JP6635399B1 - 管路敷設装置、及び管路敷設方法 - Google Patents

管路敷設装置、及び管路敷設方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な工事で管路更新を可能とすることを課題とする。【解決手段】既存管Kの内部に新設管Nを挿入して敷設する管路敷設装置であって、円筒状の外周刃部12と円柱状の内周刃部11とに分離可能であり、正方向及び逆方向に回転可能な切削部10と、前記既存管K内に挿入された前記新設管Nを前進させるともに、前記切削部10を前進及び後進させることが可能な駆動部40と、を備え、前記外周刃部12における切削方向後側には円筒状の止水ゴム13が取付けられ、前記外周刃部12に対して前記新設管Nが相対的に前進することによって、前記既存管と前記新設管との間に前記止水ゴム13が押し込まれることを特徴とする管路敷設装置100とした。【選択図】図1

Description

本発明は、地中に埋設された既存の管路を新設の管路に更新する管路敷設装置、及び管路敷設方法に関するものである。
道路等の地中には、水道やガス等の管路が埋設されている。古くなった管路は更新する必要があるが、大掛かりな道路工事が必要となる。こうしたことから、近年は、パイプインパイプ工法と呼ばれるような既存管の内部に新設管を挿入して簡易に管路更新を行う技術が用いられている。
特許文献1には、小口径の既存管の内面を切削して管路を更新する装置と方法が記載されている。
特許文献1:特開平5−171893号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、既存管の始端と終端の2ヶ所に縦穴を掘る必要があり、工事が大掛かりになるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決して、簡易な工事で管路更新を可能とすることを課題とする。
上記課題を解決するために本発明は、既存管の内部に新設管を挿入して敷設する管路敷設装置であって、
円筒状の外周刃部と円柱状の内周刃部とに分離可能であり、正方向及び逆方向に回転可能な切削部と、
前記既存管内に挿入された前記新設管を前進させるともに、前記切削部を前進及び後進させることが可能な駆動部と、を備え、
前記外周刃部における切削方向後側には円筒状の止水ゴムが取付けられ、
前記外周刃部に対して前記新設管が相対的に前進することによって、前記既存管と前記新設管との間に前記止水ゴムが押し込まれることを特徴とする管路敷設装置を提供するものである。
この構成により、簡易な工事で管路更新を可能とすることができる。
前記駆動部は、前記外周刃部、前記止水ゴム、及び前記新設管を残して、前記内周刃部を後退させることが可能である構成としてもよい。
この構成により、既存管の始端となる発進竪坑を掘るのみでよく、既存管の終端における到達竪坑は不要で、簡易な工事で管路更新を可能とすることができる。
前記外周刃部は、前記内周刃部に螺合され、当該螺合を解除することにより前記外周刃部と前記内周刃部とは分離可能とされた構成としてもよい。
この構成により、容易に外周刃部と内周刃部とを分離できるため、外周刃部に固定された止水ゴムを新設管とともに残して内周刃部を後退させて管理敷設装置を搬出することができる。
前記駆動部は、反力支持部によって前記既存管又は前記新設管に反力を作用させて前進又は後進させる構成としてもよい。
この構成により、管路敷設装置自身が前進又は後進することができる。
分水栓と前記新設管との接続を行う分水栓接続部を備えた構成としてもよい。
この構成により、新設管と分水栓とを人手を介さずに接続することができる。
前記切削部が切削した切削くずを切削方向後方に搬送する搬送路を備えた構成としてもよい。
この構成により、切削くずを容易に切削方向後方に搬送することができる。
また、上記課題を解決するために本発明は、既存管の内部に新設管を前進させて敷設する管路敷設方法であって、
既存管の一端側に発進堅坑を彫削し、円筒状の外周刃部と円柱状の内周刃部とに分離可能であり正方向及び逆方向に回転可能な切削部と、前記既存管内に挿入された前記新設管を前進させるともに、前記切削部を前進及び後進させることが可能な駆動部とを備えた管路敷設装置を前記既存管路内に挿入する管路敷設装置挿入工程と、
前記管路敷設装置により、
前記外周刃部及び前記内周刃部を回転させて、前記既存管内の異物を切削除去する異物除去工程と、
