JP6626414B2 - 配車計画立案支援装置、配車計画立案支援システムおよび配車計画立案支援方法 - Google Patents

配車計画立案支援装置、配車計画立案支援システムおよび配車計画立案支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、配車計画立案支援装置、配車計画立案支援システムおよび配車計画立案支援方法に関する。
特許文献1には、配車計画評価学習システムに関し、「荷物とそれを搬送する前記車両とを結びつけて荷物の搬送を指図する配車計画を生成する自動立案計画生成装置と、生成された配車計画を評価項目値と評価項目毎に設定した重み係数との関数で評価する評価値を算出する評価装置と、前記自動立案計画生成装置で生成した配車計画に対する修正入力および修正された配車計画の評価値として見積もられた値を評価目標値として受け付ける入力装置と、自動立案計画生成装置が生成した自動立案計画および前記手動配車計画並びに前記自動立案計画の評価値および前記評価目標値を入力するとともに、入力した前記手動配車計画および自動立案計画の評価項目値を教師データの入力データとし、前記評価値および評価目標値を教師データの出力値として学習する評価パラメータ学習装置を備えた。」と記載されている。
特開2013−14387号公報
物流業界では、多数の荷物を効率的に搬送するため、効率的な配送コースおよび配車タイミングを計画する必要がある。一方で、物流業者は、多数の荷主、搬送先および荷物を取り扱うため、荷物ごとに異なる多数の制約を満たしつつ効率的な選択肢を見つけ出すための作業量が膨大になる。そのため、物流業界では、効率的な配送コースや配送タイミングを決定するための自動立案計画システムが広く用いられている。
特許文献1のシステムでは、受け付けた手動配車計画の評価値および評価目標値を教師データとして設定し、自動立案計画の評価値が評価目標値に一致するように評価パラメータにおける重み係数を調整する。しかしながら、実際の配車計画では、総走行距離やコスト等の評価パラメータだけでなく、定性的な制約(例えば、特定の搬送先には特定の車両を使用する、特定の搬送先には指定時刻よりも早めに配送する等)が多数発生する。特許文献1のシステムでは、このような定性的な制約を考慮していないため、配車担当者の手修正時間を充分に短縮することができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザのノウハウである配車の定性的制約を考慮し、より効率的な配車計画の生成を支援する配車計画立案支援装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る配車計画立案支援装置は、配車に関するユーザのノウハウである定性的な制約に基づく修正内容の入力を受け付ける修正パターン入力部と、前記修正内容の事例であるインスタンスを含むインスタンス情報を生成するインスタンス生成部と、前記インスタンスと、過去に生成された配車計画の履歴における前記インスタンスの出現頻度および修正の頻度から求めた確度とを対応付けた配車ポリシー推定結果情報を生成する配車ポリシー推定部と、前記配車ポリシー推定結果情報をユーザに提示する配車ポリシー推定結果表示部と、を備える。
本発明に係る配車計画立案支援装置によれば、ユーザのノウハウである配車の定性的制約を考慮し、より効率的な配車計画の生成に用いる情報を生成することができる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
配車計画立案支援システムの概略構成の一例を示した図である。 配車計画立案支援装置の機能構成の一例を示した機能ブロック図である。 修正パターン情報の一例を示した図である。 判断基準情報の一例を示した図である。 配車計画立案支援システムの全体的な処理の流れを示したシーケンス図である。 自動立案計画情報の一例を示した図である。 手修正計画情報の一例を示した図である。 インスタンス生成処理の一例を示したフロー図である。 インスタンス情報の一例を示した図である。 配車ポリシー推定処理の一例を示した図である。 配車ポリシー推定結果情報の一例を示した図である。 制約条件追加情報の一例を示した図である。 配車計画立案支援装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、配車計画立案支援システムの概略構成の一例を示した図である。配車計画立案支援システムは、配車計画立案システム100と、計画情報履歴DB(Data Base)200と、配車計画立案支援装置300と、ユーザ端末400とを有している。また、これらのシステム、装置およびデータベースは、所定のネットワーク500を介して、相互通信可能に接続されている。なお、所定のネットワーク500は、LAN(Local Area Network)などの通信網あるいはインターネットなどの公衆通信網またはWAN(Wide Area Network)やVAN(Virtual Private Network)などの一般公衆回線を一部に用いた通信網などである。
配車計画立案システム100は、配車計画を立案するシステムである。具体的には、配車計画立案システム100は、搬送先、到着日時および重量などの所定情報を含む荷物のオーダ情報と、搬送先の所在地や空き車両などの所定情報を含むマスター情報とを用いて、配車計画(例えば、後述する「自動立案計画情報」および「手修正計画情報」)を生成する。また、配車計画立案システム100は、生成した計画情報を配送車両のドライバー(車両に搭載される装置あるいはドライバーの携帯する専用端末または携帯電話など)に配信する。
