JP6630163B2 - 地中埋設用弁室 - Google Patents
地中埋設用弁室 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6630163B2 JP6630163B2 JP2016011155A JP2016011155A JP6630163B2 JP 6630163 B2 JP6630163 B2 JP 6630163B2 JP 2016011155 A JP2016011155 A JP 2016011155A JP 2016011155 A JP2016011155 A JP 2016011155A JP 6630163 B2 JP6630163 B2 JP 6630163B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pvc pipe
- valve
- pipe intermediate
- box
- receiving frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
タッチ接続する為にプランジャーにより相互の部材を確実に係合させて一体的に固定接続することで、鉄蓋ユニットの回転微調整動作に伴う供回りを防止する構成とした。更に本願発明では、特に大深度用の地中埋設用弁室の塩ビ管中間桝(20)内に、延長用のジョイント棒を軸心に沿って確実に垂直保持するための振れ止め防止板を埋設前に同軸状に一枚又は複数枚取付ける構成としたことを主要な特徴とする。
図1は本願発明の第1実施例に係る地中埋設用弁室1の斜視図である。地中埋設用弁室(1)は、ストローク調整式鉄蓋ユニット(10)と、必要な高さに切断した一本の塩ビ管中間桝(20)、及び鋳鉄製下桝(30)の3点で構成されている。ここでは一般的レジンコンクリート製地中埋設用弁室とは異なり塩ビ管の中間桝が用いられている。ストローク調整式鉄蓋ユニット(10)の塩ビ管中間桝受枠(13)には本願発明の特徴である上部接続プランジャー(14)、そして下桝(30)にも本願発明の特徴である下部接続プランジャー(32)が設けられている。また塩ビ空間桝(20)には、夫々のプランジャー(14)、(32)に対応した上部接続プランジャー貫入穴(20B)および下部接続プランジャー貫入穴(20A)が設けられている。本図では夫々3個のプランジャーが図示されているが個数は限定しない。すなわち各プランジャーが対応する接続プランジャー貫入穴と係合することにより、ストローク調整式鉄蓋ユニット(10)の塩ビ管中間桝受枠(13)と塩ビ管中間桝(20)、および塩ビ管中間桝(20)と鋳鉄製下桝(30)が一体的に固定接続される。この構成では地中埋設用弁室(1)が実際に埋設設置された場合、高さ調整のためにストローク調整式鉄蓋ユニット(10)の鉄蓋受枠(12)が回転操作されても、塩ビ管中間桝(20)及び鋳鉄製下桝(30)は供回りしない。これに反し一般的レジンコンクリート製地中埋設用弁室では非常に重い素材で製作されているために回転微調整動作に伴う供回りはしないが、従来の塩ビ管を積上げた構成では、それ等が軽量であり単に積み重ねる構成であるため、ストローク調整式鉄蓋ユニット(10)の鉄蓋受枠(12)の回転調整動作に伴い塩ビ管中間桝(20)も回転してしまい作業効率を低下させるという欠点を有する。これに反し本願発明の構成では、鉄蓋受枠(12)の回転調整動作によっても、塩ビ管中間受枠(13)、塩ビ管中間桝(20)、鋳鉄製下桝(30)が一体的に固定接続されているため回転微調整動作による供回りはせず、設置作業の効率を著しく向上させる利点を有する。又更に上述のように複数個のプランジャーで、ストローク調整式鉄蓋ユニット(10)と、必要高さに切断した一本の塩ビ管中間桝(20)及び鋳鉄製下桝(30)とを一体的に固定接続した地中埋設用弁室(1)は、軽量化、耐荷重の強化、取扱の容易さ、部材点数の少数化、嵩上げ時の垂直性、及び設置作業が容易に出来る等の多くの利点を有する。
図4は第2実施例に係る振れ止め防止板(40)を示す地中埋設用弁室(2)の断面図であり、図5(a)は振れ止め防止板(40)の平面図、(b)はジョイント棒の参考断面図、(c)はバルブ開閉工具の参考断面図である。大深度用地中埋設用弁室(2)の塩ビ管中間桝(20)内には、バルブ開閉に用いられるジョイント棒(200)を垂直に貫入誘導させる一枚又は複数枚の振れ止め防止板(40)が設けられている。この振れ止め防止板(40)は、前記塩ビ管中間桝(20)と同軸リング状のジョイント棒貫入リング(41)を有している。このジョイント棒管入リング(41)は、複数個のジョイント棒位置出しボルト(42)で前記塩ビ管中間桝(20)の内壁に予め水平固定されている。そして点検等のバルブ開閉作業時に、バルブ開閉用ジョイント棒(200)の下部を前記ジョイント棒貫入リング(41)に貫入させ、下桝(30)が跨座する配管バルブと確実に係合でき、尚且つバルブ開閉用ジョイント棒(200)上部とバルブ開閉用工具(300)とを確実に係合出来るように構成されている。なおこのバルブ開閉用ジョイント棒(200)は、大深度の地中埋設用弁室(2)でバルブ開閉用工具(300)の延長器具として使用される。このように実施例2に係る大深度用の地中埋設用弁室(2)では、深度によって一枚又は複数枚の振れ止め防止板(40)が予め埋設する前に塩ビ管中間桝(20)内に取付けられている。これによりバルブ開閉用ジョイント棒(200)の上端を塩ビ管中間桝(20)内で確実に同軸位置に配置できるため、日常点検時のバルブ開閉作業時に暗い塩ビ管中間桝(20)内でも簡便にバルブ開閉作業が出来るようになるという利点を有する。なお上記バルブ開閉用ジョイント棒(200)は、地中埋設用弁室(2)の埋設設置時に塩ビ管中間桝(20)に予め設置しておいてもよい。
Claims (2)
- 地面に水平に設置され開閉可能な鉄蓋(11)と、該鉄蓋(11)を上端部に載置し外壁にねじ山を有する円筒状の鉄蓋受枠(12)と、内壁にねじ溝を有し前記鉄蓋受枠(12)のねじ山と回転自在に係合する円筒状の塩ビ管中間桝受枠(13)とで構成し、前記鉄蓋受枠(12)を塩ビ管中間桝受枠(13)に対して回転調整することで前記鉄蓋(11)の垂直方向のストローク高を微調整し地表面と同一高の平面を形成できるようにするストローク調整用鉄蓋ユニット(10)と、
ストローク調整用鉄蓋ユニット(10)を上部に固定設置する任意長の塩ビ管中間桝(20)と、