前記新設管を前記既存管内で前進させる新設管前進工程と、
前記外周刃部に対して前記新設管が相対的に前進することにより、前記外周刃部における切削方向後側に取付けられた円筒状の止水ゴムを前記既存管と前記新設管との間に押し込む止水工程と、を実行した後、
前記外周刃部及び止水ゴムを残して前記管路敷設装置を前記発進堅坑から搬出する管路敷設装置搬出工程と、を備えたことを特徴とする管路敷設方法を提供するものである。
この構成により、簡易な工事で管路更新を可能とすることができる。
本発明の管路敷設装置及び管路敷設方法により、簡易な工事で管路更新を可能とすることができる。
本発明の実施例1における管路敷設装置を説明する側面図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置の切削部を説明する正面図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置を発進坑から既設管に挿入する様子を説明する図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が前進する様子を説明する第1の図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が前進する様子を説明する第2の図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が前進する様子を説明する第3の図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が前進する様子を説明する第4の図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が新設管を前進させる様子を説明する第1の図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が外周刃部を後進させる様子を説明する第2の図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が外周刃部を後進させる様子を説明する第3の図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が外周刃部に対して新設管を相対的に前進させて止水ゴムを既存管と新設管との間に押し込む様子を説明する図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が後進する様子を説明する第1の図である。 本発明の実施例1における管路敷設装置が後進する様子を説明する第2の図である。 本発明の実施例2における管路敷設装置を説明する側面図である。 本発明の実施例2における管路敷設装置の前進動作を説明する図である。 本発明の実施例3における分水栓接続部を説明する図である。 本発明の実施例3における分水栓に接続後の様子を説明する図である。
本発明の実施例1について、図1〜図13を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1における管路敷設装置を説明する側面図である。図2は、本発明の実施例1における管路敷設装置の切削部を説明する正面図である。図3は、本発明の実施例1における管路敷設装置を発進坑から既設管に挿入する様子を説明する図である。図4は、本発明の実施例1における管路敷設装置が前進する様子を説明する第1の図である。図5は、本発明の実施例1における管路敷設装置が前進する様子を説明する第2の図である。図6は、本発明の実施例1における管路敷設装置が前進する様子を説明する第3の図である。図7は、本発明の実施例1における管路敷設装置が前進する様子を説明する第4の図である。図8は、本発明の実施例1における管路敷設装置が新設管を前進させる様子を説明する第1の図である。図9は、本発明の実施例1における管路敷設装置が外周刃部を後進させる様子を説明する第2の図である。図10は、本発明の実施例1における管路敷設装置が外周刃部を後進させる様子を説明する第3の図である。図11は、本発明の実施例1における管路敷設装置が外周刃部に対して新設管を相対的に前進させて止水ゴムを既存管と新設管との間に押し込む様子を説明する図である。図12は、本発明の実施例1における管路敷設装置が後進する様子を説明する第1の図である。図13は、本発明の実施例1における管路敷設装置が後進する様子を説明する第2の図である。
(管路敷設装置)
実施例1における管路敷設装置100は、中に作業員が入れないような比較的小径の既存管の更新が可能となるように、小型であるとともに自立的に切削動作、前進、及び後進ができるように構成している。具体的には、図1に示すように、切削部10、前方反力支持部20、後方反力支持部30、駆動部40、搬送路50を備えており、切削部10と前方反力支持部20とは接続され、後方反力支持部30と駆動部40とは接続されていて、それぞれ一体に前進又は後進させることができる。また、搬送路50は、切削部10の前面から切削くずを後方まで搬送可能に延伸している。管路敷設装置100は、図3に示すように、地中に掘った発進竪坑Hから既存管K内に挿入すると、自立的に前進するとともに新設管Nを前進させて自動的に敷設し、自立的に後進して発進立坑から搬出することができる。このため、地中に掘る穴は発進竪坑のみで到達竪坑は不要であり、手軽に低コストの管路敷設工事を行うことができる。
切削部10は、図2に示すように、円筒状に一列の切削ビット1を有した外周刃部12と複数の切削ビット1を放射状に有した円柱状の内周刃部11とで構成されている。駆動部40のコントロールによって切削部10全体を正方向に回転させることで外周刃部12は内周刃部11に螺合して固定され、一体となって回転することで前方の既存管K内の異物を切削する。このとき、正方向に回転することにより、外周刃部12と内周刃部11とは螺合状態を維持することができる。切削された異物である切削くずは切削部10前面の開口部51から搬送路50へと搬送され最終的に地上のしかるべきところに搬出される。外周刃部12と内周刃部11とは、駆動部40のコントロールで前述の螺合方向とは逆方向に回転することにより、螺合を解除して外周刃部12と内周刃部11とを分離することができる。また、外周刃部12において切削ビット1を有した側とは反対側(管路敷設装置の後進方向B側)に円筒状の止水ゴム13(図11参照)が固定されている。
また、外周刃部12の前進方向Fと反対側(つまり後進方向B側)における止水ゴム13の下方には外周刃部ネジ山12aを有し、後述するように、新設管ネジ山Naを備えた新設管Nの場合に外周刃部12を正方向に回転させることで新設管Nを螺合させることができる。そして、新設管Nに螺合した外周刃部12が回転することで後進して、止水ゴム13の下方に新設管Nが入り込んで、止水ゴム13を既存管Kと新設管Nとの間に押し込むことができる。これにより、止水が完了して新設管Nの更新が完了する(図11参照)。
前方反力支持部20は、硬質ゴムからなるタイヤ状の前方支持タイヤ21a、21bを既存管K又は新設管Nに対して垂直に押圧可能に有し、駆動部40の制御によって、前方支持タイヤ21a、21bを既存管K又は新設管Nの内壁面に押圧して管路敷設装置100に対する反力を得ることができる。また、駆動部40の制御によって、前方支持タイヤ21a、21bを既存管K又は新設管Nの内壁面に押圧しないフリー状態とすることもできる。さらに、駆動部40の制御によって油圧シリンダ41a、41bが伸長すると、前方支持タイヤ21a、21bがフリー状態であれば、前方支持反力部20とともに切削部10を前進方向Fに前進させることができる。ここで、前方支持タイヤ21aと前方支持タイヤ21bとは互いに180°の角度をもって支持されており、この角度で既存管K又は新設管Nの内壁面を押圧できる。
後方反力支持部30は、硬質ゴムからなるタイヤ状の後方支持タイヤ31a、31bを既存管K又は新設管Nに対して垂直に押圧可能に有し、駆動部40の制御によって、後方支持タイヤ31a、31bを既存管K又は新設管Nの壁面に押圧して管路敷設装置100に対する反力を得ることができる。また、駆動部40の制御によって、後方支持タイヤ31a、31bを既存管K又は新設管Nの内壁面に押圧しないフリー状態とすることもできる。さらに、駆動部40の制御によって油圧シリンダ41a、41bが圧縮すると、後方支持タイヤ31a、31bがフリー状態であれば、後方支持反力部30とともに駆動部40を前進方向Fに前進させることができる。また、前方支持タイヤ21a、21bが反力支持状態で、後方支持タイヤ31a、31bがフリー状態で、油圧シリンダ41a、41bが伸長すると、後方支持反力部30と駆動部40とを後進方向Bに後進させることができる。ここで、後方支持タイヤ31aと前方支持タイヤ31bとは互いに180°の角度をもって支持されており、この角度で既存管K又は新設管Nの内壁面を押圧できる。
