノズル15が、それらの間には上側からスピンドルジェット16、折り畳み式の椅子17、LED18、非常排水栓19a,入排水口19Bが順に設けられ、底面上に歩行・走行用の水中コンベアであるトレッドミル6が配置されている。また、利用者のための把持棒20が3つ設けられている。なお、、ユニットハウジング5の前面側側部にも、非常停止ボタン11Bが設けられている。
側タンク3,4は、水あるいは湯を貯留する機能を有するもので、前記貯留される水あるいは湯がユニットハウジング5の本体浴槽(運動室)内に供給されたり戻されたりするように構成されている。トレッドミル6は、具体的に図示していないが、駆動ベルトの回転方向がユニットハウジング5の前後方向とほぼ一致するように配置されており、コントロールパネル10で走行、停止、スピード調整などの操作が行えるようになっている。
第1及び第2側タンク3,4は、全体外観形状が同一であり、第1平坦面の高さは、第2平坦面の高さの2倍以上であるので、運動室ユニット2から第2側タンク4を取り外し、第2側タンク4を運動室ユニット2の側部に沿わせるように第1側タンク3の上に積み重ねることができる。よって、運動室ユニット2と第1及び第2側タンク3,4を、コンパクトな一つのまとまりとすることができ、設置する場所への搬送の際に便利である。
ユニットハウジング5はFRPで形成され、上部が開口する箱型形状をしており、幅方向の長さに対して高さ方向および前後方向の長さを長くし、かつ前部の幅を先端に向かって徐々に狭めた船型形状の外観を備えている。ユニットハウジング5の高さは、利用者が直立した状態で利用者の体の大部分が納まるようになっており、幅は利用者が窮屈に感じない程度でかつ省スペース化を図れる大きさになっている。そして、ユニットハウジング5の左右側壁には、横長の楕円形の大きな窓5a,5aが設けられ、強化ガラスが嵌め込まれている。
ユニットハウジング5は水密構造になっており、水が満杯になった状態でもその水圧に耐え得るだけの十分な強度を備えている。内部への出入りは、後部壁に設けられている水密構造のメインドア5bから行うことができる。レバーハンドル5cによってメインドア5bが開閉される。
運動室ユニット2の前側部分(内部空間部分)には、後述するように配管21(給水管、給湯管及び排水管となる配管)が設けられ、第1及び第2側タンク3,4とユニットハウジング5との間での水あるいは湯のやりとりや、それらからの排水が行えるようになっている。
第1側タンク3は、浴槽としても利用可能なもので、図5(a)(b)(c)に示すように、内側部材25と外側部材26とを有しそれらの間に中間貯水槽27を有する二重構造である。外側部材26には運動室ユニット2側に接続される上側配管21aと、内側部材25の底部に接続され給水あるいは排水に利用可能である下側配管21bと、内側部材25の所定高さに設けられ中間貯水槽27から内側部材25内への流れのみを許容する逆止弁28と、第1側タンク3に設けられ内側部材25内の水位が所定高さを超えたことを検出する水位検出センサ29と、下側配管21bから分岐し内側部材25の底部に接続される分岐管21dと、分岐管21dに設けられる入水・排水弁30(第1電磁切替弁)とが設けられる。入水・排水弁30は、内側部材25内に入水する入水(給水)状態と、内側部材25内から排水する排水状態と、通水(給水・排水)を遮断する通水遮断状態に切り替えるものである。つまり、入水・排水弁30は、分岐管21dにおける水あるいは湯の流れの方向を切り替えるものである。
そして、制御手段30は、第1タンク3への給水時に、内側部材25内の水位が所定高さを超え、水位検出センサ29からの信号を受けると、入水・排水弁30が入水状態となるように切替制御し、内側部材25内への給水を開始させるようになっている。また、第1側タンク3には、貯留する水の温度を検出する温度検出センサ23が設けられ、温度検出センサ23も、制御手段31(加熱制御部)に連係されている。
