JP6633715B1 - チャージ制御装置、チャージシステムおよびチャージ制御装置の制御プログラム - Google Patents

チャージ制御装置、チャージシステムおよびチャージ制御装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】チャージ金額を効率的にチャージするチャージ制御装置を提供する。【解決手段】チャージ制御装置としての仲介サーバー30は、送信部311、受信部312、判断部313、指示部314を有する。送信部311は、金融機関のリストをユーザー端末10に送信する。受信部312は、第1のアプリケーションにおいて選択された金融機関に関する情報と、チャージ金額に関する情報とをユーザー端末10から受信する。判断部313は、ユーザー認証情報が取得されているか否かを判断する。指示部314は、ユーザー認証情報に基づいて、選択された金融機関において開設されており、第2のアプリケーションに関連付けられているユーザーの口座から、入力されたチャージ金額を資金移動させるように第2のサーバーに指示し、チャージ金額が資金移動させられた場合、第1のアプリケーションにチャージ金額をチャージするように第1のサーバーに指示する。【選択図】図8

Description

本発明は、チャージ制御装置、チャージシステムおよびチャージ制御装置の制御プログラムに関する。
従来から、商品等の購入に対する支払いの方法として、現金を用いない電子マネー決済等の便利な決済方法が知られている。電子マネー決済を行うためには、電子マネー決済用のカードやアプリケーション等において、電子マネー決済に用いる金額を予めチャージしておく必要がある。例えば特許文献1には、ユーザーの銀行口座から電子マネーカードにチャージする方法が開示されている。
特開2016−218552号公報
しかし、特許文献1に記載されるような、ユーザーの口座からのチャージを可能にするシステムを導入するためには、電子マネーを管理するシステムやアプリケーションを各々の金融機関のシステムに個別に接続する必要があり、莫大な手間や費用がかかるという問題がある。また、電子マネーを管理するシステムやアプリケーションをユーザーの各口座に接続する必要もあり、面倒な接続の手続きを行うユーザーの労力がかかるという問題もある。このため、店舗等に設置されたレジ等の専用端末における、現金チャージが未だ主流となっている。しかし、現金チャージは、店舗の店員等のオペレーションを複雑化させたり、チャージされる現金の店員による盗難等の不正を助長したりするという別の問題を発生させている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、チャージ金額を効率的にチャージするチャージ制御装置、チャージシステムおよびチャージ制御装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成する、本発明の一実施形態に係るチャージ制御装置は、ユーザーによって所有される端末であるユーザー端末に金融機関のリストを送信する送信部と、前記ユーザー端末にインストールされている第1のアプリケーションにおいて、前記送信部によって送信された前記金融機関のリストの中から選択された前記金融機関に関する情報と、入力されたチャージ金額に関する情報とを、前記ユーザー端末から受信する受信部と、前記ユーザー端末にインストール可能な第2のアプリケーションを管理する第2のサーバーにおいて前記ユーザーが認証されている旨を示す情報である、ユーザー認証情報が取得されているか否かの判断を行う判断部と、前記判断部によって前記ユーザー認証情報が取得されていると判断された場合、当該ユーザー認証情報に基づいて、選択された前記金融機関において開設されており、前記第2のアプリケーションに関連付けられている前記ユーザーの口座から、入力された前記チャージ金額を資金移動させるように前記第2のサーバーに指示し、前記チャージ金額が資金移動させられた場合、前記第1のアプリケーションに前記チャージ金額をチャージするように、前記第1のアプリケーションを管理する第1のサーバーに指示する指示部と、を有する。
また、上記の目的を達成する、本発明の一実施形態に係るチャージシステムは、上記のチャージ制御装置と、前記第1のアプリケーションに前記チャージ金額をチャージ可能な前記第1のサーバーと、前記ユーザーの口座から前記チャージ金額を資金移動させるように、前記ユーザーの口座が開設されている前記金融機関に設置されるシステムである金融機関システムに指示可能な前記第2のサーバーと、を有する。
また、上記の目的を達成する、本発明の一実施形態に係るチャージ制御装置の制御プログラムは、ユーザーによって所有される端末であるユーザー端末に金融機関のリストを送信するステップ(a)と、前記ユーザー端末にインストールされている第1のアプリケーションにおいて、前記ステップ(a)において送信された前記金融機関のリストの中から選択された前記金融機関に関する情報と、入力されたチャージ金額に関する情報とを、前記ユーザー端末から受信するステップ(b)と、前記ユーザー端末にインストール可能な第2のアプリケーションを管理する第2のサーバーにおいて前記ユーザーが認証されている旨を示す情報である、ユーザー認証情報が取得されているか否かの判断を行うステップ(c)と、前記ステップ(c)において前記ユーザー認証情報が取得されていると判断された場合、当該ユーザー認証情報に基づいて、選択された前記金融機関において開設されており、前記第2のアプリケーションに関連付けられている前記ユーザーの口座から、入力された前記チャージ金額を資金移動させるように前記第2のサーバーに指示するステップ(d)と、前記チャージ金額が資金移動させられた場合、前記第1のアプリケーションに前記チャージ金額をチャージするように、前記第1のアプリケーションを管理する第1のサーバーに指示するステップ(e)と、をコンピューターに実行させるための制御プログラムである。
本発明によれば、チャージ制御装置は、第2のアプリケーションを管理する第2のサーバーにおいてユーザーが認証されている旨を示す情報であるユーザー認証情報を取得しているか否かを判断する。そして、チャージ制御装置は、ユーザー認証情報に基づいて、選択された金融機関において開設されており、第2のアプリケーションに関連付けられているユーザーの口座から、チャージ金額を資金移動させるように第2のサーバーに指示する。さらに、チャージ制御装置は、チャージ金額が資金移動させられた場合、第1のアプリケーションにチャージ金額をチャージするように、第1のサーバーに指示する。これにより、チャージ制御装置は、第2のサーバーからユーザー認証情報を取得していれば、第2のアプリケーションに関連付けられているユーザーの口座からチャージ金額を資金移動させて、第1のアプリケーションにチャージできる。したがって、電子マネーサービスの提供者は、莫大な手間や費用をかけて、第1のサーバーや第1のアプリケーションを各々の金融機関システムに個別に接続することなく、第1のサーバーをチャージ制御装置に接続するだけで、チャージ金額を効率的にチャージできる。また、電子マネーサービスのユーザーも、第1のサーバーや第1のアプリケーションをユーザーの各口座に接続するための面倒な手続きを行うことなく、チャージ金額を効率的にチャージできる。
本発明の一実施形態に係るチャージシステムの概略構成を示す図である。 ユーザー端末の概略構成を示すブロック図である。 電子マネー管理サーバー、仲介サーバーおよびウォレット管理サーバーの概略構成を示すブロック図である。 仲介サーバーの制御部の機能構成を示すブロック図である。 金融機関システムの概略構成を示すブロック図である。 ユーザー認証処理の手順を示すシーケンスチャートである。 ユーザー端末における表示画面の一例を示す図である。 ユーザー端末における表示画面の一例を示す図である。 ユーザー端末における表示画面の一例を示す図である。 ユーザー端末における表示画面の一例を示す図である。 ユーザー端末における表示画面の一例を示す図である。 チャージ処理の手順を示すシーケンスチャートである。 ユーザー端末における表示画面の一例を示す図である。 ユーザー端末における表示画面の一例を示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張され、実際の比率とは異なる場合がある。
(チャージシステム)
まず、本発明の一実施形態に係るチャージシステムについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るチャージシステムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、チャージシステム1は、ユーザー端末10、電子マネー管理サーバー20、仲介サーバー30、ウォレット管理サーバー40および金融機関システム50を備える。ユーザー端末10、電子マネー管理サーバー20、仲介サーバー30およびウォレット管理サーバー40は、インターネット等のネットワーク60を介して、相互に通信可能に接続されている。また、ウォレット管理サーバー40および金融機関システム50も、相互に通信可能に接続されている。
ユーザー端末10は、チャージシステム1を利用するユーザーによって所有される端末である。ユーザー端末10は、例えば、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末や、PC等の端末であってもよい。
電子マネー管理サーバー(第1のサーバー)20は、電子マネーサービスの提供者によって運営され、ユーザー端末10にインストール可能な電子マネー決済用のアプリケーション(以下「電子マネーアプリ」と称する)を管理する装置である。電子マネー管理サーバー20は、電子マネーアプリにチャージ金額をチャージする。
チャージ制御装置としての仲介サーバー30は、チャージシステム1全体を制御する装置である。
ウォレット管理サーバー(第2のサーバー)40は、ウォレットサービスの提供者によって運営され、ユーザー端末10にインストール可能なウォレット管理用のアプリケーション(以下「ウォレットアプリ」と称する)を管理する装置である。ウォレット管理サーバー40は、銀行等の金融機関と提携して、ウォレットサービスを提供する。
金融機関システム50は、金融機関に設置されるシステムである。
なお、チャージシステム1は、上述した構成要素以外の構成要素を備えてもよい。また、チャージシステム1が備える各構成要素の個数は、図1に示す例に限定されない。例えば、チャージシステム1は、複数のウォレット管理サーバー40を備えてもよい。また、各々のウォレット管理サーバー40が複数の金融機関と提携してウォレットサービスを提供している場合、チャージシステム1は、各々のウォレット管理サーバー40に接続される、複数の金融機関システム50を備えてもよい。
続いて、各構成要素の詳細について説明する。
(ユーザー端末)
図2は、ユーザー端末の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ユーザー端末10は、制御部11、記憶部12、通信部13、表示部14および操作受付部15を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を備え、プログラムに従い、上述した各構成要素の制御や各種の演算処理を実行する。
記憶部12は、予め各種プログラムや各種データを記憶するROM(Read Only Memory)、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するRAM(Random Access Memory)、各種プログラムや各種データを記憶するハードディスク等を備える。
通信部13は、ネットワーク60を介して、他の端末や装置等と通信するためのインターフェースを備える。通信部13は、例えば、仲介サーバー30等と各種情報等の送受信を行う。
表示部14は、LCD(液晶ディスプレイ)や有機ELディスプレイ等を備え、各種情報を表示する。操作受付部15は、タッチセンサーや、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等を備え、ユーザーの各種操作を受け付ける。表示部14および操作受付部15は、表示部14としての表示面に、操作受付部15としてのタッチセンサーを重畳することによって、タッチパネルを構成してもよい。
(サーバー)
図3は、電子マネー管理サーバー、仲介サーバーおよびウォレット管理サーバーの概略構成を示すブロック図である。図4は、仲介サーバーの制御部の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、各サーバーは、制御部、記憶部および通信部をそれぞれ備える。より具体的には、電子マネー管理サーバー20は、制御部21、記憶部22および通信部23を備え、仲介サーバー30は、制御部31、記憶部32および通信部33を備え、ウォレット管理サーバー40は、制御部41、記憶部42および通信部43を備える。各サーバーにおける各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。各サーバーにおける各構成要素は、ユーザー端末10の各構成要素と同様の機能を有するため、説明を省略する。
