JP6635317B2 - 洗濯機の排水構造 - Google Patents

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Description

本発明は洗濯機の技術分野に関し、具体的には、洗濯機の排水構造に関する。
生活水準の向上に伴って洗濯機に対する要求は高まる一方であり、単純な洗濯ではもはや利用者のニーズを満たすことはできなくなっている。特に、エネルギーと発展が社会発展におけるテーマとなっていることから、洗濯機については基本的な洗濯ニーズを満たすだけでなく、省エネもまた重要な評価要素となっている。通常のパルセータ洗濯機の場合、注水時に内槽と外槽の間にも大量の水が存在するが、洗浄時には内槽以外の水は無駄となってしまう。そこで、従来の内槽下部に孔が存在しない洗濯機の場合、内槽の上端部だけに脱水用排水孔を設けることで、注水後の洗浄、すすぎ時に内槽のみに水が存在し、内槽と外槽の間には水が溜まらないようにしている。こうすることで、洗濯機内の水を十分に活用できるほか、他の洗濯機と比べて注水時の水使用量が40%抑えられ、洗剤の節約にもなる。また、内槽への注水量が減少することから、洗濯機への負荷がある程度軽減し、より省電力ともなる。
しかし、このような内槽底壁に孔が存在しない洗濯機にも欠点はある。内槽下部に脱水用排水孔が設けられていないため、脱水時に迅速に排水できず、脱水の開始が遅れる。また、脱水開始時の振動が大きいほか、エネルギー消費が大きく、脱水後の衣類含水率が高くなる。
そこで、このような洗濯機における排水問題をいかに良好に解決し、ユーザの使用感を高めるかが極めて重要となっている。
上記の課題を解決するために、本発明は洗濯機の排水構造を提供し、具体的には、以下の技術方案を採用する。
洗浄、すすぎ時に内槽と外槽の間に水が存在しない洗濯機に用いられ、洗濯機が、槽側壁の下部に孔の存在しない内槽を含む洗濯機の排水構造において、前記排水構造は、止水蓋、梃子構造及び駆動装置を含み、梃子構造のうち作用点側アーム端は止水蓋に接続され、力点側アーム端は梃子構造を動作させるよう駆動する駆動装置に設けられ、前記内槽の底壁には排水口が設けられ、前記梃子構造は、止水蓋が洗浄及びすすぎ過程では排水口を閉止し、排水時には排水口を開放するよう駆動装置により駆動される。
更に、前記梃子構造は、梃子及び梃子ブラケットを含み、梃子ブラケットは内槽の底壁外側に固定され、梃子は回動可能に梃子ブラケットに取り付けられ、前記駆動装置は梃子がブラケット周りに回動するよう駆動する。
更に、前記止水蓋と梃子構造における作用点側アーム端はヒンジを介して接続され、止水蓋は、梃子構造における作用点側アーム端の中心線周りに回動自在とされ、止水蓋と内槽の底壁との間には0〜15°の可動夾角が設けられ、前記可動夾角は5°であることが好ましい。
更に、前記駆動装置はカムを含み、カムは回動可能に内槽の底壁外側に取り付けられ、カムの輪郭曲面が梃子における力点側アーム端の上方に設けられ、前記輪郭曲面は、カムの回動に伴って梃子の力点側アームを押圧/解放して、梃子構造の梃子運動を実現する。
更に、前記カムには第1位置規制部及び第2位置規制部が設けられ、前記第1位置規制部は、止水蓋により排水口が開放される位置までカムが回動してから停止するよう規制するものであり、前記第2位置規制部は、止水蓋により排水口が閉止される位置までカムが回動してから停止するよう規制するものである。
更に、前記梃子構造における梃子とブラケットの間には、輪郭曲面からの解放時に梃子を位置回復させるためのねじりばねが設けられ、前記ねじりばねは、輪郭曲面が梃子の力点側アームを押圧する際に変形し、輪郭曲面が梃子の力点側アームを解放する際に変形から回復する。
更に、前記洗濯機は、内槽の外部に同軸に取り付けられる外槽を含み、前記駆動装置は、更に、外槽の底壁に取り付けられる第1レバーストッパユニット及び第2レバーストッパユニットを含み、前記カムには第1レバーと第2レバーが設けられ、前記内槽が順方向に回動する際、第1レバーストッパユニットが第1レバーを妨げてカムを逆方向に回動させることで、輪郭曲面が梃子構造を押圧し、止水蓋が排水口を開放する一方、内槽が逆方向に回動する際、第2レバーストッパユニットが第2レバーを妨げてカムを順方向に回動させることで、輪郭曲面が梃子構造を解放し、止水蓋が排水口を閉止する。
更に、前記第1レバーストッパユニットと第2レバーストッパユニットは、上下に運動可能なレバーストッパをそれぞれ含み、第1レバーストッパユニットのレバーストッパが上方への運動時に第1レバーのみを妨げるよう、前記第1レバーストッパユニットは第2レバーストッパユニットの外側に設けられ、第1レバーの長さは第2レバーの長さよりも長く、第2レバーストッパユニットのレバーストッパが上方への運動時に第2レバーのみを妨げるよう、前記第2レバーストッパユニットのレバーストッパの長さは、第1レバーストッパユニットのレバーストッパの長さよりも短く、第2レバーと外槽の底壁との距離は、第1レバーと外槽の底壁との距離よりも短い。