浴槽となる内側部材25の前部には浴槽用混合栓41が、前後方向の中央部には手摺り42が、後部には入浴用枕43がそれぞれ設けられている。内側部材25の内部側面に給水口44aが、底面に給水・排水口44bが、この給水・排水口44bの近傍に排水口45がそれぞれ設けられている。なお、浴槽のみ利用の場合には、混合栓46で内側部材25の内部となる浴槽にお湯を溜め、排水口45より排水する。なお、マイクロバブル47も備える(例えば図7参照)である。
第1側タンク3への入水時には、図5(a)に示すように、上部配管21aから中間貯水槽27に入水し、中間貯水槽27の水位が逆止弁28(給水口44a)を超えると、給水口44aを通じての、内側部材25内への入水が始まる。これは、浴槽となる内側部材25の底面部に設けられている給水・排水口44bから直ちに入水すると、浴槽内に水がないので、給水(入水)が吹き上がることを防止するためである。
この給水口44aを通じての入水により、図5(b)に示すように、内側部材25(浴槽)の下部に水あるいは湯が溜まり、水位検出センサ29によって水位が所定の高さ(例えば底面から10cm程度の高さ)になったことが検出されると、図5(c)に示すように、下部配管21bに設けられている入水・排水弁30が切り替えられて、給水・排水口44bを通じての入水が開始される。これにより、給水口44aと給水・排水口44bとから入水されるので、浴槽内の水あるいは湯が急速に増加する。
なお、第1側タンク3は、上部が開放され、浴槽として利用できるが、浴槽として利用しない場合には図3に鎖線で示すように、蓋3Aにて開閉可能に覆うことができる。第2側タンク4も浴槽として利用することもできる。
運動機器1によれば、運動室ユニット2の前側部分(前部空間)に、濾過機能を含む給排水機能を有する浄化ユニット51を一体的に設け,その側方に配置する側タンク3,4と浄化ユニット51とを配管でつなぐことで、従来のタンクと濾過器とが分離型であるものとは異なり、設置現場での配管や電線工事が不要となる。そして、バスと水中歩行やシャワーを利用する場合は、従来は移動する必要が生じていたが、従来の浴室(シャワーを含む)を、丸ごと、この運動機器1で補うことが可能になり、加えて健康保持増進のための水中歩行が同時に可能になる。よって、次世代の水中歩行可能入浴装置として、健康維持増進疾病予防が自宅・ホテルなどで可能になる。
このように構成されている運動機器1は、病院のリハビリ室、スポーツクラブのプールサイドやフィットネスルーム、一般家庭における洋間やリビングの床のタイル張りがされた区画などに設置可能である。
また、給水系統は、例えば図6に示すように、配管21が、第1及び第2側タンク3,4の前側上部に接続される部分やユニットハウジング5の運転室やシャワー系統に接続される部分を有する。つまり、給湯管21Aからの給湯と給水管21Bからの給水とが第1混合栓51Aにて混合されて温度調整され、電磁開閉弁52Aを開くことで、ユニットハウジング5や第1及び第2側タンク3,4への給湯が行われる。同様に第2混合栓51Bにて混合されて温度調整され、電磁開閉弁52Bを開くことで、ボディシャワーを行ったり、止水栓13を経てシャワーヘッド14にてシャワーを行うことができる。
給湯管21Aからの給湯と給水管21Bからの給水は混合栓水栓41にて温度調整されて浴槽(内側部材25)内への給湯(給水)を行うようになっている。
配管系統は、例えば図7に示すように構成され、運動室ユニット2の前側に設けられる浄化ユニット51は、両タンク3,4への給水のための上下側配管21a,21bを含み、上下側配管21a,21bを接続する中間配管21cの途中に第1ポンプ54、ヒータ55、フィルタ56、及びUV装置57が順に設けられている。上側配管21aは両タンク3,4の前側上部に、下側配管21bは両タンク3,4の前側底部にそれぞれ接続されている。また、下側配管21bは、排水弁58(第2電磁開閉弁)を有する排水管22A(第2排水管)や入水・排水弁30を有する分岐管21dを介して、第1タンク3の底部に接続される部分を有する。配管21が立ち上がる中間配管21cに、フィルタ56を配置しているので、フィルタ56が大きくても、無理なく設けることができる。
