JP6627269B2 - 電動オイルポンプ - Google Patents
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Description
●[電動オイルポンプ1の搭載状態と電動オイルポンプの内部構造(図1)]
電動オイルポンプ1は、図1に示すように、ポンプ部10、モータ部20(電動モータに相当)、制御部30にて構成されている。また電動オイルポンプ1は、吸入口11inがオイル内に浸かるように、オイルパン等に搭載されている。また電動オイルポンプが変速機やクラッチ等に搭載される場合は、吸入口と吸入すべきオイルが溜まっているオイルだまりとが離れている場合がある。この場合、吸入口がオイル内に浸かっていなくともよく、例えば、吸入口から変速機やクラッチ等のオイルだまりに配管を接続し、この配管を通じて電動オイルポンプにオイルが吸入されればよい。
制御ユニット35は、例えばCPUであり、記憶装置35A(Flash−ROM等の記憶装置)に記憶されている制御プログラムに従った処理を実行する。制御ユニット35は、送受信回路39を介して他の制御装置50と互いに各種の情報の送受信が可能である。例えば制御ユニット35は、他の制御装置50が油温検出器41(オイル温度センサ)を用いて検出した油温(オイル温度)を、送受信回路39を介して取り込むことができる。また例えば油温検出器42を制御ユニット35に接続して、油温検出器42を用いて制御ユニット35が油温を検出するようにしてもよい。なお油温検出器41、42は、電動オイルポンプ1が浸かっている周囲のオイルあるいは電動オイルポンプが吸入または吐出したオイル、の温度を検出できる位置であれば、図1に示すように電動オイルポンプ1から少し離れた位置でもよいし、吸入口11inの近傍や吐出口11outの近傍等であってもよい。また、変速機やクラッチ等のように、オイルだまりから配管を通じて吸入口からオイルを吸入する場合には、油温検出器41、42は、変速機やクラッチ等のオイルだまりの近傍等でもよく、オイルだまりに接する位置でもよい。なお、他の制御装置50との通信線51や、油温検出器42は、コネクタ32に接続されている。
制御ユニット35は、以下に説明する手順にて、所定のタイミング毎に算出したDuty値に応じた制御信号(PWM信号)を駆動回路38に出力する。なお図3のフローチャートにて示す制御プログラムは、記憶装置35Aに記憶されている。制御ユニット35は、例えば数10ms毎等の所定タイミング毎に図3に示す処理を起動する。当該処理が起動されると、制御ユニット35は、ステップS10に処理を進める。
10 ポンプ部
11 ポンププレート
11in 吸入口
11out 吐出口
12 ポンプハウジング
13 アウタギア
14 インナギア
17 シャフト
20 モータ部(電動モータ)
21 モータハウジング
22 ステータコア
23 コイル
24 永久磁石
25 ロータ
30 制御部
31 封止蓋
32 コネクタ
33 電子制御装置
34 制御基板
35 制御ユニット
35A 記憶装置
36 コンデンサ
37 パワートランジスタ
38 駆動回路
39 送受信回路
41、42 油温検出器
43〜45 部品温度検出器
50 他の制御装置
Claims (4)
- 電動モータと、
前記電動モータによって駆動されるポンプ部と、
前記電動モータを制御する制御部と、
記憶装置と、
前記電動モータと前記ポンプ部と前記制御部と前記記憶装置とを収容するハウジングと、を備えた電動オイルポンプであって、
前記制御部は、
前記制御部から前記電動モータに供給する電流が流れる前記制御部及び前記電動モータの冷却用媒体としての、前記ポンプ部にて吸入したオイルまたは前記ポンプ部から吐出したオイルまたは前記電動オイルポンプの周囲のオイル、の少なくとも1つのオイルの温度に基づいて設定されるオイル関連温度が低い場合には、前記制御部から前記電動モータに供給する電流の電流許容最大値を高く設定し、前記電流許容最大値を超えない電流にて前記電動モータを制御し、
前記記憶装置には、
前記オイル関連温度に応じた前記電流許容最大値が設定されたオイル関連温度・電流許容最大値特性が記憶されており、
前記制御部は、
前記オイル関連温度と、前記記憶装置に記憶されている前記オイル関連温度・電流許容最大値特性と、に基づいて前記電流許容最大値を求め、
前記オイル関連温度・電流許容最大値特性は、
前記オイル関連温度に対して、前記制御部または前記電動モータ、がそれぞれの許容上限温度を超えない電流許容最大値に設定されており、
前記制御部を構成している所定の電子部品と、前記電動モータを構成している所定の電子部品と、のそれぞれの電子部品毎に設定された前記オイル関連温度に応じた前記電流許容最大値に基づいて、前記オイル関連温度に対して最も低い電流許容最大値が選択されるように設定されている、
電動オイルポンプ。 - 請求項1に記載の電動オイルポンプであって、
前記電動オイルポンプ内における前記制御部の雰囲気の温度を検出する雰囲気温度検出器を備え、
前記制御部は、前記雰囲気温度検出器を用いて検出した雰囲気温度に応じて、求めた前記電流許容最大値を補正する、
電動オイルポンプ。 - 請求項1または2に記載の電動オイルポンプであって、
前記制御部または前記電動モータを構成している電子部品のいずれかである特定電子部品には、当該特定電子部品の温度を検出可能な部品温度検出器が設けられており、
前記記憶装置には、前記特定電子部品に対応させた許容上限温度が設定された部品許容上限温度特性が記憶されており、
前記制御部は、前記部品温度検出器を用いて検出した前記特定電子部品の温度である特定部品温度が、当該特定電子部品に対応する前記部品許容上限温度特性から求めた許容上限温度を超えている、と判定した場合、前記電動モータへの電流の供給を停止する、
電動オイルポンプ。 - 請求項3に記載の電動オイルポンプであって、
前記特定電子部品は、前記制御部を構成している電子部品である、コンデンサまたはパワートランジスタ、または前記電動モータを構成しているコイル、の少なくとも1つである、
電動オイルポンプ。
Priority Applications (1)
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JP2015118544A JP6627269B2 (ja) | 2015-06-11 | 2015-06-11 | 電動オイルポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015118544A JP6627269B2 (ja) | 2015-06-11 | 2015-06-11 | 電動オイルポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017002841A JP2017002841A (ja) | 2017-01-05 |
JP6627269B2 true JP6627269B2 (ja) | 2020-01-08 |
Family
ID=57753639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015118544A Active JP6627269B2 (ja) | 2015-06-11 | 2015-06-11 | 電動オイルポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
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2015
- 2015-06-11 JP JP2015118544A patent/JP6627269B2/ja active Active
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JP2017002841A (ja) | 2017-01-05 |
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