JP6635372B2 - インターリーブ方法、インターリーブ装置、インターリーブプログラムおよびアクセスポイント - Google Patents
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Description
以下、本開示を実施するための好適な本実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図3は、符号化対象データをUDPパケット化する説明概念図であり、図1、図2の通信システムにおいては、アクセスポイント40のCPU(インターリーブ装置)42が実行する処理である。図3(a)は、図1におけるコンテンツ生成装置10が生成したコンテンツの少なくとも一部を構成するデータであって、放送送信機20、放送波受信チューナ30を介して送られた符号化対象データを示す。CPU42は、この符号化対象データを図3(b)に示すように、AL−FEC処理単位のシンボルに分割する。
本開示においては図3(d)に示すインターリーブにおいて、このようなバースト消失の発生の可能性を考慮し、CPU42が、近接するシンボルを、できるだけ時間的に離れたパケットに分散して配置する。本実施の形態ではこの処理を分散インターリーブと呼ぶ。この結果、近接する複数のシンボルが消失するおそれをさらに抑制することができる。
第2ステップ:実際に使用するシンボル配置間隔Dの決定
第3ステップ:シンボル配置パターン(インターリーブパターン)の生成
以下、各ステップについて説明する。
図6は、シンボル配置間隔候補dを算出するのに必要な要素をまとめた表である。シンボル配置間隔候補dは、近接した符号化シンボルを、(パケット数ベースで)どれだけ離して配置するかを決定する際に候補となる数である。前提として、符号化対象データを構成する1ブロックあたりの情報シンボル(図3(c)参照)の数がIであり、情報シンボル数Iに対する、符号化に伴い生成される冗長シンボルの数の割合である冗長度が冗長度Rである。すなわち、R(%)=冗長シンボル数/情報シンボル数I×100である。このとき1ブロックあたりの符号化後の符号化シンボル数Cは、C=I×(100+R)/100により算出される。
次にCPU42は、1ステップの結果算出された複数のシンボル配置間隔候補dの中から、実際に使用するシンボル配置間隔Dを決定する。複数のシンボル配置間隔候補dの中から、最適なシンボル配置間隔Dを決定する基準となる「シンボル配置間隔特性」としては、例えば、「ペアシンボル間距離」という指標を用いることができる。
1)1パケットに搭載する符号化シンボルの数である搭載シンボル数L(N=L)
2)予め想定したバースト消失で消失する符号化シンボルの数
次に、CPU42は、第2ステップで決定したシンボル配置間隔Dで、符号化シンボルをパケットに配置するためのシンボル配置パターン(インターリーブパターン)を生成し、このパターンに従って、分散インターリーブを行う。図14は、シンボル配置間隔D=49をもって、符号化シンボルをパケットに配置した場合のシンボルの配置状態をマトリックス形式で示したイメージ図である。
20 放送送信機
30 放送波受信チューナ
32 放送波受信LSI
34 CPU
40 アクセスポイント
42 CPU(インターリーブ装置)
44 LSI
50 受信端末
52 LSI
54 CPU
56 ディスプレイ
58 スピーカ
60 コンテンツ配信サーバ
70 ネットワーク
100 通信システム
Claims (12)
- シンボルをデータ送信用の複数のパケットに配置するためのインターリーブ方法であって、
コンテンツを構成する符号化対象データを、複数のシンボルに分割し、
複数の前記シンボルを所定のシンボル数毎に符号化して複数の符号化シンボルからなる符号化シンボル列を生成し、
少なくとも符号化シンボル数がC、1パケットに搭載する符号化シンボルの数である搭載シンボル数がLの場合、符号化シンボルを送信するパケットの数であるパケット数Bを、C/Lの小数点以下を切り上げて求めるB=Round(C/L)により算出し、
パケット数Bとの最大公約数が1となる値であるシンボル配置間隔候補dを少なくとも一つ算出し、
前記符号化シンボル列内で近接した二つの符号化シンボルを、前記シンボル配置間隔候補dの一つであるシンボル配置間隔Dだけ互いに離れた二つのパケットに配置する、
インターリーブ方法。 - 請求項1に記載のインターリーブ方法であって、
複数の前記シンボル配置間隔候補dが算出され、
各シンボル配置間隔候補dをもって、符号化シンボルがパケットに配置された場合において、1ブロックに存在する符号化シンボルのうち、所定の連続したN個の符号化シンボルの中に存在する二つの符号化シンボルのペアが配置されるパケット間の距離であるペアシンボル間距離を、総てのペアについて算出し、
各シンボル配置間隔候補dについて、前記総てのペアのペアシンボル間距離の中で最も小さい最小ペアシンボル間距離を決定し、
前記最小ペアシンボル間距離が最も大きいシンボル配置間隔候補dを、前記シンボル配置間隔Dとして選択する、インターリーブ方法。 - 請求項1に記載のインターリーブ方法であって、
複数の前記シンボル配置間隔候補dが算出され、
各シンボル配置間隔候補dをもって、符号化シンボルがパケットに配置された場合において、1ブロックに存在する符号化シンボルのうち、所定の連続したN個の符号化シンボルの中に存在する二つの符号化シンボルのペアが配置されるパケット間の距離であるペアシンボル間距離を、総てのペアについて算出し、
各シンボル配置間隔候補dについて、前記総てのペアのペアシンボル間距離を平均した平均ペアシンボル間距離を算出し、
前記平均ペアシンボル間距離が最も大きいシンボル配置間隔候補dを、前記シンボル配置間隔Dとして選択する、インターリーブ方法。 - 請求項1に記載のインターリーブ方法であって、
複数の前記シンボル配置間隔候補dが算出され、
各シンボル配置間隔候補dをもって、符号化シンボルがパケットに配置された場合において、1ブロックに存在する符号化シンボルのうち、所定の連続したN個の符号化シンボルの中に存在する二つの符号化シンボルのペアが配置されるパケット間の距離であるペアシンボル間距離を、総てのペアについて算出し、
各シンボル配置間隔候補dについて、前記総てのペアのペアシンボル間距離の中で最も大きい最大ペアシンボル間距離を決定し、
前記最大ペアシンボル間距離が最も大きいシンボル配置間隔候補dを、前記シンボル配置間隔Dとして選択する、インターリーブ方法。 - 請求項1に記載のインターリーブ方法であって、