運動室ユニット2は、第2ポンプ61、第1送水弁62A(第3電磁開閉弁)、電磁切替弁63のほか、下側配管21bをユニットハウジング5内に接続する接続配管59、スピンドル送水弁64,第2送水弁62B(電磁開閉弁)、ジャグジー送水弁65A,65B(電磁開閉弁)、LED18を有するほか、排水管22Bに設けられる排水用電磁開閉弁67(第1電磁開閉弁)を有する。
そして、コントロールパネルには、濾過フィルター利用スイッチ、タンク排水スイッチ、シャワー利用時排水スイッチ、スピンドル・ジャグジー利用スイッチ、タンク送水スイッチ、タンク返水スイッチなどが表示され、それらを選択することで、各動作が行われる。
例えば濾過フィルタ利用スイッチを選択した濾過フィルター利用時には、両側タンク3,4からの排水は下側配管21bに流れ、第1ポンプ54、ヒータ55、フィルタ56、及びUV装置57を経て,上側配管21aから両タンク3,4に戻される(図8参照)。
タンク排水スイッチを選択したタンク排水時には、排水弁58が開状態とされ、入水・排水弁30が排水状態に切り替えられ、両タンク3,4より下側配管21bを経て外部に排水される(図9参照)。
シャワー利用時排水スイッチを選択したシャワー利用時排水は、ユニットハウジング5内の排水口を外部に開放する配管の途中の排水用電磁開閉弁67を開くことにより、排水管22A,22Bを通じて実行される(図10参照)。
スピンドル・ジャグジー利用スイッチを選択したスピンドル・ジャグジー利用時には、電磁切替弁63が、ユニットハウジング2内と第2ポンプ61とを接続するように切替えられ、第2ポンプ61が駆動され、ユニットハウジング5内からの流れが、開状態のスピンドル送水弁64や、開状態のジャグジー送水弁65A,65Bを経てユニットハウジング5内に戻される(図11参照)。
タンク送水スイッチを選択した、タンクからの送水時には、入水・排水弁30が、排水状態とされ、電磁切替弁63がユニットハウジング2内と第2ポンプ61とを接続するように切替えられ、第2ポンプ61が駆動されることで、下側配管21bにタンク3,4内の水あるいは湯が流れ、電磁切替弁63、第2ポンプ61及び第1送水弁62Aを経て、ユニットハウジング5内に送られる(図12参照)。
タンク返水スイッチを選択した、タンクへの返水時には、入水・排水弁30が、排水状態とされ、電磁切替弁63がユニットハウジング2内と第2ポンプ61とを接続するように切替えられ、第2ポンプ61が駆動されることで、上側配管21aにユニットハウジング5内の水あるいは湯が流れ、各タンク3,4に戻される(図13参照)。
前述したように、運動室ユニット2は、第1及び第2側タンク3,4と配管21にて接続され、第1及び第2側タンク3,4から運動室ユニット2に給水することもできる。よって、リハビリや脚力強化などのため水中歩行に利用する際に、運動室ユニット2内に給水できるようになっている。たとえば、運動室ユニット3内に利用者は入った後、コントロールパネル10の画面に表示されている水中歩行用の給湯ボタンを押すと、排水口が自動的に閉じられて、あらかじめ設定した量の湯が、第1及び第2側タンク3,4から自動的に供給される。そして、コントロールパネル10でトレッドミル6の走行速度を設定し、走行ボタンを押す。走行ボタンを押すとベルトが走行し始めるため、利用者は、トレッドミル6上を歩行することができる。また、シャワーを浴びたりすることもできるようになっている。
水中歩行終了後に、入浴する場合には、第1側タンク3において、ヒータ55による温度制御によって、浴槽である内側部材25内の湯の温度は上限温度を超えないように保持され、所定の水深で貯留されているので、直ちに入浴することができる。
