JP6620640B2 - 電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器 - Google Patents

電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器 Download PDF

Info

Publication number
JP6620640B2
JP6620640B2 JP2016065718A JP2016065718A JP6620640B2 JP 6620640 B2 JP6620640 B2 JP 6620640B2 JP 2016065718 A JP2016065718 A JP 2016065718A JP 2016065718 A JP2016065718 A JP 2016065718A JP 6620640 B2 JP6620640 B2 JP 6620640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
source
drain
field effect
gate
effect transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016065718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017183895A (ja
Inventor
良洋 塚原
良洋 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016065718A priority Critical patent/JP6620640B2/ja
Priority to US15/361,173 priority patent/US10116273B2/en
Priority to DE102017200782.6A priority patent/DE102017200782B4/de
Priority to KR1020170036705A priority patent/KR101882610B1/ko
Publication of JP2017183895A publication Critical patent/JP2017183895A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6620640B2 publication Critical patent/JP6620640B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/193High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only with field-effect devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/02Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation
    • H03F1/0205Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers
    • H03F1/0211Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers with control of the supply voltage or current
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/30Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
    • H03F1/301Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters in MOSFET amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/211Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only using a combination of several amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/18Indexing scheme relating to amplifiers the bias of the gate of a FET being controlled by a control signal
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/21Bias resistors are added at the input of an amplifier
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/411Indexing scheme relating to amplifiers the output amplifying stage of an amplifier comprising two power stages
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/451Indexing scheme relating to amplifiers the amplifier being a radio frequency amplifier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、デプレションモードの電界効果トランジスタ(FET)を用いた電流再利用型FET増幅器におけるバイアス電流制御に関するものである。
