JP6629895B2 - 被洗浄物の洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機械部品、電子部品、医療機器などの被洗浄物を洗浄するための洗浄装置に関するものである。
従来より、特許文献1に示す如く洗浄槽内で被洗浄物の液洗浄や蒸気洗浄が一般的に行われている。
特開2015−202463号公報
しかし、従来の洗浄槽は内容積に限りがあるため、内部に収納できる被洗浄物の大きさは限定されるものとなっていた。そのため、例えば著しく長尺な、あるいは幅広な部品の如く、通常の洗浄の際に用いる洗浄槽内に収納困難な被洗浄物を洗浄する場合には、この被洗浄物を収納可能な洗浄槽を別途用意する必要があるため、コストや手間がかかるものとなっていた。
そこで、本願発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、従来の洗浄槽に収納困難な長尺な被洗浄物や幅広な被洗浄物を、別の洗浄槽を用意することなく、従来の洗浄槽を利用して洗浄することのできる洗浄装置を得ようとするものである。
上述の如き課題を解決するため、本願発明は、洗浄物の洗浄を行う洗浄槽の側壁に、この洗浄槽内と連通するとともに先端開口部に着脱可能な閉止蓋を設けた突出筒を備え、この突出筒に、前記閉止蓋を外した状態で連結筒を着脱自在に接続可能とするとともに、連結筒は、突出筒を接続した際に、この接続側の一端開口部とは反対側の他端開口部を被洗浄物の入出口とし、この入出口に、蓋体を着脱自在に備えたものである。
また、洗浄槽は、開口部に密閉蓋を備えるとともに減圧手段を接続配置することにより、この洗浄槽内、及びこの洗浄槽に気密的に接続するとともに蓋体にて入出口を密閉した連結筒を、減圧手段によって減圧可能としたものであっても良い。
本願発明は上記の如く、洗浄槽に連結筒を着脱自在に接続可能としたものであるから、通常の洗浄時には連結筒を接続しない状態で従来の洗浄を行う一方、従来の洗浄槽に収納困難な長尺な被洗浄物や幅広な被洗浄物を洗浄する際には、洗浄槽の突出筒に連結筒を接続固定することによって、この連結筒と洗浄槽とで形成される空間内に上記の如き従来の洗浄槽では収納困難であった長尺又は幅広な被洗浄物を挿入配置することができる。そのため、別途被洗浄物の形状や大きさに合わせた特別な洗浄槽を用意する必要がなく、従来の洗浄槽に連結筒を配置するのみで低コスト、且つ省スペースで、特別な形状の被洗浄物の洗浄を行うことができる。
また、例えば自動洗浄機能を備えている場合であって、自動手段によって洗浄槽の開口部から被洗浄物を挿入配置することが困難な事態が生じた場合でも、洗浄槽の側壁には突出筒が設けられていることから、この突出筒の先端開口部を通じて手動にて洗浄槽内に被洗浄物を挿入配置することができる。そのため、自動手段にて洗浄槽の開口部から被洗浄物を挿入困難な場合でも、手動にて突出筒から容易に被洗浄物を洗浄槽内に挿入配置することができるという利点がある。
本願発明の実施例1を示す概念図。 洗浄槽に連結筒を連結した状態を示す実施例1の概念図。 図2の正面図。 本願発明の実施例2を示す概念図。
本願発明の実施例1を図1〜3に於いて説明すると、図1に示す如く(1)は洗浄槽であって、その側壁(2)には、この連通槽内に連通する突出筒(3)を突設している。そしてこの突出筒(3)の先端外周に鍔部(4)を設けるとともに、この鍔部(4)には突出筒(3)の先端開口部(5)を閉止可能とする平板状の閉止蓋(6)を、パッキン(7)を介して固定配置し、上記先端開口部(5)を気密的に閉止している。
このように洗浄槽(1)の側壁(2)に突出筒(3)を設けることにより、例えば本実施例の洗浄装置が自動洗浄機能(図示せず。)を備えている場合であって、自動で洗浄槽(1)の開口部(8)から被洗浄物(10)を挿入配置することが困難な事態が生じた場合でも、突出筒(3)の先端開口部(5)から洗浄槽(1)内に、被洗浄物(10)を手動で挿入配置することができるという利点がある。
また、洗浄槽(1)は、開口部(8)側の内周に冷却コイル(12)を配置するとともに、底部側にはヒーター(13)及び温度センサー(14)を設けている。上記の如き構成において、洗浄槽(1)内に収納可能な被洗浄物(10)を洗浄する際には、突出筒(3)の先端開口部(5)を閉止蓋(6)にて閉止するとともに、洗浄槽(1)内に洗浄溶剤(15)を収納し、従来と同様に被洗浄物(10)の液洗浄を行うことができる。また、洗浄溶剤(15)をヒーター(13)にて加熱し洗浄蒸気(11)を発生させることにより、従来と同様に蒸気洗浄を行うことができる。
