JP6629155B2 - 飲料注出バルブ - Google Patents

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Description

この発明は、飲料注出バルブに係り、特にシロップ、リカー等の飲料原液と、水、炭酸水等の希釈水とを混合させて飲料を注出するポストミクスバルブに関する。
特許文献1に記載されるように、飲料を注ぎ出す飲料注出バルブには、上部に操作レバーが設けられるものと、下部に操作レバーが設けられるものとがある。一般的に、ビール等の酒類を注ぎ出す飲料注出バルブには上部にレバーが取り付けられ、ジュース等の混合飲料を注ぎ出す飲料注出バルブには下部にレバーが取り付けられる場合が多い。
また、飲料注出バルブの一種であるポストミックスバルブでは、飲料原液と希釈水とを混合させて飲料を注出する。例えば、特許文献2に記載される飲料注出バルブでは、飲料注出バルブの下部に設けられたレバーが押し動かされることにより、液体原料ノズルからは飲料原液が、希釈水ノズルからは希釈水が、各々同時にコップに注ぎ出される。
特開2000−203693号公報 特開2006−016048号公報
従来の飲料注出バルブでは、使用者が飲料を注出する際に、レバーを操作する過程で何らクリック感等を得ることができないため、使用者は飲料を注出していることを感覚的に把握しづらいという問題があった。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、使用者がレバーを操作して飲料を注出する際に、飲料を注出していることを感覚的に把握することができる飲料注出バルブを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る飲料注出バルブは、バルブ本体と、バルブ本体に接続される複数の流路と、複数の流路にそれぞれ設けられる複数の供給弁と、バルブ本体に設けられて当該バルブ本体に対してスライド可能であると共に所定の押圧方向に押圧可能な操作レバーとを備え、操作レバーは、当該操作レバーを押圧方向に押圧すると、当該操作レバーのスライド位置に応じて、複数の供給弁を選択的に開くことが可能であり、バルブ本体には、操作レバーのスライドおよび押圧方向への移動を案内する案内孔が設けられ、当該案内孔の押圧方向に沿った内縁部には凸部が設けられる。
この発明に係る飲料注出バルブによれば、使用者がレバーを操作して飲料を注出する際に、飲料を注出していることを感覚的に把握することができる。
この発明の実施の形態に係る飲料注出バルブの外観を示す斜視図である。 図1に示す飲料注出バルブとこれを有する飲料ディスペンサを示す正面図である。 図1に示す飲料注出バルブを示す上面図である。 図1に示す飲料注出バルブの内部構造を示す斜視図である。 図1に示す飲料注出バルブの内部構造を示す上面図である。 図1に示す飲料注出バルブの内部構造を、図3の切断線V−Vで切断した状態を示す断面側面図である。 (i)は、飲料原液が注ぎ出される時の操作レバーの位置を示す上面図であり、(ii)は、炭酸水割が注ぎ出される時の操作レバーの位置を示す上面図であり、(iii)は、水割が注ぎ出される時の操作レバーの位置を示す上面図である。 図1に示す飲料注出バルブの操作レバーが図7(i)の位置にある時の、飲料注出バルブの内部の状態を示す断面上面図である。 図1に示す飲料注出バルブの操作レバーが図7(ii)の位置にある時の、飲料注出バルブの内部の状態を示す断面上面図である。 図1に示す飲料注出バルブの操作レバーが図7(iii)の位置にある時の、飲料注出バルブの内部の状態を示す断面上面図である。 図1に示す飲料注出バルブを飲料ディスペンサに取り付ける際に用いられる流量調整機構の外観を示す斜視図である。 図11に示す流量調整機構の断面側面図である。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
実施の形態.