また、支持部材7の、コントロールパネル10付近には起立状態の利用者の顔位置に対応して顔認証用カメラが配置されている。
ユニットハウジング5の底部には排水管22B(第1排水管)が接続され、この排水管22Bの途中に排水用電磁開閉弁67が設けられている。そして、制御装置は、コントロールパネル10が備える顔認証用カメラ10aからの信号を受け、運動室ユニット2内で前記利用者が運動中に前記利用者の顔が顔認証用カメラ10aにて撮影できなくなったとき、排水用電磁開閉弁67を開き排水管22Bを通じて強制排水させるものである、
続いて、運転機器1の動作について説明する。
まず、運動室ユニット2内に設置されるコントロールパネル10(防水タブレットPC)にて、側タンク3,4への注水を選択すると、側タンクへ3,4の給水が始まり、予め定められた満水水位まで溜まると、タンク用水位センサにより検出され、自動的に給水を停止する(図14参照)。なお、湯はりや予約などの注水開始の指示は携帯電話からも通信で行うこともできる。
また、タンクに溜まった水は、運動室ユニット2の前部に設けられた浄化ユニット51により、自動的に濾過や紫外線殺菌により浄化され、ヒーター55にて温度上限温度(例えば、30〜35℃)を超えないようにが自動的に管理される。つまり、図9に示すように、第1ポンプ54にて各タンク3,4より排水され、ヒータ55、フィルタ56、UV装置57を通じて、タンク3,4に戻される。
利用者はユニットハウジング5(運動室ユニット2)のメインドア5bを開き、内部に入る。そのとき、メインドア5bが完全に締まってないと、ロック確認センサー(図示せず)が働いて、入水を行うことができない。
完全にロックされたら、コントロールパネル10にてモードを選択する。つまり、コントロールパネルに、図15に示すような画面が表示され、水中歩行(walk)、 スパ(Spa)、 シャワー(Shower)のモードのいずれかを選択することができる。
(水中歩行モード)
例えば水中歩行モードを選択した場合には、まず、顔認証が行われる。その後、マニュアルモードとするかオートモードとするかを選択する。
マニュアルモードでは、水位設定を選択して(図16参照)、入水が開始されると、第2ポンプが駆動され、側タンク3,4からの送水が開始される。
入水開始後一定時間経過後(例えば20秒経過後)に、スピードボタンを操作することが可能になる。
また、規定水位まで達したらジャグジーやスピンドルジェットを操作することが可能になる。
終了時にはスピードを停止し、 排水を選択して排水をする。なお、シャワー利用時の排水は、図10に示すように、排水用電磁開閉弁67が開放されることで行われる。
オートモードでは、画面に各オートモードが表示される(図17参照)。
歩行から走行までの各コース(レベル1〜5)が表示されるので、コースを選択すると、自動で給水が始まり 自動で歩行速度あるいは走行速度が上がり下がりする。このオートモードでは、自動でジャグジーやスピンドルジェットが動作し、自動的に排水して終了する。
なお、オートモード途中での緊急停止ボタンを押すと、オートモードが中断され、急速排水が開始される。
また、オートモードでもマニュアルモードでも、顔認証システムが動作しているので、利用者が、万が一転倒した場合においては、顔認証システムがそれを検知して、緊急停止し、急速排水を開始する。排水弁だけでなく、入水・排水弁も開放され、排水される。それと共に、外部への警報装置が作動する。
(スパモード)
スパモードを選択した場合にもマニュアルモードとオートモードがある。
マニュアルモードは水位を選択して、マイクロバブルやジェットバスを選択して利用できる(図18参照)。