更に、前記第1レバーストッパユニットと第2レバーストッパユニットは、いずれも密封カバー及び上下に運動可能なレバーストッパを含み、レバーストッパは、上部が外槽の底壁を貫通して内槽と外槽の間に位置するとともに、下部が外槽の底壁の外部に位置しており、密封カバーはレバーストッパの上部を覆うとともに、レバーストッパの運動に伴って伸縮可能であり、密封カバーの他端と外槽の底壁との間は密封接続される。
更に、前記第1レバーストッパユニットと第2レバーストッパユニットは圧縮ばねを含み、圧縮ばねはレバーストッパの下部に設けられ、圧縮ばねの一端は外槽の底壁に当接しており、他端はレバーストッパの下端端部に当接しており、前記圧縮ばねは、レバーストッパの上昇時に圧縮されて、レバーストッパが下降により位置回復するための弾性力を付与する。
更に、前記駆動装置は、押圧板、ブラケット、牽引バー及びトラクションモータを含み、ブラケットは外槽の底壁外側に固定され、牽引バーは回動可能にブラケットに装着され、牽引バーの一端はトラクションモータに接続され、他端は押圧板に固定接続され、押圧板の両端はそれぞれ第1レバーストッパユニットと第2レバーストッパユニットを押圧しており、前記牽引バーと押圧板は、トラクションモータに牽引されてブラケット周りに回動し、押圧板の一端が上昇すると、第1レバーストッパユニットが上方に運動するよう押し上げられ、押圧板の他端が下降すると、第2レバーストッパユニットが下方に運動する。
本発明では、内槽の側壁上部周りにのみ脱水用排水孔が設けられている。脱水用排水孔は、洗濯機内槽の最大給水量以上の位置に設けられており、脱水時に出た水がここから排出される。内槽の側壁のその他の部位は封止設計となっており、いかなる貫通孔構造も設けられていない。また、内槽の底壁には比較的孔径の大きな排水口が設けられ、洗浄及びすすぎ過程で閉止され、排水時に開放されることを除き、内槽底壁のその他の部位は封止設計とされる。
本発明の排水構造は、洗浄、すすぎ時に内槽と外槽の間に水が存在しない洗濯機に適用される。内槽の底壁には排水口が設けられ、排水構造の止水蓋は、洗浄又はすすぎ過程では梃子構造の作用によって排水口を閉止する一方、排水時には梃子構造の作用によって排水口を開放する。また、梃子構造は、駆動装置による駆動作用によって梃子動作を実現する。そこで、本発明の排水構造では、梃子構造における作用点側アーム端の上昇・下降を利用して、止水蓋により排水口を開閉することで洗濯機における排水を実現する。更には、構造が単純で取り付けやすく、市場での普及価値に優れている。
図1は、本発明の排水構造が内槽底部に取り付けられた場合の斜視図である。 図2は、本発明の排水構造が内槽底部に取り付けられた場合の他の斜視図である。 図3は、本発明のカムの斜視図である。 図4は、本発明の排水構造が外槽底部に取り付けられた場合の斜視図である。 図5は、本発明の図4の平面図である。 図6は、本発明の図4の断面図である。 図7は、本発明の第1レバーストッパユニットと第2レバーストッパユニットの斜視図である。 図8は、本発明の第1レバーストッパユニット又は第2レバーストッパユニットの断面図である。 図9は、本発明の動作原理を示す図である。 図10は、本発明における排水構造の開放状態の斜視図である。 図11は、本発明における排水構造の閉止状態の斜視図である。 図12は、本発明の実施例2の斜視図である。 図13は、本発明の実施例2の正面図である。
以下に、図面を組み合わせて本発明における洗濯機の排水構造につき詳述する。
図1に示すように、洗浄、すすぎ時に内槽と外槽の間に水が存在しない洗濯機に用いられる洗濯機の排水構造において、前記排水構造は、止水蓋8、梃子構造及び駆動装置を含む。梃子構造の作用点側アーム端は止水蓋8に接続され、力点側アーム端は梃子構造を動作させるよう駆動する駆動装置に設けられる。前記内槽1の底壁には排水口が設けられ、前記梃子構造は、止水蓋8が洗浄及びすすぎ過程では排水口を閉止し、排水時には排水口を開放するよう駆動装置により駆動される。
本発明では、内槽1の側壁上部周りにのみ脱水用排水孔が設けられている。脱水用排水孔は、洗濯機内槽の最大給水量以上の位置に設けられており、脱水時に出た水がここから排出される。内槽1の側壁のその他の部位は封止設計となっており、いかなる貫通孔構造も設けられていない。また、内槽1の底壁には比較的孔径の大きな排水口が設けられ、洗浄及びすすぎ過程で閉止され、排水時に開放されることを除き、内槽底壁のその他の部位は封止設計とされる。
本発明の排水構造は、洗浄、すすぎ時に内槽と外槽の間に水が存在しない洗濯機に適用される。内槽1の底壁には排水口が設けられ、排水構造の止水蓋8は、洗浄又はすすぎ過程では梃子構造の作用によって排水口を閉止する一方、排水時には梃子構造の作用によって排水口を開放する。また、梃子構造は、駆動装置による駆動作用によって梃子運動を実現する。そこで、本発明の排水構造では、梃子構造における作用点側アーム端の上昇・下降を利用して、止水蓋8により排水口を開閉することで洗濯機における排水を実現する。更には、構造が単純で取り付けやすく、市場での普及価値に優れている。
