JP6634951B2 - 車両用照明装置および車両用灯具 - Google Patents
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Description
ここで、車両用照明装置に印加される電圧は変動する。そのため、車両用照明装置においては、動作電圧範囲(電圧変動範囲)が定められている。
また、発光ダイオードには順方向の電圧降下がある。そのため、直列接続された複数の発光ダイオードに印加される電圧が低下すると、複数の発光ダイオードから照射される光の量が低下して、車両用照明装置の全光束が規定値未満となるおそれがある。
この様にすれば、車両用照明装置に印加される電圧が低下した場合であっても、必要となる全光束を確保することができる。
ところが、一部の発光ダイオードに電流を流さないようにすると、残りの発光ダイオードに流れる電流が急激に増加して、全光束が急激に増加するという新たな問題が生じる。
前記制御部は、入力電圧を測定し、前記測定された前記入力電圧が所定の値となった場合には、前記第3回路部に電流を流し、前記第1の抵抗に流れる電流の値をA、前記第2の抵抗に流れる電流の値をB、前記第1回路部および前記第3回路部に設けられた発光素子の数をNa、前記第3回路部に設けられた発光素子の数をNbとした場合に以下の式を満足する。
(Na/Nb)×A×0.95≦B≦(Na/Nb)×A×1.05
本実施の形態に係る車両用照明装置1は、例えば、自動車や鉄道車両などに設けることができる。自動車に設けられる車両用照明装置1としては、例えば、フロントコンビネーションライト(例えば、デイタイムランニングランプ(DRL;Daytime Running Lamp)、ポジションランプ、ターンシグナルランプなどが適宜組み合わされたもの)や、リアコンビネーションライト(例えば、ストップランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、バックランプ、フォグランプなどが適宜組み合わされたもの)などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
図2は、図1において車両用照明装置1をA方向から見た模式図である。
図3は、図1における車両用照明装置1のB−B線方向の模式断面図である。
なお、各図中のX方向、Y方向、Z方向は互いに直交する三方向を表している。例えば、車両用照明装置1を車両用灯具100に取り付けた際に、左右方向(水平方向)となる方向をX方向、前後方向(水平方向)となる方向をY方向、上下方向(鉛直方向)となる方向をZ方向とすることができる。
図1、図2、および図3に示すように、車両用照明装置1には、ソケット10、発光モジュール20、および給電部30が設けられている。
ソケット10は、収納部10aおよび放熱部10bを有する。
収納部10aは、装着部11、バヨネット12、および絶縁部13を有する。
そのため、装着部11、バヨネット12、および絶縁部13は、絶縁性材料から形成することが好ましい。絶縁性材料は、例えば、樹脂などの有機材料、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料などとすることができる。
フランジ14は、板状を呈している。フランジ14は、例えば、円板状を呈したものとすることができる。フランジ14の外側面と車両用照明装置1の中心軸1aとの間の距離は、バヨネット12の外側面と車両用照明装置1の中心軸1aとの間の距離よりも長い。すなわち、フランジ14の外側面は、バヨネット12の外側面よりも車両用照明装置1の外方に位置している。
また、車両用照明装置1の中心軸1aと直交する方向における孔17bの断面寸法は、コネクタ105の本体に設けられたシール部材105aの外形寸法よりも僅かに小さくなっている。そのため、シール部材105aを有するコネクタ105が孔17bに挿入された際には、孔17bが水密となるように密閉される。
そのため、熱を放出する機能を考慮して、フランジ14、載置部15、放熱フィン16、および凸部17は、熱伝導率の高い材料から形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料は、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金などの金属、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂などとすることができる。
そのため、光モジュール20において発生した熱を、熱伝導率の高い材料から形成されたフランジ14、放熱フィン16、および凸部17を介して外部に効率よく放出することができる。すなわち、車両用照明装置1の放熱性を向上させることができる。
収納部10aと放熱部10bは、嵌め合わされるようにしてもよいし、接着剤などを用いて接合してもよいし、インサート成型により収納部10aと放熱部10bを接合してもよいし、加熱溶着により収納部10aと放熱部10bを接合してもよい。
また、自動車に設けられる車両用照明装置1の場合には、使用環境の温度が、−40℃〜85℃となる。そのため、当初は水密であったとしても、熱膨張率の差により発生した熱応力により、時間の経過とともに水密性が低下するおそれがある。
また、車両用照明装置1の中心軸1aと直交する方向における装着部11の外形寸法は、フランジ14の外形寸法よりも小さくなっている。
そのため、図3に示すように、装着部11とフランジ14の間の界面は、シール部材104により封止することができる。
そのため、シール部材105aを有するコネクタ105が孔17bに挿入された際には、孔17bが水密となるように密閉される。その結果、絶縁部13とフランジ14の間の界面から水分が侵入するのを抑制することができる。
以上に説明したように、本実施の形態に係る車両用照明装置1によれば、収納部10aと放熱部10bを接合するようにしても界面から水分が侵入するのを抑制することができる。
発光モジュール20は、基板21、発光素子22、抵抗23a(第1の抵抗の一例に相当する)、抵抗23b(第2の抵抗の一例に相当する)、および制御部24を有する。
基板21の材料や構造には特に限定はない。例えば、基板21は、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板21は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
また、基板21は、単層であってもよいし、多層であってもよい。
発光素子22は、例えば、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型などの表面実装型の発光素子とすることができる。なお、図1および図3に例示をした発光素子22は、表面実装型の発光素子である。
発光素子22は、例えば、砲弾型などのリード線を有する発光素子とすることもできる。
発光素子22の数、大きさなどは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。
そのため、車両用照明装置1の配光特性は、水平方向に広く、鉛直方向に狭くなる。すなわち、車両用照明装置1は、水平方向に広く、鉛直方向に狭い車両用の配光特性を有したものとすることができる。
抵抗23a、23bの数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子22の数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
また、発光素子22の断線の検出や、誤点灯防止などのために、プルダウン抵抗を設けることもできる。また、配線パターン26や膜状の抵抗器などを覆う被覆部を設けることもできる。被覆部は、例えば、ガラス材料を含むものとすることができる。
まず、比較例に係る発光モジュール200、210について説明する。
図4(a)は、比較例に係る発光モジュール200を例示するための回路図である。
図4(b)は、発光モジュール200における入力電圧と全光束との関係を例示するためのグラフ図である。
図4(a)に示すように、発光モジュール200には、発光素子22および抵抗23aが設けられている。前述した発光モジュール20と同様に、発光素子22および抵抗23aは、基板21の表面に設けられた配線パターン26と電気的に接続されている。ただし、発光モジュール200には、制御部24が設けられていない。
例えば、一般的な自動車用の車両用照明装置1の動作標準電圧(定格電圧)は13.5V程度である。ところが、バッテリーの電圧低下、オルタネーターの動作、回路の影響などにより、車両用照明装置1に印加される電圧が変動する。
そのため、自動車用の車両用照明装置1においては、動作電圧範囲(電圧変動範囲)が定められている。例えば、動作電圧範囲は、9V以上16V以下が一般的であり、中には7V以上16V以下の場合もある。