近年,自動車の自動運転や衝突時の衝撃緩和を目的として、マイクロ波帯・ミリ波帯を用いた車載レーダの需要が増加している。この車載レーダの遠方監視には、直進性が良好で、かつ比較的雨天でも減衰しにくい77GHz帯のミリ波が使われている。そのレーダの信号の電力増幅や周波数変換を担う回路には、高周波での高出力・高利得特性に優れたGaAs系電界効果トランジスタ(以下電界効果トランジスタをFETと呼ぶ)を用いた電力増幅器がしばしば利用されている。(例えば特許文献1(P.4、図1)、或いは非特許文献1(P.31、Fig.9)参照)
特開2012−119794号 2011 Proc. Of the 6th European Microwave Integrated Circuits Conference, pp. 29-32, "E-Band Radio Link Communication Chipset in Cost Effective Wafer Level Chip Size Package (WLCSP) Technology" 2005 IEEE Journal of Solid-State Circuits, pp. 1288-1295, "A 1.8-V Operation 5-GHz-Band CMOS Frequency Doubler Using Current-Reuse Circuit Design Technique"
特許文献1及び非特許文献1には、GaAs系FETを用いた電力増幅器の例が示されている。当該文献に示すように、車載という制約から車内で一般に利用可能な、5Vの単一電源で動作可能な回路構成が選択されており、その代表例が電流再利用型の回路構成となっている。図13に、GaAs系FETを用いた電流再利用型増幅器の回路構成を示す。図で、F1、F2はデプレションモード(ノーマリオン)のGaAs系FET(通常は高電子移動度トランジスタと呼ばれるHEMTが使われる)、R1〜R3は抵抗、C1〜C6は容量、L1〜L4はインダクタンスと同様の役割を担う伝送線路、INはRF信号の入力端子、OUTはRF信号の出力端子、Vddは電源端子、IddはFET F2を流れるドレイン電流である。C1とC2はRF的に接地するための容量で、容量C3〜C6、伝送線路L1〜L4は入力、段間、出力整合用である。また、抵抗R3はFET F1のゲート電位をDC的に0Vに固定するための抵抗、抵抗R1、R2は自己バイアス用の抵抗である。
図14は、図13において主にDC的に寄与する部分だけを残した簡易回路である。図14に示すように、FET F2を流れるドレイン電流Iddは、抵抗R2を流れ、その後FET F1のドレイン電流として再度流れ、最後に抵抗R1を通過して接地に流れることが分かる。FET F1のゲートバイアス(ゲート・ソース間電圧)は、抵抗R3によってゲート電圧が0Vであることから、抵抗R1と電流Iddの積R1・Iddにより、負に自己バイアスされる。FET F2のゲート・ソース間電位も同様に、抵抗R2と電流Iddの積R2・Iddにより負に自己バイアスされる。
FET F2を流れた電流Iddが再度FET F1にも流れるため、本回路構成は電流再利用型と呼ばれる。FET F1とF2は増幅を担い、容量C1及びC2によってRF的にはFET F1及びF2はソース接地されているので、RF的にはソース接地の2段増幅器と等価である。しかし、電流はIddが共通に流れるため、電源Vddから消費される電流はIddだけですむ。
一方、電源電圧Vdd/2がFET F1及びF2のドレイン端子に各々印加される通常のソース接地型2段増幅器の場合、FET F1及びF2に電流Iddが流れるとすると、電源電圧Vdd/2から消費される電流は2・Iddとなり、電流再利用型の2倍になる。バッテリ駆動の製品では主に電流容量が制限されるので、電流再利用型の回路を採用することで、消費電流を削減できる。
車載レーダに電流再利用回路が適用される理由は、この電流削減効果よりもむしろGaAs系FETの耐圧制約に関係するところが大きい。ミリ波帯で適用可能なFETは0.2μm以下の短ゲート長のため耐圧が4V以下の場合が多く、自動車に搭載される5Vの標準電源電圧を直接印加できない場合が多い。図13、図14に示す電流再利用回路の場合、FET1つ当たりの印加電圧は5Vの半分である2.5Vとなり、4Vの耐圧よりも十分低く設定できるので、電源電圧5Vを増幅器の電源に印加できる。
しかし、GaAs系FETは通常デプレッションモードであるため、エンハンスメントモードのCMOS系やバイポーラ系デバイスに比べて、プロセスばらつき変動に対して一定のドレイン電流を供給できるバイアス回路を構成することが一般に難しいことである。例えば、非特許文献2に記載の電流再利用回路はエンハンスメントモードのnMOSであるため、プロセスばらつきに強いカレントミラー型のバイアス回路を適用できる。
図15は、図14の回路において、FETのIdss(ゲート・ソース間電圧0V時のFETの飽和ドレイン電流)の変動に対する回路のドレイン電流Iddの変動のシミュレーション結果を示す。Idssの増加に伴い、回路のドレイン電流Iddが大きく変化している。この傾向は抵抗R1、R2の値が小さい時により顕著になる。
ミリ波帯の場合、FETの持つ利得を最大限に引き出すために、ゲート電圧0Vより少し低い電圧(例えば−0.05V〜−0.15V)に抵抗R1・Iddや抵抗R2・Idssの積の値(即ち自己バイアス電圧)を設定するため、抵抗R1、R2の値は小さい。その結果、図16のような大きな電流変化を伴う。バイアス電流の大きな変化は、増幅器の利得特性を大きく変動させるので、その抑制が課題であった。負の電源を利用したIdssの変化を抑制するバイアス回路に関する報告はこれまでもあったが、本願で扱う、正の単一電源で動作可能なバイアス回路の提供が課題であった。
本発明に係る電流再利用型FET増幅器は、RF信号が入力される第1のゲートと、第1のソースと、第1のドレインを有する第1の電界効果トランジスタと、該第1のソースと接地用端子の間に接続された第1の抵抗と、第2のソースと、該第1のドレインに接続された第2のゲートと、及び電源用端子に接続され該RF信号を出力する第2のドレインとを有する第2の電界効果トランジスタと、該第2のソースと該第2のゲートとの間に接続された第2の抵抗と、第3のソース、該電源用端子に接続された第3のドレイン、及び該接地用端子に接続された第3ゲートとを有する第3の電界効果トランジスタと、第4のソースと、第4のドレインと、及び該第3のソースに接続された第4ゲートとを有する第4の電界効果トランジスタと、該第4のソースと該接地用端子との間に直列に接続された1個あるいは複数個のダイオードと、該電源用端子と該第4のドレインとの間に接続された第3の抵抗と、該電源用端子と該第3のドレインとの間に接続された第4の抵抗と、該第3のソースと接地用端子との間に接続された第5の抵抗と、該第4のドレインの出力電圧をダイオードを介して抵抗分圧して該第1のゲートに印加する制御回路と、を備え、該第1乃至第4の電界効果トランジスタがデプレッションモードであることを特徴とする。
本発明に係る他の電流再利用型FET増幅器は、RF信号が入力される第1のゲートと、第1のソースと、第1のドレインを有する第1の電界効果トランジスタと、第2のソースと、該第1のドレインに接続された第2のゲートと、電源用端子に接続され、該RF信号を出力する第2のドレインとを有する第2の電界効果トランジスタと、第3のソースと、該電源用端子に接続された第3のドレインと、接地用端子に接続された第3ゲートとを有する第3の電界効果トランジスタと、第4のソースと、第4のドレインと、及び該第3のソースに接続された第4ゲートとを有する第4の電界効果トランジスタと、該第4のソースと該接地用端子との間に直列に接続された1個あるいは複数個の第1ダイオードと、該第1のゲートと該接地用端子との間に接続された第1の抵抗と、該電源用端子と該第3のドレインとの間に接続された第2の抵抗と、第5のゲートと、該第1のソースに接続された第5のドレインと、該接地用端子に接続された第5のソースとを有する第5の電界効果トランジスタと、第6のゲートと、該第2のソースに接続された第6のドレインと、該第2のゲートに接続された第6のソースとを有する第6の電界効果トランジスタと、該電源用端子と該第3のドレインとの間に接続された第3の抵抗と、該第3のソースと接地用端子との間に接続された第4の抵抗と、該第4のドレインの出力電圧を第2ダイオードを介して抵抗分圧して出力する制御回路と、該制御回路の出力と該第5のゲートとの間に接続された第5の抵抗と、該第4のドレインと該第6のゲートとの間に接続された第6の抵抗と、を備え、該第1乃至第6の電界効果トランジスタがデプレッションモードであることを特徴とする。
本発明に係る電流再利用型FET増幅器は、FETの飽和電流Idssのプロセスばらつきに応じて、増幅用FETのゲート電圧或いは増幅用FETの自己バイアス用の抵抗値を変化させるので、増幅器のバイアス電流の変化を抑制する効果を有する。
実施の形態1に係る電流再利用型FET増幅器全体の回路構成。 実施の形態1に係る電流再利用型FET増幅器の制御回路21の構成。 実施の形態1に係る電流再利用型FET増幅器の制御回路11の構成。 実施の形態1に係る制御回路21のシミュレーション結果。 実施の形態1に係る制御回路11のシミュレーション結果。 実施の形態1に係る電流再利用型FET増幅器のIdssの変化に対するドレイン電流のシミュレーション結果。 実施の形態2に係る電流再利用型FET増幅器全体の回路構成。 実施の形態2に係る電流再利用型FET増幅器のIdssの変化に対するドレイン電流のシミュレーション結果。 実施の形態3に係る電流再利用型FET増幅器全体の回路構成。 実施の形態3に係る電流再利用型FET増幅器のIdssの変化に対するドレイン電流のシミュレーション結果。 実施の形態4に係る電流再利用型FET増幅器全体の回路構成。 実施の形態5に係る電流再利用型FET増幅器全体の回路構成。 比較のための電流再利用型FET増幅器の増幅部の回路構成。 比較のための電流再利用型FET増幅器の増幅部のDC的な回路構成。 比較のための電流再利用型FET増幅器のIdssの変化に対するドレイン電流のシミュレーション結果。
本発明の実施の形態に係る電流再利用型FET増幅器について図面を参照して説明する。既に述べた図面も含めて、同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。以下に、GaAs系デプレッションモードFET(高電子移動度トランジスタのHEMTを含む)を例に説明する
[実施の形態1]
(構成の説明)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電流再利用型FET増幅器の増幅部の回路構成である。図14と同様に主にDC的に寄与する素子だけを図示している。図2及び図3は制御回路11及び21の回路構成である。図1で、D1、G1、S1は各々FET F1のドレイン、ゲート、ソースを、D2、G2、S2は各々FET F2のドレイン、ゲート、ソースを表す。ノード電圧Vgfr1、Vgfr2は制御回路11及び21の出力端子Vout1、Vout2と同電位である。図1〜図3において、制御回路21はFETのIdssの変化に応じて出力電圧Vout2(=Vgfr2)を出力し、制御回路11は、その出力電圧Vout2をレベルシフトして、出力電圧Vout1(=Vgfr1)として出力している。