仲介サーバー30の制御部31は、プログラムを読み込んで処理を実行することによって、図4に示すように、送信部311、受信部312、判断部313および指示部314として機能する。送信部311は、通信部33等を介して、他の端末や装置等に各種の情報や通知等を送信する。受信部312は、通信部33等を介して、他の端末や装置等から各種の情報や通知等を受信する。判断部313は、必要に応じて所定の判断を行う。指示部314は、通信部33等を介して、他の端末や装置等に所定の指示を行う。なお、電子マネー管理サーバー20の制御部21、およびウォレット管理サーバー40の制御部41も、プログラムを読み込んで処理を実行することによって、仲介サーバー30の制御部31と同様の機能を実現してもよい。
(金融機関システム)
図5は、金融機関システムの概略構成を示すブロック図である。
図5に示すように、金融機関システム50は、制御部51、記憶部52および通信部53を備える。各構成要素は、バスを介して相互に通信可能に接続されている。記憶部52は、複数の口座に関する情報を蓄積(記憶)するデータベースとして機能する。制御部51は、記憶部52において記憶された複数の口座間における資金移動等を制御し、決済を成立させる。金融機関システム50の各構成要素は、ユーザー端末10の各構成要素と同様の機能を有するため、さらなる説明を省略する。
なお、ユーザー端末10、電子マネー管理サーバー20、仲介サーバー30、ウォレット管理サーバー40および金融機関システム50の各々は、上述した構成要素以外の構成要素を備えてもよいし、上述した構成要素のうちの一部を備えなくてもよい。
続いて、チャージシステム1における処理の流れについて説明する。チャージシステム1の処理は、チャージ金額を効率的にチャージするように制御するものである。以下ではまず、チャージシステム1におけるユーザー認証処理について説明した後、チャージ処理について説明する。
(ユーザー認証処理)
図6は、ユーザー認証処理の手順を示すシーケンスチャートである。図7A〜図7Eは、ユーザー端末における表示画面の一例を示す図である。図6に示すユーザー認証処理は、ユーザー端末10、仲介サーバー30およびウォレット管理サーバー40の間において実行される。すなわち、図6に示すユーザー認証処理のアルゴリズムは、ユーザー端末10、仲介サーバー30およびウォレット管理サーバー40の各々の記憶部にプログラムとして記憶されており、各々の制御部によって実行される。なお、以下では、電子マネーアプリが、ユーザー端末10にインストールされているものとして説明する。
まず、ユーザー端末10は、電子マネーアプリにおいて、チャージを選択するための画面を表示する(ステップS101)。ユーザー端末10は、例えば、電子マネーアプリにおけるメニューリストにおいて、チャージの項目を表示する。そして、ユーザー端末10は、ステップS101において表示した画面において、電子マネーのチャージを選択するユーザーの操作を受け付ける(ステップS102)。さらに、ユーザー端末10は、ステップS102においてチャージが選択された旨の通知を、仲介サーバー30に送信する(ステップS103)。
仲介サーバー30は、ステップS103においてユーザー端末10から送信された通知を受信する(ステップS104)。そして、仲介サーバー30は、金融機関のリストを含む金融機関の選択画面に関する情報を、ユーザー端末10に送信する(ステップS105)。
金融機関のリストは、ウォレット管理サーバー40が提携している金融機関を含むリストである。より具体的には、金融機関のリストは、チャージシステム1が備える少なくとも一つのウォレット管理サーバー40が提携している、少なくとも一つの金融機関を含むリストである。なお、金融機関のリストは、ウォレット管理サーバー40が提携している金融機関のみを含むリストであってもよい。
なお、仲介サーバー30は、ステップS105の処理を実行する前に、ウォレット管理サーバー40が提携している金融機関のリストを、ウォレット管理サーバー40等から取得する処理を実行してもよい。あるいは、仲介サーバー30は、ステップS105の処理を実行するために、ウォレット管理サーバー40が提携している金融機関のリストを、ウォレット管理サーバー40等から予め取得しておいてもよい。
ユーザー端末10は、ステップS105において仲介サーバー30から送信された情報を受信する(ステップS106)。そして、ユーザー端末10は、ステップS106において受信した情報に基づいて、図7Aに示すような、電子マネーアプリにおける金融機関の選択画面を構成して表示する(ステップS107)。図7Aに示す例では、A銀行〜F銀行の各銀行のリストを含む画面が表示されている。図7Aに例示するように、A銀行〜F銀行の各銀行は、提携している各ウォレット管理サーバー40が管理する各ウォレットa〜eに、関連付けて表示されてもよい。
続いて、ユーザー端末10は、ステップS107において表示した画面において、金融機関のリストの中から金融機関を選択するユーザーの操作を受け付ける(ステップS108)。ユーザー端末10は、例えば、金融機関を示すソフトキー等を押下するユーザーの操作を受け付ける。そして、ユーザー端末10は、ステップS108において選択された金融機関に関する情報を、仲介サーバー30に送信する(ステップS109)。
仲介サーバー30は、ステップS109においてユーザー端末10から送信された情報を受信する(ステップS110)。そして、仲介サーバー30は、チャージ金額の入力画面に関する情報を、ユーザー端末10に送信する(ステップS111)。
ユーザー端末10は、ステップS111において仲介サーバー30から送信された情報を受信する(ステップS112)。そして、ユーザー端末10は、ステップS112において受信した情報に基づいて、図7Bに示すような、電子マネーアプリにおけるチャージ金額の入力画面を構成して表示する(ステップS113)。
続いて、ユーザー端末10は、ステップS113において表示した画面において、チャージ金額を入力するユーザーの操作を受け付ける(ステップS114)。ユーザー端末10は、例えば、数字を示すソフトキー等や、チャージ金額の候補を示すソフトキー等を押下するユーザーの操作を受け付ける。そして、ユーザー端末10は、ステップS114において入力されたチャージ金額に関する情報を、仲介サーバー30に送信する(ステップS115)。