例えば、発光素子22の順方向の電圧降下が3V程度の場合、3つの発光素子22を直列接続すると、9Vの電圧降下が生じることになる。また、3つの発光素子22には抵抗23aも直列接続されている。そのため、入力電圧が9V程度となると、3つの発光素子22にはほとんど電流が流れなくなり、車両用照明装置1の全光束が規定値未満となる。
図5(b)は、発光モジュール210における入力電圧と全光束との関係を例示するためのグラフ図である。
図5(a)に示すように、発光モジュール210には、発光素子22、抵抗23a、電圧計211、およびスイッチ212が設けられている。
3つの発光素子22は、抵抗23aと直列接続されている。
一方、電圧計211により測定された入力電圧が所定の値となった場合には、スイッチ212を閉じるようにする。すると、直列接続された2つの発光素子22に電流Ibが流れ、スイッチ212と並列接続された発光素子22にはほとんど電流が流れなくなる。そのため、2つの発光素子22に流れる電流を増加させることができる。その結果、動作電圧範囲の下限近傍において、車両用照明装置1の全光束が規定値未満となるのを抑制することができる。
図6(b)は、発光モジュール20における入力電圧と全光束との関係を例示するためのグラフ図である。
図6(a)に示すように、発光モジュール20は、第1回路部20a、第2回路部20b、および第3回路部20cを有する。
第1回路部20aは、少なくとも1つの発光素子22と、発光素子22に直列接続された抵抗23aを有する。なお、発光素子22が複数設けられる場合には、複数の発光素子22と抵抗23aは直列接続される。
第2回路部20bは、第1回路部20aと並列接続されている。第2回路部20bは、少なくとも制御部24を有する。なお、制御部24と抵抗23bが設けられる場合には、制御部24と抵抗23bが直列接続される。
第3回路部20cは、第1回路部20aおよび第2回路部20bと直列接続されている。第3回路部20cは、少なくとも1つの発光素子22を有する。なお、発光素子22が複数設けられる場合には、複数の発光素子22が直列接続される。
一方、制御部24は、測定された入力電圧が所定の値となった場合には、第2回路部20bに電流I2を流すようにする。例えば、制御部24は、内蔵されたスイッチングトランジスタをON状態にする。すると、第3回路部20cに設けられた複数の発光素子22には、第1回路部20aからの電流I1と、第2回路部20bからの電流I2とが合計された電流が流れることになる。また、第1回路部20aに設けられた発光素子22には、電流I1が流れる。その結果、動作電圧範囲の下限近傍において、車両用照明装置1の全光束が規定値未満となるのを抑制することができる。
すなわち、本実施の形態に係る車両用照明装置1によれば、車両用照明装置1に印加される電圧が低下した場合であっても、必要となる全光束を確保することができ、且つ、全光束の変動を抑制することができる。
図7に示すように、発光モジュール20は、第1回路部20a、第2回路部20b、および第3回路部20cを有する。
前述したように、第1回路部20aは、少なくとも1つの発光素子22と、発光素子22に直列接続された抵抗23aを有していればよい。例えば、図6(a)に例示をしたものの場合には、第1回路部20aは、1つの発光素子22と、発光素子22に直列接続された抵抗23aを有している。図7に例示をしたものの場合には、第1回路部20aは、直列接続された2つの発光素子22と抵抗23aを有している。
図8に示すように、発光モジュール20は、第1回路部20a、第2回路部20b、第3回路部20c、および抵抗23b(第3の抵抗の一例に相当する)を有する。
第2回路部20bは、第1回路部20aと並列接続されている。第3回路部20cは、第1回路部20aおよび第2回路部20bと直列接続されている。抵抗23bは、第1回路部20aおよび第2回路部20bと直列接続されている。
この場合、抵抗23aと抵抗23bは、協働して全発光素子22に流れる電流I1を制御する。抵抗23bは、第3回路部20cに設けられた発光素子22に流れる電流I2を制御する。
図9(b)は、発光モジュール20における入力電圧と全光束との関係を例示するためのグラフ図である。
図9(a)に示すように、発光モジュール20は、第1回路部20a、第2回路部20b、および第3回路部20cを有する。