本発明の好ましい実施形態として、前記梃子構造は、梃子3と梃子ブラケット6を含む。梃子ブラケット6は内槽1の底壁外側に固定されており、梃子3の中央部が回動可能に梃子ブラケット6に取り付けられている。前記止水蓋8は梃子3の作用点側アーム端に接続されており、前記駆動装置は梃子3の力点側アーム端に設けられている。駆動装置は、梃子3が梃子ブラケット6周りに回動するよう駆動する。
本発明における梃子3の作用点側アーム端が止水蓋8に接続されており、力点側アーム端が駆動装置に接続されているほか、本発明の梃子構造は内槽1の底壁外側に設けられている。そのため、力点側アーム端が駆動装置により上方へ運動するよう駆動されると、作用点側アーム端は止水蓋8を伴って下方に運動し、排水口を開放する。また、力点側アーム端が駆動装置により下方へ運動するよう駆動されると、作用点側アーム端は止水蓋8を伴って上方へ運動し、排水口を閉止する。つまり、本発明の排水構造では、梃子構造を採用することで排水口の開閉がいずれも梃子の作用を受けることから、より確実となる。
本発明の好ましい実施形態として、前記止水蓋8と梃子構造の作用点側アーム端はヒンジを介して接続されている。止水蓋8は、梃子構造における作用点側アーム端の中心線周りに回動自在とされ、止水蓋8と内槽底壁との間には0〜15°の可動夾角が設けられる。なお、前記可動夾角は5°とすることが好ましい。梃子構造の運動軌跡は直線状であるため、止水蓋8が排水口を覆う際に、一部が接触しているにも拘わらず他の部分が未接触となり、排水口がしっかりと塞がれないことで漏水する場合がある。そこで、止水蓋8をヒンジによって梃子構造に接続すれば、止水蓋8に一定の可動角を持たせることができ、止水蓋8による排水口の封止がより容易となる。
本発明の好ましい実施形態として、前記内槽1の排水口周りには堰止リブ7が設けられる。堰止リブの主な作用は、排水口からの排水時に水流が梃子構造を押し流して不安定化させ、更には損傷させてしまうとの事態を防止することにある。更に、堰止リブ7のうち梃子3に対応する箇所には切欠きが設けられているため、堰止リブ7が梃子3の正常な上昇及び下降を妨げることがなく、止水蓋8の開閉がよりスムーズとなる。堰止リブ7は、梃子構造に向かって流動する水流を減少させるためのものにすぎず、排水口のうち梃子構造寄りの側に設けることが好ましい。
いかにして本発明における梃子構造の梃子運動を実現し、止水蓋8を開閉させるかが本発明の要点となる。そこで、本発明では以下の技術方案を用いて梃子構造が梃子運動するよう駆動する。
図2に示すように、本発明で記載する駆動装置はカム12を含む。カム12は回動可能に内槽1の底壁外側に取り付けられ、カム12の輪郭曲面10が梃子3における力点側アーム端に接触する。前記輪郭曲面10は、カム12の回動に伴って梃子3の力点側アームを押圧/解放して、梃子構造の梃子運動を実現する。
そこで、本発明では、カム12の回動過程において、輪郭曲面10の異なる曲面が梃子3の力点側アーム端と接触する。曲率半径の大きな面が梃子3の力点側アーム端に接触すると、カム12が梃子3の力点側アームを押圧する。これにより、梃子3の力点側アーム端が圧力を受けて上方へ運動し、梃子3の作用点側アーム端が下方に運動することで、止水蓋8が排水口を開放する。一方、曲率半径の小さな面が梃子3の力点側アーム端に接触すると、カム12が梃子3の力点側アームを解放する。これにより、梃子3の力点側アーム端が下方に位置回復し、梃子3の作用点側アーム端が上方へ運動することで、止水蓋8により排水口が閉止される。
本発明の輪郭曲面10は、少なくとも第1曲面、第2曲面及び第3曲面を含む。第1曲面の曲率半径は徐々に拡大しており、第2曲面の曲率半径は第1曲面の曲率半径の最大値に等しい。また、第3曲面の曲率半径は第2曲面の曲率半径よりもやや小さい。そのため、本発明の止水蓋8が閉止される際には、輪郭曲面10の第1曲面と梃子3における力点側アーム端が接触することになる。輪郭曲面10は、カム12の回動過程において、第1曲面、第2曲面が梃子3の力点側アーム端にそれぞれ接触し、曲率半径が最大の第2曲面に到達した後に、第3曲面に到達するまで回動を継続してから停止する。このとき、第3曲面が梃子3の力点側アーム端を押圧することで止水蓋8が開放される。このように、主としてカム12が回動を停止すると、第3曲面の曲率半径が第2曲面の曲率半径よりもやや小さいことから、カム12の回転が防止され、止水蓋8の開放状態がより確実に保証される。
本発明の梃子3における力点側アーム端の端部には、フレーム状構造5が設けられている。フレーム状構造5の内部にはプーリ4が回動可能に設けられており、プーリ4とカム12の輪郭曲面10が接触する。これによれば、カム12と梃子3の力点側アーム端との接触時における摩擦が軽減するため、移動がより安定し、ノイズが発生することがない。