図1,2に示すように、飲料注出バルブ100のバルブ本体10は、カバー11に被覆されている。バルブ本体10の下部にはノズル13が設けられている。さらに、バルブ本体10の上部には、カバー11に形成されるスライド孔14が設けられている。また、バルブ本体10の上部には操作レバー12が取り付けられている。操作レバー12の下部にはレバー支持部12aが取り付けられ、レバー支持部12aはスライド孔14を通ってカバー11の内側に延びて取り付けられている。
ここで、以下の説明において、飲料注出バルブ100に対して、使用者が立って操作をする側を正面側Fとする。また、正面側Fの反対側を奥側Bとする。さらに、飲料注出バルブ100の使用者から見て右手側を右側Rとし、左手側を左側Lとする。
図2に示すように、飲料注出バルブ100は飲料ディスペンサ1に取り付けられている。飲料ディスペンサ1の正面側Fには、飲料注出バルブ100の左側Lに隣り合って発光表示部1aが設けられている。発光表示部1aには、上から順次、「原液」、「水割」、「炭酸水割」の表示が付されている。そして、これらの表記の左側Lには、各々、発光部としてのランプ1bが配置されている。
また、図3に示すように、バルブ本体10には、第一流管3、中央流管4、第二流管5が接続されている。第一流管3には第一流路3aが形成され、中央流管4には中央流路4aが形成され、第二流管5には第二流管5aが形成される。すなわち、バルブ本体10には、第一流路3a、中央流路4a、第二流路5aが接続される。そして、この実施の形態では、第一流路3aには炭酸水が、中央流路4aにはシロップ、リカー等の飲料原液が、第二流路5aには水が、各々、圧力を掛けられた状態でバルブ本体10に向かって流通する。
また、カバー11に形成されるスライド孔14の正面側Fには、3個の略半円形状の開口14a,14b,14cが左右方向に連なった形状が形成されている。また、スライド孔14の奥側Bの中央には、レバー支持部12aが係合可能な係合溝17が形成されている。また、開口14a,14b,14cの各々の正面側Fのカバー11には、左側Lから「水割」、「原液」、「炭酸水割」という表示11aが印字されている。なお、表示11aを表記する方法は印字に限定されず、ラベルを貼り付けたり、刻印したり、マークを付したりしてもよい。また、操作レバー12のレバー支持部12aがスライド孔14に沿って配置される位置のうち、「炭酸水割」に対応する位置を第一の位置A1とし、「水割」に対応する位置を第二の位置A2とする。また、「原液」に対応する位置は、第一の位置A1と第二の位置A2との間に設けられる中立位置A3であるものとする。
さらに、図4,5に示すように、バルブ本体10からカバー11を取り外した場合、バルブ本体10の上部にはガイド部26が設けられている。ガイド部26には、カバー11のスライド孔14に対応する位置に、スライド孔14と同様の形状のガイド孔26aが形成されており、ガイド孔26aにもレバー支持部12aが貫通している。したがって、ガイド孔26aにも、スライド孔14の係合溝17と同様に、レバー支持部12aが係合可能な係合溝26bが形成されている。また、ガイド孔26aの右側Rの内縁部には第一凸部26cが形成されており、ガイド孔26aの左側Lの内縁部には第二凸部26dが形成されている。
ここで、カバー11のスライド孔14およびガイド部26のガイド孔26aは、操作レバー12の左右LR方向のスライドおよび後述する押圧方向Pへの移動を案内する案内孔を構成し、第一凸部26cと第2凸部26dは案内孔の押圧方向Pに沿った内縁部に形成される。なお、ガイド部26は摩耗したり破損したりした時には交換することができるように、バルブ本体10に着脱可能に取り付けられている。
また、図4,6に示すように、レバー支持部12aの下部には、略円筒形状のスライド取付部28が設けられている。そして、スライド取付部28は、バルブ本体10に設けられるシャフト27にスライド可能に取り付けられる。すなわち、操作レバー12は、スライド取付部28を介してバルブ本体10に対して位置移動可能に取り付けられている。また、シャフト27の両端は、レバーアーム25に取り付けられて支持される。また、シャフト27には、スライド取付部28の両側に配置される一対の弾性体である位置調整バネ27a,27bが巻き付けられている(図8参照)。すなわち、位置調整バネ27a,27bは、操作レバー12のスライド取付部28とバルブ本体10のレバーアーム25との間に設けられている。