図1で、FET F1はソース抵抗負荷R1を持ち、ドレインD1はFET F2のゲートG2に接続されている。FET F2はソース抵抗負荷R2を持ち、FET F1及びF2は共に抵抗R1及びR2による自己バイアスで電流Iddが決まる。このIddはFET F1及びF2を共通に流れるので、電流再利用回路を構成している。入力端子INから入力されたRF信号はFET F1で増幅され、さらにFET F2で増幅され、FET F2のドレインD2を介して出力端子OUTより出力されるので、電流再利用型FET増幅器を構成していることが分かる。FET F1のゲートG1は、制御回路11の出力電圧Vout1と接続されている。
図2の制御回路21において、FET Fa1は、ゲートが接地され、抵抗Ra1のソース負荷、抵抗Ra2のドレイン負荷を有する。FET Fa2は、ゲートがFET Fa1のソースと接続され、ダイオードDioa1のソース負荷、抵抗Ra3のドレイン負荷を有する。出力端子Vout2はFET Fa2のドレインから取り出される。またドレイン負荷抵抗Ra2、Ra3は電源電圧Vddに接続されている。Da1、Sa1は各々FET Fa1のドレイン、ソース電位、Sa2はFET F2のソース電位を表す。尚、抵抗R2は電源電圧が低く、FETの耐圧を超えない場合は、省略可能である。
図3の制御回路11において、出力端子Vout1は、電源電圧Vdd端子から接地の方向を見た際、2つのダイオードDiob1、Diob2を経由した後、抵抗Rb1とRb2を用いて分圧することにより取り出される。尚、FETはGaAs系FETを、図2及び図3のダイオードはFETと同じ工程で作製可能なGaAs系ショットキー接合ダイオードを想定しているが、pn整合ダイオードでも同等の動作が期待できる。
(動作の説明)
図1のドレイン電流Iddの変化を、プロセスばらつきによるFETの飽和電流Idssの変化に対してできるだけ抑制するには、Idssが所定の値よりも高くなった時にはFETのゲートG1の電圧を低下させ、逆にIdssが所定の値よりも低くなった時にはゲートG1の電圧を増加させればよい。
制御回路21のFET Fa2のソース電位Sa2の変化は、ソース負荷のダイオードDioa1によりFa2のソース電流変化に対して小さく抑制される。ここで、FET Fa2の閾値電圧に応じて、ダイオードDioa1の直列接続段数を複数個にしてもよい。
一方、FET Fa1のソース負荷は抵抗Ra1のため、Idssの増加と共にソース電位Sa1も増加する。そのため、FET Fa2のゲート・ソース間電圧(Sa1−Sa2)はIdssの増加と共に増加し、Fa2のドレイン電流も増加する。その結果、出力電圧Vout2はドレイン負荷抵抗Ra3の電圧降下の増大により減少する。図4は、制御回路21におけるIdssの変化に対する出力電圧Vout2、ソース電位Sa1、Sa2のシミュレーション結果である。図より、前述の電圧変化の様子を確認できる。
制御回路11の出力電圧Vout1は、ダイオードDiob1、Diob2を介して抵抗分圧された出力なので、Idssが高くなった際に電源電圧Vddを低下させれば、出力電圧Vout1も低下させることができる。図5は、電源電圧Vddの変化に対する出力電圧Vout1のシミュレーション結果である。Vddの低下と共にVout1が低下している。前述したレベルシフトの役割を果たしていることが分かる。
このように出力電圧Vout2はIdssの増加と共に低下し、Vout2を電源に利用した制御回路11の出力電圧Vout1もIdssの増加と共に低下するので、Vout1をFET F1のゲートG1に印加することで、電流Iddの変化を抑制できる。図6は、FETのIdssの変化に対する図1のドレイン電流Iddの変化をシミュレーションした結果である。特性201が実施の形態1に対応するドレイン電流、特性101が図14に対応するドレイン電流の比較例である。図より、基準となるIdssに対して30%の減少から40%の増加の範囲で、ドレイン電流Iddの変化をより抑制できることが分かる。
尚、制御回路11及び21を増幅部に付加することによる消費電流の増加を伴う。実施の形態1のシミュレーションでは、増加分は増幅部の消費電流の約1/6程度である。車載レーダ用電力増幅部には、図1の増幅部を3〜6段程度搭載する場合が多いのに対して制御回路部は共用できるので、消費電流の増加への影響は実用上小さい。
このように、電流再利用型FET増幅器の制御回路では、ソース抵抗負荷Ra1を有するゲート接地FET Fa1のソース電位Sa1が、Idssの増減に応じて増減することを利用し、そのソース電位Sa1をダイオードソース負荷と抵抗ドレイン負荷を有するFET Fa2のゲートG2に印加することで、ドレインD2からIdssの増減に対して逆特性の出力電圧Vout2を取り出すことができる。この出力電圧Vout2を適宜レベルシフトして、初段増幅部のFET F1のゲートG1に印加することで、Idssに対する電流Iddの変化を容易抑制できる点が、本実施例の特徴である。また負電源を利用することなく、正の単一電源で実現できるという特徴がある。
(実施の形態1の効果)
以上述べたように、実施の形態1に係る電流再利用型FET増幅器は、デプレションモードのFETのIdssのプロセス変動に対して、ドレイン電流の変化を抑制できる効果を有するだけでなく、正の単一電源動作で実現可能という効果も有する。
[実施の形態2]
(構成の説明)