計画情報履歴DB200は、配車計画立案システム100で生成された全ての配車計画を格納するデータベースである。なお、図1では、配車計画立案システム100および配車計画立案支援装置300から独立した形態で計画情報履歴DB200を記載したが、かかる構成は特に限定されるものではない。例えば、計画情報履歴DB200は、配車計画立案システム100または配車計画立案支援装置300の少なくとも一方に含まれていても良い。
配車計画立案支援装置300は、配車計画担当者のノウハウである配車の定性的制約を考慮し、より効率的な配車計画の生成に用いる情報を生成する装置である。具体的には、配車計画立案支援装置300は、修正パターン情報の登録をユーザから受け付ける。また、配車計画立案支援装置300は、判断基準情報の登録をユーザから受け付ける。また、配車計画立案支援装置300は、インスタンス生成処理の実行によりインスタンス情報を生成する。また、配車計画立案支援装置300は、インスタンス情報を用いた配車ポリシー推定処理の実行により配車ポリシー推定結果情報を生成する。
また、配車計画立案支援装置300は、配車ポリシー推定結果情報をユーザに提示して、配車計画担当者のノウハウであるインスタンスの採択可否に関する情報の入力をユーザから受け付ける。また、配車計画立案支援装置300は、ユーザが採択したインスタンスに基づき制約条件追加情報を生成し、これを配車計画立案システム100に登録する。
ユーザ端末400は、ユーザから指示や情報の入力を受け付け、これを配車計画立案システム100および配車計画立案支援装置300に送信する装置である。また、ユーザ端末400は、配車計画立案システム100および配車計画立案支援装置300で生成された情報を表示する。具体的には、ユーザ端末400は、配車計画の生成指示を受け付けると、これを配車計画立案システム100に送信する。また、ユーザ端末400は、配車計画立案システム100で生成された配車計画の画面情報を取得し、これを表示する。また、ユーザ端末400は、配車計画に対する修正情報の入力を受け付けると、これを配車計画立案システム100に送信する。また、ユーザ端末400は、インスタンス生成処理や配車ポリシー推定処理の実行指示を受け付けると、これを配車計画立案支援装置300に送信する。また、ユーザ端末400は、配車計画立案支援装置300で生成された配車ポリシー推定結果情報の画面情報を取得し、これを表示する。また、ユーザ端末400は、配車ポリシー推定結果情報に含まれるインスタンスの採択可否に関する情報の入力をユーザから受け付けて、これを配車計画立案支援装置300に送信する。
図2は、配車計画立案支援装置300の機能構成の一例を示した機能ブロック図である。配車計画立案支援装置300は、制御部301と、演算部302と、記憶部303と、通信部304とを有している。なお、本実施形態では、制御部301と演算部302とを分けて個別に規定しているが、本発明はこのような形態に限定されるものではなく、例えば、これらの機能部を1つの処理部として規定しても良い。
制御部301は、修正パターン入力部311と、判断基準入力部312と、計画情報取得部313と、配車ポリシー推定結果表示部314と、配車ポリシー採択可否入力部315とを有している。
修正パターン入力部311は、ユーザ端末400から修正パターンに関する入力情報を取得し、修正パターン情報を生成する機能部である。修正パターン情報の詳細は後述する。
判断基準入力部312は、ユーザ端末400から判断基準に関する入力情報を取得し、判断基準情報を生成する機能部である。判断基準情報の詳細は後述する。
計画情報取得部313は、自動立案計画情報および手修正計画情報を計画情報履歴DBから取得する機能部である。自動立案計画情報および手修正計画情報の詳細は後述する。
配車ポリシー推定結果表示部314は、配車ポリシー推定結果情報をユーザ端末400で表示するための画面情報を生成する機能部である。配車ポリシー推定結果表示部314は、通信部304を介して、生成した画面情報をユーザ端末400に送信する。配車ポリシー推定結果情報の詳細は後述する。
配車ポリシー採択可否入力部315は、ユーザ端末400から配車ポリシー推定結果情報に含まれる配車ポリシーの採択可否に関する入力情報を取得し、配車ポリシー推定結果情報を更新する機能部である。
演算部302は、インスタンス生成部321と、配車ポリシー推定部322と、制約条件追加部323とを有している。
インスタンス生成部321は、インスタンス生成処理の実行によりインスタンス情報を生成する機能部である。具体的には、インスタンス生成部321は、修正パターン情報ならびに自動立案計画情報および手修正計画情報を用いてインスタンス情報を生成する。インスタンス生成処理およびインスタンス情報の詳細は後述する。
配車ポリシー推定部322は、配車ポリシー推定処理の実行により配車ポリシー推定結果情報を生成する機能部である。具体的には、配車ポリシー推定部322は、インスタンス情報ならびに自動立案計画情報および手修正計画情報を用いて配車ポリシー推定結果情報を生成する。配車ポリシー推定処理および配車ポリシー推定結果情報の詳細は後述する。
制約条件追加部323は、制約条件追加情報を生成する機能部である。具体的には、制約条件追加部323は、インスタンスの採択可否を示す情報が入力されている配車ポリシー推定結果情報を用いて、制約条件追加情報を生成する。制約条件追加情報の詳細は後述する。
記憶部303は、修正パターン情報600と、判断基準情報650と、インスタンス情報800と、配車ポリシー推定結果情報850と、制約条件追加情報900とを有している。