本発明の止水蓋8による排水口の開放は、主としてカム12が梃子3の力点側アーム端を押圧することにより実現される。一方、止水蓋8による排水口の閉止は、カム12が梃子3の力点側アーム端を解放し、梃子3の力点側アーム端が下方に位置回復することで実現される。このため、カム12からの解放時に梃子3の力点側アーム端を確実に位置回復させることが、止水蓋8による排水口閉止のポイントとなる。そこで、本発明の好ましい実施形態として、前記梃子構造における梃子3とブラケット6の間には、輪郭曲面10からの解放時に梃子3を位置回復させるためのねじりばね2が設けられる。前記ねじりばね2は、輪郭曲面10が梃子3の力点側アームを押圧する際に変形し、輪郭曲面10が梃子3の力点側アームを解放する際に変形から回復する。
本発明のねじりばね2は、カム12が梃子3を押圧する際に変形することで一定の弾性力を備える。そして、カム12が梃子3を解放する際にねじりばね2が変形から回復し、梃子3に弾性力を付与することで力点側アーム端が下降する。本発明ではねじりばね10によって梃子3の位置回復を実現可能なことから、構造が単純で取り付けやすく、確実且つ効果的である。
上記の技術方案によれば梃子3の駆動に関する課題は解決されるが、梃子3の梃子運動にとってはカム12の回動をどのように実現するかがポイントとなる。そこで、具体的に以下の技術方案を用いた。
図3、図4、図5及び図6に示すように、本発明で記載する洗濯機は、外槽13の内部に同軸に取り付けられる内槽1を含む。
本発明で記載する駆動装置は、更に、外槽13の底壁に取り付けられる第1レバーストッパユニット16及び第2レバーストッパユニット17を含む。また、前記カム12には第1レバー9と第2レバー11が設けられる。

前記内槽1が順方向に回動する際、第1レバーストッパユニット16が第1レバー9を妨げてカム12を逆方向に回動させることで、輪郭曲面10が梃子構造を押圧し、止水蓋8が排水口を開放する。一方、内槽1が逆方向に回動する際、第2レバーストッパユニット17が第2レバー11を妨げてカム12を順方向に回動させることで、輪郭曲面10が梃子構造を解放し、止水蓋8が排水口を閉止する。
本発明で記載する順方向の回動又は逆方向の回動とは、内槽1の回動を特定方向に限定するものではなく、内槽1が排水時に双方向への回転を必要とすることを限定するものにすぎない。例えば、時計回りの回動を順方向とする場合には反時計回りの回動が逆方向の回動となり、逆もまた同様となる。本発明の図面では、内槽1の時計回りの回動を順方向とし、内槽1の反時計回りの回動を逆方向とする。本発明の内槽1は双方向に回動することで、排水前に止水蓋8を開放し、排水完了後に止水蓋8を閉止する。
本発明の好ましい実施形態として、前記第1レバーストッパユニット16と第2レバーストッパユニット17は、上下に運動可能なレバーストッパ23をそれぞれ含む。前記第1レバーストッパユニット16と第2レバーストッパユニット17におけるレバーストッパ23は、それぞれ独立して第1レバー9及び第2レバー11に作用する必要があり、作用対象を誤った場合にはカム12の回動と位置回復を実現できない。
そのため、前記第1レバーストッパユニット16は第2レバーストッパユニット17の外側に設けられ、第1レバー9の長さは第2レバー11の長さよりも長くなっている。これにより、第1レバーストッパユニット16のレバーストッパ23は上方への運動時に第1レバー9のみを妨げることになる。
このように、第1レバーストッパユニット16を第2レバー11の自由端の外側に設けることで、第1レバーストッパユニット16は上方への運動時に、第2レバー11を妨げることなく第1レバー9のみを妨げることが可能となる。第1レバー9は妨げられることでカム12を逆方向に回動させ、梃子3の力点側アーム端を押圧する。これにより、力点側アーム端が上昇し、作用点側アーム端が下降することで、止水蓋8が排水口を開放する。
本発明で記載する第2レバーストッパユニット17のレバーストッパ23の長さは、第1レバーストッパユニット16のレバーストッパ23の長さよりも短い。また、第2レバー11と外槽13の底壁との距離は、第1レバー9と外槽13の底壁との距離よりも短い。これにより、第2レバーストッパユニット17のレバーストッパ23は、上方への運動時に第2レバー11のみを妨げることになる。
このように、第2レバーストッパユニット17のレバーストッパ23による上方への運動高さは、第1レバー9を妨げることなく第2レバー11のみを妨げることが可能である。第2レバー11は、妨げられることでカム12を順方向に回動させて、梃子3の力点側アーム端を解放する。これにより、力点側アーム端が下降し、作用点側アーム端が上昇することで、止水蓋8により排水口が閉止される。