また、オートスパモードを選択した場合は、自動的に湯はりされ、決められた時間内にマイクロバブルやジェットバスが順番に作動し、LED18も自動で点灯し、終了すると、自動的に排水される。なお、スパ利用時には、備えつけ折りたたみ椅子を利用することができる。また、スパモード利用時には中にアクアバイクも入れて利用することができる。
なお、スピンドル・ジャグジー利用時には、図11に示すように、電磁切替弁63が切替えられ、ポンプが駆動される。
上記の水中歩行やスパモードのときに停電となり、電気で排水ができなくなった場合は、内部に備えつけの手動排水栓を開くことで、排水することができる。
(シャワーモード)
シャワー選択時には、ボディシャワーかハンドシャワーかをコントロールパネル10で選択して利用することができる(図19参照)。コントロールパネル10でシャワーモードを選択すれば、ボディシャワーは自動で作動し、シャワーヘッド14を使用する場合は、止水栓13を用いる。
シャワー利用時には、下部排水弁が開き自動的に排水される。排水後外に出ることが可能になる。
タンクの水を排水する場合は、コントロールパネル10の画面で排水を選択すると、電動バルブが開閉してタンク内の水が排水される。図9に示すように、排水弁58、入水・排水弁30が開放され、排水される。タンク横の水位センサーが排水を感知して電動弁が排水完了後閉じる。
1 運動機器
2 運動室ユニット
3,4 側タンク
5 ユニットハウジング
5a 窓
5b メインドア
5c レバーハンドル
6 トレッドミル
7 支持部材
8 天井シャワー
9 TV
10 コントロールパネル
11A,11B 非常停止ボタン
12 温調器
13 止水栓
14 シャワーヘッド
15 ジャグジーノズル
16 スピンドルジェット
17 折り畳み式椅子
18 LED
19 入排水口
20 把持棒
21 配管
21A 給湯管
21B 給水管
21a 上側配管
21b 下側配管
21c 中間配管
21d 分岐管
22A,22B 排水管
25 内側部材
26 外側部材
27 中間貯水槽
28 逆止弁
29 水位検出センサ
30 入水・排水弁(第1電磁切替弁)
31 制御手段
41 浴槽用混合栓
42 手摺り
43 入浴用枕
44a 給水口
44b 給水・排水口
45 排水口
46 混合栓
47 マイクロバブル
51A 第1混合栓
51B 第2混合栓
52A,52B 電磁開閉弁
53 混合栓水栓
54 第1ポンプ
55 ヒータ
56 フィルタ
57 UV装置
58 排水弁(第2電磁開閉弁)
59 接続配管
61 第2ポンプ
62A 第1送水弁(第3電磁開閉弁)
62B 第2送水弁(第4電磁開閉弁)
63 電磁切替弁(第2電磁切替弁)
64 スピンドル送水弁(電磁開閉弁)
65A,65B ジャグジー送水弁(電磁開閉弁)
67 排水用電磁開閉弁(第1電磁開閉弁)

Claims (8)

  1. ユニットハウジングの底部にトレッドミルを有し利用者が、水中歩行を含む運動が可能である運動室ユニットを備える運動機器であって、
    前記運動室ユニットの両側に接触した状態で配置され前記運動室ユニットに供給されたり戻されたりする水あるいは湯を貯留可能である第1及び第2側タンクを備え、
    前記第1側タンクは、内側部材と外側部材とを有しそれらの間に中間貯水槽を有する二重構造であり、
    前記外側部材の上部に接続され前記中間貯水槽への給水に利用される上側配管と、前記内側部材の底部に接続され給水あるいは排水に利用可能である下側配管と、前記内側部材の所定高さの給水口に設けられ前記中間貯水槽から前記内側部材内への流れのみを許容する逆止弁と、前記第1側タンクに設けられ前記内側部材内の水位が所定高さを超えたことを検出する水位検出センサと、前記下側配管から分岐し前記内側部材の底部に接続される分岐管と、前記分岐管に設けられる第1電磁切替弁と、前記第1側タンクへの給水時に、前記水位検出センサからの信号を受け前記内側部材内の水位が所定高さを超えたときに前記第1電磁切替弁を、前記内側部材内に入水する入水状態に切替え前記内側部材内への給水をさせる制御手段とを備える、
    ことを特徴とする運動機器。
  2. 前記運動室ユニットは、
    起立状態の利用者の顔位置に対応して配置される顔認証用カメラと、
    前記ユニットハウジングの底部に接続される第1排水管と、前記第1排水管の途中に設けられる第1電磁開閉弁とを備え、
    前記制御手段は、前記顔認証用カメラからの信号を受け、前記運動室ユニット内で前記利用者が運動中に前記利用者の顔が前記顔認証用カメラにて撮影できなくなったとき、前記第1電磁開閉弁を開き前記第1排水管を通じて強制排水させるものである、
    請求項1記載の運動機器。
  3. 前記運転室ユニットは、タンク排水スイッチを有し、
    前記下側配管は、第1及び第2タンクを接続するものであり、
    前記下側配管には、途中に第2電磁開閉弁が設けられている第2排水管が接続され、
    前記制御手段は、前記タンク排水スイッチからのタンク排水信号を受けると、前記第1電磁切替弁を、前記内側部材内から排水する排水状態に切替え前記分岐管を通じての排水を許容すると共に、前記第2電磁開閉弁を開くものである、請求項1又は2記載の運動機器。
  4. 前記上側配管と前記下側配管とを接続する中間配管を有し、
    前記上側配管は、前記第2タンクへも給水可能であり、
    さらに、前記中間配管に浄化ユニットが設けられ、前記浄化ユニットが、前記水あるいは湯を送水する第1ポンプ、前記水あるいは湯を濾過するフィルタ、前記水あるいは湯を紫外線殺菌するUV装置とを備えるものである、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の運動機器。
  5. さらに、前記第1タンクに設けられ前記貯留する水あるいは湯の温度を検出する温度検出センサを備え、
    前記浄化ユニットは、前記水あるいは湯を加熱するヒータをさらに備え、
    前記制御手段は、前記温度検出センサよりの信号を受け、前記貯留する水あるいは湯の温度が目標温度となるように前記ヒータを加熱制御するものである、
    請求項4記載の運動機器。
  6. 前記運転室ユニットは、タンク送水スイッチを有し、
    前記下側配管は、接続配管を介して前記ユニットハウジングに接続され、
    前記接続配管には、第2電磁切替弁が設けられ、前記第2電磁切替弁は、前記下側配管を前記ユニットハウジングにそのまま接続する第1状態と、第2ポンプ及び第3電磁開閉弁を介して前記ユニットハウジングに接続する第2状態とを選択的に取り得るものであり、
    前記制御手段は、前記タンク送水スイッチよりの信号を受け、タンク送水時には、第1電磁気切替弁を切替え前記内側部材への送水を可能とすると共に、前記第2電磁切替弁を第2状態にし、前記第3電磁開閉弁を開くものである、
    請求項4又は5に記載の運動機器。
  7. 前記運転室ユニットは、タンク返水スイッチを有し、
    前記第2電磁切替弁は、前記第2ポンプ及び第4電磁開閉弁を介して前記上側配管に接続される第3状態をさらに取り得るものであり、
    前記制御手段は、前記タンク返水スイッチよりの信号を受け、タンク返水時には、第1電磁切替弁を、前記内側部材内に入水する入水状態に切替え前記内側部材への返水を可能とすると共に、前記第2電磁切替弁を第状態にし、前記第2電磁開閉弁を閉じ、前記第3電磁開閉弁を閉じるものである、
    請求項6記載の運動機器。
  8. 前記中間貯水槽を有する二重構造の側タンクは、前記内側部材の内部が前記水あるいは湯を貯留する浴槽部とされ、前記浴槽部は蓋にて開閉可能である、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の運動機器。
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