図7は、本発明の実施の形態2に係る電流再利用型FET増幅器の例で、実施の形態1の変形例である。実施の形態1の図1との違いは、FET F2のソース抵抗負荷R2をFET FR2に置き換え、制御回路21の出力電圧Vout2を、抵抗Rfgr2を介してFET FR2のゲートに印加していることである。ここで、FET FR2のドレインはFET F2のソースS2にFR2のソースはFET F2のゲートG2(=D1)に接続され、FET FR2は可変抵抗の役割を果たしている。
(動作の説明)
可変抵抗として作用するFET FR2のゲート電圧は、制御回路21の出力電圧Vout2により制御される。例えば、出力電圧Vout2はIdssが増加した時低くなる。この時、FET FR2のゲート・ソース間電圧は低下するため、FET FR2のON抵抗は増加する。ON抵抗の増加は、FET F2の自己バイアス電圧を負に増大するので、その結果電流Iddの増加は抑制される。尚、実施の形態1と同様にFET F1のゲートG1が制御回路11の出力電圧Vout1で制御されているので、この経路の制御によっても電流Iddの変化は抑制される。
図8に、図7の回路におけるIdssの変化に対するドレイン電流Iddの変化のシミュレーション結果を示す。図より、Idssの変化40%減少から40%の増加の範囲に亘って、ドレイン電流Idd(201)の変化を比較例101(図14の特性)に比べて抑制できることが分かる。
(効果の説明)
抵抗R2が可変抵抗FET FR2に置換されているので、実施の形態1に比べて抵抗値のプロセスばらつきによる電流Iddへの影響を抑制できる。また、Idssのプロセスばらつき対する電流Iddの抑制効果及び正の単一電源動作で実現可能である効果は実施の形態1と同様に得られる。
[実施の形態3]
(構成の説明)
実施の形態2の効果で述べたように、図1に示す電流再利用型FET増幅器の電流Iddの変化はFETのIdssのプロセス変化だけでなく、抵抗のプロセスばらつきにも影響される。特に今回課題にしている自己バイアス電圧が小さい場合(例えば−0.05V〜−0.15V)、抵抗値自身も小さいため、電流Iddへの影響が大きい。抵抗値のプロセスばらつきの影響を抑制するには、低抵抗となる図1の抵抗R1及びR2の削減が効果的である。図9に示す実施の形態3に係る電流再利用型FET増幅器の回路構成は、この目的を達成するための形態である。
図9と図1の違いは、次の通りである。抵抗R1とR2が各々可変抵抗の役割を担うFET FR1及びFR2に置き換えられていること、FET F1のゲートG1が抵抗R3を介してDC的に接地されていること、FET FR1のゲートは抵抗Rgfr1を介して制御回路11の出力電圧Vout1で制御されること、FET FR2のゲートは抵抗Rgfr2を介して制御回路21の出力電圧Vout2で制御されていることである。尚、図9に示すように、FET FR1のドレインはFET F1のソースS1に接続され、FR1のソースは接地されている。またFET FR2のドレインはFET F2のソースS2に、ソースはFET F2のゲートG2(=D1)に接続されている。
(動作の説明)
実施の形態2で述べたように、Idssのプロセスばらつきによる電流Iddの変化を抑制するには、可変抵抗として動作するFET FR1及びFR2のゲート電圧をIdssが増加した時に低下させ、Idssが減少した時に増加させればよい。実施の形態1で述べた制御回路21は、Idssの増減に対応して、出力電圧Vout2を低下あるいは増加させるので、FET FR1及びFR2のゲート電圧制御に利用できる。またFR1及びFR2のゲート電圧のレベル差は、制御回路11のレベルシフト機能を利用すれば解消できる。
図10は、FETのIdssの変化に対する図9の電流Iddの変化をシミュレーションした結果である。特性201が実施の形態3に対応するドレイン電流、特性101が図15に対応するドレイン電流の比較例である。図より、基準となるIdssに対して30%の減少から40%の増加の範囲で、ドレイン電流Iddの変化をより抑制できることが分かる。
(効果の説明)
抵抗R1及びR2が可変抵抗用FETに置換されているので、実施の形態1及び2に比べて抵抗値のプロセスばらつきによる電流Iddへの影響を原理的に抑制できる。また、Idssのプロセスばらつき対する電流Iddの抑制効果及び正の単一電源動作で実現可能である効果は、実施の形態1と同様に得られる。
[実施の形態4]
図11は、本発明の実施の形態4に係る電流再利用型FET増幅器の例で、実施の形態3の変形例である。実施の形態3の図9との違いは、FET F1のソース負荷がFET FR1から抵抗R1に変更され、制御回路11及び抵抗Rfgr1が削減されていることである。
図10と同様のシミュレーションの結果、Idssの変化20%減少から20%増加の範囲では図10と同様の結果を得た(図示せず)。通常プロセスばらつきに伴うIdssの変化は前記範囲内に管理される場合が多いので、実用上適用可能な範囲にドレイン電流Iddの変化に抑える効果を有する。また前記の制御回路の削減及び抵抗R1への置換により、実施の形態3に比べて回路面積を縮小できる効果も有する。正の単一電源動作で実現可能である効果も実施の形態3の効果と同様に得られる。尚、抵抗R1の使用により、抵抗値のプロセスばらつきの影響は実施の形態3よりも受けやすくなる。
[実施の形態5]
図12は、本発明の実施の形態5に係る電流再利用型FET増幅器の例で、実施の形態3のもうひとつの変形例である。実施の形態3の図9との違いは、FET F2のソース負荷が可変抵抗の働きをするFET FR2から抵抗R2に変更され、抵抗Rgfr2が削減されていることである。