本発明で記載する第1レバー9と第2レバー11の長さは、第1レバー9が、第1レバーストッパユニット16に妨げられることで輪郭曲面10の第3曲面と梃子3における力点側アーム端とが接触するまでカム12を回動させた後に、第1レバーストッパユニット16から分離し、第2レバー11が、第2レバーストッパユニット17に妨げられることで輪郭曲面10の第1曲面と梃子3における力点側アーム端とが接触するまでカム12を回動させた後に、第2レバーストッパユニット17から分離する長さとされる。
図7及び図8に示すように、本発明で記載する第1レバーストッパユニット16と第2レバーストッパユニット17は、いずれもレバーストッパ23、ナット24、密封カバー25、固定盤26及び圧縮ばね27を含み、前記レバーストッパ23が外槽13の底壁を貫通している。本発明の第1レバーストッパユニット16と第2レバーストッパユニット17のレバーストッパ23は、第1レバー9と第2レバー11を妨げるよう上下に運動可能である。レバーストッパ23の上部は内槽1と外槽13の間に位置し、下部は外槽13の底壁の外部に位置している。前記密封カバー25はレバーストッパ23の上部を覆っており、且つレバーストッパ23の運動に伴って伸縮可能である。密封カバー25の一端はナット24を介してレバーストッパ23に固定され、他端は固定盤26を介して外槽13の底壁に固定されるとともに密封している。これにより、第1レバーストッパユニット16及び第2レバーストッパユニット17と外槽13との間が確実に密封され、漏水が防止される。また、前記圧縮ばね27は、レバーストッパ23の下部に設けられる。前記レバーストッパ23の下端端部には、圧縮ばね27の一端に当接するストッパナット29が設けられる。前記圧縮ばね27は、外槽13の底壁とストッパナット29の間に設けられる。更に、前記外槽13には固定ベース28が取り付けられており、前記レバーストッパ23は固定ベース28を貫通している。圧縮ばね27は、固定ベース28とストッパナット29の間に設けられる。これより、圧縮ばね27が圧力を受けた際に外槽13を付勢し、外槽13が頻繁に圧力を受けることで損傷するとの事態を防止可能となる。
本発明の梃子構造とカム12は内槽1と外槽13の間に取り付けられる。そこで、十分な取り付け空間を提供すべく、前記外槽13の底壁には凹溝構造15が設けられ、前記第1レバーストッパユニット16と第2レバーストッパユニット17が凹溝構造15に取り付けられる。また、前記凹溝構造15には外槽排水口14が設けられる。
本発明の第1レバーストッパユニット16及び第2レバーストッパユニット17におけるレバーストッパ23の上下運動を実現すべく、本発明の好ましい実施形態として、図4、図5及び図6に示すように、前記駆動装置は、押圧板20、ブラケット21、牽引バー22及びトラクションモータ19を更に含む。ブラケット21は外槽13の底壁外側に固定され、牽引バー22は回動可能にブラケット21に装着される。牽引バー22の一端はトラクションモータ19に接続され、他端は押圧板20に固定接続される。押圧板20の両端は、それぞれ第1レバーストッパユニット16及び第2レバーストッパユニット17を押圧している。
前記牽引バー22と押圧板20は、トラクションモータ19に牽引されてブラケット21周りに回動する。押圧板20の一端が上昇すると、第1レバーストッパユニット16が上方に運動するよう押し上げられ、押圧板20の他端が下降すると、第2レバーストッパユニット17が下方に運動する。
本発明の好ましい実施形態として、前記トラクションモータ19は牽引紐18によって牽引バー22に接続される。
実施例1
図2及び図3に示すように、本実施例は、本発明における洗濯機の排水構造に適用されるカム構造12を提供するとの点においてのみ上記実施例と異なる。カム構造12は全体が扇形構造をなしており、カム構造12には輪郭曲面10が設けられている。本発明のカム12は洗濯機の内槽1の底壁に取り付けられるため、カム12の取り付け後の位置からみて、輪郭曲面はカム12の上面に設けられている。
本実施例で記載するカム12には、第1レバー9及び第2レバー11が設けられる。第1レバー9及び第2レバー11は一定の弧度を備えて設けられ、弧度の中心が第1レバーストッパユニット16及び第2レバーストッパユニット17側に位置している。これによれば、第1レバーストッパユニット16及び第2レバーストッパユニット17が第1レバー9及び第2レバー11を妨げる際に、第1レバーストッパユニット16及び第2レバーストッパユニット17が、第1レバー9及び第2レバー11の円弧構造に沿ってスライドすることになる。そのため、双方がよりバランスよく作用し、移動がいっそう安定する結果、カム12の回動が唐突に変化するとの事態が防止される。
実施例2
図12及び図13に示すように、本実施例は、本発明における洗濯機の排水構造に適用されるカム構造12を更に提供するとの点においてのみ上記実施例と異なる。カム構造12は全体が円柱状をなしており、カム構造12には輪郭曲面10が設けられている。本発明のカム12は洗濯機の内槽1の底壁に取り付けられるため、カム12の取り付け後の位置からみて、輪郭曲面10はカム12の上面に設けられている。
本実施例で記載するカム12には、第1レバー9及び第2レバー11が設けられる。