つまり、管路敷設装置100は、前方反力支持部20と後方反力支持部30とを制御することで、既存管K又は新設管Nに反力を作用させて尺取り虫のように、自立的に前進方向Fに前進又は後進方向Bに後進することができる。なお、本願においては、図1、図3〜図15のFで示す方向を前進方向とし、Bで示す方向を後進方向とする。
さらに、後方反力支持部30は新設管支持部32a、32bを有しており、駆動部40により、新設管支持部32a、32bを新設管Nの内壁面を押圧して後方反力支持部30が前進するときに同時に新設管Nを前進方向Fに前進させることができる。新設管支持部32a、32bが新設管Nに接触する部分はゴム状の弾性体が設けられており、新設管Nへのダメージを少なくしている。
駆動部40は、コンピュータで構成された制御部を有している(図示せず)。この制御部がコントロールすることにより、油圧シリンダ41a、41bを既存管K又は新設管Nに対して平行に伸長又は圧縮させることができる。油圧シリンダ41a、41bが伸長することにより、前方反力支持部20と後方反力支持部30との距離が大きくなり、後方反力支持部30が既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧して反力を得て、前方反力支持部20が既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧しないフリー状態である場合に前方反力支持部20及び切削部10を前進方向Fへ前進させることができる。反対に、後方反力支持部30が既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧しないフリー状態であり、前方反力支持部20が既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧して反力を得ている場合に後方反力支持部30及び駆動部40を後進方向Bへ後進させることができる。
また、制御部がコントロールすることにより、油圧シリンダ41a、41bを圧縮することにより、前方反力支持部20と後方反力支持部30との距離が小さくなり、後方反力支持部30が既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧して反力を得て、前方反力支持部20が既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧しないフリー状態である場合に前方反力支持部20及び切削部10を後進方向Bへ後進させることができる。反対に、後方反力支持部30が既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧しないフリー状態であり、前方反力支持部20が既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧して反力を得ている場合に後方反力支持部30及び駆動部40を前進方向Fへ前進させることができる。
前方反力支持部20における前方支持タイヤ21a、21bを既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧するか押圧しないフリー状態とするかは、駆動部40における制御部によりコントロールすることができる。また同様に、後方反力支持部30における後方支持タイヤ31a、31bを既存管K又は新設管Nの内壁面に対して押圧するか押圧しないフリー状態とするかは、駆動部40における制御部によりコントロールすることができる。
このようにして、駆動部40の制御部が油圧シリンダ41a、41bを伸長又は圧縮させることにより、前方反力支持部20及び後方反力支持部30の既存管K又は新設管Nの内壁面への押圧を制御して、尺取虫のように管路敷設装置100を前進方向Fへ前進、又は後進方向Bへ後進させることができる。
また、駆動部40の制御部は、図示しないケーブル等により地上のコンピュータに接続されており、作業員の操作で地上コンピュータから駆動部40の制御部に指示を与えて油圧シリンダ41a、41bや前方支持タイヤ21a、21bや後方支持タイヤ31a、31bや新設管支持部32a、32bを制御することができる。また、必要に応じて、管路敷設装置100にカメラを設けて地上で進行方向や既存管K又は新設管Nの内壁面の状態を確認するように構成してもよい。