図10と同様のシミュレーションの結果、Idssの変化20%減少から20%増加の範囲では図10と同様の結果を得た(図示せず)。実施の形態4で述べたように、通常プロセスばらつきに伴うIdssの変化は前記範囲内に管理される場合が多いので、実用上適用可能な範囲にドレイン電流Iddの変化に抑える効果を有する。また素子FET FR2の削減により、実施の形態3に比べて回路面積を縮小できる効果も有する。正の単一電源動作で実現可能である効果も実施の形態1の効果と同様に得られる。尚、実施の形態4と同様に抵抗R2の使用により、抵抗値のプロセスばらつきの影響は実施の形態3よりも受けやすくなる。
尚、以上述べた実施の形態はGaAs系デプレッションモードFET(高電子移動度トランジスタのHEMTを含む)を例に説明したが、n型チャネルのデプレッションモードFETであれば、InP系でもGaN系でもSi系でも同様の効果が得られることを付記しておく。
C1〜C6:容量
L1〜L4:インダクタンス性を呈する伝送線路
F1、F2:デプレッションモードのGaAs系FET
Fa1、Fa2:制御回路を構成するデプレッションモードのGaAs系FET
Dioa1、Diob1、Diob2:GaAs系ショットキー接合ダイオード
R1〜R3、Ra1〜Ra3、Rb1、Rb2、Rfgr1、Rfgr2:抵抗
FR1、FR2:可変抵抗の働きをするデプレッションモードのGaAs系FET
D1:FET F1のドレイン電位
G1:FET F1のゲート電位
S1:FET F1のソース電位
D2:FET F2のドレイン電位
G2:FET F2のゲート電位隔
S2:FET F2のソース電位
Da1:FET Fa1のドレイン電位
Sa1:FET Fa1のソース電位
Sa2:FET Fa2のソース電位
Vdd:電源端子
IN:RF入力端子
OUT:RF出力端子
Vgfr1:出力端子Vout1のノード電圧
Vgfr2:出力端子Vout2のノード電圧
Vout1:制御回路11の出力電圧
Vout2:制御回路21の出力電圧
11、21:制御回路
101:比較例の特性
201:本発明の特性

Claims (7)

  1. RF信号が入力される第1のゲートと、第1のソースと、第1のドレインを有する第1の電界効果トランジスタと、
    前記第1のソースと接地用端子の間に接続された第1の抵抗と、
    第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のゲートと、及び電源用端子に接続され前記RF信号を出力する第2のドレインとを有する第2の電界効果トランジスタと、
    前記第2のソースと前記第2のゲートとの間に接続された第2の抵抗と、
    第3のソース、前記電源用端子に接続された第3のドレイン、及び前記接地用端子に接続された第3ゲートとを有する第3の電界効果トランジスタと、
    第4のソースと、第4のドレインと、及び前記第3のソースに接続された第4ゲートとを有する第4の電界効果トランジスタと、
    前記第4のソースと前記接地用端子との間に直列に接続された1個あるいは複数個のダイオードと、
    前記電源用端子と前記第4のドレインとの間に接続された第3の抵抗と、
    前記電源用端子と前記第3のドレインとの間に接続された第4の抵抗と、
    前記第3のソースと接地用端子との間に接続された第5の抵抗と、
    前記第4のドレインの出力電圧をダイオードを介して抵抗分圧して前記第1のゲートに印加する制御回路と、
    を備え、
    前記第1乃至第4の電界効果トランジスタがデプレッションモードであることを特徴とする電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器。
  2. 前記第2の抵抗の代わりに、第5のゲートと、前記第2のソースに接続された第5のドレインと、前記第2のゲートに接続された第5のソースを有するデプレションモードの第5の電界効果トランジスタとを備え、
    前記第5のゲートが前記第4のドレインと接続されていること、を特徴とする請求項1に記載の電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器。
  3. 前記第1乃至第4の電界効果トランジスタがGaAs系あるいはInP系あるいはGaN系のいずれかの化合物半導体電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1または2に記載の電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器。
  4. RF信号が入力される第1のゲートと、第1のソースと、第1のドレインを有する第1の電界効果トランジスタと、
    第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のゲートと、電源用端子に接続され、前記RF信号を出力する第2のドレインとを有する第2の電界効果トランジスタと、
    第3のソースと、前記電源用端子に接続された第3のドレインと接地用端子に接続された第3ゲートとを有する第3の電界効果トランジスタと、
    第4のソースと、第4のドレインと、及び前記第3のソースに接続された第4ゲートとを有する第4の電界効果トランジスタと、
    前記第4のソースと前記接地用端子との間に直列に接続された1個あるいは複数個の第1ダイオードと、
    前記第1のゲートと前記接地用端子との間に接続された第1の抵抗と
    前記電源用端子と前記第3のドレインとの間に接続された第2の抵抗と、
    第5のゲートと、前記第1のソースに接続された第5のドレインと、前記接地用端子に接続された第5のソースとを有する第5の電界効果トランジスタと、