本実施例で記載するカム12には、更に、第1位置規制部34及び第2位置規制部35が設けられる。前記第1位置規制部34は、止水蓋8により排水口が開放される位置までカム12が回動してから停止するよう規制するものであり、前記第2位置規制部35は、止水蓋8により排水口が閉止される位置までカム12が回動してから停止するよう規制するものである。
第1位置規制部34及び第2位置規制部35がカム12の回動を位置規制する作用を奏することから、カム12は環状面全体が梃子構造と接触するわけではない。そのため、本実施例の輪郭曲面10は、第1位置規制部34と第2位置規制部35の間のカム12の上面にのみ設けられる。
本実施例の輪郭曲面10は、少なくともベース曲面36、摺動曲面37及び逆止曲面38を含む。垂直ストローク高さはベース曲面36が最も低く、摺動曲面37の垂直ストローク高さは徐々に上昇するようになっている。また、逆止曲面38の垂直ストロークは、摺動曲面37における垂直ストロークの最大値から徐々に低下するようになっているが、低下幅は大きくない。これらは、主として本発明の排水構造における開閉状態から決定される。ベース曲面36が梃子構造と接触する際には止水蓋8が排水口を覆い、このとき、本発明の排水構造は閉止状態となる。カム12が回動すると、梃子構造が摺動曲面37に沿って最大ストロークとなる位置までスライドし、止水蓋8が排水口を開放する。このとき、本発明の排水構造は開放状態となる。また、逆止曲面38の垂直ストロークは摺動曲面37の最大ストロークよりもやや小さく、梃子構造を受圧状態に維持可能なため、本発明の排水構造は開放状態に維持される。本発明の排水構造を再び閉止したい場合には、カム12を逆方向に回動させるだけでよい。
更に、本発明の第1位置規制部34及び第2位置規制部35はカム12の回動を規制するためのものである。カム12は、ベース曲面36又は逆止曲面38の位置まで回動した後に回動を停止する必要があるが、このとき、カム12は慣性によって回動を継続する可能性がある。この場合、止水蓋8の正常な開閉が不可能となったり、カム12が損傷したりする。
そこで、本実施例の第1位置規制部34と第2位置規制部35はいずれも棒状構造をなしている。第1位置規制部34及び第2位置規制部35は、第1レバー9及び第2レバー11とレバーストッパユニットとの接触に影響しないよう、いずれも第1レバー9及び第2レバー11よりも短くなっている。
更に、本実施例の第1位置規制部34と第2位置規制部35の長さは、カム12の最外周とブラケット6との距離よりも長くなっている。これにより、カム12は所定の位置まで回動すると、第1位置規制部34及び第2位置規制部35がブラケット6に阻まれることで停止する。
実施例3
図9、図10及び図11に示すように、本実施例では実施例2を一例として、本発明における排水構造の動作原理につき詳述する。図9に示すように、図中の実線矢印Vと点線矢印VIはいずれも内槽1の回動方向である。実線矢印Vは排水構造の閉止に要する内槽1の回動方向であり、点線矢印VIは排水構造の開放に要する内槽1の回動方向である。図中の点線円Iは、内槽1に対する第1レバーストッパユニット16の運動軌跡であり、点線円IIは、内槽1に対する第2レバーストッパユニット17の運動軌跡である。また、点線円IIIは、内槽1に対する第1レバー9の運動軌跡であり、点線円IVは、内槽1に対する第2レバー11の運動軌跡である。
図9及び図10に示すように、本発明における排水構造の開放には次の過程が含まれる。
1)内槽1が図9の点線矢印VI方向へ回動する。
2)トラクションモータ19が起動する。
3)トラクションモータ19が牽引バー22を回動するよう牽引し、牽引バー22が押圧板20をブラケット21周りに回動させる。押圧板20は第1レバーストッパユニット16の一端を押圧しつつ上昇し、第1レバーストッパユニット16は押圧板20の圧力によって上方へ運動する。
4)第1レバーストッパユニット16のレバーストッパ23がカム12の第1レバー9を妨げ可能な位置まで上昇すると、トラクションモータ19は牽引を停止する。
5)内槽1が図9の点線矢印VI方向へ回動するのに伴い、カム12が第1レバーストッパユニット16まで運動すると、第1レバー9が第1レバーストッパユニット16に阻まれることで、カム12は内槽1とともに回動しつつ自転する。

6)カム12の回動に伴って輪郭曲面10が運動する。前記梃子3の力点側アーム端は輪郭曲面10に対し、ベース曲面36から摺動曲面37まで運動し、最終的に逆止曲面38に到達する。すると、カム12の第2位置規制部35が梃子ブラケット6に係合することでカム12が停止する。このとき、第1レバー9は点線円IIIに沿って回動し、点線円IIIと点線円Iの交差領域を超えて第1レバーストッパユニット16から分離する。
7)梃子3の力点側アーム端が輪郭曲面10の逆止曲面38の圧力を受けて上昇するとともに、梃子3の作用点側アーム端が下降する。梃子3の作用点側アーム端は止水蓋8を伴って下降するため、排水口が開放されて、本発明の排水装置による排水が実現される。