前述したように、第2回路部20bは、少なくとも制御部24を有していればよい。この場合、図6(a)および図7に例示をしたものの場合には、第2回路部20bは、直列接続された制御部24と抵抗23bを有している。本実施の形態においては、第2回路部20bは、直列接続された制御部24と定電流回路23b1を有している。すなわち、本実施の形態においては、第2回路部20bは、抵抗23bに代えて定電流回路23b1を有している。
本実施の形態によれば、定電流回路23b1により、第2回路部20bに流れる電流I2の値を一定にすることができる。そのため、図9(b)に示すように、動作電圧範囲の下限近傍において、車両用照明装置1の全光束が増加するのを抑制することができる。
図10(a)、(b)に示すように、発光モジュール20は、第1回路部20a、第2回路部20ba、および第3回路部20cを有する。
第2回路部20baは、制御部24aと、制御部24aと直列接続された抵抗23bとを有する。また、制御部24aは、抵抗23aと並列接続されている。
前述した制御部24は、入力電圧を測定する機能と、電流I2のON/OFFを切り替えるスイッチの機能を有している。これに対して、制御部24aは、入力電圧を測定する機能と、電流I2のON/OFFを切り替えるスイッチの機能と、電流I1のON/OFFを切り替えるスイッチの機能を有している。すなわち、制御部24aは、電流I1のON/OFFを切り替えるスイッチの機能をさらに有する。例えば、制御部24aは、電流I1および電流I2のON/OFFを切り替えるスイッチングトランジスタなどを有したものとすることができる。なお、入力電圧を測定する機能は、例えば、制御部24と同様とすることができる。
抵抗23bの抵抗値は、第3回路部20cに設けられた発光素子22に流れる電流I2の値B(抵抗23bに流れる電流I2の値B)が所定の範囲内となるように調整されている。
ここで、抵抗23bの抵抗値は、電流I2の値Bが以下の(1)式を満足するように調整される。
(Na/Nb)×A×0.95≦B≦(Na/Nb)×A×1.05 ・・・(1)
なお、Aは抵抗23aに流れる電流I1の値、Bは抵抗23bに流れる電流の値、Naは第1回路部20aおよび第3回路部20cに設けられた発光素子22の数、Nbは第3回路部20cに設けられた発光素子22の数である。
例えば、Naが3、Nbが2、電流I1の値Aが100mA(ミリアンペア)の場合には、抵抗23bの抵抗値は、電流I2の値Bが142.5mA(ミリアンペア)≦B≦157.5mA(ミリアンペア)となるように調整される。
まず、制御部24aは、入力電圧を測定する。
測定された入力電圧が所定の値を超えている場合には、図10(a)に示すように、制御部24aは、第2回路部20baに電流I2が流れないようにする。例えば、制御部24aは、内蔵されたスイッチングトランジスタにより第2回路部20baに電流I2が流れないようにする。
この際、制御部24aは、第1回路部20aおよび第3回路部20cに電流I1が流れるようにする。例えば、制御部24aは、内蔵されたスイッチングトランジスタにより第1回路部20aおよび第3回路部20cに電流I1が流れるようにする。
すると、直列接続された全発光素子22に電流I1が流れ、全発光素子22から光が照射される。
この際、制御部24aは、第2回路部20baに電流I2が流れるようにする。例えば、制御部24aは、内蔵されたスイッチングトランジスタにより第2回路部20baに電流I2が流れるようにする。
すると、第3回路部20cに設けられた発光素子22のみに、第2回路部20baからの電流I2が流れることになる。
そのため、(1)式を満足するようにすれば、第1回路部20aおよび第3回路部20cに設けられた全発光素子22に電流I1が流れるようにした場合の全光束と、第3回路部20cに設けられた発光素子22のみに電流I2が流れるようにした場合の全光束とを
入力電圧が所定の値となった場合の切り替え時において、肉眼で見て、ほぼ同等とすることができる。
一方、電流I2の値Bが(Na/Nb)×A×0.95より小さい場合や、(Na/Nb)×A×1.05より大きい場合は、入力電圧が所定の値となった場合の全光束の変動が肉眼で見た際に大きくなり、違和感を感じる。
そのため、車両用照明装置1に印加される電圧が低下した場合であっても、必要となる全光束を確保することができ、且つ、全光束の変動を緩やかなものとすることができる。