仲介サーバー30は、ステップS115においてユーザー端末10から送信された情報を受信する(ステップS116)。
なお、上述したような金融機関の選択およびチャージ金額の入力に関する各処理は、同時に、あるいは連続して実行されてもよい。より具体的には、ステップS105およびS111、ステップS106およびS112、ステップS107およびS113、ステップS108およびS114、ステップS109およびS115、ステップS110およびS116の各処理は、それぞれ同時に、あるいは連続して実行されてもよい。
続いて、仲介サーバー30は、ウォレットアプリがユーザー端末10にインストールされているか否かを判断する(ステップS117)。仲介サーバー30は、ステップS108において選択された金融機関と提携しているウォレット管理サーバー40が提供するウォレットアプリが、ユーザー端末10にインストールされているか否かを判断する。なお、仲介サーバー30は、ステップS117の処理を実行する前に、ウォレットアプリがユーザー端末10にインストールされているか否かを、ユーザー端末10またはウォレット管理サーバー40に確認する処理を実行してもよい。あるいは、仲介サーバー30は、ステップS117の処理を実行するために、ウォレットアプリがユーザー端末10にインストールされているか否かを、ユーザー端末10またはウォレット管理サーバー40に予め確認しておいてもよい。
ウォレットアプリがユーザー端末10にインストールされていないと判断する場合(ステップS117:NO)、仲介サーバー30は、ステップS118の処理に進む。そして、仲介サーバー30は、ウォレットアプリをインストールするようにユーザー端末10に指示し、ユーザー端末10は、当該指示を確認する(ステップS118)。
ユーザー端末10は、ステップS118において確認した指示に基づいて、ウォレットアプリのインストール画面を表示する(ステップS119)。ユーザー端末10は、例えば、金融機関のリストの中からA銀行が選択されていた場合において、A銀行と提携しているウォレット管理サーバー40が提供するウォレットaのアプリケーションがインストールされていないとき、ウォレットaのアプリケーションのインストール画面を表示する。そして、ユーザー端末10は、ステップS119において表示した画面において、ウォレットアプリのインストールを選択するユーザーの操作を受け付けることによって(ステップS120)、ウォレットアプリをインストールする(ステップS121)。
なお、ユーザー端末10は、ステップS119においてウォレットアプリのインストール画面を表示する前に、図7Cに示すような、ウォレットアプリのインストールを促す画面をさらに表示してもよい。図7Cに示す例では、金融機関のリストの中からA銀行が選択されていた場合において、A銀行と提携しているウォレット管理サーバー40が提供するウォレットaのアプリケーションがインストールされていないときに対応する画面が表示されている。そして、ユーザー端末10は、ウォレットアプリのインストールを促す画面において、アプリケーションストアの画面等に遷移することを選択するユーザーの操作を受け付けた場合、ステップS119の処理を実行してもよい。
続いて、ユーザー端末10は、ステップS121においてインストールされたウォレットアプリを起動させる(ステップS122)。そして、ユーザー端末10は、ウォレットアプリにおいて、図7Dに示すような、チャージシステム1を利用するための初期登録用の画面を表示する(ステップS123)。初期登録用の画面は、例えば、ウォレットアプリおよび電子マネーアプリの間のデータ連携(例えば、インテント連携)を許可するユーザーの操作を受け付けるための画面である。なお、ユーザー端末10は、ウォレットアプリ自体の初期登録用の画面を表示し、ウォレットアプリ自体の初期登録を行うユーザーの操作を受け付けてから、チャージシステム1を利用するための初期登録用の画面を表示してもよい。
ユーザー端末10は、チャージシステム1を利用するための初期登録用の画面において、例えば、ウォレットアプリのログイン情報の入力をユーザーに促す。ウォレットアプリのログイン情報の例としては、ウォレットアプリのユーザーID、識別番号、パスワード、パスコードに関する情報、ユーザーの指紋情報や顔認証情報等を含む生体認証情報等の、少なくとも一つの情報が挙げられる。図7Dに示す例では、ウォレットアプリのログイン情報として、パスコードの入力または指紋認証を要求する画面が表示されている。
続いて、ユーザー端末10は、ステップS123において表示した画面において、ウォレットアプリのログイン情報を入力するユーザーの操作を受け付ける(ステップS124)。さらに、ユーザー端末10は、ステップS124において入力された情報を、ウォレット管理サーバー40に送信する(ステップS125)。
なお、チャージシステム1を利用するための初期登録を行うために、ウォレットアプリのログイン情報が、ウォレットアプリ上において入力される場合を例に挙げて説明したが、本実施形態はこれに限定されない。ウォレットアプリのログイン情報は、電子マネーアプリ上において入力されてもよい。そして、電子マネーアプリが、例えば、バックグラウンドにおいてウォレットアプリまたはウォレット管理サーバー40に接続され、ウォレットアプリのログイン情報をウォレットアプリに取得させたり、ウォレット管理サーバー40に直接送信したりしてもよい。
ウォレット管理サーバー40は、ステップS125においてユーザー端末10から送信された情報を受信する(ステップS126)。そして、ウォレット管理サーバー40は、ステップS126において受信した情報に基づいて、チャージシステム1を利用するユーザーを認証する(ステップS127)。ウォレット管理サーバー40は、ステップS127においてユーザーを認証した後、ウォレット管理サーバー40においてユーザーが認証されている旨を示す情報(以下「ユーザー認証情報」と称する)を生成し、仲介サーバー30に送信する(ステップS128)。
仲介サーバー30は、ステップS128においてウォレット管理サーバー40から送信されたユーザー認証情報を受信して取得する(ステップS129)。仲介サーバー30は、ユーザー認証情報を、ウォレット管理サーバー40から直接取得してもよいし、ユーザー端末10(のウォレットアプリ等)を介して取得してもよい。そして、チャージシステム1は、図6に示すユーザー認証処理を終了し、図8に示すチャージ処理に進む。チャージ処理については、後述する。