    第6のゲートと、前記第2のソースに接続された第6のドレインと、前記第2のゲートに接続された第6のソースとを有する第6の電界効果トランジスタと、
    前記電源用端子と前記第3のドレインとの間に接続された第3の抵抗と、
    前記第3のソースと接地用端子との間に接続された第4の抵抗と、
    前記第4のドレインの出力電圧を第2ダイオードを介して抵抗分圧して出力する制御回路と、
    前記制御回路の出力と前記第5のゲートとの間に接続された第5の抵抗と、
    前記第4のドレインと前記第6のゲートとの間に接続された第6の抵抗と、
    を備え、
    前記第1乃至第6の電界効果トランジスタがデプレッションモードであることを特徴とする電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器。
  5. 前記第1乃至第6の電界効果トランジスタがGaAs系あるいはInP系あるいはGaN系のいずれかの化合物半導体電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項4に記載の電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器。
  6. 前記第5の電界効果トランジスタと前記制御回路の代わりに、前記第1のソースと前記接地用端子の間に第7の抵抗を備え、前記第5の電界効果トランジスタと前記第5の抵抗と前記第1ダイオードとを省いたこと、を特徴とする請求項4または5に記載の電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器。
  7. 前記第6の電界効果トランジスタの代わりに、前記第2のソースと前記第2のゲートの間に第7の抵抗を備え、前記第6の電界効果トランジスタと前記第6の抵抗とを省いたこと、を特徴とする請求項4または5に記載の電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器。
JP2016065718A 2016-03-29 2016-03-29 電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器 Active JP6620640B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016065718A JP6620640B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器
US15/361,173 US10116273B2 (en) 2016-03-29 2016-11-25 Current reuse field effect transistor amplifier
DE102017200782.6A DE102017200782B4 (de) 2016-03-29 2017-01-19 Stromwiederverwendungs-Feldeffekttransistor-Verstärker
KR1020170036705A KR101882610B1 (ko) 2016-03-29 2017-03-23 전류 재이용형 전계 효과 트랜지스터 증폭기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016065718A JP6620640B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017183895A JP2017183895A (ja) 2017-10-05
JP6620640B2 true JP6620640B2 (ja) 2019-12-18

Family

ID=59886125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016065718A Active JP6620640B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10116273B2 (ja)
JP (1) JP6620640B2 (ja)
KR (1) KR101882610B1 (ja)
DE (1) DE102017200782B4 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9602056B2 (en) * 2014-09-19 2017-03-21 Skyworks Solutions, Inc. Amplifier with base current reuse
US11012036B2 (en) * 2017-03-28 2021-05-18 Mitsubishi Electric Corporation Current reuse type field effect transistor amplifier
US20190187733A1 (en) * 2017-12-14 2019-06-20 Northrop Grumman Systems Corporation HIGH-VOLTAGE, HIGH-SPEED GaN DRIVER CIRCUIT
CN114978051B (zh) * 2022-07-15 2022-10-28 北京信芯科技有限公司 一种基于增强型晶体管的电流复用低噪声放大器

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6419794A (en) 1987-07-15 1989-01-23 Furukawa Electric Co Ltd Method of soldering electronic component