図11(b)は、発光モジュール20における入力電圧と全光束との関係を例示するためのグラフ図である。
前述したように、電流I2の値Bは(1)式を満足するようにされる。
そのため、図11(a)に示すように、制御部24aが第3回路部20cに設けられた発光素子22のみに電流I2を流すようにした際に、第3回路部20cに設けられた発光素子22に流れる電流が急激に増加する。
しかしながら、(1)式を満足するようにすれば、第1回路部20aおよび第3回路部20cに設けられた全発光素子22に電流I1が流れるようにした場合の全光束と、第3回路部20cに設けられた発光素子22のみに電流I2が流れるようにした場合の全光束とをほぼ同等とすることができる。
そのため、図11(b)に示すように、動作電圧範囲の下限近傍において、車両用照明装置1の全光束が急激に増加するのを抑制することができる。
なお、以下においては、一例として、車両用灯具100が自動車に設けられるフロントコンビネーションライトである場合を説明する。ただし、車両用灯具100は、自動車に設けられるフロントコンビネーションライトに限定されるわけではない。車両用灯具100は、自動車や鉄道車両などに設けられる車両用灯具であればよい。
図12に示すように、車両用灯具100には、車両用照明装置1、筐体101、カバー102、光学要素部103、シール部材104、およびコネクタ105が設けられている。
すなわち、複数の発光素子22は、X方向(水平方向)に一列に並ぶ。そのため、水平方向に広く、鉛直方向に狭い車両用の配光特性を得ることができる。
また、図2に示すように、複数の給電端子31は、Z方向(鉛直方向)に一列に並ぶ。複数の放熱フィン16は、X方向(水平方向)に一列に並ぶ。放熱フィン16は、Z方向(鉛直方向)に真っ直ぐ延びた形態を有している。そのため、複数の放熱フィン16が設けられた領域における上昇気流300の流れが、凸部17、コネクタ105、放熱フィン16により妨げられるのを抑制することができる。
この様に、車両用照明装置1は、水平方向に広く、鉛直方向に狭い車両用の配光特性を有し、且つ、放熱性を向上させたものとすることができる。
例えば、図12に例示をした光学要素部103はリフレクタである。この場合、光学要素部103は、車両用照明装置1から出射した光を反射して、所定の配光パターンが形成されるようにする。光学要素部103がリフレクタである場合には、光学要素部103は、筐体101の内部に、取付孔101aの中心軸と同芯となるように設けることができる。
また、コネクタ105は、段差部分を有している。そして、シール部材105aが、段差部分に取り付けられている(図3を参照)。シール部材105aは、孔17bの内部に水が侵入するのを防ぐために設けられている。シール部材105aを有するコネクタ105が孔17bに挿入された際には、孔17bが水密となるように密閉される。
Claims (4)
- 少なくとも1つの発光素子と、前記発光素子に直列接続された第1の抵抗と、を有する第1回路部と;
前記第1回路部と並列接続され、制御部と、前記制御部と直列接続された第2の抵抗と、を有する第2回路部と;
前記第1回路部および前記第2回路部と直列接続され、少なくとも1つの発光素子を有する第3回路部と;
を具備し、
前記制御部は、入力電圧を測定し、前記測定された前記入力電圧が所定の値となった場合には、前記第3回路部に電流を流し、
前記第1の抵抗に流れる電流の値をA、前記第2の抵抗に流れる電流の値をB、前記第1回路部および前記第3回路部に設けられた発光素子の数をNa、前記第3回路部に設けられた発光素子の数をNbとした場合に以下の式を満足する車両用照明装置。
(Na/Nb)×A×0.95≦B≦(Na/Nb)×A×1.05 - 前記制御部は、前記測定された前記入力電圧が所定の値となった場合には、前記第3回路部に電流を流すとともに、前記第1回路部に電流を流さないようにする請求項1記載の車両用照明装置。
- 前記第2の抵抗は、膜状の抵抗器である請求項1または2に記載の車両用照明装置。
- 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用照明装置と;
前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。
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