ここで、操作レバー12に何も力が加えられていない状態において、一対の位置調整バネ27a,27bはスライド取付部28を両側から付勢し、中立位置A3に案内する働きをする。
さらに、レバーアーム25は、支点25aを介して、バルブ本体10に回動可能に設けられている。また、レバーアーム25の支点25aには戻りバネ25bが取り付けられ、レバーアーム25を奥側Bに付勢している。すなわち、操作レバー12はレバーアーム25を介して奥側Bに付勢される。
ここで、レバーアーム25は付勢部を構成する。また、レバーアーム25によって操作レバー12が付勢される方向、すなわち奥側Bに向かう方向を付勢方向Dとする。
また、図6に示すように、第一流路3aには第一供給弁22が設けられる。第一供給弁22が閉状態の時において、第一流路3aの炭酸水の流れは第一供給弁22のバルブ部22aによって閉鎖される。また、バルブ部22aの上部には開閉操作部22bが設けられ、開閉操作部22bは第一流管3の上方に突出して延長し、シャフト27に近接して配置される。
また、同様に、中央流路4aには中央供給弁23が設けられる。中央供給弁23が閉状態の時において、中央流路4aの飲料原液の流れは中央供給弁23のバルブ部23aによって閉鎖される。また、中央供給弁23のバルブ部23aの上部には開閉操作部23bが設けられ、開閉操作部23bは中央流管4の上方に突出して延長し、シャフト27に近接して配置される。
また、同様に、第二流路5aには第二供給弁24が設けられる。第二供給弁24が閉状態の時において、第二流路5aの水の流れは第二供給弁24のバルブ部24aによって閉鎖される。また、第二供給弁24のバルブ部24aの上部には開閉操作部24bが設けられ、開閉操作部24bは第二流管5の上方に突出して延長し、シャフト27に近接して配置される。
第一供給弁22、中央供給弁23、第二供給弁24の開閉操作部22b,23b,24bの各々には、押圧バネ29a,29b,29cが当接し、開閉操作部22b,23b,24bを奥側Bに付勢している。
次に、飲料注出バルブ100の動作について、主に図2,7〜10を用いて説明する。
なお、以下の説明において、操作レバー12が第一供給弁22、中央供給弁23、第二供給弁24を押圧する方向を押圧方向Pとする。押圧方向Pは正面側Fへ向かう方向であるものとする。
まず、図7(i)に示すように、操作レバー12がスライド孔14の中立部分A3に位置する時、すなわち、開口14bの位置にある時、使用者が操作レバー12を押圧方向P、すなわち正面側Fに向かって引くと、ノズル13から飲料原液が供給される。また、操作レバー12がスライド孔14の中立位置A3に位置する時は、図2に示す発光表示部1aの「原液」を示すランプ1bが点灯する。
次に、使用者は、図7(ii)に示すように、操作レバー12を右側Rにスライドさせて第一の位置A1に移動させ、レバー支持部12aを開口14cの位置に移す。この時、図2に示す発光表示部1aでは、「炭酸水割」を示すランプ1bが点灯する。そして、その状態で使用者が操作レバー12を押圧方向Pに向かって引くと、ノズル13から炭酸水割が供給される。
さらに、使用者は、図7(iii)に示すように、操作レバー12を左側Lにスライドさせて第二の位置A2に移動させ、レバー支持部12aを開口14aの位置に移す。この時、図2に示す発光表示部1aでは、「水割」を示すランプ1bが点灯する。そして、その状態で使用者が操作レバー12を押圧方向Pに向かって引くと、ノズル13から水割が供給される。
以下、図8〜10を用いて、飲料注出バルブ100の動作についてさらに詳細に説明する。
まず、操作レバー12が図7(i)に示す中立位置A3にある時、操作レバー12を押圧方向Pに移動させると、図8に示すように、スライド取付部28が中央供給弁23の開閉操作部23bを押圧する。そのため、中央流路4aの中央供給弁23のみが開放され、ノズル13から飲料原液が注ぎ出される。