なお、実施例1においては、前方支持タイヤ、後方支持タイヤ、新設管支持部、及び油圧シリンダをそれぞれ2つ備えるように構成したが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、いずれか又は全てを3つ以上としてもよい。前方支持タイヤ、後方支持タイヤ、又は新設管支持部を3つ備える構成とした場合、それぞれの間隔を120°の間隔をもって配置してもよく、別の角度をもって配置してもよい。また、油圧シリンダに替えて電動シリンダを用いてもよい。
また、実施例1における外周刃部12は、1つの切削ビット1を一列に円筒状に備える構成としたが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、2つ以上の切削ビット1を円筒状に備える構成としてもよい。
さらに、実施例1においては、新設管Nの先端に新設管ネジ山Naを備え、外周刃部12に外周刃部ネジ山12aを備えるように構成したが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、新設管Nの先端には新設管ネジ山Naを備えてない場合は、新設管支持部32a、32bにより新設管Nを前進させて止水ゴム13を既存管Kと新設管Nとの間に押し込むように構成してもよい。つまり、外周刃部12に対して新設管Nを相対的に前進させることで、止水ゴム13を既存管Kと新設管Nとの間に押し込むように構成すればよい。
(管路敷設方法)
まず、既存管Kの一端側に地上から発進堅坑Hを彫削して管路敷設装置100を既存管K内に挿入する管路敷設装置挿入工程を実行する。そして、新設管Nを管路敷設装置100の後方反力支持部30における新設管支持部32a、32bに支持させる。本発明の実施例1における管路敷設装置100は自立的に前進又は後進が可能であるので、地面に掘る穴は発進竪坑Hのみでよく、到達竪坑は掘る必要がない。このため、簡易な工事で管路更新を可能とすることができる。
次に、既存管K内の管路敷設装置100を前進させるとともに、切削部10の外周刃部12と内周刃部11とをともに正方向に回転させて、既存管K内の異物を切削して搬送路50を介して地上に除去する異物除去工程と、新設管Nを挿入、前進させる新設管挿入工程を実行する。
異物除去工程及び新設管挿入工程について詳しく説明する。
1. 図4に示すように、後方反力支持部30の後方支持タイヤ31a、31bを既存管Kの内壁面に押圧させて反力を壁面から得る。このとき、新設管支持部32a、32bは新設管Nの内壁面を押圧する。新設管Nの内壁面に溝があれば、新設管支持部32a、32bを内壁面の溝に引っ掛けるようにしてもよい。このとき、前方反力支持部20の前方支持タイヤ21a、21bを既存管Kの内壁面に押圧しないフリー状態とする。
2. 切削装置10を回転させて既存管K内の異物を切削する。切削した切削くずは、開口部51から搬送路50を介して地上に除去する。開口部51から切削くずを搬送するには、開口部51直後の搬送路50を構成するポンピングチューブ(図示せず)にモータ等により脈動を与えることにより行う。
3. 図5に示すように、異物の切削、及び切削くずの搬送を行いながら、油圧シリンダ41a、41bを伸長させて前方反力支持部20及び切削部10を前進させる。このとき、前方支持タイヤ21a、21bはフリーとしておく。
4. 次に、図6に示すように、前方反力支持部20の前方支持タイヤ21a、21bを既存管Kの内壁面に押圧して内壁面から反力を得るとともに、後方反力支持部30の後方支持タイヤ31a、31bの内壁面への押圧を解除してフリー状態とする。
5. 図7に示すように、油圧シリンダ41a、41bを圧縮させて後方反力支持部30及び駆動部40を前進させる。このとき、新設管支持部32a、32bによって支持されている新設管Nはいっしょに前進する。
6. 上記3〜5の新設管挿入工程を繰り返して実行し、管路敷設装置100と新設管Nとを前進方向Fへ前進させる。
7. 新設管Nが目的の位置まで前進したら、管路敷設装置100の前進を停止する。
8. 図8に示すように、後方支持タイヤ31a、31bと新設管支持部32a、32bをフリー状態とし、前方支持タイヤ21a、21bが既存管Kの内壁面を押圧し、油圧シリンダ41a、41bを伸長させて後方反力支持部30及び駆動部40を後進方向Bへ後進させる。
9. 図9に示すように、前方支持タイヤ21a、21bをフリーとし、後方支持タイヤ31a、31bを新設管Nの内壁面に押圧して反力を得るとともに、新設管支持部32a、32bを新設管Nの内壁面に押圧する。
10. 油圧シリンダ41a、41bを圧縮して前方反力支持部20及び切削部10を後進方向Bへ後進させることにより、新設管Nを前方支持タイヤ21a、21bに到達させる。
11. 再度、後方支持タイヤ31a、31bと新設管支持部32a、32bをフリー状態とし、前方支持タイヤ21a、21bが既存管Kの内壁面を押圧し、油圧シリンダ41a、41bを伸長させて後方反力支持部30及び駆動部40を後進方向Bへ後進させる。その後、前方支持タイヤ21a、21bをフリー状態とし、後方支持タイヤ31a、31bを新設管Nの内壁面に押圧して反力を得るとともに、新設管支持部32a、32bを新設管Nの内壁面に押圧する。
12. 油圧シリンダ41a、41bを圧縮して切削部10を後進させる。(図9参照)させる。
13. 切削部10が新設管Nまで到達したら停止し、切削部10を正方向に回転させて新設管Nの先端に設けた新設管ネジ山Naを外周刃部12に設けた止水ゴム用ネジ山12aに螺合させる
14. 次に実行する止水工程を図11を参照して詳しく説明する。まず、上述のように、切削部10を正方向に回転させて新設管Nの先端に設けた新設管ネジ山Naを外周刃部12に設けた止水ゴム用ネジ山12aに螺合させるとともに、切削部10をさらに後進させる(図11(a))。
15. 切削部10が正方向に回転を継続するとともに、切削部10はさらに後進して、外周刃部12の前進方向Fと反対側(つまり後進方向B側)に設けた止水ゴム13の端部が新設管Nに到達する(図11(b))。
16. 切削部10が正方向に回転を継続することにより、切削部10はさらに後進して、止水ゴム13を押上げて既存管Kと新設管Nとの間に押し込まれる(図11(c))。これで止水工程が完了する。
17. 次に、外周刃部12、止水ゴム13、及び新設管Nを残して管路敷設装置100を後進方向Bに後進させ、発進立坑Hから搬出する管路敷設装置搬出工程を実行する。
18. 管路敷設装置搬出工程を詳しく説明する。図12に示すように、前方支持タイヤ21a、21bを新設管Nの内壁面に押圧して反力を得るとともに、後方支持タイヤ31a、31b及び新設管支持部32a、32bをフリー状態とする。
19. 油圧シリンダ41a、41bを伸長させて後方反力支持部30及び駆動部40を後進方向Bへ後進させる。
20. 切削部10を逆方向に回転させて、外周刃部ネジ山12bと内周刃部ネジ山11bの螺合を解除させ、外周刃部12と内周刃部11とを分離する。
21. 次に、図13に示すように、前方支持タイヤ21a、21b、及び新設管支持部32a、32bをフリー状態とするとともに、後方支持タイヤ31a、31bを新設管Nの内壁面に押圧して反力を得る。この状態で、油圧シリンダ41a、41bを圧縮させて前方反力支持部20、及び分離後の内周刃部11を後進方向Bへ後進させる。
22. 前方支持タイヤ21a、21bを新設管Nの内壁面に押圧して反力を得るとともに、後方支持タイヤ31a、31bをフリー状態として、油圧シリンダ41a、41bを伸長させて後方反力支持部30及び駆動部40を後進方向Bへ後進させる。
23. 上記19〜20を繰り返して、管路敷設装置100が発進立坑Hまで到達したら、管路敷設装置100を地上に搬出して管路敷設装置搬出工程は終了する。
このように実施例1においては、既存管の内部に新設管を挿入して敷設する管路敷設装置であって、
円筒状の外周刃部と円柱状の内周刃部とに分離可能であり、正方向及び逆方向に回転可能な切削部と、
前記既存管内に挿入された前記新設管を前進させるともに、前記切削部を前進及び後進させることが可能な駆動部と、を備え、
前記外周刃部における切削方向後側には円筒状の止水ゴムが取付けられ、
前記外周刃部に対して前記新設管が相対的に前進することによって、前記既存管と前記新設管との間に前記止水ゴムが押し込まれることを特徴とする管路敷設装置により、簡易な工事で管路更新を可能とすることができる。
また実施例1においては、既存管の内部に新設管を前進させて敷設する管路敷設方法であって、
既存管の一端側に発進堅坑を彫削し、円筒状の外周刃部と円柱状の内周刃部とに分離可能であり正方向及び逆方向に回転可能な切削部と、前記既存管内に挿入された前記新設管を前進させるともに、前記切削部を前進及び後進させることが可能な駆動部とを備えた管路敷設装置を前記既存管路内に挿入する管路敷設装置挿入工程と、
前記管路敷設装置により、
前記外周刃部及び前記内周刃部を回転させて、前記既存管内の異物を切削除去する異物除去工程と、
前記新設管を前記既存管内で前進させる新設管前進工程と、
前記外周刃部に対して前記新設管が相対的に前進することにより、前記外周刃部における切削方向後側に取付けられた円筒状の止水ゴムを前記既存管と前記新設管との間に押し込む止水工程と、を実行した後、
前記外周刃部及び止水ゴムを残して前記管路敷設装置を前記発進堅坑から搬出する管路敷設装置搬出工程と、を備えたことを特徴とする管路敷設方法により、簡易な工事で管路更新を可能とすることができる。
本発明の実施例2は、駆動部の構成が実施例1とは異なっている。実施例2について、図14、図15を参照して説明する。図14は、本発明の実施例2における管路敷設装置を説明する側面図である。図15は、本発明の実施例2における管路敷設装置の前進動作を説明する図である。
実施例2における駆動部240は、メインアーム241、前方アーム242、油圧シリンダ243、及び油圧シリンダ244を有し、図示しない制御部によりコントロールされる。前方アーム242の先端には前方反力支持部20が軸支されている。前方反力支持部20は、前方支持タイヤ21a、21bを有し、実施例1と同様に既存管K又は新設管Nの内壁面に押圧して内壁面から反力を受けることができる。また、メインアーム241の後進方向B側先端には後方反力支持部30が軸支されている。後方反力支持部30は、後方支持タイヤ31a、31bを有し、実施例1と同様に既存管K又は新設管Nの内壁面に押圧して内壁面から反力を受けることができる。また、実施例1と同様に新設管Nを支持する新設管支持部32a、32bを備えている。そして、前方アーム242の後方端には油圧シリンダ243の一端が接続されるとともにメインアーム241の前進方向F側端部が軸支されている。また、メインアーム241は「く」の字に曲がっており、曲がり角内側には油圧シリンダ244の一端が軸支されている。メインアーム241の後進方向B側の端部は後方反力支持部30に軸支され、油圧シリンダ244の他端も後方反力支持部30に軸支されている。
制御部のコントロールにより、油圧シリンダ243を圧縮させて前方アーム242の先端を前進方向Fに伸ばして、前方反力支持部20と後方反力支持部30との間の距離を広げることができる(図14参照)。また逆に、油圧シリンダ243を伸長させて前方アーム242の先端を後進方向Bに折り曲げて、前方反力支持部20と後方反力支持部30との間の距離を狭くすることができる(図15参照)。これらの機能を用いて実施例1と同様に尺取り虫のように管路敷設装置200を前進方向Fへ前進又は後進方向Bへ後進させることができる。
油圧シリンダ244も制御部によってコントロール可能で、油圧シリンダ244を伸長又は圧縮させることでメインアーム241及び前方アーム242を上下に移動させることができる。つまり、油圧シリンダ244を伸長させてメインアーム241及び前方アーム242を上昇させ、油圧シリンダ244を圧縮させてメインアーム241及び前方アーム242を下降させることができる。これにより、既存管Kが平坦ではなく上昇又は下降している場合に対応することができる。
このように実施例2においては、既存管Kが上昇又は下降していても管路敷設装置200を前進方向Fへ前進及び後進方向Bへ後進させることができる。
本発明の実施例3は、人手を介さずに分水栓に新設管を接続可能とした点で、実施例1及び実施例2と異なっている。図16、図17を参照して実施例3について説明する。図16は、本発明の実施例3における分水栓接続部を説明する図で、既存管K及び新設管Nを断面方向から視ている。図17は、本発明の実施例3における分水栓に接続後の様子を説明する図である。
実施例3における管路敷設装置300は、分水栓接続部60を備えていて、ポリエチレン等の合成樹脂からなる新設管Nを熱溶融させることができる。管路敷設装置300が分水栓Dの下方にきたときに、分水栓接続部60が発熱しながら接続片61とともに上昇し、新設管Nを熱によって溶融させるとともに、接続片61の一方の端部をポリエチレン等の合成樹脂からなる分水栓Dに熱により接合する。また、接続片61の他方の端部を新設管Nに熱で接合する(図17参照)。分水栓Dへの接続が完了すると、分水栓接続部60は下降して分水栓Dへの接続が完了する。
なお、実施例3においては、新設管Nの上方にある分水栓Dに接続する構成としたが、必ずしもこれに限定されず適宜変更が可能である。例えば、新設管Nの下方にある分水栓Dに接続する場合は、分水栓接続部60を回転させて下方に進出させればよいし、新設管Nの側方にある分水栓Dに接続する場合は、分水栓接続部60を回転させて側方に進出させればよい。