そして、例えば上記構成の洗浄槽(1)に収納困難な長尺、又は幅広の被洗浄物(10)を洗浄する場合には、図2に示す如く洗浄槽(1)に連結筒(16)を連結して洗浄を行う。即ち、図2に示す如く突出筒(3)の閉止蓋(6)を取り外した状態で、この突出筒(3)の先端開口部(5)に、パッキン(7)を介して連結筒(16)の一端開口部(17)を気密的に接続固定する。尚、この連結筒(16)の一端開口部(17)及びこの連結筒(16)の一端開口部(17)とは反対側の他端開口部(20)には鍔部(18)を設けている。
また、この連結筒(16)の他端開口部(20)には、この他端開口部(20)を、パッキン(21)を介して気密的に閉止可能とする蓋体(22)を備えている。また、本実施例の連結筒(16)は、図2に示す如く水平方向に長尺であるとともに、図3に示す如く一端開口部(17)側の一部を除いて水平方向に幅広に形成している。
上記の如く連結筒(16)を設けた洗浄装置を使用した洗浄方法について以下に説明する。まず、洗浄槽(1)内には予め洗浄溶剤(15)を収納しておく。そして、連結筒(16)の蓋体(22)を開いてこの連結筒(16)の他端開口部(20)に位置する入出口(23)から内方に被洗浄物(10)を挿入配置し、この連結筒(16)の入出口(23)を、パッキン(21)を介して蓋体(22)にて気密的に閉止する。そして、洗浄槽(1)に設けたヒーター(13)にて洗浄溶剤(15)を加熱し、この洗浄溶剤(15)の洗浄蒸気(11)を洗浄槽(1)内及び連結筒(16)内に発生させることにより、被洗浄物(10)の蒸気洗浄を行う。尚、洗浄槽(1)内で発生した洗浄蒸気は、この洗浄槽(1)に設けた冷却コイル(12)により冷却、凝縮された後、この洗浄槽(1)に接続した水分分離器(24)を通過して再び洗浄溶剤(15)として洗浄槽(1)内に還流される。
上記実施例1では、常圧下で洗浄を行う洗浄装置について説明したが、本実施例2では減圧下での洗浄に用いる洗浄装置について説明する。本実施例の洗浄槽(31)は、図4に示す如く洗浄槽(31)の開口部(32)に密閉蓋(33)を被覆することにより、開口部(32)を密閉している。また、本実施例の洗浄槽(31)も上記実施例1と同様に、側壁(34)に突出筒(35)を設けるとともに、この突出筒(35)に、上記実施例1と同じ構成の連結筒(36)をパッキン(48)を介して気密的に接続配置している。また連結筒(36)の他端開口部(37)に位置する被洗浄物(38)の入出口(40)を、パッキン(50)を介して蓋体(41)にて気密的に密閉している。
また、この洗浄槽(31)には本発明の減圧手段である減圧ポンプ(42)を設けており、この減圧ポンプ(42)を作動させることによって、洗浄槽(31)、又は洗浄槽(31)と連結筒(36)の内部を減圧状態にすることができる。この洗浄槽(31)とは別体に蒸気発生槽(43)が設けられている。この蒸気発生槽(43)は、洗浄槽(31)に連通管(44)を介して接続され、底部側にはヒーター(45)を設けるとともに、内部に洗浄溶剤(46)を収納している。そのため、この蒸気発生槽(43)内の洗浄溶剤(46)を加熱して洗浄溶剤(46)の洗浄蒸気(47)を発生させることにより、この洗浄蒸気(47)を、連通管(44)を通じて洗浄槽(31)内に流入することができる。
ここで本実施例の洗浄装置による被洗浄物(38)の洗浄方法について説明すると、まず、連結筒(36)の蓋体(41)を開けて、この連結筒(36)の入出口(40)から洗浄槽(31)内にかけて被洗浄物(38)を収納配置する。その後、連結筒(36)の蓋体(41)を密閉した状態で減圧ポンプ(42)を作動させ、連結筒(36)及び洗浄槽(31)内を減圧状態とする。また、蒸気発生槽(43)内の洗浄溶剤(46)をヒーター(45)にて加熱し、洗浄蒸気(47)を発生させる。そしてこの洗浄蒸気(47)を、連通管(44)を通じて減圧下の洗浄槽(31)及び連通管(44)内に流入させることにより、減圧下での被洗浄物(38)の蒸気洗浄が可能となる。
1、31 洗浄槽
2、34 側壁
3、35 突出筒
5 先端開口部
6 閉止蓋
8、32 開口部
10、38 被洗浄物
16、36 連結筒
17 一端開口部
20、37 他端開口部
22、41 蓋体
23、40 入出口
33 密閉蓋
42 減圧ポンプ

Claims (2)

  1. 被洗浄物の洗浄を行う洗浄槽の側壁に、この洗浄槽内と連通するとともに先端開口部に着脱可能な閉止蓋を設けた突出筒を備え、この突出筒に、前記閉止蓋を外した状態で連結筒を着脱自在に接続可能とするとともに、連結筒は、突出筒を接続した際に、この接続側の一端開口部とは反対側の他端開口部を被洗浄物の入出口とし、この入出口に、蓋体を着脱自在に備えたことを特徴とする被洗浄物の洗浄装置。
  2. 洗浄槽は、開口部に密閉蓋を備えるとともに減圧手段を接続配置することにより、この洗浄槽内、及びこの洗浄槽に気密的に接続するとともに蓋体にて入出口を密閉した連結筒を、減圧手段によって減圧可能としたことを特徴とする請求項1の被洗浄物の洗浄装置。
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