図3は、修正パターン情報600の一例を示した図である。修正パターン情報600は、例えば、配車計画担当者が有する配車のノウハウを抽象的な表現で表した内容を含んでいる。配車計画担当者は配車計画を立案する際、過去の経験(例えば、搬送先Aは時間に厳しいので、指定時刻の1時間前までに配送した方が良い等)に基づいて、詳細な制約条件を満たすよう配車計画を立案している。しかしながら、配車計画担当者が有する様々なノウハウを配車計画立案システム100の制約条件として定義することは難しい。そこで、詳細な制約条件ではなく、それらを包括する抽象的な表現(例えば、特定の搬送先へは指定時刻よりも早めに配送する等)を登録可能にすることで、配車計画担当者のノウハウをヒアリングなどにより引き出すことが可能となる。ユーザは、そのようにして抽出したノウハウに関する情報を修正パターンのテンプレート情報として配車計画立案支援装置300に登録する。なお、ユーザは、配車計画担当者自身であっても良い。
図示するように、修正パターン情報600は、修正パターンID601と、修正パターン602と、内容603と、項目1(604)および項目2(605)とが対応付けられたレコードを有している。
修正パターンID601は、修正パターンの識別IDを示す情報である。修正パターン602は、修正のパターン名を示す情報である。内容603は、配車のノウハウを抽象的表現で記述したテキスト情報であって、ユーザによる自由文である。項目1(604)および項目2(605)は、内容に関連する項目情報であって、例えば、搬送先、車両、早到着時間、質量、稼働時間、地域、車両台数などがある。なお、項目1(604)および項目2(605)の組合せは、図示しない所定情報により各修正パターンに対応付けられている。すなわち、1つの修正パターンが決定されると、これに対応する項目1(604)および項目2(605)の1つの組合せが決定する。
修正パターン情報600は、前述の通り、ユーザから受け付けた情報を登録することにより生成される。例えば、修正パターン入力部311は、ユーザから受け付けた修正パターンおよび内容に関する情報を各々、対応する欄に登録する。また、修正パターン入力部311は、入力を受け付けた修正パターンに対応する項目1および項目2の組合せを所定情報を用いて特定し、項目1および項目2の各欄に登録して、修正パターン情報600を生成する。
図4は、判断基準情報650の一例を示した図である。判断基準情報650は、配車ポリシー推定結果情報850に含まれるインスタンスの採択可否の判断基準を含む情報である。具体的には、判断基準情報650は、ID651と、修正パターン652と、閾値653とが対応付けられたレコードを有している。
ID651は、判定基準の識別IDを示す情報である。修正パターン652は、修正の各パターン名を示す情報であって、修正パターン情報600と共通のパターン名が登録される。閾値653は、所定の配車ポリシーを採用するか否かの判断基準となる閾値を示す情報である。
判断基準情報650は、ユーザから受け付けた情報を登録することにより生成される。例えば、判断基準入力部312は、ユーザから受け付けた修正パターンおよび閾値に関する情報を各々、対応する欄に登録し、判断基準情報650を生成する。
記憶部303が有するインスタンス情報800および配車ポリシー推定結果情報850については、インスタンス生成処理および配車ポリシー推定処理のフローと共に説明する。また、制約条件追加情報900の詳細についても後述する。
[動作の説明]次に、配車計画立案支援システムで実行される処理について説明する。
図5は、配車計画立案支援システムの全体的な処理の流れを示したシーケンス図である。ユーザ端末400は、入力装置(例えば、キーボード、マウスおよびタッチパネルなど)を介して配車計画生成処理の実行命令をユーザ(例えば、配車計画担当者など)から受け付けると、これを配車計画立案システム100に送信する(ステップS001)。配車計画立案システム100は、配車計画生成処理の実行命令を受け付けると、図示しない所定のオーダ情報およびマスター情報を用いて、自動立案計画情報を生成する(ステップS002)。
図6は、自動立案計画情報700の一例を示した図である。自動立案計画情報700は、荷物の搬送先や到着日時など配車計画に関する情報である。具体的には、自動立案計画情報700は、立案日時701と、オーダ番号702と、搬送先703と、車両名704と、到着日705と、到着時間706と、質量707と、容量708と、計画種別709と、到着指定時刻710と、登録者711とが対応付けられたレコードを有している。
立案日時701は、各オーダに対して配車計画を立案した日時を示す情報である。オーダ番号702は、各オーダを識別する情報である。搬送先703は、荷物の搬送先を示す情報である。車両名704は、荷物を搬送する車両を示す情報である。到着日705は、搬送先に荷物を搬送する日を示す情報である。到着時間706は、荷物を搬送先に届ける予定時刻を示す情報である。質量707は、搬送する荷物の質量(重量)を示す情報である。容量708は、搬送する荷物の容量を示す情報である。計画種別709は、所定の計画種別を示す情報であって、例えば、自動立案などがある。到着指定時刻710は、何時までに搬送先に荷物を届けなければならないのかを示す情報である。登録者711は、自動立案計画情報700の登録者を示す情報である。
例えば、自動立案計画情報700のオーダ番号1に対応するレコードは、搬送先「郵便局A」に車両「東京02」を用いて2016/2/23の18:00までに届けなければならない質量「30」、容量「200」の荷物を12:00に届ける計画であることを示している。
配車計画立案システム100は、自動立案計画情報700を生成すると、これを計画情報履歴DB200に送信する。計画情報履歴DB200は、自動立案計画情報700を取得すると、これを登録(格納)する(ステップS003)。また、計画情報履歴DB200は、自動立案計画情報700を登録する処理の完了通知を配車計画立案システム100に送信する(ステップS004)。配車計画立案システム100は、自動立案計画情報700の登録完了通知を取得すると、ユーザ端末400に処理の完了通知を送信する(ステップS005)。