また、分水栓Dのある位置を検出するために、管路敷設装置300にセンサを搭載して発進竪坑Hからの距離を測定するようにしてもよいし、地上から分水栓Dのある位置にセンサを設置して管路敷設装置300の到着を検出するようにしてもよい。
このように実施例3においては、分水栓接続部を管路敷設装置に備えたことにより、人手を介さずに分水栓と新設管との接続を行うことができる。
本発明における管路敷設装置、及び管路敷設方法は、給水管や下水管やガス管などの管路を更新する分野に広く用いることができる。
1:切削ビット 10:切削部 11:内周刃部
11b:内周刃部ネジ山 12:外周刃部 12a:止水ゴム用ネジ山
12b:外周刃部ネジ山
13:止水ゴム
20:前方反力支持部 21a:前方支持タイヤ 21b:前方支持タイヤ
30:後方反力支持部 31a:後方支持タイヤ 31b:後方支持タイヤ
32a:新設管支持部 32b:新設管支持部
40:駆動部 41a:油圧シリンダ 41b:油圧シリンダ
50:搬送路 51:開口部
60:分水栓接続部 61:接続片
100:管路敷設装置
200:管路敷設装置
240:駆動部 241:メインアーム 242:前方アーム
243:油圧シリンダ 244:油圧シリンダ
K:既存管 N:新設管 Na:新設管ネジ山 D:分水栓
G:地中 H:発進立坑
F:前進方向 B:後進方向

Claims (7)

  1. 既存管の内部に新設管を挿入して敷設する管路敷設装置であって、
    円筒状の外周刃部と円柱状の内周刃部とに分離可能であり、正方向及び逆方向に回転可能な切削部と、
    前記既存管内に挿入された前記新設管を前進させるともに、前記切削部を前進及び後進させることが可能な駆動部と、を備え、
    前記外周刃部における切削方向後側には円筒状の止水ゴムが取付けられ、
    前記外周刃部に対して前記新設管が相対的に前進することによって、前記既存管と前記新設管との間に前記止水ゴムが押し込まれることを特徴とする管路敷設装置。
  2. 前記駆動部は、前記外周刃部、前記止水ゴム、及び前記新設管を残して、前記内周刃部を後退させることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の管路敷設装置。
  3. 前記外周刃部は、前記内周刃部に螺合され、当該螺合を解除することにより前記外周刃部と前記内周刃部とは分離可能とされたことを特徴とする請求項1又は2に記載の管路敷設装置。
  4. 前記駆動部は、反力支持部によって前記既存管又は前記新設管に反力を作用させて前進及び後進させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の管路敷設装置。
  5. 分水栓と前記新設管との接続を行う分水栓接続部を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の管路敷設装置。
  6. 前記切削部が切削した切削くずを切削方向後方に搬送する搬送路を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の管路敷設装置。
  7. 既存管の内部に新設管を前進させて敷設する管路敷設方法であって、
    既存管の一端側に発進堅坑を彫削し、円筒状の外周刃部と円柱状の内周刃部とに分離可能であり正方向及び逆方向に回転可能な切削部と、前記既存管内に挿入された前記新設管を前進させるともに、前記切削部を前進及び後進させることが可能な駆動部とを備えた管路敷設装置を前記既存管路内に挿入する管路敷設装置挿入工程と、
    前記管路敷設装置により、
    前記外周刃部及び前記内周刃部を回転させて、前記既存管内の異物を切削除去する異物除去工程と、
    前記新設管を前記既存管内で前進させる新設管前進工程と、
    前記外周刃部に対して前記新設管が相対的に前進することにより、前記外周刃部における切削方向後側に取付けられた円筒状の止水ゴムを前記既存管と前記新設管との間に押し込む止水工程と、を実行した後、
    前記外周刃部及び止水ゴムを残して前記管路敷設装置を前記発進堅坑から搬出する管路敷設装置搬出工程と、を備えたことを特徴とする管路敷設方法。
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