複数の前記シンボル配置間隔候補dが算出され、
各シンボル配置間隔候補dをもって、符号化シンボルがパケットに配置された場合において、1ブロックに存在する符号化シンボルのうち、所定の連続したN個の符号化シンボルの中に存在する二つの符号化シンボルのペアが配置されるパケット間の距離であるペアシンボル間距離を、総てのペアについて算出し、
各シンボル配置間隔候補dについて、前記総てのペアのペアシンボル間距離の中で最も小さい最小ペアシンボル間距離を決定し、
当該最小ペアシンボル間距離が最も大きいシンボル配置間隔候補d1が複数存在する場合、当該複数のシンボル配置間隔候補d1について、総てのペアのペアシンボル間距離を平均した平均ペアシンボル間距離を算出し、
当該平均ペアシンボル間距離が最も大きいシンボル配置間隔候補d2が複数存在する場合、当該複数のシンボル配置間隔候補d2について、総てのペアのペアシンボル間距離の中で最も大きい最大ペアシンボル間距離を決定し、
当該最大ペアシンボル間距離が最も大きいシンボル配置間隔候補d3を、前記シンボル配置間隔Dとして選択する、インターリーブ方法。 - 請求項2から5のいずれか1項に記載のインターリーブ方法であって、
前記N個の符号化シンボルのNが前記搭載シンボル数Lに等しい、インターリーブ方法。 - 請求項2から5のいずれか1項に記載のインターリーブ方法であって、
前記N個の符号化シンボルのNが、予め想定したバーストパケットロスのバースト消失で消失する符号化シンボルの数である、インターリーブ方法。 - 請求項2から7のいずれか1項に記載のインターリーブ方法であって、
符号化シンボルの番号であるシンボル番号がn(n=0,1,2,・・・である整数)で表される場合、シンボル番号nの符号化シンボルが配置されるパケットP(k)の番号であるパケット番号k(k=0,1,2,・・・である整数)を、k=Mod(n×D,B)により算出する、インターリーブ方法。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載のインターリーブ方法であって、
符号化前の前記符号化対象データを構成する情報シンボルの数が、情報シンボル数Iであり、
前記情報シンボル数Iに対する、符号化に伴い生成される冗長シンボルの数の割合が冗長度R(%)であり、
前記符号化シンボル数Cを、C=I×(100+R)/100により算出する、インターリーブ方法。 - シンボルを送信用の複数のパケットに配置するためのインターリーブ装置であって、
当該インターリーブ装置はプロセッサとメモリとを備え、
前記プロセッサは、前記メモリと協働して、
コンテンツを構成する符号化対象データを、複数のシンボルに分割し、
複数の前記シンボルを所定のシンボル数毎に符号化して複数の符号化シンボルからなる符号化シンボル列を生成し、
少なくとも符号化シンボル数がC、1パケットに搭載する符号化シンボルの数である搭載シンボル数がLの場合、符号化シンボルを送信するパケットの数であるパケット数Bを、C/Lの小数点以下を切り上げて求めるB=Round(C/L)により算出し、
パケット数Bとの最大公約数が1となる値であるシンボル配置間隔候補dを少なくとも一つ算出し、
前記符号化シンボル列内で近接した二つの符号化シンボルを、前記シンボル配置間隔候補dの一つであるシンボル配置間隔Dだけ互いに離れた二つのパケットに配置する、
インターリーブ装置。 - シンボルを送信用の複数のパケットに配置するためのインターリーブプログラムであって、
コンテンツを構成する符号化対象データを、複数のシンボルに分割する工程と、
複数の前記シンボルを所定のシンボル数毎に符号化して複数の符号化シンボルからなる符号化シンボル列を生成する工程と、
少なくとも符号化シンボル数がC、1パケットに搭載する符号化シンボルの数である搭載シンボル数がLの場合、符号化シンボルを送信するパケットの数であるパケット数Bを、C/Lの小数点以下を切り上げて求めるB=Round(C/L)により算出する工程と、
パケット数Bとの最大公約数が1となる値であるシンボル配置間隔候補dを少なくとも一つ算出する工程と、
前記符号化シンボル列内で近接した二つの符号化シンボルを、前記シンボル配置間隔候補dの一つであるシンボル配置間隔Dだけ互いに離れた二つのパケットに配置する工程と、
をコンピュータに実行させるインターリーブプログラム。 - 請求項10に記載のインターリーブ装置または請求項11に記載のインターリーブプログラムを備えたアクセスポイント。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015245303A JP6635372B2 (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | インターリーブ方法、インターリーブ装置、インターリーブプログラムおよびアクセスポイント |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015245303A JP6635372B2 (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | インターリーブ方法、インターリーブ装置、インターリーブプログラムおよびアクセスポイント |
Publications (2)
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JP2017112492A JP2017112492A (ja) | 2017-06-22 |
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Family Applications (1)
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JP2015245303A Active JP6635372B2 (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | インターリーブ方法、インターリーブ装置、インターリーブプログラムおよびアクセスポイント |
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- 2015-12-16 JP JP2015245303A patent/JP6635372B2/ja active Active
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