一方、ウォレットアプリがユーザー端末10にインストールされていると判断する場合(ステップS117:YES)、仲介サーバー30は、上述したようなユーザーの初期登録が既に行われているか否かを判断する(ステップS130)。仲介サーバー30は、ウォレットアプリ自体の初期登録と、チャージシステム1を利用するための初期登録との両方が行われているか否かを判断してもよい。
ユーザーの初期登録が行われていないと判断する場合(ステップS130:NO)、仲介サーバー30は、ステップS131の処理に進む。この場合、仲介サーバー30は、ウォレット管理サーバー40からユーザー認証情報をこれまでに一回も取得していないことになる。そして、仲介サーバー30は、ウォレットアプリを自動的に起動させ、ユーザーの初期登録を行うようにユーザー端末10に指示し、ユーザー端末10は、当該指示を確認する(ステップS131)。
ユーザー端末10は、ステップS131において確認した指示に基づいて、インストールされているウォレットアプリを起動させる(ステップS122)。そして、ユーザー端末10、仲介サーバー30およびウォレット管理サーバー40の各々は、上述したステップS123〜S128の処理と同様の処理を実行し、仲介サーバー30は、ユーザー認証情報を取得する。その後、チャージシステム1は、図6に示すユーザー認証処理を終了し、図8に示すチャージ処理に進む。
一方、ユーザーの初期登録が行われていると判断する場合(ステップS130:YES)、仲介サーバー30は、取得されているユーザー認証情報が有効であるか否かを判断する(ステップS132)。仲介サーバー30は、例えば、前回、チャージシステム1を利用してチャージしてから、所定の期間(有効期限)が経過していない場合、ユーザー認証情報が有効であると判断する。仲介サーバー30は、ステップS117、S130およびS132の処理を実行することによって、有効なユーザー認証情報が取得されているか否かを判断しているとも言える。
ユーザー認証情報が有効であると判断する場合(ステップS132:YES)、チャージシステム1は、図6に示すユーザー認証処理を終了し、図8に示すチャージ処理に進む。この場合、仲介サーバー30は、取得されているユーザー認証情報に基づいて、チャージ処理を実行することになる。
ユーザー認証情報が有効でない、すなわち無効であると判断する場合(ステップS132:NO)、仲介サーバー30は、ステップS131の処理に進む。そして、仲介サーバー30は、ウォレットアプリを自動的に起動させ、ウォレットアプリのログイン情報をユーザーに入力(再入力)させるようにユーザー端末10に指示し、ユーザー端末10は、当該指示を確認する(ステップS131)。
ユーザー端末10は、ステップS131において確認した指示に基づいて、インストールされているウォレットアプリを起動させる(ステップS122)。そして、ユーザー端末10は、ステップS122において起動されたウォレットアプリにおいて、図7Eに示すようなログイン画面を表示する(ステップS123)。ユーザー端末10は、ログイン画面において、例えば、ウォレットアプリのログイン情報の入力をユーザーに促す。図7Eに示す例では、ログイン情報として、パスコードの入力または指紋認証を要求する画面が表示されている。
続いて、ユーザー端末10、仲介サーバー30およびウォレット管理サーバー40の各々は、上述したステップS124〜128の処理と同様の処理を実行し、仲介サーバー30は、ユーザー認証情報を再取得する。そして、チャージシステム1は、図6に示すユーザー認証処理を終了し、図8に示すチャージ処理に進む。
(チャージ処理)
図8は、チャージ処理の手順を示すシーケンスチャートである。図9Aおよび図9Bは、ユーザー端末における表示画面の一例を示す図である。図8に示すチャージ処理は、ユーザー端末10、電子マネー管理サーバー20、仲介サーバー30、ウォレット管理サーバー40および金融機関システム50の間において実行される。すなわち、図8に示すチャージ処理のアルゴリズムは、ユーザー端末10、電子マネー管理サーバー20、仲介サーバー30、ウォレット管理サーバー40および金融機関システム50の各々の記憶部にプログラムとして記憶されており、各々の制御部によって実行される。なお、以下では、ユーザーの口座が、ユーザー認証処理のステップS108において選択された金融機関において開設されているものとして説明する。
まず、仲介サーバー30は、有効なユーザー認証情報に基づいて、ユーザーの口座からチャージ金額に相当する資金を移動させる(以下では、単に「チャージ金額を移動させる」とも称する)ように、ウォレット管理サーバー40に指示する(ステップS201)。ここで、資金の移動元としてのユーザーの口座は、ステップS108において選択された金融機関において開設されており、ウォレットアプリに関連付けられているユーザーの口座である。また、資金の移動先の口座は、例えば、電子マネーサービスを提供している事業者の口座であり、仲介サーバー30は、資金の移動先としての事業者の口座に関する情報を、ウォレット管理サーバー40にさらに送信してもよい。さらに、チャージ金額は、ステップS114において入力されたチャージ金額である。
また、仲介サーバー30は、上述したユーザー認証処理において、ユーザー認証情報が取得されていることを確認して、ウォレット管理サーバー40に指示する。なお、仲介サーバー30は、取得されているユーザー認証情報を証明書としてウォレット管理サーバー40に提示することによって、ウォレット管理サーバー40に指示してもよい。
ウォレット管理サーバー40は、ステップS201における指示を確認する(ステップS202)。そして、ウォレット管理サーバー40は、ステップS202において確認した指示に基づいて、ユーザーの口座からチャージ金額を資金移動させるように、金融機関システム50に指示する(ステップS203)。仲介サーバー30は、ステップS108において選択された金融機関に設置された金融機関システム50に指示する。すなわち、仲介サーバー30は、ユーザーの口座からチャージ金額を資金移動させるように、ウォレット管理サーバー40を介して金融機関システム50に指示することになる。
金融機関システム50は、ステップS203における指示を確認する(ステップS204)。そして、金融機関システム50は、ステップS204において確認した指示に基づいて、ユーザーの口座からのチャージ金額の資金移動が可能であるか否かを判断する(ステップS205)。
資金移動が可能でないと判断した場合(ステップS205:NO)、金融機関システム50は、ステップS206の処理に進む。そして、金融機関システム50は、資金移動が失敗した旨を示す通知(以下「資金移動エラー通知」と称する)をウォレット管理サーバー40に送信し、ウォレット管理サーバー40は、資金移動エラー通知を受信する(ステップS206)。資金移動の失敗は、例えば、ユーザーの口座残高が不足している場合や、任意のシステムエラーが発生している場合等に発生し得る。