なお、配車計画立案システム100は、所定のタイミング(例えば、自動立案計画情報700の生成完了時や処理の完了通知の送信時など)で、生成した自動立案計画情報700の画面情報をユーザ端末400に送信する。ユーザ端末400は、自動立案計画情報700の画面情報を取得すると、これを表示装置に表示する。
配車計画担当者は、表示された自動立案計画情報700の内容を確認し、配車に関する自身のノウハウに基づいて修正すべき箇所があるか否かを判断する。ノウハウに基づいた修正箇所があると判断した場合、配車計画担当者は、ユーザ端末400を介して、自動立案計画情報700を修正する。例えば、ユーザ端末400は、配車計画担当者からの修正指示を受け付けると、これを配車計画立案システム100に送信する(ステップS006)。配車計画立案システム100は、修正指示を取得すると、修正情報を入力するための所定の入力画面情報をユーザ端末400に送信する。ユーザ端末400は、表示した入力画面情報に対して配車計画担当者のノウハウを反映する修正情報の入力を受け付けると、これを配車計画立案システム100に送信する。配車計画立案システム100は、修正情報に基づいて手修正計画情報を生成すると(ステップS007)、これを計画情報履歴DB200に送信する。
図7は、手修正計画情報750の一例を示した図である。手修正計画情報750は、自動立案計画情報700にユーザが修正を加えて生成された情報である。図示するように、手修正計画情報750は、自動立案計画情報700と同様の項目が対応付けられたレコードを有したものである。
手修正計画情報750は、自動立案計画情報(図6)と比較すると明らかなように、オーダ番号1および2に対応するレコードの車両名が「東京02」から「東京01」に修正されている。また、オーダ番号4〜6に対応するレコードの到着時間が各々、「12:00」、「15:00」、「15:00」から「15:00」、「12:00」、「12:00」に修正されている。
計画情報履歴DB200は、手修正計画情報750を取得すると、これを登録(格納)する(ステップS008)。また、計画情報履歴DB200は、手修正計画情報750を登録する処理の完了通知を配車計画立案システム100に送信する(ステップS009)。配車計画立案システム100は、手修正計画情報750の登録完了通知を取得すると、ユーザ端末400に処理の完了通知を送信する(ステップS010)。
なお、配車計画担当者は、所定のタイミング(例えば、新たなオーダが追加されたタイミングなど)で配車計画立案システム100による計画情報(自動立案計画情報700および手修正計画情報750)の生成を複数回実行しても良い。
次に、ユーザ端末400は、修正パターン情報600(図3参照)を配車計画立案支援装置300に登録する(ステップS011)。具体的には、ユーザ端末400は、修正パターン情報600の各項目に関する情報の入力を配車計画担当者から受け付けて、これを配車計画立案支援装置300に送信する。配車計画立案支援装置300の修正パターン入力部311は、ユーザ端末400から取得した情報を用いて修正パターン情報600を生成し、記憶部303に格納(登録)する。なお、ユーザ端末400は、配車計画担当者からの入力情報に基づいて修正パターン情報600を予め生成し、修正パターン入力部311は、かかる修正パターン情報600を取得して記憶部303に登録しても良い。
また、ユーザ端末400は、判断基準情報650(図4参照)を配車計画立案支援装置300に登録する(ステップS012)。具体的には、ユーザ端末400は、判断基準情報650の各項目に関する情報の入力を配車計画担当者から受け付けて、これを配車計画立案支援装置300に送信する。配車計画立案支援装置300の判断基準入力部312は、ユーザ端末400から取得した情報を用いて判断基準情報650を生成し、記憶部303に格納(登録)する。なお、ユーザ端末400は、配車計画担当者からの入力情報に基づいて判断基準情報650を生成し、判断基準入力部312は、かかる判断基準情報650を取得して記憶部303に登録しても良い。
次に、ユーザ端末400は、入力装置を介してインスタンス生成処理および配車ポリシー推定処理の実行命令を配車計画担当者から受け付けると、これを配車計画立案支援装置300に送信する(ステップS013)。
配車計画立案支援装置300の計画情報取得部313は、インスタンス生成処理および配車ポリシー推定処理の実行命令を取得すると、計画情報履歴DB200に対して計画情報(自動立案計画情報700および手修正計画情報750)の取得要求を送信する(ステップS014)。計画情報履歴DB200は、全ての計画情報すなわち過去に生成された全ての自動立案計画情報700および手修正計画情報750を配車計画立案支援装置300に送信する(ステップS015)。
計画情報取得部313が計画情報を取得すると(ステップS016)、インスタンス生成部321は、インスタンス生成処理を行う(ステップS017)。また、配車ポリシー推定部322は、インスタンス生成部321により生成されたインスタンス情報800および計画情報を用いて配車ポリシー推定処理を実行する(ステップS018)。
図8は、インスタンス生成処理の一例を示したフロー図である。インスタンス生成処理が開始されると、インスタンス生成部321は、計画情報取得部313から自動立案計画情報700と手修正計画情報750を取得する(ステップS101)。また、インスタンス生成部321は、自動立案計画情報700(または手修正計画情報750)の全履歴数(N)を算出する(ステップS102)。なお、全履歴数(N)とは、自動立案計画情報700(または手修正計画情報750)の立案(ステップS001)から計画情報履歴DB200への登録完了通知(ステップS010)までの一連の処理を行った回数のことである。
次に、インスタンス生成部321は、手修正計画情報750のn番目の履歴(履歴n)において、手修正が施されたレコードを特定する(ステップS103)。図7の例では、インスタンス生成部321は、手修正が施されたオーダ番号1、2、4〜6のレコードを特定する。
次に、インスタンス生成部321は、修正パターン情報600のp番目の修正パターンに関するインスタンスを生成する(ステップS104)。具体的には、インスタンス生成部321は、修正パターンID=pの項目1および項目2を特定する。例えば、図3に示す修正パターン情報600において、p=1の場合、インスタンス生成部321は、項目1=「搬送先」と、項目2=「車両」とを特定する。
次に、インスタンス生成部321は、ステップS103で特定したレコードのうち、特定した項目1(604)または項目2(605)に関連する修正が加えられたレコードを特定する。具体的には、インスタンス生成部321は、項目2(605)の「車両」に関係する修正が加えられているオーダ番号1および2のレコードを特定する。オーダ番号1および2では、車両が「東京02」から「東京01」に修正されているからである。
次に、インスタンス生成部321は、修正パターン情報600および手修正計画情報750を用いて、所定の方法によりインスタンスを生成する。例えば、インスタンス生成部321は、修正パターン情報600の修正パターンID=1に対応付けられている内容の記述に基づいて、「Xへの荷物を車両Yに載せる」といったテキスト文を生成し、これに手修正計画情報750で特定したレコード(オーダ番号1および2のレコード)を適用することで、例えば「(郵便局A)荷物を(東京01)に載せる」というインスタンスを生成する。
なお、修正パターンID=2の場合、インスタンス生成部321は、修正パターン情報600から項目1=「搬送先」、項目2=「早到着時間」を特定する。また、インスタンス生成部321は、「早到着時間」に関連する修正が加えられたオーダ番号5および6のレコードを特定する。また、インスタンス生成部321は、修正パターンID=2に対応付けられている内容の記述に基づいて、「Xへは指定時刻よりY以上早く配送する」というテキスト文を生成する。また、インスタンス生成部321は、これに手修正計画情報750で特定したレコード(オーダ番号5および6のレコード)を適用することで、例えば「(郵便局D)へは指定時刻より(3時間)以上早く配送する」というインスタンスを生成する。
次に、インスタンス生成部321は、全ての修正パターンについてインスタンスを生成したか否かを判定する(ステップS105)。具体的には、インスタンス生成部321は、p≧P(P:全修正パターン数)の判定を行う。そして、全ての修正パターンのインスタンスを生成していないと判定すると(ステップS105でNo)、インスタンス生成部321は、処理をステップS104に戻し、未処理の修正パターンについてインスタンスを生成する。
一方で、全ての修正パターンについてインスタンスを生成したと判定すると(ステップS105でYes)、インスタンス生成部321は、自動立案計画情報700(または手修正計画情報750)の過去の全履歴数(N)に対して、各修正パターンのインスタンスを生成したか否かを判定する(ステップS106)。具体的には、インスタンス生成部321は、n≧N(N:全履歴数)の判定を行う。
そして、全履歴について各修正パターンのインスタンスを生成していないと判定すると(ステップS106でNo)、インスタンス生成部321は、処理をステップS103に戻し、インスタンスを生成していない手修正計画情報750の履歴について、各修正パターンのインスタンスを生成する。一方で、全履歴について各修正パターンのインスタンスを生成したと判定すると(ステップS106でYes)、インスタンス生成部321は、インスタンス情報800を生成し(ステップS107)、本フローの処理を終了する。
図9は、インスタンス情報800の一例を示した図である。インスタンス情報800は、配車計画担当者のノウハウを事例として記述したインスタンスを含む情報である。インスタンス情報800は、インスタンスID801と、修正パターンID802と、修正パターン803と、インスタンス804と、確度805と、採択可否806とが対応付けられたレコードを有している。
インスタンスID801は、インスタンスの識別IDを示す情報である。修正パターンID802は、修正パターンの識別IDを示す情報であって、修正パターン情報600の修正パターンIDと共通のIDが登録される。修正パターン803は、修正の各パターン名を示す情報である。インスタンス804は、修正パターンの事例であるインスタンスの内容を示す情報である。確度805は、対応するインスタンスが配車計画の全履歴中に出現する頻度と修正の頻度から求めた情報である。採択可否806は、対応するインスタンス805の採択可否を示す情報である。なお、確度には、インスタンス情報800を用いて実行される配車ポリシー推定処理で算出された値が登録される。また、採択可否には、配車ポリシー推定結果情報850を確認したユーザによって所定値が登録される。
図10は、配車ポリシー推定処理の一例を示した図である。配車ポリシー推定処理が開始されると、配車ポリシー推定部322は、i番目のインスタンスを取得する(ステップS201)。具体的には、配車ポリシー推定部322は、インスタンス情報800に含まれるレコードからi番目のインスタンス(例えば、インスタンスID=i)を特定する。
次に、配車ポリシー推定部322は、後述する変数hを初期化し(ステップS202)、自動立案計画情報700のn番目の履歴を取得して、インスタンスのヒット率(j)を算出する(ステップS203)。なお、ヒット率とは、計画情報におけるインスタンスの一致する確率を計算したものである。
具体的には、配車ポリシー推定部322は、i番目のインスタンスとして、例えば図9に示すインスタンス情報800から「「郵便局A」荷物を「東京01」に載せる」というインスタンスを特定する。また、配車ポリシー推定部322は、自動立案計画情報700のn番目の履歴として、例えば図6に示す自動立案計画情報700を取得する。そして、配車ポリシー推定部322は、ヒット率=(「郵便局A」荷物を「東京01」に載せる)/(「郵便局A」全荷物件数)を計算することにより、自動立案計画情報におけるインスタンスの一致する確率を算出する。この場合のヒット率は、0/2であるため、インスタンスのヒット率は0となる。
次に、配車ポリシー推定部322は、手修正計画情報750のn番目の履歴を取得して、インスタンスのヒット率(k)を算出する(ステップS204)。具体的には、配車ポリシー推定部322は、ステップS203と同様、i番目のインスタンスとして、例えば図9に示すインスタンス情報800から「「郵便局A」荷物を「東京01」に載せる」というインスタンスを特定する。また、配車ポリシー推定部322は、手修正計画情報750のn番目の履歴として、例えば図7に示す手修正計画情報750を取得する。そして、配車ポリシー推定部322は、ヒット率=(「郵便局A」荷物を「東京01」に載せる)/(「郵便局A」全荷物件数)を計算することにより、手修正計画情報750におけるインスタンスの一致する確率を算出する。この場合のヒット率は、2/2であるため、インスタンスのヒット率は1となる。
次に、配車ポリシー推定部322は、自動立案計画情報700におけるヒット率と、手修正計画情報750におけるヒット率を比較し、変数hを算出する(ステップS205)。具体的には、配車ポリシー推定部322は、ヒット率(j)≦ヒット率(k)の場合、h=h+1を計算する。本例では、0≦1であるため、h=0+1=1となる。
次に、配車ポリシー推定部322は、計画情報の全履歴(N)についてi番目のインスタンスのヒット率を算出したか否かを判定する(ステップS206)。具体的には、配車ポリシー推定部322は、n≧N(N:全履歴数)を計算することにより判定を行う。そして、全履歴についてi番目のインスタンスのヒット率を算出していないと判定した場合(ステップS206でNo)、配車ポリシー推定部322は、処理をステップS203に戻し、未処理に履歴についてインスタンスのヒット率を算出する。
一方で、計画情報の全履歴についてi番目のインスタンスのヒット率を算出したと判定した場合(ステップS206Yes)、配車ポリシー推定部322は、確度cを算出する(ステップS207)。具体的には、配車ポリシー推定部322は、c=h/N×100を計算することにより、i番目のインスタンスの確度cを算出する。例えば、h=1であり、全履歴数N=1の場合、配車ポリシー推定部322は、かかるインスタンスの確度cを100%として算出する。
確度cを算出すると、配車ポリシー推定部322は、全てのインスタンスについて確度cを算出したか否かを判定する(ステップS208)。具体的には、配車ポリシー推定部322は、i≧I(I=全インスタンス数)を計算することにより判定を行う。そして、全てのインスタンスについて確度cを算出していないと判定した場合(ステップS208でNo)、配車ポリシー推定部322は、処理をステップ201に戻し、未処理のインスタンスについて確度cを求める(ステップS201〜ステップS207)。一方で、全てのインスタンスについて確度cを算出したと判定した場合(ステップS208でYes)、配車ポリシー推定部322は、配車ポリシー推定結果情報850を生成する(ステップS209)。具体的には、配車ポリシー推定部322は、インスタンス情報800にステップS207で算出した確度cを登録した配車ポリシー推定結果情報850を生成し、本フローの処理を終了する。
図11は、配車ポリシー推定結果情報850の一例を示した図である。配車ポリシー推定結果情報850の各項目はインスタンス情報800と同じであるが、確度の値が登録されている点で異なる。
図5に戻って説明する。配車ポリシー推定結果情報850を生成すると、配車ポリシー推定結果表示部314は、これをユーザ端末400に表示させる(ステップS018)。配車計画担当者は、配車ポリシー推定結果情報850を確認し、どのインスタンスを定性的な制約条件として追加するかの判断を行う(ステップS019)。
ユーザ端末400は、所定の入力画面情報を表示して、配車計画担当者からインスタンスの採択可否を示す情報の入力を受け付ける。具体的には、ユーザ端末400は、配車ポリシー推定結果情報850の採択可否欄へ所定情報(例えば、採択する場合は「1」、採択しない場合は「0」)の入力を受け付ける。また、ユーザ端末400は、受け付けた入力情報を配車計画立案支援装置300に送信する。
配車計画立案支援装置300の配車ポリシー採択可否入力部315は、採択可否欄への入力情報をユーザ端末400から取得する。また、制約条件追加部323は、採択可否欄への入力情報を用いて制約条件追加情報900を生成する(ステップS021)。具体的には、制約条件追加部323は、採択可否欄に所定情報(例えば、「1」)が登録されている配車ポリシー推定結果情報850のインスタンスを特定し、これを用いて制約条件追加情報900を生成する。
図12は、制約条件追加情報900の一例を示した図である。制約条件追加情報900は、自動立案計画情報700を生成する際に用いる制約条件を示す情報である。制約条件追加情報900は、搬送先901と、車両902と、早到着時間903といった所定の項目情報が対応付けられたレコードを有している。
搬送先901は、荷物の搬送先の名称を示す情報である。車両902は、車両の名称を示す情報である。早到着時間903は、指定時刻よりもどの程度早く荷物を配送すべきかを示す情報である。なお、制約条件追加情報900に含まれる項目はこれに限られるものではなく、例えば、質量や容量などの所定の項目情報が含まれていても良い。
制約条件追加情報900が生成されると、通信部304は、これを配車計画立案システム100に送信して登録する(ステップS022)。配車計画立案システム100は、制約条件追加情報900を取得すると、かかるインスタンスに対応する配車ポリシーを反映する(ステップS023)。すなわち、配車計画立案システム100は、制約条件追加情報900を自動立案計画情報700を生成する際に用いる所定の制約条件に追加(登録)し、処理の完了通知を配車計画立案支援装置300に送信する(ステップS024)。また、配車計画立案支援装置300の通信部304は、かかる通知を取得すると、処理の完了通知をユーザ端末400に送信する(ステップS025)。
なお、配車計画立案システム100は、インスタンスに基づき生成された制約条件追加情報900を用いて自動立案計画情報700を生成し、これを配送車両のドライバー(車両に搭載される装置あるいはドライバーの携帯する専用端末または携帯電話など)に配信する。
以上、本実施形態に係る処理の詳細について説明した。
このような配車計画立案支援装置によれば、ユーザのノウハウである配車の定性的制約を考慮し、より効率的な配車計画の生成に用いる情報を生成することができる。特に、配車計画立案支援装置は、インスタンスが配車計画の全履歴中に出現する頻度および修正の頻度から求めた確度を求め、これらを対応付けた配車ポリシー推定結果情報をユーザに提示する。ユーザは、配車ポリシー推定結果情報の内容を参考にして、配車のノウハウのうち自動立案計画情報の生成に必要と思われるインスタンスを決定する判断が可能となる。
なお、前述の実施形態では、インスタンスの採択可否を示す情報の入力を配車計画担当者から受け付けたが、判断基準情報に基づいて採択するインスタンスを決定しても良い。具体的には、制約条件追加部は、配車ポリシー推定結果情報の修正パターンおよび確度と、これに一致する修正パターンが対応付けられた判断基準情報の閾値とを比較する。そして、制約条件追加部は、確度が閾値を上回っている修正パターンに対応付けられたインスタンスを用いて制約条件追加情報を生成する。
このような配車計画立案支援装置によっても、ユーザのノウハウである配車の定性的制約を考慮し、より効率的な配車計画の生成に用いる情報を生成することができる。特に、ユーザは、インスタンスの採択基準である閾値を予め登録しておくだけで自動で制約条件追加情報が生成されるため、採択するインスタンスをユーザが判断する手間が省略できる。
図13は、配車計画立案支援装置300のハードウェア構成の一例を示した図である。配車計画立案支援装置300は、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、サーバ装置などの情報処理装置であるが、これに限らず、スマートフォン、携帯電話端末あるいはPDA(Personal Digital Assistant)等の電子情報端末により実現されても良い。
図示するように、配車計画立案支援装置300は、入力装置1001と、出力装置1002と、外部記憶装置1003と、演算装置1004と、主記憶装置1005と、通信装置1006と、これらを電気的に相互接続するバス1007とを有している。
入力装置1001は、キーボードやマウス、タッチパネルなどのポインティングデバイスあるいは音声入力装置であるマイクなどである。出力装置1002は、ディスプレイやプリンタあるいは音声出力装置であるスピーカなどである。
外部記憶装置1003は、デジタル情報を記憶可能ないわゆるハードディスク(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置である。
演算装置1004は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。主記憶装置1005は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリ装置である。通信装置1006は、外部装置との間で情報通信を行うための通信モジュールなどである。
なお、制御部301および演算部302は、例えば、演算装置1004に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、主記憶装置1005あるいは外部記憶装置1003に記憶され、プログラムの実行にあたって主記憶装置1005上にロードされ、演算装置1004により実行される。また、記憶部303は、主記憶装置1005または外部記憶装置1003あるいはこれらの組合せにより実現される。また、通信部304は、通信装置1006により実現される。
また、上記の各構成、機能、処理部および処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、上記構成、機能は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD等の記憶装置またはICカード、SDカードおよびDVD等の記録媒体に置くことができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
また、上記説明では、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えて良い。
100・・・配車計画立案システム、200・・・計画情報履歴DB、
300・・・配車計画立案支援装置、400・・・ユーザ端末、
500・・・ネットワーク、301・・・制御部、302・・・演算部、
303・・・記憶部、304・・・通信部、311・・・修正パターン入力部、
312・・・判断基準入力部、313・・・計画情報取得部、
314・・・配車ポリシー推定結果表示部、315・・・配車ポリシー採択可否入力部、
321・・・インスタンス生成部、322・・・配車ポリシー推定部、
323・・・制約条件追加部、600・・・修正パターン情報、
650・・・判断基準情報、800・・・インスタンス情報、
850・・・配車ポリシー推定結果情報、900・・・制約条件追加情報

Claims (9)

  1. 配車に関するユーザのノウハウである定性的な制約に基づく修正内容の入力を受け付ける修正パターン入力部と、
    前記修正内容の事例であるインスタンスを含むインスタンス情報を生成するインスタンス生成部と、
    前記インスタンスと、過去に生成された配車計画の履歴における前記インスタンスの出現頻度および修正の頻度から求めた確度とを対応付けた配車ポリシー推定結果情報を生成する配車ポリシー推定部と、
    前記配車ポリシー推定結果情報をユーザに提示する配車ポリシー推定結果表示部と、を備える
    ことを特徴とする配車計画立案支援装置。
  2. 請求項1に記載の配車計画立案支援装置であって、
    前記配車ポリシー推定部は、
    過去に生成された配車計画の履歴における前記インスタンスの一致する確率に基づいて前記確度を算出する
    ことを特徴とする配車計画立案支援装置。
  3. 請求項2に記載の配車計画立案支援装置であって、
    前記配車ポリシー推定結果情報に含まれる前記インスタンスの採択可否に関する情報の入力を受け付ける配車ポリシー採択可否入力部をさらに備える
    ことを特徴とする配車計画立案支援装置。
  4. 請求項3に記載の配車計画立案支援装置であって、
    前記採択を示す情報の入力を受け付けた前記インスタンスについて、前記配車計画の生成に用いる情報であって、前記配車に関するユーザのノウハウを示す制約条件追加情報を生成する制約条件追加部をさらに備える
    ことを特徴とする配車計画立案支援装置。
  5. 請求項1に記載の配車計画立案支援装置であって、
    前記インスタンス生成部は、
    過去に生成された配車計画として、荷物に関する所定のオーダ情報に基づき生成された自動立案計画情報と、前記配車に関するユーザのノウハウに基づき前記自動立案計画情報に修正を加えた手修正計画情報とを取得し、これらの情報を比較することにより特定した修正内容に基づいて前記インスタンス情報を生成する
    ことを特徴とする配車計画立案支援装置。
  6. 請求項1に記載の配車計画立案支援装置であって、
    前記配車ポリシー推定結果情報に含まれる前記インスタンスの採択可否の判断基準に関する情報の入力を受け付ける判断基準情報入力部と、
    前記配車ポリシー推定結果情報の確度と、前記判断基準に関する情報とを比較し、所定の条件を満たす場合、該確度が対応付けられた前記インスタンスを用いて、前記配車計画の生成に用いる情報であって、前記配車に関するユーザのノウハウを示す制約条件追加情報を生成する制約条件追加部と、をさらに備える
    ことを特徴とする配車計画立案支援装置。
  7. 配車計画に関する自動立案計画情報と、配車に関するユーザのノウハウに基づき前記自動立案計画情報に修正を加えた手修正計画情報とを生成する配車計画立案システムと、
    前記配車に関するユーザのノウハウである定性的な制約に基づく修正内容の入力を受け付ける修正パターン入力部と、
    前記修正内容の事例であるインスタンスを含むインスタンス情報を生成するインスタンス生成部と、
    前記インスタンスと、前記自動立案計画情報および手修正計画情報の履歴における前記インスタンスの出現頻度および修正の頻度から求めた確度とを対応付けた配車ポリシー推定結果情報を生成する配車ポリシー推定部と、
    前記配車ポリシー推定結果情報をユーザ端末に表示させる配車ポリシー推定結果表示部と、を備える配車計画立案支援装置と、
    前記ユーザからの入力情報を前記配車計画立案システムおよび前記配車計画立案支援装置に送信し、前記配車ポリシー推定結果情報を表示するユーザ端末と、を備える
    ことを特徴とする配車計画立案支援システム。
  8. 請求項7に記載の配車計画立案支援システムであって、
    前記配車計画立案支援装置は、
    前記配車ポリシー推定結果情報に含まれる前記インスタンスの採択可否に関する情報の入力を受け付けると、採択を示す情報の入力を受け付けた前記インスタンスについて、前記配車に関するユーザのノウハウを示す制約条件追加情報を生成する制約条件追加部を備え、
    前記配車計画立案システムは、
    前記制約条件追加情報を用いて、前記自動立案計画情報を生成する
    ことを特徴とする配車計画立案支援システム。
  9. 配車計画立案支援装置が実行する配車計画立案支援方法であって、
    配車に関するユーザのノウハウである定性的な制約に基づく修正内容の入力を受け付ける修正パターン入力ステップと、
    前記修正内容の事例であるインスタンスを含むインスタンス情報を生成するインスタンス生成ステップと、
    前記インスタンスと、過去に生成された配車計画の履歴における前記インスタンスの出現頻度および修正の頻度から求めた確度とを対応付けた配車ポリシー推定結果情報を生成し、ユーザに提示する配車ポリシー推定ステップと、を備える
    ことを特徴とする配車計画立案支援方法。
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