図9及び図11に示すように、本発明における排水構造の閉止には次の過程が含まれる。
1)内槽1が図9の実線矢印V方向へ回動する。
2)トラクションモータ19がリセットされる。
3)牽引バー22がねじりばねの位置回復に伴ってリセットされる。牽引バー22は押圧板20をブラケット21周りに回動させ、押圧板20が第2レバーストッパユニット17の一端を押圧しつつ上昇する。また、第2レバーストッパユニット17が押圧板20の圧力によって上方へ運動する。
4)第2レバーストッパユニット17のレバーストッパ23がカム12の第2レバー11を妨げ可能な位置まで上昇すると、トラクションモータ19が初期位置に戻る。
5)内槽1が図9の実線矢印V方向へ回動するのに伴い、カム12が第2レバーストッパユニット17まで運動すると、第2レバー11が第2レバーストッパユニット17に阻まれることで、カム12は内槽1とともに回動しつつ逆方向に自転する。
6)カム12の逆方向回動に伴って輪郭曲面10が運動する。前記梃子3の力点側アーム端は輪郭曲面10に対し、逆止曲面38から摺動曲面37まで運動し、最終的にベース曲面36に戻る。すると、カム12の第1位置規制部34が梃子ブラケット6に係合することでカム12が停止する。このとき、第2レバー11が点線円IVに沿って回動し、点線円IVと点線円IIの交差領域を超えて第2レバーストッパユニット17から分離する。
7)輪郭曲面10のベース曲面36が梃子3の力点側アーム端の下部まで戻ることで、梃子3の力点側アーム端にかかる圧力がなくなり、梃子3の力点側アーム端はねじりばね2の弾性作用によって位置回復する。これにより、梃子3の作用点側アーム端が止水蓋8を伴って上昇することで排水口を閉止し、本発明の排水装置による排水が実現される。
以上は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明をなんらかの形式に制限するものではない。なお、本発明については好ましい実施例を挙げて上述のように開示したが、本発明はこれらに限定されない。当業者であれば、本発明の技術方案を逸脱しない範囲において、上記で提示した技術内容を利用して若干の変更や追加を行い、均等に変化させた等価の実施例とすることが可能である。なお、本発明の技術方案の内容を逸脱することなく、本発明の技術的本質に基づいて上記の実施例に対し実施されるあらゆる簡単な修正、等価の変更及び追加は、いずれも本発明の方案の範囲に属する。
1 内槽
2 ねじりばね
3 梃子
4 プーリ
5 フレーム状構造
6 梃子ブラケット
7 堰止リブ
8 止水蓋
9 第1レバー
10 輪郭曲面
11 第2レバー
12 カム
13 外槽
14 外槽排水口
15 凹溝構造
16 第1レバーストッパユニット
17 第2レバーストッパユニット
18 牽引紐
19 トラクションモータ
20 押圧板
21 ブラケット
22 牽引バー
23 レバーストッパ
24 ナット
25 密封カバー
26 固定盤
27 圧縮ばね
28 固定ベース
29 ストッパナット
34 第1位置規制部
35 第2位置規制部
36 ベース曲面
37 摺動曲面
38 逆止曲面

Claims (10)

  1. 洗浄、すすぎ時に内槽と外槽の間に水が存在しない洗濯機に用いられ、洗濯機が、槽側壁の下部に孔の存在しない内槽(1)を含む洗濯機の排水構造において、
    前記排水構造は、止水蓋(8)、梃子構造及び駆動装置を含み、梃子構造のうち作用点側アーム端は止水蓋(8)に接続され、力点側アーム端は梃子構造を動作させるよう駆動する駆動装置に設けられ、前記内槽(1)の底壁には排水口が設けられ、前記梃子構造は、止水蓋(8)が洗浄及びすすぎ過程では排水口を閉止し、排水時には排水口を開放するよう駆動装置により駆動され
    前記梃子構造は、梃子(3)及び梃子ブラケット(6)を含み、
    前記駆動装置はカム(12)を含み、前記カム(12)は回動可能に前記内槽(1)の底壁外側に取り付けられ、前記カム(12)の輪郭曲面(10)が前記梃子(3)における力点側アーム端の上方に設けられ、前記輪郭曲面(10)は、前記カム(12)の回動に伴って前記梃子(3)の力点側アームを押圧/解放して、梃子構造の梃子運動を実現することを特徴とする構造。
  2. 前記梃子ブラケット(6)は内槽(1)の底壁外側に固定され、前記梃子(3)は回動可能に前記梃子ブラケット(6)に取り付けられ、前記駆動装置は前記梃子(3)が前記梃子ブラケット(6)周りに回動するよう駆動することを特徴とする請求項1記載の洗濯機の排水構造。
  3. 前記止水蓋(8)と梃子構造における作用点側アーム端はヒンジを介して接続され、止水蓋(8)は、梃子構造における作用点側アーム端の中心線周りに回動自在とされ、止水蓋(8)と内槽の底壁との間には0〜15°の可動夾角が設けられ、前記可動夾角は5°であることが好ましいことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の排水構造。