ウォレット管理サーバー40は、資金移動エラー通知を受信すると、仲介サーバー30に送信する(ステップS207)。そして、仲介サーバー30は、資金移動エラー通知を受信すると(ステップS208)、ユーザー端末10に送信する(ステップS209)。すなわち、金融機関システム50は、資金移動エラー通知を、仲介サーバー30およびウォレット管理サーバー40を介してユーザー端末10に送信することになる。
ユーザー端末10は、資金移動エラー通知を受信すると(ステップS210)、ステップS227の処理に進む。ステップS227の処理については、後述する。
一方、資金移動が可能であると判断した場合(ステップS205:YES)、金融機関システム50は、ユーザーの口座からチャージ金額を資金移動させる(ステップS211)。そして、金融機関システム50は、資金移動が完了(成功)した旨を示す通知(以下「資金移動完了通知」と称する)をウォレット管理サーバー40に送信する(ステップS212)。ウォレット管理サーバー40は、資金移動完了通知を受信すると(ステップS213)、仲介サーバー30に送信する(ステップS214)。
仲介サーバー30は、資金移動完了通知を受信すると(ステップS215)、ステップS114において入力されたチャージ金額を電子マネーアプリにチャージするように、電子マネー管理サーバー20に指示する(ステップS216)。
電子マネー管理サーバー20は、ステップS216における指示を確認する(ステップS217)。そして、電子マネー管理サーバー20は、ステップS217において確認した指示に基づいて、電子マネーアプリへのチャージ金額のチャージが可能であるか否かを判断する(ステップS218)。
チャージが可能でないと判断した場合(ステップS218:NO)、電子マネー管理サーバー20は、ステップS219の処理に進む。そして、電子マネー管理サーバー20は、チャージが失敗した旨を示す通知(以下「チャージエラー通知」と称する)を仲介サーバー30に送信し、仲介サーバー30は、チャージエラー通知を受信する(ステップS219)。チャージの失敗は、例えば、任意のシステムエラーが発生している場合や、システムメンテナンス等が実行されている場合等に発生し得る。
仲介サーバー30は、チャージエラー通知を受信すると、ユーザー端末10に送信する(ステップS220)。すなわち、電子マネー管理サーバー20は、チャージエラー通知を、仲介サーバー30を介してユーザー端末10に送信することになる。
ユーザー端末10は、チャージエラー通知を受信すると(ステップS221)、ステップS227の処理に進む。ステップS227の処理については、後述する。
一方、チャージが可能であると判断した場合(ステップS218:YES)、電子マネー管理サーバー20は、電子マネーアプリにチャージ金額をチャージする(ステップS222)。そして、電子マネー管理サーバー20は、チャージが完了(成功)した旨を示す通知(以下「チャージ完了通知」と称する)を仲介サーバー30に送信する(ステップS223)。
仲介サーバー30は、チャージ完了通知を受信すると(ステップS224)、ユーザー端末10に送信する(ステップS225)。すなわち、電子マネー管理サーバー20は、チャージ完了通知を、仲介サーバー30を介してユーザー端末10に送信することになる。
ユーザー端末10は、チャージ完了通知を受信すると(ステップS226)、ステップS227の処理に進む。
ユーザー端末10は、ステップS210における資金移動エラー通知、ステップS221におけるチャージエラー通知、またはステップS226におけるチャージ完了通知を受信すると、受信した通知に基づいて、チャージ処理の結果を示す画面を表示する。例えば、ユーザー端末10は、チャージ完了通知を受信すると、図9Aに示すような、チャージが完了した旨を示す画面を表示する。あるいは、ユーザー端末10は、資金移動エラー通知またはチャージエラー通知を受信すると、図9Bに示すような、チャージが失敗した旨を示す画面を表示する。
本実施形態は、以下の効果を奏する。
チャージ制御装置としての仲介サーバー30は、ウォレットアプリ(第2のアプリケーション)を管理するウォレット管理サーバー40(第2のサーバー)においてユーザーが認証されている旨を示す情報であるユーザー認証情報を取得しているか否かを判断する。そして、仲介サーバー30は、ユーザー認証情報に基づいて、選択された金融機関において開設されており、ウォレットアプリに関連付けられているユーザーの口座から、チャージ金額を資金移動させるようにウォレット管理サーバー40に指示する。さらに、仲介サーバー30は、チャージ金額が資金移動させられた場合、電子マネーアプリ(第1のアプリケーション)にチャージ金額をチャージするように、電子マネー管理サーバー20(第1のサーバー)に指示する。これにより、仲介サーバー30は、ウォレット管理サーバー40からユーザー認証情報を取得していれば、ウォレットアプリに関連付けられているユーザーの口座からチャージ金額を資金移動させて、電子マネーアプリにチャージできる。したがって、電子マネーサービスの提供者は、莫大な手間や費用をかけて、電子マネー管理サーバー20や電子マネーアプリを各々の金融機関システム50に個別に接続することなく、電子マネー管理サーバー20を仲介サーバー30に接続するだけで、チャージ金額を効率的にチャージできる。また、電子マネーサービスのユーザーも、電子マネー管理サーバー20や電子マネーアプリをユーザーの各口座に接続するための面倒な手続きを行うことなく、チャージ金額を効率的にチャージできる。
また、上述した金融機関のリストは、ウォレット管理サーバー40が提携している金融機関を含むリストである。これにより、仲介サーバー30は、ユーザー端末10において、ユーザーに金融機関を効率的に選択させることができ、金融機関を選択するユーザーの労力を削減できる。
また、仲介サーバー30は、ウォレットアプリがユーザー端末10にインストールされていないと判断した場合、ウォレットアプリをインストールするようにユーザー端末10に指示する。これにより、仲介サーバー30は、ユーザー端末10において、ユーザーにウォレットアプリをインストールさせることができ、ウォレットアプリをインストールしていなかったユーザーの口座からも、チャージ金額を資金移動させることができる。