また、操作レバー12が図7(ii)に示す第一の位置A1にある時、操作レバー12を押圧方向Pに移動させると、図9に示すように、スライド取付部28が中央供給弁23の開閉操作部23bおよび第一供給弁22の開閉操作部22bをともに押圧する。そのため、中央流路4aの中央供給弁23および第一流路3aの第一供給弁22がともに開放され、ノズル13から飲料原液と炭酸水の混合飲料、すなわち炭酸水割が注ぎ出される。この際、使用者が操作レバー12を押圧方向Pに移動させる過程において、レバー支持部12aが、ガイド部26のガイド孔26aの内縁部に形成された第一凸部26cに当たるため(図5参照)、使用者はレバー12を操作する際にクリック感を得ることになる。
さらに、操作レバー12が図7(iii)に示す第二の位置A2にある時、操作レバー12を押圧方向Pに移動させると、図10に示すように、スライド取付部28が第二供給弁24の開閉操作部24bおよび中央供給弁23の開閉操作部23bをともに押圧する。そのため、第二流路5aの第二供給弁24および中央流路4aの中央供給弁23がともに開放され、ノズル13から水と飲料原液の混合飲料、すなわち水割が注ぎ出される。この際、使用者が操作レバー12を押圧方向Pに移動させる過程において、レバー支持部12aが、ガイド部26のガイド孔26aの内縁部に形成された第二凸部26dに当たるため(図5参照)、使用者はレバー12を操作する際にクリック感を得ることになる。
なお、A1〜A3のいずれの位置でも、使用者が操作レバー12を押圧方向Pに移動させるように回動させると、操作レバー12のレバー支持部12aがガイド部26のガイド孔26aの正面側Fの端部に当接し、これにより操作レバー12の回動が停止する。
以上説明したように、この実施の形態に係る飲料注出バルブ100では、使用者は、バルブ本体10の上部に設けられる操作レバー12の位置をスライド孔14およびガイド孔26aに沿って移動させる。そして、使用者は、操作レバー12の位置に応じて、中央供給弁23のみ、または中央供給弁23と第一供給弁22、または第二供給弁24と中央供給弁23を選択的に押圧方向Pに押圧し、開くことができる。したがって、使用者は、飲料注出バルブ100のバルブ本体10の上部に設けられる操作レバー12を片手で簡単に操作するだけで、飲料原液、炭酸水割、水割を選択して注ぎ出すことができる。この際、炭酸水割または水割を注ぎ出す場合には、操作レバー12を押圧方向Pに移動させる過程でクリック感を得ることができる。これにより、使用者は操作レバー12を操作して飲料を注出する際に、飲料を注出していることを感覚的に把握することができる。
なお、上記の実施の形態では、第一流管3には炭酸水が、中央流管4には飲料原料が、第二流管5には水が、各々供給されていたが、本願発明の適用可能な範囲はこれに限定されるものではない。例えば、第一流管3には第一の飲料原液を供給し、第二流管5には第二の飲料原液を供給し、中央流管4には炭酸水を供給してもよい。この場合、使用者は、操作レバー12の位置に応じて、第一の飲料の炭酸水割、炭酸水、第二の飲料の炭酸水割を選択して注ぎ出すことができる。また、流管の数も3本に限定されるものではなく、2本でもよいし、4本以上でもよい。
最後に、図11,12を用いて、飲料注出バルブ100を飲料ディスペンサ1に取り付ける際に用いられる流量調整機構40について説明する。
飲料注出バルブ100は、ニードル弁を有する流量調整機構40を介して飲料ディスペンサ1に取り付けられる。なお、流量調整機構40は飲料ディスペンサ1本体にねじ等で締結されている。流量調整機構40は、第一流管41、中央流管42、第二流管43の3つの流管を有している。第一流管41の内部には第一流路41aが形成され、中央流管42の内部には中央流路42aが形成され、第二流管43の内部には第二流管43aが形成されている。
第一流路41aの上流側(図12の紙面右側)には、飲料ディスペンサ1から炭酸水が供給される。同様に、中央流路42aの上流側には飲料ディスペンサ1から飲料原料が供給され、第二流路43aの上流側には飲料ディスペンサ1から水が供給される。