  4. 前記カム(12)には、更に、第1位置規制部(34)及び第2位置規制部(35)が設けられ、前記第1位置規制部(34)は、止水蓋(8)により排水口が開放される位置までカム(12)が回動してから停止するよう規制するものであり、前記第2位置規制部(35)は、止水蓋(8)により排水口が閉止される位置までカム(12)が回動してから停止するよう規制するものであることを特徴とする請求項1記載の洗濯機の排水構造。
  5. 前記梃子構造における梃子(3)とブラケット(6)の間には、輪郭曲面(10)からの解放時に梃子(3)を位置回復させるためのねじりばね(2)が設けられ、前記ねじりばね(2)は、輪郭曲面(10)が梃子(3)の力点側アームを押圧する際に変形し、輪郭曲面(10)が梃子(3)の力点側アームを解放する際に変形から回復することを特徴とする請求項1記載の洗濯機の排水構造。
  6. 前記洗濯機は、内槽(1)の外部に同軸に取り付けられる外槽(13)を含み、
    前記駆動装置は、更に、外槽(13)の底壁に取り付けられる第1レバーストッパユニット(16)及び第2レバーストッパユニット(17)を含み、前記カム(12)には第1レバー(9)と第2レバー(11)が設けられ、
    前記内槽(1)が順方向に回動する際、第1レバーストッパユニット(16)が第1レバー(9)を妨げてカム(12)を逆方向に回動させることで、輪郭曲面(10)が梃子構造を押圧し、止水蓋(8)が排水口を開放する一方、内槽(1)が逆方向に回動する際、第2レバーストッパユニット(17)が第2レバー(11)を妨げてカム(12)を順方向に回動させることで、輪郭曲面(10)が梃子構造を解放し、止水蓋(8)が排水口を閉止することを特徴とする請求項1記載の洗濯機の排水構造。
  7. 前記第1レバーストッパユニット(16)と第2レバーストッパユニット(17)は、上下に運動可能なレバーストッパ(23)をそれぞれ含み、
    第1レバーストッパユニット(16)のレバーストッパ(23)が上方への運動時に第1レバー(9)のみを妨げるよう、前記第1レバーストッパユニット(16)は第2レバーストッパユニット(17)の外側に設けられ、第1レバー(9)の長さは第2レバー(11)の長さよりも長く、
    第2レバーストッパユニット(17)のレバーストッパ(23)が上方への運動時に第2レバー(11)のみを妨げるよう、前記第2レバーストッパユニット(17)のレバーストッパ(23)の長さは、第1レバーストッパユニット(16)のレバーストッパ(23)の長さよりも短く、第2レバー(11)と外槽(13)の底壁との距離は、第1レバー(9)と外槽(13)の底壁との距離よりも短いことを特徴とする請求項記載の洗濯機の排水構造。
  8. 前記第1レバーストッパユニット(16)と第2レバーストッパユニット(17)は、いずれも密封カバー(25)及び上下に運動可能なレバーストッパ(23)を含み、レバーストッパ(23)は、上部が外槽(13)の底壁を貫通して内槽(1)と外槽(13)の間に位置するとともに、下部が外槽(13)の底壁の外部に位置しており、密封カバー(25)はレバーストッパ(23)の上部を覆うとともに、レバーストッパ(23)の運動に伴って伸縮可能であり、密封カバー(25)の他端と外槽(13)の底壁との間は密封接続されることを特徴とする請求項記載の洗濯機の排水構造。
  9. 前記第1レバーストッパユニット(16)と第2レバーストッパユニット(17)は更に圧縮ばね(27)を含み、圧縮ばね(27)はレバーストッパ(23)の下部に設けられ、圧縮ばね(27)の一端は外槽(13)の底壁に当接しており、他端はレバーストッパ(23)の下端端部に当接しており、
    前記圧縮ばね(27)は、レバーストッパ(23)の上昇時に圧縮されて、レバーストッパ(23)が下降により位置回復するための弾性力を付与することを特徴とする請求項記載の洗濯機の排水構造。
  10. 前記駆動装置は、押圧板(20)、ブラケット(21)、牽引バー(22)及びトラクションモーター(19)を更に含み、ブラケット(21)は外槽(13)の底壁外側に固定され、牽引バー(22)は回動可能にブラケット(21)に装着され、牽引バー(22)の一端はトラクションモーター(19)に接続され、他端は押圧板(20)に固定接続され、押圧板(20)の両端はそれぞれ第1レバーストッパユニット(16)と第2レバーストッパユニット(17)を押圧しており、
    前記牽引バー(22)と押圧板(20)は、トラクションモータ(19)に牽引されてブラケット(21)周りに回動し、押圧板(20)の一端が上昇すると、第1レバーストッパユニット(16)が上方に運動するよう押し上げられ、押圧板(20)の他端が下降すると、第2レバーストッパユニット(17)が下方に運動することを特徴とする請求項記載の洗濯機の排水構造。
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