また、仲介サーバー30は、ユーザーの初期登録が行われていないと判断した場合、ユーザーの初期登録を行うようにユーザー端末10に指示する。これにより、仲介サーバー30は、ユーザー端末10において、ユーザーに初期登録を行わせることができ、初期登録を行っていなかったユーザーの口座からも、チャージ金額を資金移動させることができる。
また、仲介サーバー30は、取得されているユーザー認証情報が有効でないと判断した場合、ウォレットアプリのログイン情報をユーザーに入力させるようにユーザー端末10に指示する。これにより、仲介サーバー30は、ユーザー端末10において、ユーザーにログイン情報を入力させることができ、チャージ金額の資金移動をウォレット管理サーバー40に指示するのに必要な、有効なユーザー認証情報を再取得できる。
また、仲介サーバー30は、ウォレット管理サーバー40から資金移動完了通知を受信した場合、電子マネーアプリにチャージ金額をチャージするように、電子マネー管理サーバー20に指示する。これにより、仲介サーバー30は、選択された金融機関において開設されており、ウォレットアプリに関連付けられているユーザーの口座からチャージ金額を資金移動させて、電子マネーアプリにチャージできる。一方、仲介サーバー30は、ウォレット管理サーバー40から資金移動エラー通知を受信した場合、資金移動エラー通知をユーザー端末10に送信する。これにより、仲介サーバー30は、資金移動が失敗した旨をユーザーに迅速に通知できる。
また、仲介サーバー30は、電子マネー管理サーバー20から受信したチャージ完了通知またはチャージエラー通知をユーザー端末10に送信する。これにより、仲介サーバー30は、チャージ結果をユーザーに迅速に通知できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲内において、種々の変更や改良等が可能である。
例えば、上述した実施形態では、選択された金融機関においてユーザーの口座が開設されている場合を例に挙げて説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、仲介サーバー30は、選択された金融機関においてユーザーの口座が開設されていない旨の通知をウォレット管理サーバー40等から受信してもよい。そして、仲介サーバー30は、当該通知を受信した場合、他の金融機関をユーザーに選択させるように、ユーザー端末10に指示してもよい。
また、仲介サーバー30は、ユーザー端末10にウォレットアプリが予めインストールされている場合、ユーザーの口座が既に開設されている金融機関に関する情報を、予め取得してもよい。より具体的には、仲介サーバー30は、ウォレット管理サーバー40が提携している金融機関のうち、ユーザーの口座が開設されている金融機関に関する情報を、ウォレット管理サーバー40やユーザー端末10(のウォレットアプリ)等から予め取得してもよい。そして、仲介サーバー30は、予め取得した金融機関の情報に基づいて、ウォレット管理サーバー40が提携している金融機関のうち、ユーザーの口座が開設されている金融機関のみを含むリストを構成し、ユーザー端末10に送信してもよい。これにより、仲介サーバー30は、ユーザー端末10において、ユーザーの口座が既に開設されている金融機関をユーザーに効率的に選択させることができ、金融機関を選択するユーザーの労力をさらに削減できる。
また、上述した実施形態では、ユーザー端末10が、仲介サーバー30から受信した、金融機関のリストを含む金融機関の選択画面に関する情報と、チャージ金額の入力画面に関する情報とに基づいて、画面を構成して表示する場合を例に挙げて説明した。しかし、本実施形態はこれに限定されない。ユーザー端末10は、仲介サーバー30から過去に受信した、金融機関のリストを含む金融機関の選択画面に関する情報と、チャージ金額の入力画面に関する情報とに基づいて画面を構成してもよく、これらの情報を毎回受信しなくてもよい。
また、上述した実施形態では、電子マネーアプリにおけるチャージの選択や、金融機関の選択、チャージ金額の入力等が、ユーザーによって操作される場合を例に挙げて説明したが、本実施形態はこれに限定されない。チャージの選択や、金融機関の選択、チャージ金額の入力等は、ユーザー端末10によって自動的に実行されてもよく、チャージシステム1は、ステップS105〜S107、S111〜S113等の処理を省略してもよい。例えば、チャージシステム1が備える金融機関システム50が一つしかない場合、ステップS108において、当該金融機関システム50が設置される金融機関が自動的に選択されてもよい。また、電子マネーの残高が所定の残高未満になった場合、仲介サーバー30にオートチャージが指示されてもよい。すなわち、電子マネーの残高が所定の残高未満になった場合、ステップS102においてチャージが自動的に選択され、ステップS108において予め設定された金融機関が自動的に選択され、ステップS114において予め設定されたチャージ金額が自動的に入力されてもよい。
また、上述した実施形態では、ウォレットアプリがユーザー端末10にインストールされていない場合、ユーザー端末10は、ユーザーの操作を受け付けることによって、ウォレットアプリをインストールすると説明した。ユーザー端末10は、ウォレットアプリをインストールした後、金融機関のリストの中から金融機関を選択するユーザーの操作を再度受け付けてもよい。
また、上述した実施形態に係るチャージシステム1の処理は、上述したステップ以外のステップを含んでもよく、あるいは、上述したステップのうちの一部を含まなくてもよい。また、ステップの順序は、上述した実施形態に限定されない。さらに、各ステップは、他のステップと組み合わされて一つのステップとして実行されてもよく、他のステップに含まれて実行されてもよく、複数のステップに分割されて実行されてもよい。
また、上述した実施形態に係るチャージシステム1の各装置における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記のプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記のプログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、チャージシステム1の各装置の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
1 チャージシステム、
10 ユーザー端末、
11、21、31、41、51 制御部、
12、22、32、42、52 記憶部、
13、23、33、43、53 通信部、
14 表示部、
15 操作受付部、