流量調整機構40の第一流管41、中央流管42、第二流管43には、飲料注出バルブ100の第一流管3、中央流管4、第二流管5がそれぞれ接続される。これにより、第一流路41aの下流側(図12の紙面左側)は、飲料注出バルブ100の第一流路3aに連結され、中央流路42aの下流側は飲料注出バルブ100の中央流路4aに連結され、第二流路43aの下流側は飲料注出バルブ100の第二流路5aに連結される。
なお、飲料注出バルブ100の各流管を流量調整機構40に接続することは、飲料注出バルブ100の第一流管3、中央流管4、第二流管5の各入口を、流量調整機構40の第一流管41、中央流管42、第二流管43の各々Oリング41e、42e、43eを有する凸部に差し込み、専用の金具で固定することによっておこなわれる。すなわち、ねじ等の締結部品を使用しないため、飲料注出バルブ100は流量調整機構40から簡単に取り外すことができる。
また、第一流路41aの途中には、ニードル41bとニードルレバー41cから構成される第一ニードル弁41dが設けられている。使用者は、ニードルレバー41cを回してニードル41bを上下させることによって、第一流路41aを流れる炭酸水の流量を調整することができる。また、第一ニードル弁41dが全閉状態になると、第1流路41aを流れる炭酸水の流れは完全に遮断される。
同様に、中央流路42aの途中には、ニードル42bとニードルレバー42cから構成される中央ニードル弁42dが設けられている。使用者は、ニードルレバー42cを回してニードル42bを上下させることによって、中央流路42aを流れる飲料原料の流量を調整することができる。また、中央ニードル弁41dが全閉状態になると、中央流路42aを流れる飲料原料の流れは完全に遮断される。
同様に、第二流路43aの途中には、ニードル43bとニードルレバー43cから構成される第二ニードル弁43dが設けられている。使用者は、ニードルレバー43cを回してニードル43bを上下させることによって、第二流路43aを流れる水の流量を調整することができる。また、第二ニードル弁43dが全閉状態になると、第二流路43aを流れる水の流れは完全に遮断される。
以上説明したように、この実施の形態に係る流量調整機構40では、使用者は、流量調整機構40の各ニードルレバー41c、42c、43cを回転させることによって、各ニードル弁41d、42d、43dの開度を調整し、各飲料の注出速度や混合比率の調整をおこなうことができる。また、メンテナンス時等に飲料注出バルブ100を飲料ディスペンサ1から取り外す際には、流量調整機構40の各ニードル弁41d、42d、43dを全閉状態にして飲料注出バルブ100に向かう各飲料の流れを完全に遮断することによって、簡単におこなうことができる。
また、従来の飲料ディスペンサでは、飲料の流量調整用の弁とは別に、メンテナンス時のための遮断弁を備える必要があったが、この実施の形態に係る流量調整機構40では流量調整弁と遮断弁とを兼用することができるため、部品点数が削減され、設置スペースの節約並びにコストダウンが可能となる。
1 飲料ディスペンサ、3a 第一流路、4a 中央流路、5a 第二流路、10 バルブ本体、12 操作レバー、22 第一供給弁、23 中央供給弁、24 第二供給弁、26a ガイド孔(案内孔)、26c 第一凸部(凸部)、26d 第二凸部(凸部)、P 押圧方向。

Claims (1)

  1. バルブ本体と、
    前記バルブ本体に接続される複数の流路と、
    前記複数の流路にそれぞれ設けられる複数の供給弁と、
    前記バルブ本体に設けられて該バルブ本体に対してスライド可能であると共に所定の押圧方向に押圧可能な操作レバーと
    を備え、
    前記操作レバーは、該操作レバーを前記押圧方向に押圧すると、該操作レバーのスライド位置に応じて、前記複数の供給弁を選択的に開くことが可能であり、
    前記バルブ本体には、前記操作レバーのスライドおよび前記押圧方向への移動を案内する案内孔が設けられ、該案内孔の前記押圧方向に沿った内縁部には凸部が設けられる、飲料注出バルブ。
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