US4840460A (en) 1987-11-13 1989-06-20 Honeywell Inc. Apparatus and method for providing a gray scale capability in a liquid crystal display unit
JP2003332864A (ja) * 2002-05-17 2003-11-21 Mitsubishi Electric Corp 多段増幅回路
JP5655526B2 (ja) * 2010-11-29 2015-01-21 住友電気工業株式会社 電子回路
JP6137590B2 (ja) * 2012-06-29 2017-05-31 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 電子回路
JP2016181884A (ja) * 2015-03-25 2016-10-13 住友電気工業株式会社 電子回路
US11012036B2 (en) * 2017-03-28 2021-05-18 Mitsubishi Electric Corporation Current reuse type field effect transistor amplifier

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170113200A (ko) 2017-10-12
US20170288620A1 (en) 2017-10-05
DE102017200782B4 (de) 2021-11-11
DE102017200782A1 (de) 2017-10-05
US10116273B2 (en) 2018-10-30
KR101882610B1 (ko) 2018-08-24
JP2017183895A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6689450B2 (ja) 電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器
US7221190B2 (en) Differential comparator with extended common mode voltage range
JP6620640B2 (ja) 電流再利用型電界効果トランジスタ増幅器
US7733182B2 (en) Hybrid class AB super follower
US20120062321A1 (en) Power amplifier
US20200177135A1 (en) Cascode amplifier circuit
US9876477B2 (en) Operational amplifier circuit
JP2009065304A (ja) 高周波スイッチ装置
US8143947B2 (en) Semiconductor differential amplifier
US20080122536A1 (en) Three-stage amplifier
US9837973B2 (en) High voltage input circuit for a differential amplifier
US9191005B2 (en) Level conversion circuit and level-conversion-function-equipped logic circuit
KR101094359B1 (ko) 초고주파 증폭기 및 그것을 위한 바이어스 회로
JP2009207030A (ja) 電力増幅回路および無線通信回路
US6542036B2 (en) Low current amplifier circuit with protection against static electricity
KR102113922B1 (ko) 미분 중첩 회로를 이용한 저잡음 증폭기
US10917084B2 (en) Output driving system with capacitance compensation
US20200220503A1 (en) Low noise amplifier and semiconductor device
US9093966B1 (en) ESD protection circuit for cascode amplifiers
US11923811B2 (en) High-frequency power amplifier
US6882178B2 (en) Input circuit
US20230208360A1 (en) Operational amplifier
JP2010109710A (ja) 利得可変型増幅器
US20200007086A1 (en) Power amplifier
US20060001453A1 (en) Method to implement hysteresis in a MOSFET differential pair input stage

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180710

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20181109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6620640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250