20 電子マネー管理サーバー、
30 仲介サーバー、
311 送信部
312 受信部、
313 判断部、
314 指示部、
40 ウォレット管理サーバー、
50 金融機関システム、
60 ネットワーク。

Claims (11)

  1. ユーザーによって所有される端末であるユーザー端末に金融機関のリストを送信する送信部と、
    前記ユーザー端末にインストールされている第1のアプリケーションにおいて、前記送信部によって送信された前記金融機関のリストの中から選択された前記金融機関に関する情報と、入力されたチャージ金額に関する情報とを、前記ユーザー端末から受信する受信部と、
    前記ユーザー端末にインストール可能な第2のアプリケーションを管理する第2のサーバーにおいて前記ユーザーが認証されている旨を示す情報である、ユーザー認証情報が取得されているか否かの判断を行う判断部と、
    前記判断部によって前記ユーザー認証情報が取得されていると判断された場合、当該ユーザー認証情報に基づいて、選択された前記金融機関において開設されており、前記第2のアプリケーションに関連付けられている前記ユーザーの口座から、入力された前記チャージ金額を資金移動させるように前記第2のサーバーに指示し、前記チャージ金額が資金移動させられた場合、前記第1のアプリケーションに前記チャージ金額をチャージするように、前記第1のアプリケーションを管理する第1のサーバーに指示する指示部と、
    を有するチャージ制御装置。
  2. 前記第1のアプリケーションは、電子マネー決済用のアプリケーションであり、
    前記第2のアプリケーションは、ウォレット管理用のアプリケーションである請求項1に記載のチャージ制御装置。
  3. 前記金融機関のリストは、前記第2のサーバーが提携している前記金融機関を含むリストである請求項1または2に記載のチャージ制御装置。
  4. 前記金融機関のリストは、前記第2のサーバーが提携している前記金融機関のうち、前記ユーザーの口座が開設されている前記金融機関のみを含むリストである請求項3に記載のチャージ制御装置。
  5. 前記判断部は、前記ユーザー認証情報が取得されているか否かの判断として、前記第2のアプリケーションが前記ユーザー端末にインストールされているか否かの判断を行い、
    前記指示部は、前記判断部によって前記第2のアプリケーションが前記ユーザー端末にインストールされていないと判断された場合、前記第2のアプリケーションをインストールするように前記ユーザー端末に指示する請求項1〜4のいずれか一項に記載のチャージ制御装置。
  6. 前記判断部は、前記第2のアプリケーションが前記ユーザー端末にインストールされていると判断した場合、前記ユーザーの初期登録が行われているか否かをさらに判断し、
    前記指示部は、前記判断部によって前記ユーザーの初期登録が行われていないと判断された場合、前記ユーザーの初期登録を行うように前記ユーザー端末に指示する請求項5に記載のチャージ制御装置。
  7. 前記判断部は、前記ユーザーの初期登録が行われていると判断した場合、取得されている前記ユーザー認証情報が有効であるか否かをさらに判断し、
    前記指示部は、前記判断部によって前記ユーザー認証情報が有効でないと判断された場合、前記第2のアプリケーションのログイン情報を前記ユーザーに入力させるように前記ユーザー端末に指示する請求項6に記載のチャージ制御装置。
  8. 前記受信部は、前記ユーザーの口座からの前記チャージ金額の資金移動が完了した旨を示す資金移動完了通知、または、前記資金移動が失敗した旨を示す資金移動エラー通知を前記第2のサーバーから受信し、
    前記指示部は、前記受信部によって前記資金移動完了通知が受信された場合、前記第1のアプリケーションに前記チャージ金額をチャージするように、前記第1のサーバーに指示し、
    前記送信部は、前記受信部によって前記資金移動エラー通知が受信された場合、当該資金移動エラー通知を前記ユーザー端末に送信する請求項1〜7のいずれか一項に記載のチャージ制御装置。
  9. 前記受信部は、前記第1のアプリケーションへの前記チャージ金額のチャージが完了した旨を示すチャージ完了通知、または、前記チャージが失敗した旨を示すチャージエラー通知を前記第1のサーバーから受信し、
    前記送信部は、前記受信部によって受信された前記チャージ完了通知または前記チャージエラー通知を、前記ユーザー端末に送信する請求項1〜8のいずれか一項に記載のチャージ制御装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のチャージ制御装置と、
    前記第1のアプリケーションに前記チャージ金額をチャージ可能な前記第1のサーバーと、
    前記ユーザーの口座から前記チャージ金額を資金移動させるように、前記ユーザーの口座が開設されている前記金融機関に設置されるシステムである金融機関システムに指示可能な前記第2のサーバーと、
    を有するチャージシステム。
  11. チャージ制御装置の制御プログラムであって、
    ユーザーによって所有される端末であるユーザー端末に金融機関のリストを送信するステップ(a)と、
    前記ユーザー端末にインストールされている第1のアプリケーションにおいて、前記ステップ(a)において送信された前記金融機関のリストの中から選択された前記金融機関に関する情報と、入力されたチャージ金額に関する情報とを、前記ユーザー端末から受信するステップ(b)と、
    前記ユーザー端末にインストール可能な第2のアプリケーションを管理する第2のサーバーにおいて前記ユーザーが認証されている旨を示す情報である、ユーザー認証情報が取得されているか否かの判断を行うステップ(c)と、
    前記ステップ(c)において前記ユーザー認証情報が取得されていると判断された場合、当該ユーザー認証情報に基づいて、選択された前記金融機関において開設されており、前記第2のアプリケーションに関連付けられている前記ユーザーの口座から、入力された前記チャージ金額を資金移動させるように前記第2のサーバーに指示するステップ(d)と、
    前記チャージ金額が資金移動させられた場合、前記第1のアプリケーションに前記チャージ金額をチャージするように、前記第1のアプリケーションを管理する第1のサーバーに指示するステップ(e)と、
    をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
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