水平方向に地中埋設された配管のバルブ上に跨座し、前記塩ビ管中間桝(20)の下端に設置固定する下部壁と底板とを一体にした下桝(30)とで構成された地中埋設用弁室において;
下桝(30)をバルブ上に設置した後に塩ビ管中間桝(20)下端を下桝(30)に押圧することで、前記下桝(30)の外周に複数個所同軸状に設置した中間桝受爪(31)に固定設置され軸心方向へ付勢された下部接続プランジャー(32)の下部接続プランジャーピン(32A)が、塩ビ管中間桝(20)の下部周壁に設けられた下部接続プランジャーピン貫入穴(20A)に貫入係合することで前記下桝(30)と塩ビ管中間桝(20)が一体的に固定接続され、
かつストローク調整用鉄蓋ユニット(10)を塩ビ管中間桝(20)上端部に押圧することで、塩ビ管中間桝受枠(13)の鍔外周に軸心方向へ付勢された上部接続プランジャー(14)の上部接続プランジャーピン(14B)が、塩ビ管中間桝(20)の上部周壁に設けられた上部接続プランジャーピン貫入穴(20B)に貫入係合することで前記塩ビ管中間桝(20)とストローク調整用鉄蓋ユニット(10)が一体的に固定接続され、前記鉄蓋受枠(12)を塩ビ管中間桝受枠(13)に対して回転調整しても前記塩ビ管中間桝(20)が供回りしないように構成されたことを特徴とする地中埋設用弁室。 - 更に塩ビ管中間桝(20)内には一枚又は複数枚の振れ止め防止板(40)が設けられ、該振れ止め防止板(40)は複数個のジョイント棒位置出しボルト(42)で前記塩ビ管中間桝(20)の内壁と同軸位置に予め水平固定され、該水平固定された振れ止め防止板(40)の軸心位置には、垂直方向に挿入されたバルブ開閉に用いられる延長用ジョイント棒(200)を貫入させるジョイント棒貫入リング(41)を配置することで、塩ビ管中間桝(20)の軸心に沿って垂直貫入誘導された延長用ジョイント棒とバルブ開閉用工具(300)とを確実に係合出来るように構成されたことを特徴とする請求項1記載の地中埋設用弁室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016011155A JP6630163B2 (ja) | 2016-01-23 | 2016-01-23 | 地中埋設用弁室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016011155A JP6630163B2 (ja) | 2016-01-23 | 2016-01-23 | 地中埋設用弁室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017128989A JP2017128989A (ja) | 2017-07-27 |
JP6630163B2 true JP6630163B2 (ja) | 2020-01-15 |
Family
ID=59395476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016011155A Active JP6630163B2 (ja) | 2016-01-23 | 2016-01-23 | 地中埋設用弁室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6630163B2 (ja) |
-
2016
- 2016-01-23 JP JP2016011155A patent/JP6630163B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017128989A (ja) | 2017-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11549231B2 (en) | Suction anchor for a subsea well | |
RU2568828C2 (ru) | Подводный якорь | |
KR101672595B1 (ko) | 해수저항 감소 및 수직도 조절을 위한 석션기초, 그 설치방법 및 인양방법 | |
JP6630163B2 (ja) | 地中埋設用弁室 | |
KR102003396B1 (ko) | 지중 배전선로 인입전용 보호함체 | |
KR102181850B1 (ko) | 높이조절이 가능한 클램프 | |
JP5065311B2 (ja) | 埋設筐 | |
US11795649B2 (en) | Apparatus and method for subsea wall insertion | |
KR101007732B1 (ko) | 지하수 보호 및 토출유도용 캡 | |
JP5052441B2 (ja) | 耐震継手用弁の位置決め装置および耐震継手用弁および耐震継手用弁の据付方法 | |
KR20170139750A (ko) | 외부 지지대를 구비한 석션파일 및 그 설치방법 | |
JP5480125B2 (ja) | 水中コンクリートの打設方法 | |
KR102460306B1 (ko) | 지하 매설 점검구 뚜껑의 높이조절장치 | |
KR20190106325A (ko) | 흙막이판이 구비된 제수밸브 보호통 | |
KR101842945B1 (ko) | 전력구 집수정의 균압조절 장치 | |
JP6937221B2 (ja) | 制流装置 | |
CN116856477A (zh) | 一种灌注桩水下浇筑混凝土桩身质量控制方法 | |
KR20140078951A (ko) | 심해 매니폴드 설치구조 | |
JP2543069Y2 (ja) | 弁装置 | |
JP2020007861A (ja) | 桝の設置構造、及び、桝の設置構造の構築方法 | |
JP2016125198A (ja) | 開蓋アダプタ | |
JP2020015362A (ja) | 浮体構造物の施工方法 | |
KR20120083068A (ko) | 제수밸브용 철개 | |
JP2001146758A (ja) | 鉄蓋連結構造 | |
JP2003221835A (ja) | 埋設筐用座台 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6630163 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |