JP6624106B2 - 画像読取装置、画像形成システム、画像読取方法及び画像読取プログラム - Google Patents

画像読取装置、画像形成システム、画像読取方法及び画像読取プログラム Download PDF

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本発明は、カメラで原稿を撮像して静止画像を取得する技術に関し、特にブック原稿の静止画像を取得する技術に関する。
原稿の画像は、オーバーヘッドスキャナーを使用して読み取ることが一般的である。オーバーヘッドスキャナーには、エリアセンサでページめくりを検出し、ラインスキャナーを走査させることによって高解像で画像を取得することができるものもある。ラインスキャナーの走査タイミングについては、たとえば特許文献1は、エリアセンサで複数の画像を連続して取得し、取得された複数の画像から、画像差分抽出により動作パターンを算出し、動作パターンに基づいて、ページめくり動作を検出し、ページめくり動作が検出された場合に、ラインスキャナー(リニアセンサ)による読み取り開始を判定する技術を提案している。一方、撮像機能を有するスマートフォンの普及によって、スマートフォンを使用して原稿の画像を読み取ることも望まれるようになってきた。
特開2014−168168号公報
しかし、エリアセンサによるページめくり動作の検出は、オーバーヘッドスキャナーの撮像部が固定されていることを前提としているので、スマートフォンを使用して原稿の画像を読み取る際には、スマートフォンの揺動に起因する画像変化が誤検出の要因となることも考えられる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、撮像部の揺動に対してロバスト性の高いページめくり検出を実現する技術を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、ブック原稿の原稿面に表された原稿画像を撮像し、予め設定された時間間隔で複数のフレーム画像データを生成する撮像部と、前記複数のフレーム画像データを解析して、前記複数のフレーム画像データの少なくとも一部について前記ブック原稿が静止状態で撮像された画像を表しているか否かを判定し、前記判定に基づいて前記静止状態で撮像された画像を表しているフレーム画像データを抽出する画像解析部とを備える。
本発明の画像形成システムは、前記画像読取装置と印刷媒体に画像を形成する画像形成装置とを備える。
本発明の画像読取方法は、ブック原稿の原稿面に表された原稿画像を撮像し、予め設定された時間間隔で複数のフレーム画像データを生成する撮像工程と、前記複数のフレーム画像データを解析して、前記複数のフレーム画像データの少なくとも一部について前記ブック原稿が静止状態で撮像された画像を表しているか否かを判定し、前記判定に基づいて前記静止状態で撮像された画像を表しているフレーム画像データを抽出する画像解析工程とを備える。
本発明の画像読取プログラムは、画像読取装置を制御する。前記画像読取プログラムは、ブック原稿の原稿面に表された原稿画像を撮像し、予め設定された時間間隔で複数のフレーム画像データを生成する撮像部、及び前記複数のフレーム画像データを解析して、前記複数のフレーム画像データの少なくとも一部について前記ブック原稿が静止状態で撮像された画像を表しているか否かを判定し、前記判定に基づいて前記静止状態で撮像された画像を表しているフレーム画像データを抽出する画像解析部として前記画像読取装置を機能させる。
本発明によれば、撮像部の揺動に対してロバスト性の高いページめくり検出を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る画像読取システム10の機能構成を示すブロックダイアグラムである。 一実施形態に係る静止画像取得処理の内容を示すフローチャートである。 一実施形態に係るスマートフォン200による撮像開始の様子を示す説明図である。 一実施形態に係る被写体静止判定処理の内容を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取システム10の機能構成を示すブロックダイアグラムである。画像読取システム10は、画像形成装置100と、スマートフォン200とを備えている。画像形成装置100は、制御部110と、画像形成部120と、操作表示部130と、記憶部140と、通信インターフェース部150(通信I/F部とも呼ばれる。)と、自動原稿送り装置(ADF)160とを備えている。画像形成部120は、印刷媒体上に画像を形成する。
スマートフォン200は、制御部210と、操作表示部230と、記憶部240と、通信インターフェース部250(通信I/F部とも呼ばれる。)と、撮像部260とを備えている。制御部210は、画像解析部211と動画像データ生成部212とを有している。画像解析部211及び動画像データ生成部212の機能については後述する。
スマートフォン200は、通信インターフェース部250と通信インターフェース部150とを使用して近距離無線通信で画像形成装置100と接続される。近距離無線通信は、本実施形態では、BLUETOOTH(登録商標)のCLASS1を使用している。BLUETOOTH(登録商標)のCLASS1は、出力100mWの通信であり、画像形成装置100とスマートフォン200との距離が100m以内程度での通信が可能な近距離無線通信である。
画像形成装置100の操作表示部130及びスマートフォン200の操作表示部230は、タッチパネルとして機能し、様々なメニューを入力画面として表示し、ユーザーの操作入力を受け付ける。
制御部110,210及び画像形成部120は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPU(Micro Processing Unit)やCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部110,210は、各種I/O、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、バス、その他ハードウェア等のインターフェースに関連するコントローラ機能を備えている。制御部110,210は、それぞれ画像形成装置100及びスマートフォン200の全体を制御する。
記憶部140,240は、非一時的な記録媒体であるハードディスクドライブやフラッシュメモリー等からなる記憶装置で、それぞれ制御部110,210が実行する処理の制御プログラムやデータを記憶する。
記憶部140には、スマートフォン200にインストールするための原稿画像取得アプリケーションプログラム141(単にアプリケーションとも呼ばれる。)が記憶されている。記憶部240は、フレーム画像データを一時的に格納するためのフレームメモリ241と、静止画像格納領域242とを有している。
この例では、スマートフォン200は、画像形成装置100の記憶部140から原稿画像取得アプリケーションプログラム141をダウンロードして、記憶部240にインストール済みであるものとする。
図2は、一実施形態に係る静止画像取得処理の内容を示すフローチャートである。ステップS10では、ユーザーは、操作表示部230を操作してスマートフォン200の作動モードをブック原稿撮像モードに設定する。ブック原稿撮像モードは、原稿画像取得アプリケーションプログラム141によってサポートされている撮像モードである。この撮像モードは、スマートフォン200によるブック原稿の画像の取得用に構成された作動モードである。
図3は、一実施形態に係るスマートフォン200による撮像開始の様子を示す説明図である。操作表示部230には、原稿Dの原稿面を表す画像と、保存アイコン231と、撮像停止アイコン232とが表示されている。撮像停止アイコン232は、撮像を一時停止するためのアイコンである。保存アイコン231は、原稿Dを撮像して取得された複数の静止画像データを保存するためのアイコンである。
被写体としての原稿Dは、デスクその他の任意の場所に置くことができる。原稿Dは、見開き状態で配置されている本としての原稿(上述のようにブック原稿とも呼ばれる。)である。ブック原稿としての原稿Dは、一般にページをめくりつつ原稿面の原稿画像が取得されることになる。
ステップS20では、ユーザーは、スマートフォン200の撮像部260を使用して原稿Dの全体の撮像を開始する。ステップS30では、スマートフォン200は、動画像データの生成を前提としてフレーム画像の取得を開始し、複数のフレーム画像データを生成する。スマートフォン200は、複数のフレーム画像データをフレームメモリ241に格納する。フレーム画像データは、全て離散コサイン変換(単にDCT変換とも呼ばれる。)によってJPEG等に変換されることなく、非圧縮のRAW画像データとしてフレームメモリ241に格納される。
フレームレートは、スマートフォン200では、一般には、60fps(Frames Per Second)や30fpsが利用可能である。しかしながら、本実施形態では、原稿Dの撮像では、たとえばフレームレートを5fpsから10fpsの低レートとする一方、解像度を静止画像取得用の最大解像度とする。
ステップS40では、ユーザーは、ページめくり動作を開始する。スマートフォン200では、撮像部260で、ブック原稿としての原稿Dの静止状態と、ページがめくられている動作状態を含むページめくり動作中の原稿Dとを撮像し、上述のフレームレートで複数のフレーム画像データを生成する。
図4は、一実施形態に係る被写体静止判定処理の内容を示す説明図である。図4には、上側にデータフローダイアグラムが示され、下側にGOP(Group of Pictures)が示されている。データフローダイアグラムは、撮像部260による撮像処理で生成されたフレーム画像データの流れを示している。フレーム画像データは、RAW画像データ(RGB画像データ)として構成されている。
RAW画像データは、動画像データ生成部212による動画像データ生成処理の対象となる。動画像データ生成処理には、たとえばMPEG−4(ISO/IEC 14496)やH.264に規定される処理が含まれる。動画像データ生成処理では、RAW画像データは、圧縮効率を高めるために輝度データと色差データを含むYUV画像データに変換される。YUV画像データは、次に離散コサイン変換(DCT)変換の対象となる。DCT変換は、たとえば8×8画素あるいは16×16の画素ブロック毎に実行され、変換係数を出力する。変換係数は、量子化処理の対象となる。
これにより、動画像データ生成部212は、人間の視覚感度を想定し、視覚感度が高い輝度データに対して視覚感度が低い色差データを粗く量子化することができるYUV色空間で処理し、視覚感度が高い低周波成分に対して視覚感度が低い高周波成分を粗く量子化することを可能とするDCT変換でデータ量を低減させることができる。
これにより、動画像データ生成部212は、Iフレーム(Intra−coded Frame)を生成することができる。Iフレームとは、フレーム間予測を用いずに符号化されるフレームである。Iフレームとは、イントラフレームやキーフレームとも呼ばれる。Iフレームは、Pフレーム(Predicted Frame)やBフレーム(Bi−directional Predicted Frame)とともにGOPを構成する。
Pフレームは、前方向予測のみを用いて符号化されるフレームである。Bフレームは、前方向予測、後方向予測、両方向予測のうちいずれかを選択して符号化されるフレームである。
動画像データは、時系列順に配列されている複数のフレーム画像データから生成される。複数のフレーム画像データは、時系列の前後のフレーム間で近似していることが多い。フレーム間予測とは、このような動画像データの性質を利用して、時系列的に前のフレーム画像から現在のフレーム画像を予測する技術である。
具体的には、画素ブロック毎の移動を推定し、移動後のフレーム間での画素ブロックの差分をDCT変換・量子化してGOP単位での圧縮率を高める技術である。Pフレームは、動きベクトルを使用してIフレームから生成することができる。動きベクトルは、各画素ブロックの移動ベクトルである。これにより、Pフレームは、動きベクトルと、移動先における画素ブロック内の差分のDCT係数を量子化したデータとに圧縮することができる。
このように、フレーム間予測では、動画像データ生成部212は、データ圧縮を目的として動きベクトルを生成する。画像解析部211は、動画像データ生成部212から動きベクトルを取得し、この動きベクトルを解析してフレーム間の変化が撮像部260の揺動(いわゆるパン)に相当するか否かを判定することができる。なお、フレーム間予測の処理後においては、動画像データは廃棄してもよい。なお、この例では。動画像データ生成部212は、実質的に画像解析部211の一部として機能している。
ステップS50では、スマートフォン200の画像解析部211は、被写体静止判定処理を実行する(図2及び図4参照)。被写体静止判定処理は、被写体としての原稿Dがページのめくり動作中ではなく、静止した状態であることを判定する処理である。具体的には、画像解析部211は、フレーム間予測の結果に基づき、画素ブロック内のフレーム間差分のDCT係数を量子化したデータが殆どゼロで、殆ど全ての画素ブロックの移動ベクトルが一致しているとの判断に基づいて揺動を判定することができる。移動ベクトルの一致は、たとえば予め設定されている範囲内であるか否かを定める各閾値によって判断してもよい。
ステップS60では、スマートフォン200の画像解析部211は、被写体が静止状態であると判定した場合には、処理をステップS70に進め、被写体が静止状態でないと判定した場合には、処理をステップS80に進める。
ステップS70では、画像解析部211は、フレーム画像データ保存処理を実行する。フレーム画像データ保存処理は、フレームメモリ241に格納されているフレーム画像データを静止画像格納領域242に保存した後に、フレームメモリ241に格納されているフレーム画像データを廃棄する処理である。
ステップS80では、画像解析部211は、フレーム画像データ廃棄処理を実行する。フレーム画像データ廃棄処理は、フレームメモリ241に格納されているフレーム画像データを静止画像格納領域242に保存することなく、フレームメモリ241に格納されているフレーム画像データを廃棄する処理である。
ステップS90では、画像解析部211は、静止画像データ選別処理を実行する。静止画像データ選別処理では、画像解析部211は、静止画像格納領域242に保存されている複数のフレーム画像データの中から同一ページを撮像したデータをグループ化し、各グループの中でピントの甘いフレーム画像データを廃棄する。
画像解析部211は、このような処理(ステップS50乃至ステップS90)を動画像データの最終フレーム画像まで繰り返して実行する(ステップS100)。
ピントの甘いフレーム画像データは、たとえば複数の画素ブロックに分割した後に、DCT変換を実行して高周波成分が顕著に少ない画像として特定することができる。これにより、画像解析部211は、同一ページの画像を表す複数のフレーム画像データのうち比較的に高周波成分のデータを多く含む画素ブロックの多いフレーム画像データを抽出することができる。ブック原稿は、一般に多くのテキスト画像を含み、テキストの輪郭が高周波成分を含むからである。
スマートフォン200は、さらに、近距離無線通信を介して画像形成装置100に抽出された複数のフレーム画像データを送信する。画像形成装置100は、複数のフレーム画像データからブック原稿としての原稿Dの三次元形状を推定し、その推定結果に基づいて歪み補正処理を実行する。なお、スマートフォン200は、歪み補正処理をスマートフォン200で実行するように構成してもよい。
このように、本実施形態によれば、ページをめくる動作中のフレーム画像データを自動的に廃棄し、被写体としての原稿Dが静止状態となっていときのフレーム画像データを抽出することができる。さらに、原稿Dの静止状態は、スマートフォン200の揺動の影響を排除して判定することができる。これにより、撮像部の揺動に対してロバスト性の高いページめくり検出を実現する。
本発明は、上記各実施形態だけでなく、以下のような変形例でも実施することができる。
変形例1:上記実施形態では、YUV画像データはDCT変換の対象となっているが、必ずしもDCT変換に限られず、たとえば離散フーリエ変換(DFT)を使用してもよく、各画素ブロックの画素値を周波数領域のデータに変換し、視覚感度が低い高周波成分を粗く量子化できるものであればよい。
変形例2:上記実施形態では、動画像データから静止画像データを取り出すのではなく、動画像データにおいて行われる処理で生成されるフレーム間予測の結果やDCT変換データを利用して、非圧縮のRAW画像データとしての(すなわち非圧縮状態の)複数のフレーム画像データから原稿Dが静止状態となっていときのフレーム画像データを抽出している。しかしながら、このような方法に限られず、動画像データからフレーム画像データを復元してもよい。
ただし、動画像データから復元されたRGB画像データでは、DCT変換及びその量子化で失われた高周波成分やYUVの色差情報が完全には復元されておらず、たとえばテキスト等の輪郭がぼやけた画像となる。よって、上記実施形態は、非圧縮のRAW画像データとして撮像時のフレーム画像データが完全な形で利用可能であるという優位性を有している。特に、ブック原稿は、自然画像と異なり、高周波成分でエッジを表現するテキスト表示の再現が重要なので、上記実施形態は、特に顕著な効果を奏することができる。なお、本明細書では、非圧縮の語は、広い意味を有し、完全に復元可能な可逆圧縮を含むようにしてもよい。
変形例3:上記実施形態では、動画像の生成を想定して複数のフレーム画像データが生成されているが、必ずしも動画像の生成を想定する必要はない。具体的には、たとえばスマートフォン200の連写機能を使用して複数のフレーム画像データを生成するようにしてもよい。この場合には、動画像の生成のための機能を利用して、原稿Dの静止状態を判定しても良いし、制御部210に動画像の生成と同様の機能を実装してもよい。このように、本発明で利用可能な撮像部は、予め設定された時間間隔で複数のフレーム画像データを生成するものであればよい。
変形例4:上記実施形態では、本発明は、スマートフォン200(画像読取装置とも呼ばれる。)の一機能として具現化されているが、必ずしもスマートフォン200単独で処理する必要はなく、処理の一部を画像形成装置100で実行して画像読取システムとして具現化してもよい。
変形例5:上記実施形態では、スマートフォンが使用されているが、本発明は、撮像が可能であればノートPCやタブレットといった携帯端末に適用可能である。
10 画像読取システム
100 画像形成装置
110 制御部
120 画像形成部
130 操作表示部
140,240 記憶部
150,250 通信インターフェース部
160 自動原稿送り装置(ADF)
200 スマートフォン
210 制御部
230 操作表示部
260 撮像部

Claims (8)

  1. 携帯端末としての画像読取装置であって、
    静止状態と、ページがめくられている動作状態とを含むページめくり動作中のブック原稿の原稿面に表された原稿画像を撮像し、予め設定された時間間隔で複数のフレーム画像データを生成する撮像部と、
    前記複数のフレーム画像データを解析して、前記複数のフレーム画像データの少なくとも一部のフレーム画像データについて前記ブック原稿が前記ページのめくり動作中ではなく、前記静止状態で撮像された画像を表しているか否かを判定し、前記判定に基づいて前記静止状態で撮像された画像を表しているフレーム画像データを抽出する画像解析部と、
    を備え
    前記画像解析部は、前記複数のフレーム画像データのそれぞれを複数の画素から構成されている複数の画素ブロックに分割し、前記分割された複数の画素ブロック内のフレーム間差分のDCT係数を量子化したデータが殆どゼロで、かつ、殆ど全ての前記複数の画素ブロックの移動ベクトルが一致しているとの判断に基づいて前記静止状態で撮像された画像を表しているとの前記判定を行い、予め設定されている範囲内であるか否かを定めるための閾値によって前記移動ベクトルの一致を判断する画像読取装置。
  2. 請求項1記載の画像読取装置であって、さらに、
    前記複数のフレーム画像データを非圧縮状態で一時的に格納するフレームメモリを備え、
    前記画像解析部は、前記フレームメモリに格納されている前記複数のフレーム画像データから前記静止状態で撮像された画像を表している前記非圧縮状態のフレーム画像データを抽出する画像読取装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像読取装置であって、
    前記撮像部は、連写機能を使用して前記複数のフレーム画像データを生成する画像読取装置。
  4. 請求項1又は2に記載の画像読取装置であって、
    前記画像解析部は、前記複数のフレーム画像データからフレーム間予測を行って動画像データを生成し、前記フレーム間予測の結果に基づき、前記画素ブロック内のフレーム間差分のDCT係数を量子化したデータが殆どゼロで、殆ど全ての画素ブロックの移動ベクトルが一致しているとの判断に基づいて前記判定を行う画像読取装置。
  5. 請求項4に記載の画像読取装置であって、
    前記撮像部は、5fps乃至10fpsのフレームレートで前記複数のフレーム画像データを生成し、解像度を静止画像取得用の最大解像度とする画像読取装置。
  6. 画像形成システムであって、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    印刷媒体に画像を形成する画像形成装置と、
    を備える画像形成システム。
  7. 携帯端末としての画像読取装置を用いる画像読取方法であって、
    静止状態と、ページがめくられている動作状態とを含むページめくり動作中のブック原稿の原稿面に表された原稿画像を撮像し、予め設定された時間間隔で複数のフレーム画像データを生成する撮像工程と、
    前記複数のフレーム画像データを解析して、前記複数のフレーム画像データの少なくとも一部のフレーム画像データについて前記ブック原稿が前記ページのめくり動作中ではなく、前記静止状態で撮像された画像を表しているか否かを判定し、前記判定に基づいて前記静止状態で撮像された画像を表しているフレーム画像データを抽出する画像解析工程と、
    を備え
    前記画像解析工程は、前記複数のフレーム画像データのそれぞれを複数の画素から構成されている複数の画素ブロックに分割し、前記分割された複数の画素ブロック内のフレーム間差分のDCT係数を量子化したデータが殆どゼロで、かつ、殆ど全ての前記複数の画素ブロックの移動ベクトルが一致しているとの判断に基づいて前記静止状態で撮像された画像を表しているとの前記判定を行い、予め設定されている範囲内であるか否かを定めるための閾値によって前記移動ベクトルの一致を判断する画像読取方法。
  8. 携帯端末としての画像読取装置を制御するための画像読取プログラムであって、
    静止状態と、ページがめくられている動作状態とを含むページめくり動作中のブック原稿の原稿面に表された原稿画像を撮像し、予め設定された時間間隔で複数のフレーム画像データを生成する撮像部、及び
    前記複数のフレーム画像データを解析して、前記複数のフレーム画像データの少なくとも一部のフレーム画像データについて前記ブック原稿が前記ページのめくり動作中ではなく、前記静止状態で撮像された画像を表しているか否かを判定し、前記判定に基づいて前記静止状態で撮像された画像を表しているフレーム画像データを抽出する画像解析部として前記画像読取装置を機能させ
    前記画像解析部は、前記複数のフレーム画像データのそれぞれを複数の画素から構成されている複数の画素ブロックに分割し、前記分割された複数の画素ブロック内のフレーム間差分のDCT係数を量子化したデータが殆どゼロで、かつ、殆ど全ての前記複数の画素ブロックの移動ベクトルが一致しているとの判断に基づいて前記静止状態で撮像された画像を表しているとの前記判定を行い、予め設定されている範囲内であるか否かを定めるための閾値によって前記移動ベクトルの一致を判断する画像読取プログラム。
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